JP2006270420A - 接続設定装置及びプログラム、音楽ネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワーク帯域の使用状況を、データ送信可能な帯域幅とデータ送信できない帯域幅とに明示的に分けて表示する。
【解決手段】 1乃至複数の送信ノード及び1乃至複数の受信ノードによって構成された一の論理的な音楽システムにおいて、ネットワーク接続されている各機器間におけるネットワーク帯域の使用状況を表示手段に表示する際に、音楽システムを構成する全ての送信ノードから、確保したいネットワーク帯域幅とデータ送信状態とをネットワーク接続を介して取得する。取得したネットワーク帯域幅とデータ送信状態とに従い、前記各送信ノードにおけるネットワーク帯域の使用状況を判別する。そして、該判別結果に基づき実際に使用されてデータ送信が可能である帯域幅と、使用したいが帯域不足でデータ送信できない帯域幅とを明示的に分けて表示手段に表示する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、ネットワーク上の複数機器間の仮想接続を設定する接続設定装置及びプログラム、音楽ネットワークシステムに関する。特に、ネットワーク接続されている各機器におけるネットワーク帯域の使用状況を、実際に使用されている帯域幅と、使用したいが帯域不足で送信できない帯域幅とに明示的に分けて表示することのできる接続設定装置及びプログラム、音楽ネットワークシステムに関する。
従来から、マルチメディアに対応した例えばIEEE1394(アイトリプルイー1394)規格などの所定の通信規格に従って構成されたネットワークにおいて、ディジタルオーディオデータやMIDIデータ等の音楽データ(あるいはワードクロック)を送受できるように構成した音楽ネットワークシステムが知られている。こうした音楽ネットワークシステムにおいては、ネットワーク接続を介して複数のノード(IEEE1394規格に準拠したインタフェースを有する各種の制御機器や音楽関連機器等)が接続されており、IEEE1394におけるアイソクロナス転送に基づき多数の音楽データをストリームデータとして、複数ノードによって構成された1の論理的な音楽ネットワークシステム(例えば、商標「mLAN」で呼ばれる当出願人に係る音楽システム)に従う各ノード相互間で送受できるようにしている。これに関連するものとして、例えば下記に示す特許文献1に記載の接続設定装置がある。この特許文献1に記載の接続設定装置ではその有するディスプレイ上に、前記各ノード相互で設定済みの仮想的な結線である仮想接続状態を表示することができ、ユーザは前記表示された仮想接続状態を参照しながら、各ノードの仮想接続などを直感的且つ容易に変更することができる。なお、本明細書では説明の便宜上、音楽データを送信する側を送信ノード、音楽データを受信する側を受信ノードと呼んで区別する。
特開2001−203732号公報
ところで、新たな音楽関連機器をネットワークに接続する又はネットワークから取り外すなどして音楽ネットワークシステム(音楽LAN)上における送信ノードに増減が生じたような場合、あるいは各送信ノードにおいて、IEEE1394における1つのアイソクロナス転送に含まれる送信シーケンス数の変更、IEEE1394バス帯域(ネットワーク帯域)のうちデータ送信用に確保したい使用帯域幅(時間帯域幅であり、ネットワーク帯域幅と呼ぶ)の変更、データ送信用の使用チャンネルの変更などの、1の論理的な音楽システムにおける仮想接続に係る送信設定を変更したような場合には、各送信ノードではネットワーク接続を介した音楽データ送信の際に必要なストリームデータ用のネットワーク帯域幅を再度確保してから、音楽データの送信を開始するようになっている。すなわち、送信ノードでは前もってネットワーク帯域を管理する所定のノード(所謂アイソクロナスリソースマネージャノード)に対して、確保すべきネットワーク帯域幅を申請し、これらの使用許可をもらってはじめてネットワーク接続を介してのデータ送信を開始することができる。ただし、IEEE1394バスの帯域全体を超えてしまう(帯域オーバー)などの理由により、上記ネットワーク帯域幅を新たに確保することのできなかった送信ノードでは、音楽データの送信が中止される。こうした場合に、ユーザは「帯域表示画面」をディスプレイに表示させることにより、ネットワーク帯域の使用状況を確認することができる。ここで、ディスプレイに表示される従来知られた「帯域表示画面」について、図7に示す。図7に示すように、従来知られた「帯域表示画面」では、単に現在使用中である(つまり確保された分の)ネットワーク帯域幅の合計のみについて、使用可能であるネットワーク帯域全体を100%とした円グラフGなどの表示態様でディスプレイ上にウインドウ表示する。ユーザは当該画面を見て、ネットワーク帯域が全体の何%ぐらいまで既に使用されているか(確保済みであるか)を理解することができる。
しかし、図7に示したような従来の「帯域表示画面」からでは、各送信ノードが新たにネットワーク帯域幅を申請した際に、その申請したネットワーク帯域幅が未使用分のネットワーク帯域(残存帯域)よりも多く「帯域オーバー」となる送信ノードがいずれであるかをユーザが把握することができない。すなわち、従来においてはディスプレイ上の画面表示からネットワーク帯域の帯域全体を超えてしまい新たにネットワーク帯域幅を確保することができずに送信中止となっている送信ノードがいずれであるかをユーザが容易には把握することができず、また「帯域オーバー」が生じた場合にどの送信ノードのネットワーク帯域幅をどの程度に調整すればよいのかがすぐに分からず都合が悪い、という問題点があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ネットワーク接続されている各機器間におけるネットワーク帯域の使用状況を、実際に使用されて送信可能である帯域幅と、使用したいが帯域不足で送信できない帯域幅とに明示的に分けて表示することのできるようにした接続設定装置及びプログラム、音楽ネットワークシステムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る接続設定装置は、1乃至複数の送信ノード及び1乃至複数の受信ノードによって構成された1の論理的な音楽システムにおいて、ネットワーク接続されている各ノード間におけるネットワーク帯域の使用状況を表示する接続設定装置であって、少なくとも前記送信ノード又は前記受信ノードのいずれかとネットワーク接続するための接続手段と、表示手段と、1の論理的な音楽システムを構成する全ての送信ノードから、確保したいネットワーク帯域幅とデータ送信状態とを前記ネットワーク接続を介して取得する取得手段と、前記取得したネットワーク帯域幅とデータ送信状態とに従い、前記各送信ノードにおけるネットワーク帯域の使用状況を判別する判別手段と、前記表示手段に、前記判別したネットワーク帯域の使用状況に応じて、実際に使用されてデータ送信が可能である帯域幅と、使用したいが帯域不足でデータ送信できない帯域幅とを明示的に分けて表示する表示制御手段とを具備する。
本発明の請求項4に係る音楽ネットワークシステムは、1乃至複数の送信ノード及び1乃至複数の受信ノードによって構成された1の論理的な音楽システムにおけるネットワーク接続を介したデータ送信の際に必要なネットワーク帯域を管理する管理手段を有する音楽ネットワークシステムであって、前記管理手段によるネットワーク帯域幅の確保の成否に応じて、前記仮想接続された受信ノードに対してデータ送信を開始又は中止する送信ノードと、前記送信ノードから送信されたデータを受信する受信ノードと、前記各送信ノードから確保したいネットワーク帯域幅とデータ送信状態とを取得し、前記取得したネットワーク帯域幅とデータ送信状態とに従い、前記各送信ノードにおけるネットワーク帯域の使用状況を判別し、仮想接続された各ノード間におけるネットワーク帯域の使用状況を表示する際に、該判別したネットワーク帯域の使用状況に応じて、実際に使用されてデータ送信が可能である帯域幅と、使用したいが帯域不足でデータ送信できない帯域幅とを明示的に分けて表示する設定表示ノードとを有する。
本発明によると、表示手段に対し、仮想接続された各ノード間におけるネットワーク帯域の使用状況を表示する際に、実際に使用されてデータ送信が可能である帯域幅と、使用したいが帯域不足でデータ送信できない帯域幅とを明示的に分けて表示する。すなわち、1乃至複数の送信ノード及び1乃至複数の受信ノードによって構成された1の論理的な音楽システムにおいて、ネットワーク接続されている各機器間におけるネットワーク帯域の使用状況を表示する際に、前記音楽システムを構成する全ての送信ノードから、確保したいネットワーク帯域幅とデータ送信状態とをネットワーク接続を介して取得する。取得したネットワーク帯域幅とデータ送信状態とに従い、前記各送信ノードにおけるネットワーク帯域幅の使用状況を判別し、これに基づき実際に使用されてデータ送信が可能である帯域幅と、使用したいが帯域不足でデータ送信できない帯域幅とを明示的に分けて表示する。このようにすると、ユーザはどのように帯域幅を調整すればよいかを表示から即座に把握することができるようになる
本発明は装置の発明として構成し実施することができるのみならず、方法の発明として構成し実施することができる。また、本発明は、コンピュータまたはDSP等のプロセッサのプログラムの形態で実施することができるし、そのようなプログラムを記憶した記憶媒体の形態で実施することもできる。
この発明によれば、ネットワーク接続されている各機器間におけるネットワーク帯域の使用状況をディスプレイに表示する際に、実際に使用されて送信可能である帯域幅と、使用したいが帯域不足で送信できない帯域幅とに明示的に分けて表示するようにしたことから、ユーザはどのように帯域幅を調整すればよいのかを表示から即座に把握することができるようになる、という効果を奏する。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。
まず、本発明に係る接続設定装置(以下、設定表示ノードとも呼ぶ)を含んでなるIEEE1394インタフェースを用いた音楽ネットワークシステム(音楽LAN)について、図1を用いて簡単に説明する。図1は、この発明に係る接続設定装置を適用する音楽ネットワークシステムの一実施例を示すシステムブロック図である。ただし、この実施例では、1台の設定表示ノードHN、4台の送信ノード(Na、Nb、Nc、Nd)、1台の受信ノードRNで構成されている音楽ネットワークシステムを例に示している。
図1に示す音楽ネットワークシステムは、IEEE1394インタフェースを装備した6台のノード(設定表示ノードHNと送信ノード(Na〜Nd)と受信ノードRN)が、IEEE1394ケーブル(C1〜C5)により直列的にネットワーク接続されている。IEEE1394インタフェースはIEEE1394規格に準拠してデータ通信を行うハードウェア及びソフトウェアで構成されるインタフェースであり、ノードを物理的に接続しているIEEE1394ケーブル(C1〜C5)を介して実際に音楽データの送受信動作を行う。ネットワーク接続される前記ノードとしては、パーソナルコンピュータ、ミュージックシンセサイザのような電子楽器、シーケンサのような自動演奏装置、レコーダのような波形記録装置、ミキサやエフェクタのような信号処理装置、音源装置等、任意の制御機器や音楽関連機器が相当する。なお、ネットワーク接続としては図示のようなチェーン接続に限らず、ツリー接続やマルチポイント接続など、他のどのような接続形態であってもよい。また、各ノードの接続は有線に限らず無線で接続するようにしてあってもよい。
IEEE1394ケーブル(C1〜C5)は、各ノードの物理端子を物理的に接続するための通信ケーブルである。物理端子は通信ケーブル等を用いて物理的に接続された他のノードとデータ通信することのできる端子(ポートとも呼ぶ)であり、音楽関連機器などではMIDIデータを送受するためのMIDIインタフェース用の端子(MIDIin/out)、オーディオデータを送受するためのオーディオインタフェース用の端子(AUDIOin/out)、上記IEEE1394インタフェース用の端子等を具えているのが一般的である。勿論、赤外線や電波等を利用した無線による接続も物理的な接続であり、そのための端子も物理端子に含まれる。他方、各送信ノード(Na〜Nd)と受信ノードRNとを繋ぐ仮想接続VCは、ユーザ設定に応じて任意のノードを仮想的に接続する。従来知られているように、音楽システムにおいてはノードがIEEE1394ケーブル(C1〜C5)でチェーン接続等されていれば、ユーザ設定に応じて仮想接続された任意のどのノード間であっても音楽データの通信が可能となる。すなわち、各ノードが有するMIDIin/outやAUDIOin/out等を用いて任意のノード同士を物理的に直接接続しなくても、あたかも各ノード同士を直接接続したのと同様にして特定ノード間で音楽データを送受することができる。例えば、図1に示すように、送信ノードA(Na)と受信ノードRN、又は送信ノードD(Nd)と受信ノードRNとはIEEE1394ケーブル(C1〜C5)で直接接続されていないにもかかわらず、仮想接続VCにより前記各ノードを繋いでいることから、図中において矢印で示すように送信ノードA(Na)から受信ノードRNへと、送信ノードD(Nd)から受信ノードRNへと音楽データを送信することが可能となる。勿論、仮想接続VCされている送信ノードB(Nb)から受信ノードRNへと、送信ノードC(Nc)から受信ノードRNへと音楽データを送信することが可能であることはいうまでもない。このような仮想接続された送信ノードと受信ノードとは、1の論理的な音楽システムを構成する。
上記音楽ネットワークシステムを構成する各ノード、つまり設定表示ノードHN、送信ノード(Na〜Nd)、受信ノードRNは、後に図2を用いて説明するように少なくともIEEE1394インタフェースを具えてなる、制御機器又は音楽関連機器等である。設定表示ノードHNは、その有するディスプレイ上にユーザにより設定された仮想接続の接続状態やデータ送信状態を「接続設定表示画面」(図示せず)として表示できると共に、IEEE1394バス帯域(ネットワーク帯域)の使用状況を「帯域表示画面」(後述する図4〜図6参照)として表示することができる。この「帯域表示画面」についての詳細な説明は後述することから、ここでの説明は省略する。送信ノード(Na〜Nd)は図1に示すような音楽ネットワークシステムに音楽データを送信するために利用され、受信ノードRNは該音楽ネットワークシステムから音楽データを受信するために利用される。ただし、受信ノードRNに仮想接続されている各送信ノード(Na〜Nd)のうち、ネットワーク帯域幅が確保されていない送信ノードからは受信ノードRNに対して音楽データを送信することができない。
送信ノード(Na〜Nd)から受信ノードRNへと送信される音楽データには、ネットワーク上を流れる音楽データの複数ストリームの1つ1つを識別する識別情報が添付されている。受信ノードRNでは、この識別情報を参照して、送信されてきた音楽データが、自機の必要とする音楽データか否かを判別し、自機の必要とする音楽データと判別された音楽データのみを受信する。例えばIEEE1394では、ネットワーク上を流れる複数のストリームをそのストリームに付けられたチャンネル番号で識別する。そこで、数多く流れているストリームのうちの1つを複数の受信ノードRNが受信する場合、それぞれの受信ノードRNではパケットに付けられたチャンネルをもとに必要とする音楽データを選択して受信する。また、各送信ノード(Na〜Nd)及び受信ノードRNは、接続された各送信ノード(Na〜Nd)及び受信ノードRNにおいて作成される音楽ネットワークシステム上における接続状態や機器情報などを含む「送信情報」(図示せず)を記憶している。例えば、前記「送信情報」は各ノード毎に付せられているユニークな値(GUID(Global Unique IDentifier))、接続形状におけるノードの位置に対応したノードID、データ送信のために確保することの必要なネットワーク帯域幅などの仮想接続に関する送信設定情報と、MIDIやオーディオなど音楽データ種類毎のIEEE1394によるデータ送信状態などの送信状態情報とを含む。前記データ送信状態としては、例えば実際に送信している状態(送信状態)、送信するように設定されているが実際にはネットワーク帯域幅の確保に失敗したために送信を中止している状態(送信中止状態)である。この図1に示した音楽システムでは、実際にネットワーク帯域幅の確保に成功してデータを送信しているノードを送信ノードA(Na)及びノードB(Nb)とし、ネットワーク帯域幅の確保に失敗してデータ送信を中止しているノードを送信ノードC(Nc)及び送信ノードD(Nd)とした場合を示している。図1では、送信ノードC(Nc)及び送信ノードD(Nd)と受信ノードRN間を接続している仮想接続VC上のデータの流れを点線表示として、便宜的に送信中止状態にあることを表している。
なお、上述した実施例においては説明の都合上、設定表示ノードHN、送信ノード(Na〜Nd)、受信ノードRNとを区別して説明したが、実際には1台の制御機器又は音楽関連機器が複数の前記各ノードとしての機能に対応しているものであってよい。例えば、設定表示ノードと送信ノードとしての両機能を含んだ機器、送信ノードと受信ノードとしての両機能を含んだ機器、あるいは設定表示ノードと送信ノードと受信ノードとしての機能を全て含んだ機器であってよい。
なお、音楽ネットワークシステムを構成する設定表示ノードHN、送信ノード(Na〜Nd)、受信ノードRNは図示した構成に限らず、音楽ネットワークシステム内に各ノードがそれぞれ複数台ずつ存在していてもよい。
次に、上記した設定表示ノードHN、送信ノード(Na〜Nd)、受信ノードRNのいずれか1つの全体構成について、図2を用いて簡単に説明する。図2は、上記各装置いずれか1つの全体構成の一実施例を示すハード構成ブロック図である。ただし、上記各装置は同じようなハード構成を用いるものとして説明することができることから、代表として設定表示ノードHNの図を1つだけ用いて説明する。
ここに示された設定表示ノードHN(接続設定装置)のハードウエア構成例はパーソナルコンピュータを用いて構成されており、そこにおいて、ディスプレイ5A上に仮想接続された各ノード間におけるネットワーク帯域の使用状況を「帯域表示画面」に表示する処理は、コンピュータが該処理を実現する所定の制御プログラム(後述する図3参照)を実行することにより実施される。勿論、こうした処理はコンピュータソフトウエアの形態に限らず、DSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)によって処理されるマイクロプログラムの形態でも実施可能であり、また、この種のプログラムの形態に限らず、ディスクリート回路又は集積回路若しくは大規模集積回路等を含んで構成された専用ハードウエア装置の形態で実施してもよい。なお、本発明に係る接続設定装置はパーソナルコンピュータに限らず、ミキサ、シンセサイザ、音源装置、レコーダ等、任意の製品応用形態をとっているものであってよい。
本実施例に示す設定表示ノードHNは、マイクロプロセッサユニット(CPU)1、リードオンリメモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3からなるマイクロコンピュータによって制御される。CPU1は、この設定表示ノードHN全体の動作を制御するものである。このCPU1に対して、データ及びアドレスバス1Dを介してROM2、RAM3、検出回路4、表示回路5、外部記憶装置6、IEEE1394インタフェース(I/F)7がそれぞれ接続されている。更に、CPU1には、タイマ割込み処理(インタラプト処理)における割込み時間や各種時間を計時するタイマ1Aが接続されている。例えば、タイマ1Aはクロックパルスを発生し、発生したクロックパルスをCPU1に対して処理タイミング命令として与えたり、あるいはCPU1に対してインタラプト命令として与える。CPU1は、これらの命令に従って各種処理を実行する。
ROM2は、CPU1により実行される各種プログラムや各種データを格納するものである。RAM3は、CPU1が所定のプログラムを実行する際に発生する各種データを一時的に記憶するワーキングメモリとして、あるいは現在実行中のプログラムやそれに関連するデータを記憶するメモリ等として使用される。RAM3の所定のアドレス領域がそれぞれの機能に割り当てられ、レジスタやフラグ、テーブル、メモリなどとして利用される。例えば、各送信ノードから受信した「送信情報」などの各種データが一時記憶される。操作子4Aは、ネットワーク帯域の使用状況を表示する「帯域表示画面」(後述する図4〜図6参照)や仮想接続状態を表示する「接続設定表示画面」(図示せず)などの各種画面をディスプレイ5A上に表示するよう指示するスイッチ、確保したいネットワーク帯域幅の変更などの各種設定に用いる数値データ入力用のテンキーや文字データ入力用のキーボード、あるいはディスプレイ5Aに表示された「接続設定表示画面」(図示せず)上のポインティングデバイスを操作して前記画面から仮想接続の設定又は変更を行うマウスなどの各種操作子である。勿論、これら以外にも各種操作子を含んでいてよい。検出回路4は、上記各操作子4Aの操作状態を検出し、その操作状態に応じた情報をデータ及びアドレスバス1Dを介してCPU1に出力する。
表示回路5は例えば液晶表示パネル(LCD)やCRT等から構成されるディスプレイ5Aに、「帯域表示画面」(図4〜図6参照)や「接続設定表示画面」(図示せず)などの各種画面を表示したり、あるいはCPU1の制御状態などを表示する。ユーザは該ディスプレイ5Aに表示される「帯域表示画面」や「接続設定表示画面」を参照することにより、仮想接続された各ノード間に割り当てるネットワーク帯域幅の変更などの各種設定を容易に行うことができる。外部記憶装置6は、CPU1が実行する各種制御プログラムなどを記憶する。なお、上述したROM2に制御プログラムが記憶されていない場合、この外部記憶装置6(例えばハードディスク)に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM3に読み込むことにより、ROM2に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU1にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。なお、外部記憶装置6はハードディスク(HD)に限られず、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD‐ROM・CD‐RAM)、光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Disk)等の着脱自在な様々な形態の外部記憶媒体を利用する記憶装置であればどのようなものであってもよい。
IEEE1394インタフェース(I/F)7はIEEE1394規格に準拠してデータ通信を行うハードウェア及びソフトウェアで構成される高速通信インタフェースであって、このIEEE1394インタフェース7を介して物理的に接続している他のノードと実際に送信情報や音楽データなどの各種情報の送受信動作を行うことができる。このIEEE1394インタフェース7を介してチェーン接続(又はマルチポイント接続)された各ノードはネットワークXを構成し、既に説明したように該ネットワークXを構成する各ノード(送信ノード(Na〜Nd)と受信ノードRN)間では任意の特定ノード間で音楽データを送受するよう仮想接続を設定することができるようになっている。
送信ノード(Na〜Nd)及び受信ノードRNでは上記のほかに、図中において点線で示す各種インタフェース8及び不揮発メモリ9を具える。各種インタフェース8はIEEE1394インタフェース以外のMIDIインタフェースやオーディオインタフェースなど、他のノードと直接接続するためのインタフェースである。すなわち、MIDIインタフェース(又はオーディオインタフェース)は、外部接続された他の外部機器ADからMIDIデータ(又はオーディオデータ)を当該ノードへ入力したり、あるいは当該ノードからMIDIデータ(又はオーディオデータ)を他の外部機器ADへ出力するためのインタフェースである。外部機器ADはユーザによる操作に応じてMIDIデータ又はオーディオデータを発生する機器(送信ノード(Na〜Nd)に外部接続された場合)、あるいはMIDIデータ又はオーディオデータに基づき楽音を発生することが可能である音源を有する機器(受信ノードに外部接続された場合)であれば、どのような機器であってもよい。なお、各種インタフェース8は専用のインタフェースを用いるものに限らず、RS-232C等のシリアル・インタフェース、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)等の、IEEE1394インタフェース以外の汎用インタフェースを用いて構成するようにしてよい。不揮発メモリ9は、各送信ノード(Na〜Nd)及び受信ノードRNにおいて作成される「送信情報」を記憶する。この「送信情報」の内容は、ネットワーク上に新たなノードを追加接続する、あるいは各送信ノード(Na〜Nc)における送信シーケンス数を変更するなど、ノードの増減や仮想接続を変更したような場合に自動的に行われるネットワーク帯域幅の確保などにあわせて更新される。
従来知られているように、上述した音楽システムにおいては、ネットワークに新たな音楽関連機器を接続する又はネットワークから既に接続済みの音楽関連機器を取り外すなどして当該音楽システムを構成するノードそのものを増減させることができるだけでなく、各送信ノードのIEEE1394における1つのアイソクロナス転送に含まれる送信シーケンス数を変更する、あるいは任意の送信ノードに割り当てるネットワーク帯域幅を変更するなどの、各ノードの送信設定を変更することができる。こうした場合、ユーザは設定表示ノードHNにおいて「帯域表示画面」をディスプレイ5Aに表示させ、該画面から前記ノードの増減や送信設定の変更に応じた最新のネットワーク帯域の使用状況を確認することができる。本発明に係る設定表示ノードHNでは、ネットワーク帯域全体を超えてしまうあるいはチャンネル競合が生じるなどの理由により、ネットワーク送信の際に必要なネットワーク帯域幅を新たに確保することができずに音楽データ送信を中止している送信ノードと、ネットワーク送信の際に必要なネットワーク帯域幅を新たに確保することができ音楽データの送信が可能である送信ノードとを明示的に分けて「帯域表示画面」に表示する。
そこで、こうした「帯域表示画面」を表示する表示処理について図3を用いて、「帯域表示画面」の画面構成について図4〜図6を用いて、それぞれ説明する。図3は、「帯域表示画面」を表示する「表示処理」の一実施例を示すフローチャートである。当該処理は、ユーザによる所定のスイッチ操作などの「帯域表示画面」を表示する指示に応じて実行される。
まず、ステップS1では、ネットワークからIEEE1394規格に従うSelfIDパケットを収集して、これによりネットワーク接続されている送信ノードの総数を知る。ステップS2では、IEEE1394のアシンクロナス転送によりすべての送信ノード1つずつから送信情報(送信設定情報と送信状態情報とを含む)を取得する。ステップS3では、全ての送信ノードから「送信情報」とを取得したか否かを判定する。全ての送信ノードから「送信情報」を取得した場合には(ステップS3のYES)、上記取得した送信情報に基づき「帯域表示画面」をディスプレイ5A上に表示する。すなわち、従来においてはアイソクロナスリソースマネージャノードから仮想接続された各ノード間におけるネットワーク帯域の使用状況に関する情報を取得していたが、これでは各ノードのうち帯域を確保できた各送信ノードのネットワーク帯域幅を加算した合計しか分からないことから、本発明に係る接続設定装置(設定表示ノードHN)では各送信ノードから各送信ノードが必要とする確保したいネットワーク帯域幅(送信設定情報に含まれる)とデータ送信状態(送信状態情報に含まれる)とを取得し、これに基づき仮想接続された各機器間におけるネットワーク帯域の使用状況として、実際に使用されている帯域幅か、使用したいが帯域不足で送信できない帯域幅かを判別する。そして、この判別した結果に応じて、ディスプレイ5A上に後述するような「帯域表示画面」(図4〜図6参照)を表示する。
次に、上記した「表示処理」(図3参照)の実行に伴い、ディスプレイ5A上に表示する「帯域表示画面」について、表示態様毎に図を分けて説明する。図4〜図6は、「帯域表示画面」の画面構成の一実施例をそれぞれ示す概念図である。この「帯域表示画面」は、ストリームデータ用のネットワーク帯域の使用状況を表示する画面である。なお、ここでは、図1に示した音楽ネットワークシステムにおいて、実際にネットワーク帯域の確保に成功して音楽データを送信しているノードを送信ノードA(Na)及びノードB(Nb)とし、ネットワーク帯域の確保に失敗して音楽データの送信を中止しているノードを送信ノードC(Nc)及び送信ノードD(Nd)とした場合の表示を例にして説明する。
図4に示す「帯域表示画面」では、各送信ノード毎に必要とするネットワーク帯域幅を個別に棒グラフGの表示態様でウインドウ表示する。この際に、ネットワーク帯域幅を確保することができ実際に音楽データの送信が可能である送信ノードと、使用したいが帯域不足で帯域幅を確保することができずに音楽データの送信ができない送信ノードとを明示的に分けて表示する。ここでは、ネットワーク帯域幅を確保できた送信ノードA(Na)及び送信ノードB(Nb)については実線表示のグラフで、ネットワーク帯域幅を確保できなかった送信ノードC(Nc)及び送信ノードD(Nd)については点線表示のグラフにより、それぞれを異なる表示態様でグラフ表示する。また、ネットワークが有する帯域の全体を100%として、各ノードが必要とするネットワーク帯域幅の帯域占有率を求め、これに対応した表示幅により各送信ノード毎にグラフ表示する。また、ネットワーク帯域幅の帯域占有率だけでなく送信オーディオ本数換算値を表示するようにしておくことで、各送信ノードが必要とするネットワーク帯域幅がどれくらいの送信オーディオ本数に対応するものであるかが容易に理解できるようにもしている。すなわち、MIDIのために使われる帯域幅であっても、これをオーディオデータ送信に必要とされる帯域幅に割り当てられた所定の単位であるオーディオ本数に換算して、帯域幅の表示単位をMIDI、オーディオともに送信オーディオ本数に揃えることによって、各送信ノードが必要とするネットワーク帯域幅がどれくらいであるかを感覚的に素早く理解することのできるようにしている。
図5に示す「帯域表示画面」においても各送信ノード毎に必要とするネットワーク帯域幅を棒グラフGの表示態様でウインドウ表示するが、図4に示した画面と異なり、転送する音楽データの種類(オーディオデータ、MIDIデータ)毎に分けて表示する。ここに示した実施例では、送信ノードA(Na)及び送信ノードB(Nb)についてはオーディオデータ、MIDIデータどちらの音楽データについても帯域幅を確保することができており、これらの送信ノードについては実線表示のグラフで表示する。他方、送信ノードC(Nc)についてはオーディオデータ、MIDIデータどちらの音楽データについても帯域幅を確保することができておらず、また送信ノードD(Nd)についてはオーディオデータの帯域幅を確保することができていないとして、これらの送信ノードについては点線表示のグラフで表示する。このように、送信ノードが複数のアイソクロナスチャンネルで音楽データを送信するもの、例えばオーディオデータ送信用に1つ、MIDIデータ送信用に1つのアイソクロナスチャンネルで送信する能力をもつようなものである場合には、各送信ノード毎に必要とするネットワーク帯域幅を各チャンネル毎に分けて表示する。
図6に示す「帯域表示画面」では、上記図4及び図5に示した画面のように、各送信ノード毎に分けて必要とするネットワーク帯域幅を棒グラフGの表示態様でウインドウ表示せずに、単に実際に使用されており送信可能であるネットワーク帯域幅の合計と、使用したいが帯域不足で送信できないネットワーク帯域幅の合計とに分けて表示する。この場合、既に説明済みの従来の「帯域表示画面」(図7参照)と異なり、ネットワークが有する帯域全体を100%として、各ノードが必要とするネットワーク帯域幅の帯域占有率を求め、これに対応した分だけ各送信ノード毎に棒グラフにおける表示幅を表示する。
以上のようにして、仮想接続された各機器間におけるネットワーク帯域の使用状況を「帯域表示画面」に表示する際に、IEEE1394バス全体で使用可能な帯域幅を表示すると共に、実際に使用されており音楽データの送信が可能である帯域幅と、使用したいが帯域不足で音楽データの送信ができない帯域幅とを明示的に分けて表示するようにした。こうすることにより、ユーザは当該画面を見て、現在使用中のネットワーク帯域がどれくらいであるか、確保できなかったネットワーク帯域がどれくらいあるか、どの送信ノードが確保できまた確保できなかったか、を容易に理解することができる。すなわち、従来では、ネットワーク全体の帯域を超えてしまいネットワーク帯域幅を新たに確保することができずに送信中止となっている送信ノードがある場合であっても、ユーザがどのように送信設定を行えばよいかを容易に把握できなかったが、この画面からは使用中のネットワーク帯域と必要とされるネットワーク帯域幅とを比較することができ、どのように設定変更したらよいかをユーザが容易に判断することができるようになる。
なお、上述した実施例においては音楽ネットワークシステムとしてオーディオやMIDIなどの音楽データをストリームデータとして送受するシステムを例に挙げたがこれに限らず、動画データ等をストリームデータとして送受する音楽ネットワークシステムであってもよい。
なお、送信データの帯域幅変更の契機として、IEEE1394において1つのアイソクロナス転送に含まれる送信シーケンス数を変更することに限らず、1つの送信ノードが送信するアイソクロナス転送の数を変更することも帯域幅の変更契機に該当する。例えば、オーディオをステレオで送信していた状態からモノラルの送信に変更する際に、オーディオデータのシーケンスが2つ含まれているアイソクロナス転送を1つ送信している状態から該含まれているシーケンスを1つにするようにしてもよいし、オーディオデータのシーケンスが1つ含まれているアイソクロナス転送を2つ送信している状態からアイソクロナス転送を1つに減らすようにしてもよい。また、デジタルオーディオデータを送信する際、サンプリングレートを変更することによって、送信するデータ量が変わることも含まれる。
なお、上記した「帯域表示画面」上に表示された各送信ノードの帯域幅のグラフの幅を直接操作することに応じて、対応する送信ノードのネットワーク帯域幅を変更できるようにすると便利であってよい。例えばGUI(グラフィック・ユーザ・インタフェース)等によりディスプレイ5A上に表示された「接続設定表示画面」から仮想接続の設定及び変更することができるだけでなく、「帯域表示画面」からネットワーク帯域幅の変更を直接行えるようにすると、操作性が向上されると共にユーザは直感的にネットワーク帯域幅の調整などを簡単に行うことができてよい。
この発明に係る接続設定装置を適用する音楽ネットワークシステムの一実施例を示すシステムブロック図である。 設定表示ノード、送信ノード、受信ノードのいずれか1つの全体構成の一実施例を示すハード構成ブロック図である。 帯域表示画面を表示する表示処理の一実施例を示すフローチャートである。 帯域表示画面の一実施例を示す概念図である。 帯域表示画面の別の実施例を示す概念図である。 帯域表示画面のさらに別の実施例を示す概念図である。 従来知られた帯域表示画面の一実施例を示す概念図である。
符号の説明
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…検出回路、4A…操作子、5…表示回路、5A…ディスプレイ、6…外部記憶装置、7…IEEE1394インタフェース、8…各種インタフェース、9…不揮発メモリ、1D…通信バス(データ及びアドレスバス)、X…ネットワーク、AD…外部機器、HN…設定表示ノード、Na(N b、Nc、Nd)…送信ノード、RN…受信ノード、WD…ウインドウ

Claims (5)

  1. 1乃至複数の送信ノード及び1乃至複数の受信ノードによって構成された1の論理的な音楽システムにおいて、ネットワーク接続されている各ノード間におけるネットワーク帯域の使用状況を表示する接続設定装置であって、
    少なくとも前記送信ノード又は前記受信ノードのいずれかとネットワーク接続するための接続手段と、
    表示手段と、
    1の論理的な音楽システムを構成する全ての送信ノードから、確保したいネットワーク帯域幅とデータ送信状態とを前記ネットワーク接続を介して取得する取得手段と、
    前記取得したネットワーク帯域幅とデータ送信状態とに従い、前記各送信ノードにおけるネットワーク帯域の使用状況を判別する判別手段と、
    前記表示手段に、前記判別したネットワーク帯域の使用状況に応じて、実際に使用されてデータ送信が可能である帯域幅と、使用したいが帯域不足でデータ送信できない帯域幅とを明示的に分けて表示する表示制御手段と
    を具備した接続設定装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記実際に使用されてデータ送信が可能である帯域幅と前記使用したいが帯域不足でデータ送信できない帯域幅とを表示する際に、複数種類のデータ送信それぞれに必要とされる帯域幅毎に割り当てられた所定の単位のいずれかに、前記帯域幅の表示単位を揃えて表示することを特徴とする請求項1に記載の接続設定装置。
  3. 前記表示制御手段は、ネットワーク全体で使用可能な帯域幅を同時に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の接続設定装置。
  4. 1乃至複数の送信ノード及び1乃至複数の受信ノードによって構成された1の論理的な音楽システムにおけるネットワーク接続を介したデータ送信の際に必要なネットワーク帯域を管理する管理手段を有する音楽ネットワークシステムであって、
    前記管理手段によるネットワーク帯域幅の確保の成否に応じて、前記仮想接続された受信ノードに対してデータ送信を開始又は中止する送信ノードと、
    前記送信ノードから送信されたデータを受信する受信ノードと、
    前記各送信ノードから確保したいネットワーク帯域幅とデータ送信状態とを取得し、前記取得したネットワーク帯域幅とデータ送信状態とに従い、前記各送信ノードにおけるネットワーク帯域の使用状況を判別し、仮想接続された各ノード間におけるネットワーク帯域の使用状況を表示する際に、該判別したネットワーク帯域の使用状況に応じて、実際に使用されてデータ送信が可能である帯域幅と、使用したいが帯域不足でデータ送信できない帯域幅とを明示的に分けて表示する設定表示ノードと
    を有する音楽ネットワークシステム。
  5. コンピュータに、
    1乃至複数の送信ノード及び1乃至複数の受信ノードによって構成された1の論理的な音楽システムにおける全ての送信ノードから、各送信ノード毎に確保したいネットワーク帯域幅とデータ送信状態とをネットワーク接続を介して取得する手順と、
    前記取得したネットワーク帯域幅とデータ送信状態とに従い、前記各送信ノードにおけるネットワーク帯域の使用状況を判別する手順と、
    所定の表示手段に、前記判別したネットワーク帯域の使用状況に応じて、実際に使用されてデータ送信が可能である帯域幅と、使用したいが帯域不足でデータ送信できない帯域幅とを明示的に分けて表示する手順と
    を実行させるためのプログラム。
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