JP2006270265A - 複眼撮影装置及びその調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被写体を所定の撮影範囲内に好適に収めることができるように光軸のズレの補正を複眼撮影装置で行う。
【解決手段】 複眼撮影装置は、左側光学ユニット4と、右側光学ユニット5とを有する
調整時には、被写体を撮影すべき被写体位置よりも少し後方にずらして調整用ターゲットマークTgを配置し、その調整用ターゲットマークTgを各光学ユニット4,5で撮影する。各光学ユニット4,5から得られる撮影画像を解析し、調整用ターゲットマークTgの像の位置を切出し中心として、所定サイズの切出し範囲を各光学ユニット4,5について求める。各切出し範囲が複眼撮影装置の補正メモリに記憶される。被写体撮影時では、補正メモリに記憶されている各切出し範囲の画像を、各光学ユニット4,5で撮影した撮影画像から切り出す。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複眼撮影装置及びその調整方法に関するものである。
2組の撮影光学系を所定の間隔で並べて配置し、視差のある2つの画像をCCDイメージセンサ等で撮影する複眼撮影装置が知られている。このような複眼撮影装置からは、深さ方向すなわち被写体の距離情報を得ることができ、それを基に被写体の凹凸等を考慮した精度の高い画像認識に利用することができる。例えば、左右に一対の撮影光学系を並べた複眼撮影装置を用いて、視差のある2つの顔画像を撮影し、それらの顔画像から個人認証を行うことにより、集合住宅や会社内で入退室等の管理を行うセキュリティ装置として利用することができる。
上記のような複眼撮影装置では、複数の撮影光学系の相互の光軸を精度良く調整する必要がある。例えば上記のようなセキュリティ装置として利用されると複眼撮影装置では、固定された撮影距離の一点で左右の撮影光学系の光軸が合致するように調整される。
特許文献1に記載された複眼撮影装置(立体撮影装置)では、ズームタイプの撮影レンズを搭載した各撮影光学系のそれぞれについて、焦点距離ごとの光軸のズレ量を予め測定して記憶しておき、撮影時には撮影レンズの焦点距離を検出し、その検出した焦点距離のズレ量に応じて撮影画像の切り出しエリアを制御することで、光軸のずれのない画像を得るようにしている。
特開平8−317424号公報
ところで、上記のようなセキュリティ装置等として利用される複眼撮影装置では、固定された撮影距離の一点で各撮影光学系の光軸が合致するように調整するが、例えば被写体として人物の顔を想定した場合には、ピント位置と同様に両目の中心で各光軸が交差するように光軸調整を行う。したがって、やや斜めから撮影される顔の両目の中心が撮影範囲の中心となり、顔の側部の頬や耳などの像が撮影範囲の端によってしまう。そして、最悪の場合にはそれらの部分が撮影範囲からはみ出してしまい、個人認証が行えなくなるといった問題がある。
上記のような問題は、特許文献1のように画像の切り出しを行って光軸のずれを補正する場合にでも同様に生じる。なお、撮影範囲、画像の切り出し範囲を広く設定しておくことも考えられるが、画像認識処理の対象となる画像以外に余分な画像が増えて認識処理に時間がかかってしまうといった問題や、画像を切り出す範囲が撮影範囲からはみ出してしまうといった問題が生じる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、被写体を所定の撮影範囲内に好適に収めることができる複眼撮影装置及びその調整方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、各撮影光学系のそれぞれについて、予め決められた被写体位置よりも遠方にずらした基準点に対応する撮影画面内の位置を中心として予め決めた切出し範囲を記憶した記憶手段と、撮影画像から対応する切出し範囲内の画像を切り出す切出し処理を各撮影光学系で撮影された撮影画像のそれぞれに行う処理手段とを備えたものである。
請求項2記載の発明では、記憶手段が、撮影レンズの光軸を回転中心とする撮影画面の回転方向のズレ量に基づいて回転させた切出し範囲を記憶しているようにしたものである。
請求項3記載の発明では、各撮影光学系のそれぞれについて、予め決められた被写体位置よりも遠方にずらした基準点に対応する撮影画面内の位置を切出し中心として記憶した記憶手段と、撮影光学系で撮影された撮影画像に対して、前記記憶手段に記憶した対応する切出し中心から決まる切出し範囲内の画像を切り出す切出し処理を各撮影光学系から得られる撮影画像のそれぞれに行う処理手段とを備えたものである。
請求項4記載の発明では、記憶手段は、撮影レンズの光軸を回転中心とする撮影画面の回転方向のズレ量を各撮影光学系について記憶しており、前記画像処理手段は、各撮影光学系で撮影した画像のそれぞれについて、前記記憶手段に記憶した対応するズレ量に応じて撮影画像の切出し範囲を回転させるものである。
請求項5記載の発明では、各撮影光学系の間隔を調整する機構を備えたものである。
請求項6記載の発明では、予め決められた被写体位置よりも遠方にずらして配置したターゲットを前記各撮影光学系を用いて撮影し、撮影画面内のターゲットの位置を各撮影光学系について測定し、このターゲットの位置またはターゲット位置を中心とする切出し範囲を決定し複眼撮影装置に設定するようにしたものである。
請求項7記載の発明では、撮影されたターゲットの回転量から撮影レンズの光軸を回転中心とする撮影画面の回転方向のズレ量を各撮影光学系について調べ、このズレ量またはズレ量に応じた撮影画像の切出し方向を決定し複眼撮影装置に設定するものである。
本発明によれば、予め決められた被写体位置よりも遠方にずらした基準点に対応する撮影画面内の位置を切り出しの中心として、各撮影光学系からの撮影画像を切り出すようにしたから、各撮影光学系の光軸のずれを容易に補正できるとともに、余分の画像を少なくしながら顔等の奥行きのある被写体像を適正に所定の範囲内に収めることができる。また、予め求めた撮影レンズの光軸を回転中心とする撮影画面の回転方向のズレ量に応じて撮影画像の切出し範囲を回転させるようにしたから、撮影レンズの光軸を回転中心とする撮影画面の回転方向のズレも容易に補正することができる。
本発明の第1実施形態について説明する。複眼撮影装置の前面側外観を図1に示す。また、図2に後カバーを外した状態の複眼撮影装置の背面側を示す。複眼撮影装置2は、前カバー3aと後カバー3bとからなる筐体3内に、撮影光学系としての左側光学ユニット4,右側光学ユニット5,各種回路等を内蔵しており、各光学ユニット4,5によって視差のある一対の被写体画像を撮影する。この例では、撮影目的とする被写体は、例えば人物の顔となっている。
複眼撮影装置2は、前カバー3aをシャシーとしており、左側光学ユニット4,右側光学ユニット5,各種回路が形成された回路基板6は、前カバー3aに組み付けてある。前カバー3aの前面には、一対の開口7,8を水平(左右)方向に所定の間隔をあけて設けてあり、一方の開口7からは左側光学ユニット4の固定レンズ11を、他方の開口8からは右側光学ユニット5の固定レンズ12を露呈している。
各光学ユニット4,5は、内向きに、すなわちそれらの各光軸が前方で交差する向きに適当の角度を持って前カバー3aに組み付けてある。このように各光学ユニット4,5を予め内向きに組み付けると、各光軸を平行となるように組み付ける場合と比べて、複眼撮影装置2に近い位置から対応可能となる。
図3に示すように、左側光学ユニット4は、撮影レンズ14とイメージセンサ15とから構成される。撮影レンズ14は、前述の固定レンズ11と、フォーカスレンズ16とからなり、これらを鏡筒17(図2参照)内に保持してある。フォーカスレンズ16は、光軸PLに沿って移動自在としてあり、図示しない調整機構によってフォーカスレンズ16を移動することにより、所望とする撮影距離の被写体にピントを合致するように調整できる。
イメージセンサ15は、保持板18(図2参照)に取り付けられて鏡筒17の後端に組み付けられている。このイメージセンサ15は、撮影レンズ14によって結像される被写体像を光電変換し、被写体像を画像信号として出力する。なお、撮影レンズ14のレンズ構成はどのようなものであってもよい。また、イメージセンサ15としては、CCDイメージセンサやMOS型イメージセンサなどを利用することができる。
イメージセンサ15からの画像信号は、信号処理部19に送られる。信号処理部19は、相関二重サンプリング(CDS)回路,増幅器,A/D変換器等から構成してあり、入力される画像信号に対してノイズを除去するための相関二重サンプリング処理,増幅処理,画像信号を画像データに変換するデジタル変換を行う。この信号処理部19によって、左側光学ユニット4で撮影された画像(以下、左側撮影画像という)の画像データが出力される。
右側光学ユニット5は、固定レンズ12及び光軸PRに沿って移動自在なフォーカスレンズ26からなる撮影レンズ24と、イメージセンサ25とから構成され、各レンズ12,26は、鏡筒27(図2参照)内に保持してあり、イメージセンサ25は、保持板28(図2参照)に取り付けられて鏡筒27の後端に組み付けてある。この右側光学ユニット5の各部は、光学ユニット12のものと同じである。
信号処理部29は、前述の信号処理部19と同様に画像信号に処理を行い、右側光学ユニット5で撮影された画像(以下、右側撮影画像という)を画像データとして出力する。
バス31を介して各信号処理部19,29、CPU32、切出し処理部33、認識処理部34、表示部35、インタフェース回路36が相互に接続されており、これら各部の相互間でデータ授受,CPU32から各部に対する指示の入力が可能になっている。
CPU32は、複眼撮影装置2の各部を制御する。CPU32には、ROM32a,RAM32b,補正メモリ32cが接続されている。ROM32aには、各種シーケンスを実行するためのプログラムを書き込んであり、このプログラムにしたがってCPU32は各部を制御する。RAM32bは、撮影シーケンスなどを実行する際に必要なデータを一時的に記憶するワークメモリとして利用される。
補正メモリ32cには、光軸のずれを補正するために撮影画像を切り出す範囲を規定した切出し範囲が予め書き込まれている。切出し範囲は、左側用と、右側用とがあり、これらは複眼撮影装置2に接続される調整装置40によって予め決められて補正メモリ32cに書き込まれる。この補正メモリ32cの切出し範囲は、CPU32によって補正メモリ33から読み出されて切出し処理部33にセットされる。補正メモリ32cとしては、データの保持動作が不要であるとともに、データの書き換えが可能な例えばフラッシュメモリを用いている。このようにデータの書き換えを可能とすること、切出し範囲を再設定することができるようにしてある。
切出し処理部33は、各信号処理部19,29から入力される画像データにデジタル処理を行うことで、撮影画像の一部を切り出す切出し処理を行う。この切出し処理では、左側撮影画像から左側用切出し範囲内の画像を切り出し、右側撮影画像から右側用切出し範囲内の画像を切り出す。これにより、切出し処理部33は、各光学ユニット4,5の光軸のずれを補正した左側切出し画像と右側切出し画像を生成する.
認識処理部34は、切出し処理部33からの各切出し画像の切出し画像データが入力される。認識処理部34は、これら切出し画像データを用い、撮影された被写体の顔の認識処理を行い、例えば認識された顔が予め登録されているものと一致するか否かを判定する。表示部35は、認識処理部34の判定結果を表示する。
インタフェース回路36は、各切出し範囲を複眼撮影装置2に設定する際に、外部の調整装置40が接続される。調整装置40は、後述する調整用ターゲットマークを各光学ユニット4,5でそれぞれ撮影して各信号処理部19,29から得られる左側撮影画像、右側撮影画像をインタフェース回路36を介して取得し、これらを解析することにより左側,右側用切出し範囲をそれぞれ算出する。そして、調整装置40は、算出した各切出し範囲をインタフェース回路36,CPU30を介して補正メモリ32cに書き込む。
図4に一例を示すように、各光学ユニット4,5は、それら自体の組み付けの精度、前カバー3aへの組み付け精度等から無調整状態では各光学ユニット4,5の光軸PL,PRの向きは所定のものとはなっていない。なお、図4(a)は、左右(水平)方向における各光軸の状態を、図4(b)は上下(垂直)方向の各光軸の状態を示してある。
切出し範囲を決定する際には、複眼撮影装置2に調整装置40を接続した状態で基準点に置かれた調整用ターゲットマークTgを各光学ユニット4,5で撮影する。調整用ターゲットマークTgは、例えば図5に示すように板部材42に描かれた水平方向のラインTghと垂直方向のラインTgvとからなる十字形状のマークとなっている。なお、調整用ターゲットマークTgは、この例では基準点がわかるのであれば、上記のような形状でなくてもよい。例えば適当な大きさの円形であってもよい。
調整用ターゲットマークTgが配される基準点は、図4に示されるように、各光学ユニット4,5のレンズ11,12の中心を結んだ基線Lbと直交する中心軸Lc上で、被写体を撮影すべき位置として予め決められた被写体位置Spよりも少し後方にずらした位置としてある。このようにすることで、余分な背景画像を少なくしながら、顔の画像が切出し範囲にバランスよく収まるようにしている。基準点と被写体位置Spとの距離は、被写体の前後の長さの半分程度とするのがよく、被写体を人物の顔とするこの例では、人物の顔の前後の長さが20cm程度なので、10cm程度としてある。
調整用ターゲットマークTgを撮影した際の撮影画面と切出し範囲の関係を図6に示す。図6(a)に示すように、調整装置40は、左側光学ユニット4の撮影画面45において、調整ターゲットマークTgの像Tgiの十字形状の交差部分を左側切出し中心CLとする。この左側切出し中心CLは、基準点に対応する左側光学ユニット4の撮影画面45内における位置となる。そして、撮影画面45の中心OLを原点として、左側切出し中心CLの座標(ΔXL0,ΔYL0)を左側画像データから算出し、その座標(ΔXL0,ΔYL0)と矩形状の左側用切出し範囲FLの各辺の長さA,Bとに基づいて、左側用切出し範囲FLの各頂点の座標(XL1,YL1),(XL2,YL1),(XL2,YL2),(XL1,YL2)を算出する。
一方、右側用切出し範囲については、図6(b)に示すように、光学ユニット5の撮影画面46上において、その中心OLを原点として調整ターゲットマークTgの像Tgiの十字形状の交差部分を右側切出し中心CRとし、その座標(ΔXR0,ΔYR0)と矩形状の切出し範囲FRの各辺の長さA,Bとに基づいて、右側用切出し範囲FRの各頂点の座標(XR1,YR1),(XR2,YR1),(XR2,YR2),(XR1,YR2)を算出する。
このように求められる各切出し範囲FL,FRは、図4中の符号PLc,PRcを光軸として撮影された一対の画像を切り出すものとなる。なお、撮影画面の中心は、各撮影画像をライン数、1ライン中の画素数(画像データの個数)とから求めることができる。
図7に模式的に示すように、補正メモリ32cには、上記のように調整装置40で算出される左側用切出し範囲FLが上記のように調整装置40で算出さ各頂点の座標(XL1,YL1),(XL2,YL1),(XL2,YL2),(XL1,YL2)で、また右側用切出し範囲FRが各頂点の座標(XR1,YR1),(XR2,YR1),(XR2,YR2),(XR1,YR2)で書き込まれる。
次に上記構成の作用について説明する。調整時には、複眼撮影装置2に調整装置40を接続した状態で、複眼撮影装置2で撮影すべき被写体位置Spの少し後方にずらした基準位置に調整用ターゲットマークTgを配し、この調整用ターゲットマークTgを各光学ユニット4,5で撮影する。
各光学ユニット4.5で撮影された各撮影画像は、インタフェース回路36を介して調整装置40に送られて、それぞれ解析される。これにより、調整対象となっている複眼撮影装置2について、左側用切出し範囲FLの各頂点の座標(XL1,YL1),(XL2,YL1),(XL2,YL2),(XL1,YL2)と、右側切出し範囲FRの各頂点の座標(XR1,YR1),(XR2,YR1),(XR2,YR2),(XR1,YR2)とが算出され、これらの各座標が調整装置40から、インタフェース回路36,CPU30を介して補正メモリ32cに送られて書き込まれる。
上記のように各切出し範囲が設定されて調整が完了した複眼撮影装置2が所定の場所に設置されて、顔を使った例えば個人認証に用いられる。複眼撮影装置2の電源がオンとされたときに、切出し処理部33に補正メモリ32cから読み出された各切出し範囲FL,FRの各頂点の座標がセットされる。
個人認証を受ける被認証者は、顔を被写体位置Spとなるように姿勢を調整して複眼撮影装置2による撮影を受ける。例えば図示しないセンサ等によって、被写体位置Spに被写体があることを検出すると複眼撮影装置2は、左側光学ユニット4,右側光学ユニット5をそれぞれ駆動して撮影する。
左側光学ユニット4の撮影で得られる左側撮影画像と、右側光学ユニット5の撮影で得られる右側撮影画像とは、それぞれ信号処理部19,29を介して画像データに変換された後に切出し処理部33に送られる。切出し処理部33では、まず左側撮影画像の画像データのうちから左側用切出し範囲FL内の画像データを取り出すことによって左側撮影画像の切出しを行う。次に、右側撮影画像の画像データのうちから右側用切出し範囲FR内の画像データを取り出すことによって右側撮影画像の切出しを行う。これにより、被写体位置Spよりも後方にずらした基準点で各光学ユニット4,5の光軸が交差するように補正された左側切出し画像と、右側切出し画像とが各撮影画像から切り出される。
上記のように切り出された左側切出し画像と、右側切出し画像の画像データがそれぞれ認識処理部34に送られる。そして、この認識処理部34によって、入力される各切出し画像の切出し画像データを用いて撮影された被認証者の顔の認識処理が行われ、それが予め登録されているものと一致するか否かの判定がされ、表示部35に判定結果が表示される。
上記実施形態では、調整装置40によって各切出し範囲を算出し、これを複眼撮影装置に設定したが、例えば図8に示すように、各切出し中心の座標を補正メモリ32cに書き込んでおき、それら座標に基づいて複眼撮影装置2の例えばCPU30によって各切出し範囲を求めるようにしてもよい。
次に、イメージセンサ(撮影画面)の撮影レンズの光軸まわりの回転についても補正する第2実施形態について説明する。なお、以下に説明する他は、第1実施形態と同じであり、実質的に同じ構成部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
調整装置40は、図9(a)に示すように、撮影画面45内の調整用ターゲットマークTgを左側光学ユニット4で撮影して得られる左側撮影画像を解析し、調整用ターゲットマークTgの像Tgiの十字形状の交差部分を左側切出し中心CLとし、この左側切出し中心CLの座標(ΔXL0,ΔYL0)を求める。また、調整用ターゲットマークTgの例えば水平方向のラインTghの左側撮影画像上での傾きΔθLを求める。この傾きΔθLが左側光学ユニット4の撮影画面の回転方向のズレ量になる。そして、左側切出し中心CLの座標(ΔXL0,ΔYL0)を中心に、長さA,Bの矩形状で、左側切出し中心CLを中心に傾きΔθLだけ回転させた左側用切出し範囲FLの各頂点の座標(XL1,YL1),(XL2,YL2),(XL3,YL3),(XL4,YL4)を求める。
同様に、図9(b)に示すように、調整用ターゲットマークTgを右側光学ユニット5で撮影した右側撮影画像を解析し、右側切出し中心CRの座標(ΔXR0,ΔYR0)と、右側光学ユニット5の撮影画面の回転方向のズレ量である調整用ターゲットマークTgの水平方向のラインTghの右側撮影画像上での傾きΔθRを求める。そして、右側切出し中心CRの座標(ΔXR0,ΔYR0)を中心に、長さA,Bの矩形状で、右側切出し中心CRを中心に傾きΔθRだけ回転させた右側用切出し範囲FRの各頂点の座標(XR1,YR1),(XR2,YR2),(XR3,YR3),(XR4,YR4)を求める。
図10に模式的に示すように、補正メモリ32cには、上記のように求められる左側用切出し範囲FLの各頂点を示す座標(XL1,YL1),(XL2,YL2),(XL3,YL3),(XL4,YL4)と、右側用切出し範囲FRの各頂点の座標(XR1,YR1),(XR2,YR2),(XR3,YR3),(XR4,YR4)とが調整装置40によって書き込まれる。
切出し処理部34は、補正メモリ32cに書き込まれている左側用切出し範囲FLの各頂点に囲まれる範囲の画像を左側撮影画像から切り出し、左側切出し画像として出力する。同様に、切出し処理部34は、右側用切出し範囲FLの各頂点に囲まれる範囲の画像を右側撮影画像から切り出し、右側切出し画像として出力する。なお、各切出し画像を出力する際には、切出し画像が傾いていないように回転処理を行う。すなわち、切出し後に、左側切出し画像は、角度「−ΔθL」だけ回転され、右側切出し画像は、角度「−ΔθR」だけ回転される。このような回転処理は、補正メモリ32cに、調整装置40で求めた傾きΔθR,ΔθLを書き込んでおくことで容易に行える。
この第2実施形態によれば、撮影レンズ14,24の光軸PL,PRを回転軸にしてイメージセンサ15,25が回転して撮影画面が正規の位置からずれていても、その回転を打ち消すように補正することができ、光軸PL,PRを回転軸にイメージセンサ15,25を回転させる機構を不要とすることができる。
上記のように光軸まわりのイメージセンサの回転を補正する場合では、図11に示すように、各切出し中心CL,CRの座標と、傾きΔθR,ΔθLを補正メモリ32cに書き込んでおき、それら座標に基づいて複眼撮影装置2の例えばCPU30によって各切出し範囲を求めるようにしてもよい。
図12に示す第3実施形態は、各光学ユニット4,5をその光軸PL,PRが平行となるように前カバー3aに組み付けるものである。このように各光学ユニット4,5を組み付けた場合にも、上記各実施形態と同様に各切出し範囲を設定して調整することができる。また、シャシーとして前カバー3aに各光学ユニット4,5を平行に取り付けるため組み立てが簡単であるという利点がある。
図13に示す第4実施形態は、各光学ユニットの間隔を調整する調整機構を複眼撮影装置に設けたものである。左側光学ユニット4は、取付板51に取り付けられ、この取付板51をシャシー53の背面側に取り付けてある。左側光学ユニット4の鏡筒17は、その前部がシャシー53に設けた開口54に挿入され、固定レンズが前方に露呈される。開口54は、鏡筒17の外径よりも水平方向に長くしてある。これにより、左側光学ユニット4を取付板51とともに水平方向に移動自在としてある。同様に、右側光学ユニット5は、シャシー53の背面側に取り付けた取付板61に取り付けられ、その鏡筒が開口64に挿入してあり、取付板61とともに水平方向に移動自在となっている。
シャシー53の下部には、水平方向に伸びた調整軸67を回動自在に組み付けてある。この調整軸67は、左側光学ユニット4の下方の部分が外周に雄ヘリコイドを形成した左側ヘリコイド部67aとなっており、右側光学ユニット5の下方の部分が左側ヘリコイド部67aとは逆向きの雄ヘリコイドを形成した右側ヘリコイド部67bとなっている。調整軸67の一端には、外部からの操作で調整軸67を回動するためのツマミ67cを一体に設けてある。
また、シャシー53の下部には、移動部材68,69が水平方向に移動自在に取り付けてあり、移動部材68,69のそれぞれには調整軸67を通す軸孔を設けてある。移動部材68,69の各軸孔の内周面には、それぞれ雌ヘリコイドを設けてあり、移動部材68は、その軸孔が左側ヘリコイド部67aに螺合した状態とされ、移動部材69は、その軸孔が右側ヘリコイド部67bに螺合した状態とされる。上記の取付板51は、その下部の連結片51aを介して移動部材68に、取付板61は、その下部の連結片61aを介して移動部材69にそれぞれ連結にしてある。
上記のように構成することにより、ツマミ67cを操作して調整軸67を任意の方向に回転させると、移動部材68,69とともに、取付板51,61に取り付けられた各光学ユニット4,5が水平方向に移動する。この移動の際に、左側ヘリコイド部67aと右側ヘリコイド部67bの雄ヘリコイドの向きを互いに逆にしてあるから、調整軸67の回転方向に応じて、各光学ユニット4,5が互いに近づく方向、あるいは離れる方向に移動する。これにより、各光学ユニット4,5の間隔を調整することができ、被写体までの距離、被写体の大きさ等に応じて、各光学ユニット4,5を最適な間隔、被写体を臨む角度に調整することができる。
なお、第4実施形態では、各光学ユニット4,5を互いに逆向きに移動したが、一方の光学ユニットを固定しておき、他方の光学ユニットだけを移動するようにしてもよい。
上記各実施形態では、複眼撮影装置での撮影で人物の顔を認識する例について説明したが、認識対象は人物の顔に限るものではなく、また種々の用途の複眼撮影装置に利用できる。また、上記各実施形態では、調整時に調整装置を複眼撮影装置に接続するようにしているが、調整装置の機能を複眼撮影装置に内蔵して、複眼撮影装置だけで調整を行えるようにすることもできる。さらに、複眼装置の調整は、調整装置を携帯可能にしたり、前述のように内蔵としたりすれば、複眼撮影装置を実際の設置場所に設置した状態で調整することができる。
本発明を実施した複眼撮影装置の前面側を示す斜視図である。 後カバーを外した状態での複眼撮影装置の背面側を示す斜視図である。 複眼撮影装置の電気的な構成を示すブロック図である。 各光学ユニットの光軸のずれと調整用ターゲットマークの位置を示す説明図である。 調整用ターゲットマークの形状の一例を示すものである。 撮影画面と切出し範囲の関係を示す説明図である。 補正メモリの記憶内容を示す説明図である。 補正メモリに切出し中心を記憶した例を示す説明図である 撮影画面の光軸を中心とする回転を補正する例での撮影画面と切出し範囲の関係を示す説明図である。 撮影画面の光軸を中心とする回転を補正する例での補正メモリの記憶内容を示す説明図である。 補正メモリに切出し中心と撮影画面の光軸を中心とする回転のズレを記憶した例を示すものである。 各光学ユニットの光軸を平行となるように組み付ける例を示すものである。 各光学ユニットの間隔を調整する機構を備えた例を示すものである。
符号の説明
2 複眼撮影装置
4,5 光学ユニット
14,24 撮影レンズ
15,25 イメージセンサ
32c 補正メモリ
33 切出し処理部
40 調整部
Tg 調整用ターゲットマーク
CL,CR 切出し中心
FL,FR 切出し範囲

Claims (7)

  1. 撮影レンズと撮影レンズによって被写体像が結像されるイメージセンサとを有する複数の撮影光学系を備え、各撮影光学系が所定の間隔で並べて配置された複眼撮影装置において、
    各撮影光学系のそれぞれについて、予め決められた被写体位置よりも遠方にずらした基準点に対応する撮影画面内の位置を中心として予め決めた切出し範囲を記憶した記憶手段と、 撮影画像から対応する切出し範囲内の画像を切り出す切出し処理を各撮影光学系で撮影された撮影画像のそれぞれに行う処理手段とを備えたことを特徴とする複眼撮影装置。
  2. 前記記憶手段は、撮影レンズの光軸を回転中心とする撮影画面の回転方向のズレ量に基づいて回転させた切出し範囲を記憶していることを特徴とする請求項1記載の複眼撮影装置。
  3. 撮影レンズと撮影レンズによって被写体像が結像されるイメージセンサとを有する複数の撮影光学系を備え、各撮影光学系が所定の間隔で並べて配置された複眼撮影装置において、
    各撮影光学系のそれぞれについて、予め決められた被写体位置よりも遠方にずらした基準点に対応する撮影画面内の位置を切出し中心として記憶した記憶手段と、撮影光学系で撮影された撮影画像に対して、前記記憶手段に記憶した対応する切出し中心から決まる切出し範囲内の画像を切り出す切出し処理を各撮影光学系から得られる撮影画像のそれぞれに行う処理手段とを備えたことを特徴とする複眼撮影装置。
  4. 前記記憶手段は、撮影レンズの光軸を回転中心とする撮影画面の回転方向のズレ量を各撮影光学系について記憶しており、前記画像処理手段は、各撮影光学系で撮影した画像のそれぞれについて、前記記憶手段に記憶した対応するズレ量に応じて撮影画像の切出し範囲を回転させることを特徴とする請求項3記載の複眼撮影装置。
  5. 前記各撮影光学系の間隔を調整する機構を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の複眼撮影装置。
  6. 撮影レンズとイメージセンサによって撮影を行う複数の撮影光学系が所定の間隔で並べて配置された複眼撮影装置の調整方法において、
    予め決められた被写体位置よりも遠方にずらして配置したターゲットを前記各撮影光学系を用いて撮影し、撮影画面内のターゲットの位置を各撮影光学系について測定し、このターゲットの位置またはターゲット位置を中心とする切出し範囲を決定し複眼撮影装置に設定することを特徴とする複眼撮影装置の調整方法。
  7. 撮影された前記ターゲットの回転量から撮影レンズの光軸を回転中心とする撮影画面の回転方向のズレ量を各撮影光学系について調べ、このズレ量またはズレ量に応じた撮影画像の切出し方向を決定し複眼撮影装置に設定することを特徴とする複眼撮影装置の調整方法。
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