JP2006263852A - 裁断方法および裁断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 押圧機構やスリット装置の調整の煩わしさがなく、しかも大きなバリが生じさせることなく、裁断と同時に製品側側縁部の形状を作り込める裁断方法および裁断装置の提供。
【解決手段】少なくとも一方の面が塗工面である塗工ウェブを、裁断部材で板厚方向に挟み付けて裁断する裁断方法であって、前記裁断部材において、前記塗工ウェブにおける塗工面にシート状の介在物を介在させて裁断する裁断方法、および少なくとも一方の面が塗工面である塗工ウェブを板厚方向に挟みつけて裁断する裁断部材を備え、前記裁断部材においては、前記塗工ウェブにおける塗工面にシート状の介在物を介在させて裁断する裁断装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、裁断方法および裁断装置に係り、特に、円板状の上刃と下刃とを回転させて平版印刷版を裁断する裁断方法および裁断装置において、大きなバリが生じさせることなく、裁断と同時に製品側側縁部の形状を作り込める裁断方法および裁断装置に関する。
新聞用の刷版は、実際に使用する紙よりもサイズが小さいので、切断辺即ち刷版の周囲の部分にインクが付着すると、それが印刷紙面に転写されて汚れになり、新聞の商品価値を損ねることがある。
そこで、前記刷版における製版層が形成された側の面の端縁をローラなどで押圧して押し潰し、面取り面を形成すること(特許文献1)が検討された。
また、金属板を板厚方向に挟みつけて裁断する切断部材を有する金属板加工装置において前記金属板に接離可能に配置され、前記切断部材で切断された金属の製品側における側縁近傍を表面から押圧して傾斜面を形成する金属加工装置が提案された(特許文献2)。
特開平11−48629号公報 特開2001−79719号公報
しかしながら、刷版を裁断中または裁断後に製品側の切断端面を押圧して変形させるには、裁断装置に押圧機構を設ける必要があったが、押圧機構は構成が複雑であり、また、切断刃のクリアランスの管理が困難であるという問題もあった。
特に、多品種少量生産を行なうときは、刷版を裁断して形成されるスリットの位置を高頻度で変更することが要求されるが、前記押圧機構を備えた裁断装置においては、スリットの位置を変更する度に、押圧機構や、前記スリットを形成するスリット装置の上刃と下刃との相対位置を調整する煩わしさがあった。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、押圧機構やスリット装置の調整の煩わしさがなく、しかも大きなバリが生じさせることなく、裁断と同時に製品側側縁部の形状を作り込める裁断方法および裁断装置の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、少なくとも一方の面が塗工面である塗工ウェブを、裁断部材で板厚方向に挟み付けて裁断する裁断方法であって、前記裁断部材において、前記塗工ウェブにおける塗工面にシート状の介在物を介在させて裁断することを特徴とする裁断方法に関する。
前記裁断方法においては、塗工ウェブの塗工面に介在物を重ねて切断しているから、塗工面においては、切断部材の食込みが遅れる。したがって、前記面においては、切断部材で切断されるまでに切断部の近傍が大きく圧縮変形されるから、切断部材同士のクリアランスを小さくしてバリが生じ難い条件で裁断した場合においても、切断縁の近傍に傾斜、即ちダレが必要充分な大きさに形成されて切断縁が丸く形成される。したがって、平版印刷版の裁断に適用すれば、高い印刷品質の得られる製品が製造できる。
請求項2に記載の発明は、前記塗工ウェブは一定方向に搬送されるとともに、前記裁断部材は、前記搬送方向と同一の方向に回転する回転刃である請求項1に記載の裁断方法に関する。
前記裁断方法によれば、塗工ウェブを一定方向に搬送しつつ、前記搬送方向に沿って連続的に所定幅で裁断できるから生産性が高い。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の裁断方法において、介在物の厚さを変えることにより、前記塗工ウェブの切断縁に形成される傾斜面の厚さ方向の傾斜量を変化させるものに関する。
前記裁断方法によれば、介在物の厚さを変えることによりダレの大きさを変化させているから、ダレの大きさを変化させるための特別な機構が不要であるという特長がある。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の裁断方法において、前記介在物として紙、プラスチックシート、皮革、またはゴムシートを用いるものに関する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の裁断方法において、前記介在物の厚みが0.03〜0.25mmの範囲である方法に関する。
紙、プラスチックシート、皮革、ゴムシートは、何れも柔軟であるから、塗工ウェブの塗工面がもろい場合であっても、塗工面を損傷させることがない。
また、介在物の厚みが前記範囲内であれば、製品側の切断縁に最も効果的にダレを形成できる。
請求項6に記載の発明は、少なくとも一方の面が塗工面である塗工ウェブを板厚方向に挟みつけて裁断する裁断部材を備え、前記裁断部材においては、前記塗工ウェブにおける塗工面にシート状の介在物を介在させて裁断することを特徴とする裁断装置に関する。
請求項1のところで説明したように、前記裁断装置においても、塗工ウェブの塗工面に介在物を重ねて切断しているから、塗工面においては、切断部材の食込みが遅れる。したがって、前記面においては、切断部材で切断されるまでに切断部の近傍が大きく圧縮変形されるから、切断部材同士のクリアランスを小さくしてバリが生じ難い条件で裁断した場合においても、切断縁の近傍に傾斜、即ちダレが必要充分な大きさに形成されて切断縁が丸く形成される。
故に、ダレを形成するための押圧機構を省略でき、多品種少量生産をおこなう場合においても、只端にスリット幅を調整するだけでよいから、裁断装置の調整が楽になる。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の裁断装置において、前記裁断部材は、一定方向に搬送される前記塗工ウェブに対し、前記搬送方向と同一の方向に回転する回転刃であるものに関する。
前記裁断装置においては、塗工ウェブを一定方向に搬送しつつ、回転刃で連続的に裁断できるから生産性が高い。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の裁断装置において、前記塗工ウェブの搬送方向に沿って前記裁断部材の上流側に位置し、前記塗工ウェブにおける塗工面が形成された側の面と前記裁断部材との間に前記介在物を介在させる介在物供給手段と、前記塗工ウェブの搬送方向に沿って前記裁断部材の下流側に位置し、前記裁断部材で裁断された介在物を回収する介在物回収手段とを備えるものに関する。
前記裁断装置によれば、介在物の供給と回収とが自動的に行なわれる。
請求項9に記載の発明は、請求項6〜8の何れか1項に記載の裁断装置において、前記塗工ウェブが平版印刷版であるものに関する。
前記裁断装置で平版印刷版を裁断することにより、バリが小さく、印字品質の優れた製品が得られる。
請求項10に記載の発明は、請求項6〜9の何れか1項に記載の裁断装置において、前記介在物として紙、プラスチックシート、皮革、またはゴムシートを用いるものに関する。
前記裁断装置において介在物として使用される紙、プラスチックシート、皮革、ゴムシートは、何れも柔軟であるから、塗工ウェブの塗工面がもろい場合であっても、塗工面を損傷させることがない。
以上説明したように本発明によれば、押圧機構を用いることなく、しかも大きなバリを生じさせることなく、裁断と同時に製品側側縁部の形状を作り込める裁断方法および裁断装置が提供される。
1.実施形態1
本発明の裁断装置の一例について以下に説明する。
実施形態1に係る裁断装置100は、矢印aで示す搬送方向に沿って、製版面Pが上側になるように搬送される平版印刷版ウェブWを所定の幅に裁断するスリッタ部2と、搬送方向aに対してスリッタ部2の上流側に位置し、スリッタ部2に介在シート10を供給する介在シート供給部4と、搬送方向aに対してスリッタ部2の下流側に位置し、スリッタ部2に供給された介在シート10を巻き取る介在シート回収部6とを備える。介在シート供給部4および介在シート回収部6は、夫々本発明における介在物供給手段および介在物回収手段に相当する。なお、スリッタ部2に介在シート回収部6を設ける代りに、スリッタ部2を通過した介在シート10を細片状に切断してもよい。また、図1においてQは、平版印刷版ウェブWの非製版面を示す。
介在シート供給部4と介在シート回収部6とは、何れも平版印刷版ウェブWが通過する搬送経路の上側に位置する。なお、介在シート供給部4と介在シート回収部6とは、必ずしも前記搬送経路の上方に設ける必要はなく、介在シート10の経路の途中にパスローラを付加すれば、前記搬送経路の下方や側方など、任意の場所に設けることができる。
介在シート供給部4とスリッタ部2との間には、介在シート供給部4から供給された介在シート10を平版印刷版ウェブWの製版面Pに当接させる入口側ローラ7が、スリッタ部2と介在シート回収部6との間には、スリッタ部2を通過した介在シートを介在シート回収部6に誘導する出口側ローラ8が設けられている。
スリッタ部2は、図1に示すように、両端部に設けられた2つのトリミング部20と、中央部に設けられたセンタ部22とから構成されている。
トリミング部20は、平版印刷版ウェブWの両側縁部をトリミングする機能を有し、センタ部22は、平版印刷版ウェブを2つに裁断する機能を有する。トリミング部20とセンタ部22とは同軸に設けられている。なお、実施形態1ではセンタ部22が1つしか設けられていないが、センタ部22は2つ以上であってもよく、また、必ずしも等間隔に設けられている必要はない。
トリミング部20は、上刃12と下刃14とを1枚づつ備え、センタ部22は、上刃12と下刃14とを2枚づつ備える。上刃12と下刃14とは、何れも円板状であるが、上刃12は、大部分が平版印刷版ウェブWの搬送経路よりも上方に位置し、下刃14は、大部分が平版印刷版ウェブWの搬送経路よりも下方に位置する。上刃12と下刃とは、刃先面の一部が重なり合うように配設されている。センタ部22においては、2枚の上刃12は一定の間隔を置いて同軸に設けられ、下刃14は、上刃12の外側に配設されている。
介在シート供給部4は、3つの介在シート巻出し部16を有し、介在シート回収部6は、矢張り3つの介在シート巻取り部18を有する。介在シート供給部4の3つの介在シート巻出し部16のうち、外側の2つは、夫々トリミング部20に向って介在シート10を巻き出し、中央の1つは、センタ部22に向って介在シート10を巻き出す。同様に、介在シート回収部6の3つの介在シート巻取り部18のうち、外側の2つは、夫々トリミング部20を通過した介在シートを、中央部の1つは、センタ部22を通過した介在シートを巻き取って回収するためのものである。
介在シート10は、本発明における介在物に相当し、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレン樹脂、PET、PBT、ポリスチレン、軟質塩化ビニル樹脂、脂肪族ポリアミドなどの合成樹脂の塗工ウェブ、各種合紙ウェブ、および各種ゴムや熱可塑性エラストマ−のシートなどが使用される。介在シート10の厚みは30μ(0.03mm)〜250μ(0.25mm)の範囲が好ましい。
平版印刷版ウェブWは、感光型、感熱型、レーザ露光型など、各種の平版印刷版ウェブを包含する。
以下、実施形態1の裁断装置100の作用について述べる。
介在シート供給部4において介在シート巻出し部16から巻き出された3本の介在シート10は、夫々入口側ローラ7によって平版印刷版ウェブWの製版面Pに当接され、平版印刷版ウェブWとともにスリッタ部2に送られる。
スリッタ部2においては、平版印刷版ウェブWと介在シート10とは、トリミング部20で側縁部が裁断されてトリミングされ、同時にセンタ部22で所定の幅に裁断される。トリミング部20およびセンタ部22で平版印刷版ウェブWが裁断されて生じたストリップ状の耳屑は、耳処理装置(図示せず。)に誘導される。一方、介在シート10は、トリミング部20およびセンタ部22で裁断された後、介在シート回収部6における3つの介在シート巻き取り部18に夫々巻き取られる。
スリッタ部2において平版印刷版ウェブWと介在シート10とが裁断される機序を以下に詳説する。
スリッタ部2の備えるトリミング部20およびセンタ部22において、平版印刷版ウェブWと介在シート10とが上刃12と下刃14との間に噛み込まれると、図2において(A)に示すように、平版印刷版ウェブWと介在シート10とが上刃12と下刃14との間に挟まれて下刃14よりも外側の部分が下方に屈曲する。そして、介在シート10が上刃12によって切断されるとともに、平版印刷版ウェブWが益々大きく変形し、切断縁の近傍が下方に大きく屈曲し、丸みが形成される。そして、同図において(B)に示すように切断縁の近傍が丸く変形した状態から平版印刷版ウェブWの切断が開始される。
ここで、介在シート10を用いることなく平版印刷版ウェブWを裁断した場合には、図3において(A)に示すように上刃12と下刃14とのクリアランスcを小さくとれば平版印刷版ウェブWの切断縁に形成されるバリは小さいが、ダレも小さい。一方、大きなダレを形成しようとすれば、図3において(B)に示すように、前記クリアランスcを大きく設定する必要があるが、前記クリアランスcを大きくすると、平版印刷版ウェブWの切断縁に形成されるバリも大きくなる。
これに対し、図2において(C)に示すように、介在シート10を使用すれば、上刃12と下刃14との間のクリアランスcを小さく設定しても、平版印刷版ウェブWの切断縁に大きなダレが形成される。しかも、前記クリアランスcが小さいので平版印刷版ウェブWの切断縁に大きなバリが生じることはない。また、後述する実施例でも示すように、介在シート10の厚さを変えることにより、製版印刷版ウェブWの切断縁に形成されるダレの厚さ方向の大きさを調節できる。具体的には、厚さの大きな介在シート10を用いれば、より大きなダレを形成でき、厚さの小さな介在シートを用いれば、より小さなダレを形成できる。
塗工ウェブの中には塗工面に形成された塗層が非常にもろく、裁断時に塗層に欠けが発生するものがあるが、実施形態1に係る裁断装置100を用いれば、上刃12が塗工ウェブに当る際に介在シート10がクッションの役割を果たすから、塗層に欠けが生じることはない。
また、切断と同時に切断縁にダレを形成するので、切断縁を押圧する押圧機構をスリッタ部とは別に設ける必要がなく、またスリッタ部2に押圧部材を設ける必要もない。したがって、裁断装置100は構成が簡略化できる。
加えて、従来の裁断装置で平版印刷版ウェブWを裁断すると、平版印刷版ウェブWの支持体であるアルミニウムウェブが裁断時の熱で溶融し、上刃12および下刃14の刃先に付着して上刃12と下刃14との切れ味が低下する。また、上刃12と下刃14との寿命も短くなる。
しかしながら、裁断装置100によれば、上刃12および下刃14の刃先が介在シート10を裁断するまでは、平版印刷版ウェブWには接触しないから、刃先が平版印刷版ウェブWに直接振れる時間が短縮され、上刃12および下刃14の寿命が長くなる。
(実施例1)
2種類の感熱型平版印刷版ウェブWを、介在シート10として種類および厚さの異なる各種シートを用い、実施形態1の裁断装置100においてトリミング部20およびセンタ部22の上刃12と下刃14とのクリアランスcを50μmに設定して裁断し、ダレ量を測定した。ダレ量は、図5に示すように、ダレの平版印刷版ウェブWの厚さ方向に沿った大きさとして定義できる。50μmのクリアランスは、実施形態1の裁断装置100においてバリの生じない最大のクリアランスであった。結果を図4に示す。
図4から明らかなように、介在シート10はないときよりもあるときの方が、ダレ量が大きく、また、介在シート10の厚さが厚いほど、ダレ量が大きくなることが判る。
本発明のスリッタ装置は、塗工ウェブ状の平版印刷版を所定の幅に裁断するのに使用できるだけでなく、塗装鋼板などの塗工金属塗工ウェブなどを所定幅に裁断するのにも好ましく使用できる。
図1は、実施形態1に係る裁断装置の構成の概略を示す斜視図である。 図2は、実施形態1に係る裁断装置において平版印刷版ウェブが裁断される機序を示す説明図である。 図3は、介在シートを使用しない場合における上刃と下刃との間のクリアランスの大きさと平版印刷版ウェブの切断縁に形成されるダレおよびバリの大きさとの関係を示す説明図である。 図4は、介在シートの種類および厚みを変えて平版印刷版ウェブを裁断したときの、介在シートの種類および厚みとダレ量との関係を示すグラフである。 図5は、前記ダレ量の定義を示す説明図である。
符号の説明
2 スリッタ部
4 介在シート供給部
6 介在シート回収部
7 入口側ローラ
8 出口側ローラ
10 介在シート
12 上刃
14 下刃
16 介在シート巻出し部
18 介在シート巻き取り部
20 トリミング部
22 センタ部
100 裁断装置
W 平版印刷版ウェブ

Claims (10)

  1. 少なくとも一方の面が塗工面である塗工ウェブを、裁断部材で板厚方向に挟み付けて裁断する裁断方法であって、前記裁断部材において、前記塗工ウェブにおける塗工面にシート状の介在物を介在させて裁断することを特徴とする裁断方法。
  2. 前記塗工ウェブは一定方向に搬送されるとともに、前記裁断部材は、前記搬送方向と同一の方向に回転する回転刃である請求項1に記載の裁断方法。
  3. 介在物の厚さを変えることにより、前記塗工ウェブの切断縁に形成される傾斜面の厚さ方向の傾斜量を変化させる請求項1または2に記載の裁断方法。
  4. 前記介在物として紙、プラスチックシート、皮革、またはゴムシートを用いる請求項1〜3の何れか1項に記載の裁断方法。
  5. 前記介在物の厚みは0.03〜0.25mmの範囲である請求項4に記載の裁断方法。
  6. 少なくとも一方の面が塗工面である塗工ウェブを板厚方向に挟みつけて裁断する裁断部材を備え、
    前記裁断部材においては、前記塗工ウェブにおける塗工面にシート状の介在物を介在させて裁断することを特徴とする裁断装置。
  7. 前記裁断部材は、一定方向に搬送される前記塗工ウェブに対し、前記搬送方向と同一の方向に回転する回転刃である請求項6に記載の裁断装置。
  8. 前記塗工ウェブの搬送方向に沿って前記裁断部材の上流側に位置し、前記塗工ウェブにおける塗工面が形成された側の面と前記裁断部材との間に前記介在物を介在させる介在物供給手段と、
    前記塗工ウェブの搬送方向に沿って前記裁断部材の下流側に位置し、前記裁断部材で裁断された介在物を回収する介在物回収手段とを
    備える請求項7に記載の裁断装置。
  9. 前記塗工ウェブは平版印刷版である請求項6〜8の何れか1項に記載の裁断装置。
  10. 前記介在物は、紙、プラスチックシート、皮革、またはゴムシートである請求項6〜9の何れか1項に記載の裁断装置。
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