JP2006269233A - 燃料電池用のセルおよびその製造方法、一対のセパレータおよびその製造方法、並びに燃料電池 - Google Patents

燃料電池用のセルおよびその製造方法、一対のセパレータおよびその製造方法、並びに燃料電池 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料電池用のセルの組み付け時間を短縮化し、分解容易な構成とする。
【解決手段】燃料電池用のセル100は、絶縁ピン44c,44dを介して第2のセパレータ20の舌状体28a,28b,28c,28dと第1のセパレータ10の舌状体18e,18fとを電気的に絶縁させて連結させ、ヒンジ構造の結合部材40c,40dを形成する。次いで、第1のセパレータ10,20の周縁部には、シール材が載置され、次に、第1のセパレータ10と第2のセパレータの間の凹部16,26に相当する位置に、接合体であるMEA30を挟み込み、第1のセパレータ10の絶縁ピン44a,44bを軸としてなるヒンジ構造の結合部材40a,40bのフック42a,42bを、第2のセパレータ20の背面の溝50a,50bにそれぞれ係合させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池、特に、燃料極と電解質膜と空気極とからなる接合体を一対のセパレータで挟持する燃料電池用のセルの改良に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、固体高分子膜からなる電解質膜を燃料極と空気極との2枚の電極で挟んだ接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)を、さらに2枚のセパレータに挟持してなるセルを最小単位とし、通常、このセルを複数積み重ねてスタックにして高圧電圧を得るようにしている。
固体高分子型燃料電池の発電の仕組みは、一般に、燃料極(アノード側電極)に燃料ガス、例えば水素含有ガスが、一方、空気極(カソード側電極)には酸化剤ガス、例えば主に酸素を含有するガスあるいは空気が供給される。水素含有ガスは、セパレータの表面に加工された細かい溝を通って燃料極に供給され、電極の触媒の作用により電子と水素イオンに分解される。電子は外部回路を通って、燃料極から空気極に移動し、電流を作り出す。一方、水素イオンは電解質膜を通過して空気極に達し、酸素および外部回路を通ってきた電子と結合し、水になる。水素と酸素および電子の結合反応と同時に発生する熱は、冷却水によって回収される。
さらに、上述したMEAを挟持する2枚のセパレータは、水素ガスと酸素ガスとを隔てる役割をする仕切り板であるとともに、積み重ねられたセルを電気的に直列に接続する機能も有する。また、2枚のセパレータの表面には細かい溝が形成され、この溝は水素含有ガスと酸素含有ガスまたは空気を流通させるガス流通路となっている。
従来のセルの構造の一例が、図5および図6に示されている。なお、図6のA−A’線に沿った断面を図5に示す。
図5、図6に示すように、2枚のセパレータ110,120の両端には、それぞれ、燃料ガスと酸化剤ガスと冷却水を供給される供給連通孔12a,12b,12cおよび燃料ガスと酸化剤ガスと冷却水が排出される排出連通孔14a,14b,14cが設けられ、さらに、セパレータ110,120には、供給連通孔12a,12bから供給された燃料ガスや酸化剤ガスをそれぞれ流通させるガス流通路152,154が設けられている。また、セパレータ110,120の対向面にはそれぞれ凹部106,116が設けられ、接合体であるMEA30の両面周縁部には、それぞれ燃料ガスと酸化剤ガスとを隔てるためのシール材60a,60bが設けられており、このシール材60a,60bは、それぞれ接着材70a,70bによって、2枚のセパレータ110,120に接着されて、セルが形成されていた。
また、特許文献1には、2枚のセパレータの間に電解質・電極構造体を挟んだ後、この2枚のセパレータのそれぞれ外周縁部にシール材を設け、このシール材の絶縁部位に金属クリップを装着して単位セルを形成し、2枚のセパレータ同士の短絡を防止し、所望の発電機能を確保可能な燃料電池が提案されている。
なお、燃料電池の単位電池を積層した積層体に押圧力を作用させてコンパクト化を図る方法も提案されている(例えば、特許文献2,3,4参照)。
特開2004−241208号公報 特公平3−17186号公報 特開平9−92324号公報 特開平7−29592号公報
しかしながら、図5,6に示した単位セルの製造で用いた接着材70a,70bは、通常、硬化性の接着材であるため、例えば1セルあたり1時間程度硬化時間を要し、数十から数百の単位セルを積層してスタックを形成させ燃料電池を組み立てるのに、かなり長時間を要していた。
また、上記特許文献1に記載のように、2枚のセパレータのそれぞれの外周縁部にシール材を設けた後、そのシール材の絶縁部位に金属クリップを装着して単位セルを構成する場合、2枚のセパレータのシール工程が従来より多くなるとともに、煩雑になり、やはり燃料電池の製造時間が長時間化するおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、2枚のセパレータのシール工程を簡略化して単位セルの製造時間を短縮し、その結果、燃料電池の製造時間の短縮化も図る燃料電池用のセルおよびその製造方法、一対のセパレータおよびその製造方法、並びに燃料電池を提供する。
上記目的を達成するために、本発明の燃料電池用のセルおよびその製造方法、一対のセパレータおよびその製造方法、並びに燃料電池は以下の特徴を有する。
(1)燃料極と電解質膜と空気極とからなる接合体と、前記接合体を挟持する一対のセパレータとから構成されるセルであって、前記一対のセパレータのそれぞれの周縁部に前記セパレータと一体的に形成された結合部材と、前記一対のセパレータにそれぞれ形成された結合部材同士を連結させる絶縁性の連結部材と、を備える燃料電池用のセルである。
上記構成にすることにより、一対のセパレータの周縁部にそれぞれ一体的に形成された結合部材同士を絶縁性の連結部材により連結させて単位セルを形成するため、従来のように接着材を用いる必要がなく、また一対のセパレータの外周縁部にシール材を設けその後クリップ止めする手間も係らず、単位時間で単位セルを製造できる。また、アノード側セパレータとカソード側セパレータの位置決め作業が不要となる。さらに、燃料電池使用による劣化に伴い、仮に劣化した単位セルを交換するにあたっても、分解が容易であるため、単位セル内の特に劣化し易い接合体(MEA)のみを交換し、再度上記同様に組み付けることによって、燃料極と空気極および一対のセパレータを再利用することができる。
(2)上記(1)に記載の燃料電池用のセルにおいて、前記一対のセパレータは、それぞれ金属基板から形成され、前記結合部材は、各セパレータと同一金属基板上に形成される燃料電池用のセルである。
セパレータおよび結合部材を金属製とし、さらに同一金属基板上に形成することによって、セパレータおよび結合部材の加工が極めて容易になる。
(3)上記(1)または(2)に記載の燃料電池用のセルにおいて、前記結合部材は、ヒンジ構造を有し、前記連結部材は、前記ヒンジ構造を開閉可能に連結する軸状部材である燃料電池用のセルである。
上記構成とすることによって、セルの開閉駆動が容易となる。
(4)上記(1)から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池用のセルを積層してなる燃料電池である。
(5)燃料極と電解質膜と空気極とからなる接合体を挟持可能な一対のセパレータであって、前記一対のセパレータのそれぞれの周縁部に前記セパレータと一体的に形成された結合部材と、前記一対のセパレータにそれぞれ形成された結合部材同士を連結させる絶縁性の連結部材と、を備える一対のセパレータである。また、アノード側セパレータとカソード側セパレータの位置決め作業が不要となる。
上記構成にすることにより、一対のセパレータの周縁部にそれぞれ一体的に形成された結合部材同士を絶縁性の連結部材により連結させて単位セルを形成するため、従来のように接着材を用いる必要がなく、また一対のセパレータの外周縁部にシール材を設けその後クリップ止めする手間も係らず、単位時間で単位セルを製造できる。
(6)上記(5)に記載の一対のセパレータにおいて、前記一対のセパレータは、それぞれ金属基板から形成され、前記結合部材は、各セパレータと同一金属基板上に形成される一対のセパレータである。
セパレータおよび結合部材を金属製とし、さらに同一金属基板上に形成することによって、上述と同様に、セパレータおよび結合部材の加工が極めて容易になる。
(7)上記(5)または(6)に記載の一対のセパレータにおいて、前記結合部材は、ヒンジ構造を有し、前記連結部材は、前記ヒンジ構造を開閉可能に連結する軸状部材である一対のセパレータである。
上記構成とすることによって、一対のセパレータの開閉駆動が容易となる。
(8)基板の周縁部に少なくとも2つ以上の舌状体を有する2枚の加工用基板を形成する工程と、前記2枚の加工用基板にそれぞれ燃料極と電解質膜と空気極とからなる接合体を載置可能な第1の溝と、前記第1の溝にさらにガス流路用の第2の溝とを形成するとともに前記加工用基板の両端部に少なくとも1つ以上の孔を形成し、一対のセパレータを形成する工程と、前記一対のセパレータ間に前記接合体を配置し、前記一対のセパレータにそれぞれに設けられている舌状体同士を絶縁性の連結部材を介して連結させてセルを形成する工程と、を有する燃料電池用のセルの製造方法である。
上記セルの製造方法によれば、一対のセパレータおよび各舌状体を同一基板上に形成するので、のちの加工が容易であるだけでなく、この舌状体付き一対のセパレータと舌状体同士を連結する連結部材と、少ない部品点数で、簡便に一対のセパレータを連結させて単位セルを製造することができる。
(9)基板の周縁部に少なくとも2つ以上の舌状体を有する2枚の加工用基板を形成する工程と、前記2枚の加工用基板にそれぞれ燃料極と電解質膜と空気極とからなる接合体を載置可能な第1の溝と、前記第1の溝にさらにガス流路用の第2の溝とを形成するとともに前記加工用基板の両端部に少なくとも1つ以上の孔を形成し、一対のセパレータを形成する工程と、を有する一対のセパレータの製造方法である。
一対のセパレータおよび各舌状体を同一基板上に形成するので、のちの加工が容易であるだけでなく、この舌状体付き一対のセパレータと舌状体同士を連結する連結部材と、少ない部品点数で、簡便に一対のセパレータを連結させることができる。
本発明によれば、一対のセパレータの周縁部にそれぞれ一体的に形成された結合部材同士を絶縁性の連結部材により連結させて単位セルを形成するため、従来のように接着材を用いる必要がなく、また一対のセパレータの外周縁部にシール材を設けその後クリップ止めする手間も係らず、単位時間で単位セルを製造できる。また、アノード側セパレータとカソード側セパレータの位置決め作業が不要となる。さらに、燃料電池使用による劣化に伴い、仮に劣化した単位セルを交換する場合であっても、分解が容易であるため、単位セル内の特に劣化し易い接合体(MEA)のみを交換し、再度上記同様に組み付けることによって、燃料極と空気極および一対のセパレータを再利用することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
[燃料電池用のセル]
本実施の形態の燃料電池用のセル100は、図1,図2に示すように、一対のセパレータは、第1のセパレータ10と第2のセパレータ20とからなり、第1のセパレータ10の周縁部、特に対向辺縁部には、結合部材40a,40b,40c,40dの構成要素である舌状体18a,18b,18c,18d,18e,18fが、第1のセパレータ10と一体に形成されている。さらに、舌状体18a,18b,18c,18d,18e,18fが形成されている端部とは異なる対向両端部には、燃料ガスと酸化剤ガスと冷却水を供給される供給連通孔12a,12b,12cおよび燃料ガスと酸化剤ガスと冷却水が排出される排出連通孔14a,14b,14cが設けられている。さらに、第1のセパレータ10には、MEA30の電極の種類に応じて燃料ガスまたは酸化剤ガスのいずれかを流通させる複数の溝からなるガス流通路52が形成された凹部16が設けられている。また、結合部材40a、40bは、上述した舌状体18a,18b,18c,18dと絶縁性の軸状部材である絶縁ピン44a,44bを介して絶縁性素材からなるフック42a,42bとヒンジ構造を形成している。絶縁ピン44a,44bを介して舌状体18a,18b,18c,18dとフック42a,42bとを連結されているため、燃料電池用セルとした場合に、第1および第2のセパレータ10,20同士の電気的な短絡を防止することができる。
一方、第2のセパレータ20の周縁部、特に第1のセパレータ10と連結可能な周縁部には、結合部材40c,40dの構成要素である舌状体28a,28b,28c,28dが、第1のセパレータ10の一体に形成されている。さらに、第1のセパレータ10と対向配置した際に、第1のセパレータ10の供給連通孔12a,12b,12cと排出連通孔14a,14b,14cとが設けられた端部に相対する第2のセパレータ20の対向両端部には、燃料ガスと酸化剤ガスと冷却水を供給される供給連通孔22a,22b,22cおよび燃料ガスと酸化剤ガスと冷却水が排出される排出連通孔24a,24b,24cが設けられている。さらに、第2のセパレータ10には、第1のセパレータ10に流通させたガスとは異なる燃料ガスまたは酸化剤ガスのいずれかを流通させる複数の溝からなるガス流通路54が形成された凹部26が設けられている。また、結合部材40c、40dは、上述した舌状体28a,28b,28c,28dと絶縁性の軸状部材である絶縁ピン44c,44dを介して、第1のセパレータ10の舌状体18e,18fとそれぞれヒンジ構造を形成して連結されている。絶縁ピン44c,44dを介して第2のセパレータ20の舌状体28a,28b,28c,28dと第1のセパレータ10の舌状体18e,18fとを連結されているため、燃料電池用セルとした場合に、上記同様、第1および第2のセパレータ10,20同士の電気的な短絡を防止することができる。さらに、第2のセパレータ20の背面には、上記絶縁性のフック42a,42bと係合可能な溝50a,50bが形成されている。
次に、図1,図2を用いて、上記本実施の形態の燃料電池用のセル100の組み付け工程について説明する。
まず、絶縁ピン44c,44dを介して第2のセパレータ20の舌状体28a,28b,28c,28dと第1のセパレータ10の舌状体18e,18fとを電気的に絶縁させて連結させ、ヒンジ構造の結合部材40c,40dを形成する。次いで、供給連通孔12a,12b,12c、排出連通孔14a,14b,14c、これらの連通孔とガス流通路52とを連結する供給口および排出口を除く第1のセパレータ10の周縁部には、燃料ガスと酸化剤ガスとを隔てるためのシール材60aが載置され、同様に、供給連通孔22a,22b,22c、排出連通孔24a,24b,24c、これらの連通孔とガス流通路54とを連結する供給口および排出口を除く第2のセパレータ20の周縁部には、燃料ガスと酸化剤ガスとを隔てるためのシール材60bが載置される。次に、第1のセパレータ10と第2のセパレータの間であって、各セパレータの凹部16,26に相当する位置に、燃料極と電解質膜と空気極とからなる接合体であるMEA30を挟み込み、次に、図1の矢印に示すように、第1のセパレータ10のヒンジ構造を有する結合部材40a,40bのフック42a,42bを、第2のセパレータ20の背面の溝50a,50bにそれぞれ係合させる。ここで、図2に示すように、フック42a,42bは溝50a,50bに係合した際に、フック42a,42bは第2のセパレータ20の背面と面一の状態になっていることが好ましく、これにより、単位セルを効率よく安定して積層(スタッキング)させることができる。
本実施の形態では、第1のセパレータのフック42a,42bを、第2のセパレータ20の溝50a,50bに係合した形態であり、一体のセパレータの仮止め状態になっているが、上記フック42a,42bの代わりに、上記溝50a,50bと強固に嵌合するホックとした場合には、一対のセパレータを圧縮させることもできる。
上述のように構成された燃料電池用のセル100において、例えば、酸化剤ガスは、供給連通孔12aから供給されガス流通路52,54のいずれかを経て排出連通孔14aから排出され、燃料ガスは、供給連通孔12bから供給され酸化剤ガスと異なるガス流通路52,54のいずれかを経て排出連通孔14bから排出され、冷却水は、供給連通孔12cから供給されセパレータに形成されたガス流通路と異なる溝を経て排出連通孔14cから排出される。
本実施の形態の燃料電池用のセル100に用いられるシール材60a,60bの素材としては、耐高温性、耐酸性、耐腐食性を有し、機密性を確保するために空隙率の少ないきめの細かい樹脂が好ましく、例えば、シリコーン樹脂、フッ素ゴム、エチレンプロピレンゴムが望ましい。
また、上記第1および第2セパレータ10,20の素材は、積み重ねられたセルが電気的に直列に接続されるように、導電性の材質が望ましく、例えば金属素材またはカーボン素材からなり、好ましくは、加工の点で金属素材であり、金属素材としては、例えばステンレス鋼を用いることができる。
また、上記絶縁ピン44a,44b,44c,44dおよび絶縁性のフック42a,42bの素材は、絶縁性材料であって、耐高温性、耐酸性、耐腐食性であれば何であってもよいが、例えば、ガラス、エボナイト、アクリル樹脂、ポリスチレン、ゴム、ガラスエポキシなどを用いることができる。なお、本実施の形態では、絶縁ピンは、ヒンジ構造の軸状体として用いるため、この絶縁ピンの少なくとも一方端には、他の部分より径の大きな頭部が設けられている。
なお、上述のような燃料電池用のセルの構造とすることにより、一対のセパレータの周縁部にそれぞれ一体的に形成された結合部材同士を絶縁性の連結部材により連結させて単位セルを形成するため、従来のように接着材を用いる必要がなく、また一対のセパレータの外周縁部にシール材を設けその後クリップ止めする手間も係らず、単位時間で単位セルを製造できる。また、アノード側セパレータとカソード側セパレータの位置決め作業が不要となる。
[燃料電池]
上述した本実施の形態の燃料電池用のセル100を複数枚積層して、スタック状にしたのち、このスタックの端部をボルト締めすることによって、圧縮されたスタック状の燃料電池を得ることができる。
また、上述したように、本実施の形態の燃料電池用のセル100は、そのセパレータ外表面がほぼ平坦であることから、セルを複数個スタッキングしたのちの圧縮効率も良好であり、コンパクトな燃料電池を提供することができる。
なお、上述のような燃料電池用のセルの構造とすることにより、一対のセパレータの周縁部にそれぞれ一体的に形成された結合部材同士を絶縁性の連結部材により連結させて単位セルを形成するため、従来のように接着材を用いる必要がないので、燃料電池の使用による劣化に伴い、劣化した単位セルを交換する場合であっても、分解が容易であるため、単位セル内の特に劣化し易い接合体(MEA)のみを交換し、再度上記同様にセルを組み付けることによって、燃料極と空気極および一対のセパレータを再利用することができる。これにより、燃料電池のリサイクル効率が向上するとともに、廃棄されるものの量を大幅に減少させることができる。
[燃料電池用のセルの製造方法]
図3に、本実施の形態の燃料電池用のセルの製造方法の一例が示されており、特に、図1に示す第1のセパレータ10の製造が例示されている。また、ここでは、セパレータの素材として金属素材を例にとり説明する。
まず、金属基板を切り出し、基板周縁部に少なくとも2つ以上の舌状体18a,18b,18c,18d,18e,18fを有する第1の加工用基板11を形成する(S100)。なお、第2のセパレータ用として、金属基板を切り出し、基板周縁部に少なくとも2つ以上の舌状体28a,28b,28c,28d(図1参照)を有する第2の加工用基板も形成しておく。
次いで、上記第1の加工用基板11に対して、接合体であるMEA30を載置可能な第1の溝46と、第1の溝46にさらに複数のガス流通路52を有する第2の溝とを有する凹部16をプレス加工により形成する。同様に、第2の加工用基板に対して、図1に示す接合体であるMEA30を載置可能な第1の溝と、第1の溝にさらに複数のガス流通路54を有する第2の溝とを有する凹部26をプレス加工により形成する。さらに、第1の加工用基板11の両端部に、パンチ加工により、少なくとも1つ以上の連通孔12a,12b,12c,14a,14b,14cを形成し、第1のセパレータ10を形成する(S110)。同様に、第2の加工用基板の両端部に、パンチ加工により、少なくとも1つ以上の連通孔22a,22b,22c,24a,24b,24cを形成し、第2のセパレータ20を形成する。
次に、図1に示すように、上記第1のセパレータ10にシール材60aを上述同様に載置し、一方第1のセパレータ20についても上記同様にシール材60bを載置し、その後、MEA30を凹部16,26に位置決めするようにして(S120)、MEA30を第1および第2のセパレータ10,20およびシール材60a,60bによって挟み込む。
次いで、図4に示すように、第1のセパレータ10の舌状体18e,18fの一部を、第2のセパレータ20の舌状体28a,28bおよび舌状体28c,28dとの間に非接触で挿入し、舌状体18eと舌状体28a,28bとの非接触の重複個所に一方端に絶縁ピン44cを配置し、同様に、舌状体18fと舌状体28c,28dとの非接触の重複個所に絶縁ピン44dを配置する。次に、絶縁ピン44c,44dのそれぞれがヒンジ構造の軸となるように、絶縁ピン44c,44dのそれぞれに舌状体18eと舌状体28a,28bおよび舌状体18fと舌状体28c,28dを巻き付け加工する。次に、絶縁ピン44c、44dが脱落しないように、絶縁ピン44c,44dの頭部と反対端にそれぞれ絶縁リング45c,45dを嵌める。これによって、絶縁ピン44c、44dを軸として開閉可能なヒンジ構造で第1セパレータ10と第2セパレータ20が絶縁されて連結される。同様に、図示しないが、図1に示す第1のセパレータ10の舌状体18a,18bおよび舌状体18c,18dとの間に、フック42a,42bの一部が非接触で挿入され、フック42と舌状体18a,18bとの非接触の重複個所に一方端に絶縁ピン44aが配置され、同様に、フック42bと舌状体18c,18dとの非接触の重複個所に絶縁ピン44bが配置される。次に、絶縁ピン44c,44dのそれぞれがヒンジ構造の軸となるように、絶縁ピン44a,44bのそれぞれにフック42aと舌状体18a,18bおよびフック42bと舌状体18c,18dを巻き付け加工する。次に、絶縁ピン44a、44bが脱落しないように、絶縁ピン44a,44bの頭部と反対端にそれぞれ絶縁リングを嵌める。これによって、絶縁ピン44a、44bを軸としてフック42a,42bが回動可能なヒンジ構造が形成され、このフック42a,42bを溝50a,50bに係合させることによって、第1セパレータ10と第2セパレータ20を絶縁させて連結させることができる。
上記工程により、燃料電池用のセルを製造することができる。
上記セルの製造方法によれば、一対のセパレータおよび各舌状体を同一基板上に形成するので、のちの加工が容易であるだけでなく、この舌状体付き一対のセパレータと舌状体同士を連結する連結部材と、少ない部品点数で、簡便に一対のセパレータを連結させて単位セルを製造することができる。
[燃料電池用の一対のセパレータ]
本実施の形態の燃料電池用の一つのセパレータは、図1,図2に示すように、第1のセパレータ10と第2のセパレータ20とからなり、第1のセパレータ10の周縁部、特に対向辺縁部には、結合部材40a,40b,40cの構成要素である舌状体18a,18b,18c,18d,18e,18fが、第1のセパレータ10の一体に形成されている。さらに、舌状体18a,18b,18c,18d,18e,18fが形成されている端部とは異なる対向両端部には、燃料ガスと酸化剤ガスと冷却水を供給される供給連通孔12a,12b,12cおよび燃料ガスと酸化剤ガスと冷却水が排出される排出連通孔14a,14b,14cが設けられている。さらに、第1のセパレータ10には、MEA30の電極の種類に応じて燃料ガスまたは酸化剤ガスのいずれかを流通させる複数の溝からなるガス流通路52が形成された凹部16が設けられている。また、結合部材40a、40bは、上述した舌状体18a,18b,18c,18dと絶縁性の軸上部材である絶縁ピン44a,44bを介して絶縁性素材からなるフック42a,42bとヒンジ構造を形成している。絶縁ピン44a,44bを介して舌状体18a,18b,18c,18dとフック42a,42bとを連結されているため、燃料電池用セルとした場合に、第1および第2のセパレータ10,20同士の電気的な短絡を防止することができる。
一方、第2のセパレータ20の周縁部、特に第1のセパレータ10と連結可能な周縁部には、結合部材40c,40dの構成要素である舌状体28a,28b,28c,28dが、第1のセパレータ10の一体に形成されている。さらに、第1のセパレータ10と対向配置した際に、第1のセパレータ10の供給連通孔12a,12b,12cと排出連通孔14a,14b,14cとが設けられた端部に相対する第2のセパレータ20の対向両端部には、燃料ガスと酸化剤ガスと冷却水を供給される供給連通孔22a,22b,22cおよび燃料ガスと酸化剤ガスと冷却水が排出される排出連通孔24a,24b,24cが設けられている。さらに、第2のセパレータ10には、第1のセパレータ10に流通させたガスとは異なる燃料ガスまたは酸化剤ガスのいずれかを流通させる複数の溝からなるガス流通路54が形成された凹部26が設けられている。また、結合部材40c、40dは、上述した舌状体28a,28b,28c,28dと絶縁性の軸上部材である絶縁ピン44c,44dを介して、第1のセパレータ10の舌状体18e,18fとそれぞれヒンジ構造を形成して連結されている。絶縁ピン44c,44dを介して第2のセパレータ20の舌状体28a,28b,28c,28dと第1のセパレータ10の舌状体18e,18fとを連結されているため、燃料電池用セルとした場合に、上記同様、第1および第2のセパレータ10,20同士の電気的な短絡を防止することができる。さらに、第2のセパレータ20の背面には、上記フック42a,42bと係合可能な溝50a,50bが形成されている。
なお、上述した構成と同一の構成には同一の符号を付し、その素材についての説明は、省略する。また、上述同様、絶縁ピンは、ヒンジ構造の軸状体として用いるため、この絶縁ピンの少なくとも一方端には、他の部分より径の大きな頭部が設けられている。
上述のような燃料電池用の一対のセパレータの周縁部にそれぞれ一体的に形成された結合部材同士を絶縁性の連結部材により連結させて単位セルを形成するため、従来のように接着材を用いる必要がなく、また一対のセパレータの外周縁部にシール材を設けその後クリップ止めする手間も係らず、単位時間で単位セルを製造できる。また、アノード側セパレータとカソード側セパレータの位置決め作業が不要となる。
[一対のセパレータの製造方法]
なお、上述した構成と同一の構成には同一の符号を付し、その素材についての説明は、省略する。また、上述同様、絶縁ピンは、ヒンジ構造の軸状体として用いるため、この絶縁ピンの少なくとも一方端には、他の部分より径の大きな頭部が設けられている。
図3に、本実施の形態の燃料電池用の一対のセパレータの製造方法の一例が示されており、特に、図1に示す第1のセパレータ10の製造が例示されている。また、ここでは、セパレータの素材として金属素材を例にとり説明する。
まず、金属基板を切り出し、基板周縁部に少なくとも2つ以上の舌状体18a,18b,18c,18d,18e,18fを有する第1の加工用基板11を形成する(S100)。なお、第2のセパレータ用として、金属基板を切り出し、基板周縁部に少なくとも2つ以上の舌状体28a,28b,28c,28d(図1参照)を有する第2の加工用基板も形成しておく。
次いで、上記第1の加工用基板11に対して、接合体であるMEA30を載置可能な第1の溝46と、第1の溝46にさらに複数のガス流通路52を有する第2の溝とを有する凹部16をプレス加工により形成する。同様に、第2の加工用基板に対して、図1に示す接合体であるMEA30を載置可能な第1の溝と、第1の溝にさらに複数のガス流通路54を有する第2の溝とを有する凹部26をプレス加工により形成する。さらに、第1の加工用基板11の両端部に、パンチ加工により、少なくとも1つ以上の連通孔12a,12b,12c,14a,14b,14cを形成し、第1のセパレータ10を形成する(S110)。同様に、第2の加工用基板の両端部に、パンチ加工により、少なくとも1つ以上の連通孔22a,22b,22c,24a,24b,24cを形成し、第2のセパレータ20を形成する。
次いで、図4に示すように、第1のセパレータ10の舌状体18e,18fの一部を、第2のセパレータ20の舌状体28a,28bおよび舌状体28c,28dとの間に非接触で挿入し、舌状体18eと舌状体28a,28bとの非接触の重複個所に一方端に絶縁ピン44cを配置し、同様に、舌状体18fと舌状体28c,28dとの非接触の重複個所に絶縁ピン44dを配置する。次に、絶縁ピン44c,44dのそれぞれがヒンジ構造の軸となるように、絶縁ピン44c,44dのそれぞれに舌状体18eと舌状体28a,28bおよび舌状体18fと舌状体28c,28dを巻き付け加工する。次に、絶縁ピン44c、44dが脱落しないように、絶縁ピン44c,44dの頭部と反対端にそれぞれ絶縁リング45c,45dを嵌める。これによって、絶縁ピン44c、44dを軸として開閉可能なヒンジ構造で第1セパレータ10と第2セパレータ20が絶縁されて連結される。同様に、図示しないが、図1に示す第1のセパレータ10の舌状体18a,18bおよび舌状体18c,18dとの間に、フック42a,42bの一部が非接触で挿入され、フック42と舌状体18a,18bとの非接触の重複個所に一方端に絶縁ピン44aが配置され、同様に、フック42bと舌状体18c,18dとの非接触の重複個所に絶縁ピン44bが配置される。次に、絶縁ピン44c,44dのそれぞれがヒンジ構造の軸となるように、絶縁ピン44a,44bのそれぞれにフック42aと舌状体18a,18bおよびフック42bと舌状体18c,18dを巻き付け加工する。次に、絶縁ピン44a、44bが脱落しないように、絶縁ピン44a,44bの頭部と反対端にそれぞれ絶縁リングを嵌める。これによって、絶縁ピン44a、44bを軸としてフック42a,42bが回動可能なヒンジ構造が形成され、このフック42a,42bを溝50a,50bに係合させることによって、第1セパレータ10と第2セパレータ20を絶縁させて連結させることができる。
上記工程により、燃料電池用の一対のセパレータを製造することができる。
上記一対のセパレータの製造方法によれば、セパレータおよび各舌状体を同一基板上に形成するので、のちの加工が容易であるだけでなく、この舌状体付き一対のセパレータと舌状体同士を連結する連結部材と、少ない部品点数で、簡便に一対のセパレータを連結させて単位セルを製造することができる。
本発明の燃料電池用のセルおよびその製造方法、一対のセパレータおよびその製造方法、並びに燃料電池は、燃料電池を用いる用途であれば、いかなる用途にも有効であるが、特に車両用の燃料電池に供することができる。
本発明の燃料電池用のセルの一態様の構成を説明する斜視図である。 図1に示す燃料電池用のセルのガス流通路に直交する断面図である。 本発明の燃料電池用のセルの製造方法の一例を説明する図である。 本発明の燃料電池用のセルにおける一対のセパレータの各結合部材を絶縁性の連結部材で連結する方法の一例を説明する図である。 従来の燃料電池用のセルの一態様の構成を説明する断面図である。 従来の燃料電池用のセルにおけるセパレータに接着されるシール材の位置を説明する図である。
符号の説明
10,20 セパレータ、12a,12b,12c,22a,22b,22c 供給連通孔、14a,14b,14c,24a,24b,24c 排出連通孔、16,26 凹部、18a,18b,18c,18d,18e,18f,28a,28b,28c,28d 舌状体、40a,40b,40c,40d 結合部材、42a,42b フック、44a,44b,44c,44d 絶縁ピン、100 セル。

Claims (9)

  1. 燃料極と電解質膜と空気極とからなる接合体と、前記接合体を挟持する一対のセパレータとから構成されるセルであって、
    前記一対のセパレータのそれぞれの周縁部に前記セパレータと一体的に形成された結合部材と、
    前記一対のセパレータにそれぞれ形成された結合部材同士を連結させる絶縁性の連結部材と、
    を備えることを特徴とする燃料電池用のセル。
  2. 請求項1に記載の燃料電池用のセルにおいて、
    前記一対のセパレータは、それぞれ金属基板から形成され、
    前記結合部材は、各セパレータと同一金属基板上に形成されることを特徴とする燃料電池用のセル。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料電池用のセルにおいて、
    前記結合部材は、ヒンジ構造を有し、
    前記連結部材は、前記ヒンジ構造を開閉可能に連結する軸状部材であることを特徴とする燃料電池用のセル。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池用のセルを積層してなることを特徴とする燃料電池。
  5. 燃料極と電解質膜と空気極とからなる接合体を挟持可能な一対のセパレータであって、
    前記一対のセパレータのそれぞれの周縁部に前記セパレータと一体的に形成された結合部材と、
    前記一対のセパレータにそれぞれ形成された結合部材同士を連結させる絶縁性の連結部材と、
    を備えることを特徴とする一対のセパレータ。
  6. 請求項5に記載の一対のセパレータにおいて、
    前記一対のセパレータは、それぞれ金属基板から形成され、
    前記結合部材は、各セパレータと同一金属基板上に形成されることを特徴とする一対のセパレータ。
  7. 請求項5または請求項6に記載の一対のセパレータにおいて、
    前記結合部材は、ヒンジ構造を有し、
    前記連結部材は、前記ヒンジ構造を開閉可能に連結する軸状部材であることを特徴とする一対のセパレータ。
  8. 基板の周縁部に少なくとも2つ以上の舌状体を有する2枚の加工用基板を形成する工程と、
    前記2枚の加工用基板にそれぞれ燃料極と電解質膜と空気極とからなる接合体を載置可能な第1の溝と、前記第1の溝にさらにガス流路用の第2の溝とを形成するとともに前記加工用基板の両端部に少なくとも1つ以上の孔を形成し、一対のセパレータを形成する工程と、
    前記一対のセパレータ間に前記接合体を配置し、前記一対のセパレータにそれぞれに設けられている舌状体同士を絶縁性の連結部材を介して連結させてセルを形成する工程と、 を有することを特徴とする燃料電池用のセルの製造方法。
  9. 基板の周縁部に少なくとも2つ以上の舌状体を有する2枚の加工用基板を形成する工程と、
    前記2枚の加工用基板にそれぞれ燃料極と電解質膜と空気極とからなる接合体を載置可能な第1の溝と、前記第1の溝にさらにガス流路用の第2の溝とを形成するとともに前記加工用基板の両端部に少なくとも1つ以上の孔を形成し、一対のセパレータを形成する工程と、
    を有することを特徴とする一対のセパレータの製造方法。
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