JP2006270531A - 複合機システムおよび複合機システムの伝送路動作確認方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】スキャナ20とプリンタ30とを接続する伝送系に起因するエラーを検出することができる複合機システム10を提供する。
【解決手段】スキャナ20と、スキャナ20によって読み取られた画像データに基づいて印刷を行うプリンタ30とがデータ伝送ケーブル11を介して接続されている複合機システム10であって、予め定められた試験信号パターンを、データ伝送ケーブル11に出力するパターン発生器203と、データ伝送ケーブル11を介して受信した信号が、試験信号パターンと同一か否かを判定する判定部302とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】スキャナ20と、スキャナ20によって読み取られた画像データに基づいて印刷を行うプリンタ30とがデータ伝送ケーブル11を介して接続されている複合機システム10であって、予め定められた試験信号パターンを、データ伝送ケーブル11に出力するパターン発生器203と、データ伝送ケーブル11を介して受信した信号が、試験信号パターンと同一か否かを判定する判定部302とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像読取装置および印刷装置を有する複合機システムに関する。
特許文献1には、スキャナとして単体で動作可能な装置と、プリンタとして単体で動作可能な装置とをケーブルを介して接続し、プリンタ内に複写装置としての動作を制御する制御装置を組み込むことにより、複写装置として動作可能なシステムが記載されている。
また、従来、上記の特許文献1に記載されているシステムを含む複写装置において、予め定められた検査画像パターンが記録された用紙を複写装置に複写させ、複写元の用紙に記録された検査画像パターンと、複写物に記録された画像パターンとを、目視等によって比較することにより、スキャナとプリンタとを接続している伝送路が正常に動作しているか否かが判定されていた。
しかし、目視により複写元の用紙に記録された検査画像パターンと、複写物に記録された画像パターンとを比較する場合、画像パターン内の濃度が一様でない部分に発生した1画素のエラーを目視によって検出することは困難な場合がある。また、画像パターンを構成する画素データの下位ビットにエラーがある場合、画素のわずかな濃度のエラーを目視によって検出することは困難な場合がある。
また、複写元の用紙に記録された検査画像パターンと、複写物に記録された画像パターンと一致していない場合、当該相違が、スキャナ装置で発生したエラーに起因するものなのか、スキャナやプリンタとケーブルとの接触不良に起因するものなのか、プリンタ装置で発生したエラーに起因するものなのかを区別することができなかった。そのため、複写装置に発生した不具合の原因を特定するのに時間がかかり、複写装置の不具合を迅速に解消することができない場合があった。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、スキャナとプリンタとを接続する伝送路に起因するエラーを検出することができる複合機システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、画像読取装置と、画像読取装置によって読み取られた画像データに基づいて印刷を行う印刷装置とが伝送路を介して接続されている複合機システムであって、予め定められた試験信号パターンを、伝送路に出力するパターン出力手段と、伝送路を介して受信した信号が、試験信号パターンと同一か否かを判定する判定手段とを備えることを特徴とする。伝送路を介して受信した信号が試験信号パターンと異なるということは、伝送路の不具合に起因するエラーが発生していることを意味するので、伝送路の動作を確認することができる。
また、上記した複合機システムにおいて、パターン出力手段は、伝送路に複数の異なる試験信号パターンを出力し、判定手段は、伝送路を介して受信した複数の信号のそれぞれと、対応する試験信号パターンとが同一か否かを判定することが好ましい。これにより、様々なパターンの試験信号を送信することができ、エラーが発生するか否かをより正確に判定することができる。
また、上記した複合機システムにおいて、パターン出力手段は、画像読取装置側に設けられ、判定手段は、印刷装置側に設けられることが好ましい。これにより、スキャナからプリンタへデータを伝送するための高速な伝送路のエラーチェックを行うことができる。
また、上記した複合機システムにおいて、判定手段は、試験信号パターンを予め保持しており、伝送路を介して受信した信号と、当該予め保持している試験信号パターンとが一致するか否かを判定することにより、伝送路を介して受信した信号が、試験信号パターンと同一か否かを判定してもよい。これにより、試験信号パターンに含まれるいずれのビットにエラーが発生したのかを特定することができる。
また、上記した複合機システムにおいて、パターン出力手段は、伝送路に、試験信号パターンと共に、当該試験信号パターンのエラーチェック情報を出力し、判定手段は、伝送路を介して受信した信号に含まれるエラーチェック情報に基づいて、伝送路を介して受信した信号が、試験信号パターンと同一か否かを判定してもよい。これにより、CRCやチェックサム等を用いたエラーチェックによって、伝送路を介して受信した信号にエラーがあるか否かをより迅速に検出することができる。
また、上記した複合機システムにおいて、判定手段は、印刷装置に指示して、判定の結果を記録媒体に出力させるようにすることが好ましい。これにより、エラーの有無やエラーの詳細をユーザに分かりやすい形で提供することができる。
また、本発明の第2の態様は、画像読取装置と、画像読取装置によって読み取られた画像データに基づいて印刷を行う印刷装置とが伝送路を介して接続されている複合機システムの伝送路動作確認方法であって、複合機システムが、予め定められた試験信号パターンを、伝送路に出力するパターン出力ステップと、伝送路を介して受信した信号が、試験信号パターンと同一か否かを判定する判定ステップとを実行することを特徴とする。これにより、第1の態様と同様の効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る複合機システム10のハードウェア構成を示す。複合機システム10は、スキャナ20、プリンタ30、および操作パネル40を備える。本例において、スキャナ20、プリンタ30、および操作パネル40は、それぞれ別体として構成されており、互いにケーブル等によって接続されている。
スキャナ20は、紙等の記録媒体に記録された画像を光学センサによって読み取って画像データに変換し、変換した画像データを出力する。プリンタ30は、取得した画像データを紙等の記録媒体に記録する。
スキャナ20とプリンタ30とは、データ伝送ケーブル11を介して接続され、スキャナ20によって記録媒体から読み取られた比較的大量の画像データが高速にプリンタ30へ転送される。これにより、複合機システム10が複写装置として動作する場合に、プリンタ30は、スキャナ20が取得した画像データに基づいて、迅速に複写物を出力することができる。
また、スキャナ20とプリンタ30とは、コマンド伝送ケーブル12を介して接続され、コマンド等の比較的少量のデータを低速に送受信する。
操作パネル40は、表示部41および入力キー42を有する。操作パネル40は、コマンド伝送ケーブル13を介してプリンタ30と接続されており、入力キー42を介して複合機システム10のユーザから入力されたコマンド等を、コマンド伝送ケーブル13を介してプリンタ30へ送信する。
図2は、スキャナ20の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。スキャナ20は、CCD200、ADC201、画像処理部202、パターン出力部203、制御部204、コマンドインターフェイス205、パターン格納部206、およびデータインターフェイス210を備える。
CCD(Charge−Coupled Device)200は、スキャナ20内の図示しない光源が発生し、原稿が反射した光を画像信号として取得する。ADC(Analog to Digital Converter)201は、CCD200が取得したアナログ信号である画像信号を、ディジタル信号に変換する。
画像処理部202は、ディジタル信号に変換された画像信号に、シェーディング補正、入力マスキング補正、カラーバランス補正等の画像処理を施して、画像データを生成する。データインターフェイス210は、画像処理部202が処理した画像データを、データ伝送ケーブル11を介して高速にプリンタ30へ転送する。
コマンドインターフェイス205は、コマンド伝送ケーブル12を介してプリンタ30から受信したコマンドやデータ等をパターン出力部203または制御部204へ送ると共に、制御部204が生成したコマンドを、コマンド伝送ケーブル12を介してプリンタ30へ送信する。本例において、コマンドインターフェイス205のデータ転送速度は、データインターフェイス210のデータ転送速度よりも低い。
パターン格納部206は、予め定められた複数種類の試験信号パターンを格納している。パターン出力部203は、コマンドインターフェイス205を介してプリンタ30から受信したコマンドに応じて、パターン格納部206に格納されている試験信号パターンのいずれかを読み出し、読み出した試験信号パターンをデータインターフェイス210に出力する。このとき、パターン出力部203は、例えば、所定のビットパターンを試験開始信号として、この所定のビットパターンに続けて、試験信号パターンをデータインターフェイス210に出力する。そして、データインターフェイス210は、パターン出力部203から受け取った試験信号パターンを、データ伝送ケーブル11を介してプリンタ30へ送信する。
なお、パターン格納部206は、1種類の試験信号パターンを予め格納していてもよい。また、本例では、パターン出力部203は、データインターフェイス210に出力する試験信号パターンを、パターン格納部206から読み出すが、他の例として、パターン出力部203が試験信号パターンを生成してデータインターフェイス210に出力してもよい。
また、パターン出力部203は、パターン格納部206から読み出した試験信号パターンの伝送エラーを検出するためのエラーチェック情報を生成し、パターン格納部206から読み出した試験信号パターンと共に、生成したエラーチェック情報を、データインターフェイス210を介してプリンタ30へ送信してもよい。ここで、エラーチェック情報とは、試験信号パターンを構成するビットの値に対応したチェックサムやCRC(Cyclic Redundancy Check)符号等である。
制御部204は、スキャナ20全体を制御すると共に、スキャナ20の動作に応じて、コマンドやデータ等を生成し、生成したコマンドやデータ等を、コマンドインターフェイス205を介してプリンタ30へ送信する。なお、制御部204は、生成したコマンドやデータ等を、データインターフェイス210を介してプリンタ30へ送信してもよい。
また、スキャナ20は、外部インターフェイスを有し、この外部インターフェイスを介して、外部機器に直接、またはネットワークを介して接続されてもよい。この場合、スキャナ20は、記録媒体から読み取った画像データを、この外部インターフェイスを介して接続されている外部機器へ出力する単体のスキャナとして動作する。
図3は、プリンタ30の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。プリンタ30は、画像処理部300、印刷エンジン301、判定部302、制御部303、コマンドインターフェイス304、操作パネルインターフェイス305、パターン格納部306、およびデータインターフェイス310を備える。
データインターフェイス310は、データ伝送ケーブル11を介してデータインターフェイス210から高速に転送された画像データを受信する。また、データインターフェイス310は、データインターフェイス210から送信された試験信号パターンを、データ伝送ケーブル11を介して受信し、受信した信号を判定部302へ送る。
画像処理部300は、データインターフェイス310が受信した画像データに、ガンマ補正、モレア除去、エッジ強調、カラーマッチング等の画像処理を施す。
印刷エンジン301は、記録機構や搬送機構等を有し、給紙装置から紙等の記録媒体を取り出し、画像処理部300によって画像処理を施された画像データに基づいて、例えば、LEDやレーザ等の光学部材が発生する光を感光体上に走査することにより、感光体上に形成された、画像データに対応する静電潜像を、取り出した記録媒体に転写することにより、画像データに基づく画像を記録媒体に記録する。また、印刷エンジン301は、制御部303からデータと共に印刷指示を受け取った場合には、受け取ったデータを記録媒体に記録する。
操作パネルインターフェイス305は、コマンド伝送ケーブル12を介してコマンドインターフェイス205から受信したコマンドやデータ等制御部303へ送ると共に、制御部303が生成したコマンドを、コマンド伝送ケーブル12を介してコマンドインターフェイス205へ送信する。
制御部303は、プリンタ30全体の動作を制御すると共に、プリンタ30の動作に応じて、コマンドやデータ等を生成し、生成したコマンドやデータ等を、コマンドインターフェイス304を介してスキャナ20へ送信する。また、制御部303は、操作パネルインターフェイス305を介して、操作パネル40からコマンド受け取り、受け取ったコマンドに応じて、コマンドインターフェイス304を介して、記録媒体に記録された画像の取得や、試験信号パターンの送信等を、スキャナ20に指示する。
パターン格納部306は、予め定められた複数種類の試験信号パターンを格納している。判定部302は、データインターフェイス310を介して、スキャナ20から送信された試験信号パターンに基づく信号を受信し、受信した信号を、パターン格納部306内に格納されている、予め定められた試験信号パターンと比較することにより、受信した信号にエラーが存在するか否かを判定する。
また、判定部302は、例えば、所定のビットパターンを試験開始信号として受信し、このビットパターンに続いて受信した信号を、試験信号パターンに対応する信号として、パターン格納部306内に格納されている試験信号パターンと比較する。
なお、本例において、判定部302は、データインターフェイス310を介して受信した信号と比較する試験信号パターンを、パターン格納部306から読み出すが、他の例として、データインターフェイス310を介して受信した信号と比較する試験信号パターンを、判定部302が生成してもよい。
また、他の例として、判定部302は、受信した信号に含まれるエラーチェック情報に基づいて、受信した信号にエラーが存在するか否かを判定し、受信した信号にエラーが存在しない場合に、受信した信号が試験信号パターンと同一であると判定してもよい。ここで、エラーチェック情報とは、試験信号パターンを構成するビットの値に対応したチェックサムやCRC符号等である。
また、判定部302は、受信した信号に含まれるエラーチェック情報に基づいて、受信した信号にエラーが存在するか否かを判定し、受信した信号にエラーが存在する場合に、さらに、受信した信号を、パターン格納部306に格納されている試験信号パターンと比較することにより、受信した信号を構成するいずれのビットがエラーとなっているかを検出してもよい。
これにより、エラーが存在しない信号についても、受信した信号を構成するビットのそれぞれを、予め定められた試験信号パターンを構成するビットのそれぞれと比較する場合に比べて、判定部302の処理負荷を軽減することができる。従って、受信した信号内にエラーが存在するか否かを、より迅速に判定することができる。
制御部303は、受信した信号にエラーが存在する場合、そのエラー情報を、操作パネルインターフェイス305を介して操作パネル40に送信することにより、操作パネル40の表示部41にエラー情報を表示させる。操作パネル40は、表示しているエラー情報の出力指示を、入力キー42を介してユーザから受け付けると、その旨を、コマンド伝送ケーブル13を介して制御部303へ送信する。そして、制御部303は、印刷エンジン301に指示して、エラー情報を記録媒体に記録させる。
なお、プリンタ30は、外部インターフェイスを有し、この外部インターフェイスを介して、外部機器に直接、またはネットワークを介して接続されてもよい。この場合、プリンタ30は、接続された外部機器から受け取った画像データに基づいて記録媒体に記録する単体のプリンタとして動作する。
図4は、スキャナ20およびプリンタ30のさらに詳細な機能構成の一例を示す。本図は、特に、データインターフェイス210およびデータインターフェイス310の詳細な機能構成の一例を示している。
データインターフェイス210は、パラレルシリアル変換部211、パラレルシリアル変換部212、パラレルシリアル変換部213、およびパラレルシリアル変換部214を備える。データインターフェイス210は、画像処理部202またはパターン出力部203から、32ビット幅の画像データまたは試験信号パターンを受信し、4ビット幅に変換して、例えば、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)方式等によって、データ伝送ケーブル11を介してプリンタ30へ送信する。それぞれのパラレルシリアル変換部は、8ビットのパラレル信号をシリアル信号に変換する。
パラレルシリアル変換部211は、画像データまたは試験信号パターンの上位8ビットのパラレル信号をシリアル信号に変換する。パラレルシリアル変換部212は、画像データまたは試験信号パターンのビット23からビット16のパラレル信号をシリアル信号に変換する。パラレルシリアル変換部213は、画像データまたは試験信号パターンのビット15からビット8のパラレル信号をシリアル信号に変換する。パラレルシリアル変換部214は、画像データまたは試験信号パターンの下位8ビットのパラレル信号をシリアル信号に変換する。
データインターフェイス310は、シリアルパラレル変換部311、シリアルパラレル変換部312、シリアルパラレル変換部313、およびシリアルパラレル変換部314を備える。データインターフェイス310は、データ伝送ケーブル11を介して4ビット幅で受け取った信号を、32ビット幅の信号に変換して、画像処理部300または判定部302へ送る。
シリアルパラレル変換部311は、パラレルシリアル変換部211が送信したシリアル信号を、8ビットのパラレル信号に変換し、変換した8ビットのパラレル信号を、画像データまたは試験信号パターンの上位8ビットのデータとして画像処理部300または判定部302へ送る。
シリアルパラレル変換部312は、パラレルシリアル変換部212が送信したシリアル信号を、8ビットのパラレル信号に変換し、変換した8ビットのパラレル信号を、画像データまたは試験信号パターンのビット23からビット16のデータとして画像処理部300または判定部302へ送る。
シリアルパラレル変換部313は、パラレルシリアル変換部213が送信したシリアル信号を、8ビットのパラレル信号に変換し、変換した8ビットのパラレル信号を、画像データまたは試験信号パターンのビット15からビット8のデータとして画像処理部300または判定部302へ送る。
シリアルパラレル変換部314は、パラレルシリアル変換部214が送信したシリアル信号を、8ビットのパラレル信号に変換し、変換した8ビットのパラレル信号を、画像データまたは試験信号パターンの下位8ビットのデータとして画像処理部300または判定部302へ送る。
なお、本例において、データインターフェイス210は、32ビットのパラレル信号を4つのシリアル信号に変換したが、本発明はこれに限られず、32ビットのパラレル信号を32ビット未満のビット数に変換するものであれば何ビット幅に変換するものであってもよい。
ここで、複写装置では、複写物が、複写元の記録媒体に記録された画像の情報をできる限り落とすことなく、かつ迅速に出力されることが好ましい。これを実現するためには、スキャナ20からプリンタ30へは、高速にデータ伝送が可能なインターフェイスを介してデータを伝送することが好ましい。
しかし、インターフェイスの伝送速度が高速になるに従って、伝送方式によっては、温度や湿度の変化、複写装置の周辺にある電子機器が発生する電磁波等の影響を受けやすくなり、スキャナ20からプリンタ30へ送信される段階でデータにエラーが発生する場合がある。
また、ユーザが、スキャナ20およびプリンタ30をケーブルで接続することによって複合機システム10を組み立てる場合、スキャナ20およびプリンタ30とケーブルとが正しく接続されていないと、スキャナ20が送信した画像データを、プリンタ30が正しく受け取ることができない場合がある。
従来は、紙等の記録媒体に記録された所定の試験パターン画像を複写し、複写物と複写元の画像とを目視等により比較することによって、エラーの有無を判定していたが、画像の一部にエラーがある場合、目視によってそのエラーを検出することは困難な場合がある。また、目視によってエラーを検出できたとしても、そのエラーの原因が、スキャナ20の画像読取系の不具合に起因するものか、伝送系の不具合に起因するものか、プリンタ30の印刷機構系に起因するものかを切り分けることは困難であった。
そこで、本発明では、不具合が発生した場合に、予め定められた試験信号パターンをデータインターフェイス210からデータ伝送ケーブル11を介してプリンタ30へ送信し、プリンタ30において、受信した信号を、予め定められた試験信号パターンと比較することにより、データインターフェイス210、データ伝送ケーブル11、およびデータインターフェイス310を含む伝送系に起因するエラーであるか否かを判定することができる。これにより、エラーの発生箇所を切り分けることができ、より迅速にエラーの原因を見つけることができる。従って、発生したエラーをより迅速に修復することができる。
なお、本発明において、伝送路とは、伝送ケーブルおよびインターフェイスを含むものとする。従って、本実施形態において、伝送路とは、データインターフェイス210、データインターフェイス310、およびデータ伝送ケーブル11を含む。
図5は、試験信号パターンの構成の一例を示す図表50である。本図に示す試験信号パターンは、パターン格納部206およびパターン格納部306に予め格納されている。
それぞれの試験信号パターン52には、パターン番号51が割り当てられており、パターン出力部203は、例えば予め定められた試験開始信号に続けて、パターン番号51が1のものから順に、対応する試験信号パターン52を、データインターフェイス210を介してプリンタ30へ送信する。判定部302は、例えば試験開始信号に続いて受信した信号を、パターン番号51が1のものから順に、予め定められた試験信号パターン52と比較する。
パターン番号51が1から4は、データインターフェイス210またはデータインターフェイス310に接続されている32ビット幅のバスの断線や、データインターフェイス210またはデータインターフェイス310とデータ伝送ケーブル11との接点の接触不良等を検出するための断線・接触不良検出パターン53である。
パターン番号51が5から20は、パラレルシリアル変換部211およびシリアルパラレル変換部311において、同一極性のデータが連続した後に1ビットのみ反対極性のデータが発生した場合の直流バランスの不良を検出するためのDCバランス不良検出パターン54である。
パターン番号51が21から36は、パラレルシリアル変換部212およびシリアルパラレル変換部312において、同一極性のデータが連続した後に1ビットのみ反対極性のデータが発生した場合の直流バランスの不良を検出するためのDCバランス不良検出パターン55である。
パターン番号51が37から52は、パラレルシリアル変換部213およびシリアルパラレル変換部313において、同一極性のデータが連続した後に1ビットのみ反対極性のデータが発生した場合の直流バランスの不良を検出するためのDCバランス不良検出パターン56である。
パターン番号51が53から68は、パラレルシリアル変換部214およびシリアルパラレル変換部314において、同一極性のデータが連続した後に1ビットのみ反対極性のデータが発生した場合の直流バランスの不良を検出するためのDCバランス不良検出パターン57である。
図6は、断線・接触不良検出パターン53の一例を示す。パターン番号51が1の試験信号パターン52は、32ビットの全てが0である。パターン番号51が2の試験信号パターン52は、32ビットの全てが1である。パターン番号51が3の試験信号パターン52は、32ビット中の最下位ビットを奇数番目として、奇数番目のビットが1、偶数番目のビットが0である。パターン番号51が4の試験信号パターン52は、32ビット中の偶数番目のビットが1、奇数番目のビットが0である。
パターン出力部203が、パターン番号51が1から4の試験信号パターン52を、データインターフェイス210を介してデータ伝送ケーブル11に出力することにより、判定部302は、データインターフェイス210またはデータインターフェイス310に接続されている32ビット幅のバスの断線や、データインターフェイス210またはデータインターフェイス310とデータ伝送ケーブル11との接点の接触不良等を検出することができる。また、それぞれのパターン番号51において、エラーが発生しているビットを特定することにより、断線あるいは接触不良となっている信号線を特定することができる。
図7は、パラレルシリアル変換部211およびシリアルパラレル変換部311のDCバランス不良検出パターン54の一例を示す。
偶数のパターン番号51に対応する試験信号パターン52は、32ビットの全てが0のデータを2回送信した後に、続けて、上位8ビットのいずれか1ビットを1、残りの31ビットを全て0とするデータを1回送信するパターンである。
奇数のパターン番号51に対応する試験信号パターン52は、32ビットの全てが1のデータを2回送信した後に、続けて、上位8ビットのいずれか1ビットを0、残りの31ビットを全て1とするデータを1回送信するパターンである。
パターン出力部203が、図7に示すDCバランス不良検出パターン54を、データインターフェイス210を介してデータ伝送ケーブル11に出力することにより、判定部302は、パラレルシリアル変換部211またはシリアルパラレル変換部311において、同一極性のデータが連続した後に1ビットのみ反対極性のデータが発生した場合のパラレルシリアル変換部211またはシリアルパラレル変換部311の直流バランスの不良を検出することができる。
図8は、パラレルシリアル変換部212およびシリアルパラレル変換部312のDCバランス不良検出パターン55の一例を示す。
偶数のパターン番号51に対応する試験信号パターン52は、32ビットの全てが0のデータを2回送信した後に、続けて、24ビット目から17ビット目のいずれか1ビットを1、残りの31ビットを全て0とするデータを1回送信するパターンである。
奇数のパターン番号51に対応する試験信号パターン52は、32ビットの全てが1のデータを2回送信した後に、続けて、24ビット目から17ビット目のいずれか1ビットを0、残りの31ビットを全て1とするデータを1回送信するパターンである。
パターン出力部203が、図8に示すDCバランス不良検出パターン55を、データインターフェイス210を介してデータ伝送ケーブル11に出力することにより、判定部302は、パラレルシリアル変換部212またはシリアルパラレル変換部312において、同一極性のデータが連続した後に1ビットのみ反対極性のデータが発生した場合のパラレルシリアル変換部212またはシリアルパラレル変換部312の直流バランスの不良を検出することができる。
図9は、パラレルシリアル変換部213およびシリアルパラレル変換部313のDCバランス不良検出パターン56の一例を示す。
偶数のパターン番号51に対応する試験信号パターン52は、32ビットの全てが0のデータを2回送信した後に、続けて、16ビット目から9ビット目のいずれか1ビットを1、残りの31ビットを全て0とするデータを1回送信するパターンである。
奇数のパターン番号51に対応する試験信号パターン52は、32ビットの全てが1のデータを2回送信した後に、続けて、16ビット目から9ビット目のいずれか1ビットを0、残りの31ビットを全て1とするデータを1回送信するパターンである。
パターン出力部203が、図9に示すDCバランス不良検出パターン55を、データインターフェイス210を介してデータ伝送ケーブル11に出力することにより、判定部302は、パラレルシリアル変換部213またはシリアルパラレル変換部313において、同一極性のデータが連続した後に1ビットのみ反対極性のデータが発生した場合のパラレルシリアル変換部213またはシリアルパラレル変換部313の直流バランスの不良を検出することができる。
図10は、パラレルシリアル変換部214およびシリアルパラレル変換部314のDCバランス不良検出パターン57の一例を示す。
偶数のパターン番号51に対応する試験信号パターン52は、32ビットの全てが0のデータを2回送信した後に、続けて、下位8ビットのいずれか1ビットを1、残りの31ビットを全て0とするデータを1回送信するパターンである。
奇数のパターン番号51に対応する試験信号パターン52は、32ビットの全てが1のデータを2回送信した後に、続けて、下位8ビットのいずれか1ビットを0、残りの31ビットを全て1とするデータを1回送信するパターンである。
パターン出力部203が、図10に示すDCバランス不良検出パターン55を、データインターフェイス210を介してデータ伝送ケーブル11に出力することにより、判定部302は、パラレルシリアル変換部214またはシリアルパラレル変換部314において、同一極性のデータが連続した後に1ビットのみ反対極性のデータが発生した場合のパラレルシリアル変換部214またはシリアルパラレル変換部314の直流バランスの不良を検出することができる。
図11は、表示部41に表示されるメニュー画面60の一例を示す。複合機システム10のユーザが入力キー42に所定の操作を行うことによって、操作パネル40は、メニュー画面60を表示部41に表示する。
メニュー画面60は、メニュー600を含む。本実施形態における伝送路のエラーチェックは、[3]インターフェイス バス チェックに対応する。ユーザが、入力キー42を介して[3]を選択することにより、複合機システム10は、本実施形態において説明している伝送路のエラーチェックを開始する。
図12は、表示部41に表示されるチェック結果画面61の一例を示す。チェック結果画面61には、チェック結果610およびエラーの詳細611が含まれる。チェック結果610には、試験結果にエラーが含まれていたか否か、およびエラーが含まれている場合にそのエラーの総数等が表示される。
エラーの詳細611には、検出されたエラーの一部が表示される。また、エラーの詳細611には、検出されたエラーのそれぞれを識別するエラー番号、エラーが検出された際に使用した試験信号パターンのパターン番号、エラーが検出された際に使用した試験信号パターン、および検出された信号パターンを示す検出信号パターン等が表示される。
ユーザが入力キー42を操作することにより、プリンタ30は、検出された全てのエラーの詳細611を紙等の記録媒体に出力する。本例では、*に対応するキーが押下されることにより、プリンタ30は、検出された全てのエラーの詳細611を紙等の記録媒体に出力する。これにより、複合機システム10は、エラーの詳細を閲覧しやすい形でユーザに提供することができる。
また、入力キー42を操作することにより、エラーの詳細611の画面をインクリメントすることができ、チェック結果画面61上で、検出された全てのエラーの詳細611を閲覧することができる。本例では、1に対応するキーが押下されることにより、操作パネル40は、次のエラー項目を表示部41に表示し、0に対応するキーが押下されることにより、前のエラー項目を表示部41に表示する。これにより、エラーの総数が少ない場合等に、エラーの詳細611を記録媒体に出力することなく、エラーの詳細を閲覧することができる。従って、記録媒体等の資源の消費を少なくすることができる。
図13は、チェック結果が記録された記録物70の一例を示す。記録物70には、試験の内容を示すチェック項目700、チェック結果701、およびエラーの総数702が記録される。また、エラーの詳細の欄には、それぞれのエラー番号703毎に、パターン番号704、試験信号パターン705、および検出信号パターン706等が記録される。記録物70を閲覧することにより、複合機システム10のユーザは、どの試験信号パターンによって、どのようなエラーが発生したのかを把握することができる。
なお、図13に示す例では、データインターフェイス210に接続されている32ビットバスのビット23が断線し、常に0となる不具合が発生している例を示している。
図14は、複合機システム10の動作の一例を示すフローチャートである。本フローチャートでは、複合機システム10が伝送路のエラーチェックを行う場合の例を示す。例えば、電源が投入される等の所定のタイミングで、複合機システム10は、本フローチャートに示す処理を開始する。
まず、プリンタ30の制御部303は、操作パネル40の入力キー42を介して、ユーザからエラーチェックの要求を受け付けたか否かを判定する(S100)。エラーチェック要求を受け付けていない場合(S100:No)、制御部303は、エラーチェックの要求を受け付けるまで、ステップ100を繰り返す。
エラーチェック要求を受け付けた場合(S100:Yes)、制御部303は、コマンドインターフェイス304およびコマンド伝送ケーブル12を介して、スキャナ20にエラーチェック開始を指示するコマンドを送信する。パターン出力部203は、制御部303が送信したコマンドを、コマンドインターフェイス205を介して受け取り、パターン格納部206を参照して、パターン番号が1の試験信号パターンを選択する(S101)。そして、パターン出力部203は、選択した試験信号パターンを、データインターフェイス210を介してプリンタ30へ送信する(S102)。ステップ102において、パターン出力部203は、例えば所定のビットパターンの試験開始信号に続けて、生成した試験信号パターンを送信する。
次に、判定部302は、データインターフェイス310を介して、例えば試験開始信号を受信した場合に、受信した試験開始信号に続く信号を、パターン格納部306に格納されている試験信号パターンと比較することにより、受信した信号にエラーがあるか否かを判定する(S103)。受信した信号にエラーがない場合(S103:No)、パターン出力部203は、ステップ105に示す処理を行う。
受信した信号にエラーがある場合(S103:Yes)、制御部303は、判定部302が検出したエラーの詳細をプリンタ30内のメモリに格納する(S104)。そして、パターン出力部203は、全ての試験信号パターンを送信したか否かを判定する(S105)。全ての試験信号パターンを送信していない場合(S105:No)、パターン出力部203は、次のパターン番号の試験信号パターンを生成し(S109)、再びステップ102に示した処理を行う。
全ての試験信号パターンを送信した場合(S105:Yes)、制御部303は、操作パネルインターフェイス305およびコマンド伝送ケーブル13を介して、操作パネル40の表示部41に、プリンタ30内のメモリに格納したエラーチェックの結果を表示する(S106)。
そして、制御部303は、入力キー42を介して、エラーの記録媒体への出力指示を受け付けたか否かを判定する(S107)。エラーの出力指示を受け付けた場合(S107:Yes)、制御部303は、印刷エンジン301に指示して、検出されたエラーの詳細を記録媒体に出力させ(S108)、本フローチャートに示す処理は終了する。
エラーの出力指示を受け付けていない場合(S107:No)、制御部303は、入力キー42を介してユーザからエラーチェック終了の指示を受け付けたか否かを判定する(S110)。エラーチェック終了の指示を受け付けていない場合(S110:No)、制御部303は、再びステップ107に示した処理を行う。エラーチェック終了の指示を受け付けた場合(S110:Yes)、本フローチャートに示す処理は終了する。
以上、本発明の実施の形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本実施形態によれば、スキャナ20とプリンタ30とを接続する伝送路に起因するエラーを検出することができる複合機システム10を提供することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、本例では、伝送路のエラーチェックにおいて、パターン出力部203は、68種類の試験信号パターンを生成したが、本発明はこれに限られず、パターン出力部203は、他のパターンの試験信号を生成してもよい。また、本例では、パターン出力部203は、68種類の試験信号パターンのそれぞれを、パターン番号順に、1回ずつ、データインターフェイス210を介してデータ伝送ケーブル11に出力したが、他の例として、68種類の試験信号パターンのそれぞれを、複数回、データインターフェイス210を介してデータ伝送ケーブル11に出力してもよい。これにより、発生頻度が少ないエラーを再現することができる。
また、この場合、パターン出力部203は、記録媒体1枚に記録された画像をスキャナ20が画像データに変換した場合の画像データのデータ量に相当するまで、68種類の試験信号パターンを繰り返して出力することが好ましい。本例において、68種類の試験信号パターンの総データ量は、6272ビット=784バイトなので、記録媒体1枚に記録された画像をスキャナ20が画像データに変換した場合の画像データのデータ量を24Mバイトとすると、パターン出力部203は、68種類の試験信号パターンを、例えば32100回程度繰り返して、データインターフェイス210を介してデータ伝送ケーブル11に出力することが好ましい。
また、他の構成として、複合機システム10は、図15の(a)から(e)に示すように構成されてもよい。
図15(a)に示す例では、操作パネル40がスキャナ20に接続されている。図15(b)に示す例では、操作パネル40がスキャナ20と一体に構成されている。図15(c)に示す例では、操作パネル40がプリンタ30と一体に構成されている。図15(d)に示す例では、スキャナ20、プリンタ30、および操作パネル40が、一体となって複合機14内に構成されている。図15(e)に示す例では、複合機システムとしての動作を制御すると共に、操作パネル40の機能を有する複写制御装置15に、スキャナ20およびプリンタ30が接続されている。
10・・・複合機システム、11・・・データ伝送ケーブル、12、13・・・コマンド伝送ケーブル、20・・・スキャナ、30・・・プリンタ、40・・・操作パネル、41・・・表示部、42・・・入力キー
Claims (7)
- 画像読取装置と、前記画像読取装置によって読み取られた画像データに基づいて印刷を行う印刷装置とが伝送路を介して接続されている複合機システムであって、
予め定められた試験信号パターンを、前記伝送路に出力するパターン出力手段と、
前記伝送路を介して受信した信号が、前記試験信号パターンと同一か否かを判定する判定手段と
を備えることを特徴とする複合機システム。 - 請求項1に記載の複合機システムであって、
前記パターン出力手段は、前記伝送路に、複数の異なる前記試験信号パターンを出力し、
前記判定手段は、
前記伝送路を介して受信した複数の信号のそれぞれと、対応する前記試験信号パターンとが同一か否かを判定する
ことを特徴とする複合機システム。 - 請求項1または2に記載の複合機システムであって、
前記パターン出力手段は、前記画像読取装置側に設けられ、
前記判定手段は、前記印刷装置側に設けられる
ことを特徴とする複合機システム。 - 請求項1から3のいずれかに記載の複合機システムであって、
前記判定手段は、
前記試験信号パターンを予め保持しており、前記伝送路を介して受信した信号と、当該予め保持している試験信号パターンとが一致するか否かを判定することにより、前記伝送路を介して受信した信号が、前記試験信号パターンと同一か否かを判定する
ことを特徴とする複合機システム。 - 請求項1から3のいずれかに記載の複合機システムであって、
前記パターン出力手段は、前記伝送路に、前記試験信号パターンと共に、当該試験信号パターンのエラーチェック情報を出力し、
前記判定手段は、
前記伝送路を介して受信した信号に含まれるエラーチェック情報に基づいて、前記伝送路を介して受信した信号が、前記試験信号パターンと同一か否かを判定する
ことを特徴とする複合機システム。 - 請求項1から5のいずれかに記載の複合機システムであって、
前記判定手段は、前記印刷装置に指示して、前記判定の結果を印刷させることを特徴とする複合機システム。 - 画像読取装置と、前記画像読取装置によって読み取られた画像データに基づいて印刷を行う印刷装置とが伝送路を介して接続されている複合機システムの伝送路の動作確認方法であって、
前記複合機システムが、
予め定められた試験信号パターンを、前記伝送路に出力するパターン出力ステップと、
前記伝送路を介して受信した信号が、前記試験信号パターンと同一か否かを判定する判定ステップと
を実行することを特徴とする複合機システムの伝送路動作確認方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005085937A JP2006270531A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 複合機システムおよび複合機システムの伝送路動作確認方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005085937A JP2006270531A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 複合機システムおよび複合機システムの伝送路動作確認方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006270531A true JP2006270531A (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=37206013
Family Applications (1)
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JP2005085937A Pending JP2006270531A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 複合機システムおよび複合機システムの伝送路動作確認方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006270531A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019161538A (ja) * | 2018-03-15 | 2019-09-19 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置 |
JP2020015179A (ja) * | 2018-07-23 | 2020-01-30 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、および、画像形成装置の異常を判定する方法 |
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2005
- 2005-03-24 JP JP2005085937A patent/JP2006270531A/ja active Pending
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JP2020015179A (ja) * | 2018-07-23 | 2020-01-30 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、および、画像形成装置の異常を判定する方法 |
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