JP2006270207A - セル設定情報最適化システム、セル設定情報最適化方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 移動通信システムにおいて、各セル毎に設定された周辺セルの情報の最適化を効率的に行う。
【解決手段】 各セル毎に、ハンドオーバー先の候補となる各周辺セルと、各周辺セルの優先順位と、を最適化するのに用いられるセル設定情報最適化システム100である。ハンドオーバーを実行する度に移動通信端末装置70から通知されるハンドオーバー元及びハンドオーバー先のセルを特定するための情報を収集する情報収集手段123を備える。情報収集手段123により収集される情報を集計することによって、各セルについて設定された複数の周辺セルの各々の、ハンドオーバー先のセルとして使用された頻度を示す情報を生成する使用頻度情報生成手段231を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、移動通信システムにおいて各セル毎に設定された周辺セルに関する情報の最適化に用いられるセル設定情報最適化システム、セル設定情報最適化方法及びそのプログラムに関する。
例えば携帯電話機やPHS(Personal Handy−phone System)といった移動通信端末装置が、移動しながらも通信を継続するためには、通信接続するセルを移動の過程で切り替える(ハンドオーバーする)必要がある(例えば、特許文献1参照)。
移動通信端末装置によるハンドオーバー処理は、例えば、呼接続時に無線ネットワーク制御局(RNC:Radio Network Controller)から通知された周辺セル情報によって指定された周辺セルから送信される無線信号の受信品質を計測し、移動の過程でその受信品質が所定の閾値よりも高くなると、当該周辺セルを無線ネットワーク制御局に通知し、当該周辺セルとの接続を追加することにより行う。
従って、ハンドオーバーに必要な周辺セルと対応する周辺セル情報が無線ネットワーク制御局に設定されていない場合は、移動通信端末装置はその周辺セルの受信品質を計測することができず、ハンドオーバー処理が開始されない。
このため、移動通信端末装置が最初に呼接続したセルから離れることにより、該セルからの受信品質が低下すると、通話が切断されてしまう。すなわち、いわゆる呼損が発生する。
従来は、ハンドオーバー先の候補として設定された周辺セルの数(設定数)の不足による呼損を避けるため、ある程度地理的に広い範囲内のセルまで含めた多数の周辺セルの周辺セル情報を無線ネットワーク制御局に初期設定した状態で、移動通信端末装置を移動させる走行試験を実施し、この走行試験にて実際にハンドオーバー先として使用された周辺セルからの受信品質の測定データに基づいて、ハンドオーバー先として設定すべき周辺セルの最適化(セルの削除、追加或いは優先順位の変更)を行っていた。
このように多数の周辺セルが無線ネットワーク制御局に設定されている場合、移動通信端末装置は各々の周辺セルからの受信品質を、同時測定ではなく周辺セル毎に順番に測定するため、ハンドオーバー処理が開始されるまでの品質測定時間が周辺セル数に比例して長くなる。
このため、セル間の移動で無線環境が急激に変化する場合は、ハンドオーバー前に接続していたセル(ハンドオーバー元のセル)からの受信品質が急激に低下する一方、ハンドオーバー処理の開始に時間がかかり、受信品質の良くなった周辺セル(ハンドオーバー先とすべき周辺セル)への接続が間に合わず、呼損が発生するという問題点があった。
しかし、当初設定された周辺セルの中から、何れかの周辺セルを削除した場合に、そのセル周辺のどの走行ルートでも呼損が発生しないことを裏付けるためには、相当な回数および広範囲の走行データ取得と解析作業が必要である。
このため、従来は、設定可能な周辺セルの最大数の制限によりやむをえない場合や、重要な走行ルートにおける呼損の要因となる周辺セルの存在が判明した場合のみ、周辺セルの削除が行われており、その他の場合には周辺セル削減による呼損の改善が困難であった。
また、移動通信端末装置が受信品質を測定できる周辺セル数には制限があるため、特にセルが密集しており、同時に複数のセルと接続するハンドオーバー状態が頻繁に起こるような環境下では、各セルについて、それぞれ多数の周辺セルを無線ネットワーク制御局に設定していたとしても、その多数の周辺セルの中から、優先順位の高い順に、移動通信端末装置の周辺セル制限数だけしか、無線ネットワーク制御局から移動通信端末装置に周辺セル情報が通知されないので、移動通信端末装置はその制限数の周辺セルからの受信品質だけを測定する。
このため、優先順位が低く設定された周辺セルの受信品質が高い場合でも、移動通信端末装置は該周辺セルの受信品質を測定しないため、優先順位が低く設定された周辺セルに移動通信端末装置が近づいた場合はハンドオーバーが起動されず、呼損が発生するという問題点があった。
しかし従来は、無線基地局(NodeB)の追加工事の際、追加する周辺セルの優先順位を当初から決定するのが困難なため、追加する周辺セルの優先順位を最低順位としておき、走行試験で呼損が発生した場合に、その都度周辺セル優先順位の変更を繰り返していた。
図9は、上記のような周辺セルの設定情報の最適化に用いられる従来のセル設定情報最適化システム1000を含む移動通信システム1500を示すブロック図である。
図9に示すように、移動通信システム1500は、セル設定情報最適化システム1000と、このセル設定情報最適化システム1000に対してそれぞれ接続されたコアネットワーク1007及び無線基地局1008,1009を備えて構成されている。
図9に示すように、セル設定情報最適化システム1000は、無線ネットワーク制御局(RNC)1001と、オペレータによる保守作業(周辺セルの設定情報の最適化作業を含む)に用いられる保守端末装置1002と、を備えて構成されている。
このうち無線ネットワーク制御局1001は、図9に示すように、ATM交換機(ATM:Asynchronous Transfer Mode(非同期転送モード))1003と、制御装置1004と、セル設定保存装置1006と、を備えて構成されている。
ATM交換機1003は、コアネットワーク(CN:Core Network)1007、第1の無線基地局1008及び第2の無線基地局1009と相互に接続されている。
このATM交換機1003は、制御装置1004の制御下で呼接続要求などの制御信号を処理することにより、移動通信端末装置どうしの呼を接続したり、或いは、移動通信端末装置と公衆網と間で呼を接続したりする。
また、制御装置1005は、移動通信端末装置(図示略)が、第1の無線基地局1008により形成された第1のセル(図示略)内と、第2の無線基地局1009により形成された第2のセル(図示略)内との間で移動しながらも通信を継続(ハンドオーバー)することを可能とするために、第1及び第2の無線基地局1008,1009の双方とATM交換機1003との間での回線接続を確保する制御を行う。
保守端末装置1002は、無線ネットワーク制御局1001に接続されている。
この保守端末装置1002は、無線ネットワーク制御局1001内のトラフィックデータ(通信量を示すデータ)を表示し、この表示を確認したオペレータによる操作に従い、無線ネットワーク制御局1001内のセル設定を変更する。すなわち、セル設定保存装置1006内に設定変更後のデータを保存させることにより、周辺セルの最適化を行う。
特開2002−135823号公報
しかしながら、図9に示すような従来のセル設定情報最適化システム1000の無線ネットワーク制御局1001では、保守端末装置102により登録された移動通信端末装置を用いた走行試験の際にハンドオーバーに使用した周辺セルのデータしか収集することができない。
このため、従来のセル設定情報最適化システム1000では、使用実績の無い周辺セルの削除や、使用頻度の高い周辺セルの優先順位変更による周辺セルの最適化を効率的に行うことができない。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、各セル毎に設定された周辺セルの情報の最適化を効率的に行うことが可能なセル設定情報最適化システム、セル設定情報最適化方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のセル設定情報最適化システムは、一のセルについて、前記一のセルをハンドオーバー元のセルとした場合のハンドオーバー先の候補となる各周辺セルをそれぞれ特定するための情報と、前記一のセルに対する各周辺セルのそれぞれの優先順位を示す情報と、が設定される移動通信システムにおいて、該設定される情報を最適化するのに用いられるセル設定情報最適化システムであって、ハンドオーバーを実行する度に移動通信端末装置から通知されるハンドオーバー元及びハンドオーバー先のセルを特定するための情報を収集する情報収集手段と、前記情報収集手段により収集される情報を集計することによって、各セルについて設定された複数の周辺セルの各々の、ハンドオーバー先のセルとして使用された頻度を示す情報を生成する使用頻度情報生成手段と、を備えることを特徴としている。
本発明のセル設定情報最適化システムにおいては、前記頻度情報生成手段により生成される情報を表示する表示手段を更に備えることが好ましい。
本発明のセル設定情報最適化システムにおいては、各セルについて設定された複数の周辺セルを、前記頻度情報生成手段により生成された情報に基づいて使用頻度順に並び替えることにより、設定される情報の改善案を生成する改善案生成手段を備えることが好ましい。
本発明のセル設定情報最適化システムにおいては、前記頻度情報生成手段及び前記改善案生成手段により生成される情報を表示する表示手段を更に備えることが好ましい。
本発明のセル設定情報最適化システムにおいては、前記表示手段は、前記改善案生成手段により生成された改善案の情報と、該改善案と対応するセルについて現在設定されている周辺セルの優先順位を示す情報と、を同時に表示することが好ましい。
本発明のセル設定情報最適化システムにおいては、各セルについて設定された複数の周辺セルのうちの何れかのセルを、ハンドオーバー先の候補から削除する削除手段を備えることが好ましい。
本発明のセル設定情報最適化システムにおいては、各セルについて設定された複数の周辺セルの優先順位を変更する優先順位変更手段を備えることが好ましい。
本発明のセル設定情報最適化システムにおいては、前記移動通信システムは、無線ネットワーク制御局と、該無線ネットワーク制御局に対して情報を設定する情報設定装置と、を備えて構成され、前記情報収集手段は、前記無線ネットワーク制御局に備えられている一方で、前記頻度情報生成手段は、前記情報設定装置に備えられていることが好ましい。
更に、本発明のセル設定情報最適化システムにおいては、前記移動通信システムは、無線ネットワーク制御局と、該無線ネットワーク制御局に対して情報を設定する情報設定装置と、を備えて構成され、前記情報収集手段は、前記無線ネットワーク制御局に備えられている一方で、前記頻度情報生成手段及び前記表示手段は、前記情報設定装置に備えられていることが好ましい。
本発明のセル設定情報最適化システムにおいては、前記無線ネットワーク制御局は、前記情報収集手段により収集される情報を、所定時間毎に、前記保守端末装置に対して通知する通知手段を更に備えることが好ましい。
本発明のセル設定情報最適化システムにおいては、前記情報収集手段は、同一の無線通信方式のセル間でのハンドオーバーのみを対象として情報を収集することを好ましい一例とする。
或いは、本発明のセル設定情報最適化システムにおいては、前記情報収集手段は、同一の無線通信方式のセル間でのハンドオーバーに加え、相互に異なる無線通信方式のセル間でのハンドオーバーも対象として情報を収集することも好ましい。
本発明のセル設定情報最適化方法は、一のセルについて、前記一のセルをハンドオーバー元のセルとした場合のハンドオーバー先の候補となる各周辺セルをそれぞれ特定するための情報と、前記一のセルに対する各周辺セルのそれぞれの優先順位を示す情報と、が設定される移動通信システムにおいて、該設定される情報を最適化するための方法であって、ハンドオーバーを実行する度に移動通信端末装置から通知されるハンドオーバー元及びハンドオーバー先のセルを特定するための情報を収集する情報収集過程と、前記情報収集過程により収集される情報を集計することによって、各セルについて設定された複数の周辺セルの各々の、ハンドオーバー先のセルとして使用された頻度を示す情報を生成する使用頻度情報生成過程と、を備えることを特徴としている。
本発明のセル設定情報最適化方法においては、前記頻度情報生成過程により生成される情報を表示する表示過程を更に備えることが好ましい。
本発明のセル設定情報最適化方法においては、各セルについて設定された複数の周辺セルを、前記頻度情報生成過程により生成された情報に基づいて使用頻度順に並び替えることにより、設定される情報の改善案を生成する改善案生成過程を備えることが好ましい。
本発明のセル設定情報最適化方法においては、前記頻度情報生成過程及び前記改善案生成過程により生成される情報を表示する表示過程を更に備えることが好ましい。
本発明のセル設定情報最適化方法においては、前記表示過程では、前記改善案生成過程により生成された改善案の情報と、該改善案と対応するセルについて現在設定されている周辺セルの優先順位を示す情報と、を同時に表示することが好ましい。
本発明のセル設定情報最適化方法においては、各セルについて設定された複数の周辺セルのうちの何れかのセルを、ハンドオーバー先の候補から削除する削除過程を備えることが好ましい。
本発明のセル設定情報最適化方法においては、各セルについて設定された複数の周辺セルの優先順位を変更する優先順位変更手段を備えることが好ましい。
本発明のセル設定情報最適化方法においては、前記移動通信システムは、無線ネットワーク制御局と、該無線ネットワーク制御局に対して情報を設定する情報設定装置と、を備えて構成され、前記情報収集過程は、前記無線ネットワーク制御局が行う一方で、前記頻度情報生成過程は、前記情報設定装置が行うことが好ましい。
更に、本発明のセル設定情報最適化方法においては、前記移動通信システムは、無線ネットワーク制御局と、該無線ネットワーク制御局に対して情報を設定する情報設定装置と、を備えて構成され、前記情報収集過程は、前記無線ネットワーク制御局が行う一方で、前記頻度情報生成過程及び前記表示過程は、前記情報設定装置が行うことがより好ましい。
本発明のセル設定情報最適化方法においては、前記無線ネットワーク制御局が、前記情報収集過程により収集される情報を、所定時間毎に、前記保守端末装置に対して通知する通知過程を更に備えることが好ましい。
本発明のセル設定情報最適化方法においては、前記情報収集過程では、同一の無線通信方式のセル間でのハンドオーバーのみを対象として情報を収集することが好ましい。
本発明のセル設定情報最適化方法においては、前記情報収集過程では、同一の無線通信方式のセル間でのハンドオーバーに加え、相互に異なる無線通信方式のセル間でのハンドオーバーも対象として情報を収集することが好ましい。
本発明のプログラムは、本発明のセル設定情報最適化方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴としている。
また、本発明のプログラムは、本発明のセル設定情報最適化方法における前記無線ネットワーク制御局が担う動作をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴としている。
本発明のプログラムは、本発明のセル設定情報最適化方法における前記情報設定装置が担う動作をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴としている。
本発明によれば、ハンドオーバーを実行する度に移動通信端末装置から通知されるハンドオーバー元及びハンドオーバー先のセルを特定するための情報を収集し、該収集される情報を集計することによって、各セルについて設定された複数の周辺セルの各々の、ハンドオーバー先のセルとして使用された頻度を示す情報を生成するので、このように生成される情報を用いることにより、例えば、使用実績の無い(或いは少ない)周辺セルをハンドオーバー先の候補から削除したり、或いは、周辺セルの優先順位を変更したりするといった、セル設定情報最適化作業を行うことができ、呼損の頻度を効率的に低減させることができる。
つまり、オペレータが全てのセル範囲で走行試験及びデータ解析作業を行わなくとも、呼損の頻度を低減させるためのセル設定情報最適化作業を好適に行うことができるので、複雑なセル設定情報最適化作業を効率化することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態について説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は第1の実施形態に係るセル設定情報最適化システム100を含む移動通信システム150を示すブロック図である。
図1に示すように、移動通信システム150は、無線ネットワーク制御局(RNC:Radio Network Controller)10及び保守端末装置20を備えて構成されたセル設定情報最適化システム100と、このセル設定情報最適化システム100の無線ネットワーク制御局10に接続されたコアネットワーク(CN:Core Network)30と、このコアネットワーク30を介して無線ネットワーク制御局10に接続された公衆網40と、無線ネットワーク制御局10に接続された第1及び第2の無線基地局(NodeB)50,60と、を備えて構成されている。
無線ネットワーク制御局10は、第1及び第2の無線基地局50,60との間、並びに、コアネットワーク30との間で、呼処理用の制御データと、通信データと、を伝送する。
また、無線ネットワーク制御局10は、保守端末装置20により設定された設定値(各セル毎の周辺セル情報(後述する周辺セルリストからなる)を含む)を使用して、ハンドオーバー、電力制御、呼受付制御及び輻輳制御などの無線リソース制御(セル設定情報の最適化を含む)を行う。
保守端末装置20は、オペレータによる保守作業に用いられる。
第1の無線基地局50は、サービスエリア(無線信号が届く範囲)としての第1及び第2のセル51,52を形成し、同様に、第2の無線基地局60は、サービスエリアとしての第3及び第4のセル61,62を形成する。
なお、図1では、簡単のため、第1及び第2の無線基地局50,60が、それぞれ2つずつのセルを形成している例を示しているが、1つの無線基地局が形成するセルの数は任意である。また、図1では、簡単のため、無線基地局として、2つの無線基地局50,60のみを図示しているが、無線基地局の数も任意である。
図1には、他に、第1及び第2の無線基地局50、60により形成されたセル間を移動(ハンドオーバー)しながら通信している移動通信端末装置70(例えば、携帯電話機)を図示している。
図2はセル設定情報最適化システム100の詳細な構成を示すブロック図である。なお、図2には、セル設定情報最適化システム100の無線ネットワーク制御局10及び保守端末装置20の他に、コアネットワーク30、第1及び第2の無線基地局50,60を図示している。
図2に示すように、無線ネットワーク制御局10は、ATM交換機(ATM:Asynchronous Transfer Mode(非同期転送モード))11と、制御装置12と、セル設定保存装置14と、データ蓄積装置15と、を備えて構成されている。
このうち制御装置12は、呼処理制御手段121と、ハンドオーバー制御手段122と、情報収集手段123と、通知手段124と、設定更新手段125と、を備えて構成されている。
なお、無線ネットワーク制御局10の制御装置12は、例えば、各種の制御動作を行うCPUと、このCPUの制御用プログラム(プログラム)を記憶保持したROMと、CPUの作業領域などとして機能するRAMと、を備えて構成され、そのROMに記憶されたプログラムに従って動作することにより、上記の各手段121、122、123、124、125として機能する。
ATM交換機11は、コアネットワーク30、第1の無線基地局50及び第2の無線基地局60と相互に接続されている。
このATM交換機11は、制御装置12の(呼処理制御手段121の)制御下で、呼接続要求などの制御信号を処理することにより、移動通信端末装置どうしの呼を接続したり、或いは、移動通信端末装置と公衆網との間の呼を接続したりする。
制御装置12のハンドオーバー制御手段122は、移動通信端末装置70(図1)が、第1の無線基地局50により形成されたセル(第1のセル51又は第2のセル52)内と、第2の無線基地局60により形成されたセル(第3のセル61又は第3のセル62)内との間で移動しながらも通信を継続(ハンドオーバー)することを可能とするために、第1及び第2の無線基地局50,60の双方と無線ネットワーク制御局10(のATM交換機11)との間での回線接続を確保する制御を行う。
セル設定保存装置14は、保守端末装置20により設定されたセル設定情報(周辺セル情報(後述する周辺セルリストからなる)を含む)を、制御装置12の設定更新手段125の制御下で保存(記憶保持)する。
データ蓄積装置15は、制御装置12の情報収集手段123により収集される情報を、該情報収集手段123の制御下で記憶保持し、蓄積する。
ここで、情報収集手段123が収集する情報には、移動通信端末装置70によるデータの通信量を示すデータ(トラフィックデータ)の他に、移動通信端末装置70がハンドオーバーを実行する度に該移動通信端末装置70から通知されるハンドオーバー元及びハンドオーバー先のセルを特定するための情報(詳細後述)が含まれる。
なお、第1の実施形態の場合、情報収集手段123は、同一の無線通信方式の(例えば、第三世代の)セル間でのハンドオーバーが行われた場合のみを対象として、情報を収集する。
制御装置12の通知手段124は、データ蓄積装置15に蓄積されたデータを、所定時間毎に(例えば、定期的に)保守端末装置20に対して通知(送信)する。
また、保守端末装置20は、図2に示すように、オペレータにより無線ネットワーク制御局10のセル設定保存装置14に記憶保持されたセル設定情報(RNC設定値(後述する周辺セルリストからなる))の変更操作などを行うための操作部21と、各種の情報の表示動作を行う表示部(表示手段)22と、制御装置23と、を備えている。
制御装置23は、使用頻度情報生成手段213と、改善案生成手段232と、表示制御手段233と、削除手段234と、優先順位変更手段235と、を備えて構成されている。
このうち使用頻度情報生成手段213は、無線ネットワーク制御局10から通知される情報に基づいて、各セル毎に、周辺セルの各々の、ハンドオーバー先のセルとして使用された頻度を示す情報(本実施形態の場合、例えば、使用回数を示す情報)を生成する。
改善案生成手段232は、各セルについて設定された複数の周辺セルを、頻度情報生成手段213により生成された情報に基づいて使用頻度順に並び替えることにより、設定される情報の改善案を生成する。
表示制御手段233は、頻度情報生成手段213及び改善案生成手段232により生成される情報の他、無線ネットワーク制御局10から送信されるトラフィックデータやRNC設定値を表示部22に表示させる制御を行う。
保守端末装置20においては、表示部22に表示された情報を確認したオペレータが、RNC設定値の変更が必要であると判断した場合には、操作部21を操作することにより、RNC設定値を変更することができるようになっている。
すなわち、保守端末装置20の操作部21に対し、周辺セルを削除するための操作がなされた場合には、該操作に応じて、制御装置23の削除手段234が、無線ネットワーク制御局10に対し、周辺セルを削除させるための指令を送信する。
また、保守端末装置20の操作部21に対し、周辺セルの優先順位を変更するための操作がなされた場合には、該操作に応じて、制御装置23の優先順位変更手段235が、無線ネットワーク制御局10に対し、周辺セルの優先順位を変更させるための指令を送信する。
なお、保守端末装置20の制御装置23は、例えば、各種の制御動作を行うCPUと、このCPUの制御用プログラム(プログラム)を記憶保持したROMと、CPUの作業領域などとして機能するRAMと、を備えて構成され、そのROMに記憶されたプログラムに従って動作することにより、上記の各手段231、232、233、234、235として機能する。
セル設定情報最適化システム100を含む移動通信システム150は、以上のように構成されている。
次に、移動通信システム150の動作を説明する。
図3は移動通信システム150の動作の流れを示すフローチャート、図4は、第1のセル51についての周辺セルの配置の例を示す図、図5は第1のセル51についての周辺セルのリストを示す周辺セルリストを示す図である。
先ず、図3に示すように、保守端末装置20のオペレータが周辺セルリストを作成する(ステップS1)。ここで、予め各セル毎に、どのセルが周辺に位置しているかが分かっており、その情報を元に、オペレータが周辺セルリストを作成する。
周辺セルリストにおいては、例えば、図5に示すように、各セルのID(第1のセル51のID=1など)により、ハンドオーバー元のセル及び該ハンドオーバー元のセルについての周辺セルの情報を管理している。
すなわち、図5に示すように、例えば、第1のセル51(ID=1)をハンドオーバー元とした場合のハンドオーバー先の候補(周辺セル)としては、第2〜第8のセル(ID=2〜8)を表形式データの周辺セルリストとして記憶している。
なお、当初の周辺セルリストにおける各周辺セルの優先順位(例えば、図5における左側ほど優先順位が高いものとする)は、オペレータが無作為に決定しておくものとする。
ここで、周辺セルリストには、各周辺セル(例えば、第2〜第8の各セル)毎に、ハンドオーバー先として実際に使用された回数を示す情報を記憶保持可能であるが、周辺セルリストの作成当初においては、各周辺セルの使用回数の欄は空白となっている。
また、実際には、第1のセル51以外のセルについても、各々をハンドオーバー元とした場合のハンドオーバー先の候補(周辺セル)を示す周辺セルリストも作成する必要があるが、ここでは、簡単のため、図5に示すように、第1のセル51についての周辺セルリストのみを作成したものとする。すなわち、第1のセル51をハンドオーバー元とした場合のハンドオーバー先の候補となるセルのリストのみを作成したものとして、以下の説明を行う。
次に、保守端末装置20のオペレータは、先のステップS1にて作成した周辺セルリストに基づいて、第1のセル51についての周辺セル情報を無線ネットワーク制御局10に対して設定する(ステップS2)。
ここで、第1のセル51についての周辺セルとしては、例えば、図4に示すように、第2〜第8のセルが存在するものとする。なお、図4においては、第1〜第8のセルを、簡単のため、各々のセルを「1」〜「8」の数字のみで示している。なお、図4に示す「1」〜「8」の数字は、第1〜第8の各セルのIDをも示すものとする。
上記ステップS2の設定操作がなされると、無線ネットワーク制御局10では、その設定更新手段125の制御下で、セル設定保存装置14内の第1のセル51についての周辺セル情報が更新される(ステップS3)。
続いて、無線ネットワーク制御局10の制御装置12は、第1の無線基地局50経由で、第1のセル51の範囲内に位置している移動通信端末装置70に対し、第1のセル51の設定、すなわち、先のステップS3にて更新された周辺セル情報を通知する(ステップS4)。
すると、移動通信端末装置70は、第1のセル51を選択する(ステップS5)。
その後、第1のセル51の範囲内の移動通信端末装置70が固定網または他の移動通信端末装置に対して第1の無線基地局50経由で呼接続(第1のセル51への呼接続)すると(ステップS6)、無線ネットワーク制御局10の呼処理制御手段121は、呼接続処理を行う(ステップS7)。
ここでは、この呼接続処理が成功し、呼が正常に接続されたものとして、以下の説明を続ける。
この呼接続処理の際に、無線ネットワーク制御局10の呼処理制御手段121は、移動通信端末装置70に対し、第1のセル51の周辺セル情報(第3のセル61の情報を含む)と、ハンドオーバーの閾値と、を通知することにより、周辺セルからの受信品質の測定を開始させる(周辺セル測定制御:ステップS8)。
呼接続処理により開始された通信を行う過程で、移動通信端末装置70が位置を移動し、第1のセル51から第3のセル61へ近づいたとする(ステップS9)。
その結果、第1の無線基地局50と第2の無線基地局60からの共通パイロットチャンネル(CPICH:Common Pilot Channel)の移動通信端末装置70での受信品質(Ec/No)の差(第1のセル51と第3のセル61との受信品質の差)が、ハンドオーバー閾値を下回ると、移動通信端末装置70は第3のセル61の受信品質とスクランブリングコード(SC:Scrambling Code)を、第1の無線基地局50経由で無線ネットワーク制御局10に通知(報告)する(第3のセル測定報告:ステップS10)。
次に、無線ネットワーク制御局10は、移動通信端末装置70から報告された周辺セル、すなわち、例えば、第3のセル61を、該移動通信端末装置70のためのハンドオーバー先のセルとして新たに追加する。
次に、無線ネットワーク制御局10は、移動通信端末装置70が第3のセル61と通信接続した場合に該第3のセル61の無線リソースが過負荷にならないことを確認する。
過負荷にならないと判定した場合、第3のセル61を新たな無線回線として追加するように、第1の無線基地局50経由で移動通信端末装置70に対して指示する(第3のセル追加指示:ステップS11)。
移動通信端末装置70は、無線ネットワーク制御局10からの指示(第3のセル追加指示)に応じて、第3のセル61を追加する処理を実行し、この追加処理が完了すると、第1の無線基地局50経由で無線ネットワーク制御局10に対し該完了した旨を通知する(第3のセル追加完了通知:ステップS12)。
無線ネットワーク制御局10の情報収集手段123は、移動通信端末装置70からの追加完了通知を受信すると、ハンドオーバー処理が成功したとカウントし、トラフィックデータを更新する。
この更新の際に、無線ネットワーク制御局10の情報収集手段123は、ハンドオーバー元のセルが何れのセル(この例では第1のセル51)であるかを示す情報(SC)と、ハンドオーバー先のセルが何れのセル(この例では第3のセル61)であるかを示す情報(SC)と、をデータ蓄積装置15に記録するため、これら2つのセル(例えば、第1及び第3のセル51,61)の各々のSCを移動通信端末装置70から収集し、データ蓄積装置15に記録(蓄積)する。
無線ネットワーク制御局10は、このようにデータ蓄積装置15に蓄積される情報(SCの情報を含む)を、定期的(例えば1時間毎)に保守端末装置20に対して送信(供給)する(蓄積データ供給:ステップS13)。
ここで、保守端末装置20の制御装置23では、例えば、図5に示すように、先のステップS1にて生成した周辺セルリストを記憶保持している。
また、保守端末装置20の制御装置23では、各セル毎の周辺セルリストは、各セルのIDを検索キーとして検索されるようになっている。すなわち、例えば、第1のセル51をハンドオーバー元とした周辺セルリストは、第1のセル51のIDである「1」を検索キーとして検索される。
更に、保守端末装置20の制御装置23では、各セルのIDとSCとの対応付けを示す情報を記憶保持している。よって、各セルのSCを元に、対応するIDを検索し、この検索されたIDを検索キーとして、対応する周辺セルリストを検索できる。
上記のステップS13により、無線ネットワーク制御局10から定期的な情報の送信がなされると、保守端末装置20の制御装置23は、各セル毎に、周辺セルの使用回数(ハンドオーバー先としての使用回数)を更新するために、先ず、更新すべき周辺セルリストを検索する。すなわち、無線ネットワーク制御局10から送信された情報に含まれるSCから、該SCと対応するIDを検索し、該IDと対応する周辺セルリストを検索する(周辺セルリスト検索:ステップS14)。
続いて、保守端末装置2の制御装置23の使用頻度情報生成手段231は、無線ネットワーク制御局10から送信された情報に基づいて、周辺セルリストを更新する(周辺セル使用回数更新:ステップS15)。
なお、更新すべき周辺セルリストの検索(ステップS14)と、その更新(ステップS15)とは、更新すべき周辺リストを全て更新し終えるまで繰り返し行う。
また、保守端末装置20の制御装置23の優先順位変更手段235は、無線ネットワーク制御局10からの定期的な情報の送信がなされるのよりも長い時間間隔で、各周辺セルリストにおける周辺セルの優先順位の変更処理を行う。すなわち、例えば、一定期間(例えば1日)毎に、各周辺セルリストにおける周辺セルの優先順位を、例えば、図6に示すように、各々の累積使用回数の高い順番に並べ替え、周辺セルリスト改善案として保守端末装置20の制御装置23内に記憶保持する(周辺セルリスト優先順位並べ替え:ステップS16)。
また、保守端末装置20のオペレータは、周辺セルリスト改善案と、無線ネットワーク制御局10に現在設定されている周辺セルリストと、を表示部22に表示させて比較し、無線ネットワーク制御局10に現在設定されている周辺セルリストを変更する必要があると判断した場合には、該現在設定されている周辺セルを変更する操作を操作部21に対して行う。
すなわち、例えば、双方のリストにおける優先順位の違いから、優先順位を変更する必要があると判断した場合には、優先順位を変更する操作を行い、使用回数が少ない周辺セルがあった場合には、その周辺セルを削除する操作を行う。
優先順位を変更する操作がなされた場合には、保守端末装置20の制御装置23の優先順位変更手段235は、無線ネットワーク制御局10に現在設定されている周辺セルリストの優先順位を変更する指令を無線ネットワーク制御局10に対して送信する一方で、何れかの周辺セルを削除する操作がなされた場合には、保守端末装置20の制御装置23の削除手段234は、無線ネットワーク制御局10に現在設定されている周辺セルリストにおいて、削除操作に該当する周辺セルを削除する指令を無線ネットワーク制御局10に対して送信する(周辺セル設定変更指令:ステップS17)。
無線ネットワーク制御局10の制御装置12の設定更新手段125は、保守端末装置20の優先順位変更手段235或いは削除手段234からの指令に従って、セル設定保存装置14に保存された周辺セルリストを更新する(周辺セル設定変更:ステップS18)。
これにより、周辺セルが最適化される。
以上のような第1の実施形態によれば、運用中の移動通信システム150において、無線ネットワーク制御局10の情報収集手段123が周辺セルの使用実績に関する情報(ハンドオーバー元及びハンドオーバー先のセルを特定するための情報)を収集し、該収集される情報を保守端末装置20の使用頻度情報生成手段231により集計するので、オペレータが全てのセル範囲で走行試験及びデータ解析作業を行わなくとも、使用頻度が高く優先順位を上げて無線ネットワーク制御局10に設定すべき周辺セルの優先順位を高めたり、使用頻度が低く無線ネットワーク制御局10の設定から削除しても運用に支障無い周辺セルを検索し削除したりといった複雑な周辺セル最適化作業を効率化することができ、呼損の頻度を効率的に低減させることができる。
〔第2の実施形態〕
第2の実施形態では、同一の無線通信方式(例えば、第三世代の無線通信方式)のセル間でのハンドオーバーに加え、相互に異なる無線通信方式のセル間でのハンドオーバー(例えば、第三世代用のセルから第二世代用のセルへのハンドオーバー)も対象として情報を収集する例について説明する。
図7は第2の実施形態に係るセル設定情報最適化システム200を含む移動通信システム260を示すブロック図である。
図7に示すように、移動通信システム260は、無線ネットワーク制御局(RNC)210及び保守端末装置20を備えて構成されたセル設定情報最適化システム200と、このセル設定情報最適化システム200の無線ネットワーク制御局210に接続された第三世代用コアネットワーク(CN)30と、この第三世代用コアネットワーク30を介して無線ネットワーク制御局210に接続された公衆網40と、無線ネットワーク制御局210に接続された第三世代用無線基地局230と、公衆網40に接続された第二世代用コアネットワーク250と、この第二世代用コアネットワーク250に接続された第二世代用無線基地局240と、この第二世代用無線基地局240に接続された第二世代用交換局230と、を備えて構成されている。
第2の実施形態に係るセル設定情報最適化システム200は、その無線ネットワーク制御局210が、上記の第1の実施形態に係るセル設定情報最適化システム100における無線ネットワーク制御局10と異なる点の他は、上記の第1の実施形態に係るセル設定情報最適化システム100と同様に構成されている。
また、図7において、上記の第1の実施形態に係る移動通信システム150におけるのと同様の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態の場合の無線ネットワーク制御局210は、第1及び第2の2つのデータ蓄積装置211,212を備えている。
第1のデータ蓄積装置211は、上記の第1の実施形態におけるデータ蓄積装置15と同様のものである。すなわち、第1のデータ蓄積装置211は、第三世代(3G)移動体通信システム内の周辺セルどうしのハンドオーバーで使用された周辺セル情報を、制御装置12の情報収集手段123(図2参照)の制御下で蓄積する。
他方、第2のデータ蓄積装置212は、第三世代(3G)移動体通信システムから第二世代(2G)移動体通信システム(例えばGSM)へのハンドオーバーで使用された周辺セル情報を、制御装置12の情報収集手段123(図2参照)の制御下で蓄積する。
すなわち、本実施形態の場合の無線ネットワーク制御局210と、上記の第1の実施形態の場合の無線ネットワーク制御局10との相違点は、第三世代(3G)移動体通信システムから第二世代(2G)移動体通信システムへのハンドオーバーで使用された周辺セルデータ収集用の第2のデータ蓄積装置212を追加した点である。
なお、本実施形態の場合、無線ネットワーク制御局210の制御装置12の通知手段124は、第1及び第2のデータ蓄積装置211、212に蓄積された情報を、それぞれ定期的に保守端末装置20に対して通知(送信)する。
次に、移動通信システム260の動作を説明する。
図8は移動通信システム260の動作の流れを示すフローチャートである。
先ず、図8に示すように、保守端末装置20のオペレータが周辺セルリストを作成する(ステップS21)。
次に、保守端末装置20のオペレータは、先のステップS21にて作成した周辺セルリストに基づいて、第三世代用のセル(第三世代用無線基地局220により形成されるセル:以下、3Gセル)についての周辺セル情報を無線ネットワーク制御局210に対して設定する(ステップS22)。
ステップS22の設定操作がなされると、無線ネットワーク制御局210では、その設定更新手段125(図2参照)の制御下で、セル設定保存装置14内の周辺セル情報が更新される(ステップS23)。
続いて、無線ネットワーク制御局210の制御装置12は、第三世代用無線基地局220経由で、3Gセルの範囲内に位置している移動通信端末装置に対し、その3Gセルの設定、すなわち、先のステップS23にて更新された周辺セル情報を通知する(設定通知:ステップS24)。
すると、移動通信端末装置は、周辺セル情報が通知された3Gセルを選択する(ステップS25)。
その後、その3Gセルの範囲内の移動通信端末装置が固定網または他の移動通信端末装置に対して第三世代用無線基地局220経由で呼接続すると(ステップS26)、無線ネットワーク制御局10の呼処理制御手段121(図2参照)は、呼接続処理を行う(ステップS27)。
ここでは、この呼接続処理が成功し、呼が正常に接続されたものとして、以下の説明を続ける。
この呼接続処理の際に、無線ネットワーク制御局210の呼処理制御手段121(図2参照)は、移動通信端末装置に対し、その3Gセルの周辺セル情報と、ハンドオーバーの閾値と、を通知することにより、周辺セルからの受信品質の測定を開始させる(周辺セル測定制御:ステップS28)。
呼接続処理により開始された通信を行う過程で、移動通信端末装置が位置を移動し、3Gセルから2Gセル(第二世代用無線基地局240により形成されるセル)へ近づいたとする(ステップS29)。
その結果、第三世代用無線基地局220と第二世代用無線基地局240からの共通パイロットチャンネル(CPICH)の移動通信端末装置での受信品質(Ec/No)の差が、3Gから2Gへのハンドオーバー閾値を下回ると、移動通信端末装置はその3Gセルの受信品質とスクランブリングコード(SC:Scrambling Code)を、第1の無線基地局50経由で無線ネットワーク制御局10に報告する(第3のセル測定報告:ステップS10)。
移動端末が位置を移動し3Gセルから2Gセルへ近づき、無線基地局(3Gセル)からの共通パイロットチャンネル(CPICH)の移動端末での受信品質(Ec/No)が、3Gから2Gへのハンドオーバー閾値の設定値を下回る(3Gの品質が低下する)と、移動端末はその3Gセルの受信品質とスクランブリングコード(SC)を、第三世代用無線基地局220経由で無線ネットワーク制御局210に通知する(3Gセル測定報告:ステップS30)。
次に、無線ネットワーク制御局210は、第二世代用無線基地局240(2Gセル)からの共通チャンネルの移動通信端末装置での受信品質を測定するように、第三世代用無線基地局220(3Gセル)経由で移動通信端末装置へ指示する(2Gセル測定指示:ステップS31)。
第二世代用無線基地局240(2Gセル)からの共通チャンネルの移動通信端末装置での受信品質が、3Gから2Gへのハンドオーバー閾値の設定値を上回る(2Gの受信品質が高くなる)と、移動通信端末装置その2Gセルの受信電力とスクランブリングコード(SC)を、第三世代用無線基地局220(3Gセル)経由で無線ネットワーク制御局210へ通知する(2Gセル測定報告:ステップS32)。
次に、無線ネットワーク制御局210は、2Gセルを新たな無線回線として追加し、3Gセルの無線回線を削除するように、第三世代用無線基地局(3Gセル)経由で移動通信端末装置へ指示(ハンドオーバー指示メッセージを送信)する(ハンドオーバー指示:ステップS33)。
無線ネットワーク制御局210は、ハンドオーバー指示メッセージを送信すると、ハンドオーバー処理が成功したとカウントし、トラフィックデータを更新する。
この更新の際に、ハンドオーバー元のセルが何れのセル(この場合3Gセル)であるかを示す情報と、ハンドオーバー先のセルが何れのセル(この場合2Gセル)であるかを示す情報と、を第2のデータ蓄積装置212に記録するため、その3Gセルと2Gセルのスクランブリングコード(SC)を、無線ネットワーク制御局210に蓄積する。
無線ネットワーク制御局210は、このように第2のデータ蓄積装置212に蓄積される情報(SCの情報を含む)を、定期的(例えば1時間毎)に保守端末装置20に対して送信(供給)する(蓄積データ供給:ステップS34)。
ここで、保守端末装置20の制御装置23(図2参照)では、先のステップS21にて生成した周辺セルリストを記憶保持している。
上記のステップS33により、無線ネットワーク制御局210から定期的な情報の送信がなされると、保守端末装置2の制御装置23は、周辺セルの使用回数(ハンドオーバー先としての使用回数)を更新するために、先ず、更新すべき周辺セルリストを検索する。すなわち、無線ネットワーク制御局210から送信された情報に含まれるSCから、該SCと対応するIDを検索し、該IDと対応する周辺セルリストを検索する(周辺セルリスト検索:ステップS35)。
続いて、保守端末装置2の制御装置23の使用頻度情報生成手段231(図2参照)は、無線ネットワーク制御局210から送信された情報に基づいて、周辺セルリストを更新する(周辺セル使用回数更新:ステップS36)。
また、保守端末装置20の制御装置23の優先順位変更手段235(図2参照)は、無線ネットワーク制御局210からの定期的な情報の送信がなされるのよりも長い時間間隔で、各周辺セルリストにおける周辺セルの優先順位の変更処理を行う。すなわち、例えば、一定期間(例えば1日)毎に、各周辺セルリストにおける周辺セルの優先順位を、各々の累積使用回数の高い順番に並べ替え、周辺セルリスト改善案として保守端末装置20の制御装置23内に記憶保持する(周辺セルリスト優先順位並べ替え:ステップS37)。
また、保守端末装置20のオペレータは、周辺セルリスト改善案と、無線ネットワーク制御局210に現在設定されている周辺セルリストと、を表示部22(図2参照)に表示させて比較し、無線ネットワーク制御局210に現在設定されている周辺セルリストを変更する必要があると判断した場合には、該現在設定されている周辺セルを変更する操作を操作部21(図2参照)に対して行う。
すなわち、例えば、双方のリストにおける優先順位の違いから、優先順位を変更する必要があると判断した場合には、優先順位を変更する操作を行い、使用回数が少ない周辺セルがあった場合には、その周辺セルを削除する操作を行う。
優先順位を変更する操作がなされた場合には、保守端末装置20の制御装置23の優先順位変更手段235(図2参照)は、無線ネットワーク制御局210に現在設定されている周辺セルリストの優先順位を変更する指令を無線ネットワーク制御局210に対して送信する一方で、何れかの周辺セルを削除する操作がなされた場合には、保守端末装置20の制御装置23の削除手段234(図2参照)は、無線ネットワーク制御局210に現在設定されている周辺セルリストにおいて、削除操作に該当する周辺セルを削除する指令を無線ネットワーク制御局210に対して送信する(周辺セル設定変更指令:ステップS38)。
無線ネットワーク制御局210の制御装置12の設定更新手段125(図2参照)は、保守端末装置20の優先順位変更手段235或いは削除手段234からの指令に従って、セル設定保存装置14に保存された周辺セルリストを更新する(周辺セル設定変更:ステップS39)。
これにより、周辺セルが最適化される。
以上のように、第2の実施形態によれば、上記の第1の実施形態により得られる効果に加えて、以下の効果が得られる。
すなわち、第2の実施形態の場合、データ蓄積装置の数量を増加させているので、既存の第二世代移動体通信システムのセルが第三世代移動体通信システムのセルの周辺に存在し、相互にハンドオーバーが可能な設定がされている場合、上記の第1の実施形態と同様の手法により、周辺セルの設定を効率的に改善することができる。
なお、上記の第2の実施形態においては、データ蓄積装置の数量は、無線ネットワーク制御局210に実装可能であれば、3個以上にしても良い。
また、上記の第2の実施形態では、第三世代用のセル(3Gセル)から第二世代用のセル(2Gセル)へのハンドオーバーを対象として情報を収集する例について説明したが、第二世代用のセル(2Gセル)から第三世代用のセル(3Gセル)へのハンドオーバーも対象として情報を収集するようにしても良い。
また、上記の第1の実施形態では、第三世代用のセルどうしでのハンドオーバーを対象として情報を収集する例を説明したが、第二世代用のセルどうしでのハンドオーバーを対象として情報を収集するようにしても良い。
また、上記の各実施形態において、移動通信端末装置としては、携帯電話機に限らず、その他の移動通信端末装置(例えば、PHS(Personal Handy−phone System)を適用しても良い。
第1の実施形態に係るセル設定情報最適化システムを含む通信システムを示すブロック図である。 第1の実施形態に係るセル設定情報最適化システムの詳細な構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る通信システムの動作の流れを示すフローチャートである。 周辺セルの配置の例を示す図である。 周辺セルリストの例を示す図である。 周辺セルリストの改善案の例を示す図である。 第2の実施形態に係るセル設定情報最適化システムを含む通信システムを示すブロック図である。 第2の実施形態に係る通信システムの動作の流れを示すフローチャートである。 従来のセル設定情報最適化システムを含む通信システムを示すブロック図である。
符号の説明
100 セル設定情報最適化システム
10 無線ネットワーク制御局
12 制御装置
123 情報収集手段
124 通知手段
20 保守端末装置
23 制御装置
231 使用頻度情報生成手段
232 改善案生成手段
234 削除手段
235 優先順位変更手段
22 表示部(表示手段)
150 移動通信システム
200 セル設定情報最適化システム
260 移動通信システム

Claims (27)

  1. 一のセルについて、
    前記一のセルをハンドオーバー元のセルとした場合のハンドオーバー先の候補となる各周辺セルをそれぞれ特定するための情報と、
    前記一のセルに対する各周辺セルのそれぞれの優先順位を示す情報と、
    が設定される移動通信システムにおいて、該設定される情報を最適化するのに用いられるセル設定情報最適化システムであって、
    ハンドオーバーを実行する度に移動通信端末装置から通知されるハンドオーバー元及びハンドオーバー先のセルを特定するための情報を収集する情報収集手段と、
    前記情報収集手段により収集される情報を集計することによって、各セルについて設定された複数の周辺セルの各々の、ハンドオーバー先のセルとして使用された頻度を示す情報を生成する使用頻度情報生成手段と、
    を備えることを特徴とするセル設定情報最適化システム。
  2. 前記頻度情報生成手段により生成される情報を表示する表示手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のセル設定情報最適化システム。
  3. 各セルについて設定された複数の周辺セルを、前記頻度情報生成手段により生成された情報に基づいて使用頻度順に並び替えることにより、設定される情報の改善案を生成する改善案生成手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のセル設定情報最適化システム。
  4. 前記頻度情報生成手段及び前記改善案生成手段により生成される情報を表示する表示手段を更に備えることを特徴とする請求項3に記載のセル設定情報最適化システム。
  5. 前記表示手段は、前記改善案生成手段により生成された改善案の情報と、該改善案と対応するセルについて現在設定されている周辺セルの優先順位を示す情報と、を同時に表示することを特徴とする請求項4に記載のセル設定情報最適化システム。
  6. 各セルについて設定された複数の周辺セルのうちの何れかのセルを、ハンドオーバー先の候補から削除する削除手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のセル設定情報最適化システム。
  7. 各セルについて設定された複数の周辺セルの優先順位を変更する優先順位変更手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のセル設定情報最適化システム。
  8. 前記移動通信システムは、無線ネットワーク制御局と、該無線ネットワーク制御局に対して情報を設定する情報設定装置と、を備えて構成され、
    前記情報収集手段は、前記無線ネットワーク制御局に備えられている一方で、
    前記頻度情報生成手段は、前記情報設定装置に備えられていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載のセル設定情報最適化システム。
  9. 前記移動通信システムは、無線ネットワーク制御局と、該無線ネットワーク制御局に対して情報を設定する情報設定装置と、を備えて構成され、
    前記情報収集手段は、前記無線ネットワーク制御局に備えられている一方で、
    前記頻度情報生成手段及び前記表示手段は、前記情報設定装置に備えられていることを特徴とする請求項2、4又は5に記載のセル設定情報最適化システム。
  10. 前記無線ネットワーク制御局は、前記情報収集手段により収集される情報を、所定時間毎に、前記保守端末装置に対して通知する通知手段を更に備えることを特徴とする請求項8又は9に記載のセル設定情報最適化システム。
  11. 前記情報収集手段は、同一の無線通信方式のセル間でのハンドオーバーのみを対象として情報を収集することを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載のセル設定情報最適化システム。
  12. 前記情報収集手段は、同一の無線通信方式のセル間でのハンドオーバーに加え、相互に異なる無線通信方式のセル間でのハンドオーバーも対象として情報を収集することを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載のセル設定情報最適化システム。
  13. 一のセルについて、
    前記一のセルをハンドオーバー元のセルとした場合のハンドオーバー先の候補となる各周辺セルをそれぞれ特定するための情報と、
    前記一のセルに対する各周辺セルのそれぞれの優先順位を示す情報と、
    が設定される移動通信システムにおいて、該設定される情報を最適化するための方法であって、
    ハンドオーバーを実行する度に移動通信端末装置から通知されるハンドオーバー元及びハンドオーバー先のセルを特定するための情報を収集する情報収集過程と、
    前記情報収集過程により収集される情報を集計することによって、各セルについて設定された複数の周辺セルの各々の、ハンドオーバー先のセルとして使用された頻度を示す情報を生成する使用頻度情報生成過程と、
    を備えることを特徴とするセル設定情報最適化方法。
  14. 前記頻度情報生成過程により生成される情報を表示する表示過程を更に備えることを特徴とする請求項13に記載のセル設定情報最適化方法。
  15. 各セルについて設定された複数の周辺セルを、前記頻度情報生成過程により生成された情報に基づいて使用頻度順に並び替えることにより、設定される情報の改善案を生成する改善案生成過程を備えることを特徴とする請求項13に記載のセル設定情報最適化方法。
  16. 前記頻度情報生成過程及び前記改善案生成過程により生成される情報を表示する表示過程を更に備えることを特徴とする請求項15に記載のセル設定情報最適化方法。
  17. 前記表示過程では、前記改善案生成過程により生成された改善案の情報と、該改善案と対応するセルについて現在設定されている周辺セルの優先順位を示す情報と、を同時に表示することを特徴とする請求項16に記載のセル設定情報最適化方法。
  18. 各セルについて設定された複数の周辺セルのうちの何れかのセルを、ハンドオーバー先の候補から削除する削除過程を備えることを特徴とする請求項13乃至17の何れか一項に記載のセル設定情報最適化方法。
  19. 各セルについて設定された複数の周辺セルの優先順位を変更する優先順位変更手段を備えることを特徴とする請求項13乃至18の何れか一項に記載のセル設定情報最適化方法。
  20. 前記移動通信システムは、無線ネットワーク制御局と、該無線ネットワーク制御局に対して情報を設定する情報設定装置と、を備えて構成され、
    前記情報収集過程は、前記無線ネットワーク制御局が行う一方で、
    前記頻度情報生成過程は、前記情報設定装置が行うことを特徴とする請求項13乃至19の何れか一項に記載のセル設定情報最適化方法。
  21. 前記移動通信システムは、無線ネットワーク制御局と、該無線ネットワーク制御局に対して情報を設定する情報設定装置と、を備えて構成され、
    前記情報収集過程は、前記無線ネットワーク制御局が行う一方で、
    前記頻度情報生成過程及び前記表示過程は、前記情報設定装置が行うことを特徴とする請求項14、16又は17に記載のセル設定情報最適化方法。
  22. 前記無線ネットワーク制御局が、前記情報収集過程により収集される情報を、所定時間毎に、前記保守端末装置に対して通知する通知過程を更に備えることを特徴とする請求項20又は21に記載のセル設定情報最適化方法。
  23. 前記情報収集過程では、同一の無線通信方式のセル間でのハンドオーバーのみを対象として情報を収集することを特徴とする請求項13乃至22の何れか一項に記載のセル設定情報最適化方法。
  24. 前記情報収集過程では、同一の無線通信方式のセル間でのハンドオーバーに加え、相互に異なる無線通信方式のセル間でのハンドオーバーも対象として情報を収集することを特徴とする請求項13乃至22の何れか一項に記載のセル設定情報最適化方法。
  25. 請求項13乃至24の何れか一項に記載のセル設定情報最適化方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  26. 請求項20乃至22の何れか一項に記載のセル設定情報最適化方法における前記無線ネットワーク制御局が担う動作をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  27. 請求項20乃至22の何れか一項に記載のセル設定情報最適化方法における前記情報設定装置が担う動作をコンピュータに実行させるためのプログラム。

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