JP2006268489A - 電子メールシステム、クライアント、サーバ、電子メール配信方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 共通の本文を作成した後で宛先属性に応じた個別の内容を追加できるデータフォーマットで電子メールを作成できるようにする。
【解決手段】 利用者はまず、Toの宛先を指定し、To/Cc/Bcc宛ての共通メッセージを入力する。次にCcの宛先を指定し、Cc専用メッセージ入力欄にはCc宛ての専用メッセージを入力する。また、必要に応じてCc専用添付ファイルを添付する。こうして所定のデータフォーマットを持つ送信データ(メールヘッダ及びメールボディ)が作成され、MTAである電子メール転送・配信サーバに送信される。
【選択図】 図10
【解決手段】 利用者はまず、Toの宛先を指定し、To/Cc/Bcc宛ての共通メッセージを入力する。次にCcの宛先を指定し、Cc専用メッセージ入力欄にはCc宛ての専用メッセージを入力する。また、必要に応じてCc専用添付ファイルを添付する。こうして所定のデータフォーマットを持つ送信データ(メールヘッダ及びメールボディ)が作成され、MTAである電子メール転送・配信サーバに送信される。
【選択図】 図10
Description
本発明は、コンピュータにより電子メールの送受信を行うための電子メールシステム、クライアント、サーバ、電子メール配信方法、およびプログラムに関する。
従来、電子メールの作成時に入力する本文メッセージは、To(宛先),Cc(カーボンコピー),Bcc(ブラインドカーボンコピー)といった性質の異なる各宛先属性に対して共通な文章であり、また、メール作成と同時にメール本文に添付される画像や文書等の添付ファイルについても、To,Cc,Bccに共通な添付ファイルとして本文メッセージとともに同報的に配信されることが一般的であった。
また、複数の宛先に向けた電子メールを送信する従来の技術として、宛先ごとに異なる添付ファイルを同時に送信するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、宛先属性を指定した識別セクションを伝達メッセージ中に設定するものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、宛先種類によって、メール本文における指定範囲を送信メールに含めるかどうかを指定するものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開2000−339239号公報
特開2001−236273号公報
特開2003−167824号公報
また、宛先属性を指定した識別セクションを伝達メッセージ中に設定するものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、宛先種類によって、メール本文における指定範囲を送信メールに含めるかどうかを指定するものがある(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、上述した従来の電子メールの作成では、Toとは異なる宛先属性(例えばCc)だけが読めるような個別のメッセージの作成を意図した場合、本文メッセージをコメント行や段落等を使って内容的に分割し、分割した場所に個別(例えばCc向け)のメッセージを入力する必要があったが、この方法では必ずしもToの相手にとって読む必要のない文章が文中に現れたり、本文の流れが遮られて読みづらくなる虞があった。
また、To,Cc,Bccといった各宛先属性向けに完全に独立した個別のメッセージと個別の添付ファイルを配信するためには、異なる3通の電子メールを作成して3回の送信を行う必要があるため、メッセージの編集作業が冗長になるとともに、電子メールの配信に手間がかかるという問題があった。
また、上述した特許文献1のものは、本文メッセージが共通であることを前提としており、宛先属性により異なるメッセージの電子メールを配信することについてまで考慮されたものではなかった。
また、上述した特許文献2のものは、宛先属性を指定する識別セクションを含むデータフォーマットを提供することについてまで考慮されたものではなかった。
また、上述した特許文献3のものは、共通の本文を作成した後で宛先属性に応じた個別の内容を追加することについてまで考慮されたものではなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、共通の本文を作成した後で宛先属性に応じた個別の内容を追加できるデータフォーマットで電子メールを作成できる電子メールシステム、クライアント、サーバ、電子メール配信方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の第1の態様としての電子メールシステムは、各宛先属性への共通部分に加えて宛先属性に応じた個別の内容を追加するデータフォーマットでメールデータを作成するメールデータ作成手段と、メールデータ作成手段により作成されたメールデータに基づいて宛先属性ごとに個別のメールを作成する個別データ作成手段とを備えたことを特徴とする。
上記したメールデータ作成手段は、共通部分に対して個別の内容を追加するよう予め定められた宛先属性の入力部分に宛先が入力されることで、共通部分宛の入力部分に加え、当該宛先属性に対する個別の内容を追加する追加入力部分を切り替え不要な1画面内に表示させることが好ましい。
宛先属性に応じた上記個別の内容として、添付ファイルを含めることができるよう構成されたことが好ましい。
上記した電子メールシステムは、クライアント装置とメール配信サーバとが接続されて構成され、クライアント装置は、メールデータ作成手段を備え、メール配信サーバは、個別データ作成手段を備えたことが好ましい。
また、本発明の第2の態様としての電子メールクライアントは、電子メールの送信を行う電子メールクライアントであって、各宛先属性への共通部分に加えて宛先属性に応じた個別の内容を追加するデータフォーマットでメールデータを作成するメールデータ作成手段を備えたことを特徴とする。
上記したメールデータ作成手段は、共通部分に対して個別の内容を追加するよう予め定められた宛先属性の入力部分に宛先が入力されることで、共通部分宛の入力部分に加え、当該宛先属性に対する個別の内容を追加する追加入力部分を切り替え不要な1画面内に表示させることが好ましい。
宛先属性に応じた上記個別の内容として、添付ファイルを含めることができるよう構成されたことが好ましい。
上記したメールデータ作成手段により作成されたメールデータを、該メールデータに基づいて宛先属性ごとに個別のメールを作成する個別データ作成手段に送信する送信手段を備えたことが好ましい。
また、本発明の第3の態様としての電子メールサーバは、各宛先属性への共通部分に加えて宛先属性に応じた個別の内容を追加するデータフォーマットで作成されたメールデータを受信するメールデータ受信手段と、メールデータ作成手段により受信されたメールデータに基づいて宛先属性ごとに個別のメールを作成する個別データ作成手段とを備えたことを特徴とする。
上記した個別データ作成手段は、宛先属性ごとの個別のメールの内容として、添付ファイルを含めることができるよう構成されたことが好ましい。
また、本発明の第4の態様としての電子メール配信方法は、各宛先属性への共通部分に加えて宛先属性に応じた個別の内容を追加するデータフォーマットでメールデータの作成を受けるメールデータ作成工程と、メールデータ作成工程で作成されたメールデータに基づいて宛先属性ごとに個別のメールを作成する個別データ作成工程と、個別データ作成工程で作成された個別のメールを各宛先に配信するメール配信工程とを備えたことを特徴とする。
上記したメールデータ作成工程では、共通部分に対して個別の内容を追加するよう予め定められた宛先属性の入力部分に宛先が入力された後に、共通部分宛の入力部分に加え、当該宛先属性に対する個別の内容を追加する追加入力部分を切り替え不要な1画面内に表示させることが好ましい。
宛先属性に応じた上記個別の内容として、添付ファイルを含めることができることが好ましい。
また、本発明の第5の態様としての電子メール配信プログラムは、コンピュータに、各宛先属性への共通部分に加えて宛先属性に応じた個別の内容を追加するデータフォーマットでメールデータの作成を受けるメールデータ作成処理と、メールデータ作成処理で作成されたメールデータに基づいて宛先属性ごとに個別のメールを作成する個別データ作成処理と、個別データ作成処理で作成された個別のメールを各宛先に配信するメール配信処理とを実行させることを特徴とする。
上記したメールデータ作成処理では、共通部分に対して個別の内容を追加するよう予め定められた宛先属性の入力部分に宛先が入力された後に、共通部分宛の入力部分に加え、当該宛先属性に対する個別の内容を追加する追加入力部分を切り替え不要な1画面内に表示させることが好ましい。
宛先属性に応じた上記個別の内容として、添付ファイルを含めることができることが好ましい。
以上のように、本発明によれば、電子メールの本発明に係るデータフォーマットにより、共通の本文を作成した後で宛先属性に応じた個別の内容を追加することができる。
次に、本発明に係る電子メールシステム、クライアント、サーバ、電子メール配信方法、およびプログラムを適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態としての電子メールシステムは、パソコンや携帯電話などで利用される電子メールシステムに関し、To(宛先),Cc(カーボンコピー),Bcc(ブラインドカーボンコピー)といった性質の異なる各宛先属性に対し、各々異なる内容のメッセージを作成し、さらに異なるファイルを添付して電子メールを配信することが可能な電子メールクライアントや電子メールサーバを有するものである。
まず、本実施形態としての電子メールシステムの概要について説明する。
本実施形態としての電子メールシステムは、電子メールの本文メッセージを作成する際に、Cc,Bccに個別のメッセージ入力及びファイル添付を可能とするユーザインタフェースを備え、メールボディの中に境界を示す識別行を入れることで、To,Cc,Bcc宛ての個別のメッセージ及び添付ファイルが共存した一体の(一通の)送信データを生成する電子メールクライアントを備えている。
本実施形態としての電子メールシステムは、電子メールの本文メッセージを作成する際に、Cc,Bccに個別のメッセージ入力及びファイル添付を可能とするユーザインタフェースを備え、メールボディの中に境界を示す識別行を入れることで、To,Cc,Bcc宛ての個別のメッセージ及び添付ファイルが共存した一体の(一通の)送信データを生成する電子メールクライアントを備えている。
さらに、本実施形態では、インターネット等のネットワーク上に位置し、本実施形態としての電子メールクライアントから送信されたメールを受信した後、メールボディの識別行を検索して宛先ごとのメッセージ及び添付ファイルを抽出し、宛先属性ごとの送信内容が異なる3種類のメールを生成する電子メールサーバが設けられている。
生成された電子メールは、本実施形態の電子メールサーバからSMTP/POPサーバに転送され、一般の電子メールクライアントに配信され、受信される。
生成された電子メールは、本実施形態の電子メールサーバからSMTP/POPサーバに転送され、一般の電子メールクライアントに配信され、受信される。
図1は、本実施形態としての電子メールシステムの構成を示すブロック図である。
本実施形態としての電子メールシステムは、図1に示すように、送信側電子メールクライアント1と、電子メール転送・配信サーバ120とが接続されて構成され、このことにより、例えばインターネットなどのネットワーク121を介して接続されたSMTP/POPサーバ122や、受信側電子メールクライアント2とも通信可能となっている。
本実施形態としての電子メールシステムは、図1に示すように、送信側電子メールクライアント1と、電子メール転送・配信サーバ120とが接続されて構成され、このことにより、例えばインターネットなどのネットワーク121を介して接続されたSMTP/POPサーバ122や、受信側電子メールクライアント2とも通信可能となっている。
MUA(Mail User Agent)である送信側電子メールクライアント1(本発明の実施形態の電子メールクライアント)は、ユーザインタフェースとしての電子メール作成画面を利用者に示す表示部100と、送信側電子メールクライアント1全体を制御して表示部100の表示に基づいた入力を用いてメールデータの作成・送信を行うメール作成・送信部150(メールデータ作成手段)とを備える。
MTA(Message Transfer Agent)である電子メール転送・配信サーバ120は、送信側電子メールクライアント1から送信された電子メールを受信するサーバ側メール受信部131(メールデータ受信手段)と、宛先属性ごとに個別のメール(メールヘッダ及びメールボディ)を生成するメール生成部132(個別データ作成手段)と、生成されたメールを配信するメール配信部133とを備える。
SMTP/POPサーバ122は、ネットワーク上の電子メールサーバであり、受信側電子メールクライアント2宛に送信されたメールの格納などを行う。
このSMTP/POPサーバ122については、本発明の実施形態としての電子メールサーバに限定されず、一般のSMTP/POPサーバであってもよい。
このSMTP/POPサーバ122については、本発明の実施形態としての電子メールサーバに限定されず、一般のSMTP/POPサーバであってもよい。
MUAである受信側電子メールクライアント2は、SMTP/POPサーバ122から転送されたメールを受信するメール受信部250と、受信したメールなどの表示を行う表示部200とを備える。
この受信側電子メールクライアント2については、本発明の実施形態としての電子メールクライアントに限定されず、電子メールの送受信が可能な一般のPCや携帯電話などであってもよい。
この受信側電子メールクライアント2については、本発明の実施形態としての電子メールクライアントに限定されず、電子メールの送受信が可能な一般のPCや携帯電話などであってもよい。
図2は、本実施形態の電子メールクライアントによるメール作成画面である。
図2を参照すると、本実施形態では、送信側電子メールクライアント1の表示部100に表示されるユーザインタフェースとしての電子メール作成画面が、件名101と、メールアドレスが登録されたアドレス帳102と、メールの送信先を指定する宛先103と、To/Cc/Bcc共通のメッセージが入力される共通メッセージ入力欄104と、To/Cc/Bcc共通のファイルを添付するための共通ファイル添付ボタン105と、メールに添付された共通添付ファイル106と、作成されたメールの送信ボタン107とを備えている。
図2を参照すると、本実施形態では、送信側電子メールクライアント1の表示部100に表示されるユーザインタフェースとしての電子メール作成画面が、件名101と、メールアドレスが登録されたアドレス帳102と、メールの送信先を指定する宛先103と、To/Cc/Bcc共通のメッセージが入力される共通メッセージ入力欄104と、To/Cc/Bcc共通のファイルを添付するための共通ファイル添付ボタン105と、メールに添付された共通添付ファイル106と、作成されたメールの送信ボタン107とを備えている。
さらに、利用者が不図示の操作入力部により、宛先103にCcのメールアドレスを追加した場合には、表示部100に表示される電子メール作成画面の下部に、Cc専用メッセージを入力するための領域であるCc専用メッセージ入力欄108と、Cc専用ファイルを添付するためのCc専用ファイル添付ボタン109と、Cc専用添付ファイル110とが追加される。
図3は、表示部100に表示される電子メール作成画面で、To,Cc,Bcc全ての宛先属性に宛先指定がなされた場合の表示画面構成例である。
図3に示すように、宛先103にBccのメールアドレスが追加されると、表示部100に表示される電子メール作成画面の下部に、Bcc専用メッセージを入力するための領域であるBcc専用メッセージ入力欄111と、Bcc専用ファイルを添付するためのBcc専用ファイル添付ボタン112と、Bcc専用添付ファイル113とが追加される。
図3に示すように、宛先103にBccのメールアドレスが追加されると、表示部100に表示される電子メール作成画面の下部に、Bcc専用メッセージを入力するための領域であるBcc専用メッセージ入力欄111と、Bcc専用ファイルを添付するためのBcc専用ファイル添付ボタン112と、Bcc専用添付ファイル113とが追加される。
こうして送信側電子メールクライアント1で作成された電子メールは、本実施形態の電子メール転送・配信サーバ120に送信され、そこで宛先個別のメールが生成される。生成された電子メールはインターネット等のネットワーク121を経由してSMTP/POPサーバ122に転送される。
図4は、本実施形態の電子メール転送・配信サーバ120から転送された、To宛て電子メールの受信画面の例である。
電子メールを受信した装置例である受信側電子メールクライアント2では、表示部200に表示される電子メール受信画面が、一般的な電子メールクライアントの受信画面の構成になっており、件名201と、共通メッセージ202と、共通添付ファイル203とを備えている。
電子メールを受信した装置例である受信側電子メールクライアント2では、表示部200に表示される電子メール受信画面が、一般的な電子メールクライアントの受信画面の構成になっており、件名201と、共通メッセージ202と、共通添付ファイル203とを備えている。
図5は、本実施形態の電子メール転送・配信サーバ120から転送された、Cc宛て電子メールの受信画面の例である。
ここで、電子メールを受信した装置例である受信側電子メールクライアント2では、表示部200に表示される電子メール受信画面が、To宛てに送信された共通メッセージ202及び共通添付ファイル203とは別に、Ccだけが読めるCc専用メッセージ204,及びCcだけが受け取ることのできるCc専用添付ファイル205を備えている。
ここで、電子メールを受信した装置例である受信側電子メールクライアント2では、表示部200に表示される電子メール受信画面が、To宛てに送信された共通メッセージ202及び共通添付ファイル203とは別に、Ccだけが読めるCc専用メッセージ204,及びCcだけが受け取ることのできるCc専用添付ファイル205を備えている。
図6は、本実施形態の電子メール転送・配信サーバ120から転送された、Bcc宛て電子メールの受信画面の例である。
ここで、電子メールを受信した装置例である受信側電子メールクライアント2では、表示部200に表示される電子メール受信画面が、To宛てに送信された共通メッセージ202と、共通添付ファイル203と、Cc宛てに送信されたCc専用メッセージ204と、及びCc専用添付ファイル205とは別に、Bccだけが読めるBcc専用メッセージ206と、Bccだけが受け取ることのできるBcc専用添付ファイル207とを備えている。
ここで、電子メールを受信した装置例である受信側電子メールクライアント2では、表示部200に表示される電子メール受信画面が、To宛てに送信された共通メッセージ202と、共通添付ファイル203と、Cc宛てに送信されたCc専用メッセージ204と、及びCc専用添付ファイル205とは別に、Bccだけが読めるBcc専用メッセージ206と、Bccだけが受け取ることのできるBcc専用添付ファイル207とを備えている。
次に、本実施形態の動作について、図面を参照して詳細に説明する。
図3に示すように、本実施形態の送信側電子メールクライアント1の利用者が、To,Cc,Bcc全ての宛先属性について宛先を指定したメールを作成し、不図示の操作入力部によりメール送信ボタン107を押すと、図7に例示するような送信データが作成される。
図3に示すように、本実施形態の送信側電子メールクライアント1の利用者が、To,Cc,Bcc全ての宛先属性について宛先を指定したメールを作成し、不図示の操作入力部によりメール送信ボタン107を押すと、図7に例示するような送信データが作成される。
図7は、本実施形態の送信側電子メールクライアント1で作成された電子メールの送信データ例を示す図である。
電子メール送信データ300のデータフォーマットは、メールヘッダ301とメールボディとから成る一般的な電子メールのフォーマットに基づいている。メールボディには、メッセージ及びテキスト形式に変換された添付ファイルが混在しており、いわゆるMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)の構成になっている。
電子メール送信データ300のデータフォーマットは、メールヘッダ301とメールボディとから成る一般的な電子メールのフォーマットに基づいている。メールボディには、メッセージ及びテキスト形式に変換された添付ファイルが混在しており、いわゆるMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)の構成になっている。
共通メッセージブロック302には、To/Cc/Bcc宛ての共通メッセージが、識別行[−−MESSAGE_TO]とともに格納されている。
Cc専用メッセージブロック303には、Cc宛ての専用メッセージが、識別行[−−MESSAGE_CC]とともに格納されている。
Bcc専用メッセージブロック304には、Bcc宛ての専用メッセージが、識別行[−−MESSAGE_BCC]とともに格納されている。
Cc専用メッセージブロック303には、Cc宛ての専用メッセージが、識別行[−−MESSAGE_CC]とともに格納されている。
Bcc専用メッセージブロック304には、Bcc宛ての専用メッセージが、識別行[−−MESSAGE_BCC]とともに格納されている。
共通添付ファイルブロック305には、To/Cc/Bcc宛ての共通添付ファイルが、識別行[−−ATTACHED_TO]とともに格納されている。
Cc専用添付ファイルブロック306には、Cc宛ての専用添付ファイルが、識別行[−−ATTACHED_CC]とともに格納されている。
Bcc専用添付ファイルブロック307には、Bcc宛ての専用添付ファイルが、識別行[−−ATTACHED_BCC]とともに格納されている。
Cc専用添付ファイルブロック306には、Cc宛ての専用添付ファイルが、識別行[−−ATTACHED_CC]とともに格納されている。
Bcc専用添付ファイルブロック307には、Bcc宛ての専用添付ファイルが、識別行[−−ATTACHED_BCC]とともに格納されている。
終端ブロック308は、メールボディの終端を表す。
作成された電子メール送信データ300は、本実施形態の電子メール転送・配信サーバに送信され、そこで宛先個別のメールが生成される。
作成された電子メール送信データ300は、本実施形態の電子メール転送・配信サーバに送信され、そこで宛先個別のメールが生成される。
図8は、本実施形態の電子メール転送・配信サーバ120で生成された、Cc宛て電子メールの転送データ例を示す図である。
電子メール転送データ400のデータフォーマットは、メールヘッダ401とメールボディとから構成されている。
電子メール転送データ400のデータフォーマットは、メールヘッダ401とメールボディとから構成されている。
メッセージブロック402には、To/Cc/Bcc宛ての共通メッセージ及びCc専用メッセージが格納されている。添付ファイルブロック403には、To/Cc/Bcc宛ての共通添付ファイル及びCc宛ての専用添付ファイルが格納されている。終端ブロック404は、メールボディの終端を表す。
生成された電子メール転送データ400は、インターネット等のネットワーク121を経由して、SMTP/POPサーバに転送される。
生成された電子メール転送データ400は、インターネット等のネットワーク121を経由して、SMTP/POPサーバに転送される。
図9は、本実施形態の電子メールクライアントで作成された電子メールの送信データが、本実施形態の電子メール転送・配信サーバで処理された後、一般の電子メールクライアントに転送され受信されるまでの流れを示したブロック図である。
MUAである送信側電子メールクライアント1では、利用者の操作入力により、異なる宛先に向けたメッセージ及び添付ファイルが混在した1通のメールが作成され、不図示の送信部が、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)によって本実施形態の電子メール転送・配信サーバ120に送信される(ステップS1)。
MTAである電子メール転送・配信サーバ120では、受信したメールのメールボディに存在する識別行を検索し(ステップS2)、宛先属性ごとに格納されたメッセージ及び添付ファイルを抽出して新たに宛先属性による個別のメール(メールヘッダ及びメールボディ)を生成する(ステップS3)。
生成されたメールには送信元と宛先とが付加され、SMTPによってネットワーク上のSMTP/POPサーバ122に転送される(ステップS4)。MUAである受信側電子メールクライアント2は、転送されたメールをPOP(Post Office Protocol)によって取り込み、受信する(ステップS5)。
図10は、本実施形態の電子メールクライアント1により、To,Cc,Bcc各宛先属性に対する個別のメッセージ及び個別の添付ファイルが混在した1通のメールを利用者が作成する際の処理を示す処理フロー図である。
以下に、図3,図7,及び図10を参照しながら、処理の流れを説明する。
以下に、図3,図7,及び図10を参照しながら、処理の流れを説明する。
利用者は、まず、図3の宛先103でToの宛先を指定し(ステップS11)、共通メッセージ入力欄104にはTo/Cc/Bcc宛ての共通メッセージを不図示の操作入力部から入力する。また、必要に応じて共通添付ファイル106を添付する(ステップS12)。
次に、利用者は宛先103でCcの宛先を指定し(ステップS13)、Cc専用メッセージ入力欄108にはCc宛ての専用メッセージを入力する。また、必要に応じてCc専用添付ファイル110を添付する(ステップS14)。
すなわち、共通メッセージ部分に対して個別の内容を追加するよう予め定められた宛先属性であるCcの宛先入力欄に宛先メールアドレスが入力されることで、表示部100にはTo,Cc,Bcc共通メッセージ入力欄104に加え、そのCc宛てのCc専用メッセージ入力欄108およびCc専用ファイル添付ボタン109が、同画面内(画面切り替え不要な1画面内)に表示される。利用者はその画面表示に基づいてメール内容の入力を行うこととなる。
すなわち、共通メッセージ部分に対して個別の内容を追加するよう予め定められた宛先属性であるCcの宛先入力欄に宛先メールアドレスが入力されることで、表示部100にはTo,Cc,Bcc共通メッセージ入力欄104に加え、そのCc宛てのCc専用メッセージ入力欄108およびCc専用ファイル添付ボタン109が、同画面内(画面切り替え不要な1画面内)に表示される。利用者はその画面表示に基づいてメール内容の入力を行うこととなる。
次に、宛先103でBccの宛先を指定し(ステップS15)、Bcc専用メッセージ入力欄111にはBcc宛ての専用メッセージを入力する。また、必要に応じてBcc専用添付ファイル113を添付する(ステップS16)。
すなわち、共通メッセージ部分に対して個別の内容を追加するよう予め定められた宛先属性であるBccの宛先入力欄に宛先メールアドレスがさらに入力されることで、表示部100にはTo,Cc,Bcc共通メッセージ入力欄104およびCc専用メッセージ入力欄108に加え、そのBcc宛てのBcc専用メッセージ入力欄111およびBcc専用ファイル添付ボタン112が、同画面内(画面切り替え不要な1画面内)に表示される。利用者はその画面表示に基づいてメール内容の入力を行うこととなる。
すなわち、共通メッセージ部分に対して個別の内容を追加するよう予め定められた宛先属性であるBccの宛先入力欄に宛先メールアドレスがさらに入力されることで、表示部100にはTo,Cc,Bcc共通メッセージ入力欄104およびCc専用メッセージ入力欄108に加え、そのBcc宛てのBcc専用メッセージ入力欄111およびBcc専用ファイル添付ボタン112が、同画面内(画面切り替え不要な1画面内)に表示される。利用者はその画面表示に基づいてメール内容の入力を行うこととなる。
こうしてメールデータが作成された後、メール送信ボタン107が押されると(ステップS17)、図7で示したデータフォーマットを持つ送信データ(メールヘッダ及びメールボディ)が作成され(ステップS18)、MTAである本実施形態の電子メール転送・配信サーバに送信される(ステップS19)。
図11は、本実施形態の電子メール転送・配信サーバで、電子メールクライアントから送信された送信データから、To,Cc,Bcc各宛先属性に対する個別のメールを生成し、転送する際の処理を示す処理フロー図である。
以下では、図7,図8,及び図11を参照しながら、処理の流れを説明する。
以下では、図7,図8,及び図11を参照しながら、処理の流れを説明する。
本実施形態の電子メール転送・配信サーバ120では、電子メールクライアントから送信データを受け取った後(ステップS21)、図7で上述した電子メール送信データ300におけるメールボディを解析し、宛先属性ごとの個別のメールを生成する。
まず、識別行[−−MESSAGE_TO]及び[−−ATTACHED_TO]のブロックを検索し、To宛てのメールに必要な共通メッセージ及び共通添付ファイルを抽出して新たなメールを生成する(ステップS22)。
生成したTo宛てメール(メールヘッダ及びメールボディ)には送信元と宛先が付加され、SMTP/POPサーバに転送される(ステップS23)。本実施形態の電子メール転送・配信サーバがPOPサーバを兼ねる場合は、生成したTo宛てメールを直接、電子メールクライアントに配信することができる。
次に、本実施形態の電子メール転送・配信サーバ120は、識別行[−−MESSAGE_CC]及び[−−ATTACHED_CC]のブロックを検索してCc宛てのメールに必要なCc専用メッセージ及びCc専用添付ファイルを抽出し、ステップS22で抽出した共通メッセージ及び共通添付ファイルを合成した新たなメールを生成する(ステップS24)。
生成したCc宛てメールのデータフォーマット例が、図8により上述した電子メール転送データ400である。生成したCc宛てメール(メールヘッダ及びメールボディ)には送信元と宛先が付加され、SMTP/POPサーバに転送される(ステップS25)。本実施形態の電子メール転送・配信サーバがPOPサーバを兼ねる場合は、生成したCc宛てメールを直接、電子メールクライアントに配信することができる。
次に、本実施形態の電子メール転送・配信サーバ120は、識別行[−−MESSAGE_BCC]及び[−−ATTACHED_BCC]のブロックを検索してBcc宛てのメールに必要なBcc専用メッセージ及びBcc専用添付ファイルを抽出し、ステップS22及びステップS24で抽出した共通メッセージと、共通添付ファイルと、Cc専用メッセージと、Cc専用添付ファイルとを合成した新たなメールを生成する(ステップS26)。
生成されたBcc宛てメール(メールヘッダ及びメールボディ)には送信元と宛先が付加され、SMTP/POPサーバに転送される(ステップS27)。
本実施形態の電子メール転送・配信サーバがPOPサーバを兼ねる場合は、生成したBcc宛てメールを直接、電子メールクライアントに配信することができる。
本実施形態の電子メール転送・配信サーバがPOPサーバを兼ねる場合は、生成したBcc宛てメールを直接、電子メールクライアントに配信することができる。
以上のように、上述した本発明の実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
第1の効果は、TO向けの共通メッセージによる電子メールに加え、宛先属性が異なるCc,Bcc向けに個別のメッセージを作成し、かつ、個別のファイルを添付した電子メールの配信が可能になることである。
このため、ただ1通の電子メール作成により、Cc(例えば、関係者宛て),Bcc(例えば、上司宛て)といった宛先属性が異なる相手に向けた補足コメントや報告メッセージなど、To宛ての共通メッセージには含めることのできない意見や意志を伝えることが可能となり、1件の電子メールが持つ情報量を増加させるとともに、コミュニケーションツールとしての性能を高めることができる。
第1の効果は、TO向けの共通メッセージによる電子メールに加え、宛先属性が異なるCc,Bcc向けに個別のメッセージを作成し、かつ、個別のファイルを添付した電子メールの配信が可能になることである。
このため、ただ1通の電子メール作成により、Cc(例えば、関係者宛て),Bcc(例えば、上司宛て)といった宛先属性が異なる相手に向けた補足コメントや報告メッセージなど、To宛ての共通メッセージには含めることのできない意見や意志を伝えることが可能となり、1件の電子メールが持つ情報量を増加させるとともに、コミュニケーションツールとしての性能を高めることができる。
第2の効果は、1回の電子メールの送信で、複数回の電子メールの送信と同等の意志伝達効果が得られるため、例えば社内LANといった帯域幅に余裕がないイントラネット環境などでは、電子メールの送信回数を減らし、ネットワーク上を流れるデータ量を減らせることである。
第3の効果は、Cc,Bcc向けのメッセージの入力インタフェースは、CcやBccの宛先が指定されて初めて画面上に表示される構成になっているため、電子メールを作成する利用者にとって、見やすく操作しやすいユーザインタフェースを提供できることである。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
本発明の他の実施形態として、その基本的構成は上述した実施形態と同様であるが、To,Cc,Bcc向けに入力する共通メッセージをTo向け専用のメッセージとし、Cc及びBcc向けには個別のメッセージを入力するよう構成してもよい。
この構成によれば、宛先及び内容が全く異なる3種類の電子メールを1回の電子メール操作で配信することが可能になる。
本発明の他の実施形態として、その基本的構成は上述した実施形態と同様であるが、To,Cc,Bcc向けに入力する共通メッセージをTo向け専用のメッセージとし、Cc及びBcc向けには個別のメッセージを入力するよう構成してもよい。
この構成によれば、宛先及び内容が全く異なる3種類の電子メールを1回の電子メール操作で配信することが可能になる。
さらに、電子メールの作成画面を構成するGUI(Graphical User Interface)部品について、画面上での配置やレイアウト等を工夫すれば、1回の操作でより多くの異なる宛先に向けた電子メールの配信が可能になる。
なお、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した各実施形態としての電子メールシステムを実現するための処理手順をプログラムとして記録媒体に記録することにより、本発明の各実施形態による上述した各機能を、その記録媒体から供給されるプログラムによって、システムを構成するコンピュータのCPUに処理を行わせて実現させることができる。
この場合、上記の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
すなわち、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体および該記録媒体から読み出された信号は本発明を構成することになる。
この記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いてよい。
例えば、上述した各実施形態としての電子メールシステムを実現するための処理手順をプログラムとして記録媒体に記録することにより、本発明の各実施形態による上述した各機能を、その記録媒体から供給されるプログラムによって、システムを構成するコンピュータのCPUに処理を行わせて実現させることができる。
この場合、上記の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
すなわち、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体および該記録媒体から読み出された信号は本発明を構成することになる。
この記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いてよい。
この本発明に係るプログラムによれば、当該プログラムによって制御されるコンピュータに、上述した本発明に係る各実施形態としての電子メールシステムにおける各装置による各機能を実現させることができる。
1 送信側メールクライアント
100 表示部
150 メール作成・送信部(メールデータ作成手段の一例)
120 メール転送・配信サーバ
131 サーバ側メール受信部(メールデータ受信手段の一例)
132 メール生成部(個別データ作成手段の一例)
133 メール配信部
122 SMTP/POPサーバ
2 受信側メールクライアント
200 表示部
250 メール受信部
100 表示部
150 メール作成・送信部(メールデータ作成手段の一例)
120 メール転送・配信サーバ
131 サーバ側メール受信部(メールデータ受信手段の一例)
132 メール生成部(個別データ作成手段の一例)
133 メール配信部
122 SMTP/POPサーバ
2 受信側メールクライアント
200 表示部
250 メール受信部
Claims (16)
- 各宛先属性への共通部分に加えて宛先属性に応じた個別の内容を追加するデータフォーマットでメールデータを作成するメールデータ作成手段と、
前記メールデータ作成手段により作成されたメールデータに基づいて宛先属性ごとに個別のメールを作成する個別データ作成手段とを備えたことを特徴とする電子メールシステム。 - 前記メールデータ作成手段は、共通部分に対して個別の内容を追加するよう予め定められた宛先属性の入力部分に宛先が入力されることで、共通部分宛の入力部分に加え、当該宛先属性に対する個別の内容を追加する追加入力部分を切り替え不要な1画面内に表示させることを特徴とする請求項1記載の電子メールシステム。
- 宛先属性に応じた前記個別の内容として、添付ファイルを含めることができるよう構成されたことを特徴とする請求項1または2記載の電子メールシステム。
- 前記電子メールシステムは、クライアント装置とメール配信サーバとが接続されて構成され、
前記クライアント装置は、前記メールデータ作成手段を備え、
前記メール配信サーバは、前記個別データ作成手段を備えたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の電子メールシステム。 - 電子メールの送信を行う電子メールクライアントであって、
各宛先属性への共通部分に加えて宛先属性に応じた個別の内容を追加するデータフォーマットでメールデータを作成するメールデータ作成手段を備えたことを特徴とする電子メールクライアント。 - 前記メールデータ作成手段は、共通部分に対して個別の内容を追加するよう予め定められた宛先属性の入力部分に宛先が入力されることで、共通部分宛の入力部分に加え、当該宛先属性に対する個別の内容を追加する追加入力部分を切り替え不要な1画面内に表示させることを特徴とする請求項5記載の電子メールクライアント。
- 宛先属性に応じた前記個別の内容として、添付ファイルを含めることができるよう構成されたことを特徴とする請求項5または6記載の電子メールクライアント。
- 前記メールデータ作成手段により作成されたメールデータを、該メールデータに基づいて宛先属性ごとに個別のメールを作成する個別データ作成手段に送信する送信手段を備えたことを特徴とする請求項5から7の何れか1項に記載の電子メールクライアント。
- 各宛先属性への共通部分に加えて宛先属性に応じた個別の内容を追加するデータフォーマットで作成されたメールデータを受信するメールデータ受信手段と、
前記メールデータ作成手段により受信されたメールデータに基づいて宛先属性ごとに個別のメールを作成する個別データ作成手段とを備えたことを特徴とする電子メールサーバ。 - 前記個別データ作成手段は、宛先属性ごとの個別のメールの内容として、添付ファイルを含めることができるよう構成されたことを特徴とする請求項9記載の電子メールサーバ。
- 各宛先属性への共通部分に加えて宛先属性に応じた個別の内容を追加するデータフォーマットでメールデータの作成を受けるメールデータ作成工程と、
前記メールデータ作成工程で作成されたメールデータに基づいて宛先属性ごとに個別のメールを作成する個別データ作成工程と、
前記個別データ作成工程で作成された個別のメールを各宛先に配信するメール配信工程とを備えたことを特徴とする電子メール配信方法。 - 前記メールデータ作成工程では、共通部分に対して個別の内容を追加するよう予め定められた宛先属性の入力部分に宛先が入力された後に、共通部分宛の入力部分に加え、当該宛先属性に対する個別の内容を追加する追加入力部分を切り替え不要な1画面内に表示させることを特徴とする請求項11記載の電子メール配信方法。
- 宛先属性に応じた前記個別の内容として、添付ファイルを含めることができることを特徴とする請求項11または12記載の電子メール配信方法。
- コンピュータに、
各宛先属性への共通部分に加えて宛先属性に応じた個別の内容を追加するデータフォーマットでメールデータの作成を受けるメールデータ作成処理と、
前記メールデータ作成処理で作成されたメールデータに基づいて宛先属性ごとに個別のメールを作成する個別データ作成処理と、
前記個別データ作成処理で作成された個別のメールを各宛先に配信するメール配信処理とを実行させることを特徴とする電子メール配信プログラム。 - 前記メールデータ作成処理では、共通部分に対して個別の内容を追加するよう予め定められた宛先属性の入力部分に宛先が入力された後に、共通部分宛の入力部分に加え、当該宛先属性に対する個別の内容を追加する追加入力部分を切り替え不要な1画面内に表示させることを特徴とする請求項14記載の電子メール配信プログラム。
- 宛先属性に応じた前記個別の内容として、添付ファイルを含めることができることを特徴とする請求項14または15記載の電子メール配信プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005086222A JP2006268489A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 電子メールシステム、クライアント、サーバ、電子メール配信方法、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005086222A JP2006268489A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 電子メールシステム、クライアント、サーバ、電子メール配信方法、およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006268489A true JP2006268489A (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=37204385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005086222A Pending JP2006268489A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 電子メールシステム、クライアント、サーバ、電子メール配信方法、およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006268489A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010067236A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Rakuten Inc | メール編集支援システム |
WO2015198925A1 (ja) * | 2014-06-24 | 2015-12-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 通信装置及びメールサーバー |
-
2005
- 2005-03-24 JP JP2005086222A patent/JP2006268489A/ja active Pending
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WO2015198925A1 (ja) * | 2014-06-24 | 2015-12-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 通信装置及びメールサーバー |
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