JP2006271644A - 洗浄用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 洗浄対象の凹凸曲面や狭い隙間も確実に洗浄できる使い勝手の良い洗浄用具を提供する。
【解決手段】 弾力性のある板状部材2の周縁より中心部に向けて複数の切り溝4を設けて構成される。切り溝4を設けることにより、板状部材2の先端が折れ曲がり易くなり、洗浄対象面(特に、凹凸曲面)との接触面積が増大し、洗浄効果が向上する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、洗浄用具に関し、特に、曲面や狭い隙間の洗浄に使用して好適な洗浄用具に関するものである。
従来、便器等の清掃具(トイレブラシ)として、図9(a)〜(c)に示すような、長柄20の先端にスポンジ(図9(a))や束子(図9(b))やブラシ(図9(c))等から成る洗浄用具1を固着したものが知られている。
しかしながら、図示のように、これらの洗浄用具1は厚みがあり、且つ、柔軟性に欠ける構造であるため、便器内の扁平部に付着した汚れを掻き落とすには都合が良いが、洗浄面を便器内の複雑な凹曲面や凸曲面に沿わせたり、或いは、便器周縁部の内側等の狭い隙間に押し込んで洗浄するのは難しく、よって、上記構造の清掃具で便器内の付着した汚れを隅々まで確実に取り除くには多くの時間と労力を要し、極めて面倒な作業となっていた。
本発明は、上記問題に鑑み成されたもので、洗浄対象の凹凸曲面や狭い隙間も確実に洗浄できる使い勝手の良い洗浄用具を提供することを目的としている。
すなわち、請求項1に記載の本発明は、弾力性のある板状部材の周縁より複数の切り溝を設けて構成されることを特徴としている。
また、請求項2に記載の本発明は、弾力性のある板状部材の周縁より中心部に向けて複数の切り溝を設けて構成されることを特徴としている。
また、請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2の何れかに記載の洗浄用具において、前記切り溝の閉塞端部に円状の抜き部を形成したことを特徴としている。
また、請求項4に記載の本発明は、請求項1から請求項3までの何れかに記載の洗浄用具において、前記板状部材が発泡プラスチック材で成り、且つ、洗浄面に粉末状研磨材による研掃部を形成したことを特徴としている。
また、請求項5に記載の本発明は、請求項1から請求項3までの何れかに記載の洗浄用具において、前記板状部材が不織布で成ることを特徴としている。
また、請求項6に記載の本発明は、請求項1から請求項5までの何れかに記載の洗浄用具において、前記板状部材が円盤状であることを特徴としている。
また、請求項7に記載の本発明は、請求項1から請求項6までの何れかに記載の洗浄用具において、柄部が着脱自在、且つ、揺動自在に装着可能なアダプターを備えることを特徴としている。
また、請求項8に記載の本発明は、請求項7に記載の洗浄用具において、前記アダプターは、底部のベースを前記板状部材内に埋没させた状態で当該板状部材に固定されていることを特徴としている。
本発明によれば、弾力性のある板状部材に切り溝を設けたので、先端が折れ曲がり易くなり、洗浄対象の凹曲面や凸曲面に押し付けた時に洗浄面がこれら曲面に沿うように変形すると共に、板状であるから、洗浄対象の狭い隙間にも簡単に押し込むことができ、よって、洗浄対象の隅々まで確実に洗浄することができる。
特に、発泡ウレタンの表面に粉末研磨材による研掃部を形成したものは研掃能力に優れており、上記した先端の折れ曲がり効果と、この優れた研掃能力により落ち難い頑固な汚れも簡単、且つ、確実に除去することができる。
以下、図面に基づいて本発明の洗浄用具の実施形態を説明する。
図1は本実施形態による洗浄用具の外観を示し、図2は洗浄用具の平面および断面を示し、図3は洗浄用具の分解・組立を示し、図4は清掃具の外観およびジョイント部分の構造を示し、図5は洗浄用具の変形状態を示し、図6は柄の揺動状態を示し、図7および図8は洗浄用具の使用態様を示す。
図1は本実施形態による洗浄用具の外観を示し、図2は洗浄用具の平面および断面を示し、図3は洗浄用具の分解・組立を示し、図4は清掃具の外観およびジョイント部分の構造を示し、図5は洗浄用具の変形状態を示し、図6は柄の揺動状態を示し、図7および図8は洗浄用具の使用態様を示す。
図1〜図3に示すように、本実施形態の洗浄用具1は、弾力性のある円盤状の板状部材2と、この板状部材2を柄部20に装着するためのアダプター3より構成される。
板状部材2は、その周縁部より中心部に向けて複数(4本)の切り溝4をほぼ等間隔に設けて円盤を大きく4つのブロックに分割すると共に、扇状の各ブロックの縁部中央にそれぞれ椀状凹部5を設けている。上記切り溝4は円盤の中心側より開口縁部に向けて徐々に拡幅させると共に、中心側の閉塞端部に円状の抜き加工4aを施している。
この抜き加工4aは、洗浄の際に切り溝4の閉塞端部に加わる引っ張り力や捻れ力を分散して板状部材2の破れを防止し、且つ、上記した椀状凹部5と共に後述するブロック毎の動きや変形を容易にしている。
この抜き加工4aは、洗浄の際に切り溝4の閉塞端部に加わる引っ張り力や捻れ力を分散して板状部材2の破れを防止し、且つ、上記した椀状凹部5と共に後述するブロック毎の動きや変形を容易にしている。
本実施形態の洗浄用具1では、弾力性に富み、且つ、耐摩耗性にも優れる発泡ウレタンを用いて形成した上下2枚の扁平な部材2a、2bを接着材にて相互に接着すると共に、部材2bの洗浄面(図中最下面)に紙ヤスリを層状にラミネートして研掃部8を形成した図1〜3に示す3層構造のもの、或いは、図示しないが、ポリエステル不織布のような弾性素材を用いて形成した部材2aと部材2bのみで成る2層構造のものを用いている。尚、部材2a、2bは何れも厚さ5mm程度である。
アダプター3は、柄部20側のジョイント部21(図4参照)が嵌着されるジョイント用の水平軸6と、この水平軸6を支持・固定するベース7とから成り、図2(b)に示すように、このベース7が板状部材2aと板状部材2bの間に挟まれる状態で接着材にて接着・固定されると共に、上面部材2aの中央部に設けた角状抜き部9より頭部の水平軸6を突出させた構造としている。このように、アダプター3のベース7を板状部材2内に埋没させた状態で接着することにより、ベース7と板状部材2との接着強度を向上し、使用時に剥離・脱落し難くしている。
上記構成の洗浄用具1を使用するには、図4(b)に示すように、プラスチック製の長柄20の一端部に設けた半割筒状のジョイント部21の凹面を、その弾性を利用してアダプター3の水平軸6に押圧・嵌合し、長柄20を洗浄用具1に装着することにより、図4(a)に示す清掃具40を組み立てる。長柄20はアダプター3を介して洗浄用具1に着脱自在であり、且つ、図6に示すように、水平軸6を支点にして揺動自在となる。
ここで、洗浄用具1は、弾力性のある板状部材2の周縁より中心部に向けて複数の切り溝4を設けることによりブロック状としてあるので、図5に示すように、押し当て動作に対して各ブロックが自在に動き易く、このため、先端が折れ曲がり易くなっており、よって、図7に示すように、便器30内の凹曲面や凸曲面に押し付けると、板状部材2がこれらの曲面31に沿うように自在に変形し、曲面31と洗浄用具1の洗浄面との接触面積が増大することによって、効率的な洗浄が行えるようになる。
加えて、板状部材2自体の厚さが薄いため、便器周縁部32の内側のような狭くて洗い難い箇所にも板状部材2の先端部分を容易、且つ、確実に押し込むことができ、且つ、図8(a)、図8(b)に示すように、洗浄箇所に応じて洗浄用具1に対する長柄20の角度を変えることにより、便器内の隅々まで確実に洗浄することができる。
加えて、板状部材2自体の厚さが薄いため、便器周縁部32の内側のような狭くて洗い難い箇所にも板状部材2の先端部分を容易、且つ、確実に押し込むことができ、且つ、図8(a)、図8(b)に示すように、洗浄箇所に応じて洗浄用具1に対する長柄20の角度を変えることにより、便器内の隅々まで確実に洗浄することができる。
また、本発明では、不織布による2層構造の洗浄用具1と、洗浄面に研掃部8を形成した発泡ウレタンによる3層構造の洗浄用具1が用意されているから、通常は手軽な不織布タイプを用いてこまめに洗浄し、汚れが激しい箇所は発泡ウレタンタイプを用いてしっかり洗浄することができる。特に、後者の発泡ウレタンの表面に研掃部8を形成したものは研掃能力に優れており、上記した先端の折れ曲がり効果と、この優れた研掃能力により、狭い隙間等の頑固な汚れも簡単、且つ、確実に除去することができる。また、上記の他、例えば、図9(a)〜(c)に示すような、スポンジ(図9(a))や束子(図9(b))や樹脂製ブラシ材(図9(c))等を用いることもできる。
尚、板状部材2の形状は、図示した円形(円盤状)に限るものではなく、楕円形、四角形、多角形等、任意の形状とすることができ、また、板状部材2の切り溝4についても、図示した形状や本数に限るものでないことは勿論である。
尚、板状部材2の形状は、図示した円形(円盤状)に限るものではなく、楕円形、四角形、多角形等、任意の形状とすることができ、また、板状部材2の切り溝4についても、図示した形状や本数に限るものでないことは勿論である。
以上、本実施形態では、便器30の洗浄について説明したが、本発明の洗浄用具1は、このような便器の洗浄の他、洗面台、流し台、風呂場等の洗浄に用いることにより、効率的に洗浄することができる。
1 洗浄用具
2 板状部材
3 アダプター
4 切り溝
4a 抜き部
7 ベース
8 研掃部
2 板状部材
3 アダプター
4 切り溝
4a 抜き部
7 ベース
8 研掃部
Claims (8)
- 弾力性のある板状部材の周縁より複数の切り溝を設けて構成されることを特徴とする洗浄用具。
- 弾力性のある板状部材の周縁より中心部に向けて複数の切り溝を設けて構成されることを特徴とする洗浄用具。
- 前記切り溝の閉塞端部に円状の抜き部を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の洗浄用具。
- 前記板状部材が発泡プラスチック材で成り、且つ、洗浄面に粉末状研磨材による研掃部を形成したことを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載の洗浄用具。
- 前記板状部材が不織布、または樹脂製ブラシ材で成ることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載の洗浄用具。
- 前記板状部材が円盤状であることを特徴とする請求項1から請求項5までの何れかに記載の洗浄用具。
- 柄部が着脱自在、且つ、揺動自在に装着可能なアダプターを備えることを特徴とする請求項1から請求項6までの何れかに記載の洗浄用具。
- 前記アダプターは、底部のベースを前記板状部材内に埋没させた状態で当該板状部材に固定されていることを特徴とする請求項7に記載の洗浄用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005094456A JP2006271644A (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 洗浄用具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005094456A JP2006271644A (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 洗浄用具 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2005094456A Pending JP2006271644A (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 洗浄用具 |
Country Status (1)
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008295955A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Kao Corp | 清掃具の継手構造 |
GB2453942A (en) * | 2007-10-22 | 2009-04-29 | Taxi Studio Ltd | Toilet cleaning device |
JP2012050871A (ja) * | 2011-11-11 | 2012-03-15 | Kao Corp | 清掃具の継手構造 |
JP2020089665A (ja) * | 2018-12-07 | 2020-06-11 | 東和産業株式会社 | 柄付き清掃具 |
EP4138623A4 (en) * | 2020-04-21 | 2024-07-24 | Bestview Invest Pty Ltd | TOILET BRUSH |
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2005
- 2005-03-29 JP JP2005094456A patent/JP2006271644A/ja active Pending
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GB2453942A (en) * | 2007-10-22 | 2009-04-29 | Taxi Studio Ltd | Toilet cleaning device |
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JP2020089665A (ja) * | 2018-12-07 | 2020-06-11 | 東和産業株式会社 | 柄付き清掃具 |
JP7219448B2 (ja) | 2018-12-07 | 2023-02-08 | 東和産業株式会社 | 柄付き清掃具 |
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