JP2006270773A - コンテンツ提示装置、プログラム及びコンテンツ提示方法 - Google Patents

コンテンツ提示装置、プログラム及びコンテンツ提示方法 Download PDF

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淑和 八代
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Abstract

【課題】放送コンテンツから蓄積型コンテンツへの切替え時に与え得る違和感を減少させる。
【解決手段】放送中の放送コンテンツを受信して提示する手段と、放送コンテンツの受信状態を検出する手段と(ステップ21)、記録媒体に蓄積されている蓄積型コンテンツを再生して提示する手段と、放送コンテンツを受信し、提示している間に、その受信状態が所定の状態に悪化したとき、提示対象を蓄積型コンテンツに切り替えるコンテンツ切替え手段とを備えたコンテンツ提示装置において、切替え先の蓄積型コンテンツを、受信中の放送コンテンツがテレビコンテンツであるか又はラジオコンテンツであるかに基づき(ステップ22)、前記蓄積されている蓄積型コンテンツのうちから選定するコンテンツ選定手段(ステップ22〜25)を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送中のコンテンツを受信し、提示している間に、受信状態が悪化したとき、提示対象を蓄積型コンテンツに切り替えるようにしたコンテンツ提示装置、プログラム及びコンテンツ提示方法に関する。
従来、車両等の移動体に搭載されるコンテンツ提示装置として、電波等の受信状態の悪化により、ラジオやテレビを受信し、正常にそのコンテンツを提示することが困難になったとき、コンテンツの提示に使用する情報ソース機器を、ラジオやCDプレーヤ等の他の情報ソース機器に切り替えるようにしたものが知られている(特許文献1参照)。この装置においては、情報ソース機器を切り替えた後、切替え前の元のラジオやテレビの受信状態が回復した場合には、元のラジオやテレビの使用に復帰するようになっている。また、切替え先の情報ソース機器として、複数のものが存在する場合には、切替え先情報ソースの選択は、ユーザの指定や、ユーザが設定した優先順位に基づいて行われる。
また、別のコンテンツ提示装置として、受信状態の悪化に応じ、提示対象を放送コンテンツからCD等の他のコンテンツに切り替えるようにしたものが知られている(特許文献2参照)。この装置においては、コンテンツの切替えに際してユーザが違和感を抱かないように、各コンテンツの属性やバッファへの蓄積具合、受信履歴や再生頻度等に基づいて切替え先のコンテンツを選択するようにしている。
図3はこのコンテンツ提示装置の一態様を示すブロック図である。この態様においては放送コンテンツの属性に基づいて切替え先コンテンツの選択を行うようにしている。すなわち、受信部31により音楽コンテンツを受信し、このコンテンツを再生部32において再生し、再生信号に基づく出力をスピーカ33により行う。この間、受信中の音楽コンテンツの属性を属性判定部34において判定し、記録部35において記録されている音楽コンテンツのうちから、受信中の音楽コンテンツに属性が近いものを選択部36により選択するとともに、受信状態判定部37において、受信部31における受信状態を判定し、監視する。そして、受信状態が悪化したと判定した場合には、受信中の音楽コンテンツに代えて、選択した音楽コンテンツを記録部35から読み出して再生する。
ここで、選択部36における音楽コンテンツの選択に際して参照される受信中の音楽コンテンツの属性としては、音楽コンテンツに係る楽曲の、アーティスト、アーティストが属するジャンル、テンポやリズム、及び歌手の声の音域が例示されている。なお、受信して再生するコンテンツとしては、音楽に限らず、音声や動画等の経時的要素をもつコンテンツであればよいとされている。
特開2000−261731号公報 特開2003−208184号公報
しかしながら、上述の従来技術によれば、受信中の放送コンテンツがテレビのコンテンツであり、切替え先のコンテンツがCD等の音声のみのコンテンツである場合や、受信中の放送コンテンツがラジオのコンテンツであり、切替え先のコンテンツが画像のコンテンツである場合には、切替え時に依然としてユーザが違和感を感じてしまうという問題がある。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点に鑑み、コンテンツ提示装置において、放送コンテンツからCD等の蓄積型コンテンツへの切替え時に、違和感を与えるのを極力防止することにある。
上記目的を達成するため、第1の発明に係るコンテンツ提示装置は、放送中の放送コンテンツを受信して提示する手段と、放送コンテンツの受信状態を検出する手段と、記録媒体に蓄積されている蓄積型コンテンツを再生して提示する手段と、放送コンテンツを受信し、提示している間に、その受信状態が所定の状態に悪化したとき、提示対象を蓄積型コンテンツに切り替えるコンテンツ切替え手段とを備える。そして、コンテンツ切替え手段は、切替え先の蓄積型コンテンツを、受信中の放送コンテンツがテレビ放送によるテレビコンテンツであるか又はラジオ放送によるラジオコンテンツであるかに基づき、前記蓄積されている蓄積型コンテンツのうちから選定するコンテンツ選定手段を具備することを特徴とする。
ここで、コンテンツ提示装置としては、たとえば、カーナビゲーションシステムが該当する。蓄積型コンテンツとしては、たとえば、CDやDVDに記録されているコンテンツや、ハードディスクに蓄えられているコンテンツが該当する。受信状態の検出は、たとえば、受信電界強度や受信信号を復号する際のエラーレートに基づいて検出することができる。所定の状態としてはたとえば、受信電界強度が一定値以下になった場合やエラーレートが一定値以上になった場合が該当する。画像には静止画、動画、及び映像が含まれる。画像コンテンツとしてはたとえば、テレビ放送や、DVD−Video、MPEG−2ファイル、MPEG−4ファイルによるコンテンツが該当する。音響コンテンツとしては、たとえば、ラジオ放送や、CD−DA、MP3ファイルによるコンテンツが該当する。
この構成においてコンテンツ提示装置は、放送コンテンツを受信し、提示している間、受信状態検出手段により受信状態を監視する。受信状態検出手段が、受信状態が所定の状態に悪化したことを検出すると、コンテンツ切替え手段により、提示対象を放送コンテンツから蓄積型コンテンツに切り替える。その際、切替え先の蓄積型コンテンツを、コンテンツ選定手段により、蓄積されている蓄積型コンテンツのうちから選定する。選定は受信中の放送コンテンツがテレビコンテンツであるか又はラジオコンテンツであるかに基づいて行われる。したがってコンテンツ提示装置は、切替え先の蓄積型コンテンツとして、受信中の放送コンテンツがテレビコンテンツである場合には画像コンテンツを選定したり、又は、受信中の放送コンテンツがラジオコンテンツである場合には蓄積型の音響コンテンツを選定したりすることにより、蓄積型コンテンツへの切替え時に与える恐れがある違和感を極力抑制することができる。
第2の発明に係るコンテンツ提示装置は、第1発明において、コンテンツ選定手段は、受信中の放送コンテンツがテレビコンテンツである場合でも、そのコンテンツの画像が提示されていない場合には、そのコンテンツをラジオコンテンツであるとみなして、前記蓄積型コンテンツの選定を行うものであることを特徴とする。
第3の発明に係るコンテンツ提示装置は、第1又は第2発明において、コンテンツ選定手段は、切替え先の蓄積型コンテンツとして、受信中の放送コンテンツがテレビコンテンツである場合には画像コンテンツを選定し、又は、受信中の放送コンテンツがラジオコンテンツである場合には音響コンテンツを選定するものであることを特徴とする。
第4の発明に係るコンテンツ提示装置は、第1〜第3のいずれかの発明において、コンテンツ切替え手段は、蓄積型コンテンツへの切替えを行った後、その蓄積型コンテンツの再生が終了するとき、切替え前の放送コンテンツの受信状態が所定の良好な状態に復帰していれば、提示対象を、その放送コンテンツに切り替えるものであることを特徴とする。
第5の発明に係るコンテンツ提示装置は、第1〜第4のいずれかの発明において、コンテンツ切替え手段は、テレビコンテンツが提示されているときに、提示対象を蓄積型の画像コンテンツに切り替えるとき、提示中のテレビコンテンツについて画像が提示されていない場合には、切替え後においても、その画像が提示されていない状態を維持し、又は切替え後においては該蓄積型の画像コンテンツの音声のみを提示するものであることを特徴とする。
第6の発明に係るプログラムは、コンピュータを、前記第1〜第5のいずれかの発明に係るコンテンツ提示装置におけるコンテンツ切替え手段として機能させることを特徴とする。
第7の発明に係るコンテンツ提示方法は、放送中の放送コンテンツを受信して提示する工程と、放送コンテンツの受信状態を検出する工程と、記録媒体に蓄積されている蓄積型コンテンツを再生して提示する工程と、放送コンテンツを受信し、提示している間に、その受信状態が所定の状態に悪化したとき、提示対象を選定された前記蓄積型コンテンツに切り替えるコンテンツ切替え工程とを備えたコンテンツ提示方法に関する。そして、前記コンテンツ切替え工程は、切替え先の蓄積型コンテンツを、受信中の放送コンテンツがテレビコンテンツであるか又はラジオコンテンツであるかに基づき、前記蓄積されている蓄積型コンテンツのうちから選定するコンテンツ選定工程を具備することを特徴とする。
本発明によれば、放送型コンテンツから蓄積型コンテンツへの切替え時に与える恐れがある違和感を極力抑制することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る車載用のコンテンツ提示装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この装置は、筐体A、筐体B、及び筐体B上で筐体Aを支持し、駆動させる駆動機構Cを備える。筐体Aには、液晶パネルで構成された表示器1が設けられている。表示器1は、ユーザに対してコンテンツを提示するために用いられる。
筐体Bには、表示器1を駆動するグラフィック・アクセラレータ2、テレビ放送を選択的に受信して映像信号及び音声信号に復調し、得られる画像信号をグラフィック・アクセラレータ2に出力するTVチューナ3、FM及びAM放送を選択的に受信して音声信号に復調し、該音声信号をTVチューナ3に出力するFM/AMチューナ4、各部間のインタフェースとして機能するインタフェース・ロジック5、各部からのデータに関する処理を行う中央演算処理装置(以下、「CPU」という。)6、CPU6がデータ処理を行う際に使用するメモリ7、及び、CPU6が処理を行う際の制御手順が記憶されている書換え可能な不揮発性のプログラム・メモリ8が設けられている。
筐体Bにはまた、ATA/ATAPIインタフェース機器へ接続するための接続ロジックとして機能するATA/ATAPIインタフェース9、ATAインタフェースを有し、ATA/ATAPIインタフェース9に接続された書換え可能な不揮発性のデータ記憶装置10、ATA/ATAPIインタフェース9に接続されたAVメディア再生装置11、各部を接続するバス12、ユーザによる操作入力の内容をインタフェース・ロジック5に伝える操作キー14、並びに、バス12からのオーディオ・データをアナログ音声信号に変換し、TVチューナ3に出力するDAコンバータ(以下、「DAC」という。)15が設けられている。バス12はグラフィック・アクセラレータ2、インタフェース・ロジック5、CPU6、メモリ7、プログラム・メモリ8、ATA/ATAPIインタフェース9、及びDAC15を相互に接続している。
TVチューナ3は、受信するテレビ放送の受信状態を示す受信電界強度信号(Sメータ信号)情報及び復号情報のエラーレートをインタフェース・ロジック5に出力する。TVチューナ3はまた、インタフェース・ロジック5の指示に従い、テレビ放送の復調音声信号、並びにFM/AMチューナ4及びDAC15からの音声信号のうちのいずれかを選択し、スピーカを介して出力する。
FM/AMチューナ4はFM/AM放送の受信状況を示す受信電界強度信号(Sメータ信号)情報をインタフェース・ロジック5に出力する。インタフェース・ロジック5は、バス12からの信号に基づき、TVチューナ3及びFM/AMチューナ4への制御信号を生成する。インタフェース・ロジック5はまた、操作キー14によるユーザからの指示をバス12に出力する。
データ記憶装置10には、AVメディア再生装置11において再生する各AVコンテンツを特定するための情報を有するデータベースと、各AVコンテンツに係るジャンル、アーティスト、楽曲名、収納されているアルバム名、リリース年月日、作者等の属性情報(メタデータ)のデータベースと、ユーザが各AVコンテンツを何時に、何回視聴したという履歴情報とが蓄積されている。
AVメディア再生装置11はATAPIインタフェースを有する光ディスク、メモリカード、リムーバブル・ハードディスクドライブ等に記録された蓄積型のAVコンテンツを再生するものである。駆動機構Cはインタフェース・ロジック5によって制御され、表示器1が設けられた筐体Aを、所定の収納位置及び設置位置間で移動させる。
この構成において、ユーザがテレビ放送を受信し、視聴している間、CPU6はバス12及びインタフェース・ロジック5を介してTVチューナ3から提供される受信電界強度信号(Sメータ信号)情報及び復号情報のエラーレートをモニタリングしている。この間にコンテンツ提示装置が搭載されている車両の移動により、TVチューナ3が受信するテレビ電波が弱くなり、復号情報のエラーレートが増加して、受信テレビ電波に基づく画像コンテンツの提示が困難な状況になったと判定すると、CPU6は提示対象をテレビ放送によるコンテンツから、AVメディア再生装置11に記憶されている画像コンテンツに切り替える。
この切替えは次のようにして行われる。すなわちCPU6はまず、切替え先の画像コンテンツとして適当なものを選定する。この選定は、データ記憶装置10のデータベース内に記録されている、AVメディア再生装置11に蓄積されている各コンテンツについての記録フォーマットの種類や再生データレート、コンテンツのジャンルや再生履歴等を参照し、再生可能な画像コンテンツを、AVメディア再生装置11に記録されているコンテンツのうちから選択することにより行われる。
次にCPU6は、AVメディア再生装置11から、ATA/ATAPIインタフェース9及びバス12を介し、選定した画像コンテンツの画像データの供給を受け、この画像データについて、プログラム・メモリ8に格納されたデコード・プログラムに従い、メモリ7を用いながらデコードする処理を開始する。これと同時にCPU6は、グラフィック・アクセラレータ2へ供給される信号を、TVチューナ3からの画像信号から、自身がデコードした画像データによる信号に切り替える。これに応じ、グラフィック・アクセラレータ2は、切り替えられた画像信号に基づく表示器1の駆動を開始する。これにより、提示対象は、その画像部分について、AVメディア再生装置11からの画像コンテンツに切り替えられ、提示が開始される。
選定した画像コンテンツの音声データ部分については、CPU6は同様にAVメディア再生装置11から提供を受け、プログラム・メモリ8に格納されたデコード・プログラムに従い、メモリ7を用いながらデコードし、DAC15に供給する処理を開始する。これに応じてDAC15は、供給される音声データをアナログ音声信号に変換してTVチューナ3に出力する処理を開始する。これと同時に、CPU6はバス12及びインタフェース・ロジック5を介してTVチューナ3に対し、提示対象とする音声信号をDAC15からの音声信号に切り替えるように指令する。これにより、提示対象の音声部分についても、AVメディア再生装置11からの画像コンテンツに切り替えられ、提示が開始される。
一方、ユーザがFM/AM放送を受信し、視聴している間、CPU6はバス12及びインタフェース・ロジック5を介してFM/AMチューナ4から提供される受信電界強度信号(Sメータ信号)情報をモニタリングする。この間に、コンテンツ提示装置が搭載されている車両の移動により受信中の放送電波が弱くなり、放送波に基づくコンテンツの提示が困難な状況になったと判定すると、CPU6は提示対象を放送波によるコンテンツから、AVメディア再生装置11に記憶されているオーディオ・コンテンツに切り替える。
この切替えは次のようにして行われる。すなわちCPU6はまず、切替え先のオーディオ・コンテンツとして適当なものを選定する。この選定は、データ記憶装置10のデータベース内に記録されている、AVメディア再生装置11に蓄積されている各コンテンツについての記録フォーマットの種類や再生データレート、コンテンツのジャンルや再生履歴等を参照し、再生可能なオーディオ・コンテンツを、AVメディア再生装置11に記録されているコンテンツのうちから選択することにより行われる。
次にCPU6は、AVメディア再生装置11から、ATA/ATAPIインタフェース9及びバス12を介し、選定したオーディオ・コンテンツの音声データの供給を受け、この音声データについて、プログラム・メモリ8に格納されたデコード・プログラムに従いメモリ7を用いながらデコードを行い、デコードした音声データをDAC15に提供する処理を開始する。DAC15は提供される音声データをアナログ音声信号に変換してTVチューナ3に出力する。これと同時にCPU6は、バス12及びインタフェース・ロジック5を介してTVチューナ3に対し、提示対象とする音声信号をDAC15からの音声信号に切り替えるように指令する。これにより、提示対象は、AVメディア再生装置11からのオーディオ・コンテンツに切り替えられ、提示が開始される。
他方、ユーザがテレビ放送を受信している場合であっても、表示器1がユーザに対してコンテンツを提示するための所定の位置に設置されておらず、駆動機構Cによって収納場所に格納されている場合や、表示器1が駆動機構Cによって前記所定位置に設置されていても、表示器1の表示をユーザが意図的にオフとして音声だけを聴いている場合には、CPU6は、上述の放送波の劣化に応じたコンテンツの切替えについては、FM/AM放送を受信している場合と同様に処理する。すなわちCPU6は、TVチューナ3から提供される受信電界強度信号(Sメータ信号)情報及び復号情報のエラーレートに基づき、受信テレビ電波が弱くなり、復号エラーレートが増加して音声の提示ができない状況になったと判定すると、上述のFM/AM放送が劣化した場合と同様に、AVメディア再生装置11中のオーディオ・コンテンツを選択し、その再生を開始する。
図2は以上の処理の流れを示すフローチャートである。この処理はテレビ放送又はFM/AM放送を受信している場合に行われる。すなわち、処理を開始すると、CPU6はまずステップ21において、受信信号の劣化の有無を監視する。つまり、受信電界強度信号(Sメータ信号)情報や復号情報のエラーレートに基づき、受信中のテレビ信号又はFM/AM放送信号が劣化したか否かの判定を繰り返す。受信信号の劣化が検出されると、ステップ22において、テレビ放送の受信中か否かを判定する。テレビ放送の受信中でない場合、すなわちFM/AM放送を受信している場合には、ステップ23において、提示対象を、FM/AM放送のコンテンツから、AVメディア再生装置のオーディオ・コンテンツへ切り替えて、図2の処理を終了する。
ステップ22においてテレビ放送の受信中であると判定した場合には、ステップ24において、テレビ放送の画像がユーザに対して提示されているか否かを判定する。表示器1が所定の位置に設置され、オン状態にあれば、テレビ放送の画像がユーザに対して提示されていると判定し、表示器1が駆動機構Cによって収納場所に格納されている場合や、表示器1がオフとされ、音声だけが出力されている場合には、テレビ放送の画像がユーザに対して提示されていないと判定する。画像が提示されていないと判定した場合には、ステップ23において再生対象を、AVメディア再生装置11のオーディオ・コンテンツへ切り替えて、図2の処理を終了する。画像が提示されていると判定した場合には、ステップ25において、再生対象をAVメディア再生装置11の画像コンテンツへ切り替えて、図2の処理を終了する。
本実施形態によれば、受信信号の劣化に基づく提示対象の切替に際し、切替え先の蓄積型コンテンツとして、テレビ放送のコンテンツを受信し提示している場合には、DVD等の画像コンテンツを選定し、ラジオ放送のコンテンツを受信している場合には、音楽又は音声のみのコンテンツを選定するといったように、受信中の放送コンテンツが画像を伴うか否かを考慮して、放送型コンテンツから蓄積型コンテンツへの切替えを行うようにしたため、これらを考慮しなかった従来の場合に比べ、コンテンツの切替え時に視聴者が感じ得る違和感を軽減することができる。
また、表示器1が意図的に消されていたり収納されていたりしているときには、切替え先を、音楽又は音声のみの音響コンテンツとすることにより、コンテンツ切替え時に視聴者が感じる違和感をさらに軽減させることができる。
なお、本発明は上述実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することができる。たとえば、上述においては、放送コンテンツから蓄積型コンテンツへの切替えを行う場合について述べたが、さらにこれに加え、前記蓄積型コンテンツへの切替えを行った後で、切替え前の放送コンテンツの受信を所定の良好な状態で行うことができるようになったとき、提示対象をその放送コンテンツに復帰させるようにしてもよい。たとえば、蓄積型コンテンツへの切替えを行った後、その蓄積型コンテンツの再生が終了するとき、切替え前の放送コンテンツの受信状態が所定の良好な状態に復帰しているか否かを判定し、復帰していれば、提示対象を、その放送コンテンツに切り替えるようにしてもよい。
また、上述においては特に言及しなかったが、テレビコンテンツの提示中に、提示対象を別の画像コンテンツに切り替えるとき、提示中のテレビコンテンツについて画像が提示されていない場合には、切替え後においても、その画像が提示されていない状態を維持したり、音声のみを提示したりするようにしてもよい。画像が提示されていない場合としては、たとえば、2DINサイズで固定されているモニタがオフとされていて画像が表示されていない場合や、インダッシュ型モニタが閉まっている場合が該当する。
本発明の一実施形態に係る車載用のコンテンツ提示装置の構成を示すブロック図である。 図1の装置における処理の流れを示すフローチャートである。 従来例に係るコンテンツ提示装置の一態様を示すブロック図である。
符号の説明
1:表示器、2:駆動機構、3:TVチューナ、4:FM/AMチューナ、5:インタフェース・ロジック、6:CPU、7:メモリ、8:プログラム・メモリ、9:ATA/ATAPIインタフェース、10:データ記憶装置、11:AVメディア再生装置、12:バス、14:操作キー、15:DAコンバータ、A:筐体、B:筐体、C:駆動機構。

Claims (7)

  1. 放送中の放送コンテンツを受信して提示する手段と、
    前記放送コンテンツの受信状態を検出する手段と、
    記録媒体に蓄積されている蓄積型コンテンツを再生して提示する手段と、
    前記放送コンテンツを受信し、提示している間に、その受信状態が所定の状態に悪化したとき、提示対象を前記蓄積型コンテンツに切り替えるコンテンツ切替え手段とを備えたコンテンツ提示装置において、
    前記コンテンツ切替え手段は、切替え先の蓄積型コンテンツを、受信中の放送コンテンツがテレビ放送によるテレビコンテンツであるか又はラジオ放送によるラジオコンテンツであるかに基づき、前記蓄積されている蓄積型コンテンツのうちから選定するコンテンツ選定手段を具備することを特徴とするコンテンツ提示装置。
  2. 前記コンテンツ選定手段は、受信中の放送コンテンツがテレビコンテンツである場合でも、そのコンテンツの画像が提示されていない場合には、そのコンテンツをラジオコンテンツであるとみなして、前記蓄積型コンテンツの選定を行うものであることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ提示装置。
  3. 前記コンテンツ選定手段は、切替え先の蓄積型コンテンツとして、受信中の放送コンテンツがテレビコンテンツである場合には画像コンテンツを選定し、又は、受信中の放送コンテンツがラジオコンテンツである場合には音響コンテンツを選定するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ提示装置。
  4. 前記コンテンツ切替え手段は、前記蓄積型コンテンツへの切替えを行った後、その蓄積型コンテンツの再生が終了するとき、切替え前の放送コンテンツの受信状態が所定の良好な状態に復帰していれば、提示対象を、その放送コンテンツに切り替えるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンテンツ提示装置。
  5. 前記コンテンツ切替え手段は、テレビコンテンツが提示されているときに、提示対象を蓄積型の画像コンテンツに切り替えるとき、提示中のテレビコンテンツについて画像が提示されていない場合には、切替え後においても、その画像が提示されていない状態を維持し、又は切替え後においては該蓄積型の画像コンテンツの音声のみを提示するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンテンツ提示装置。
  6. コンピュータを、請求項1〜4のいずれかのコンテンツ提示装置におけるコンテンツ切替え手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  7. 放送中の放送コンテンツを受信して提示する工程と、
    前記放送コンテンツの受信状態を検出する工程と、
    記録媒体に蓄積されている蓄積型コンテンツを再生して提示する工程と、
    前記放送コンテンツを受信し、提示している間に、その受信状態が所定の状態に悪化したとき、提示対象を前記蓄積型コンテンツに切り替えるコンテンツ切替え工程とを備えたコンテンツ提示方法において、
    前記コンテンツ切替え工程は、切替え先の蓄積型コンテンツを、受信中の放送コンテンツがテレビ放送によるテレビコンテンツであるか又はラジオ放送によるラジオコンテンツであるかに基づき、前記蓄積されている蓄積型コンテンツのうちから選定するコンテンツ選定工程を具備することを特徴とするコンテンツ提示方法。
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