JP2006262225A - 防犯カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】遠近の広い範囲にわたって周期的に鮮明な画像を取込むことのできる防犯カメラを提供する。
【解決手段】レンズ1と受光部2を備える防犯カメラ10において、レンズ1を固定し、受光部2を、往復スライド機構3によって、レンズ1に対して周期的に接離移動させてレンズ1の焦点を変化させ、遠近の広範囲にわたって鮮明な画像を周期的に取込む。また、受光部2を固定し、レンズ1を接離移動させてレンズ1の焦点を変化させ、遠近の広範囲にわたって鮮明な画像を取込む。
【選択図】 図1
【解決手段】レンズ1と受光部2を備える防犯カメラ10において、レンズ1を固定し、受光部2を、往復スライド機構3によって、レンズ1に対して周期的に接離移動させてレンズ1の焦点を変化させ、遠近の広範囲にわたって鮮明な画像を周期的に取込む。また、受光部2を固定し、レンズ1を接離移動させてレンズ1の焦点を変化させ、遠近の広範囲にわたって鮮明な画像を取込む。
【選択図】 図1
Description
本発明は、遠近の広い範囲にわたって周期的に鮮明な画像を取込むことのできる防犯カメラに関するものである。
従来の防犯カメラにおいて、焦点は常にカメラより一定の距離にある物に合わせてある為、その焦点以外にある物の鮮明な画像を得ることができなかった。たとえ監視者が手動で対象物に焦点を合わせたとしても、事故、事件が発生した後、必要となる物に監視者が焦点を合わせているとは限らない。この為、撮影範囲内にある特定の物の画像が必要となった時、その物にカメラの焦点が合っていないときは鮮明な画像が得られないため、事故、事件の正確な発生状況を知ることは難しかった。
こうした従来の防犯カメラは固定された状態で設置されているため、必然的に、焦点も固定される。従って、カメラから焦点の合う一定距離にあるものを取込んだ画像は鮮明であるが、カメラに近すぎるものや、遠すぎるものを撮影した動画はきわめて不鮮明である。
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、遠近の広い範囲にわたって鮮明な画像を撮影することのできる防犯カメラを提供することを課題とする。
図1を参照して説明する。請求項1に記載の防犯カメラは、レンズ1と受光部2を備える防犯カメラ10において、前記レンズ1を固定し、前記受光部2を,往復スライド機構3によって,前記レンズ1に対して周期的に接離移動させて前記レンズ1の焦点を変化させ、遠近の広範囲にわたって周期的に鮮明な画像を取込むものである。
請求項2に記載の防犯カメラは、図2に示す如く、レンズ1と受光部2を備える防犯カメラ10において、前記受光部2を固定し、前記レンズ1を、往復スライド機構3によって、前記受光部2に対して周期的に接離移動させて前記レンズ1の焦点を変化させ、遠近の広範囲にわたって周期的に鮮明な画像を取込むことものである。
請求項3に記載の防犯カメラは、図3及び図4に示す如く、レンズ1と受光部2を備える防犯カメラ10において、往復スライド機構3によって前記レンズ1及び受光部2をいずれも両者同時に近づけ又は両者同時に遠ざけながら、周期的に接離させて前記レンズ1の焦点を変化させ、遠近の広範囲にわたって周期的に鮮明な画像を取込むことを特徴とするものである。
請求項1に記載の防犯カメラは、レンズ1を固定し、受光部2を、往復スライド機構3によって、レンズ1に対して周期的に接離移動させるので、遠近の広い範囲にわたって鮮明な画像を取込むことができる。
すなわち、受光部2をレンズ1に対して接離移動させることによって、レンズ1の焦点を遠近の広い範囲にわたって変化させることができ、その各焦点にあるもののそれぞれを鮮明に取込むことができる。
例えば、図5に示すように、カメラからそれぞれ異なる距離にあるもの、P、Q、R、Sを、受光部2が往路を移動することによって鮮明な画像、P1、Q1、R1、S1として撮影し、一定時間経過後の復路において、それらを再び鮮明な動画、P2、Q2、R2、S2として撮影する。従って、受光部2が1往復する間に2回焦点が合い、当該1往復の間に2回、鮮明な画像を取込むことができる。このように、受光部2の接離移動を繰り返すことによって、P、Q、R、Sを、繰り返し鮮明に撮影することができる。これは、P、Q、R、Sが物のように静止しているものであっても、人間や動物のように動くものであっても同様であり、カメラの焦点が合う距離における全てのものを鮮明な画像として撮ることができる。
請求項2に記載の防犯カメラは、受光部2を固定し、レンズ1を、往復スライド機構3によって、受光部2に対して周期的に接離移動させるので、請求項1の場合と同様に、遠近の広い範囲にわたって周期的に鮮明な画像を取込むことがで
きる。
きる。
請求項3に記載の防犯カメラは、レンズ1と受光部2とをいずれも同時に近づけ又は同時に遠ざけながら周期的に離接させるもので、請求項1または2の場合と同様に、遠近の広い範囲にわたって周期的に鮮明な画像を取込むことができる。
本発明に係る防犯カメラの第一実施形態を、図1に示す。この防犯カメラ10は、レンズ1と受光部2を備えており、そのレンズ1を固定し、受光部2を、往復スライド機構3によって、レンズ1に対して周期的に接離移動させている。また、往復スライド機構3は、受光部2の支持板2aの下端部を保持するスライド板7、そのスライド板7の往復動をガイドするガイドレール8、モーター4、当該モーター4の回転軸4aに一端部を固定したクランク5、そのクランク5の多端部と支持板2aとをピン9を介して連結するロッド6で構成している。
この防犯カメラにおいて、モーター4を回転させると、その回転軸4aに一端部を固定したクランク5が回転し、その他端部にピン9を介して連結したロッド6の先端部をレンズ1に対して接離移動させる。これによって、スライド板7がガイドレール8に沿って接離移動し、受光部2も同様に接離移動する。従って、受光部2とレンズ1との距離が周期的に変化し、レンズ1の焦点がそれに応じて連続的に変化し、レンズ1の遠近の広い範囲にわたって周期的に鮮明な画像を取込むことができる。
本発明に係る防犯カメラの第二実施形態を、図2に示す。この防犯カメラ10は、第一実施形態とは逆に、受光部2を固定し、レンズ1を往復スライド機構3によって、受光部2に対して接離移動させている。この往復スライド機構3も、レンズ1の支持板1aの下端部を保持するスライド板7、そのスライド板7の往復動をガイドするガイドレール8、モーター4、当該モーター4の回転軸4aに一端部を固定したクランク5、そして、そのクランク5の多端部と支持板1aとをピン9を介して連結するロッド6で構成している。
本実施形態における防犯カメラも、第一実施形態の防犯カメラと同様の理由によって、レンズ1の遠近の広範囲にわたって鮮明な画像を取込むことができる。
本発明に係る防犯カメラの第三実施形態を図3及び図4に示す。この防犯カメラは第一実施形態と第二実施形態を組合わせたもので、同一の効果を生じることができる。
図7乃至図10は機能的特徴を現したものである。図7乃至図10は時系列になっている。
A−1は受光部がa−1の位置にある時の焦点の合った撮影面であり、その地点の画像とする。B−1は受光部がb−1の位置にある時の焦点の合った撮影面であり、その地点の画像とする。C−1は受光部がc−1の位置にある時の焦点の合った撮影面であり、その地点の画像とする。D−1は受光部がd−1の位置にある時の焦点の合った撮影面であり、その地点の画像とする。
図7は受光部がa−1からa−5に移動した状態をあらわしている。図8は受光部がb−5からb−1に移動した状態をあらわしている。図9は受光部がc−1からc−5に移動した状態をあらわしている。図10は受光部がd−5からd−1に移動した状態をあらわしている。
実際の運用例は次の通りである。
(甲)A−2の位置にある物の動画が欲しい時・・・A−2,B−2,C−2,D−2・・・の画像を時系列に従って並べればよい。
(乙)対象物がカメラ方向に進んでいる時・・・対象物速さに合わせて焦点の合っている画像を集め時系列に従って並べればよい。
(丙)ある特定の瞬間における特定の物の画像が欲しい時・・・全ての画像の中から選べば、その特定の瞬間の画像が得られなくてもその瞬間に非常に近い時間帯の画像が得られる。
(甲)A−2の位置にある物の動画が欲しい時・・・A−2,B−2,C−2,D−2・・・の画像を時系列に従って並べればよい。
(乙)対象物がカメラ方向に進んでいる時・・・対象物速さに合わせて焦点の合っている画像を集め時系列に従って並べればよい。
(丙)ある特定の瞬間における特定の物の画像が欲しい時・・・全ての画像の中から選べば、その特定の瞬間の画像が得られなくてもその瞬間に非常に近い時間帯の画像が得られる。
なお、本発明における往復スライド機構3は、上記実施形態に示した構造に限定されるものではなく、受光部2またはレンズ1を相互に接離移動させることのできる構造であれば良い。
1 レンズ
1a 支持板
2 受光部
2a 支持板
3 往復スライド機構
4 モーター
4a 回転軸
5 クランク
6 ロッド
7 スライド板
8 ガイドレール
9 ピン
10 防犯カメラ
11 撮影範囲
1a 支持板
2 受光部
2a 支持板
3 往復スライド機構
4 モーター
4a 回転軸
5 クランク
6 ロッド
7 スライド板
8 ガイドレール
9 ピン
10 防犯カメラ
11 撮影範囲
Claims (3)
- レンズ(1)と受光部(2)を備える防犯カメラ(10)において、前記レンズを固定し、前記受光部を,往復スライド機構(3)によって,前記レンズに対して周期的に接離移動させて前記レンズの焦点を変化させ,遠近の広範囲にわたって周期的に鮮明な画像を取込むことを特徴とする防犯カメラ。
- レンズ(1)と受光部(2)を備える防犯カメラ(10)において、前記受光部を固定し、前記レンズを,往復スライド機構(3)によって,前記受光部に対して周期的に接離移動させて前記レンズの焦点を変化させ,遠近の広範囲にわたって周期的に鮮明な画像を取込むことを特徴とする防犯カメラ。
- レンズ(1)と受光部(2)を備える防犯カメラ(10)において、往復スライド機構によって前記レンズ(1)及び受光部をいずれも同時に近づけ又は同時に遠ざけながら、周期的に接離させて前記レンズの焦点を変化させ,遠近の広範囲にわたって周期的に鮮明な画像を取込むことを特徴とする防犯カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005078535A JP2006262225A (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | 防犯カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005078535A JP2006262225A (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | 防犯カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006262225A true JP2006262225A (ja) | 2006-09-28 |
Family
ID=37100947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005078535A Pending JP2006262225A (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | 防犯カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006262225A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101166638B1 (ko) | 2010-06-11 | 2012-07-18 | 엘지이노텍 주식회사 | 프로젝터의 포커스 조정장치 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04165773A (ja) * | 1990-10-29 | 1992-06-11 | Toshiba Corp | ビデオ・カメラ |
JPH0591513A (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-09 | Toshiba Corp | 画像監視装置 |
JP2002354320A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-06 | Konica Corp | 撮像装置 |
-
2005
- 2005-03-18 JP JP2005078535A patent/JP2006262225A/ja active Pending
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JP2002354320A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-06 | Konica Corp | 撮像装置 |
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KR101166638B1 (ko) | 2010-06-11 | 2012-07-18 | 엘지이노텍 주식회사 | 프로젝터의 포커스 조정장치 |
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