JP2006268600A - マニュアル作成システム - Google Patents

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敦示 永原
Michihiko Hirasawa
道彦 平沢
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Abstract

【課題】 編集されたマニュアルにおける図面編集の有無の確認処理の負荷を軽減する。
【解決手段】 編集装置は、画像データの編集を受け付けた場合に、当該画像データの属性を更新する画像属性更新手段と、編集を受け付けた画像データを格納する画像データ格納手段と、編集後のマニュアル雛形を画像データを含まない状態で編集後マニュアルとして出力する編集後マニュアル出力手段とを備え、編集内容確認装置は、編集後マニュアルと、マニュアル雛形とを入力するマニュアル入力手段と、編集後マニュアルに含まれる画像データの属性と、マニュアル雛形に含まれる対応する画像データの属性とを比較する比較手段と、両者が一致しない場合に、編集装置から対応する画像データを取得する画像データ取得手段とを備え、比較手段は、取得した画像データとマニュアル雛形に含まれる対応する画像データとを比較する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、工業製品のマニュアル編集処理に係り、特に、編集前後のマニュアルに含まれる図面の差分を確認するための技術に関する。
工業製品、例えば、印刷装置を製造するメーカでは、同種の装置について価格、機能、対象等の異なる複数のモデルを販売している。そして、各モデルは、ある程度の期間販売されると、新機能の追加、仕様の変更等によるモデルチェンジが行なわれる。
例えば、図13に示すように、モデルAとモデルBとモデルCの系統があったとする。このような場合において、モデルAの系統は、モデルA1→モデルA2→モデルA3のようにモデルチェンジを行ない、モデルBの系統では、モデルB1→モデルB2のようにモデルチェンジを行ない、モデルCの系統では、新機種としてC1が登場するという具合である。
メーカーでは、新しいモデルが登場する際には、その装置に対応したマニュアルを作成する必要がある。
従来、マニュアルの作成は、例えば、モデルA1がモデルA2にモデルチェンジする際に、モデルA1のマニュアルを基にして、モデルA2で追加された機能の説明を追加したり、変更された仕様に対応した説明に修正することで行なわれてきた。これは、一般に、モデルチェンジの際には、モデルチェンジ前の機能を引き継ぐ個所が多く、マニュアルの記述を流用することでマニュアル作成のための手間、コスト等を削減することができるからである。
上述のように、新たなマニュアルを作成する際には、すでにあるマニュアルを編集することにより作成されるが、この編集作業は、マニュアル管理業務とは独立に行なわれ、また、外注等により、メーカ以外の者が行なう場合もある。
このため、マニュアル管理担当者は、編集担当者によりどのような編集が行なわれたかを確認したい場合がある。この確認は、編集前のマニュアルと編集後のマニュアルとの差分をとることで行なうことができる。
一般に、マニュアルには文章に加え図面が含まれているが、図面はデータ量が大きいため、図面の比較は、文章の比較に比べて処理の負荷が大きい。
本発明は、編集されたマニュアルにおける図面編集の有無の確認処理の負荷を軽減することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明によれば、
画像データと、前記画像データを参照するための情報と、前記画像データの属性とを含むセクション単位で構成されたベーステキストから抽出されたセクションで構成されるマニュアル雛形を編集する編集装置と、編集された内容を確認する編集内容確認装置とを備えるマニュアル作成システムであって、
前記編集装置は、画像データの編集を受け付けた場合に、当該画像データの属性を更新する画像属性更新手段と、
編集を受け付けた画像データを格納する画像データ格納手段と、
編集後のマニュアル雛形を画像データを含まない状態で編集後マニュアルとして出力する編集後マニュアル出力手段とを備え、
前記編集内容確認装置は、
前記編集後マニュアルと、前記マニュアル雛形とを入力するマニュアル入力手段と、
編集後マニュアルに含まれる画像データの属性と、マニュアル雛形に含まれる対応する画像データの属性とを比較する比較手段と、
両者が一致しない場合に、前記編集装置から対応する画像データを取得する画像データ取得手段とを備え、
前記比較手段は、前記取得した画像データと前記マニュアル雛形に含まれる対応する画像データとを比較することを特徴とするマニュアル作成システムが提供される。
第1段階として、データ量の大きい画像データそのものではなく、画像データの属性同士を比較するため、図面編集の有無の確認処理の負荷を軽減することができる。
ここで、画像データの属性は、画像データのタイムスタンプ、ファイルサイズのいずれかを用いることができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、本実施形態のマニュアル作成の基本的な概念について図1を参照して説明する。
本図に示すように、本実施形態では、既存モデルのマニュアルの各部を包含する文書を用意する。この文章を「ベーステキスト」と称するものとする。
すなわち、例えば、既存モデルとしてモデルAとモデルBとがあった場合に、それぞれのマニュアルの各部を合成し、重複する部および相互に関連する部を整理したものがベーステキストになる。
そして、本実施形態では、このベーステキストを基に新たなモデルに対応したマニュアルを作成するようにする。具体的には、ベーステキストから新たなモデルのマニュアルとして利用できる部分を抽出して雛形とし、その雛形を新たなモデルに対応するように編集することでマニュアルが作成される。
本図の例は、ベーステキスト100から、新たなモデルであるモデルA3およびモデルB2のマニュアルを作成する場合を示している。
本図に示すようにベーステキスト100は、複数の部分から構成されている。この部分を「セクション」と称するものとする。セクション110は、あるテーマについての説明のまとまりを示す単位である。マニュアルの雛形を作成する際のベーステキスト100からの部分の抽出は、セクション110単位で行なわれる。
本実施形態のマニュアル作成では、対象となるモデルの設計仕様に基づいて、ベーステキストから対応するセクション110を抽出して、マニュアル雛形120を作成する。本図の例では、ベーステキストから、セクション「1−0」「1−1」「2−1」「3−2」…が抽出されてモデルA3用のマニュアル雛形が作成され、「1−1」「2−0」「2−3」「3−2」…が抽出されてモデルB2用のマニュアル雛形120が作成されている。
そして、作成されたマニュアル雛形120を対象となるモデルの設計仕様に基づいて編集することで対象となるモデルに対応した編集後マニュアル140が作成される。ここで編集は、対象となるモデルで新たに追加された機能、変更された機能等に対応するための作業である。
例えば、モデルA3では、ベーステキスト100のセクション「2−1」で説明されている機能に一部変更があったため、セクション「2−1」の本文を修正する編集が行なわれている。また、モデルB2では、新たな機能が追加されているため、マニュアルに新たなセクションを追加する編集が行なわれている。
なお、編集後マニュアル140は、その後、編集内容がチェックされ、内容が確定した段階でレビジョン確定マニュアル160として扱われる。また、編集により変更・追加されたセクション110は、ベーステキスト100に登録して、後のモデルのマニュアル作成時に利用できるようにしてもよい。
このように異なるモデルのマニュアルをベーステキスト100を用いて統一的に取り扱うことにより、本実施形態のマニュアル作成では、以下のような効果を得ることができる。
すなわち、マニュアルを各モデル毎に作成することによる表現のバラツキ等を防ぐことができる。また、マニュアルのメンテナンスも効率的に行なうことができる。
さらに、製品が複数の国で販売される場合には、レビジョンが確定したマニュアルを、それぞれの国の言語に翻訳する必要があるが、表現のバラツキを防ぐことにより、レビジョン確定マニュアル160を頒布先の言語に翻訳する際の流用個所が増え、翻訳コストを下げることができる。
なぜならば、マニュアルの翻訳はすでに翻訳されている他のモデルのマニュアルとの差分個所を抽出し、抽出された差分個所を翻訳する処理が一般的であり、内容が同じでも表現が異なる場合には翻訳が行なわれるようにしているため、差分個所が少ないほど翻訳すべき個所を少なくすることができるからである。
図2は、ベーステキスト100の構成の一例を示す図である。ベーステキスト100は、例えば、XML(eXtensible Markup Language)等の文書記述言語を用いて構成することができる。
ベーステキスト100は、例えば、インクジェットプリンタ、レーザプリンタ、スキャナ等の対象装置毎に作成するようにし、それぞれ、ベーステキストIDで識別できるようにしている。
ベーステキスト100を構成するセクション110は、それぞれ、セクションID、テーマID、属性、タイトル、本文を備えて構成される。これらは、例えば、タグ情報により区別することができる。なお、セクション110は、「章」「節」「項」のように階層構造とすることができる。図2の例では2階層としている。ただし、階層構造は、便宜的なものであり、ベーステキスト100および実際に作成される各モデル対応の編集後マニュアル140がどのような構造を採用するかは任意である。
セクションIDは、それぞれのセクションを識別するための識別子である。本実施形態では、X−Yで表わし、Xの部分が上位階層を示し、Yの部分が下位階層を示すようにしている。なお、X−0は、X−1、2…の上位概念を説明するセクションとしている。ただし、階層の表現方法は、これに限られず、例えば、属性部分に記録したり、セクションIDの枝番等で示すようにしてもよい。
テーマIDは、そのセクションでの説明対象を示すコードである。例えば、そのセクションが、インクカートリッジの交換方法を説明するものである場合には、インクカートリッジの交換方法に割り当てられたコードがそのセクションのテーマIDとなる。なお、同じテーマであっても、異なるモデルでは異なる説明が必要になる場合もある。このような場合には、それぞれのモデル対応に異なるセクションIDのセクションが作成され、共通のテーマIDが付されることになる。
属性は、そのセクションのキーワード、保護情報、作成者情報等種々の情報が記録される。属性に記録される具体的な情報については、その都度説明するものとする。
タイトルは、そのセクションのタイトルが記録される。
本文は、説明の本体であり、文章、図面等のコンテンツから構成される。本文のコンテンツそれぞれは、コンテンツIDが付されており、それぞれのコンテンツ、例えば、各文章、各図面を識別することができるようになっている。コンテンツIDは、各コンテンツに属性を示す領域を設けておき、その領域に記録しておくことができる。
また、コンテンツが図面の場合には、図面そのものが記録されるのではなく、属性に、図面を参照するための情報、例えば、ファイル名等が記録される。さらに、属性部分には、参照される図面ファイルのタイムスタンプ、ファイルサイズが記録されている。ただし、いずれか一方であってもよい。
次に、本実施形態におけるマニュアル作成システムの構成の概要について図3のブロック図を参照して説明する。本図に示すように、マニュアル作成システムは、マニュアル作成管理装置10と編集装置20と編集内容確認装置30とを含んで構成される。
マニュアル作成管理装置10は、ベーステキスト100を入力し、マニュアル作成対象のモデルの設計仕様書200に基づいて、必要なセクションを抽出し、マニュアル雛形120を出力する。
編集装置20は、マニュアル雛形120に対して、マニュアル作成対象のモデルの設計仕様書200に基づく編集を行なうための装置である。
編集内容確認装置30は、マニュアル雛形120と編集後マニュアル140とを入力し、編集装置20によりどの部分がどのように編集されたかを確認するための装置である。本実施形態では、特に、マニュアルに含まれる図面が編集されたかどうかを確認する処理を行なう。編集内容が確認された編集後マニュアル140は、レビジョン確定マニュアル160として取り扱われる。
これらの各装置は、それぞれを独立させて複数の情報処理装置で構成するようにしてもよいし、いくつかの装置、例えば、マニュアル作成管理装置10と編集内容確認装置30とを組み合わせて、単一の情報処理装置で実現するようにしてもよい。
図4は、マニュアル作成管理装置10の機能構成を説明するためのブロック図である。本図に示すようにマニュアル作成管理装置10は、ベーステキスト100を入力するベーステキスト入力部11、ユーザからの操作を受け付けたり、ユーザに各種情報を提示するユーザインタフェース部12、ベーステキスト100から必要なセクション110を抽出する処理を行なうセクション抽出部13、抽出されたセクションで構成されるマニュアル雛形120を出力するマニュアル雛形出力部15を備えている。
なお、マニュアル作成管理装置10は、パーソナルコンピュータ等の汎用的なコンピュータを用いて構成することができる。
図5は、編集装置20の機能構成を説明するためのブロック図である。本図に示すように編集装置20は、マニュアル雛形120を入力するマニュアル雛形入力部21、ユーザからの操作を受け付けたり、ユーザに各種情報を提示するユーザインタフェース部22、操作者からの指示にしたがってマニュアル雛形120の編集処理を行なう編集処理部23、編集が施されたマニュアル雛形120を編集後マニュアル140として出力する編集後マニュアル出力部24、図面を編集した場合に、編集後の図面の画像ファイルを記録する画像ファイル記憶部25とを備えている。
なお、編集装置20は、パーソナルコンピュータ等の汎用的なコンピュータを用いて構成することができる。
図6は、編集内容確認装置30の機能構成を説明するためのブロック図である。本図に示すように編集内容確認装置30は、マニュアル雛形120を入力するマニュアル雛形入力部31、編集後マニュアル140を入力する編集後マニュアル入力部32、ユーザからの操作を受け付けたり、ユーザに各種情報を提示するユーザインタフェース部33、マニュアル雛形120と編集後マニュアル140とから編集内容を判別し、操作者からの確認を受け付ける確認処理部34、編集の確認を受け付けた編集後マニュアル140をレビジョン確定マニュアル160として出力するレビジョン確定マニュアル出力部35、画像の編集が行なわれた可能性がある場合に、編集装置20から画像を取得する画像取得部36を備えている。
なお、編集内容確認装置30は、パーソナルコンピュータ等の汎用的なコンピュータを用いて構成することができる。
次に、本実施形態におけるマニュアル作成システムの処理について説明する。
まず、マニュアル作成管理装置10がベーステキスト100から必要なセクションを抽出し、マニュアル雛形120を生成する処理を図7のフロー図を参照して説明する。
マニュアル作成管理装置10は、マニュアル作成対象のモデルが属する機種用に作成されたベーステキスト100を入力する(S101)。例えば、マニュアル作成対象のモデルがインクジェットプリンタに属する場合には、インクジェット用に作成されたベーステキスト100を用いるようにする。
マニュアル作成管理装置10は、入力されたベーステキスト100のセクション階層構造したがって、各セクションのタイトルを一覧表示する(S102)。
図10は、セクションタイトルを一覧表示したセクション選択画面500の一例を示す図である。本図に示すようにセクション選択画面500には、階層構造で示されたセクションタイトルに対応してチェックボックス502が配置されており、操作者からセクションの選択を受け付けることができるようになっている(S103)。
マニュアル作成管理装置10の操作者は、作成対象となるモデルの設計仕様書200にしたがって、マニュアルに含めるべきセクションに対応するチェックボックス502にチェックを入力することができる。
マニュアル作成管理装置10は、セクション選択画面500に配置されている「セクション選択ボタン」501のクリックを受け付けると、チェックボックス502にチェックされているセクションを抽出すべきセクションとして確定し(S104)、選択されたセクションで構成されたマニュアル雛形120を出力する(S105)。
つぎに、編集装置20が、マニュアル雛形120の編集を受け付ける処理を図8のフロー図を参照して説明する。
編集装置20は、編集対象のマニュアル雛形120を入力する(S201)。
そして、編集装置20は、マニュアル雛形120に含まれる各セクションの本文を表示する(S202)。表示するセクションは編集担当者の操作により任意に変更できるものとする。図11は、セクションの本文を表示する編集画面540の一例を示す図である。
本図に示すように、編集画面540には、セクションを構成するテキスト、図面等が表示されている。
編集装置20は、編集担当者から、編集対象のマニュアル雛形120の編集を受け付ける(S203)。編集受け付け処理は、従来の編集用ソフトウェアの機能を用いることができる。編集は、テキストのみならず図面についても受け付けることができる。
編集担当者は、編集画面540に表示されているテキスト、図面について、編集しようとする個所をマウス等の操作に基づくカーソル541で指示することができる。そして、作成対象となっているモデルの設計仕様に基づいてマニュアル雛形120のセクションのテキスト、図面を編集することができる。
編集装置20は、編集担当者から図面の編集を受け付けた場合には(S204:Y)、編集後の画像ファイルを画像ファイル記録部25に記録するとともに、編集後の画像ファイルのタイムスタンプ、ファイルサイズを用いて、編集対象のマニュアル雛形120中の、その図面を参照するコンテンツの属性を更新する(S205)。
編集装置20は、編集担当者から編集終了の指示を受け付けると(S206:Y)、編集が施されたマニュアル雛形120を編集後マニュアル140として出力する(S207)。この時点では、編集後マニュアル140には、図面のコンテンツとして、マニュアル中で参照される画像ファイル自身は含める必要はない。
つぎに、編集内容確認装置30が、編集装置20により編集された個所の確認を受け付ける処理を図9のフロー図を参照して説明する。
編集内容確認装置30は、編集後マニュアル140を入力する(S301)。また、マニュアル雛形120を入力する(S302)。なお、マニュアル雛形120には、図面として参照されている画像ファイルが含まれており、編集後マニュアル140には含まれていない。
編集内容確認装置30は、まず、編集後マニュアル140とマニュアル雛形120との文章部分の差分の確認を行なう(S303)。これにより、編集後マニュアル140のどのセクションのどのテキストについて編集が施されたかを確認することができる。
文章部分の差分の確認は、例えば、以下のように行なうことができる。すなわち、編集内容確認装置30は、入力された編集後マニュアル140のセクション階層構造したがって、各セクションのタイトルを一覧表示する。このとき、マニュアル雛形120の本文の文章と編集後マニュアル140の本文の文章とをセクション単位で比較して、内容の異なるセクション、すなわち、編集を施されたセクションについては、アンダーライン等を付して強調表示し、編集が行なわれたことを示すようにする。
図12は、編集後マニュアル140のセクション階層構造にしたがってセクションタイトルを表示するとともに、編集が施されたセクションのタイトル強調表示している編集後セクション一覧表示画面560の一例を示している。編集内容確認装置30は、編集後セクション一覧表示画面560で編集が施されたセクションのタイトルのクリックを受け付けると図12に一例を示すような編集内容確認画面570を表示する。
編集内容確認画面570には、編集後マニュアル140の編集されたセクション本文を表示する欄572と、対応する編集前のセクション本文を表示する欄571と、「確認ボタン」573とが設けられている。これにより、編集確認担当者は、編集されたセクションの編集前、編集後の本文の比較を容易に行なうことができる。また、本画面570で必要に応じて再編集を行なえるようにしてもよい。
そして、「確認ボタン」573のクリックを受け付けると、編集後セクション一覧画面560に戻り、「確認終了ボタン」561のクリックを受け付けることで文章の差分確認処理を終える。
さらに、編集内容確認装置30は、編集後マニュアル140とマニュアル雛形120との図面部分の差分の確認を行なう。これにより、編集後マニュアル140のどのセクションのどの図面について編集が施されたかを確認することができる。
図面部分の差分の確認は、以下のように行なわれる。すなわち、マニュアル雛形120に含まれる図面コンテンツの属性と、対応する編集後マニュアル140に含まれる図面コンテンツの属性と比較する。具体的には、コンテンツID、タイムスタンプ、ファイルサイズのいずれもが一致しているかどうかを図面コンテンツ毎に判断する(S304)。このように、本実施形態では、まず、図面そのものではなく、図面の画像ファイルの属性を用いて一致不一致を判断するため、画像ファイル同士の差分を算出する場合に比べて図面差分確認における処理の負荷を軽減することができる。
そして、いずれもが一致している場合(S305:Y)には、図面の編集は行なわれなかったものとして本処理を終了する。
一方、いずれかが一致していない場合(S305:N)には、編集装置20から画像ファイル記憶部25に記録されている編集後の画像ファイルを取得する(S306)。そして、取得した画像ファイルとマニュアル雛形120で参照されている画像ファイル同士の比較を、例えば、バイナリ単位で行なう(S307)。
この結果、一致している場合(S308:Y)には、図面の編集は行なわれなかったものとして、編集後マニュアル140の画像ファイルを参照しているコンテンツの属性部分をマニュアル雛形120に記録されている属性部分に戻す修正を行なう(S309)。また、取得した画像ファイルは破棄することができる。
一方、一致していない場合(S308:N)には、図面の編集が行なわれたものとして、文章の差分確認処理と同様に、編集前の図面と編集後の図面とを表示して、編集内容の確認ができるようにする(S310)。
そして、確認後、編集後の画像ファイルを参照するコンテンツに新たにIDを割り振るとともに、編集後の画像ファイルを参照すべき画像ファイルとして記録する(S311)。
上記の処理により編集内容が確認された編集後マニュアル140は、リビジョン確定マニュアル160として出力される。このとき、編集された図面については、編集後の画像ファイルに更新される。
なお、上記実施形態では、編集前後のマニュアルを比較して図面編集の有無を確認する例を説明したが、本技術は、異なるマニュアル同士を比較して図面編集の有無を確認する場合にも適用することができる。例えば、モデルチェンジ前のモデルのマニュアルとモデルチェンジ後のモデルのマニュアルとを比較して図面編集の有無を確認することもできる。
本実施形態のマニュアル作成の基本的な概念を示す図。 ベーステキストの構成の一例を示す図。 マニュアル作成システムの構成を示すブロック図。 マニュアル作成管理装置の機能構成を説明するためのブロック図。 編集装置の機能構成を説明するためのブロック図。 編集内容確認装置の機能構成を説明するためのブロック図。 マニュアル作成管理装置がマニュアル雛形を生成する処理を示すフロー図。 編集装置が、マニュアル雛形の編集を受け付ける処理を示すフロー図。 編集内容確認装置が、編集された個所の確認を受け付ける処理を示すフロー図。 セクション選択画面の一例を示す図。 編集画面の一例を示す図。 編集後セクション一覧表示画面および編集内容確認画面の一例を示す図。 モデルの変遷と従来のマニュアル作成とについて説明する図。
符号の説明
10…マニュアル作成管理装置、11…ベーステキスト入力部、12…ユーザインタフェース部、13…セクション抽出部、14…ロック処理部、15…マニュアル雛形出力部、20…編集装置、21…マニュアル雛形入力部、22…ユーザインタフェース部、23…編集処理部、24…編集後マニュアル出力部、30…編集内容確認装置、31…マニュアル雛形入力部、32…編集後マニュアル入力部、33…ユーザインタフェース部、34…確認処理部、35…レビジョン確定マニュアル出力部、36…画像取得部、100…ベーステキスト、110…セクション、120…マニュアル雛形、140…編集後マニュアル、160…レビジョン確定マニュアル

Claims (6)

  1. 画像データと、前記画像データを参照するための情報と、前記画像データの属性とを含むセクション単位で構成されたベーステキストから抽出されたセクションで構成されるマニュアル雛形を編集する編集装置と、編集された内容を確認する編集内容確認装置とを備えるマニュアル作成システムであって、
    前記編集装置は、画像データの編集を受け付けた場合に、当該画像データの属性を更新する画像属性更新手段と、
    編集を受け付けた画像データを格納する画像データ格納手段と、
    編集後のマニュアル雛形を画像データを含まない状態で編集後マニュアルとして出力する編集後マニュアル出力手段とを備え、
    前記編集内容確認装置は、
    前記編集後マニュアルと、前記マニュアル雛形とを入力するマニュアル入力手段と、
    編集後マニュアルに含まれる画像データの属性と、マニュアル雛形に含まれる対応する画像データの属性とを比較する比較手段と、
    両者が一致しない場合に、前記編集装置から対応する画像データを取得する画像データ取得手段とを備え、
    前記比較手段は、前記取得した画像データと前記マニュアル雛形に含まれる対応する画像データとを比較することを特徴とするマニュアル作成システム。
  2. 請求項1に記載のマニュアル作成システムであって、
    前記編集内容確認装置の前記比較手段は、前記取得した画像データと前記マニュアル雛形に含まれる対応する画像データとを比較した結果、一致しない場合には、両画像データを表示して、画像が編集されたことを示すことを特徴とするマニュアル作成システム。
  3. 請求項2に記載のマニュアル作成システムであって、
    前記編集内容確認装置の前記比較手段は、前記取得した画像データと前記マニュアル雛形に含まれる対応する画像データとを比較した結果、一致している場合には、前記編集後マニュアルに含まれる当該画像データの属性をマニュアル雛形に含まれる対応する画像データの属性に修正することを特徴とするマニュアル作成システム。
  4. 請求項1に記載のマニュアル作成システムであって、
    前記画像データの属性は、画像データのタイムスタンプ、ファイルサイズのいずれかを含むことを特徴とするマニュアル作成システム。
  5. 画像データと、前記画像データを参照するための情報と、前記画像データの属性とを含むセクション単位で構成されたベーステキストから抽出されたセクションで構成される比較元マニュアルを編集する編集装置と、編集された内容を確認する編集内容確認装置とを備えるマニュアル作成システムであって、
    前記編集装置は、画像データの編集を受け付けた場合に、当該画像データの属性を更新する画像属性更新手段と、
    編集を受け付けた画像データを格納する画像データ格納手段と、
    編集後のマニュアルを画像データを含まない状態で比較先マニュアルとして出力する比較先マニュアル出力手段とを備え、
    前記編集内容確認装置は、
    前記比較先マニュアルと、前記比較元マニュアルとを入力するマニュアル入力手段と、
    比較先マニュアルに含まれる画像データの属性と、比較元マニュアルに含まれる対応する画像データの属性とを比較する比較手段と、
    両者が一致しない場合に、前記編集装置から対応する画像データを取得する画像データ取得手段とを備え、
    前記比較手段は、前記取得した画像データと前記比較元マニュアルに含まれる対応する画像データとを比較することを特徴とするマニュアル作成システム。
  6. 画像データと、前記画像データを参照するための情報と、前記画像データの属性とを含むセクション単位で構成されたベーステキストから抽出されたセクションで構成されるマニュアル雛形を編集する編集装置と、編集された内容を確認する編集内容確認装置とを備えるマニュアル作成システムにおけるマニュアル作成方法であって、
    前記編集装置が、
    画像データの編集を受け付けた場合に、当該画像データの属性を更新する画像属性更新処理と、
    編集を受け付けた画像データを格納する画像データ格納処理と、
    編集後のマニュアル雛形を画像データを含まない状態で編集後マニュアルとして出力する編集後マニュアル出力処理とを行ない、
    前記編集内容確認装置が、
    前記編集後マニュアルと、前記マニュアル雛形とを入力するマニュアル入力処理と、
    編集後マニュアルに含まれる画像データの属性と、マニュアル雛形に含まれる対応する画像データの属性とを比較する比較処理と、
    両者が一致しない場合に、前記編集装置から対応する画像データを取得する画像データ取得処理とを行ない、
    前記比較処理は、前記取得した画像データと前記マニュアル雛形に含まれる対応する画像データとを比較することを特徴とするマニュアル作成方法。
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