JP2006267889A - 光情報記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録時および再生時に、記録媒体の外部から入射させる参照光の入射角度を、占有面積をとらずに容易かつ高い精度で制御することができる光情報記録再生装置を提供する。
【解決手段】 記録時において、遮光器21は「開放」状態となる。これにより、記録媒体16に記録すべき情報を付与した情報光PLと、ある特徴的な波面を有する参照光RLとが記録媒体16に同時に照射される。この結果、記録媒体16には、情報光PLと参照光RLとによって形成された干渉縞が記録される。再生時において、遮光器21を「閉鎖」状態となる。これにより、情報記録後の記録媒体16には、記録時に用いたのと等しい波面を有する参照光RLのみが照射される。この結果、記録媒体16に記録された干渉縞によって参照光RLが回折され、この回折光が再生光QLとして得られる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、光情報記録再生装置に関し、より特定的には、ホログラムを用いて情報を記録および/または再生する光情報記録再生装置に関する。
近年、情報を高密度に記録できる次世代の有力な記録方式の一つとして、ホログラム記録が注目されている。ホログラム記録では、1つの媒体に対して多くの情報を多重に記録することが可能である。ホログラム記録の具体的な方法の一つとして、いわゆる体積ホログラムによる角度多重が、非特許文献1,2に提案されている。
図13は、従来の光情報記録再生装置100の構成および記録時の動作を示した図である。図13を参照して、光情報記録再生装置100は、空間光変調器18と、撮像素子25と、レンズ30,31と、参照光学系500とを備える。参照光学系500は、レンズ32,33と、反射器13を有する回転モータ34とを含む。回転モータ34は、たとえばステッピングモータである。光情報記録再生装置100は、記録媒体16に情報をホログラムとして記録する。
空間光変調器18は、外部からの光を受けて、2次元的に空間変調された光を撮像素子25の撮像面上に投射する。撮像素子25は、当該2次元変調光を撮像面に受けて、2次元データが付与された情報光PLを出力する。レンズ30,31は、この情報光PLを集光または拡散して記録媒体16に照射する。一方、回転モータ34は、参照光RLを反射器13によってレンズ32,33の方向へ反射する。レンズ32,33は、この参照光RLを集光または拡散して記録媒体16に照射する。
上記のようにして、光情報記録再生装置100は、情報の記録を行なうとき、記録媒体16に記録すべき情報を付与した情報光PLと、ある特徴的な波面を有する参照光RLとを記録媒体16に同時に照射する。これにより、記録媒体16には、情報光PLおよび参照光RLによって形成された干渉縞が記録される。情報光PLには、記録したい情報が空間光変調器18によって2次元データとして付与されており、これがホログラムとして記録されることになる。情報光PLおよび参照光RLは、記録媒体16が感光する同一の波長を有する。
図14は、従来の光情報記録再生装置100の構成および再生時の動作を示した図である。図14の光情報記録再生装置100は、図13と共通の構成要素を備える。光情報記録再生装置100は、情報の再生を行なうとき、情報記録後の記録媒体16に、記録時に用いたのと等しい波面を有する参照光RLを記録媒体16に照射する。これにより、記録媒体16に記録された干渉縞によって参照光RLが回折され、この回折光が再生光QLとして得られる。このとき、再生光QLの波面は、記録時の情報光PLの波面を再現したものとなる。したがって、情報光PLに付与されていた情報は、再生光QLから再生することができる。
参照光RLとして平面波を用い、回転モータ34に取り付けられた反射器13を回転させることにより、参照光RLと情報光PLとが形成する干渉縞は、参照光RLの入射角度ごとに互いに独立したものとして記録媒体16に記録される。光情報記録再生装置100は、記録媒体16に入射する参照光RLの角度を変化させながら複数回の記録を行なうことにより、記録媒体16に対して角度多重記録を行なうことができる。
上記のようにして、光情報記録再生装置100は、再生時において、記録時と等しい入射角度で参照光RLを記録媒体16に入射させることにより、その入射角に対応する再生光QLを得る。これにより、光情報記録再生装置100は、記録媒体16に多重記録した中の所望の情報のみを分離して再生することができる。ホログラム記録は、角度分解能が非常に高く、わずかな入射角度の違いでも独立した情報として記録される。このため、ホログラム記録媒体は、高多重化および高密度記録を実現できる。
ジョン・F・ヘアヌエ(John F. Heanue)、外2名,「体積ホログラム記憶およびディジタルデータの検索(Volume Holographic Storage and Retrieval of Digital Data)」,サイエンス(SCIENCE)、1994年8月5日,第265巻,pp.749−752 F・H・モク(F. H. Mok)、外2名、「ニオブ酸リチウム結晶における500高解像度ホログラムの記憶(Storage of 500 high-resolution holograms in a LiNbO3 crystal)」,オプティクス・レターズ(OPTICS LETTERS)、1991年4月15日,第16巻,No.8,pp.605−607
図13,14に示す光情報記録再生装置100は、角度多重記録(再生)するとき、記録(再生)時の参照光RLの入射角度を高精度に制御する必要がある。しかしながら、光情報記録再生装置100は、反射器13を有する回転モータ34を用いて参照光RLを回転させるため、角度ごとに回転モータを駆動させねばならず、また回転モータ34を駆動するための空間を必要とする。
前述したように、ホログラム記録は、角度分解能が非常に高く、わずかな入射角度の違いでも独立した情報として記録・再生される。そのため、光情報記録再生装置100は、回転モータ34をその分だけ精度よく駆動させなければならない。その結果、光情報記録再生装置100の回転モータ34および対応するサーボ機構は、大型かつ高価になってしまうという問題があった。
それゆえに、この発明の目的は、記録時および再生時に記録媒体の外部から入射させる参照光の入射角度を占有面積をとらずに容易かつ高い精度で制御することができる光情報記録再生装置を提供することである。
この発明のある局面によれば、記録媒体に対して情報を記録および/または再生する光情報記録再生装置であって、光を出射する光源と、光源から出射される光を第1の光と第2の光とに分岐する光分岐器と、記録時に第1の光を通過させ、再生時に第1の光を遮断する遮光器と、遮光器を通過した第1の光に2次元データを付与した光を情報光として記録媒体に照射する記録再生光学系と、第2の光を参照光として記録媒体に照射する光学素子とを備える。光情報記録再生装置は、記録再生光学系と光学素子とを移動させることによって、情報光と参照光との干渉パターンによる情報を記録媒体に記録する。
好ましくは、再生時に第2の光の偏光面を情報光と揃うように回転させて光学素子に出力する第1の偏光制御器をさらに備える。光情報記録再生装置は、記録再生光学系と光学素子とを移動させることによって、記録媒体に干渉パターンとして記録された情報を再生する。
この発明の他の局面によれば、記録媒体に対して情報を記録および/または再生する光情報記録再生装置であって、光を出射する光源と、光源から出射される光を第1の光と第2の光とに分岐する光分岐器と、記録時には第1の光を通過させ、再生時には第1の光を遮断する遮光器と、遮光器を通過した第1の光に2次元データを付与した光を情報光として記録媒体に照射する記録再生光学系と、第2の光を参照光として記録媒体に照射する光学素子とを備える。光情報記録再生装置は、記録媒体を移動させることによって、情報光と参照光との干渉パターンによる情報を記録媒体に記録する。
好ましくは、再生時に第2の光の偏光面を情報光と揃うように回転させて光学素子に出力する第1の偏光制御器をさらに備える。光情報記録再生装置は、記録媒体を移動させることによって、記録媒体に干渉パターンとして記録された情報を再生する。
好ましくは、記録再生光学系は、遮光器を通過した第1の光の偏光面を参照光と揃うように回転させる第2の偏光制御器と、第2の偏光制御器によって偏光面が参照光と揃えられた光を2次元的に空間変調することによって2次元データを付与する空間光変調器と、再生時に記録媒体に照射される参照光を再生光として検出する撮像素子とを含む。
好ましくは、光情報記録再生装置は、再生時に光学素子を記録時と同じ位置に配置する。
好ましくは、光情報記録再生装置は、記録時および/または再生時に光学素子を記録媒体の面内方向に移動させる。
好ましくは、光情報記録再生装置は、記録時および/または再生時に光学素子を記録媒体に対して回転運動させる。
好ましくは、光学素子は、プリズムである。
好ましくは、プリズムは、底辺をその他の辺で均等に分割する多角形の形状を有する。
好ましくは、プリズムは、底辺を上辺と両斜辺とで均等に分割する台形の形状を有する。
好ましくは、光学素子は、回折格子である。
好ましくは、回折格子は、複数の異なる方向に光を均等に分岐する。
この発明によれば、記録時および再生時に記録媒体の外部から入射させる参照光の入射角度を占有面積をとらずに容易かつ高い精度で精度で制御することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による光情報記録再生装置1Aの構成および記録時の動作を示した図である。図1を参照して、実施の形態1の光情報記録再生装置1Aは、光源10と、光分岐器11と、反射器13,15と、プリズム17と、偏光制御器20と、遮光器21と、記録再生光学系50とを備える。記録再生光学系50は、光分岐器12と、反射器14と、空間光変調器18と、偏光制御器19と、撮像素子25とを含み、これらは一体型となっている。遮光器21は、光を通過させる「開放」状態と、光を遮断させる「閉鎖」状態との2つの状態を取る。
光情報記録再生装置1Aは、記録媒体16に情報をホログラムとして記録する。記録媒体16の具体的な形状としては、カード型、チップ型、ディスク型、テープ型、ドラム型等が考えられる。記録媒体16は、上記のいずれの型であってもよく、いずれの場合であっても同様の効果を奏する。また、記録媒体16は、一般的なホログラム記録で用いられる光学的記録材料であればよく、たとえば、光重合性材料、光架橋性材料、フォトクロミック材料、光異性化材料、フォトリフラクティブ材料などが挙げられる。
光重合性材料とは、たとえば、光照射による環状構造の変化にともなって光重合を生じるフォトポリマーである。光架橋性材料とは、たとえば、重クロム酸アンモニウム・ポリビニルアルコール系材料である。光異性化材料とは、たとえば、PMMA(ポリメチルメタアクリレート)にアゾ色素をドープした材料である。フォトリフラクティブ材料とは、LiNbO3、BaTiO3、Ba12SiO20(BSO)などの無機誘電体結晶またはポリマー系の材料である。
図1を参照して、光源10から出射された光は、光分岐器11において透過光と反射光とに分岐される。光分岐器11の透過光は、「開放」状態の遮光器21を通過する。遮光器21を通過した光は、反射器14によって反射され、偏光制御器19に入射する。偏光制御器19に入射した光は、後述する参照光RLと偏光面が揃うように偏光面が回転され、光分岐器12を透過して、空間光変調器18に入射する。空間光変調器18は、当該入射光を受けて、2次元的に空間変調され2次元データが付与された情報光PLを記録媒体16に照射する。
一方、光分岐器11の反射光は、偏光制御器20によって上記の情報光PLと偏光面が揃うように偏光面が回転される。当該偏光面が回転された光は、反射器13,15で順に反射され、プリズム17に入射する。プリズム17は、当該入射光を受けて、異なる3方向に屈折された参照光RLを記録媒体16に照射する。なお、参照光RLを分岐する光学素子は、プリズム17に限定されるわけではない。たとえば、回折格子によって参照光RLを異なる3方向に分岐しても、プリズム17を用いた場合と同様の効果を得られる。
上記のように、実施の形態1の光情報記録再生装置1Aは、情報の記録を行なうとき、遮光器21を「開放」状態とする。これにより、記録媒体16に記録すべき情報を付与した情報光PLと、ある特徴的な波面を有する参照光RLとが記録媒体16に同時に照射される。この結果、記録媒体16には、記録媒体16が感光する同一の波長を有する情報光PLと参照光RLとによって形成された干渉縞が記録される。
光源10は、たとえばレーザである。光分岐器11,12は、たとえばハーフミラー、各種ビームスプリッタである。反射器13〜15は、たとえばミラーである。空間光変調器18は、たとえば液晶表示素子、DMD(Digital Mirror Device)である。偏光制御器19,20は、たとえば1/2波長板である。遮光器21は、たとえばシャッターである。撮像素子25は、たとえば、1つまたは複数のフォトダイオード、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)等から構成されるドットセンサ、ラインセンサ、またはエリアセンサである。
撮像素子25は、たとえば、上記のようなドットセンサ、ラインセンサ、エリアセンサを複数個敷き並べた光検出器であってもよい。なお、撮像素子25に複数のドットセンサ、ラインセンサ、またはエリアセンサを組み合わせて用いた場合、各センサを順次電気的にスイッチングして切り替えることにより、光情報記録再生装置1Aの省電力化を図ることができる。
図2は、この発明の実施の形態1による光情報記録再生装置1Aの構成および再生時の動作を示した図である。図2の光情報記録再生装置1Aは、実施の形態1において図1と共通の構成であるが、たとえば、記録機能を有する光情報記録装置と、再生機能を有する光情報再生装置とを各々単体として構成してもよい。
図2を参照して、光源10から出射された光は、光分岐器11において透過光と反射光とに分岐される。光分岐器11の透過光は、「閉鎖」状態の遮光器21で遮断される。一方、光分岐器11の反射光は、偏光制御器20によって前述の情報光PLと偏光面が揃うように偏光面が回転される。当該偏光面が回転された光は、反射器13,15で順に反射され、プリズム17に入射する。プリズム17は、当該入射光を受けて、当該入射方向と異なる3つの方向に屈折された参照光RLを記録媒体16に照射する。
上記のように、実施の形態1の光情報記録再生装置1Aは、情報の再生を行なうとき、遮光器21を「閉鎖」状態とする。これにより、情報記録後の記録媒体16には、記録時に用いたのと等しい波面を有する参照光RLのみが照射される。この結果、記録媒体16に記録された干渉縞によって参照光RLが回折され、この回折光が再生光QLとして得られる。このとき、再生光QLの波面は、記録時の情報光PLの波面を再現したものとなる。したがって、情報光PLに付与されていた情報は、再生光QLから再生することができる。再生光QLは、光分岐器12で反射され、1次元、2次元、または3次元に駆動可能な撮像素子25に入射することで検出される。
次に、実施の形態1の光情報記録再生装置1Aを用いた多重記録方法について具体的に説明する。
図3は、この発明の実施の形態1による光情報記録再生装置1Aの多重記録方法の第1段階を説明するための図である。図3に示すように、台形型であるプリズム17は、異なる3方向に屈折された参照光RLを記録媒体16に照射する。3方向に屈折された参照光RLは、空間光変調器18により生成された情報光PLと干渉する。このようにして、光情報記録再生装置1Aは、干渉縞を記録媒体16にホログラムとして記録する。
図4は、この発明の実施の形態1による光情報記録再生装置1Aの多重記録方法の第2段階を説明するための図である。図4のプリズム17は、図3に比べて、位置がy方向に少し移動した状態にある。これに合わせて、空間光変調器18は、プリズム17が移動した位置へと移動する。なお、図1で説明したように、空間光変調器18を含む記録再生光学系50は一体型となっているため、このとき光分岐器12等の他の構成要素も一緒に移動する(図1参照)。
図4を参照して、光情報記録再生装置1Aは、プリズム17および空間光変調器18が移動した位置において、図3で説明したのと同様に、3方向に屈折された参照光RLと情報光PLとの干渉縞を記録媒体16にホログラムとして記録する。光情報記録再生装置1Aは、プリズム17および空間光変調器18を少しずつ移動させながら、同様の記録動作をy方向について記録媒体16の端から端まで繰り返す。
光情報記録再生装置1Aは、y方向の端から端までの記録動作が終わると、プリズム17および空間光変調器18の位置を少しx方向に移動させる。その後、光情報記録再生装置1Aは、再びy方向の端から端までプリズム17および空間光変調器18を少しずつ移動させながら、上記と同様の記録動作を行なう。このようにして、光情報記録再生装置1Aは、プリズム17および空間光変調器18をxy平面上で移動させながら、記録媒体16全体に情報をホログラムとして記録していく。
図5は、この発明の実施の形態1による光情報記録再生装置1Aの多重記録方法の第1状態を説明するための図である。図5は、プリズム17により3方向に屈折されて記録媒体16に入射する参照光RL1を示している。図5の記録媒体16には、3方向に屈折された参照光RL1と情報光PL(図示せず)との干渉縞が記録媒体16にホログラムとして記録される。
図6は、この発明の実施の形態1による光情報記録再生装置1Aの多重記録方法の第2状態を説明するための図である。図4と同じく、図6のプリズム17は、図5に比べて、位置がy方向に少し移動した状態にある。図6において、参照光RL1はプリズム17が図5の位置にあるときの参照光であるのに対し、参照光RL2はプリズム17が図6の位置にあるときの参照光である。
図6に示すように、参照光RL2は、図5の参照光RL1によって記録された部分と重なる領域を持つ。しかしながら、参照光RL2と参照光RL1とは、両者が重なる領域において記録領域16への入射角度が異なっている。したがって、参照光RL1,R2は、各々独立したものとして記録媒体16に記録される。
ここで、参照光RL1,RL2を各々独立した情報として記録媒体16に記録するためには、プリズム17の移動距離が重要となる。図5〜7に示すように、実施の形態1のプリズム17は、上辺と両斜辺とで底辺を均等に3等分するような台形形状となっている。したがって、実施の形態1の光情報記録再生装置1Aは、図5のプリズム17を底辺の3分の1程度以上だけy方向に移動させて図6の状態とすることにより、記録媒体16に情報を独立して記録することができる。
図7は、この発明の実施の形態1による光情報記録再生装置1Aの多重記録方法の第3状態を説明するための図である。図7のプリズム17は、図6に比べて、位置がy方向にさらに少し移動した状態にある。図7において、参照光RL1,RL2はプリズム17がそれぞれ図5,6の位置にあるときの参照光であるのに対し、参照光RL3はプリズム17が図7の位置にあるときの参照光である。
図7に示すように、参照光RL3は、図5,6の参照光RL1,RL2によって記録された部分と重なる領域を持つ。しかしながら、図5の場合と同様に、参照光RL3と参照光RL1,RL2とは、これらの参照光が重なる領域において記録領域16への入射角度が互いに異なっている。したがって、参照光RL1〜RL3は、各々独立したものとして記録媒体16に記録される。このように、実施の形態1の光情報記録再生装置1Aは、プリズム17を底辺の3分の1程度以上ずつy方向に移動させながら記録動作を行なうことにより、記録媒体16に情報を多重記録することができる。
次に、上記のようにして角度多重記録された記録媒体16の情報を光情報記録再生装置1Aによって再生する方法について説明する。
図2を参照して、光情報記録再生装置1Aは、再生時において、遮光器21を「閉鎖」状態にし、プリズム17から入射する参照光RLの入射角度を図1の記録時の参照光RLの入射角度と等しくする。これにより、光情報記録再生装置1Aは、記録媒体16に多重記録された情報の中から、参照光RLに対応した1つの記録情報が付与された再生光QLを撮像素子25で再生することができる。
光情報記録再生装置1Aは、再生時において記録時と同じ位置にプリズム17を配置することにより、再生時における参照光RLの入射角度を容易に記録時と等しくさせることができる。したがって、光情報記録再生装置1Aは、記録媒体16の読み出したい情報が記録されている位置にプリズム17と空間光変調器18を含む記録再生光学系50とを移動させることにより、多重記録された記録媒体16の情報を読み出すことができる。
以上のように、実施の形態1によれば、参照光をいくつかの異なる角度に分岐して記録媒体に入射させる光学素子を用いることにより、情報光と参照光とを生成する光学系および記録媒体の角度を変えることなく、記録媒体に入射する参照光の入射角度を容易に制御することができる。
好ましくは、参照光をいくつかの異なる角度に分岐して記録媒体に入射させる光学素子としてプリズムを用いることにより、当該光学素子を回転させることなく、任意の方向に屈折光の角度を設定することができる。
参照光をいくつかの異なる角度に分岐して記録媒体に入射させる光学素子として、プリズムの他にも、たとえば回折格子を用いることができる。回折格子を用いた場合にも、任意の方向に参照光の角度を設定することができる。また、回折格子は、異なる方向に参照光を均等に分岐することができるため、記録媒体に対して高密度に多重記録を行なうことが可能となる。
この発明の実施の形態による光情報記録再生装置は、記録時だけでなく再生時においても、参照光をいくつかの異なる角度に分岐させる光学素子を用いることにより、再生光を生成する光学系と記録媒体との角度を変えることなく、情報の再生に必要となる参照光を情報記録時と同じ角度で容易に入射させることができる。
好ましくは、参照光をいくつかの異なる角度に分岐して記録媒体に入射させる光学素子としてプリズムを用いることにより、当該光学素子を回転させることなく、任意の方向に屈折光の角度を設定することができる。そのため、再生時において、記録時に多重記録された角度に参照光を入射させることが容易となり、記録媒体に記録された情報の一つを再生光として選択的に検出することができる。
参照光をいくつかの異なる角度に分岐して記録媒体に入射させる光学素子として、プリズムの他にも、たとえば回折格子を用いることができる。回折格子を用いた場合にも、任意の方向に参照光の角度を設定することができる。そのため、再生時において、記録時に多重記録された角度に参照光を入射させることが容易となり、記録媒体に記録された情報の一つを再生光として選択的に検出することができる。
上記の回折格子は、異なる方向に参照光を均等に分岐することができるため、記録媒体に対して高密度に多重記録を行なった場合にも、再生時において、記録時と同じ入射角度で容易に参照光を入射させることができる。
この発明の実施の形態による光情報記録方法では、記録時において、参照光をいくつかの異なる角度に分岐して記録媒体に入射させる光学素子を用いることにより、情報光と参照光とを生成する光学系と記録媒体との角度を変えることなく、記録媒体に入射する参照光の入射角度を容易に制御することができる。したがって、ミラーを回転させるのに従来必要とされていたステッピング回転モータおよびその回転角度調節機構などが不要となる。これにより、光情報記録再生装置の小型化およびコスト削減を実現できる。
この発明の実施の形態による光情報再生方法では、再生時において、参照光をいくつかの異なる角度に分岐して記録媒体に入射させる光学素子としてプリズムを用いることにより、当該光学素子を回転させることなく、任意の方向に屈折光の角度を設定することができる。そのため、再生時において、記録時に多重記録された角度に参照光を入射させることが容易となり、記録媒体に記録された情報の一つを再生光として選択的に検出することができる。したがって、ミラーを回転させるのに従来必要とされていたステッピング回転モータおよびその回転角度調節機構などが不要となる。これにより、光情報記録再生装置の小型化およびコスト削減を実現できる。
[実施の形態2]
図8は、この発明の実施の形態2による光情報記録再生装置1Bの構成および記録時の動作を示した図である。図9は、この発明の実施の形態2による光情報記録再生装置1Bの構成および再生時の動作を示した図である。
図9の光情報記録再生装置1Bは、実施の形態2において図8と共通の構成であるが、たとえば、記録機能を有する光情報記録装置と、再生機能を有する光情報再生装置とを各々単体として構成してもよい。
図8,9に示す実施の形態2の光情報記録再生装置1Bは、記録時および再生時において空間光変調器18を含む記録再生光学系50とプリズム17とを移動させる代わりに記録媒体16を移動させる点において、図1,2に示す実施の形態1の光情報記録再生装置1Aと異なる。したがって、重複する部分の説明は、ここでは繰り返さない。実施の形態2の光情報記録再生装置1Bは、実施の形態1の光情報記録再生装置1Aと同じ構成要素を備える。
次に、実施の形態2の光情報記録再生装置1Bを用いた多重記録方法について具体的に説明する。
図10は、この発明の実施の形態2による光情報記録再生装置1Bの多重記録方法の第1段階を説明するための図である。図10に示すように、台形型であるプリズム17は、図3の場合と同様に、異なる3方向に屈折された参照光RLを記録媒体16に照射する。3方向に屈折された参照光RLは、空間光変調器18により生成された情報光PLと干渉する。このようにして、光情報記録再生装置1Bは、干渉縞を記録媒体16にホログラムとして記録する。
図11は、この発明の実施の形態2による光情報記録再生装置1Bの多重記録方法の第2段階を説明するための図である。図11の記録媒体16は、図10に比べて、位置がy方向に少し移動した状態にある。すなわち、実施の形態2の光情報記録再生装置1Bは、実施の形態1の光情報記録再生装置1Aと異なり、記録時において記録媒体16を移動させることにより、プリズム17および空間光変調器18を移動させることなく記録媒体16の記録位置を変化させている。
図11を参照して、光情報記録再生装置1Bは、記録媒体16が移動した位置において、図10で説明したのと同様に、3方向に屈折された参照光RLと情報光PLとの干渉縞を記録媒体16にホログラムとして記録する。光情報記録再生装置1Bは、記録媒体16を少しずつ移動させながら、同様の記録動作をy方向について記録媒体16の端から端まで繰り返す。
光情報記録再生装置1Bは、y方向の端から端までの記録動作が終わると、記録媒体16の位置を少しx方向に移動させる。その後、光情報記録再生装置1Bは、再びy方向の端から端まで記録媒体16を少しずつ移動させながら、上記と同様の記録動作を行なう。このようにして、光情報記録再生装置1Bは、記録媒体16をxy平面上で移動させながら、記録媒体16全体に情報をホログラムとして記録していく。
図12は、実施の形態1,2のプリズム17をプリズム17Bに置き換えた場合の多重記録方法を説明するための図である。これまでの光情報記録再生装置1A、1Bでは、台形型のプリズム17を用いた場合について説明してきた。台形型のプリズム17は、参照光RLを3方向に屈折させるが、この場合、記録媒体16への多重記録は3角度までに限定されてしまう。参照光RLの屈折方向は、3方向に限定されるものではない。
そこで、図12では、台形型のプリズム17を用いる代わりに、多角形のプリズム17Bを用いている。この場合、参照光RLの屈折する方向を増やすことができる。これにより、光情報記録再生装置1A,1Bは、記録媒体16に更に多重に情報を記録することが可能となる。この結果、記録媒体16の記録密度が向上する。
多角形のプリズム17Bを用いることにより、記録媒体16への多重記録を3角度以上とすることができる。この場合、プリズム17Bをxy平面上に2次元的に動かして記録媒体16の全体を記録した後、プリズム17Bを回転させて同様に記録していく。これにより、光情報記録再生装置1A,1Bは、記録媒体16に更に多くの情報を記録することが可能となる。この結果、記録媒体16の記録密度が向上する。
次に、上記のようにして角度多重記録された記録媒体16の情報を光情報記録再生装置1Bによって再生する方法について説明する。
図9を参照して、光情報記録再生装置1Bは、再生時において、遮光器21を「閉鎖」状態にし、プリズム17から入射する参照光RLの入射角度を図8の記録時の参照光RLの入射角度と等しくする。これにより、光情報記録再生装置1Bは、記録媒体16に多重記録された情報の中から、参照光RLに対応した1つの記録情報が付与された再生光QLを撮像素子25で再生することができる。
光情報記録再生装置1Bは、再生時において記録時と同じ位置に記録媒体16を配置することにより、再生時における参照光RLの入射角度を容易に記録時と等しくさせることができる。したがって、光情報記録再生装置1Bは、記録媒体16の読み出したい情報が記録されている位置に記録媒体16を移動させることにより、多重記録された記録媒体16の情報を読み出すことができる。
以上のように、実施の形態2によれば、参照光をいくつかの異なる角度に分岐して記録媒体に入射させる光学素子を用いることにより、実施の形態1と同様に、情報光と参照光とを生成する光学系と記録媒体との角度を変えることなく、記録媒体に入射する参照光の入射角度を容易に制御することができる。
好ましくは、参照光をいくつかの異なる角度に分岐して記録媒体に入射させる光学素子としてプリズムを用いることにより、実施の形態1と同様に、当該光学素子を回転させることなく、任意の方向に屈折光の角度を設定することができる。
好ましくは、記録時において、上記プリズムとして底辺をその他の辺で均等に分割する多角形形状のプリズムを用いることにより、参照光を均等に分岐させることが可能となり、記録媒体に対して高密度に多重記録を行なうことができる。当該プリズムの形状を上辺と両斜辺とで底辺を均等に3等分するような台形形状とした場合、参照光の分岐方向が3方向となるものの、プリズムの作成が容易となる点で好ましい。
また、参照光をいくつかの異なる角度に分岐して記録媒体に入射させる光学素子を記録媒体上で2次元的に移動させることにより、記録媒体全面に情報を多重記録することができる。その光学素子を記録媒体の面内方向に回転させることにより、当該光学素子を2次元的に移動させることができる。記録媒体の全面に記録処理を施した後も、当該光学素子を回転させることにより、当該記録媒体にさらに多重記録を行なうことができる。
好ましくは、再生時において、上記プリズムとして底辺をその他の辺が均等に分割する多角形形状のプリズムを用いることにより、参照光を均等に分岐させることが可能となる。これにより、記録媒体に対して高密度に多重記録を行なった場合にも、記録時と同じ角度で容易に記録媒体に参照光を入射させることができる。当該プリズムの形状を上辺と両斜辺とで底辺を均等に3等分するような台形形状とした場合、参照光の分岐方向が3方向となるものの、プリズムの作成が容易となる点で好ましい。
また、参照光をいくつかの異なる角度に分岐して記録媒体に入射させる光学素子を記録媒体上で2次元的に移動させることにより、記録媒体全面に多重記録された情報を再生することができる。その光学素子を記録媒体の面内方向に回転させることにより、当該光学素子を2次元的に移動させることができる。記録媒体の全面に記録処理を施した後、当該光学素子を回転させることにより、当該記録媒体に多重記録された情報を再生することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1による光情報記録再生装置1Aの構成および記録時の動作を示した図である。 この発明の実施の形態1による光情報記録再生装置1Aの構成および再生時の動作を示した図である。 この発明の実施の形態1による光情報記録再生装置1Aの多重記録方法の第1段階を説明するための図である。 この発明の実施の形態1による光情報記録再生装置1Aの多重記録方法の第2段階を説明するための図である。 この発明の実施の形態1による光情報記録再生装置1Aの多重記録方法の第1状態を説明するための図である。 この発明の実施の形態1による光情報記録再生装置1Aの多重記録方法の第2状態を説明するための図である。 この発明の実施の形態1による光情報記録再生装置1Aの多重記録方法の第3状態を説明するための図である。 この発明の実施の形態2による光情報記録再生装置1Bの構成および記録時の動作を示した図である。 この発明の実施の形態2による光情報記録再生装置1Bの構成および再生時の動作を示した図である。 この発明の実施の形態2による光情報記録再生装置1Bの多重記録方法の第1段階を説明するための図である。 この発明の実施の形態2による光情報記録再生装置1Bの多重記録方法の第2段階を説明するための図である。 実施の形態1,2のプリズム17をプリズム17Bに置き換えた場合の多重記録方法を説明するための図である。 従来の光情報記録再生装置100の構成および記録時の動作を示した図である。 従来の光情報記録再生装置100の構成および再生時の動作を示した図である。
符号の説明
1A,1B,100 光情報記録再生装置、10 光源、11,12 光分岐器、13〜15 反射器、16 記録媒体、17,17B プリズム、18 空間光変調器、19,20 偏光制御器、21 遮光器、25 撮像素子、30〜33 レンズ、34 回転モータ、50 記録再生光学系、500 参照光学系。

Claims (13)

  1. 記録媒体に対して情報を記録および/または再生する光情報記録再生装置であって、
    光を出射する光源と、
    前記光源から出射される光を第1の光と第2の光とに分岐する光分岐器と、
    記録時に前記第1の光を通過させ、再生時に前記第1の光を遮断する遮光器と、
    前記遮光器を通過した前記第1の光に2次元データを付与した光を情報光として前記記録媒体に照射する記録再生光学系と、
    前記第2の光を参照光として前記記録媒体に照射する光学素子とを備え、
    前記光情報記録再生装置は、前記記録再生光学系と前記光学素子とを移動させることによって、前記情報光と前記参照光との干渉パターンによる情報を前記記録媒体に記録する、光情報記録再生装置。
  2. 再生時に前記第2の光の偏光面を前記情報光と揃うように回転させて前記光学素子に出力する第1の偏光制御器をさらに備え、
    前記光情報記録再生装置は、前記記録再生光学系と前記光学素子とを移動させることによって、前記記録媒体に前記干渉パターンとして記録された情報を再生する、請求項1に記載の光情報記録再生装置。
  3. 記録媒体に対して情報を記録および/または再生する光情報記録再生装置であって、
    光を出射する光源と、
    前記光源から出射される光を第1の光と第2の光とに分岐する光分岐器と、
    記録時には前記第1の光を通過させ、再生時には前記第1の光を遮断する遮光器と、
    前記遮光器を通過した前記第1の光に2次元データを付与した光を情報光として前記記録媒体に照射する記録再生光学系と、
    前記第2の光を参照光として前記記録媒体に照射する光学素子とを備え、
    前記光情報記録再生装置は、前記記録媒体を移動させることによって、前記情報光と前記参照光との干渉パターンによる情報を前記記録媒体に記録する、光情報記録再生装置。
  4. 再生時に前記第2の光の偏光面を前記情報光と揃うように回転させて前記光学素子に出力する第1の偏光制御器をさらに備え、
    前記光情報記録再生装置は、前記記録媒体を移動させることによって、前記記録媒体に前記干渉パターンとして記録された情報を再生する、請求項3に記載の光情報記録再生装置。
  5. 前記記録再生光学系は、
    前記遮光器を通過した前記第1の光の偏光面を前記参照光と揃うように回転させる第2の偏光制御器と、
    前記第2の偏光制御器によって偏光面が前記参照光と揃えられた光を2次元的に空間変調することによって前記2次元データを付与する空間光変調器と、
    再生時に前記記録媒体に照射される前記参照光を再生光として検出する撮像素子とを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の光情報記録再生装置。
  6. 前記光情報記録再生装置は、再生時に前記光学素子を記録時と同じ位置に配置する、請求項2または4に記載の光情報記録再生装置。
  7. 前記光情報記録再生装置は、記録時および/または再生時に前記光学素子を前記記録媒体の面内方向に移動させる、請求項1〜5のいずれかに記載の光情報記録再生装置。
  8. 前記光情報記録再生装置は、記録時および/または再生時に前記光学素子を前記記録媒体に対して回転運動させる、請求項1〜5のいずれかに記載の光情報記録再生装置。
  9. 前記光学素子は、プリズムである、請求項1〜8のいずれかに記載の光情報記録再生装置。
  10. 前記プリズムは、底辺をその他の辺で均等に分割する多角形の形状を有する、請求項9に記載の光情報記録再生装置。
  11. 前記プリズムは、底辺を上辺と両斜辺とで均等に分割する台形の形状を有する、請求項10に記載の光情報記録再生装置。
  12. 前記光学素子は、回折格子である、請求項1〜8のいずれかに記載の光情報記録再生装置。
  13. 前記回折格子は、複数の異なる方向に光を均等に分岐する、請求項12に記載の光情報記録再生装置。
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