JP2006266232A - 可変動弁機構付き内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ノックが発生することが予測されるときには、可変動弁機構を操作してバルブを圧縮行程内で一時的に開弁させる。なお、ノックの発生は、例えば、所定の判定タイミングにおける筒内圧力又は筒内温度或いはそれら何れかの積算値を所定の判定基準値と比較することによって予測することができる。
【選択図】 図5
Description
可変動弁機構付き内燃機関の制御装置であって、
バルブを圧縮行程内で開弁させることが可能な可変動弁機構と、
ノックの発生を予測するノック発生予測手段と、
前記可変動弁機構を操作して前記バルブの動作を制御するバルブ動作制御手段とを備え、
前記バルブ動作制御手段は、ノックの発生が予測されたとき、前記バルブを圧縮行程内で一時的に開弁させることを特徴としている。
前記バルブ動作制御手段は、ノックの発生が予測されたとき、各気筒のバルブを各気筒の圧縮行程内で一時的に開弁させることを特徴としている。
前記ノック発生予測手段は、ノックの発生を気筒毎に予測し、
前記バルブ動作制御手段は、何れかの気筒でノックの発生が予測されたとき、ノックの発生が予測された気筒のバルブを当該気筒の圧縮行程内で一時的に開弁させることを特徴としている。
前記バルブ動作制御手段は、発生が予測されたノックの程度に応じて、前記バルブを圧縮行程内で一時的に開弁させる際の開き量を決定することを特徴としている。
前記ノック発生予測手段は、ノックの発生を気筒毎に或いは特定気筒について予測し、
前記バルブ動作制御手段は、ノックの発生が予測された気筒の筒内圧力及び/又は筒内温度に基づいてノックの程度を判断することを特徴としている。
前記ノック発生予測手段は、気筒毎に或いは特定気筒についてノックの発生を予測するものであり、所定の判定タイミングにおける筒内圧力又は筒内温度或いはそれら何れかの積算値を所定の判定基準値と比較することによりノックの発生を予測することを特徴としている。
前記ノック発生予測手段は、冷却水水温、機関回転数、バルブオーバーラップの少なくとも1つに応じて前記判定基準値を補正することを特徴としている。
前記バルブは吸気バルブであり、
前記バルブ動作制御手段は、前記吸気バルブを今回サイクルの圧縮行程内で一時的に開弁させる際の開き量に応じて、次回サイクルの圧縮行程内で一時的に開弁させる際の開き量を補正することを特徴としている。
前記バルブは吸気バルブであり、
燃料供給量を気筒毎に制御する燃料供給量制御手段をさらに備え、
前記燃料供給量制御手段は、前記吸気バルブを今回サイクルの圧縮行程内で一時的に開弁させる際の開き量に応じて、次回サイクルで当該気筒に供給すべき燃料量を補正することを特徴としている。
前記可変動弁機構は、前記内燃機関の出力系から独立した駆動装置を有し、前記駆動装置によって前記バルブを作動させるように構成されていることを特徴としている。
図1は本発明の実施の形態としての制御装置が適用された可変動弁機構付き内燃機関の概略構成図である。内燃機関本体2はシリンダヘッド4とシリンダブロック6とから構成され、シリンダブロック6に形成されたシリンダ8内にピストン10が配置されている。このピストン10の上面と、シリンダ8の側壁面と、シリンダヘッド4とにより、燃焼室12が形成されている。燃焼室12には、点火プラグ44と燃焼室12内の圧力(筒内圧)を測定するための筒内圧センサ46が取り付けられている。
4 シリンダヘッド
6 シリンダブロック
8 シリンダ
10 ピストン
12 燃焼室
14 吸気ポート
16 排気ポート
18 吸気管
20 吸気バルブ
20a バルブリフタ
22 吸気カムシャフト
24 吸気カム
24a カムの基礎円部
24b カムのリフト部
26 モータ
28 減速ギヤ
30 排気バルブ
32 排気カムシャフト
34 排気カム
40 ECU
42 インジェクタ
44 点火プラグ
46 筒内圧センサ
48 クランク角センサ
50 水温センサ
Claims (10)
- バルブを圧縮行程内で開弁させることが可能な可変動弁機構と、
ノックの発生を予測するノック発生予測手段と、
前記可変動弁機構を操作して前記バルブの動作を制御するバルブ動作制御手段とを備え、
前記バルブ動作制御手段は、ノックの発生が予測されたとき、前記バルブを圧縮行程内で一時的に開弁させることを特徴とする可変動弁機構付き内燃機関の制御装置。 - 前記バルブ動作制御手段は、ノックの発生が予測されたとき、各気筒のバルブを各気筒の圧縮行程内で一時的に開弁させることを特徴とする請求項1記載の可変動弁機構付き内燃機関の制御装置。
- 前記ノック発生予測手段は、ノックの発生を気筒毎に予測し、
前記バルブ動作制御手段は、何れかの気筒でノックの発生が予測されたとき、ノックの発生が予測された気筒のバルブを当該気筒の圧縮行程内で一時的に開弁させることを特徴とする請求項1記載の可変動弁機構付き内燃機関の制御装置。 - 前記バルブ動作制御手段は、発生が予測されたノックの程度に応じて、前記バルブを圧縮行程内で一時的に開弁させる際の開き量を決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の可変動弁機構付き内燃機関の制御装置。
- 前記ノック発生予測手段は、ノックの発生を気筒毎に或いは特定気筒について予測し、
前記バルブ動作制御手段は、ノックの発生が予測された気筒の筒内圧力及び/又は筒内温度に基づいてノックの程度を判断することを特徴とする請求項4記載の可変動弁機構付き内燃機関の制御装置。 - 前記ノック発生予測手段は、気筒毎に或いは特定気筒についてノックの発生を予測するものであり、所定の判定タイミングにおける筒内圧力又は筒内温度或いはそれら何れかの積算値を所定の判定基準値と比較することによりノックの発生を予測することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の可変動弁機構付き内燃機関の制御装置。
- 前記ノック発生予測手段は、冷却水水温、機関回転数、バルブオーバーラップの少なくとも1つに応じて前記判定基準値を補正することを特徴とする請求項6記載の可変動弁機構付き内燃機関の制御装置。
- 前記バルブは吸気バルブであり、
前記バルブ動作制御手段は、前記吸気バルブを今回サイクルの圧縮行程内で一時的に開弁させる際の開き量に応じて、次回サイクルの圧縮行程内で一時的に開弁させる際の開き量を補正することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の可変動弁機構付き内燃機関の制御装置。 - 前記バルブは吸気バルブであり、
燃料供給量を気筒毎に制御する燃料供給量制御手段をさらに備え、
前記燃料供給量制御手段は、前記吸気バルブを今回サイクルの圧縮行程内で一時的に開弁させる際の開き量に応じて、次回サイクルで当該気筒に供給すべき燃料量を補正することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の可変動弁機構付き内燃機関の制御装置。 - 前記可変動弁機構は、前記内燃機関の出力系から独立した駆動装置を有し、前記駆動装置によって前記バルブを作動させるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の可変動弁機構付き内燃機関の制御装置。
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