JP2006267765A - 高分子分散型液晶素子及びその製造方法 - Google Patents

高分子分散型液晶素子及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 短時間且つ少ないエネルギーで光硬化性樹脂を硬化させることができ、その作製時間を大幅に短縮させた高分子分散型液晶素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 光硬化性樹脂9と液晶10とを混合したシロップを注入した液晶セル5に紫外線を照射して光硬化性樹脂9を光重合により硬化させる際に、シロップ中に紫外線により蛍光を発する物質を添加する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、PDLCやHPDLC等を用いた高分子分散型液晶素子及びその製造方法に関する。
近年、高分子分散型液晶(PDLC:Polymer Dispersed Liquid Crystal)や、ホログラフィック高分子分散型液晶(HPDLC:Holographic Polymer Dispersed Liquid Crystal)等を用いた高分子分散型液晶素子の開発が進められている。例えば、PDLC表示素子は、一対の基板間に液晶を高分子中に分散させた高分子分散液晶層を挟み込んでなる液晶セルを備え、電圧無印加時の光散乱状態から電圧印加時の光透過状態へと液晶セルを通過する光の透過率を変化させることによって画像表示を行う。このPDLC表示素子では、液晶の配向処理や偏光板等が不要となるため、光の利用効率を高めることができ、従来のTN(Twisted Nematic)液晶などの液晶表示素子と比べて明るい画像表示が可能とされている。また、HPDLC素子は、例えば電圧無印加時の光透過状態から電圧印加時の光回折状態へと光の回折効率を変化させることができるホログラム素子であり、上述した高分子分散型液晶層が液晶と高分子との微細な周期配列(回折格子)構造を有している。
このような高分子分散型液晶素子を作製する際には、液晶セルに液晶と未硬化の光硬化性樹脂とを混合した混合液(シロップという。)を注入した後に、液晶セルに紫外線を照射し、光硬化樹脂を光重合により硬化させることで、上述した高分子分散液晶層を形成する。具体的に、上述したPDLC表示素子では、シロップが注入された液晶セルに対して紫外光を全面に亘って均一に照射する全面露光によって、液晶が光硬化性樹脂中に分散されてなる高分子分散液晶層を形成する。一方、上述したHPDLC素子では、シロップが注入された液晶セルに対して2つの紫外光を干渉させながら照射する二光束干渉露光によって、液晶と光硬化性樹脂とが周期的に配列されてなる高分子分散液晶層を形成する。
ところで、光硬化性樹脂は、主にアクリレート系又はメタクリレート系のモノマーやオリゴマーといった光重合材料と、紫外線を吸収する光重合開始剤とを含む液体であり、光重合材料自体は紫外線の吸収性が余り高くないために、この光重合材料の光重合反応を開始させるためには、光重合開始剤の紫外線吸収による励起が必要となる。
このため、従来の高分子分散型液晶素子では、シロップが注入された液晶セルに紫外線を照射する際に、非常に高いエネルギーの紫外線が必要となり、また、シロップ中の液晶や光重合開始剤等が紫外線を吸収するために、光硬化性樹脂が硬化するまでの時間が長くなるといった問題があった。
なお、本発明に関連する公知文献としては、例えば下記特許文献1がある。
この特許文献1には、混合液中の光重合材料を重合させるために紫外線の透過率が高い透明基板を用いて液晶セルを構成することが記載されている。しかしながら、この特許文献1に記載される方法では、基板による紫外線の減衰を抑えることができるものの、液晶セルに注入された混合液に対しては従来と同様に強い紫外線を照射する必要がある。
特開平7−270761号公報
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、その目的は、短時間且つ少ないエネルギーで光硬化性樹脂を硬化させることができ、その作製時間を大幅に短縮させた高分子分散型液晶素子及びその製造方法を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明に係る高分子分散型液晶素子は、一対の基板の周囲がシール材によって封止された液晶セルを備え、この液晶セルの一対の基板間に、第1の波長の光により重合して硬化される光硬化性樹脂と液晶とを含む高分子分散液晶層が形成されたものであって、高分子分散液晶層が第2の波長の光により蛍光を発する物質を含むことを特徴とする。
また、第1の波長の光と第2の波長の光とが同一の波長であることを特徴とする。
また、高分子分散液晶層は、硬化した光硬化性樹脂中に液晶が分散されてなることを特徴とする。
また、高分子分散液晶層は、硬化した光硬化性樹脂と液晶とが周期的に配列されてなることを特徴とする。
本発明に係る高分子分散型液晶素子の製造方法は、一対の基板間に液晶と未硬化の光硬化性樹脂とを混合した混合液を注入した液晶セルに第1の波長の光を照射し、光硬化樹脂を光重合により硬化させることによって、硬化した光硬化性樹脂と液晶とを含む高分子分散液晶層を形成する際に、混合液中に第2の波長の光により蛍光を発する物質を含有させることを特徴とする。
また、第1の波長の光と第2の波長の光とを同一の波長とすることを特徴とする。
また、液晶セルを第1及び第2の波長の光で全面露光することによって、硬化した光硬化性樹脂中に液晶が分散されてなる高分子分散液晶層を形成することを特徴とする。
また、液晶セルを第1及び第2の波長の光で干渉露光することによって、硬化した光硬化性樹脂と液晶とが周期的に配列されてなる高分子分散液晶層を形成することを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、液晶セルに注入された混合液中に第2の波長の光により蛍光を発する物質を含有させることで、この液晶セルに第1及び第2の波長の光を照射した際に、従来よりも短時間且つ少ないエネルギーで光硬化樹脂を硬化させることができるため、高分子分散型液晶素子の作製時間を大幅に短縮することができる。
以下、本発明を適用した高分子分散型液晶素子及びその製造方法について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
先ず、第1の実施の形態として図1に示す本発明を適用したホログラフィック高分子分散型液晶素子(以下、HPDLC素子という。)1について説明する。
このHPDLC素子1は、互いに対向して配置された一対の透明基板2,3の間に高分子分散液晶層4を挟持した液晶セル5を備えている。また、一対の透明基板2,3の周囲はシール材6によって封止されており、一対の透明基板2,3の互いに対向する内側の面には、それぞれ透明な導電材料からなる透明電極7,8が形成されている。
これら透明電極7,8のうち、一方は所定の間隔でストライプ状に複数配列されたストライプ電極であり、もう一方は基板全面に亘って形成されたベタ電極であっても、所定の間隔でストライプ状に複数配列されたストライプ電極であってもよい。これら透明電極7,8がストライプ電極からなる場合には、液晶セル5の厚み方向において重なるように配置される。また、各ストライプ電極の間隔は、液晶セル5の分解能に相当する幅とされる。
高分子分散液晶層4は、第1の波長の光により重合して硬化された光硬化性樹脂(ポリマー樹脂)9と、液晶10とが周期的に配列された構造を有している。具体的に、この高分子分散液晶層4は、図2に示すように、第1の波長の光である紫外線の照射により重合して硬化された光硬化性樹脂9が高密度に存在する線状の第1の領域S1と、液晶10が高密度に存在する線状の第2の領域S2とが交互に繰り返される微細な周期配列(回折格子)構造を有している。このうち、第1の領域S1は、光硬化性樹脂9によって等方性屈折率を有し、第2の領域S2は、液晶10によって一軸性又は二軸性の異方性屈折率を有している。
第2の領域S2を構成する液晶10は、正又は負の誘電異方性を持つネマティック液晶であり、その液晶分子が持つ誘電異方性によって配向状態が電界に応答して変化する。すなわち、この液晶10に電界が印加されると、液晶分子が正の誘電異方性を持つ場合は、電界方向に対して平行な方向に液晶分子が動き、液晶分子が負の誘電異方性を持つ場合は、電界方向に対して垂直な方向に液晶分子が動くことになる。したがって、第2の領域S2では、透明電極7,8間に印加される電界によって、その屈折率を変化させることができる。なお、この高分子分散液晶層4としては、例えば特表2000−515996号公報に記載されるPDLC等を挙げることができる。
また、高分子分散液晶層4には、後述する光硬化性樹脂9の硬化を促進させるための蛍光剤が含有されている。この蛍光剤は、第2の波長の光により蛍光を発する物質からなる。具体的に、この高分子分散液晶層4には、光硬化性樹脂9が光重合により硬化する第1の波長の光と同一波長の光、すなわち紫外線によって蛍光を発する蛍光剤が含有されている。このような蛍光剤には、例えば下記化1に示すBBOTや、下記化2に示す5−シアノターフェニル(5CT)等を用いることができる。
Figure 2006267765
Figure 2006267765
なお、場合によっては、第1の波長とは異なる第2の波長の光によって蛍光を発する蛍光剤を高分子分散液晶層4に含有させることできる。この場合、後述する光硬化性樹脂9を光重合により硬化させる際に、第1及び第2の波長の光を液晶セル5に照射することになる。
以上のような構造を有するHPDLC素子1では、液晶セル5の透明電極7,8間に電圧が印加される場合と、液晶セル5の透明電極7,8間に電圧が印加されない場合とで、この液晶セル5を通過する光の回折効率を変化させることができる。
ここで、上述した高分子分散液晶層4では、図2に示すように、液晶セル5の透明電極7,8間に電圧が印加されない場合に、下記式1で表されるブラッグ(Bragg)の回折条件を満足するように、第1の領域S2が第2の領域S1とは異なる屈折率を有している。
2Λ・cosθ=λ…(1)
なお、式(1)中、Λは、高分子分散液晶層4の屈折率分布周期であり、θは、高分子分散液晶層4内における光の入射軌跡と、高分子分散液晶層4内の等屈折率面とのなす角であり、λは、高分子分散液晶層4内における光の有効波長である。また、等屈折率面とは、例えば高分子分散液晶層4に電圧を印加した場合に、その断面の屈折率分布において屈折率が等しい連続した面のことをいう。
したがって、液晶セル5の透明電極7,8間に電圧が印加されない場合には、図3Aに示すように、液晶セル5に入射した光Lが、ブラッグの回折条件によって高分子分散液晶層4内で強く回折されて、この回折された光L’が液晶セル5を透過することになる。
これに対して、図3Bに示すように、液晶セル5の透明電極7,8間に電圧が印加された場合には、高分子分散液晶層4に電界が印加されることによって、第2の領域S2を構成する液晶10の配向状態が変化し、この第2の領域S2の屈折率と第1の領域S1の屈折率とがほぼ等しくなる。この場合、液晶セル5に入射した光Lは、ブラッグの回折条件から外れて、高分子分散液晶層4内で回折されずに、そのまま液晶セル5を透過することになる。
以上のようにして、このHPDLC素子1では、電圧無印加時の光透過状態から電圧印加時の光回折状態へと光の回折効率を変化させることができる。
なお、上記HPDLC素子1では、電圧無印加時の光透過状態から電圧印加時の光回折状態へと光の回折効率を変化させる構成に必ずしも限定されるものではなく、電圧印加時にブラッグの回折条件を満足させるように液晶10の屈折率変化を設定すれば、電圧無印加時の光回折状態から電圧印加時の光透過状態へと光の回折効率を変化させる構成とすることもできる。
本発明では、このようなHPDLC素子1を、例えば光路切替スイッチとして利用することができる。具体的に、上記HPDLC素子1を光路切替スイッチとして利用した電子機器の一例として、図4A,Bに示す携帯電話機20について説明する。
この携帯電話機20は、本体部21に対してパネル部22が開閉可能に取り付けられた構造を有している。本体部21には、各種操作を行うための操作ボタン23が設けられており、この本体部21の内部には、図示を省略するが、各部を制御するマイクロコンピュータ(CPU)や、データを記憶するメモリ等が設けられている。一方、パネル部22には、液晶表示パネル24が設けられており、操作ボタン23による操作状態やメモリに記憶された画像データ等をCPUの制御のもとで表示する。また、パネル部22の液晶表示パネル24とは反対側には、カメラ部25とフラッシュ発光部26とが設けられており、操作ボタン23を操作し、このカメラ部25により撮影された画像を液晶表示パネル24に表示することもできる。
パネル部22の内部には、図5及び図6に示すように、液晶表示パネル24のバックライトとして、光を出射する光源27と、この光源27から出射された光を伝搬するバー導光体28と、このバー導光体28から出射された光を側端面から内部に導入し、均一に面発光させて液晶表示パネル24の背面側に照射する導光板29とが設けられている。また、光源27とバー導光体28との間には、光源27から出射された光の光路を液晶表示パネル24側とフラッシュ発光部26側とに切り替える光路切替スイッチとして、上記HPDLC素子1が設けられている。
この携帯電話機20では、カメラ部25による撮影を行わない場合、上記HPDLC素子1はオフ(OFF)状態となる。この場合、光源27から出射された光は、HPDLC素子1をそのまま透過してバー導光体28へと導かれる。一方、カメラ部25による撮影を行う場合には、操作ボタン23を操作することによって上記HPDLC素子1がオン(ON)状態となる。この場合、光源27から出射された光は、HPDLC素子1によって回折されて、フラッシュ発光部26のレンズ26aへと導かれる。したがって、この携帯電話機20では、フラッシュ発光部26に新たな光源を配置することなく、バックライトの光源27を利用してフラッシュ撮影を行うことができる。
次に、上記HPDLC素子1の製造方法について説明する。
上記HPDLC素子1を製造する際は、先ず、上記一対の透明基板2,3の周囲がシール材6によって封止されてなる液晶セル5を用意し、この液晶セル5に、主にモノマーやオリゴマーといった光重合材料と紫外線を吸収する光重合開始剤とを含む未硬化の光硬化性樹脂9と、液晶10と、蛍光剤とを所定の割合で調製して十分に撹拌させた混合液(以下、シロップという。)を注入する。
次に、このシロップが注入された液晶セル5に対して、二光束干渉露光法による干渉露光によって紫外線の2光束を干渉させながら照射し、シロップ内の光硬化性樹脂9を光重合により硬化させる。
ここで、シロップ中の光重合材料と液晶とは、共に極性を有する物質のため、混じりやすい(相溶性という。)といった特性を有するが、光重合反応が進むにつれて極性のないポリマー樹脂と、極性を有する液晶10との間で相分離が生じることになる。したがって、この干渉露光では、2光束の干渉縞のうち明部で光重合が起こるため、この明部には、硬化した光硬化性樹脂(ポリマー樹脂)9が高密度に存在する線状の第1の領域S1が形成される一方、暗部には、液晶10が高密度に存在する線状の第2の領域S2が形成されることになる。
これにより、硬化した光硬化性樹脂9と液晶10とが周期的に配列された構造を有する高分子分散液晶層4を一対の透明基板2,3間に形成することができる。
ところで、この液晶セル5に注入されるシロップには、紫外線によって蛍光を発する蛍光剤が含有されている。このような蛍光剤には、例えば上記化1に示すBBOTや、上記化2に示す5−シアノターフェニル(5CT)等を用いることができる。
したがって、液晶セル5に紫外線を照射した際には、この蛍光剤が発する光によって光硬化性樹脂9の硬化が促進されるため、従来よりも少ないエネルギーで光硬化性樹脂9を硬化させることができ、また、光硬化性樹脂9の硬化も短時間で進むことになる。これにより、上記HPDLC素子1の作製時間を大幅に短縮することができる。
なお、光硬化性樹脂9が光重合により硬化する第1の波長とは異なる第2の波長の光によって蛍光を発する蛍光剤を高分子分散液晶層4に含有させた場合には、光硬化性樹脂9を光重合により硬化させる際に、第1及び第2の波長の光を液晶セル5に照射することによって、従来よりも短時間且つ少ないエネルギーで光硬化性樹脂9を硬化させることができる
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態として、図7に示す本発明を適用した高分子分散型液晶表示素子(以下、PDLC表示素子という。)30について説明する。
このPDLC表示素子30は、互いに対向して配置された一対の透明基板31,32の間に高分子分散液晶層33を挟持してなる液晶セル34を備えている。また、一対の透明基板31,32の周囲はシール材35によって封止されており、一対の透明基板31,32の互いに対向する内側の面には、それぞれITO(Indium-Tin Oxide)等の透明な導電材料からなる透明電極36,37が形成されている。
これら透明電極36,37は、パッシブマトリックス駆動方式を採用した場合、所定の間隔でストライプ状に複数配列されたストライプ電極であり、一対の透明基板31,32の間で互いに直交して配列される。一方、アクティブマトリックス駆動方式を採用した場合には、これら透明電極36,37のうち、一方は基板全面に亘って形成されたベタ電極であり、もう一方は各画素に対応してマトリックス状に複数配列された画素電極である。また、アクティブマトリックス駆動方式の場合、画素毎にTFT(Thin Film Transistor)等のアクティブ素子を設けることによって各画素の点灯が制御される。
高分子分散液晶層33は、第1の波長の光により重合して硬化された光硬化性樹脂(ポリマー樹脂)38中に液晶39が分散されてなる構造を有している。この光硬化性樹脂38中に分散された液晶10は、正又は負の誘電異方性を持つネマティック液晶であり、その液晶分子が持つ誘電異方性によって配向状態が電界に応答して変化する。すなわち、この液晶39に電界が印加されると、液晶分子が正の誘電異方性を持つ場合は、電界方向に対して平行な方向に液晶分子が動き、液晶分子が負の誘電異方性を持つ場合は、電界方向に対して垂直な方向に液晶分子が動くことになる。したがって、この光硬化性樹脂38中に分散された液晶39は、透明電極36,37間に印加される電界によって、その配向状態を変化させることができる。なお、この高分子分散液晶層33としては、例えば特表2000−515996号公報に記載されるPDLC等を挙げることができる。
また、この高分子分散液晶層33には、後述する光硬化性樹脂38の硬化を促進させるための蛍光剤が含有されている。この蛍光剤は、第2の波長の光により蛍光を発する物質からなる。具体的に、この高分子分散液晶層33には、光硬化性樹脂38が光重合により硬化する第1の波長の光と同一波長の光、すなわち紫外線によって蛍光を発する蛍光剤が含有されている。このような蛍光剤には、例えば上記化1に示すBBOTや、上記化2に示す5−シアノターフェニル(5CT)等を用いることができる。
なお、場合によっては、第1の波長とは異なる第2の波長の光によって蛍光を発する蛍光剤を高分子分散液晶層33に含有させることもできる。この場合、後述する光硬化性樹脂38を光重合により硬化させる際に、第1及び第2の波長の光を液晶セル34に照射することになる。
以上のような構造を有するPDLC表示素子30では、液晶セル34の透明電極36,37間に電圧が印加される場合と、液晶セル34の透明電極36,37間に電圧が印加されない場合とで、この液晶セル34を通過する光の透過率を変化させることによって画像表示を行う。
具体的に、液晶セル34の透明電極7,8間に電圧が印加されない場合には、光硬化性樹脂38内に分散された液晶39の液晶分子は互いにランダムな方向を向いているため、この液晶セル34に入射した光Lは、高分子分散液晶層4内で散乱することになる。
これに対して、液晶セル34の透明電極36,27間に電圧が印加された場合には、高分子分散液晶層33に電界が印加されることによって、光硬化性樹脂38内に分散された液晶39の液晶分子が一定の方向に配向することになる。この場合、液晶セル34に入射した光Lは、高分子分散液晶層4内を透過することになる。
以上のようにして、このPDLC表示素子30では、各画素の電極間に印加される駆動電圧を制御することによって、電圧無印加時の光散乱状態から電圧印加時の光透過状態へと液晶セル34を通過する光の透過率を変化させることができる。そして、これら各画素の点灯を制御することによって画像表示を行うことができる。また、このようなPDLC表示素子30では、液晶39の配向処理や偏光板等が不要となるため、光の利用効率を高めることができ、従来のTN(Twisted Nematic)液晶などの液晶表示素子と比べて明るい画像表示が可能である。
なお、このPDLC表示素子30では、液晶セル5の背面側から光を照射することによって透過型の画像表示を行う構成以外にも、例えば液晶セル34の背面側に反射板を配置したり、液晶セル34の背面側の基板に反射膜を形成したりすることによって、反射型の画像表示を行う構成とすることもできる。
さらに、このPDLC表示素子30では、液晶セル34の側端部から入射した光によって画像表示を行う構成とすることもできる。この場合、PDLC表示素子30を照明する照明装置を液晶セル34の側端部に配置することによって、装置全体を更に小型化(特に薄型化)することができる。
なお、このPDLC表示素子30では、液晶セル34に赤、緑、青の3原色に対応したカラーフィルタを設けてカラー表示を行うこともできる。また、このPDLC表示素子30を照明する照明装置に赤、緑、青の3原色に対応した各光源を配置し、これら各光源が出射する色光を用いてカラー表示を行うこともできる。
次に、上記PDLC表示素子30の製造方法について説明する。
上記PDLC表示素子30を製造する際は、先ず、上記一対の透明基板31,32の周囲がシール材35によって封止されてなる液晶セル34を用意し、この液晶セル34に、主にモノマーやオリゴマーといった光重合材料と紫外線を吸収する光重合開始剤とを含む未硬化の光硬化性樹脂38と、液晶39と、蛍光剤とを所定の割合で調製して十分に撹拌させた混合液(以下、シロップという。)を注入する。
次に、このシロップが注入された液晶セル34に対して全面露光によって紫外線を全面に亘って均一に照射し、シロップ内の光硬化性樹脂38を光重合により硬化させる。これにより、硬化した光硬化性樹脂(ポリマー樹脂)38中に液晶39を分散させた構造を有する高分子分散液晶層33を一対の透明基板31,32間に形成することができる。
ところで、この液晶セル34に注入されるシロップには、紫外線によって蛍光を発する蛍光剤が含有されている。この蛍光剤には、例えば上記化1に示すBBOTや、上記化2に示す5−シアノターフェニル(5CT)等を用いることができる。
したがって、液晶セル34に紫外線を照射した際には、この蛍光剤が発する光によって光硬化性樹脂38の硬化が促進されるため、従来よりも少ないエネルギーで光硬化性樹脂38を硬化させることができ、また、光硬化性樹脂38の硬化も短時間で進むことになる。これにより、上記PDLC表示素子30の作製時間を大幅に短縮することができる。
なお、光硬化性樹脂38が光重合により硬化する第1の波長とは異なる第2の波長の光によって蛍光を発する蛍光剤を高分子分散液晶層33に含有させた場合には、光硬化性樹脂38を光重合により硬化させる際に、第1及び第2の波長の光を液晶セル5に照射することによって、従来よりも短時間且つ少ないエネルギーで光硬化性樹脂38を硬化させることができる。
(実施例1)
実施例1では、上記PDLC表示素子30を実際に作製した。具体的に、実施例1のPDLC表示素子を製造する際は、先ず、上記一対の透明基板31,32の周囲がシール材35によって封止されてなる液晶セル34を用意し、この液晶セル34に、光硬化性樹脂38としてアクリル系モノマーと、液晶39としてネマティック混合液晶とを1:4の割合で調製し、これに蛍光剤として5−シアノターフェニル(5CT)を1%の割合で添加し、十分に撹拌させたシロップを注入した。次に、このシロップが注入された液晶セル34に対して全面露光によって紫外線をパネル全面に亘って均一に照射し、シロップ内の光硬化性樹脂38を光重合により硬化させた。以上のようにして、硬化した光硬化性樹脂38中に液晶39が分散された高分子分散液晶層33が一対の透明基板31,32間に挟持されてなるPDLC表示素子30を作製した。
(比較例1)
比較例1では、シロップ中に蛍光剤を添加しなかった以外は、実施例1のPDLC表示素子と同様にPDLC表示素子を作製した。
そして、これら実施例1と比較例1との各セルにおける光透過率が作製時の紫外線照射時間に対してどのように依存するかを測定した測定結果を図8に示す。
図8に示すように、実施例1と比較例1とでは、実施例1のようにシロップ中に蛍光剤を添加したものの方が露光時間に対して早くセルの光透過率が下がり、光硬化性樹脂の硬化が早く進むことがわかる。また、実施例1の方が比較例1よりも最終的なセルの光透過率が低くなることがわかる。このことから、シロップ中に蛍光剤を入れることによって、PDLC表示素子の作製時間が大幅に短縮されると共に、その光透過率特性も向上することが明らかとなった。
(実施例2)
実施例2では、上記HPDLC素子1を実際に作製した。具体的に、実施例2のHPDLC素子1を製造する際は、先ず、上記一対の透明基板2,3の周囲がシール材6によって封止されてなる液晶セル5を用意し、この液晶セル5に、光硬化性樹脂9としてアクリル系モノマーと、液晶10としてネマティック混合液晶とを1:1の割合で調製し、これに蛍光剤として5−シアノターフェニル(5CT)を1%の割合で添加し、十分に撹拌させたシロップを注入した。次に、このシロップが注入された液晶セル5に対して、二光束干渉露光法による干渉露光によって紫外線の2光束を干渉させながら照射し、シロップ内の光硬化性樹脂9を光重合により硬化させた。以上のようにして、硬化した光硬化性樹脂9と液晶10とが周期的に配列された構造を有する高分子分散液晶層4が一対の透明基板2,3間に挟持されてなるHPDLC素子1を作製した。
(比較例2)
比較例2では、シロップ中に蛍光剤を添加しなかった以外は、実施例2のHPDLC素子と同様にHPDLC素子を作製した。
そして、これら実施例2と比較例2との各セルにおける回折効率が作製時の紫外線露光パワーに対してどのように依存するかを測定した測定結果を図9に示す。
図9に示すように、実施例2と比較例2とでは、実施例2のようにシロップ中に蛍光剤を添加したものの方が、露光パワーが高い場合(40mW/cm)と低い場合(4mW/cm)の両方でほぼ100%の回折効率が得られたのに対して、比較例2のようにシロップ中に蛍光剤を添加しなかったものは、露光パワーが低いと回折効率が低下することがわかる。このことから、シロップ中に蛍光剤を入れることによって、少ないエネルギーで光硬化性樹脂9を硬化できることが明らかとなった。
(実施例3)
実施例3では、シロップ中に蛍光剤としてBBOTを0.5%添加した以外は、実施例1のPDLC素子と同様にPDLC素子を作製した。
(実施例4)
実施例4では、シロップ中に蛍光剤としてBBOTを2.0%添加した以外は、実施例3のPDLC素子と同様にPDLC素子を作製した。
(比較例3)
比較例3では、シロップ中にBBOTを添加しなかった以外は、実施例3のPDLC素子と同様にPDLC素子を作製した。
そして、これら実施例3,4及び比較例3の各セルにおける光透過率が作製時の紫外線照射時間に対してどのように依存するかを測定した測定結果を図10に示す。
図10に示すように、実施例3,4と比較例3とでは、実施例3,4のようにシロップ中にBBOTを添加したものの方が露光時間に対して早くセルの光透過率が下がり、光硬化性樹脂の硬化が早く進むことがわかる。また、実施例3と実施例4とでは、BBOTの添加量が多い実施例4の方が露光時間に対して早くセルの光透過率が下がり、光硬化性樹脂の硬化が早く進むことがわかる。一方、BBOTの添加量が少ない実施例3の方が実施例4よりも最終的なセルの光透過率が低くなることがわかる。このことから、シロップ中に蛍光剤としてBBOTを入れることによって、PDLC素子の作製時間が大幅に短縮されると共に、その光透過率特性も向上することが明らかとなった。
図1は、本発明を適用したHPDLC素子の構成を示す断面図である。 図2は、高分子分散液晶層を拡大して示す模式図である。 図3は、HPDLC素子の動作を説明するための模式図である。 図4は、携帯電話機の外観を示す斜視図である。 図5は、パネル部の内部構造を示す模式図である。 図6は、光路切替スイッチの構造を示す模式図である。 図7は、本発明を適用したPDLC素子の構成を示す断面図である。 図8は、実施例1及び比較例1の紫外線照射時間と光透過率との関係を示すグラフである。 図9は、実施例2及び比較例2の紫外線露光パワーと回折効率との関係を示すグラフである。 図10は、実施例3,4及び比較例3の紫外線照射時間と光透過率との関係を示すグラフである。
符号の説明
1…HPDLC素子、2,3…透明基板、4…高分子分散液晶層、5…液晶セル、6…シール材、7,8…透明電極、9…光硬化性樹脂、10…液晶、20…携帯電話機、30…PDLC表示素子、31,32…透明基板、33…高分子分散液晶層、34…液晶セル、35…シール材、36,37…透明電極、38…光硬化性樹脂、39…液晶

Claims (8)

  1. 一対の基板の周囲がシール材によって封止された液晶セルを備え、この液晶セルの前記一対の基板間に、第1の波長の光により重合して硬化される光硬化性樹脂と液晶とを含む高分子分散液晶層が形成された高分子分散型液晶素子であって、
    前記高分子分散液晶層は、第2の波長の光により蛍光を発する物質を含むことを特徴とする高分子分散型液晶素子。
  2. 前記第1の波長の光と前記第2の波長の光とが同一の波長であることを特徴とする請求項1に記載の高分子分散型液晶素子。
  3. 前記高分子分散液晶層は、前記硬化した光硬化性樹脂中に前記液晶が分散されてなることを特徴とする請求項1に記載の高分子分散型液晶素子。
  4. 前記高分子分散液晶層は、前記硬化した光硬化性樹脂と前記液晶とが周期的に配列されてなることを特徴とする請求項1に記載の高分子分散型液晶素子。
  5. 一対の基板間に液晶と未硬化の光硬化性樹脂とを混合した混合液を注入した液晶セルに、第1の波長の光を照射し、前記光硬化樹脂を光重合により硬化させることによって、硬化した光硬化性樹脂と前記液晶とを含む高分子分散液晶層を形成する高分子分散型液晶素子の製造方法であって、
    前記混合液中に第2の波長の光により蛍光を発する物質を含有させることを特徴とする高分子分散型液晶素子の製造方法。
  6. 前記第1の波長の光と前記第2の波長の光とを同一の波長とすることを特徴とする請求項5に記載の高分子分散型液晶素子。
  7. 前記液晶セルを前記第1及び第2の波長の光で全面露光することによって、前記硬化した光硬化性樹脂中に前記液晶が分散されてなる高分子分散液晶層を形成することを特徴とする請求項5に記載の高分子分散型液晶素子の製造方法。
  8. 前記液晶セルを前記第1及び第2の波長の光で干渉露光することによって、前記硬化した光硬化性樹脂と前記液晶とが周期的に配列されてなる高分子分散液晶層を形成することを特徴とする請求項5に記載の高分子分散型液晶素子の製造方法。
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