JP2006268534A - 記憶装置システムの制御技術 - Google Patents

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Abstract

【課題】 SAN用データを格納する記憶装置システムにおいて、効率的にSAN用データをファイル単位で管理する。
【解決手段】 記憶装置システムは、ファイル単位で識別されるファイルデータとブロック単位で識別されるブロックデータとのの変換を実行するファイルシステムを有する第1の計算機と接続される。記憶装置システムは、第1の計算機とブロックデータを送受信する第1の送受信部と、第1の送受信部を介して送受信されるブロックデータを格納する第1の記憶領域を有する記憶部と、第1の計算機が有する前記ファイルシステムの種別を特定する種別特定部と、第1の記憶領域に格納されているブロックデータを取得すると共に、特定されたファイルシステムの種別に応じて、取得したブロックデータをファイルデータに変換する変換処理を実行するデータ変換部と、を備えている。
【選択図】 図11

Description

本発明は、記憶装置システムの制御に関し、特に、記憶装置システムにおけるファイルデータの管理に関する。
計算機で取り扱われるデータ量の増大に伴い、計算機のデータをネットワークを介して接続された記憶装置システムに集約して管理する計算機システムの普及が進んでいる。こうした計算機システムとして、記憶装置システムと記憶装置システムに格納されるデータのやり取りを行う計算機(以下、ホスト計算機ともいう。)とのデータ通信の形式によって、以下の2つが知られている。1つは、ホスト計算機側にファイルシステムを有し、記憶装置システムとホスト計算機間のデータ通信をブロック単位で行うものであり、もう一つは、記憶装置システム側にファイルシステムを有し、記憶装置システムとホスト計算機間のデータ通信をファイル単位で行うものである。一般に、前者はSAN(Storage Area Network)と呼ばれ、後者はNAS(Network Attached Storage)と呼ばれている。
近年では、さらなる柔軟なシステム構成の実現とデータ管理コストの低減を目的として、単体の記憶装置システムにおいてブロック単位のデータ通信とファイル単位のデータ通信の両方をサポートする記憶装置システム、いわゆるSAN/NAS統合型の記憶装置システムが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2003−22246号公報
しかしながら、上記従来技術においては、記憶装置システム単体では、ブロック単位のデータ通信によりホスト計算機から受信したデータ(以下、SAN用データという。)をファイル単位で管理できないという問題があった。すなわち、記憶装置システムがSAN用データをファイル単位で認識するためには、SAN用データを一度ブロック単位のデータ通信により記憶装置システムからホスト計算機に送信し、ホスト計算機においてSAN用データをファイル単位のデータに変換し、変換されたデータをファイル単位のデータ通信によりホスト計算機から記憶装置システムに送信する必要があった。かかる場合には、例えば、ホスト計算機やネットワークの負荷の増大を招き、効率的なデータ管理が阻害されるおそれがあった。
なお、このような課題は、SAN/NAS統合型の記憶装置システムに限らず、SAN用データをファイル単位で管理する場合、例えば、SANとNASが混在するシステム環境下においてデータを一元的にファイル単位で管理する場合に共通する課題であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、SAN用データを格納する記憶装置システムにおいて、効率的にSAN用データをファイル単位で管理することを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するため、本発明はファイル単位で識別されるファイルデータとブロック単位で識別されるブロックデータとの変換を実行するファイルシステムを有する第1の計算機と接続される記憶装置システムを提供する。本発明の第1の態様に係る記憶装置システムは、前記第1の計算機との間で前記ブロックデータを送受信する第1の送受信部と、前記第1の送受信部を介して送受信される前記ブロックデータを格納する第1の記憶領域を有する記憶部と、前記第1の計算機が有する前記ファイルシステムの種別を特定する種別特定部と、前記第1の記憶領域に格納されている前記ブロックデータを取得すると共に、特定された前記ファイルシステムの種別に応じて、取得した前記ブロックデータを前記ファイルデータに変換する変換処理を実行するデータ変換部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第1の態様に係る記憶装置システムによれば、第1の計算機が有するファイルシステムの種別を特定して、特定されたファイルシステムの種別に応じてブロックデータをファイルデータに変換するので、記憶装置システム単体で、第1の記憶領域に格納されているブロックデータをファイルデータとして認識することができる。この結果、第1の計算機や第1の計算機と接続するネットワークの負荷を低減して効率的にファイル単位のデータ管理を実現できる。
本発明の第1の態様に係る記憶装置システムは、さらに、第2の計算機との間で前記ファイルデータを送受信する第2の送受信部を備え、前記データ変換部は、さらに、前記第2の送受信部を介して送受信される前記ファイルデータと前記ブロックデータとの変換を実行し、前記記憶部は、さらに、前記ファイルデータを前記データ変換部によって変換して得られた前記ブロックデータを格納する第3の記憶領域を有しても良い。すなわち、記憶装置システムは、ブロックデータを送受信する第1の送受信部とファイルデータを送受信する第2の送受信部を備える、いわゆるSAN/NAS統合型の記憶装置システムであっても良い。かかる場合には、第1の記憶領域に格納されているデータと第3の記憶領域に格納されているデータとを、記憶装置システム単体で、ファイル単位で一元的に管理することができる。
本発明の第2の態様は、ブロック単位で識別されるブロックデータを送受信する第1の送受信部と、前記第1の送受信部を介して送受信される前記ブロックデータを格納する第1の記憶領域を有する記憶部と、を有する記憶装置システムを管理する管理計算機を提供する。本発明の第2の態様に係る管理計算機は、前記第1の記憶装置システムに格納された前記ブロックデータとファイル単位で識別されるファイルデータとの変換を前記記憶装置システムと接続される第1の計算機において実行しているファイルシステムの種別を、前記記憶装置システムに通知する種別通知部を備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様に係る計算機によれば、第1の計算機が有するファイルシステムの種別を記憶装置システムに通知するので、記憶装置システムは、通知されたファイルシステムの種別に応じて第1の記憶装置システムに格納されているブロックデータを解釈してファイル単位で認識できる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、上記態様に係る記憶装置システムと第1の計算機とを備える計算機システム、記憶装置システムの制御方法として実現することができる。さらに、本発明は、上記制御方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、例えば、記憶装置システムの制御プログラム、ファイル単位のバックアップを実行するバックアッププログラム、ファイル単位のデータ移動を実行するマイグレーションプログラムとして実現可能であり、また、これらのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、これらのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の形態で実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。
A.実施例:
・計算機システムの構成:
図1〜図7を参照して、第1実施例に係る記憶装置システムを含む計算機システムの概略構成について説明する。図1は、本実施例における計算機システムの一構成例を模式的に示す説明図である。図2〜図5および図7は、本実施例における第1の計算機(図2)および第2の計算機(図4)、記憶装置システムを構成する第1の制御部(図3)および第2の制御部(図5)、管理計算機(図7)、それぞれのメモリの内部構成を示すブロック図である。図6は、記憶装置システム10を構成する記憶部300の一部の記憶領域の内部構成を示すブロック図である。
図1に示す計算機システムは、記憶装置システム10と、第1の計算機40と、第2の計算機50と、管理計算機60と、テープ装置70とを備えている。図1において、第1の計算機40、第2の計算機50およびテープ装置70は、1または2以上の任意の数とすることができる。
記憶装置システム10と第1の計算機40は、SAN81を介して接続されている。SAN81は、ブロック単位で識別されるブロックデータ(以下、単にブロックデータという。)の転送プロトコルであるファイバチャネルプロトコルを用いてデータ通信を行うネットワーク(FC−SAN)である。その他にも、例えば、iSCSIプロトコルを用いてデータ通信を行うIPネットワーク(IP−SAN)が用いられ得る。
記憶装置システム10と第2の計算機50は、LAN83を介して接続されている。LAN83は、一般的なIPネットワークである。LAN83を介して、記憶装置システム10と第2の計算機50は、ファイル単位で識別されるファイルデータ(以下、単にファイルデータという。)の転送プロトコルであるNFS(Network File System)やCIFS(Common Internet File System)を用いてデータ通信を行うことができる。
管理計算機60と記憶装置システム10と第1の計算機40とは、管理用LAN82を介して互いに接続されている。管理用LAN82は、管理情報のやり取りを行う種々の形式をとることができ、例えば、一般的なIPネットワークを用いて構成される。
第1の計算機40は、中央演算装置(CPU)41と、メモリ42と、記憶装置システム10と接続するためのインターフェース(I/F)43と、管理計算機60と接続するためのI/F44を備えている。メモリ42は、図2に示すように、アプリケーションプログラム421、ファイルシステムプログラム422、論理ボリューム管理プログラム423、パーティション管理プログラム424、ブロックアクセスドライバ425を格納している。ブロックアクセスドライバ425は、記憶装置システム10との間における書き込み/読み込み要求および応答の送受信を、ブロック単位で実行するためのプログラムである(書き込み/読み込みの処理については、後述する)。
第2の計算機50は、CPU51と、メモリ52と、記憶装置システム10と接続するためのI/F53を備えている。メモリ52は、図4に示すように、アプリケーションプログラム521およびファイルプロトコルドライバ522を格納している。ファイルプロトコルドライバ522は、記憶装置システム10との間における書き込み/読み込み要求および応答の送受信を、ファイル単位で実行するためのプログラムである(書き込み/読み込みの処理については、後述する)。
記憶装置システム10は、第1の計算機40および第2の計算機50から送信されたデータを格納する装置である。記憶装置システム10は、第1の制御部100と、第2の制御部200と、記憶部300とを備えている。
第1の制御部100は、ブロックデータの入出力制御を主に実行する制御部である。第1の制御部100は、CPU110と、メモリ120と、第1の計算機40と接続するためのI/F(以下、SANI/Fという。)130と、管理計算機60と接続するためのI/F(以下、管理I/Fという。)140と、記憶部300と接続するためのディスクI/F(以下、DKI/Fという。)160と、第2の制御部200と接続するためのブリッジ180とを備えている。メモリ120は、図3に示すように、第1の制御部100の制御機能を実現するための第1の制御プログラム121を格納している。メモリ120には、さらに、各種データ(例えば、第1の計算機40から受信したデータ、記憶部300から読み出したデータ)を一時的に格納するキャッシュ領域122が確保されている。第1の制御プログラム121は、ブロックデータの入出力を制御するためのブロックデータ入出力部123と、記憶部300に設定される論理ユニットの構成を管理するための構成管理部124とを含んでいる。
第2の制御部200は、ファイルデータの入出力制御を主に実行する制御部である。第2の制御部200は、CPU210と、メモリ220と、第2の計算機50と接続するためのI/F(以下、NASI/Fという。)250と、管理計算機60と接続するためのI/F(以下、管理I/Fという。)240と、テープ装置70と接続するためのI/F(以下、BCI/Fという。)270と、を備えている。第2の制御部200は、第1の制御部100のブリッジ180に接続されており、第1の制御部100と各種データ(例えば、ブロックデータ)のやり取りが可能である。メモリ220は、図5に示すように、第2の制御部200の制御機能を実現する第2の制御プログラム221を格納している。メモリ220には、第1の制御部100のメモリ120と同様に、キャッシュ領域222が確保されている。第2の制御プログラム221は、プロトコル処理部225と、種別特定部226と、データ変換部227と、バックアップ実行部228と、データ移動実行部229とを含んでいる。プロトコル処理部225は、ファイル転送プロトコル(例えば、NFS、CIFS)を解釈する。種別特定部226は、第1の計算機40が有しているファイルシステムプログラム422、論理ボリューム管理プログラム423、パーティション管理プログラム424の種別を特定する。データ変換部227は、ファイルデータとブロックデータとの変換処理(以下、データ変換処理ともいう。)を主に実行する。バックアップ実行部228は、記憶部300に格納されているデータをファイル単位でバックアップする。データ移動実行部229は、記憶部300の所定の記憶領域に格納されているデータをファイル単位で他の記憶領域に移動させる。
データ変換部227は、モジュール選択部2271と、複数の異なる種別のファイルシステムモジュール2272と、複数の異なる種別の論理ボリューム管理モジュール2273と、複数の異なる種別のパーティション管理モジュール2274とから構成される。モジュール選択部2271は、上述したモジュール群の中からデータ変換処理に用いるべきモジュールを任意に選択する。
記憶部300は、図示しない多数のディスク装置から構成されている。これらのディスク装置は、ブロックデータが実際に格納される物理的な記憶領域を提供する。これらのディスク装置は、第1の制御部100の制御に従って、ブロックデータの読み出し/書き込みを実行する。ディスク装置が有する物理的な記憶領域は、第1の制御部100によって論理的な記憶領域と対応づけられている。図1は、第1の制御部100が認識する論理的な記憶領域の構成を示している。第1の制御部100は、図1に示すように、記憶部300の記憶領域を論理ユニット(LU)と呼ばれる論理的な記憶領域に分割して管理している。各論理ユニットは、それぞれ独立した記憶領域として扱われ、それぞれ独立した論理アドレスによって管理される。図1に示すように、記憶部300には、制御情報等が格納される特殊な論理ユニットSLUと、第1の計算機40および第2の計算機50に割り当てられる論理ユニットLU0〜LU4が設定されている。LUnは、論理ユニット番号(LUN)nの論理ユニットを表している。図1において、記号GSで表す論理ユニット群は、第1の計算機40に割り当てられている論理ユニット群(以下、SAN用記憶領域という。)であり、記号GNで表すものは第2の計算機50に割り当てられている論理ユニット群(以下、NAS用記憶領域という。)である。特殊な論理ユニットSLUは、記憶装置システム10の管理・制御に用いられる種々の情報を格納している。これらの種々の情報は、図6に示すように、論理ユニット管理テーブル321と論理ボリューム管理テーブル322を含む。これらの種々の情報は、特殊な論理ユニットSLUに代えて、記憶部300における多数のディスク装置に分散して格納されても良い。
管理計算機60は、計算機システムの管理者が計算機システムを管理するための端末である。管理計算機60は、汎用計算機(例えば、市販のノートパソコン)であり、CPU61とメモリ62とLANI/F63とを備えている。メモリ62は、図7に示すようにストレージ管理プログラム621を格納している。ストレージ管理プログラム621は、上述した論理ユニット管理テーブル321および論理ボリューム管理テーブル322を記憶装置システム10に設定する管理テーブル設定部622を含む。
テープ装置70は、第2の制御部200のBCI/F270を介して記憶装置システム10と接続されている。テープ装置70は、記憶装置システム10に格納されているデータのバックアップデータをテープ媒体に格納するために用いられる。
・第1の計算機40における論理ユニットの管理:
図8を参照して、第1の計算機40が認識している記憶領域の構成について、説明する。図8は、第1の計算機40が認識している記憶領域の構成の一例を示す説明図である。記憶装置システム10は、論理ユニット群の一部を、論理ユニット単位で第1の計算機40に割り当てる。第1の計算機40に割り当てられる論理ユニットは、上述したSAN用論理ユニットである。第1の計算機40は、割り当てられた論理ユニットを、第1の計算機40が管理するデータを格納するために用いる。図8は、ある第1の計算機40に、LU0とLU2の2つの論理ユニットが割り当てられている例を示している。論理ユニットの割り当ては、第1の制御プログラム121の構成管理部124によって行われる。
第1の計算機40は、パーティション管理プログラム424を用いて、割り当てられた論理ユニットを分割して複数のパーティションを設定することができる。図8に示す例では、論理ユニットLU0には、3つのパーティションP1〜P3が設定され、論理ユニットLU2には、2つのパーティションP1〜P2が設定されている。Pnは、論理ユニット上に設定されたパーティション番号nのパーティションを表す。パーティション管理プログラム424の種別は、一般的に、OS(operating system)の仕様として決められているか、あるいは、ハードウエアの仕様(以下、アーキテクチャという。)として決められている。従って、パーティション管理プログラム424の種別は、OSの種別あるいはアーキテクチャの種別を特定することによって特定される。
第1の計算機40は、さらに、論理ボリューム管理プログラム423を用いて、論理ユニット上に設定されたパーティションを統合して1つの論理ボリュームとして管理することができる。図8に示す例において、第1の計算機40は、論理ユニットLU0のパーティションP3と、論理ユニットLU2のパーティションP1およびP2と、を統合して論理ボリュームLV1を設定している。LVnは、論理ボリューム番号nの論理ボリュームを表す。論理ボリューム管理プログラム423の種別は複数あり、例えば、LVM、VxVM、Windows Disk ADM(Windowsは登録商標)が知られている。
第1の計算機40は、さらに、論理ボリューム管理プログラム423を用いて、設定された論理ボリュームをさらに分割した複数のパーティションを設定することができる。図8に示す例において、第1の計算機40は、論理ボリュームLV1を、3つに分割してパーティションVP1〜VP3を設定している。VPnは、論理ボリューム上に設定されたパーティション番号nのパーティションを表すものとする。以下、2種類のパーティションを区別するため、論理ユニット上に設定されたパーティションをユニットパーティションと呼び、論理ボリューム上に設定されたパーティションをボリュームパーティションと呼ぶ。ユニットパーティション、論理ボリューム、ボリュームパーティションは、それぞれが独立した論理アドレスで管理される論理記憶領域である。下層の論理記憶領域と上層の論理記憶領域(例えば、ユニットパーティションとユニットパーティション上に設定される論理ボリューム、あるいは、論理ボリュームと論理ボリューム上に設定されるボリュームパーティション)との論理アドレス間の対応関係は、上層の論理記憶領域を設定したプログラムが管理している。従って、ボリュームパーティションの所定の論理アドレスに格納されたデータが、最終的に論理ユニットのどの論理アドレスに格納されたかを解釈するためには、パーティション管理プログラム424と論理ボリューム管理プログラム423が必要である。なお、ユニットパーティションは請求項における第1の分割記憶領域に相当し、論理ボリュームは請求項における第2の記憶領域に相当し、ボリュームパーティションは請求項における第2の分割記憶領域に相当する。
第1の計算機40は、最も上層に設定されている論理記憶領域ごとに、その論理記憶領域を管理するファイルシステムプログラム422を設定する。図8に示す例において、論理ユニットLU0上のユニットパーティションP1およびP2と、論理ボリュームLV1上のボリュームパーティションVP1〜VP3が最上層の論理記憶領域である。ファイルシステムプログラム422には複数の種別がある。ファイルシステムプログラム422は、例えば、「ext2」、「ext3」、「XFS」、「NTFS」と呼ばれるものをはじめ数多くの種類が知られている。第1の計算機40は、1種類のファイルシステムプログラム422を備えていても良いし、複数種類のファイルシステムプログラム422を備えていても良いが、最上層の論理記憶領域につき1種類のファイルシステムプログラム422を設定することができる。図8には、最上層の各論理記憶領域ごとに各論理記憶領域を管理するファイルシステムプログラム422の種別が示されている。なお、図8において、「LVP」と記されたユニットパーティションは、上層に論理ボリュームが設定されていることを示している。
図9および図10を参照して、上述した論理ユニット管理テーブル321および論理ボリューム管理テーブル322について説明する。図9は、論理ユニット管理テーブル321の一例を示す説明図である。図10は、論理ボリューム管理テーブル322の一例を示す説明図である。図9および図10に示す各テーブル321、322は、図8に示した第1の計算機40における論理記憶領域の構成に対応している。各テーブル321、322は、管理計算機60によって、記憶装置システム10の論理ユニットSLUに格納される。管理計算機60は、ストレージ管理プログラム621の管理テーブル設定部622を用いて、これらのテーブル321,322を論理ユニットSLUに格納する。以上の説明から解るように、管理テーブル設定部622は、請求項における種別情報設定部に相当する。簡単に説明すると、論理ユニット管理テーブル321および論理ボリューム管理テーブル322は、第1の計算機40に設定されている論理記憶領域(ユニットパーティション、論理ボリューム、ボリュームパーティション)の構成と関連付けて、パーティション方式および論理ボリューム方式およびファイルシステムのそれぞれの種別が記録されたテーブルである。以下、詳しく説明する。
論理ユニット管理テーブル321は、記憶部300に設定された論理ユニットに関する情報が記録されたテーブルであり、メインテーブル321aとサブテーブル321bとを含む。メインテーブル321aに記録される項目は、論理ユニットごとの論理ユニット番号、容量、論理ユニット管理情報、ユニットパーティション方式、サブテーブル番号を含んでいる。論理ユニット管理情報は、例えば、論理ユニットとディスク装置との対応関係(例えば、RAID構成を規定する情報)を含む。
ユニットパーティション方式の項目は、第1の計算機40において、論理ユニット上に上述したユニットパーティション(図8)を設定する方式が記録されるであり、具体的にはパーティション管理プログラム424の種別が記録される。上述のとおりパーティション管理プログラム424の種別は、一般的にOSまたはアーキテクチャの種別によって決まっているので、ユニットパーティション方式の項目には、第1の計算機40に搭載されているOS名が記録される(図9参照:なお、図9における「Solaris」は登録商標)。ユニットパーティション方式の項目は、例えば、論理ユニットがホスト計算機(例えば、第1の計算機40または第2の計算機50)に割り当てられたときに、管理計算機60によって記録される。サブテーブル番号は、論理ユニットごとに作成されるサブテーブル321bの番号を示している。サブテーブル321bに記録される項目は、論理ユニットに設定されているユニットパーティションを特定する項目と、ユニットパーティションに設定されているファイルシステムの種別である。なお、上層に論理ボリュームが設定されているユニットパーティションについて、ファイルシステム種別の項目は「LVP」と記録される。ファイルシステムの種別の項目は、例えば、第1の計算機40が、所定のユニットパーティション上にファイルシステムを設定したときに、管理計算機60によって記録される。
論理ボリューム管理テーブル322は、第1の計算機40に設定されている論理ボリュームに関する情報が記録されたテーブルである。論理ボリューム管理テーブル322は、メインテーブル322aと、第1のサブテーブル322bと、第2のサブテーブル322cとを含む。メインテーブル322aに記録される項目は、論理ボリュームごとの論理ボリューム番号、論理ボリューム方式、第1のサブテーブル番号、第2のサブテーブル番号を含む。論理ボリューム方式の項目は、第1の計算機40において、ユニットパーティションを統合して論理ボリュームを設定する方式および論理ボリュームに上述したボリュームパーティション(図8)を設定する方式が記録される項目である。具体的には、論理ボリューム方式の項目には、論理ボリューム管理プログラム423の種別、例えば、上述した「LVM」「VxVM」が記録される。第1および第2のサブテーブル番号に記録される項目は、論理ボリュームごとに作成される第1および第2のサブテーブル322b、322cを特定する番号が記録される。第1のサブテーブル322bは、論理ボリュームを構成しているユニットパーティションのリストであり、記録される項目は、論理ボリュームを構成しているユニットパーティションを特定する情報、具体的には、論理ユニット番号とユニットパーティション番号である。第2のサブテーブル322cに記録さる項目は、論理ボリュームに設定されているボリュームパーティションを特定する情報と、ボリュームパーティションに設定されているファイルシステム種別である。論理ボリューム方式およびファイルシステムの種別の項目は、例えば、第1の計算機40において論理ボリュームが設定されたとき、ボリュームパーティションにファイルシステムが設定されたときに、それぞれ記録される。
・計算機システムの動作:
続いて、上述の計算機システムのデータの書き込み/読み出し動作について説明する。先ず、上述したボリュームパーティションVP1上で管理されているファイルに対する書き込みを具体例として、第1の計算機40から記憶装置システム10のSAN用記憶領域GSに対する書き込み動作を説明する。第1の計算機40のアプリケーションプログラム421は、データの書き込み/読み出しをファイル単位で行う。アプリケーションプログラム421は、ファイルデータを書き込む場合、ファイルを識別するファイル識別子(例えば、ディレクトリ名とファイル名)により書き込み対象のファイルを指定して、書き込み要求を発行する。第1の計算機40は、ファイル単位での書き込み要求および書き込むべきファイルデータを、ブロック単位での書き込み要求およびブロックデータに変換する。かかる変換は、ファイルシステムプログラム422と、論理ボリューム管理プログラム423と、パーティション管理プログラム424とを用いて、実行される。
具体的に説明すると、ファイルシステムプログラム422は、指定されたファイル識別子から書き込み対象のファイルを認識して、当該ファイルに対応付けられている論理記憶領域の論理アドレスを割り出す。ファイルシステムプログラム422が割り出す論理アドレスは、ファイルシステムプログラム422が設定されている最上層の記憶領域の論理アドレス、本具体例では、ボリュームパーティションVP1の論理アドレスである。ファイルシステムプログラム422は、さらに、書き込むファイルデータを、割り出された論理アドレスに対応付けられたブロックデータに変換する。
論理ボリューム管理プログラム423は、割り出されたボリュームパーティションVP1の論理アドレスを、ボリュームパーティションVP1と論理ボリュームLV1との対応関係および論理ボリュームLV1とユニットパーティションとの対応関係に従って、ユニットパーティションの論理アドレスに変換する。
パーティション管理プログラム424は、変換されたユニットパーティションの論理アドレスを、論理ユニットの論理アドレスに変換する。この結果、記憶装置システム10の第1の制御部100が識別できるブロックデータ、すなわち、論理ユニットの論理アドレスと対応付けられたブロックデータが生成される。言い換えれば、アプリケーションプログラム421が書き込みを要求するファイルデータは、ファイルシステムプログラム422と論理ボリューム管理プログラム423とパーティション管理プログラム424を介して、記憶装置システム10の第1の制御部100に転送されるブロックデータに変換される。
ブロックアクセスドライバ425は、上述した論理ユニットの論理アドレスと対応付けられたブロックデータをブロックデータの書き込み要求と共に、記憶装置システム10に対して発行する。発行されたブロックデータおよび書き込み要求は、SAN81を介して記憶装置システム10の第1の制御部100に転送される。第1の制御部100において、ブロックデータ入出力部123は、SANI/F130を介してブロックデータおよび書き込み要求を受信すると、受信したブロックデータと対応付けられた論理ユニットの論理アドレスに従って、ブロックデータを格納すべきディスク装置の物理アドレスを割り出す。ブロックデータ入出力部123は、記憶部300にブロックデータを転送し、割り出した物理アドレスに従ってブロックデータをディスク装置に格納する。
第1の計算機40が、記憶装置システム10のSAN用記憶領域GSからデータを読み出す動作を簡単に説明する。第1の計算機40のアプリケーションプログラム421は、ファイルデータを読み出す場合、ファイル識別子により読み出すファイルを指定して読み出し要求を発行する。第1の計算機40は、ファイルシステムプログラム422を用いて、ファイルデータの読み出し要求を、ファイルシステムプログラム422が設定されている論理記憶領域の論理アドレスに対応付けられたブロックデータの読み出し要求に変換する。第1の計算機40は、論理ボリューム管理プログラム423とパーティション管理プログラム424を用いて、ファイルシステムプログラム422が設定されている論理記憶領域の論理アドレスを論理ユニットの論理アドレスに変換する。第1の計算機40は、論理ユニットの論理アドレスと対応づけられたブロックデータの読み出し要求を、ブロックアクセスドライバ425を用いて、記憶装置システム10の第1の制御部100に転送する。第1の制御部100は、ブロックデータ入出力部123を用いて、論理ユニットの論理アドレスに対応する物理アドレスを割り出し、記憶部300のディスク装置から割り出した物理アドレスに対応するブロックデータを読み出す。第1の制御部100は、ブロックデータ入出力部123を用いて、読み出したブロックデータを論理ユニットの論理アドレスと対応付けると共に、読み出し応答として第1の計算機40に転送する。第1の計算機40は、ブロックアクセスドライバ425を用いて、読み出し応答を受信する。第1の計算機40は、論理ボリューム管理プログラム423およびパーティション管理プログラム424を用いて、ブロックデータに対応付けられた論理ユニットの論理アドレスをファイルシステムプログラム422が設定されている論理記憶領域の論理アドレスに変換する。第1の計算機40は、ファイルシステムプログラム422を用いて、ファイルシステムプログラム422が設定されている論理記憶領域の論理アドレスに対応付けられたブロックデータを、ファイル識別子に対応付けられたファイルデータに変換する。アプリケーションプログラム421は、ファイルデータの読み出し要求に対する応答として、ファイル識別子に対応付けられたファイルデータを受け取る。
続いて、第2の計算機50から記憶装置システム10のNAS用記憶領域GNに対する書き込み動作を簡単に説明する。第2の計算機50のアプリケーションプログラム521は、第1の計算機40のアプリケーションプログラム421と同様に、データの書き込み/読み出しをファイル単位で行う。アプリケーションプログラム521は、ファイルデータの書き込み要求を発行する。ファイルプロトコルドライバ522は、アプリケーションプログラム521によって発行されたファイルデータの書き込み要求および書き込むべきファイルデータを、所定のファイル転送プロトコル(例えば、CIFSまたはNFS)に従った書き込み要求およびファイルデータに変換する。ファイルプロトコルドライバ522は、変換された書き込み要求およびファイルデータをLAN83を介して記憶装置システム10の第2の制御部200に転送する。
第2の制御部200は、ファイル転送プロトコルによる書き込み要求および書き込むべきファイルデータを受信すると、プロトコル処理部225を用いて、書き込み要求および書き込むべきファイルデータを認識する。第2の制御部200は、データ変換部227を用いて、ファイル単位での書き込み要求および書き込むべきファイルデータを、ブロック単位での書き込み要求およびブロックデータに変換する。データ変換部227が有する、ファイルシステムモジュール2272、論理ボリューム管理モジュール2273、パーティション管理モジュール2274は、上述した第1の計算機40におけるファイルシステムプログラム422、論理ボリューム管理プログラム423、パーティション管理プログラム424と同様の機能を有している。第2の制御部200は、ブロック単位での書き込み要求およびブロックデータを、ブリッジ180を介して記憶装置システム10の第1の制御部100に転送する。これらのブロックデータおよび書き込み要求を受信した第1の制御部100は、上述した第1の計算機40からブロックデータおよび書き込み要求を受信した場合と同様の処理を実行して、ブロックデータを記憶部300のディスク装置に格納する。
第2の計算機50が、記憶装置システム10のNAS用記憶領域GNからデータを読み出す動作を簡単に説明する。先ず、第2の計算機50のアプリケーションプログラム521は、ファイルデータを読み出す場合、第1の計算機40のアプリケーションプログラム421同様、ファイル識別子により読み出すファイルを指定して読み出し要求を発行する。ファイルプロトコルドライバ522は、発行された読み出し要求を、書き込み要求と同様に、ファイル転送プロトコルを用いて第2の制御部200に転送する。第2の制御部200は読み出し要求を受信すると、プロトコル処理部225を用いて、読み出し要求を解釈する。第2の制御部200は、データ変換部227を用いて、ファイル単位での読み出し要求を、論理ユニットの論理アドレスと対応づけられたブロックデータの読み出し要求に変換する。第2の制御部200は、ブロックデータの読み出し要求を、記憶装置システム10の第1の制御部100に転送する。第1の制御部100は、上述した第1の計算機40から受信した読み出し要求に対する処理と同様の処理により、記憶部300からブロックデータを読み出し、第2の制御部200に転送する。第2の制御部200は、受信したブロックデータを、データ変換部227を用いてファイルデータに変換する。第2の制御部200は、プロトコル処理部225を用いて、ファイルデータを第2の計算機50に転送する。ここで、第2の制御部200のデータ変換部227は、選択可能な複数種類のファイルシステムモジュール2272の1つとして、記憶装置システム10に固有のファイルシステムモジュール(以下、専用ファイルシステムモジュールという。)を有している。専用ファイルシステムモジュールは、記憶装置システム10のNASとしての機能のみに特化して設計することによって処理を効率化したファイルシステムである。上述した書き込み/読み出し処理において、第2の制御部200は、ファイルデータとブロックデータとの変換処理にかかる専用ファイルシステムモジュールを用いる。これにより、記憶装置システム10のNASとしての機能の向上が図られる。
以上の説明から解るように、SAN用記憶領域GSに格納されているデータの書き込み/読み出し処理において、ブロックデータの入出力処理は、記憶装置システム10によって実行され、ブロックデータとファイルデータとの変換(以下、データ変換処理という。)は、第1の計算機40によって実行される。一方で、NAS用記憶領域GNに格納されているデータの書き込み/読み出し処理においては、ブロックデータの入出力処理およびデータ変換処理は、共に記憶装置システム10によって実行される。本実施例における記憶装置システム10は、後述するバックアップ処理やデータ移動処理のために、SAN用記憶領域GSに格納されているデータについても記憶装置システム10側においてデータ変換処理を実行する機能を備えている。図11を参照して、かかる機能の概要を説明する。図11は、SAN用記憶領域GSに格納されているデータに対するデータ変換処理の概要についての説明図である。
図11において、矢印Aは、上述した第1の計算機40によるSAN用記憶領域GSに格納されているデータの読み出し動作におけるデータ変換処理を、概念的に示している。この場合、ファイルデータを認識するのは、第1の計算機40である。矢印Bは、SAN用記憶領域GSに格納されているデータのバックアップ処理およびデータ移動処理のためのデータ変換処理を概念的に示している。この場合、ファイルデータを認識するのは、記憶装置システム10の第2の制御部200である。矢印Bに示すデータ変換処理を実現するために、第2の制御部200は、第1の計算機40が、データ変換処理に用いているファイルシステムプログラム422、論理ボリューム管理プログラム423、パーティション管理プログラム424の種別を特定する機能を備える。かかる種別の特定は、上述した種別特定部226が実行する。さらに、第2の制御部200は、特定された第1の計算機40の各プログラムの種別と同一種別の有するモジュールを、データ変換部227が有する複数種類のモジュール群2272、2273、2274の中から選択する機能を備える。かかるモジュールの選択は、上述したモジュール選択部2271が実行する。データ変換部227は、選択された各モジュールを用いて、SAN用記憶領域GSに格納されている処理対象のブロックデータに対してデータ変換処理を実行して、ファイルデータを取得する。これによって、記憶装置システム10は、第1の計算機40にブロックデータを転送することなく、単体でSAN用記憶領域GSに格納されているデータをファイル単位で認識することができる。以上の説明から解るように、ファイルシステムプログラム422およびファイルシステムモジュール2272は請求項におけるファイルシステムに相当し、パーティション管理プログラム424およびパーティション管理モジュール2274は請求項における第1の記憶領域管理部に相当し、論理ボリューム管理プログラム423および論理ボリューム管理モジュール2273は請求項における第2の記憶領域管理部に相当する。また、上述のSAN用記憶領域GSは請求項における第1の記憶領域に相当し、NAS用記憶領域GNは請求項における第3の記憶領域に相当する。以下、矢印Bに示すデータ変換処理を、SAN用記憶領域GSに格納されているデータをファイル単位でバックアップするバックアップ処理を具体例として、さらに詳しく説明する。
図12〜図14を参照して、本実施例に係るバックアップ処理について説明する。図12は、バックアップ処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。図13および図14は、バックアップ処理の処理対象であるパーティション(以下、処理対象パーティションという。)のマウント処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。
バックアップ処理は、バックアップ実行部228およびデータ変換部227を用いて第2の制御部200(CPU210)が実行する処理である。バックアップ処理は、管理計算機60からバックアップの実行要求が第2の制御部200に対して送信されたときに開始される。バックアップ処理が開始されると、第2の制御部200は、管理計算機60からバックアップの実行要求と共に送信される処理対象パーティションを特定するための情報を取得し、バックアップすべき処理対象パーティションを特定する(ステップS102)。取得される情報は、処理対象パーティションが上述したユニットパーティションである場合には、論理ユニット番号とユニットパーティション番号である。処理対象パーティションが上述したボリュームパーティションである場合には、論理ボリューム番号とボリュームパーティション番号である。
第2の制御部200は、特定された処理対象パーティションが第1の計算機40にマウントされているか否かを判断する(ステップS104)。「処理対象パーティションが第1の計算機40にマウントされている」とは、第1の計算機40からアクセス可能なように、処理対象パーティションが第1の計算機40にソフトウエア的に接続されていることを指す。具体的には、第2の制御部200に搭載されているOSがUNIX(登録商標)またはWindows(登録商標)である場合、第1の計算機40のネットワークアドレスを指定してpingコマンドを発行して、応答を確認する手法を使うことができる。第2の制御部200は、処理対象パーティションが第1の計算機40にマウントされていると判断すると(ステップS104:YES)、バックアップ処理の失敗を管理計算機60に通知し(ステップS106)、本処理を終了する。一方、第2の制御部200は、処理対象パーティションが第1の計算機40にマウントされていないと判断すると(ステップS104:NO)、処理対象パーティションを第2の制御部200にマウントする処理(以下、マウント処理という。)を実行する(ステップS108)。
第2の制御部200は、マウント処理を開始すると、処理対象パーティションがユニットパーティションであるか、ボリュームパーティションであるかを判断する(ステップS202)。先ず、処理パーティションがユニットパーティションである場合の処理について説明する。
第2の制御部200は、処理対象パーティションがユニットパーティションであると判断すると、上述した論理ユニット管理テーブル321を参照して、処理対象パーティションのパーティション方式およびファイルシステムの種別を特定するステップS204)。すなわち、第2の制御部200は、処理対象パーティションを設定した第1の計算機40が用いたパーティション管理プログラム424およびファイルシステムプログラム422の種別を特定する。第1の制御部100が論理ユニット管理テーブル321を管理する場合には、第2の制御部200は、第1の制御部100と通信することによって、論理ユニット管理テーブル321に格納されている情報を取得する。第2の制御部200と第1の制御部100との通信方法としては、以下の方法を用いることができる。
1)SCSIの照会コマンド(inquiry comand)要求/応答を用いた通信
2)SCSIコマンドデバイス(SCSIコマンドの入出力先として用いられる仮想的な論理ユニット)を介した通信
3)共有メモリを介した通信方法(共有メモリは、例えば、ブリッジ180に設ける。)
4)管理用LAN82を介した通信
一方、第2の制御部200が論理ユニット管理テーブル321を管理する場合には、第2の制御部200は、論理ユニット管理テーブル321を記憶部300から読み出すことによって、必要な情報を取得する。
第2の制御部200は、特定されたパーティション方式およびファイルシステムの種別をサポートしているか否かを判断する(ステップS206)。具体的には、第2の制御部200のデータ変換部227が、特定されたパーティション方式およびファイルシステムの種別と同一種別のモジュールを備えている場合は、特定されたパーティション方式およびファイルシステムの種別はサポートされていると判断される。
第2の制御部200は、特定された特定されたパーティション方式およびファイルシステムの種別がサポートされていないと判断すると(ステップS206:NO)、非サポートによるバックアップ処理の失敗を管理計算機60に通知し(ステップS208)、本処理を終了する。
第2の制御部200は、特定されたパーティション方式およびファイルシステムの種別をサポートしていると判断すると(ステップS206:YES)、特定された種別と同一種別のファイルシステムモジュール2272およびパーティション管理モジュール2274を選択する(ステップS210)。具体的には、例えば、第2の制御部200に搭載されているOS(例えば、UNIX)のローダブル・モジュールとして実装されている複数種別のファイルシステムモジュール2272およびパーティション管理モジュール2274の中から、ステップS210において特定された種別のモジュールをロードして使用可能な状態にする。
続いて、第2の制御部200は、処理対象パーティションをマウントして、第2の制御部が処理対象パーティションにアクセス可能にする(ステップS212)。この結果、第2の制御部200は、処理対象パーティションに対応する記憶部300のSAN用記憶領域GSに格納されているブロックデータを、ステップS206において選択されたファイルシステムモジュール2272およびパーティション管理モジュール2274を用いてファイル単位で認識することができる。以上の説明から解るとおり、ブロックデータをファイルデータに変換するとは、ブロック単位で識別されるブロックデータとして格納されているデータを、ファイル単位で識別されるファイルデータとして認識できるようにすることを指している。
次に、図14を参照して、処理対象パーティションがボリュームパーティションである場合の処理について説明する。第2の制御部200は、処理対象パーティションがボリュームパーティションであると判断すると、上述した論理ボリューム管理テーブル322(図10参照)および論理ユニット管理テーブル321(図9参照)を参照して、処理対象パーティションの論理ボリューム方式と、ファイルシステムの種別と、論理ボリュームを構成するユニットパーティションのパーティション方式を特定する(ステップS302)。すなわち、第2の制御部200は、処理対象パーティションを設定した第1の計算機40が用いた論理ボリューム管理プログラム423およびファイルシステムプログラム422およびパーティション管理プログラム424の種別を特定する。各テーブルの参照方法は、上述したステップS204における論理ユニット管理テーブル321の参照方法と同一である。
第2の制御部200は、特定された論理ボリューム方式、パーティション方式、ファイルシステムの種別をサポートしているか否かを判断する(ステップS304)。具体的には、第2の制御部200のデータ変換部227が、特定された種別と同一の各モジュールを備えている場合は、サポートされていると判断される。第2の制御部200は、サポートされていない判断すると(ステップS304:NO)、非サポートによるバックアップ処理の失敗を管理計算機60に通知し(ステップS306)、本処理を終了する。第2の制御部200は、サポートされていると判断すると(ステップS304:YES)、特定された種別と同一種別の各モジュールを選択する(ステップS308)。
続いて、第2の制御部200は、論理ボリューム管理テーブル322の第1のサブテーブル322bを参照して、処理対象パーティションが設定されている論理ボリュームを構成しているユニットパーティションを特定する(ステップS310)。そして、第2の制御部200は、ステップS308において選択されたパーティション管理モジュール2274を用いて、第1の計算機40が設定したユニットパーティションを認識し、特定されたユニットパーティションが全て存在するか否かを判断する(ステップS312)。第2の制御部200は、特定されたユニットパーティションが全て存在しないと判断すると(ステップS312:NO)、論理ユニット管理テーブル321の異常によるバックアップ処理の失敗を管理計算機60に通知し(ステップS314)、本処理を終了する。
第2の制御部200は、特定されたユニットパーティションが全て存在すると判断すると(ステップS312:YES)、ステップS308において選択された論理ボリューム管理モジュール2273を用いて、処理対象パーティションが設定されている論理ボリュームを認識する(ステップS316)。
第2の制御部200は、続いて、処理対象パーティションをマウントして、第2の制御部が処理対象パーティションにアクセス可能にする(ステップS318)。この結果、第2の制御部200は、処理対象パーティションに対応する記憶部300のSAN用記憶領域GSに格納されているブロックデータを、ステップS206において選択された各モジュールを用いて、ファイル単位のファイルデータとして認識することができる。
図12に戻って説明を続けると、処理対象パーティションのマウント処理を終了すると、第2の制御部200は、処理対象パーティションに存在するファイルやディレクトリのうち、指定されたものを、テープ装置70に出力してファイル単位のバックアップデータを作成する(ステップS110)。ファイル単位のバックアップデータとは、第2の制御部200がファイル単位でアクセス可能なフォーマットで格納されたバックアップデータである。
以上説明したように、本実施例に係る記憶装置システム10は、SAN用記憶領域GSに格納されているブロックデータを、記憶装置システム10単体で、ファイル単位で識別されるファイルデータとして認識することができる。したがって、第1の計算機40のリソースを消費することなく、ファイル単位のバックアップデータを作成することができる。例えば、第1の計算機40が停止中である場合であっても、ファイル単位のバックアップデータを作成でき、バックアップ処理によって第1の計算機40や第1の計算機40と接続するためのネットワーク(SAN81)に負荷をかけることもない。
この結果、SAN用記憶領域GSに格納されているデータとNAS用記憶領域GNに格納されているデータとを共にファイル単位で一元化して管理することが、記憶装置システム10単体で実行できる。
B.変形例:
・第1変形例:
上記実施例におけるバックアップ処理に加えて、記憶装置システム10は、記憶装置システム10単体でSAN用記憶領域GSに格納されているデータを、NAS用記憶領域GNに移動させるマイグレーション処理を実行することもできる。以下、第1変形例として、図15を参照しながらマイグレーション処理について説明する。図15は、第1変形例に係るマイグレーション処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。
マイグレーション処理は、データ移動実行部229およびデータ変換部227を用いて第2の制御部200が実行する処理である。マイグレーション処理は、管理計算機60からマイグレーションの実行要求が第2の制御部200に対して送信されたときに実行される。図15に示すように、マイグレーション処理のステップS102〜S108は、上述したバックアップ処理のステップと同一であるので、図15において図12と同一の符号を付し、その説明を省略する。マイグレーション処理がバックアップ処理と異なる点は、バックアップ処理におけるステップS110(図12)に代えて、ステップS120およびS122(図15)を実行する点である。以下、マイグレーション処理におけるステップS120およびS122の処理についてのみ説明する。
マイグレーション処理において、マイグレーション元である処理対象パーティションがマウントされると、第2の制御部200は、マイグレーション先となるパーティションをNAS用記憶領域GNの論理ユニット上に生成する。さらに、第2の制御部200は、生成されたパーティションをマウントする(ステップS120)。具体的には、第2の制御部200は、任意の論理ボリューム管理モジュール2273またはパーティション管理モジュール2274を用いて、NAS用記憶領域GNの論理ユニット上にパーティションを生成する。第2の制御部200は、生成されたパーティションを、記憶装置システム10のために特化された専用ファイルシステムモジュールを用いて、ファイル単位の管理を行うように設定する。そして、第2の制御部200は、生成されたパーティションをマウントし、アクセス可能な状態にする。
続いて、第2の制御部200は、指定されたファイルやディレクトリを、処理対象パーティションから新たに生成されたマイグレーション先のパーティションに移動させる(ステップS122)。すなわち、第2の制御部200は、処理対象パーティションに対応するSAN用記憶領域GSに格納されているブロックデータを読み出し、読み出したブロックデータをファイル単位で識別されるファイルデータに変換する。さらに、第2の制御部200は、変換されたファイルデータを専用ファイルシステムモジュールを用いて、ブロックデータに変換する。そして、第2の制御部200は、論理ボリューム管理モジュール2273またはパーティション管理モジュール2274を用いて、マイグレーション先のパーティションに対応するNAS用記憶領域GNの論理ユニットのアドレスを割り出す。第2の制御部200は、第1の制御部100を介して、割り出された論理アドレスにブロックデータを格納する。
以上説明したように、変形例に係るマイグレーション処理によれば、記憶装置システム10は、第1の計算機40のリソースを消費することなく、単体でSAN用記憶領域GSのデータをNAS用記憶領域GNに移動させることができる。また、第2の制御部200は、移動後のデータを、専用ファイルシステムモジュールを用いてファイル単位で管理することができる。
第2の制御部200は、SAN用記憶領域GSに格納されているデータを、そのまま、選択されたファイルシステムモジュール2272、論理ボリューム管理モジュール2273、パーティション管理モジュール2274を用いて管理することとしても良い。このようにして、SAN用記憶領域GSの一部をNAS用記憶領域GNに変更すれば、データ移動のためのダウンタイムが低減される利点がある。
・第2変形例:
図16を参照して、第2変形例に係る記憶装置システム10について説明する。図16は、第2変形例における計算機システムの構成の一例を示す説明図である。図16に示すように、第2変形例に係る記憶装置システム10の統合制御部900は、上記実施例において第1の制御部100と第2の制御部200とが有している機能を全て備えている。すなわち、統合制御部900は、上記実施例において第1の制御部100が有していた各種I/F(SANI/F130、DKI/F160、管理I/F140)および第2の制御部200が有していた各種I/F(NASI/F250、管理I/F240、BCI/F270)に対応するI/F930、940、950、960、970を備える。さらに、統合制御部900のメモリ920は、上記実施例における第1の制御プログラム121および第2の制御プログラム221が有する機能が統合された統合制御プログラム921を格納している。統合制御プログラム921は、第1の制御プログラム121が有する各機能部(ブロックデータ入出力部123、構成管理部124)および第2の制御プログラム221が有する各機能部(プロトコル処理部225、種別特定部226、データ変換部227、バックアップ実行部228、データ移動実行部229)に対応する機能部923〜929を有している。かかる場合には、実施例より簡易な構成によって、実施例と同様の作用・効果を得ることができる。
・その他の変形例:
論理ユニット管理テーブル321および論理ボリューム管理テーブル322は、管理計算機60に格納されても良い。かかる場合には、管理計算機60は、バックアップまたはマイグレーションの実行要求を記憶装置システム10に発行する際に、論理ユニット管理テーブル321および論理ボリューム管理テーブル322を参照する。そして、管理計算機60は、バックアップまたはマイグレーションに必要な種別情報を、記憶装置システム10に通知する。
上記実施例においては、管理計算機60を独立した計算機としているが、第1の計算機40または第2の計算機50にストレージ管理プログラム621を格納して、第1の計算機40または第2の計算機50に管理計算機60が有する機能を持たせても良い。第1の計算機40にストレージ管理プログラム621が格納される場合には、第1の計算機40において新たな論理ボリュームやファイルシステムが設定されたときに、自動的に論理ユニット管理テーブル321および論理ボリューム管理テーブル322を更新することとしても良い。こうすれば、管理者が管理計算機60を操作して、論理ユニット管理テーブル321および論理ボリューム管理テーブル322を設定・更新する負担が軽減される。
上記実施例におけるバックアップ処理において、第1の計算機40が処理対象パーティションをマウントしている場合には、第2の制御部200はバックアップ処理を中止している。これに代えて、第1の計算機40が処理対象パーティションをマウントしている場合には、第2の制御部200は、いわゆるスナップショット機能を用いて、処理対象バックアップ処理を行っても良い。すなわち、第2の制御部200は、スナップショット機能によって処理対象パーティションの仮想的な複製を作成し、作成された仮想的な複製を処理対象としてバックアップを実行する。
上記実施例においては、記憶装置システム10はいわゆるSAN/NAS統合型のストレージであるが、それ以外の記憶装置システムであっても良い。例えば、1つのIPネットワークに、IPネットワーク接続型のSANストレージ(IP−SAN)と、NASストレージと、第1の計算機40と、第2の計算機50とが混在している計算機システムにおいて、SANストレージ(IP−SAN)の制御部に、上述の種別特定部226、データ変換部227、バックアップ実行部228を備えることとしても良い。こうすれば、かかる計算機システムにおいて、SANストレージのデータを、NASストレージのデータと共にファイル単位で一元的に管理することができる。
以上、実施例、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
実施例における計算機システムの一構成例を模式的に示す説明図。 実施例における第1の計算機のメモリの内部構成を示すブロック図。 実施例における第1の制御部のメモリの内部構成を示すブロック図。 実施例における第2の計算機のメモリの内部構成を示すブロック図。 実施例における第2の制御部のメモリの内部構成を示すブロック図。 記憶装置システム10を構成する記憶部300の一部の記憶領域の内部構成を示すブロック図。 実施例における管理計算機のメモリの内部構成を示すブロック図。 第1の計算機40が認識している記憶領域の構成の一例を示す説明図。 論理ユニット管理テーブル321の一例を示す説明図。 論理ボリューム管理テーブル322の一例を示す説明図。 SAN用記憶領域GSに格納されているデータに対するデータ変換処理の概要についての説明図。 バックアップ処理の処理ルーチンを示すフローチャート。 処理対象パーティションのマウント処理の処理ルーチンを示す第1のフローチャート。 処理対象パーティションのマウント処理の処理ルーチンを示す第2のフローチャート。 第1変形例に係るマイグレーション処理の処理ルーチンを示すフローチャート。 第2変形例における計算機システムの構成の一例を示す説明図。
符号の説明
10...記憶装置システム
40...第1の計算機
41...CPU
42...メモリ
43、44...I/F
421...アプリケーションプログラム
422...ファイルシステムプログラム
423...論理ボリューム管理プログラム
424...パーティション管理プログラム
50...第2の計算機
51...CPU
52...メモリ
521...アプリケーションプログラム
53...I/F
60...管理計算機
61...CPU
62...メモリ
621...ストレージ管理プログラム
622...管理テーブル設定部
63...I/F
70...テープ装置
81...SAN
82...管理用LAN
83...LAN
100...第1の制御部
110...CPU
120...メモリ
121...第1の制御プログラム
122...キャッシュ領域
123...ブロックデータ入出力部
124...構成管理部
130...SANI/F
140...管理I/F
160...DKI/F
180...ブリッジ
200...第2の制御部
210...CPU
220...メモリ
221...第2の制御プログラム
222...キャッシュ領域
225...プロトコル処理部
226...種別特定部
227...データ変換部
2271...モジュール選択部
2272...ファイルシステムモジュール
2273...論理ボリューム管理モジュール
2274...パーティション管理モジュール
228...バックアップ実行部
229...データ移動実行部
240...管理I/F
250...NASI/F
270...BCI/F
300...記憶部
321...論理ユニット管理テーブル
322...論理ボリューム管理テーブル
LU0〜LU4...論理ユニット
G1...SAN用記憶領域GS
G3...NAS用記憶領域GN
900...統合制御部
920...メモリ
921...統合制御プログラム

Claims (19)

  1. ファイル単位で識別されるファイルデータとブロック単位で識別されるブロックデータとの変換を実行するファイルシステムを有する第1の計算機と接続される記憶装置システムであって、
    前記第1の計算機との間で前記ブロックデータを送受信する第1の送受信部と、
    前記第1の送受信部を介して送受信される前記ブロックデータを格納する第1の記憶領域を有する記憶部と、
    前記第1の計算機が有する前記ファイルシステムの種別を特定する種別特定部と、
    前記第1の記憶領域に格納されている前記ブロックデータを取得すると共に、特定された前記ファイルシステムの種別に応じて、取得した前記ブロックデータを前記ファイルデータに変換する変換処理を実行するデータ変換部と、
    を備える記憶装置システム。
  2. 請求項1に記載の記憶装置システムにおいて、
    前記データ変換部は、
    複数の異なる種別の前記ファイルシステムと、
    複数の前記ファイルシステムの中から前記種別特定部によって特定された種別の前記ファイルシステムを選択する選択部と、を有し、
    前記データ変換部は、
    選択された前記ファイルシステムを用いて、前記変換処理を実行する記憶装置システム。
  3. 請求項1に記載の記憶装置システムは、さらに、
    予め前記第1の計算機が有する前記ファイルシステムの種別を特定するための第1の種別情報を記憶しており、
    前記種別特定部は、前記第1の種別情報を参照して前記ファイルシステムの種別を特定する記憶装置システム。
  4. 請求項2に記載の記憶装置システムにおいて、
    前記第1の計算機は、前記ファイルシステムに加えて、前記第1の記憶領域を分割して複数個の第1の分割記憶領域を設定する第1の記憶領域管理部を有し、
    前記種別特定部は、前記ファイルシステムに加えて、前記第1の計算機が有する前記第1の記憶領域管理部の種別を特定し、
    前記データ変換部は、複数の異なる種別の前記ファイルシステムに加えて、複数の異なる種別の前記第1の記憶領域管理部を有し、
    前記選択部は、前記ファイルシステムに加えて、複数の前記第1の記憶領域管理部の中から前記種別特定部によって特定された種別の前記第1の記憶領域管理部を選択し、
    前記データ変換部は、選択された前記ファイルシステムと前記第1の記憶領域管理部とを用いて、前記変換処理を実行する記憶装置システム。
  5. 請求項4に記載の記憶装置システムは、さらに、
    予め前記第1の計算機が有する前記第1の記憶領域管理部の種別を特定するための第2の種別情報を記憶しており、
    前記種別特定部は、前記第2の種別情報を参照して前記第1の記憶領域管理部の種別を特定する記憶装置システム。
  6. 請求項4に記載の記憶装置システムにおいて、
    前記第1の計算機は、前記ファイルシステムと前記第1の記憶領域管理部に加えて、複数個の前記第1の分割記憶領域を用いて第2の記憶領域を設定する、または、前記第2の記憶領域を設定してさらに前記第2の記憶領域を分割した第2の分割記憶領域を設定する、第2の記憶領域管理部を有し、
    前記種別特定部は、前記ファイルシステムと前記第1の記憶領域管理部に加えて、前記第1の計算機が有する前記第2の記憶領域管理部の種別を特定し、
    前記データ変換部は、
    複数の異なる種別の前記ファイルシステムと前記第1の記憶領域管理部に加えて、複数の異なる種別の前記第2の記憶領域管理部を有し、
    前記選択部は、前記ファイルシステムと前記第1の記憶領域管理部に加えて、複数の前記第2の記憶領域管理部の中から前記種別特定部によって特定された種別の前記第2の記憶領域管理部を選択し、
    前記データ変換部は、選択された前記ファイルシステムと前記第1の記憶領域管理部と前記第2の記憶領域管理部を用いて、前記変換処理を実行する記憶装置システム。
  7. 請求項6に記載の記憶装置システムは、さらに、
    予め前記第1の計算機が有する前記第2の記憶領域管理部の種別を特定するための第3の種別情報を記憶しており、
    前記種別特定部は、前記第3の種別情報を参照して前記第2の記憶領域管理部の種別を特定する記憶装置システム。
  8. 請求項6に記載の記憶装置システムは、さらに、
    前記第1の計算機が有する前記ファイルシステムと前記第1の記憶領域管理部と前記第2の記憶領域管理部のそれぞれの種別が、前記第1の計算機において設定されている前記第1の分割記憶領域および前記第2の分割記憶領域および第2の記憶領域の構成を表す情報と関連付けて記録されている種別管理テーブルを、備える記憶装置システム。
  9. 請求項1に記載の記憶装置システムは、さらに、
    バックアップデータを格納するための外部記憶装置と接続される外部記憶装置接続部と、
    前記変換処理によって得られた前記ファイルデータを前記外部記憶装置にバックアップするバックアップ実行部と、
    を備える記憶装置システム。
  10. 請求項1に記載の記憶装置システムは、さらに、
    第2の計算機との間で前記ファイルデータを送受信する第2の送受信部を備え、
    前記データ変換部は、さらに、前記第2の送受信部を介して送受信される前記ファイルデータと前記ブロックデータとの変換を実行し、
    前記記憶部は、さらに、前記ファイルデータを前記データ変換部によって変換して得られた前記ブロックデータを格納する第3の記憶領域を有する記憶装置システム。
  11. 請求項10に記載の記憶装置システムにおいて、
    前記変換処理によって得られた前記ファイルデータを、前記第3の記憶領域に格納するデータ移動実行部を備える記憶装置システム。
  12. 請求項10に記載の記憶装置システムにおいて、
    前記データ変換部は、さらに、
    前記記憶装置システムに固有の専用ファイルシステムを有し、
    前記第3の記憶領域に格納される前記ブロックデータは、前記専用ファイルシステムを用いて変換された前記ブロックデータである記憶装置システム。
  13. 請求項10に記載の記憶装置システムにおいて、
    前記記憶部が有する前記第1の記憶領域は、前記第3の記憶領域に変更されることができ、
    前記第1の送受信部を介して前記ブロックデータが格納されている前記第1の記憶領域の少なくとも一部の領域に対して、前記データ変換部と前記第2の送受信部を介して前記第2の計算機がアクセス可能とし、
    前記一部の領域を前記第1の記憶領域から前記第3の記憶領域に変更する記憶装置システム。
  14. ブロック単位で識別されるブロックデータを送受信する第1の送受信部と、前記第1の送受信部を介して送受信される前記ブロックデータを格納する第1の記憶領域を有する記憶部と、を有する記憶装置システムを管理する管理計算機であって、
    前記第1の記憶装置システムに格納された前記ブロックデータとファイル単位で識別されるファイルデータとの変換を前記記憶装置システムと接続される第1の計算機において実行しているファイルシステムの種別を、前記記憶装置システムに通知する種別通知部を備える管理計算機。
  15. 請求項14に記載の管理計算機において、
    前記種別通知部は、さらに、
    前記第1の計算機において前記第1の記憶領域を分割した複数個の第1の分割記憶領域を設定している第1の記憶領域管理部の種別を、前記記憶装置システムに通知する管理計算機。
  16. 請求項15に記載の管理計算機において、
    前記種別通知部は、さらに、
    前記第1の計算機において複数個の前記第1の分割記憶領域を用いて第2の記憶領域を設定している、または、前記第2の記憶領域を設定してさらに前記第2の記憶領域を分割した第2の分割記憶領域を設定している、第2の記憶領域管理部の種別を、前記記憶装置システムに通知する管理計算機。
  17. 請求項16に記載の管理計算機において、
    前記種別通知部は、
    前記ファイルシステムの種別と、前記第1の記憶領域管理部の種別と、前記第2の記憶領域管理部の種別とを、前記第1の計算機において設定されている前記第1の分割記憶領域および前記第2の分割記憶領域および第2の記憶領域の構成を表す情報と関連付けて、前記記憶装置システムの記憶部に格納する種別情報設定部である管理計算機。
  18. ファイル単位で識別されるファイルデータとブロック単位で識別されるブロックデータとの変換を実行するファイルシステムを有する第1の計算機と接続されると共に、前記第1の計算機から受信した前記ブロックデータを格納する第1の記憶領域を有する記憶装置システムの制御プログラムであって、
    前記第1の計算機が有する前記ファイルシステムの種別を特定する第1の機能と、
    複数の前記ファイルシステムの中から前記種別特定部によって特定された種別の前記ファイルシステムを選択する第2の機能と、
    選択された前記ファイルシステムを用いて、前記第1の記憶領域に格納されている前記ブロックデータと前記ファイルデータとの変換を実行する第3の機能と、
    を前記記憶装置システムに実現させる制御プログラム。
  19. ファイル単位で識別されるファイルデータとブロック単位で識別されるブロックデータとの変換を実行するファイルシステムと、前記ブロックデータが格納される第1の記憶領域を分割して複数個の第1の分割記憶領域を設定する第1の記憶領域管理部と、複数個の前記第1の分割記憶領域を用いて第2の記憶領域を設定する、あるいは、前記第2の記憶領域を設定してさらに前記第2の記憶領域を分割した第2の分割記憶領域を設定する第2の記憶領域管理部と、を有する第1の計算機に、前記第1の記憶領域を提供する記憶装置システムであって、
    前記第1の記憶領域に格納される前記ブロックデータを送受信する第1の送受信部と、
    前記第1の記憶領域を有する記憶部と、
    前記第1の計算機が有する前記ファイルシステムと前記第1の記憶領域管理部と前記第2の記憶領域管理部のそれぞれの種別が、前記第1の計算機において設定されている前記第1の分割記憶領域および前記第2の分割記憶領域および第2の記憶領域の構成を表す情報と関連付けて記録されている種別管理テーブルと、
    前記第1の計算機が有する前記ファイルシステムと前記第1の記憶領域管理部と前記第2の記憶領域管理部のそれぞれの種別を、前記種別管理テーブルを参照して特定する種別特定部と、
    複数の異なる種別の前記ファイルシステムと、
    複数の異なる種別の前記第1の記憶領域管理部と、
    複数の異なる種別の前記第2の記憶領域管理部と、
    複数の前記ファイルシステムの中から前記種別特定部によって特定された種別の前記ファイルシステムを選択し、複数の前記第1の記憶領域管理部の中から前記種別特定部によって特定された種別の前記第1の記憶領域管理部を選択し、複数の前記第2の記憶領域管理部の中から前記種別特定部によって特定された種別の前記第2の記憶領域管理部を選択する選択部と、
    前記第1の記憶領域に格納されている前記ブロックデータを取得すると共に、選択された前記ファイルシステムと選択された前記第1の記憶領域管理部と選択された前記第2の記憶領域管理部とを用いて、取得した前記ブロックデータを前記ファイルデータに変換するデータ変換部と、
    を備える記憶装置システム。
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