JP2006261518A - 真空容器の水分除去方法、該方法を実行するためのプログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 真空容器内の水分除去を高速化することができる真空容器の水分除去方法を提供する。
【解決手段】 基板処理装置1は、プロセスシップ11を備え、プロセスシップ11は、RIE処理を施すプラズマ処理装置100と、該プラズマ処理装置100にウエハWを受け渡すロード・ロックモジュール27とを備え、プラズマ処理装置100は、内壁にアルマイトコーティングが施されているアルミニウム製の円筒型チャンバ111を有し、チャンバ111の天井部には、ガス導入シャワーヘッド132が配置されている。プラズマ処理装置100のシステムコントローラは、チャンバ111の大気開放後、チャンバ111の閉蓋後において、TMP116及びDP117によってチャンバ111内の排気を行い、チャンバ111内の水分量が所定値以上であるときは、ガス導入シャワーヘッド132からCF4及びCOの混合ガスである水分除去ガスを導入する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、真空容器の水分除去方法、該方法を実行するためのプログラム、及び記憶媒体に関する。
従来、基板としてのウエハを収容してプラズマ処理を施す真空容器としてのチャンバの内部には、例えば、酸化イットリウム(Y23)(イットリア)や酸化アルミニウム(Al23)等のセラミックを溶射した部材が用いられている。一般的に、セラミックは空気中の水分との反応性が高いため、定期点検やチャンバ内のウェットクリーニングにおいてチャンバが備える蓋を開けてチャンバ内を大気開放したときに、上記のようなセラミックを溶射した溶射部材、例えば、チャンバ内壁や上部電極等に水分が大量に付着することがある。
図5は、ウエハにプラズマ処理としてのエッチング処理を施すプラズマエッチングチャンバ(以下、「エッチャ」という。)内雰囲気を四重極型質量分析装置(Quadropole Mass Spectrometer:QMS)によって測定した結果を示すグラフである。
図5のグラフは、プラズマエッチングチャンバを大気開放した後に該チャンバの蓋を閉じた直後(閉蓋直後)に測定されたものであり、縦軸は、検出カウント数を示し、横軸は、質量数を示す。なお、上記プラズマエッチングチャンバは、アルミニウム製であり、内部表面がアルマイトでコーティングされている。
図5のグラフにおいて、質量数が18である水に起因するピークが最も高く、閉蓋直後のプラズマエッチングチャンバ内には、水分子が多量に含まれていることが分かる。この多量の水分子は以下の問題の要因となり得る。
1)チャンバ内を真空引きする際に、チャンバ内の真空到達時間が長くなり、プロセス装置の稼働率が低下する。
2)CVD装置のチャンバにおいてウエハ上に金属成膜を行う際に、ウエハ表面に酸化膜が形成され、ウエハ表面において金属膜剥がれが起こったりウエハ表面の抵抗が高くなったりする等の成膜異常が発生する。
3)酸化膜エッチングの際に、チャンバの閉蓋直後のロットのエッチレート(Etch Rate)と、チャンバの閉蓋後、所定の時間が経過してチャンバ内が安定したときのロットのエッチレートとの間に相違が生じる。
4)エッチング処理をウエハに施す際に、フッ素を含むプラズマ生成ガスでプラズマを生成すると、チャンバ内の水分子とプラズマ生成ガスとが反応してフッ酸が生成され、該生成されたフッ酸によってチャンバ内壁表面が腐食されて剥離パーティクルが発生する。
5)チャンバ内の水分子に起因する異常放電が発生し、ウエハにダメージを与えると共に剥離パーティクルの発生を促進する。
上記のような問題を解消すべく、アルマイトで表面がコーティングされたエッチャにHCl,BCl3,DCP(Dichloropropane),DMP(Dimethylpropane)を導入して、エッチャ内の水分除去を加速させる試みがなされている(例えば、非特許文献1参照。)。
J. J. F. McAndrew, and R. S. Inman, J. Vac. Sci. A 14, 1266(1996)
しかしながら、上記試みにおいてHCl等は水分子と急速に反応しないため、アルマイト内部のポアからアウトガスとして排出される水分子を処理しきれず、その結果、エッチャにHCl等のガスを導入しても、エッチャ内の水分除去を加速することはできない。
本発明は、真空容器内の水分除去を高速化することができる真空容器の水分除去方法、該方法を実行するためのプログラム、及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の真空容器の水分除去方法は、真空中において被処理体に所定の処理を施す真空容器から水分を除去する水分除去方法において、少なくとも水分子を分解して水素分子を生成する還元性ガス及び前記生成された水素分子と反応して酸を生成するハロゲン系ガスから成る水分除去ガスを前記真空容器に導入する導入ステップと、前記真空容器内のガスを排気する排気ステップとを備えることを特徴とする。
請求項2記載の真空容器の水分除去方法は、請求項1記載の真空容器の水分除去方法において、前記還元性ガスは一酸化炭素であり、前記ハロゲン系ガスはフッ化炭素であることを特徴とする。
請求項3記載の真空容器の水分除去方法は、請求項1記載の真空容器の水分除去方法において、前記還元性ガスは一酸化炭素であり、前記ハロゲン系ガスは塩素であることを特徴とする。
請求項4記載の真空容器の水分除去方法は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の真空容器の水分除去方法において、前記真空容器内の水分量を測定する水分量測定ステップと、前記測定された水分量が所定値以上であるか否かを判別する判別ステップとを備え、前記測定された水分量が所定値以上であるときは、前記導入ステップで前記水分除去ガスを前記真空容器に導入することを特徴とする。
請求項5記載の真空容器の水分除去方法は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の真空容器の水分除去方法において、前記所定の処理は、前記被処理体へのエッチング処理であることを特徴とする。
請求項6記載の真空容器の水分除去方法は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の真空容器の水分除去方法において、前記所定の処理は、前記被処理体の搬送処理であることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項7記載のプログラムは、真空中において被処理体に所定の処理を施す真空容器から水分を除去する水分除去方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、少なくとも水分子を分解して水素分子を生成する還元性ガス及び前記生成された水素分子と反応して酸を生成するハロゲン系ガスから成る水分除去ガスを前記真空容器に導入する導入モジュールと、前記真空容器内のガスを排気する排気モジュールとを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項8記載の記憶媒体は、真空中において被処理体に所定の処理を施す真空容器から水分を除去する水分除去方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、前記プログラムは、少なくとも水分子を分解して水素分子を生成する還元性ガス及び前記生成された水素分子と反応して酸を生成するハロゲン系ガスから成る水分除去ガスを前記真空容器に導入する導入モジュールと、前記真空容器内のガスを排気する排気モジュールとを備えることを特徴とする。
請求項1記載の真空容器の水分除去方法、請求項7記載のプログラム、及び請求項8記載の記憶媒体によれば、少なくとも水分子を分解して水素分子を生成する還元性ガス及び生成された水素分子と反応して酸を生成するハロゲン系ガスから成る水分除去ガスを真空容器に導入して、真空容器内のガスを排気するので、真空容器内の水分子の分解を加速し、さらに、分解された水分子を酸として排気することができ、もって真空容器内の水分除去を高速化することができる。
請求項2記載の真空容器の水分除去方法によれば、還元性ガスは一酸化炭素であり、ハロゲン系ガスはフッ化炭素であるので、真空容器内の水分子の分解をさらに加速して効率よく水分を排気することができ、もって真空容器内の水分除去をより高速化することができる。
請求項3記載の真空容器の水分除去方法によれば、還元性ガスは一酸化炭素であり、ハロゲン系ガスは塩素であるので、真空容器内の水分子の分解をさらに加速して効率よく水分を排気することができ、もって真空容器内の水分除去をより高速化することができる。
請求項4記載の真空容器の水分除去方法によれば、真空容器内の水分量を測定し、測定された水分量が所定値以上であるときは、水分除去ガスを真空容器に導入するので、真空容器内の水分除去処理を自動化することができ、もって真空容器を備える被処理体処理装置のダウンタイムを短縮することができる。
請求項5記載の真空容器の水分除去方法によれば、所定の処理は、被処理体のエッチング処理であるので、被処理体のロット毎のエッチレートの相違を無くすことができる。
請求項6記載の真空容器の水分除去方法によれば、所定の処理は、被処理体の搬送処理であるので、被処理体の搬送時に被処理体に水分子が付着するのを防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る真空容器としてのプラズマ処理装置を備える基板処理装置の概略構成を示す平面図である。
図1において、基板処理装置1は、半導体デバイス用のウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)Wに反応性イオンエッチング(以下、「RIE」という。)処理を施す2つのプロセスシップ11と、2つのプロセスシップ11がそれぞれ接続された矩形状の共通搬送室としてのローダーモジュール13とを備える。
ローダーモジュール13には、上述したプロセスシップ11の他、25枚のウエハWを収容する容器としてのフープ(Front Opening Unified Pod)14がそれぞれ載置される3つのフープ載置台15と、フープ14から搬出されたウエハWの位置をプリアライメントするオリエンタ16とが接続されている。
2つのプロセスシップ11は、ローダーモジュール13の長手方向における側壁に接続されると共にローダーモジュール13を挟んで3つのフープ載置台15と対向するように配置され、オリエンタ16はローダーモジュール13の長手方向に関する一端に配置される。
ローダーモジュール13は、内部に配置された、ウエハWを搬送する搬送アーム機構19と、各フープ載置台15に対応するように側壁に配置されたウエハWの投入口としての3つのロードポート20とを有する。搬送アーム機構19は、フープ載置台15に載置されたフープ14からウエハWをロードポート20経由で取り出し、該取り出したウエハWをプロセスシップ11やオリエンタ16へ搬出入する。
プロセスシップ11は、ウエハWにRIE処理を施す真空容器としてのプラズマ処理装置100と、該プラズマ処理装置100にウエハWを受け渡す(搬送処理)搬送アーム26を内蔵するロード・ロックモジュール27とを有する。
プロセスシップ11では、ローダーモジュール13の内部の圧力は大気圧に維持される一方、プラズマ処理装置100の内部圧力は真空に維持される。そのため、ロード・ロックモジュール27は、プラズマ処理装置100との連結部に真空ゲートバルブ29を備えると共に、ローダーモジュール13との連結部に大気ゲートバルブ30を備えることによって、その内部圧力を調整可能な真空予備搬送室として構成される。
ロード・ロックモジュール27の内部には、略中央部に搬送アーム26が設置され、該搬送アーム26よりプラズマ処理装置100側に第1のバッファ31が設置され、搬送アーム26よりローダーモジュール13側には第2のバッファ32が設置される。第1のバッファ31及び第2のバッファ32は、搬送アーム26の先端部に配置されたウエハWを支持する支持部33が移動する軌道上に配置され、RIE処理が施されたウエハWを一時的に支持部33の軌道の上方に待避させることにより、RIE未処理のウエハWとRIE処理済みのウエハWとのプラズマ処理装置100における円滑な入れ換えを可能とする。
また、基板処理装置1は、プロセスシップ11、ローダーモジュール13、及びオリエンタ16(以下、まとめて「各構成要素」という。)の動作を制御するシステムコントローラ(図示しない)と、ローダーモジュール13の長手方向に関する一端に配置されたオペレーションコントローラ88を備える。
システムコントローラは、RIE処理やウエハWの搬送処理に対応するプログラムとしてのレシピに応じて各構成要素の動作を制御し、オペレーションコントローラ88は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)からなる表示部を有し、該表示部は各構成要素の動作状況を表示する。
図2は、図1におけるプラズマ処理装置の概略構成を示す断面図である。
図2において、プラズマ処理装置100は、内壁にアルマイトコーティングが施されているアルミニウム製の円筒型チャンバ111を有し、該チャンバ111内には、例えば、直径が300mmのウエハWを載置する載置台としての円柱状のサセプタ112が配置されている。
プラズマ処理装置100では、チャンバ111の内側壁とサセプタ112の側面とによって、サセプタ112上方の気体分子をチャンバ111の外へ排出する流路として機能する排気路113が形成される。この排気路113の途中にはプラズマの漏洩を防止する環状のバッフル板114が配置される。また、排気路113におけるバッフル板114より下流の空間は、サセプタ112の下方へ回り込み、可変式バタフライバルブである自動圧力制御弁(Automatic Pressure Control Valve)(以下、「APC」という。)115に連通する。APC115は、真空引き用の排気ポンプであるターボ分子ポンプ(Turbo Molecular Pump)(以下、「TMP」という。)116に接続され、さらに、TMP116を介して排気ポンプであるドライポンプ(以下、「DP」という。)117に接続されている。APC115、TMP116及びDP117によって構成される排気流路を以下、「本排気ライン」と称するが、この本排気ラインは、APC115によってチャンバ111内の圧力制御を行い、さらにTMP116及びDP117によってチャンバ111内をほぼ真空状態になるまで減圧する。
また、上述した排気路113のバッフル板114より下流の空間は、本排気ラインとは別の排気流路(以下、「粗引きライン」という。)にも接続されている。この粗引きラインは、上記空間とDP117とを連通する、直径が例えば、25mmである排気管118と、排気管118の途中に配置されたバルブ119とを備える。このバルブ119は、上記空間とDP117とを遮断することができる。粗引きラインはDP117によってチャンバ111内の気体を排出する。
サセプタ112には下部電極用の高周波電源120が給電棒121及び整合器(Matcher)122を介して接続されており、該下部電極用の高周波電源120は、所定の高周波電力をサセプタ112に供給する。これにより、サセプタ112は下部電極として機能する。また、整合器122は、サセプタ112からの高周波電力の反射を低減して高周波電力のサセプタ112への供給効率を最大にする。
サセプタ112の内部上方には、導電膜からなる円板状の電極板123が配置されている。電極板123には直流電源124が電気的に接続されている。ウエハWは、直流電源124から電極板123に印加された直流電圧により発生するクーロン力又はジョンソン・ラーベック(Johnsen-Rahbek)力によってサセプタ112の上面に吸着保持される。また、サセプタ112の上方には、サセプタ112の上面に吸着保持されたウエハWの周りを囲うように円環状のフォーカスリング125が配設される。このフォーカスリング125は、後述する空間Sに露出し、該空間Sにおいて生成されたイオンやラジカルをウエハWの表面に向けて収束し、RIE処理の効率を向上させる。
また、サセプタ112の内部には、例えば、円周方向に延在する環状の冷媒室126が設けられる。この冷媒室126には、チラーユニット(図示せず)から冷媒用配管127を介して所定温度の冷媒、例えば、冷却水が循環供給され、当該冷媒の温度によってサセプタ112上面に吸着保持されたウエハWの処理温度が制御される。
サセプタ112の上面においてウエハWが吸着保持される部分(以下、「吸着面」という。)には、複数の伝熱ガス供給孔128及び伝熱ガス供給溝(図示せず)が配されている。これらの伝熱ガス供給孔128等は、サセプタ112内部に配置された伝熱ガス供給ライン129を介して伝熱ガス供給部130に接続され、該伝熱ガス供給部130は伝熱ガス、例えば、Heガスを、吸着面とウエハWの裏面との間隙に供給する。また、伝熱ガス供給ライン129は、排気管118に接続されてDP117により吸着面とウエハWの裏面との間隙を真空引き可能に構成されている。
サセプタ112の吸着面には、サセプタ112の上面から突出自在なリフトピンとしての複数のプッシャーピン131が配置されている。これらのプッシャーピン131は、モータ(図示せず)とボールねじ(図示せず)を介して接続され、ボールねじによって直線運動に変換されたモータの回転運動に起因して図中上下方向に移動する。ウエハWにRIE処理を施すためにウエハWを吸着面に吸着保持するときには、プッシャーピン131はサセプタ112に収容され、RIE処理が施されたウエハWをチャンバ111から搬出するときには、プッシャーピン131はサセプタ112の上面から突出してウエハWをサセプタ112から離間させて上方へ持ち上げる。
チャンバ111の天井部には、サセプタ112と対向するようにガス導入シャワーヘッド132が配置されている。ガス導入シャワーヘッド132には整合器133を介して上部電極用の高周波電源134が接続されており、上部電極用の高周波電源134は所定の高周波電力をガス導入シャワーヘッド132に供給するので、ガス導入シャワーヘッド132は上部電極として機能する。なお、整合器133の機能は上述した整合器122の機能と同じである。
ガス導入シャワーヘッド132は、多数のガス穴135を有する下面の電極板136と、該電極板136を着脱可能に支持する電極支持体137とを有する。また、該電極支持体137の内部にはバッファ室138が設けられ、このバッファ室138には処理ガス供給部(図示せず)からの処理ガス導入管139が接続されている。この処理ガス導入管139の途中には配管インシュレータ140が配置されている。この配管インシュレータ140は絶縁体からなり、ガス導入シャワーヘッド132へ供給された高周波電力が処理ガス導入管139によって処理ガス供給部へリークするのを防止する。ガス導入シャワーヘッド132は、処理ガス導入管139からバッファ室138へ供給された処理ガス及び後述する水分除去ガスをガス穴135を経由してチャンバ111内へ供給する。
また、チャンバ111の側壁には、プッシャーピン131によってサセプタ112から上方へ持ち上げられたウエハWの高さに対応する位置にウエハWの搬入出口141が設けられ、搬入出口141には、該搬入出口141を開閉するゲートバルブ142が取り付けられている。
また、チャンバ111内の水分量をモニタリングするため、チャンバ111は、水分量を測定することができる分析装置(図示しない)、例えば、四重極型質量分析装置、赤外吸収・発光分析装置、及びICP質量分析装置等が接続されている。
このプラズマ処理装置100のチャンバ111内では、上述したように、サセプタ112及びガス導入シャワーヘッド132に高周波電力を供給して、サセプタ112及びガス導入シャワーヘッド132の間の空間Sに高周波電力を印加することにより、該空間Sにおいてガス導入シャワーヘッド132から供給された処理ガスから高密度のプラズマを発生させ、該プラズマによってウエハWにRIE処理を施す。
具体的には、このプラズマ処理装置110では、ウエハWにRIE処理を施す際、先ずゲートバルブ142を開弁し、加工対象のウエハWをチャンバ111内に搬入し、さらに、直流電圧を電極板123に印加することにより、搬入されたウエハWをサセプタ112の吸着面に吸着保持する。また、ガス導入シャワーヘッド132より処理ガス(例えば、所定の流量比率のCF4ガス、O2ガス及びArガスから成る混合ガス)を所定の流量および流量比でチャンバ111内に供給すると共に、APC115等によりチャンバ111内の圧力を所定値にする。さらに、サセプタ112及びガス導入シャワーヘッド132によりチャンバ111内の空間Sに高周波電力を印加する。これにより、ガス導入シャワーヘッド132より導入された処理ガスをプラズマ化して、空間Sにおいてイオンやラジカルを生成し、該生成されるラジカルやイオンをフォーカスリング125によってウエハWの表面に収束し、ウエハWの表面を物理的又は化学的にエッチングする。
また、チャンバ111が備える蓋(図示しない)を開放して該チャンバ111内の定期点検やウェットクリーニングを行い、次いで、蓋を再び閉蓋した後において、ガス導入シャワーヘッド132は、CF4及びCOの混合ガス(以下、「水分除去ガス」という。)をチャンバ111内に導入する。このとき、チャンバ111内に導入されたCF4及びCOと、蓋の開放時に外部から導入され、若しくはチャンバ111の内壁におけるアルマイトコーティングのポアから放出されてチャンバ111内に存在するH2Oとは、以下に示す反応式(1)に従って反応する。
CF4+CO+H2O→CO2+HF+(CFx+F2)・・・(1)
但し、(1)式は価数を考慮していない。
この(1)式に示すように、チャンバ111内において、チャンバ111内のH2Oと、ガス導入シャワーヘッド132から導入された水分除去ガスとが反応し、CO2、HF、CFx、及びF2が生成される。特に、H2Oは水分除去ガス中のCOによって分解(還元)されて水素分子を生成し、該生成された水素分子は水分除去ガス中のCF4と反応してHFを生成する。COは還元力が強いため、上述したH2Oの分解は加速され、また、CF4は還元しやすいため、生成された水素分子と急速に反応する。したがって、上記(1)式の反応は急激に進行する。生成されたCO2、HF、CFx、及びF2は、TMP116及びDP117の排気によってチャンバ111の外に排出される。
(1)式の反応が起こったことによるチャンバ111内雰囲気の変化を以下に説明する。
図3は、図2におけるチャンバ内の雰囲気を分析装置としての四重極型質量分析装置(QMS)によって測定した結果の経時変化を示すグラフである。
図3のグラフは、チャンバ111を大気開放した後にチャンバ111の蓋を閉じてTMP116及びDP117による排気を開始した直後から、水分除去ガスを導入した後までの間の測定結果の経時変化を示し、縦軸は、検出カウント数を示し、横軸は、経過時間を示す。また、2点鎖線はHF、1点鎖線はCF4、破線はCO、及び実線はH2Oの測定結果を示す。
図3のグラフから、TMP116及びDP117の排気によって、時間の経過と共にH2Oの量が緩やかに減少し、約170000msあたりの時間におけるCF4及びCOの混合ガスである水分除去ガスの導入と同時にH2Oの量が急激に減少していることが分かる。これは、水分除去ガスの導入によって、チャンバ111内で(1)式の反応が急激に進行したためである。
このように、ガス導入シャワーヘッド132から水分除去ガスをチャンバ111内に導入することによって、チャンバ111内のH2Oの分解を加速し、さらに、分解されたH2OをHFとして排気するので、チャンバ111内のH2Oを効率よく除去することができる。また、CF4は、処理ガスとして使用されるガスであるので、ガス導入シャワーヘッド132を水分除去ガスの導入用装置として流用することができ、新たな配管等を設ける必要はなく、プラズマ処理装置100、引いては基板処理装置1のコストアップを抑えることができる。
図4は、図1の基板処理装置におけるシステムコントローラによって実行される水分除去処理の手順を示すフローチャートである。
図4の処理は、プラズマ処理装置100の定期点検やチャンバ111内のウェットクリーニングにおいてチャンバ111の蓋が開けられてチャンバ111が大気開放された後に実行される。
図4において、システムコントローラは、プラズマ処理装置100を制御して、チャンバの蓋を閉蓋し(ステップS401)、TMP116及びDP117によってチャンバ111内の排気を行い(ステップS402)、チャンバ111に接続された分析装置によってチャンバ111内の水分量のモニタリングを行う(ステップS403)。
続くステップS404では、チャンバ111内の水分量が所定値、具体的には、上述した1)〜5)の問題が生じない程度の値、以上であるか否かを判別し、チャンバ111内の水分量が所定値よりも少ないときは直ちに本処理を終了し、チャンバ111内の水分量が所定値以上であるときは、処理ガス供給部を制御してガス導入シャワーヘッド132から水分除去ガスを導入する(ステップS405)。
続くステップS406では、再度チャンバ内の水分量をモニタリングし、チャンバ111内の水分量が所定値以上であるか否かを判別し(ステップS407)、チャンバ111内の水分量が所定値以上であるときはステップS405の処理に戻り、チャンバ111内の水分量が所定値よりも少ないときは、直ちに本処理を終了する。
また、図4の処理を実行している間、チャンバ111の内壁表面は高温に維持される。この理由を以下に述べる。
水分除去ガスとH2Oとの反応によって生成されたHFの蒸気圧は、−20℃のときは20kPa、−10℃のときは30.9kPa、0℃のときは47.3kPa、10℃のときは70.7kPa、20℃のときは102kPa、及び30℃のときは139kPaである。これにより、チャンバ111内の圧力が標準大気圧(約101kPa)よりも低い減圧状態のときは、HFは約20℃以上で蒸発すると考えられる。つまり、チャンバ111の内壁表面が常温以上であれば、上記生成されたHFは、チャンバ111の内壁表面に付着せず、蒸発したままTMP116及びDP117によって排気されると考えられる。したがって、チャンバ111の内壁表面が高温を維持することによって、上記生成されたHFが、チャンバ111の内壁表面に付着すること、及び一度蒸発したHFが再びチャンバ111の内壁表面に付着することを確実に防止することができ、もって、チャンバ111の内壁表面へのHFの付着に起因するチャンバ111の内壁表面の腐食を防止することができる。
また、チャンバ111の内壁表面は、多数のポアが存在するセラミック材料であるアルマイトでコーティングされているので、該ポアにH2Oが多量に含まれていることがあるが、チャンバ111の内壁表面が高温に保たれているので、該ポアに含まれているH2Oがアウトガスとして蒸発しやすい状態となり、もってチャンバ111内の水分除去を高速化することができる。
図4の処理によれば、プラズマ処理装置100のシステムコントローラは、TMP116及びDP117によってチャンバ111内の排気を行い(ステップS402)、チャンバ111内の水分量が所定値以上であるときは(ステップS404でYES)、ガス導入シャワーヘッド132から水分除去ガスを導入する(ステップS405)ので、チャンバ111内に存在するH2Oを効率よく除去することができ、もってチャンバ111内の水分除去を高速化することができる。また、チャンバ111が大気開放され、さらに、閉蓋された後に自動的にチャンバ111内の水分量を所定値以下にすることができるため、閉蓋後自動的にウエハの処理を開始することができる状態にするオートスタンバイ機能を実現することができる。その結果、チャンバ111を備えるプラズマ処理装置100のダウンタイムを短縮することができる。
本実施の形態では、ガス導入シャワーヘッド132からCF4及びCOから成る水分除去ガスを導入したが、水分除去ガスはCF4及びCOの混合ガスに限ることはなく、ハロゲン系の処理ガス(例えば、塩素等)及び還元性のガスの混合ガスであれば何でもよい。
本実施の形態では、ガス導入シャワーヘッド132から水分除去ガスのみを導入したが、上記混合ガスと共に不活性ガスであるアルゴン及び窒素等を導入してもよい。これにより、CF4やCOの使用量を削減することができ、もって環境に配慮することができるとともに、チャンバ111内の圧力を高めて粘性流を発生させ、該粘性流にHF等を巻き込むことにより、チャンバ111内の水分除去処理の終了から、ウエハの処理を開始するまでの時間を短縮することができる。
本実施の形態では、チャンバ111の内壁表面がアルマイトコーティングされていたが、該内壁表面がY23によって溶射コーティングされていてもよい。これにより、チャンバ111の内壁表面に比較的大きなポアを設けることができる。比較的大きなポアにおいては、該ポアに含まれるH2Oはアウトガスとして蒸発し易く、また、導入した水分除去ガスが該ポアに浸透し易いので、チャンバ111内の水分除去をより高速化することができる。
また、上記溶射されたY23がY(OH)3に水化処理されていてもよい。ここで、水化処理とは、Y23をH2Oと反応させることによって、水酸化物であるY(OH)3を形成させる処理である。Y(OH)3は極めて安定であり、化学吸着したH2Oの脱離を抑制し且つ外部からのH2Oの吸着を抑制する特性(疎水性)を示すので、チャンバ111の内壁表面が疎水性となってH2Oの付着を最小限にすることができ、また、チャンバ111の内壁表面を緻密にすることができ、もって、チャンバ111の内壁表面からのアウトガスを低減することができ、チャンバ111内の水分除去をよりいっそう高速化することができる。
また、チャンバ111の内壁表面は、Al23及びY23等のセラミックによってコーティングされるのではなく、アルミニウム及びステンレス等の金属や、石英等でコーティングされてもよい。アルミニウム及びステンレス等の金属や、石英等は内部のポアが少ないため、チャンバ111内のH2Oがチャンバ111の内壁表面に付着するのを防ぐことができ、もって、チャンバ111内の水分除去を確実に高速化することができる。
また、TMP116及びDP117によって排気する際、チャンバ111内へのガス導入と排気を繰り返すポンプアンドパージを行ってもよい。ポンプアンドパージによれば、ガスを導入することによって一旦チャンバ111内の圧力を高めて粘性流が発生する状態にした後に排気するので、チャンバ111内の水分除去を効率よく行うことができる。
さらに、チャンバ111内に、極低温面を備え該極低温面に気体分子を凝縮又は吸着させながら排気するポンプであるクライオポンプを備えてもよい。これにより、より確実にチャンバ111内の水分除去を高速化することができる。
本実施の形態では、図3の処理は、チャンバ111内の水分除去を行う際に実行されたが、チャンバ111内に限らず、ロード・ロックモジュール27内の水分除去を行う際にて実行されてもよい。これにより、ロード・ロックモジュール27のダウンタイムを短縮することができると共に、ウエハWの搬送時に、ウエハWにH2Oが付着するのを防ぐことができる。
本実施の形態では、図3の処理は、チャンバ111が大気開放された後に実行されたが、大気開放された後に限らず、新たなロット毎に実行されてもよい。これにより、常にチャンバ111内の水分量を一定のレベル以下に保つことができ、もってロット毎のエッチレートの相違を無くすことができる。
また、本発明の目的は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムコントローラに供給し、そのシステムコントローラのCPUやMPUが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
又、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、CPUが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、CPU上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、システムコントローラに挿入された機能拡張ボードやシステムコントローラに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係る真空容器としてのプラズマ処理装置を備える基板処理装置の概略構成を示す平面図である。 図1におけるプラズマ処理装置の概略構成を示す断面図である。 図2におけるチャンバ内の雰囲気を分析装置としての四重極型質量分析装置(QMS)によって測定した結果の経時変化を示すグラフである。 図1の基板処理装置におけるシステムコントローラによって実行される水分除去処理の手順を示すフローチャートである。 ウエハにプラズマ処理としてのエッチング処理を施すエッチャ内雰囲気を四重極型質量分析装置によって測定した結果を示すグラフである。
符号の説明
1 基板処理装置
27 ロード・ロックモジュール
100 プラズマ処理装置
111 チャンバ
116 TMP
117 DP
132 ガス導入シャワーヘッド

Claims (8)

  1. 真空中において被処理体に所定の処理を施す真空容器から水分を除去する水分除去方法において、
    少なくとも水分子を分解して水素分子を生成する還元性ガス及び前記生成された水素分子と反応して酸を生成するハロゲン系ガスから成る水分除去ガスを前記真空容器に導入する導入ステップと、
    前記真空容器内のガスを排気する排気ステップとを備えることを特徴とする真空容器の水分除去方法。
  2. 前記還元性ガスは一酸化炭素であり、前記ハロゲン系ガスはフッ化炭素であることを特徴とする請求項1記載の真空容器の水分除去方法。
  3. 前記還元性ガスは一酸化炭素であり、前記ハロゲン系ガスは塩素であることを特徴とする請求項1記載の真空容器の水分除去方法。
  4. 前記真空容器内の水分量を測定する水分量測定ステップと、
    前記測定された水分量が所定値以上であるか否かを判別する判別ステップとを備え、
    前記測定された水分量が所定値以上であるときは、前記導入ステップで前記水分除去ガスを前記真空容器に導入することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の真空容器の水分除去方法。
  5. 前記所定の処理は、前記被処理体へのエッチング処理であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の真空容器の水分除去方法。
  6. 前記所定の処理は、前記被処理体の搬送処理であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の真空容器の水分除去方法。
  7. 真空中において被処理体に所定の処理を施す真空容器から水分を除去する水分除去方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    少なくとも水分子を分解して水素分子を生成する還元性ガス及び前記生成された水素分子と反応して酸を生成するハロゲン系ガスから成る水分除去ガスを前記真空容器に導入する導入モジュールと、
    前記真空容器内のガスを排気する排気モジュールとを備えることを特徴とする真空容器の水分除去プログラム。
  8. 真空中において被処理体に所定の処理を施す真空容器から水分を除去する水分除去方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、
    前記プログラムは、少なくとも水分子を分解して水素分子を生成する還元性ガス及び前記生成された水素分子と反応して酸を生成するハロゲン系ガスから成る水分除去ガスを前記真空容器に導入する導入モジュールと、
    前記真空容器内のガスを排気する排気モジュールとを備えることを特徴とする記憶媒体。
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