JP2006277461A - マニュアルリビジョン管理装置 - Google Patents

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道彦 平沢
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Abstract

【課題】 マニュアルの改訂箇所を簡易に把握できるようにする。
【解決手段】 セクション単位で構成されたベーステキストから選択されたセクションを含んで構成され、リビジョンが付されたマニュアルを入力する入力部と、入力されたマニュアルおよびマニュアルの翻訳文を格納するマニュアル格納部と、最新のリビジョンが付された新マニュアルと、以前のリビジョンが付された旧マニュアルとを比較して相違箇所を検出する比較部と、相違箇所が検出されたセクションについて、新マニュアルと旧マニュアルと旧マニュアルの翻訳文のそれぞれの内容を含む結果表示画面を表示する表示部とを備えることを特徴とするマニュアルリビジョン管理装置。
【選択図】図14

Description

本発明は、工業製品のマニュアル作成処理に係り、特に、翻訳が行なわれるマニュアルのリビジョン管理に関する。
工業製品、例えば、印刷装置を製造するメーカでは、同種の装置について価格、機能、対象等の異なる複数のモデルを販売している。そして、各モデルは、ある程度の期間販売されると、新機能の追加、仕様の変更等によるモデルチェンジが行なわれる。
例えば、図17に示すように、モデルAとモデルBとモデルCの系統があったとする。このような場合において、モデルAの系統は、モデルA1→モデルA2→モデルA3のようにモデルチェンジを行ない、モデルBの系統では、モデルB1→モデルB2のようにモデルチェンジを行ない、モデルCの系統では、新機種としてC1が登場するという具合である。
メーカでは、新しいモデルが登場する際には、その装置に対応したマニュアルを作成する必要がある。
従来、マニュアルの作成は、例えば、モデルA1がモデルA2にモデルチェンジする際に、モデルA1のマニュアルを基にして、モデルA2で追加された機能の説明を追加したり、変更された仕様に対応した説明に修正することで行なわれてきた。これは、一般に、モデルチェンジの際には、モデルチェンジ前の機能を引き継ぐ個所が多く、マニュアルの記述を流用することでマニュアル作成のための手間、コスト等を削減することができるからである。
一般に、マニュアルは製品の開発と並行して行なわれる。このため、製品の開発過程で仕様変更が生じたり、作成したマニュアルで誤記等が発見された場合には、仕様変更に対応したり誤記等を訂正するためにマニュアルの改訂が行なわれる。
ところで、製品が海外でも販売される場合には、マニュアルを翻訳する作業が発生する。一般に、翻訳作業も、製品の開発と並行して行なわれる。
このため、翻訳作業の途中でマニュアルの改訂が行なわれる場合がある。このような場合、すでに翻訳を行なった部分に改訂により修正等が行なわれた部分が含まれているときには、その部分について再度翻訳を行ない、翻訳文を差し替えなければならない。ところが、マニュアルの作成と翻訳とは通常異なる者が担当するため、翻訳担当者がマニュアル改訂でどの部分に修正等が施されたかを把握することは容易でない。
本発明は、マニュアルの改訂箇所を簡易に把握できるようにすることを第1の目的とする。また、本発明は、マニュアルの改訂箇所の翻訳作業の効率を向上させることを第2の目的とする。
上記課題を解決するため、本発明によれば、
セクション単位で構成されたベーステキストから選択されたセクションを含んで構成され、リビジョンが付されたマニュアルを入力する入力部と、
入力されたマニュアルおよびマニュアルの翻訳文を格納するマニュアル格納部と、
最新のリビジョンが付された新マニュアルと、以前のリビジョンが付された旧マニュアルとを比較して相違箇所を検出する比較部と、
相違箇所が検出されたセクションについて、新マニュアルと旧マニュアルと旧マニュアルの翻訳文のそれぞれの内容を含む結果表示画面を表示する表示部とを備えることを特徴とするマニュアルリビジョン管理装置が提供される。
本発明では、相違箇所が検出されたマニュアルの新旧リビジョンを表示することで、リビジョンの更新によって変更された箇所を簡易に把握することができる。
ここで、前記表示部は、新マニュアルを翻訳処理を受け付けるための領域を前記結果表示画面に含めることができる。
これにより、変更箇所の翻訳も効率的に行なうことができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、本実施形態のマニュアル作成の基本的な概念について図1を参照して説明する。
本図に示すように、本実施形態では、既存モデルのマニュアルの各部を包含する文書を用意する。この文章を「ベーステキスト」と称するものとする。
すなわち、例えば、既存モデルとしてモデルAとモデルBとがあった場合に、それぞれのマニュアルの各部を合成し、重複する部および相互に関連する部を整理したものがベーステキストになる。
そして、本実施形態では、このベーステキストを基に新たなモデルに対応したマニュアルを作成するようにする。具体的には、ベーステキストから新たなモデルのマニュアルとして利用できる部分を抽出して雛形とし、その雛形を新たなモデルに対応するように編集することでマニュアルが作成される。
本図の例は、ベーステキスト100から、新たなモデルであるモデルA3およびモデルB2のマニュアルを作成する場合を示している。
本図に示すようにベーステキスト100は、複数の部分から構成されている。この部分を「セクション」と称するものとする。セクション110は、あるテーマについての説明のまとまりを示す単位である。マニュアルの雛形を作成する際のベーステキスト100からの部分の抽出は、セクション110単位で行なわれる。
本実施形態のマニュアル作成では、対象となるモデルの設計仕様に基づいて、ベーステキストから対応するセクション110を抽出して、マニュアル雛形120を作成する。本図の例では、ベーステキストから、セクション「1−0」「1−1」「2−1」「3−2」が…が抽出されてモデルA3用のマニュアル雛形が作成され、「1−1」「2−0」「2−3」「3−2」…が抽出されてモデルB2用のマニュアル雛形120が作成されている。
そして、作成されたマニュアル雛形120を対象となるモデルの設計仕様に基づいて編集することで対象となるモデルに対応した編集後マニュアル140が作成される。ここで編集は、対象となるモデルで新たに追加された機能、変更された機能等に対応するための作業である。
例えば、モデルA3では、ベーステキスト100のセクション「2−1」で説明されている機能に一部変更があったため、セクション「2−1」の本文を修正する編集が行なわれている。また、モデルB2では、新たな機能が追加されているため、マニュアルに新たなセクションを追加する編集が行なわれている。
なお、編集後マニュアル140は、その後、編集内容がチェックされ、内容が確定した段階でリビジョン確定マニュアル160として扱われる。また、編集により変更・追加されたセクション110は、ベーステキスト100に登録して、後のモデルのマニュアル作成時に利用できるようにしてもよい。
このように異なるモデルのマニュアルをベーステキスト100を用いて統一的に取り扱うことにより、本実施形態のマニュアル作成では、以下のような効果を得ることができる。
すなわち、マニュアルを各モデル毎に作成することによる表現のバラツキ等を防ぐことができる。また、マニュアルのメンテナンスも効率的に行なうことができる。
さらに、製品が複数の国で販売される場合には、リビジョンが確定したマニュアルを、それぞれの国の言語に翻訳する必要があるが、表現のバラツキを防ぐことにより、リビジョン確定マニュアル160を頒布先の言語に翻訳する際の流用個所が増え、翻訳コストを下げることができる。
なぜならば、マニュアルの翻訳はすでに翻訳されている他のモデルのマニュアルとの差分個所を抽出し、抽出された差分個所を翻訳する処理が一般的であり、内容が同じでも表現が異なる場合には翻訳が行なわれるようにしているため、差分個所が少ないほど翻訳すべき個所を少なくすることができるからである。
図2は、ベーステキスト100の構成の一例を示す図である。ベーステキスト100は、例えば、XML(eXtensible Markup Language)等の文書記述言語を用いて構成することができる。
ベーステキスト100は、例えば、インクジェットプリンタ、レーザプリンタ、スキャナ等の対象装置毎に作成するようにし、それぞれ、ベーステキストIDで識別できるようにしている。
ベーステキスト100を構成するセクション110は、それぞれ、セクションID、テーマID、属性、タイトル、本文を備えて構成される。これらは、例えば、タグ情報により区別することができる。なお、セクション110は、「章」「節」「項」のように階層構造とすることができる。図2の例では2階層としている。ただし、階層構造は、便宜的なものであり、ベーステキスト100および実際に作成される各モデル対応の編集後マニュアル140がどのような構造を採用するかは任意である。
セクションIDは、それぞれのセクションを識別するための識別子である。本実施形態では、X−Yで表わし、Xの部分が上位階層を示し、Yの部分が下位階層を示すようにしている。なお、X−0は、X−1、2…の上位概念を説明するセクションとしている。ただし、階層の表現方法は、これに限られず、例えば、属性部分に記録したり、セクションIDの枝番等で示すようにしてもよい。
テーマIDは、そのセクションでの説明対象を示すコードである。例えば、そのセクションが、インクカートリッジの交換方法を説明するものである場合には、インクカートリッジの交換方法に割り当てられたコードがそのセクションのテーマIDとなる。なお、同じテーマであっても、異なるモデルでは異なる説明が必要になる場合もある。このような場合には、それぞれのモデル対応に異なるセクションIDのセクションが作成され、共通のテーマIDが付されることになる。
属性は、そのセクションのキーワード、保護情報、作成者情報等種々の情報が記録される。属性に記録される具体的な情報については、その都度説明するものとする。
タイトルは、そのセクションのタイトルが記録される。
本文は、説明の本体であり、文章、図面等のコンテンツから構成される。
次に、本実施形態におけるマニュアル作成システムの構成の概要について図3のブロック図を参照して説明する。本図に示すように、マニュアル作成システムは、マニュアル作成管理装置10と編集装置20と編集内容確認装置30とを含んで構成される。
マニュアル作成管理装置10は、ベーステキスト100を入力し、マニュアル作成対象のモデルの設計仕様書200に基づいて、必要なセクションを抽出し、マニュアル雛形120を出力する。
編集装置20は、マニュアル雛形120に対して、マニュアル作成対象のモデルの設計仕様書200に基づく編集を行なうための装置である。
編集内容確認装置30は、マニュアル雛形120と編集後マニュアル140とを入力し、編集装置20によりどの部分がどのように編集されたかを確認するための装置である。編集内容が確認された編集後マニュアル140は、所定の規則にしたがってリビジョンが記録され、リビジョン確定マニュアル160として取り扱われる。
これらの各装置は、それぞれを独立させて複数の情報処理装置で構成するようにしてもよいし、いくつかの装置、例えば、マニュアル作成管理装置10と編集内容確認装置30とを組み合わせて、単一の情報処理装置で実現するようにしてもよい。
図4は、マニュアル作成管理装置10の機能構成を説明するためのブロック図である。本図に示すようにマニュアル作成管理装置10は、ベーステキスト100を入力するベーステキスト入力部11、ユーザからの操作を受け付けたり、ユーザに各種情報を提示するユーザインタフェース部12、ベーステキスト100から必要なセクション110を抽出する処理を行なうセクション抽出部13、抽出されたセクションで構成されるマニュアル雛形120を出力するマニュアル雛形出力部15を備えている。
なお、マニュアル作成管理装置10は、パーソナルコンピュータ等の汎用的なコンピュータを用いて構成することができる。
図5は、編集装置20の機能構成を説明するためのブロック図である。本図に示すように編集装置20は、マニュアル雛形120を入力するマニュアル雛形入力部21、ユーザからの操作を受け付けたり、ユーザに各種情報を提示するユーザインタフェース部22、操作者からの指示にしたがってマニュアル雛形120の編集処理を行なう編集処理部23、編集が施されたマニュアル雛形120を編集後マニュアル140として出力する編集後マニュアル出力部24とを備えている。
なお、編集装置20は、パーソナルコンピュータ等の汎用的なコンピュータを用いて構成することができる。
図6は、編集内容確認装置30の機能構成を説明するためのブロック図である。本図に示すように編集内容確認装置30は、マニュアル雛形120を入力するマニュアル雛形入力部31、編集後マニュアル140を入力する編集後マニュアル入力部32、ユーザからの操作を受け付けたり、ユーザに各種情報を提示するユーザインタフェース部33、マニュアル雛形120と編集後マニュアル140とから編集内容を判別し、操作者からの確認を受け付ける確認処理部34、編集の確認を受け付けた編集後マニュアル140をリビジョン確定マニュアル160として出力するリビジョン確定マニュアル出力部35を備えている。
なお、編集内容確認装置30は、パーソナルコンピュータ等の汎用的なコンピュータを用いて構成することができる。
次に、本実施形態におけるマニュアル作成システムの処理について説明する。
まず、マニュアル作成管理装置10がベーステキスト100から必要なセクションを抽出し、マニュアル雛形120を生成する処理を図7のフロー図を参照して説明する。
マニュアル作成管理装置10は、マニュアル作成対象のモデルが属する機種用に作成されたベーステキスト100を入力する(S101)。例えば、マニュアル作成対象のモデルがインクジェットプリンタに属する場合には、インクジェット用に作成されたベーステキスト100を用いるようにする。
マニュアル作成管理装置10は、入力されたベーステキスト100のセクション階層構造したがって、各セクションのタイトルを一覧表示する(S102)。
図10は、セクションタイトルを一覧表示したセクション選択画面500の一例を示す図である。本図に示すようにセクション選択画面500には、階層構造で示されたセクションタイトルに対応してチェックボックス502が配置されており、操作者からセクションの選択を受け付けることができるようになっている(S103)。
マニュアル作成管理装置10の操作者は、作成対象となるモデルの設計仕様書200にしたがって、マニュアルに含めるべきセクションに対応するチェックボックス502にチェックを入力することができる。
マニュアル作成管理装置10は、セクション選択画面500に配置されている「セクション選択ボタン」501のクリックを受け付けると、チェックボックス502にチェックされているセクションを抽出すべきセクションとして確定し(S104)、選択されたセクションで構成されたマニュアル雛形120を出力する(S105)。
つぎに、編集装置20が、マニュアル雛形120の編集を受け付ける処理を図8のフロー図を参照して説明する。
編集装置20は、編集対象のマニュアル雛形120を入力する(S201)。
そして、編集装置20は、マニュアル雛形120に含まれる各セクションの本文を表示する(S202)。表示するセクションは編集担当者の操作により任意に変更できるものとする。図11は、セクションの本文を表示する編集画面540の一例を示す図である。
編集装置20は、編集担当者から、編集対象のマニュアル雛形120の編集を受け付ける(S203)。編集受け付け処理は、従来の編集用ソフトウェアの機能を用いることができる。
編集担当者は、編集画面540に表示されている本文について、編集しようとする個所をマウス等の操作に基づくカーソル541で指示することができる。そして、作成対象となっているモデルの設計仕様に基づいてマニュアル雛形120のセクションの本文を編集することができる。
編集装置20は、編集担当者から編集終了の指示を受け付けると(S204:Y)、編集が施されたマニュアル雛形120を編集後マニュアル140として出力する(S205)。
つぎに、編集内容確認装置30が、編集装置20により編集された個所の確認を受け付ける処理を図9のフロー図を参照して説明する。
編集内容確認装置30は、編集後マニュアル140を入力する(S301)。また、マニュアル雛形120を入力する(S302)。
編集内容確認装置30は、入力された編集後マニュアル140のセクション階層構造したがって、各セクションのタイトルを一覧表示する(S303)。このとき、マニュアル雛形120と編集後マニュアル140とで、内容の異なるセクション、すなわち、編集を施されたセクションについては、アンダーライン等を付して強調表示し、編集が行なわれたことを示すようにする。
図12は、編集後マニュアル140のセクション階層構造にしたがってセクションタイトルを表示するとともに、編集が施されたセクションのタイトル強調表示している編集後セクション一覧表示画面560の一例を示している。
編集内容確認装置30は、編集後セクション一覧表示画面560で編集が施されたセクションのタイトルのクリックを受け付けると図12に一例を示すような編集内容確認画面570を表示する(S303)。
編集内容確認画面570には、編集後マニュアル140の編集されたセクション本文を表示する欄572と、対応する編集前のセクション本文を表示する欄571と、「確認ボタン」573とが設けられている。これにより、編集確認担当者は、編集されたセクションの編集前、編集後の本文の比較を容易に行なうことができる。また、本画面570で必要に応じて再編集を行なえるようにしてもよい。
そして、「確認ボタン」573のクリックを受け付けると(S304)、編集後セクション一覧表示画面560に戻り、「確認終了ボタン」561のクリックを受け付けると、編集確認担当者の確認が終了したとして、確認を受けた編集後マニュアル140をリビジョン確定マニュアル160として出力する(S305)。この際に、所定の規則にしたがってリビジョンが付され、リビジョン確定マニュアル160に記録される。
つぎに、上述のように作成されたリビジョン確定マニュアル160を、海外向けに翻訳する際の処理について説明する。
一般に、マニュアルは製品の開発と並行して行なわれる。このため、製品の開発過程で仕様変更が生じたり、リビジョン確定マニュアル160で誤記等が発見された場合には、仕様変更に対応したり誤記等を訂正するためにマニュアルの改訂が行なわれる。これにより新たなリビジョンがアップしたリビジョン確定マニュアル160が作成される。
ところで、製品が海外でも販売される場合には、リビジョン確定マニュアル160を翻訳する作業が発生する。一般に、翻訳作業も、製品の開発と並行して行なわれる。
このため、リビジョン確定マニュアル160の翻訳の途中あるいは完了後にリビジョンがアップすることが起きうる。例えば、図13に示すように、リビジョンが1のリビジョン確定マニュアル160aを翻訳して、リビジョン1の翻訳文200aを作成している最中あるいは作成後に、リビジョンが更新されリビジョン2のリビジョン確定マニュアル160bが作成される場合である。
このような場合、すでに翻訳を行なった部分にリビジョン更新で修正等が行なわれた部分が含まれているときには、その部分について再度翻訳を行ない、翻訳文200aの差し替えを行なわなくてはならない。ところが、リビジョン確定マニュアル160の作成と翻訳とは通常異なる者が担当するため、翻訳担当者がリビジョン更新でどの部分に修正等が施されたかを把握することは容易でない。
図14は、このような作業を支援するためのリビジョン管理装置40の構成の一例を示すブロック図である。
本図に示すようにリビジョン管理装置40は、リビジョン確定マニュアル160を入力するリビジョン確定マニュアル入力部41と、リビジョンの異なるリビジョン確定マニュアル同士を比較する比較部42と、比較結果を表示したり、編集画面を表示する処理を行なう表示部43と、リビジョン確定マニュアル160、マニュアル翻訳文200等を格納するマニュアル格納部44とを備えている。
なお、リビジョン管理装置40は、パーソナルコンピュータ等の汎用的なコンピュータを用いて構成することができる。
つぎに、リビジョン管理装置40の処理について図15のフロー図を参照して説明する。
まず、リビジョン管理装置40は、翻訳担当者からリビジョン確定マニュアル160の入力を受け付ける(S401)。ただし、リビジョン確定マニュアル160はあらかじめマニュアル格納部44に格納しておいてもよい。
リビジョン確定マニュアル160の入力を受け付けると、リビジョン確定マニュアル入力部41は、そのリビジョン確定マニュアル160よりも前のリビジョンのリビジョン確定マニュアル160がマニュアル格納部44に格納されているかどうかを調べる(S402)。なお、リビジョン確定マニュアル160の入力の受け付けは翻訳担当者から受け付けるようにしてもよいし、編集内容確認装置30からコンピュータネットワーク等を介して受け付けるようにしてもよい。
その結果、前のリビジョンのリビジョン確定マニュアル160が格納されていない場合(S402:N)には、受け付けたリビジョン確定マニュアル160を新規に登録して(S403)、本処理を終了する。このリビジョン確定マニュアル160は新規に登録されたものであるから従来通りの翻訳処理を新規に行なうことができる。この際に、新規に翻訳すべきリビジョン確定マニュアル160を受け付けたことを翻訳者に通知するようにしてもよい。
一方、前のリビジョンのリビジョン確定マニュアル160が格納されている場合(S402:Y)には、受け付けたリビジョン確定マニュアル160を追加登録する(S404)。
そして、受け付けたリビジョン確定マニュアル160(以下「新リビジョンマニュアル160b」とする)と直近のリビジョンのリビジョン確定マニュアル160(以下「旧リビジョンマニュアル160a」とする)とを比較して、異なる箇所を検出する(S405)。異なる箇所が検出された場合には、例えば、その箇所を含む新リビジョンマニュアル160bのセクションの属性部分に更新された旨を記録するようにする。あるいは、更新部分を含むセクションのIDを記録する更新記録用のファイルを別途作成するようにしてもよい。
また、マニュアル格納部44から、旧リビジョンマニュアル160aに対応する翻訳マニュアル200aを取得する(S406)。
リビジョン管理装置40は、受け付けた新リビジョンマニュアル160b、取得した旧リビジョンマニュアル160a、検出した相違箇所および旧リビジョンマニュアル160aに対応する翻訳マニュアル200aを用いて比較結果の表示を行なう(S407)。
比較結果の表示は、例えば、図16に示すような画面で行なうことができる。
すなわち、まず、新リビジョンマニュアル160bについて、セクションのタイトル一覧を目次形式600で表示する。このとき、相違箇所が含まれるセクションについては、強調表示、例えば、アンダーラインを付すようにする。
そして、相違箇所が含まれるセクションの表示部分のクリックを受け付けると、そのセクションについて、図16に示すような比較結果表示画面620を表示する。
本図に示すように比較結果表示画面620には、画面上部分には、旧リビジョンマニュアル160bの内容を示す欄621と、新リビジョンマニュアル160aの内容を示す欄622とが設けられ、画面下部分には、旧リビジョンマニュアル160bの翻訳文200bの内容を示す欄623と、新リビジョンマニュアル160aの翻訳処理を行なうための欄624とが設けられている。
このように、更新前後のリビジョン確定マニュアルを並べて表示するとともに、対応する翻訳文を表示するようにしているため、リビジョンの更新によって変更された箇所を簡易に把握することができるのに加え、変更箇所の翻訳も効率的に行なうことができる。
なお、新リビジョンマニュアル160aの翻訳処理が開始されていてマニュアル格納部44に翻訳マニュアル200bが格納されている場合には、翻訳処理を行なうための欄624には、翻訳マニュアル200bが表示される。一方、まだ翻訳処理が開始されておらずマニュアル格納部44に翻訳マニュアル200bが格納されていない場合には、翻訳処理を行なうための欄624には、旧リビジョンマニュアル160bに対応する翻訳マニュアル200bの内容が表示される。このとき、フォント等の表示態様を通常の場合と異ならせることで翻訳前であることを示すようにすることが望ましい。
本実施形態のマニュアル作成の基本的な概念を示す図。 ベーステキストの構成の一例を示す図。 マニュアル作成システムの構成を示すブロック図。 マニュアル作成管理装置の機能構成を説明するためのブロック図。 編集装置の機能構成を説明するためのブロック図。 編集内容確認装置の機能構成を説明するためのブロック図。 マニュアル作成管理装置がマニュアル雛形を生成する処理を示すフロー図。 編集装置が、マニュアル雛形の編集を受け付ける処理を示すフロー図。 編集内容確認装置が、編集された個所の確認を受け付ける処理を示すフロー図。 セクション選択画面の一例を示す図。 編集画面の一例を示す図。 編集後セクション一覧表示画面および編集内容確認画面の一例を示す図。 リビジョン確定マニュアルの翻訳処理を説明するための図。 リビジョン管理装置の構成を示すブロック図。 リビジョン管理装置の処理を説明するフロー図。 比較結果を表示する画面の一例を示す図。 モデルの変遷と従来のマニュアル作成とについて説明する図。
符号の説明
10…マニュアル作成管理装置、11…ベーステキスト入力部、12…ユーザインタフェース部、13…セクション抽出部、14…ロック処理部、15…マニュアル雛形出力部、20…編集装置、21…マニュアル雛形入力部、22…ユーザインタフェース部、23…編集処理部、24…編集後マニュアル出力部、30…編集内容確認装置、31…マニュアル雛形入力部、32…編集後マニュアル入力部、33…ユーザインタフェース部、34…確認処理部、35…リビジョン確定マニュアル出力部、40…リビジョン管理装置、41…リビジョン確定マニュアル入力部、42…比較部、43…表示部、44…マニュアル格納部、100…ベーステキスト、110…セクション、120…マニュアル雛形、140…編集後マニュアル、160…リビジョン確定マニュアル、200…マニュアル翻訳文

Claims (4)

  1. セクション単位で構成されたベーステキストから選択されたセクションを含んで構成され、リビジョンが付されたマニュアルを入力する入力部と、
    入力されたマニュアルおよびマニュアルの翻訳文を格納するマニュアル格納部と、
    最新のリビジョンが付された新マニュアルと、以前のリビジョンが付された旧マニュアルとを比較して相違箇所を検出する比較部と、
    相違箇所が検出されたセクションについて、新マニュアルと旧マニュアルと旧マニュアルの翻訳文のそれぞれの内容を含む結果表示画面を表示する表示部とを備えることを特徴とするマニュアルリビジョン管理装置。
  2. 請求項1に記載のリビジョン管理装置であって、
    前記表示部は、新マニュアルを翻訳処理を受け付けるための領域を前記結果表示画面に含めることを特徴とするリビジョン管理装置。
  3. コンピュータにおけるマニュアルリビジョン管理方法であって、
    セクション単位で構成されたベーステキストから選択されたセクションを含んで構成され、リビジョンが付されたマニュアルを入力するステップと、
    入力されたマニュアルおよびマニュアルの翻訳文を格納するステップと、
    最新のリビジョンが付された新マニュアルと、以前のリビジョンが付された旧マニュアルとを比較して相違箇所を検出するステップと、
    相違箇所が検出されたセクションについて、新マニュアルと旧マニュアルと旧マニュアルの翻訳文のそれぞれの内容を含む結果表示画面を表示するステップとを含むことを特徴とするマニュアルリビジョン管理方法。
  4. コンピュータをマニュアルリビジョン管理装置として機能させるためのプログラムであって、
    セクション単位で構成されたベーステキストから選択されたセクションを含んで構成され、リビジョンが付されたマニュアルを入力する手段と、
    入力されたマニュアルおよびマニュアルの翻訳文を格納する手段と、
    最新のリビジョンが付された新マニュアルと、以前のリビジョンが付された旧マニュアルとを比較して相違箇所を検出する手段と、
    相違箇所が検出されたセクションについて、新マニュアルと旧マニュアルと旧マニュアルの翻訳文のそれぞれの内容を含む結果表示画面を表示する手段としてコンピュータ機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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JP2022011007A (ja) * 2020-06-29 2022-01-17 日本航空株式会社 マニュアル表示装置およびマニュアル表示方法

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