JP2006263090A - 遊技システム及び遊技場管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 遊技情報を提供しないことも含め遊技情報の提供条件を多様化する。
【解決手段】 本発明の遊技システムは、各遊技機若しくは各遊技者の遊技情報を管理する遊技情報管理手段と、高いレベルの遊技者は低いレベルの遊技者に係る遊技情報を閲覧できるが、逆の場合は閲覧できなくする閲覧可能レベルを、各遊技者について管理するレベル管理手段と、入力操作に応じて、遊技情報を要求する遊技情報要求手段と、遊技情報の要求元遊技者の閲覧可能レベルと、遊技情報が要求された遊技機で遊技中の遊技者の閲覧可能レベルとに基づいて、要求を受け入れられるか否かを決定し、要求が受け入れられる場合に、遊技情報管理手段が管理する遊技情報を返信する遊技情報提供判断手段と、返信された遊技情報を、要求元遊技者に出力する遊技情報出力手段とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の遊技システムは、各遊技機若しくは各遊技者の遊技情報を管理する遊技情報管理手段と、高いレベルの遊技者は低いレベルの遊技者に係る遊技情報を閲覧できるが、逆の場合は閲覧できなくする閲覧可能レベルを、各遊技者について管理するレベル管理手段と、入力操作に応じて、遊技情報を要求する遊技情報要求手段と、遊技情報の要求元遊技者の閲覧可能レベルと、遊技情報が要求された遊技機で遊技中の遊技者の閲覧可能レベルとに基づいて、要求を受け入れられるか否かを決定し、要求が受け入れられる場合に、遊技情報管理手段が管理する遊技情報を返信する遊技情報提供判断手段と、返信された遊技情報を、要求元遊技者に出力する遊技情報出力手段とを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は遊技システム及び遊技場管理装置に関し、例えば、会員カードで遊技を楽しめるパチンコ機やパチスロ機を有する遊技場のシステムや装置に適用し得るものである。
遊技者が知りたい遊技機の遊技情報を取得させる遊技システムは種々提案されている。中には、複数の遊技情報などを同時に提示するものもある。
特許文献1には、同一の遊技機について、他人が遊技していたときでの遊技情報と自己の遊技情報とを同一画面で表示することが記載されている。
また、特許文献2には、遊技客が獲得した遊技媒体の計数数を、ランキング形式で表示することが記載されている。
さらに、特許文献3には、所定条件(例えば来店回数が50回以上)を満たす複数の他の遊技者の遊技情報を一覧表示することが記載されている。
特開平10−146432号公報
特開2002−219266号公報
特開2004−275252号公報
特許文献1〜特許文献3に記載の方法をも含め、従来の遊技情報の表示方法は、表示対象の遊技者(遊技者の具体的な情報が不明な場合を含む)が誰であれ、同じ表示方法を適用していた。ランキングの上位者という制約がある場合でも、上位者に属すると常に表示されており、上位者がどのような遊技者かという点で制約を加えるようなことはなされていない。
しかしながら、遊技場には、多くの遊技者がいるため、ある観点から見れば全ての遊技者を同一視できないことも多い。例えば、その日に勝っている遊技者もいれば負けている遊技者もいる。また例えば、来店が1回限りの飛び込み遊技者もいれば常連客も存在する。
そのため、遊技者を区別することなく、遊技情報を表示する方法に対し、表示される遊技者が不満を抱くことも考えられる。また、遊技場運営者の中には、例えば、一律の表示より、常連客が得する表示を望む者もいる。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、遊技情報の提供条件を多様化できる遊技システム及び遊技場管理装置を提供しようとしたものである。
かかる課題を解決するために、第1の本発明の遊技システムは、(1)少なくとも各遊技者の遊技情報を管理する遊技情報管理手段と、(2)レベルが異なる2人の遊技者間では、高いレベルの遊技者は低いレベルの遊技者に係る遊技情報を閲覧できるが、逆の場合は閲覧できなくする閲覧可能レベルを、各遊技者について管理するレベル管理手段と、(3)入力操作に応じて、遊技情報を要求する遊技情報要求手段と、(4)上記遊技情報の要求元遊技者の閲覧可能レベルと、遊技情報が要求された遊技者の閲覧可能レベルとに基づいて、上記要求を受け入れられるか否かを決定し、要求が受け入れられる場合に、上記遊技情報管理手段が管理する遊技情報を返信する遊技情報提供判断手段と、(5)返信された遊技情報を、要求元遊技者に出力する遊技情報出力手段とを有することを特徴とする。
また、第2の本発明の遊技場管理装置は、遊技場内に設置された複数の遊技関連装置とネットワークを通じて接続し、遊技場における各遊技機の状況及び情報を管理するものであって、(1)少なくとも各遊技者の遊技情報を管理する遊技情報管理手段と、(2)レベルが異なる2人の遊技者間では、高いレベルの遊技者は低いレベルの遊技者に係る遊技情報を閲覧できるが、逆の場合は閲覧できなくする閲覧可能レベルを、各遊技者について管理するレベル管理手段と、(3)上記遊技関連装置から遊技情報が要求されたとき、要求元遊技者の閲覧可能レベルと、遊技情報が要求された遊技者の閲覧可能レベルとに基づいて、上記要求を受け入れられるか否かを決定し、要求が受け入れられる場合に、上記遊技情報管理手段が管理する遊技情報を返信する遊技情報提供判断手段とを有することを特徴とする。
本発明の遊技システム及び遊技場管理装置によれば、遊技情報の要求元遊技者と要求先遊技者の閲覧可能レベル関係に応じて、遊技情報の提供有無を決定するようにしたので、遊技者の閲覧可能レベルの設定により、遊技情報の提供条件を多様化させることができる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明の遊技システム及び遊技場管理装置の第1の実施形態について説明する。
以下、本発明の遊技システム及び遊技場管理装置の第1の実施形態について説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
(A−1−1)全体構成
図1は、第1の実施形態の遊技システムの全体構成を示す説明図である。
(A−1−1)全体構成
図1は、第1の実施形態の遊技システムの全体構成を示す説明図である。
図1において、遊技システム1は、遊技場管理装置2と、N(Nは自然数)台の遊技機3(3−1〜3−n)と、N台の遊技媒体台間貸出機4(4−1〜4−n)が、ネットワーク5に接続されて構成される。
ネットワーク5は、専用網、公衆網のいずれの通信網でも良く、また、有線網、無線網のいずれでも良く、さらに、網トポロジーはメッシュ状、バス状、リング状、スター状及びこれらの組合せのいずれであっても良い。さらにまた、この第1の実施形態の場合、ネットワーク5を介して実行する通信方式や変調方式も限定されないものである。
遊技場管理装置2は、例えば、パーソナルコンピュータやサーバ等の情報処理装置が該当する。遊技場管理装置2は、各遊技機3−1〜3−Nから遊技データなどを収集すると共に、各遊技媒体台間貸出機4−1〜4−Nから遊技媒体の供給データなどを収集するものである。また、遊技場管理装置2は、収集したデータそのものを含んだり、収集したデータを加工して生成したりした遊技情報を管理するものである。さらに、遊技場管理装置2は、会員遊技者のデータも管理するものである。さらにまた、遊技場管理装置2は、遊技媒体台間貸出機4からの要求に応じて、遊技媒体台間貸出機4に要求された遊技情報を与えるものである。
遊技機3は、パチンコ機、スロットマシン、パチスロ機等の遊技場に設置されるものであれば、いずれも適用可能であるが、以下では、遊技機3がパチスロ機であるとして説明する。遊技機(パチスロ機)3は、例えば、右側に隣接する遊技媒体台間貸出機4から遊技媒体(メダル)の供給を受けて遊技を進行するものであり、遊技結果などの遊技データを遊技場管理装置2に送信する機能を有するものである。
遊技媒体台間貸出機(いわゆるサンド)4は、遊技関連装置の一例である。遊技関連装置は、遊技媒体台間貸出機のほかに、例えば、各遊技機の上部に設けられた島ランプや、両替機、プリペードカード購入機、遊技情報専用表示装置など遊技場内に設けられたものであって、少なくとも通信部、表示部及び操作部などを搭載する遊技に関連する装置であり、遊技関連装置は遊技機を含む概念である。
遊技媒体台間貸出機4は、例えば、遊技機3の右側に隣接して配置され、遊技者に対して遊技媒体を貸し出すものであり、遊技場管理装置2との通信機能や、受信情報の出力機能を備えるものである。なお、遊技媒体の購入方式として、例えば、プリペードカード方式(前払い方式)、現金方式、貯玉利用方式(例えば、会員に認めている)など種々の方式があるが、この第1の実施形態の遊技媒体台間貸出機4は、プリペードカードや会員カードなどのカードを利用した方式に対応できるものとして説明する。
なお、図2は、遊技機3と遊技媒体台間貸出機4とが交互に設置されている様子を示している。図2は、遊技機3の右側に遊技媒体台間貸出機4が隣接して設けられ、遊技機3と遊技媒体台間貸出機4とが1対1に対応している例である。
以下では、遊技場管理装置2及び遊技媒体台間貸出機4の詳細構成を説明する。なお、遊技機3は、既存のものと同様であるので、その説明は省略する。
(A−1−2)遊技場管理装置2の構成
図3は、第1の実施形態の遊技場管理装置2の機能的な構成を示すブロック図である。
図3は、第1の実施形態の遊技場管理装置2の機能的な構成を示すブロック図である。
遊技場管理装置2は、上述したように、例えば、パーソナルコンピュータやサーバ等の情報処理装置が該当するが、第1の実施形態の特徴との関係から言えば、大きくは、通信部11、制御部12、情報保存部13を有する。なお、遊技場管理者などとのマンマシンインターフェースのための入力部や表示部や印刷部等を有するが、図3では、これらを省略している。
通信部11は、予め定められている通信方式に従って、ネットワーク5を介した当該遊技場管理装置2と遊技機3との間の情報授受や、ネットワーク5を介した当該遊技場管理装置2と遊技媒体台間貸出機4との間の情報授受などを実行するものである。
制御部12は、例えば、CPU、ROM、RAM(EEPROMなどの不揮発性の書換可能メモリを含む概念とする)等により構成されており(例えば、マイクロコンピュータ)、当該遊技場管理装置2における全体の制御機能を司っているものである。例えば、CPUは、ROMに格納されている処理プログラム(後述する動作の項参照)を、ROMに格納されている固定データやRAMに格納されてテンポラリデータを用い、RAMをワーキングメモリとして用いて実行することにより、遊技場管理装置2の各種機能を実現させる。
制御部12は、第1の実施形態の特徴との関係から言えば、機能的に、データ収集機能部12a、情報生成機能部12b、情報検索機能部12c、会員登録機能部12dを有する。
データ収集機能部12aは、ネットワーク5を通じて、遊技機3や遊技媒体台間貸出機4のデータを収集する機能である。
情報生成機能部12bは、データ収集機能12aが遊技機3や遊技媒体台間貸出機4からデータを収集したときに、情報保存部13の遊技情報保存部13aに保存されている遊技情報に追加したり更新したりする遊技情報(後述する図4〜図6参照)を生成して遊技情報保存部13aに保存させるものである。また、情報生成機能部12bは、会員遊技者が遊技中の遊技機3や遊技媒体台間貸出機4からデータを収集したときに、会員情報保存部13bにおける遊技情報の項目に対しても、遊技情報の追加や更新を行うものである。この実施形態では、情報生成機能部12bは、閲覧可能レベルの更新機能も担っているものとする。
情報検索機能部12cは、ネットワーク5を介した、遊技媒体台間貸出機4から与えられた遊技情報要求に基づき、必要に応じて、会員情報保存部13bを参照しつつ、要求に応じた遊技情報を遊技情報保存部13aから検索し、その検索した遊技情報そのもの又はそれを加工した遊技情報を、通信部11を介して、要求元の遊技媒体台間貸出機4に返信するものである。ここで、第1の実施形態の情報検索機能部12cは、遊技情報要求が与えられた際、要求元の遊技者の閲覧可能レベルと、要求先の閲覧可能レベルとの関係によって遊技情報を返信するか否かを決定するものである。
会員登録機能部12dは、当該遊技場(若しくは当該遊技場の運営会社など)の会員遊技者の書誌的な情報(氏名や会員IDなど)や遊技に関する情報を、会員情報保存部13bに登録したり、登録削除したりするものである。ここで、会員登録又は登録削除に関する情報の入力方法などは問わない。例えば、遠隔入力されたものであっても良く、また、当該遊技場管理装置2の入力部から入力されたものであっても良い。
情報保存部13は、例えば、ハードディスクなどの大容量記憶装置及びそのアクセス構成が該当する。なお、情報保存部13が、当該遊技場管理装置2の別装置として設けられており、当該遊技場管理装置2と通信により情報を授受するものであっても良い。情報保存部13は、機能的には、遊技情報保存部13a、会員情報保存部13bを少なくとも有する。その他、売り上げなどの経理面の情報を有する保存部などがあっても良い。
遊技情報保存部13aに保存される遊技機3の遊技情報は、大きくは、例えば、図4に示すような履歴情報PLY1と、図5に示すような現状情報PLY2と、図6に示すようなスランプグラフ情報PLY3とに分かれている。
履歴情報PLY1は、図4に示すように、各遊技機3の台番号を識別情報とし、各遊技機3の機種名、「本日」、「前日」、「前々日」の3日間(履歴日数はこれに限定されない)での、メダル払出数、メダル投入数、差メダル数、総スタート回数、ボーナス入賞回数、確変回数、時短回数、ボーナス入賞確率、ボーナス入賞間ゲーム回数等を管理項目とする。例えば、「本日」分については、現在時刻までの情報となっており、1ゲーム毎に更新する。
なお、ある遊技機3の台番号が「YYYY−1」であれば、その遊技機3に対応する遊技媒体台間貸出機4の識別番号が「YYYY−2」であるように、1組の遊技機3及び遊技媒体台間貸出機4の番号は、一方の番号が分かれば他方の番号が分かるように割り振られている。若しくは、遊技場管理装置2から見れば、遊技機3及び遊技媒体台間貸出機4が恰も1個の装置に見えるようになされている。
現状情報PLY2は、図5に示すように、各遊技機3の台番号を識別情報とし、各遊技機3の機種名、遊技者、遊技中(か否か)、現在のゲーム数、ゲーム開始時間、ゲーム終了時間、ゲーム開始時間以降の上述と同様な履歴情報等を管理項目としている。ここで、「遊技者」の項目に記述される遊技者は、例えば、遊技場の会員として登録されている遊技者の情報であり、氏名などで記述されても良く、また、会員ID(などのコード)で記述されても良い。また、「遊技中」ではない遊技機3については、直前の遊技中における管理項目の最終的な値が書き込まれている。
スランプグラフ情報PLY3も、各遊技機3の台番号を識別情報として管理されているものであり、メダル払出数からメダル投入数を差し引いた差メダル数の、営業開示時刻から現在までの5分刻み(他の時間の刻みであっても良い)の時系列データとなっており、図6は、ある遊技機3について表示イメージで記載したものである。
会員情報保存部13bは、図7に示すような会員遊技者の情報を保存しているものである。会員遊技者の情報は、会員カードに記述されている会員IDを識別情報として管理されているものであり、氏名、住所などの書誌的情報、貯玉数(貯コイン数)や前払い金額などの遊技媒体に変換可能な金銭的な情報、現時点の遊技機3を特定する台番号、当日の履歴情報(図4の履歴情報と同様)、所定期間内の過去の履歴情報(過去の来店日時、過去の来店回数、過去に遊技した台番号や機種名に関する情報、過去の遊技機への投入金額の合計、過去の大当たり日時や回数、過去のトータルゲーム数)、閲覧可能レベルなどである。
ここで、「閲覧可能レベル」は、遊技情報の取得要求があった場合に、その要求を受け入れるか否かの判断に供する遊技者のレベルをいい、レベル数は2以上であれば任意である。例えば、レベルAの遊技者が、レベルBの遊技者の遊技情報を要求したときにはその遊技情報の閲覧を許可するが、逆に、レベルBの遊技者が、レベルAの遊技者の遊技情報を要求したときにはその遊技情報の閲覧を制限する。ここでの制限は、閲覧の完全的な拒否であっても良く、一部項目の閲覧拒否(例えば、スランプグラフ情報の拒否や当日の遊技情報の拒否(前日及び前々日はOK))であっても良く、レベル数によってはこれらを併用しても良い。例えば、レベルCの遊技者が、レベルAの遊技者の遊技情報を要求したときにはその遊技情報の閲覧を完全に拒否し、レベルBの遊技者が、レベルAの遊技者の遊技情報を要求したときには一部項目の閲覧だけを拒否する。また、同レベルの遊技者が要求元及び要求先の場合は、制限するように定めても良く、制限しないように定めても良い。さらに、会員遊技者以外の遊技者(例えば、プリペードカードや現金で遊技媒体の貸し出しを受けていて遊技者を特定できない場合)については、閲覧可能レベルを最低レベルとして扱う。
要求元遊技者及び要求先遊技者の閲覧可能レベルの関係に基づく制約は、情報検索機能部12cとしての実行用プログラムで記述していても良く、情報検索機能部12cに係る固定データなどとしてROMやEEPROMに書き込んでおいても良い。
「閲覧可能レベル」は、固定設定されたものであっても良く、来店量や遊技量に係る統計量(来店回数、投入金額の合計、トータルゲーム数など)若しくは大当たりに係る統計量(大当たり回数、大当たり割合など)の段階によって定めるものであっても良い。固定設定は、会員登録時に遊技者の希望により設定しても良く、遊技場運営側が所定属性に基づいて設定するものであっても良い(例えば、女性のレベルを男性より高めたり、60歳以上の遊技者のレベルをそれより若い遊技者より高めたりする)。統計量の段階による場合には、例えば、統計量が変化することに段階の境界値と比較し、レベルを見直すことを行う。固定設定と、統計量の段階による設定とを併用するようにしても良い(閲覧可能レベルの関連情報として書き換え不可フラグを設け、固定の場合にはそのフラグをオンにする;固定を解除するばあいにはこのフラグをオフにする)。例えば、60歳以上の遊技者のレベルは最高レベルに固定し、それより若い遊技者のレベルは、統計量の段階によって設定する。統計量が変化しても、遊技者が60歳以上か否かを判別し、60歳未満のときに、段階の境界値との比較を行う。また街頭で配っていたクーポンや、インターネットを介して配信していたクーポンを持参した遊技者の閲覧可能レベルを、遊技場店員や遊技場運営者の操作により、その日だけ最高レベルに固定するようにしても良い。
以上、会員情報保存部13bに閲覧可能レベルを書き込んでおくものを示したが、遊技情報保存部13aについて必要に応じてコピーするようにしても良い。また、情報保存部13に、閲覧可能レベルを格納させず、遊技情報の要求時点で、要求元遊技者及び要求先遊技者の統計量をそれぞれ、段階境界値と比較して閲覧可能レベルを認識するようにしても良い。また、遊技情報の要求時点で、要求元遊技者及び要求先遊技者の統計量の差を求め、その差を閾値などと比較して、両者のレベル関係を捉えるようにしても良い。
特許請求の範囲の「レベル管理手段」は、上述のような種々の場合を含む概念である。
なお、後述する動作の項では説明を省略するが、ある遊技機3での1ゲームが終了する毎に、遊技情報保存部13aにおけるゲーム毎に変更を要する情報が更新され、その遊技機3が、会員が遊技中のものであれば、会員情報保存部13bにおけるゲーム毎に変更を要する情報も更新される。履歴情報などの更新方法は、既存の方法と同様である。また、遊技媒体台間貸出機4への会員カードやプリペードカードの挿入や遊技媒体の貸し出しなどによっても、遊技情報保存部13aや会員情報保存部13bの所定の情報が適宜更新される。
(A−1−3)遊技媒体台間貸出機4の構成
図8は、遊技媒体台間貸出機4の正面図である。図8において、第1の実施形態の遊技媒体台間貸出機4の正面には、カード出入口311、カード残高表示部312、貸出操作部313、液晶表示部32、表示操作部33、遊技媒体供給部34などが設けられている。
図8は、遊技媒体台間貸出機4の正面図である。図8において、第1の実施形態の遊技媒体台間貸出機4の正面には、カード出入口311、カード残高表示部312、貸出操作部313、液晶表示部32、表示操作部33、遊技媒体供給部34などが設けられている。
カード出入口311は、遊技者により挿入されたプリペードカードや会員カードを取り入れたり、排出したりするものである。なお、挿入されたプリペードカードや会員カードは、図示しないカード搬送機構によって、後述するカードリーダライタ43の位置に与えられる。
カード残高表示部312は、例えば、液晶表示部や7セグメント等でなり、挿入されたプリペードカードの残高度数など、遊技媒体の貸出可能な値を表示するものである。プリペードカードの残高度数は、プリペードカードそのものに記録されているものでも良く、プリペードカードにはカードIDだけが記録されており、そのカードIDを遊技場管理装置2に与えて遊技場管理装置2が管理している残高度数を取り出すものであっても良い。また、会員カードをプリペードカードと同様に扱うものであっても良い。また、会員に対しては、貯玉数(貯コイン数)を残高度数と同様に扱うようにしているものであっても良い。
貸出操作部313は、遊技者が、遊技媒体(メダル)の貸出しを指示するようなキーが配列されている。「貸出し」キーや「カード取出し」キーなどが設けられている。
液晶表示部32は、操作ガイダンスメッセージや選択用アイコンや遊技情報などを表示したりするものである。表示操作部33は、いわゆるタッチパネルが該当し、液晶表示部32に表示された操作ガイダンスメッセージや選択用アイコンに対応した入力情報を取り込むものである。表示操作部33を介して入力する情報としては、例えば、遊技情報の表示要求があり、この要求に応じて、遊技場管理装置2から与えられた遊技情報が液晶表示部32によって表示される。
なお、液晶表示部32は、この実施形態のように遊技情報の表示に用いるだけでなく、テレビ放送の映像や、遊技場からの報知情報(例えばイベント情報)を表示するものとして併用するようにしても良い。また、液晶表示部32には、「店員呼び出し」キーなどを設けても良い。
なお、表示操作部33は、液晶表示部32と別構成のものであっても良い(表示操作部33に該当するキー操作部が液晶表示部32と異なる位置に配置されたものであっても良い)。また、近距離通信機能を遊技媒体台間貸出機4に持たせ、近距離通信機能を有する携帯電話機等の近距離無線通信装置を、表示操作部33として用いるようにしても良く、さらには、液晶表示部32の機能をも、上述の近距離無線通信装置に持たせるようにしても良い。
遊技媒体供給部34は、遊技者に貸し出す遊技媒体(メダル)を対応する遊技機3に供給するための供給手段であり、例えば、ノズル等で構成される。
図9は、遊技媒体台間貸出機4の内部構成を示すブロック図である。図9において、遊技媒体台間貸出機4は、図8に示した構成に加え、制御部41、通信部42、カードリーダライタ43、供給制御部44、メダル払出機45、表示制御部46、入力制御部47などを有する。
制御部41は、例えば、CPU、ROM、RAM(EEPROMなどの不揮発性の書換可能メモリを含む概念とする)等により構成されており(例えば、マイクロコンピュータ)、当該遊技媒体台間貸出機4における全体の制御機能を司っているものである。
制御部41は、挿入されたプリペードカードや会員カードに係る残高度数が許容するならば、遊技者等が要求した数の遊技媒体を、対応する遊技機3に供給する動作を制御するものである。また、制御部41は、通信部42を介し、遊技場管理装置2と通信可能であり、入力制御部47を介して表示操作部33から与えられた、遊技者による所望の遊技情報の要求を受け取り、その要求に係る遊技情報を遊技場管理装置2から取り出して、表示制御部46に与えて液晶表示部32の表示させるものである。
通信部42は、予め定められている通信方式に従って、ネットワーク5を介した当該遊技媒体台間貸出機4と遊技場管理装置2との間の情報授受を実行するものである。図9では、通信部42が制御部41に直結されているように示したが、これに代え、システムバスを介して、制御部41に接続されるようにしても良い。
入力制御部47は、遊技者等の操作による入力要求データを表示操作部33から受け取り、その受け取った入力要求データを制御部41に与えるものである。また、表示制御部46は、液晶表示部32に接続するものであり、制御部41の制御の下、制御部41から与えられた遊技情報を表示するものである。
カードリーダライタ43は、カード出入口(カード搬送機構を含む)311、カード残高表示部312、貸出操作部313と接続している。カードリーダライタ43は、カード出入口311から挿入され所定位置に搬送されたプリペードカードや会員カードに格納されているデータ(例えば金額データ等)を読み取り、制御部41の制御下で、その読み取ったデータに基づいたカード残高度数をカード残高表示部312に表示させるものである。また、カードリーダライタ43は、貸出操作部313から遊技者が選択した貸出度数を受け取り、制御部41の制御下で、カードに係る残高度数を更新させ、その更新後のカード残高度数をカード残高表示部312に表示させるものである。なお、カードリーダライタ43は、制御部41の制御下で、残高データが「0」になると、カード残高表示部312に残高度数「0」を表示し、カードを排出させるものである(プリペードカードの場合、自動回収するようにしても良い)。さらに、カードリーダライタ43は、供給制御部44に接続されており、貸出度数に応じた数のメダルを払い出すよう供給制御部44に指示するものである。
なお、図9とは異なり、カード出入口(カード搬送機構を含む)311、カード残高表示部312及び貸出操作部313を、システムバスに接続するようにしても良く、これらの制御を、制御部41が実行するようにしても良い。
供給制御部44は、カードリーダライタ43からの指示を受けて、貸出度数に応じた数のメダルを払い出すように、メダル払出機45を動作させるものである。
メダル払出機45は、供給制御部44の制御により所定枚数のメダルを払い出し、遊技媒体供給部34を通じて、対応する遊技機3へ供給するものである。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の遊技システムによる遊技情報の読出し動作を説明する。
次に、第1の実施形態の遊技システムによる遊技情報の読出し動作を説明する。
図10は、第1の実施形態の遊技システムにおける遊技情報の読出し動作を示すシーケンス図である。
会員遊技者は、遊技媒体台間貸出機4に自己に係る会員カードを装填して、遊技媒体(メダル)の貸出しを受けることができる。この貸出し動作は、既存の動作と同様であるので、その説明は省略する。
会員遊技者は、遊技媒体台間貸出機4に自己に係る会員カードを装填している状態において、遊技情報を液晶表示部32に表示させることができる。例えば、液晶表示部32に表示される待機画面では「遊技情報表示」ボタンアイコンも含まれており、このボタンアイコンが操作されたときに、遊技媒体台間貸出機4(の制御部41)は、遊技情報の表示動作を起動する。
遊技媒体台間貸出機4はまず、遊技者(要求元遊技者)に遊技情報の表示対象の遊技者(要求先遊技者)を指定させ、また、表示させる遊技情報の項目なども指定させる(S100)。遊技情報の表示対象遊技者の指定は、例えば、要求先遊技者が遊技を行っている遊技機3の台番号で指定させる。その他、氏名の指定や、会員IDの指定を認めるようにしても良い。
遊技媒体台間貸出機4は、要求先遊技者や表示させる遊技情報項目が指定されると、要求元として会員IDを含むと共に、指定された要求先遊技者や表示させる遊技情報項目の情報を含む遊技情報要求を遊技場管理装置2に送信する(S101)。なお、会員遊技者以外の遊技者が、「遊技情報表示」ボタンアイコンを操作してからの一連の処理で形成される遊技情報要求の要求元は「非会員」を表すものとなっている。
遊技情報要求が与えられた遊技場管理装置2は、要求元遊技者及び要求先遊技者の閲覧可能レベルを認識する(S102)。要求元遊技者の特定情報として会員IDが挿入されている場合には、会員情報保存部13bをアクセスしてその閲覧可能レベルを認識し、要求元遊技者の特定情報として「非会員」が挿入されている場合には、最低の閲覧可能レベルであると認識する。また、要求先遊技者の特定情報として、会員ID、氏名又は台番号のいずれが挿入されていても、会員情報保存部13bをアクセスし、該当する会員遊技者が記述されていればその閲覧可能レベルを認識し、会員情報保存部13bに該当する要求元遊技者が記述されていなければ、最低の閲覧可能レベルであると認識する。
そして、遊技場管理装置2は、要求元遊技者及び要求先遊技者の閲覧可能レベルの関係に基づき、遊技情報の要求を受け入れられるか否かを決定し、その決定結果に応じた情報(遊技情報又は要求拒否情報)を遊技媒体台間貸出機4に返信する(S103、S104)。遊技情報を返信する場合には、遊技情報保存部13a又は会員情報保存部13bの少なくとも一方から該当する遊技情報を取り出して、その取り出した遊技情報、若しくはそれを加工した遊技情報を返信する遊技情報とする。なお、上述したように、要求を完全には受け入れられない場合であっても、例えば、一部の要求項目について遊技情報の返信が受け入れられる場合には、その一部の要求項目について返信する遊技情報を形成する。
なお、要求された項目が遊技者に関係しない項目の場合には(例えば、昨日のその台でのトータル情報)、上述のような閲覧可能レベル間の関係を考慮することなく、返信用遊技情報を形成して直ちに返信する。
遊技媒体台間貸出機4は、遊技場管理装置2から、遊技情報の要求に対する返信が与えられると、その返信情報の表示を行う(S105)。遊技媒体台間貸出機4は、例えば、要求拒否が返信された場合には、その旨を所定時間だけ表示させた後、「遊技情報表示」ボタンアイコンが操作される直前の表示画面の表示に復帰させて一連の処理を終了する。一方、遊技媒体台間貸出機4は、遊技情報が返信された場合には、返信させた遊技情報を表示させて一連の処理を終了する。
(A−3)第1の実施形態の効果
上記第1の実施形態によれば、各遊技者に閲覧可能レベルを付与し、ある遊技者が遊技媒体台間貸出機4を用いて他の遊技者の遊技情報を要求した場合には、遊技場管理装置2が、両遊技者の閲覧可能レベルに応じて、その要求を受け入れるか否かを決定するようにしたので、両遊技者の閲覧可能レベルによって遊技情報が表示できる場合もあれば表示できない場合もあり、遊技情報の提供に対し、遊技者面から制約を付与することができる。
上記第1の実施形態によれば、各遊技者に閲覧可能レベルを付与し、ある遊技者が遊技媒体台間貸出機4を用いて他の遊技者の遊技情報を要求した場合には、遊技場管理装置2が、両遊技者の閲覧可能レベルに応じて、その要求を受け入れるか否かを決定するようにしたので、両遊技者の閲覧可能レベルによって遊技情報が表示できる場合もあれば表示できない場合もあり、遊技情報の提供に対し、遊技者面から制約を付与することができる。
両遊技者の閲覧可能レベル関係に応じて、遊技情報の提供有無を決定するようにしたので、遊技者の閲覧可能レベルの設定により、遊技情報の提供態様を多様化させることができる。その結果、閲覧可能レベルの付与基準によって、一部遊技者の興趣や志向に影響を与えたり、遊技場運営者の運営意図を反映させたりすることができる。
例えば、来店回数が多い遊技者の閲覧可能レベルを高めた場合には、来場機会の増大を図ることができ、また、遊技者も情報の提供を受けることができるので、閲覧可能レベルが低い遊技者より大当たりの可能性が高い遊技機台を見付け易くなる。また例えば、女性や60歳以上の遊技者の閲覧可能レベルを高く設定したならば、これらの者の来場機会の増大を期待できる。「レディースディ」というイベント日だけ、女性の閲覧可能レベルを高く設定し、遊技情報の閲覧面から特典を付与するようなこともできる。また、新台導入日に、新台の遊技者についてはその遊技者の閲覧可能レベルに関係なく、閲覧可能レベルを最高レベルと取り扱うことで新台への興味を高めることができる。例えば、新台の台番号ファイルを設け、そのファイルに記述された台番号の遊技情報が求められた場合には、その要求先遊技者の閲覧可能レベルの認識時に、会員情報保存部13bをアクセスせずに最高レベルと認識するようにする。
(B)第2の実施形態
次に、本発明の遊技システム及び遊技場管理装置の第2の実施形態について説明する。
次に、本発明の遊技システム及び遊技場管理装置の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態は、遊技情報の閲覧拒否機能と閲覧可能レベルとの調整機能を、第1の実施形態の機能に加えたものである。
図11は、第2の実施形態の遊技媒体台間貸出機4の内部構成を示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図9との同一、対応部分には、同一符号を付して示している。
第2の実施形態の遊技媒体台間貸出機4も、第1の実施形態のものと同様な構成を有するが、表示操作部33に、「閲覧不可」ボタンアイコン33aが設けられている点が、第1の実施形態と異なっている。「閲覧不可」ボタンアイコン33aが操作されたときには、制御部41は、その操作情報を遊技場管理装置2に送信する。
第2の実施形態の場合、会員情報保存部13bの会員情報には閲覧不可フラグも含まれており、遊技場管理装置2は、遊技媒体台間貸出機4から「閲覧不可」ボタンアイコンの操作情報が与えられた場合には、閲覧不可フラグをオンにする。なお、遊技場管理装置2は、遊技媒体台間貸出機4に対応する遊技機3の遊技が終了したときには(例えば、貸し出し中の遊技媒体が0になったとき)、自動的に閲覧不可フラグをオフにする。
第2の実施形態の遊技場管理装置2は、遊技情報の要求が与えられた際には、会員情報保存部13bに基づいてその要求先の遊技機3で遊技中の遊技者を認識し、その遊技者に係る会員情報保存部13bにおける閲覧不可フラグを確認する。このフラグがオフであれば、直ちに、返信用遊技情報の作成、返信を行う。一方、閲覧不可フラグがオンのときには、第1の実施形態と同様にして、要求元及び要求先の遊技者の閲覧可能レベルの関係に基づいて、要求が受け入れられるか否かを決定する。すなわち、第2の実施形態の場合、図10のステップS102の処理の実行前に、閲覧不可フラグを確認する処理などが実行される。
以上のように、第2の実施形態によれば、遊技情報の閲覧の拒否機能を設けた場合でも、拒否者より、閲覧可能レベルが高い遊技者はその遊技情報を閲覧することができる。その他の効果は、第1の実施形態と同様である。
(C)他の実施形態
上記各実施形態では、遊技者が遊技情報を表示させる装置として遊技媒体台間貸出機を遊技関連装置の例として挙げたが、遊技媒体台間貸出機に限定されず、遊技場内に設置されており、少なくとも表示部及び操作部が搭載されているものであれば広く適用できる。
上記各実施形態では、遊技者が遊技情報を表示させる装置として遊技媒体台間貸出機を遊技関連装置の例として挙げたが、遊技媒体台間貸出機に限定されず、遊技場内に設置されており、少なくとも表示部及び操作部が搭載されているものであれば広く適用できる。
また、上記各実施形態では、遊技情報を表示出力するものを示したが、これに代え、又は、これに加え、印刷出力又は音声出力するものであっても良い。
さらに、上記各実施形態においては、遊技場管理装置が、遊技者の特定や認証を会員カードで行うものを示したが、パスワード入力などの他の方法によっても良いことは勿論である。また、会員遊技者以外の遊技者に対しても、デフォルト以外の閲覧可能レベルを付与するようにしても良い。例えば、プリペードカードにはカードIDだけが記述され、残高度数をカードIDに対応付けて遊技場管理装置で管理するシステムの場合、プリペードカードのカードIDをその遊技者を特定するものとみなし、閲覧可能レベルを、購入額などのパラメータに応じて付与するようにしても良い。
上記各実施形態においては、遊技場管理装置が、遊技情報及び会員情報を管理するものを示したが、これら遊技情報及び会員情報を、別個の装置が管理するようにしても良い。また、各装置が管理する情報は同じであるが、分散的に管理するようにしても良い。さらに、会員情報から閲覧可能レベルを切り離し、会員IDと閲覧可能レベルとでなる別ファイル(閲覧許可ファイル)として管理するようにしても良い。このようにした場合には、1日だけの閲覧可能レベルの変更などの場合に、閲覧許可ファイルを取り替えることにより容易に対応することができる。
1…遊技システム、2…遊技場管理装置、3(3−1〜3−N)…遊技機、4(4−1〜4−N)…遊技媒体貸出機、13…情報保存部、13a…遊技情報保存部、13b…会員情報保存部。
Claims (6)
- 少なくとも各遊技者の遊技情報を管理する遊技情報管理手段と、
レベルが異なる2人の遊技者間では、高いレベルの遊技者は低いレベルの遊技者に係る遊技情報を閲覧できるが、逆の場合は閲覧できなくする閲覧可能レベルを、各遊技者について管理するレベル管理手段と、
入力操作に応じて、遊技情報を要求する遊技情報要求手段と、
上記遊技情報の要求元遊技者の閲覧可能レベルと、遊技情報が要求された遊技者の閲覧可能レベルとに基づいて、上記要求を受け入れられるか否かを決定し、要求が受け入れられる場合に、上記遊技情報管理手段が管理する遊技情報を返信する遊技情報提供判断手段と、
返信された遊技情報を、要求元遊技者に出力する遊技情報出力手段と
を有することを特徴とする遊技システム。 - 上記遊技情報管理手段、上記レベル管理手段及び上記遊技情報提供判断手段が第1の装置に搭載され、
上記遊技情報要求手段及び上記遊技情報出力手段が、上記第1の装置とネットワークを介して接続される、複数の第2の装置に搭載されている
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技システム。 - 上記レベル管理手段は、来店回数などの遊技機会に係る統計量、又は、遊技での大当たり回数若しくは割合などの遊技での成功に係る統計量を管理し、これら統計量の段階に応じて、遊技者の閲覧可能レベルを設定していることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技システム。
- 上記遊技情報提供判断手段は、上記要求元遊技者の閲覧可能レベルと、遊技情報が要求された要求先遊技者の閲覧可能レベルとが等しい場合には、遊技情報の要求を常に受け入れられることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技システム。
- 上記遊技情報提供判断手段は、遊技情報の項目の中に、要求元遊技者の閲覧可能レベルと要求先遊技者の閲覧可能レベルとのレベル関係によらずに、常に、要求を受け入れる項目を定めていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技システム。
- 遊技場内に設置された複数の遊技関連装置とネットワークを通じて接続し、遊技場における各遊技機の状況及び情報を管理する遊技場管理装置において、
少なくとも各遊技者の遊技情報を管理する遊技情報管理手段と、
レベルが異なる2人の遊技者間では、高いレベルの遊技者は低いレベルの遊技者に係る遊技情報を閲覧できるが、逆の場合は閲覧できなくする閲覧可能レベルを、各遊技者について管理するレベル管理手段と、
上記遊技関連装置から遊技情報が要求されたとき、要求元遊技者の閲覧可能レベルと、遊技情報が要求された遊技者の閲覧可能レベルとに基づいて、上記要求を受け入れられるか否かを決定し、要求が受け入れられる場合に、上記遊技情報管理手段が管理する遊技情報を返信する遊技情報提供判断手段と
を有することを特徴とする遊技場管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005084369A JP2006263090A (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | 遊技システム及び遊技場管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005084369A JP2006263090A (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | 遊技システム及び遊技場管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006263090A true JP2006263090A (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=37199652
Family Applications (1)
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JP2005084369A Withdrawn JP2006263090A (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | 遊技システム及び遊技場管理装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2006263090A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010022407A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Daikoku Denki Co Ltd | 遊技データ表示システム |
-
2005
- 2005-03-23 JP JP2005084369A patent/JP2006263090A/ja not_active Withdrawn
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