JP2006260998A - 配光制御用可動ミラー及びライト - Google Patents

配光制御用可動ミラー及びライト Download PDF

Info

Publication number
JP2006260998A
JP2006260998A JP2005078377A JP2005078377A JP2006260998A JP 2006260998 A JP2006260998 A JP 2006260998A JP 2005078377 A JP2005078377 A JP 2005078377A JP 2005078377 A JP2005078377 A JP 2005078377A JP 2006260998 A JP2006260998 A JP 2006260998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
magnet
spring member
light
light distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005078377A
Other languages
English (en)
Inventor
Irizou Nanba
入三 難波
Masaya Horino
正也 堀野
Tatsuhiko Moji
竜彦 門司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2005078377A priority Critical patent/JP2006260998A/ja
Publication of JP2006260998A publication Critical patent/JP2006260998A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract


【課題】
効率良く任意の配光分布パターンを設定することが可能な自動車用灯具を提供する。
【解決手段】
中央可動部と中枠32、及び、中枠と外枠34がねじり変形可能な梁35で繋がっているバネ部材の中央可動部31に、反射面が中枠よりも大きなミラー40を配置した構造の配光制御用可動ミラー、または、中央可動部と中枠、及び、中枠と外枠がねじり変形可能な梁で繋がっているバネ部材の中央可動部に、小型発光体を配置した構造の配光制御用可動ライトを自動車用灯具に搭載する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、配光制御が可能な自動車用灯具に関するものである。
特許文献1に記載のミラーデバイスは、表面にミラー、周縁部にコイルを備えた複数の可動板を枠状固定部にトーションバーで回転可能に軸支し、前記トーションバーの軸線に直交する方向に静磁界発生手段を整列して備え、前記コイルに流れる電流と前記静磁界発生手段によって発生する磁界により、可動部を駆動させるものである。
特開2004−243512号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術には、以下のような課題が存在する。
特許文献1記載のミラーデバイスは、同一面内にミラー、トーションバー、枠状固定部を設けている。そのため、デバイス全体に対してミラーの面積が少なく、自動車用灯具の配光制御に用いるミラーデバイスとしては、反射効率が悪いという問題が存在する。
本発明の目的は、効率良く任意の配光分布パターンを設定することが可能な自動車用灯具を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明では,中央可動部と中枠、及び、中枠と外枠がねじり変形可能な梁で繋がっているバネ部材の中央可動部に、反射面が中枠よりも大きなミラーを配置した構造の配光制御用可動ミラー、または、中央可動部と中枠、及び、中枠と外枠がねじり変形可能な梁で繋がっているバネ部材の中央可動部に、小型発光体を配置した構造の配光制御用可動ライトを自動車用灯具に搭載する。
本発明によれば、可動ミラーの反射面を大きくすること、又は、発光体を直接可動させることにより、効率良く任意の配光分布パターンを設定することが可能な自動車用灯具の実現が可能となる。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
本発明の実施例1を図1により説明する。
2軸揺動型電磁アクチュエータ1にミラー40が接合されている。
2軸揺動型電磁アクチュエータ1は永久磁石、コイル、バネ部材から成り、その構造は以下の通りである。
永久磁石11と永久磁石12は、コイル21を挟むように、永久磁石11がコイル21の内側に、永久磁石12がコイル21の外側に配置されている。また、永久磁石14と永久磁石15は、コイル21の外側に配置されたコイル22を挟むように、永久磁石14がコイル22の内側に、永久磁石15がコイル22の外側に配置されている。永久磁石11と永久磁石12、及び、永久磁石14と永久磁石15の対向する面は各々異なる極性をもっている。このようにコイルに近い場所で、対向面の極性が異なる永久磁石でコイルを挟むように配置することにより、永久磁石により発生する磁界を有効に利用することができ、低電流での駆動が可能となる。
コイル21はバネ部材30の中央可動部31に、コイル22はバネ部材30の中枠32に接合されている。
バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁33の軸は、永久磁石11と永久磁石12で発生する磁束の向きに対し直交しており、中枠と外枠を繋ぐ梁34の軸は、永久磁石14と永久磁石15で発生する磁束の向きに対し直交している。また、これらの梁の軸は互いに直交している。
バネ部材の中央可動部のコイル21が接合された面の反対側の面に、反射面の大きさがバネ部の中枠より大きなミラー40が接合されている。
コイル21、及び、コイル22に流れる電流と、コイルを挟んで対向している永久磁石間の磁界との作用により、梁33と梁34を軸として、ミラーが永久磁石に対して相対的に揺動し、光を任意の位置に反射させることが可能となる。
ミラーの角度を静電容量センサ、又は、歪センサで計測し、その値をフィードバックしてコイル21、及びコイル22に流す電流を制御することにより、ミラーを所望の角度に傾けることが可能となる。
本実施例では、プロセスコストの観点から、単結晶シリコンを水酸化カリウム水溶液等でエッチングするシリコン微細工技術のウェットプロセスを用いて、単結晶シリコンウエハを両面からエッチングしてバネ部材を製作したが、反応性イオンエッチング等のドライプロセスを用いて製作することも可能である。また、シリコン以外の弾性部材、もしくは樹脂部材を加工して製作することも可能である。
本実施例では、ミラーもシリコン微細工技術のウェットプロセスを用いて製作した。
本実施例では、コイルの巻き数を得る為、巻き線コイルをバネ部材に接合したが、微細加工技術のめっきプロセス等を用いて、バネ部材の製作プロセスの中で一括して形成することも可能である。
本実施例では各永久磁石を各々個別に成型し組立てを行ったが、永久磁石の全て、又は、いくつかを一括で成型することも可能である。
本発明の実施例2を図2により説明する。
2軸揺動型電磁アクチュエータ2にミラー40が接合されている。
2軸揺動型電磁アクチュエータ2は永久磁石、コイル、バネ部材から成り、その構造は以下の通りである。
永久磁石11と永久磁石12、及び、永久磁石11と永久磁石13でコイル21を挟むように、永久磁石11がコイル21の内側に、永久磁石12と永久磁石13がコイル21の外側に配置されている。また、永久磁石14と永久磁石15、及び、永久磁石16と永久磁石17は、コイル21の外側に配置されたコイル22を挟むように、永久磁石14と永久磁石16がコイル22の内側に、永久磁石15と永久磁石17がコイル22の外側に配置されている。永久磁石11と永久磁石12、及び、永久磁石11と永久磁石13、及び、永久磁石14と永久磁石15、及び、永久磁石16と永久磁石17の対向する面は各々異なる極性をもっている。このようにコイルに近い場所で対向面が極性の異なる永久磁石でコイルを挟むこと、また、1つのコイルに対して、複数の箇所を永久磁石で挟むことにより、永久磁石により発生する磁界を有効に利用することができ、低電流での駆動が可能となる。
コイル21はバネ部材30の中央可動部31に、コイル22はバネ部材30の中枠32に接合されている。
バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁33の軸は、永久磁石11と永久磁石12との間に発生する磁束の向き、及び、永久磁石11と永久磁石13との間に発生する磁束に対し直交しており、中枠と外枠を繋ぐ梁34の軸は、永久磁石14と永久磁石15との間に発生する磁束の向き、及び、永久磁石16と永久磁石17との間に発生する磁束に対し直交している。また、これらの梁の軸は互いに直交している。
バネ部材の中央可動部のコイル21が接合された面の反対側の面に、反射面の大きさがバネ部の中枠より大きなミラー40が接合されている。
コイル21、及び、コイル22に流れる電流と、コイルを挟んで対向している永久磁石間の磁界との作用により、梁33と梁34を軸として、ミラーが永久磁石に対して相対的に揺動し、光を任意の位置に反射させることが可能となる。
本実施例のように、永久磁石の数を増やすことにより、低電流で大きなトルクを発生することが可能となる。
本発明の実施例3を図3により説明する。
2軸揺動型電磁アクチュエータ3にミラー40が接合されている。
2軸揺動型電磁アクチュエータ3は永久磁石、コイル、バネ部材から成り、その構造は以下の通りである。
永久磁石11と軟磁性体51は、コイル21を挟むように、永久磁石11と軟磁性体51のいずれか一方がコイル21の内側に、もう一方が外側に配置されている。また、永久磁石14と軟磁性体53は、コイル11の外側に配置されたコイル22を挟むように、永久磁石14と軟磁性体53のいずれか一方がコイル22の内側に、もう一方が外側に配置されている。
コイル21はバネ部材30の中央可動部31に、コイル22はバネ部材30の中枠32に接合されている。
バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁33の軸は、永久磁石11と軟磁性体51との間に発生する磁束の向きに対し直交しており、中枠と外枠を繋ぐ梁34の軸は、永久磁石14と軟磁性体53で発生する磁束の向きに対し直交している。また、これらの梁の軸は互いに直交している。
バネ部材の中央可動部のコイル21が接合された面の反対側の面に、反射面の大きさがバネ部の中枠より大きなミラー40が接合されている。
コイル21、及び、コイル22に流れる電流と、コイルを挟んで対向している永久磁石間の磁界との作用により、梁33と梁34を軸として、ミラーが永久磁石に対して相対的に揺動し、光を任意の位置に反射させることが可能となる。
本実施例では各永久磁石を各々個別に成型し組立てを行ったが、永久磁石と軟磁性体の全て、又は、軟磁性体のみを一括で成型することも可能である。
本発明の実施例4を図4により説明する。
2軸揺動型電磁アクチュエータ4にミラー40が接合されている。
2軸揺動型電磁アクチュエータ4は永久磁石、コイル、バネ部材から成り、その構造は以下の通りである。
永久磁石11と軟磁性体51、及び、永久磁石11と軟磁性体52でコイル21を挟むように、永久磁石11がコイル21の内側に、軟磁性体51と軟磁性体52がコイル21の外側に配置されている。また、永久磁石14と軟磁性体53、及び、永久磁石16と軟磁性体54は、コイル21の外側に配置されたコイル22を挟むように、永久磁石14と軟磁性体53のいずれか一方と永久磁石16と軟磁性体54のいずれか一方がコイル22の内側に、もう一方が外側に配置されている。
コイル21はバネ部材30の中央可動部31に、コイル22はバネ部材30の中枠32に接合されている。
バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁33の軸は、永久磁石11と軟磁性体51との間に発生する磁束の向き、及び、永久磁石11と軟磁性体52との間に発生する磁束に対し直交しており、中枠と外枠を繋ぐ梁34の軸は、永久磁石13と軟磁性体53との間に発生する磁束の向き、及び、永久磁石14と軟磁性体54との間に発生する磁束に対し直交している。
バネ部材の中央可動部のコイル21が接合された面の反対側の面に、反射面の大きさがバネ部の中枠より大きなミラー40が接合されている。
コイル21、及び、コイル22に流れる電流と、コイルを挟んで対向している永久磁石間の磁界との作用により、梁33と梁34を軸として、ミラーが永久磁石に対して相対的に揺動し、光を任意の位置に反射させることが可能となる。
本発明の実施例5を図5により説明する。
2軸揺動型電磁アクチュエータ5にミラー40が接合されている。
2軸揺動型電磁アクチュエータ5は軟磁性体、コイル、バネ部材から成り、その構造は以下の通りである。
コイル21を挟むように、軟磁性体55が配置されている。また、コイル21の外側に配置されたコイル22を挟むように、軟磁性体56が配置されている。軟磁性体55と軟磁性体56には各々コイル23とコイル24が巻かれている。
コイル21はバネ部材30の中央可動部31に、コイル22はバネ部材30の中枠32に接合されている。
コイル23に電流を流すと、軟磁性体55のコイル21を挟む隙間に及び、コイル24に電流を流すことにより
バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁33の軸は、コイル23に電流を流したときに軟磁性体55のコイル21を挟む隙間に発生する磁界の向きに対し直交しており、中枠と外枠を繋ぐ梁34の軸は、コイル24に電流を流したときに軟磁性体56のコイル22を挟む隙間に発生する磁界の向きに対し直交している。
バネ部材の中央可動部のコイル21が接合された面の反対側の面に、反射面の大きさがバネ部の中枠より大きなミラー40が接合されている。
コイル21、及び、コイル22に流れる電流と、軟磁性体55のコイル21を挟む隙間に発生する磁界、及び、軟磁性体56のコイル22を挟む隙間に発生する磁界との作用により、梁33と梁34を軸として、ミラーが軟磁性体に対して相対的に揺動し、光を任意の位置に反射させることが可能となる。
本実施例では、コイル23、及び、コイル24に流す電流は一定で、コイル21、及び、コイル22に流す電流を制御することで、ミラーを所望の角度に傾けていたが、コイル21、及び、コイル22に流す電流を一定にして、コイル23、及び、コイル24に流す電流を制御することでミラーを所望の角度に傾けることも可能である。
また、全てのコイルに流す電流を制御することでミラーを所望の角度に傾けることも可能である。
また、コイル21、及び、コイル22の代わりに永久磁石、又は、軟磁性体を配置し、コイル23、及び、コイル24に流す電流を制御することでミラーを所望の角度に傾けることも可能である。
本実施例では、巻き線コイルが巻かれた軟磁性体を利用したが、微細加工技術のめっきプロセス等を用いて、コイル、及び、軟磁性体を一括して形成することも可能である。
本発明の実施例6を図6により説明する。
2軸揺動型電磁アクチュエータ1、または、2軸揺動型電磁アクチュエータ2、または、2軸揺動型電磁アクチュエータ3、または、2軸揺動型電磁アクチュエータ4に反射面の形状が凹曲面になっているミラー41が接合されている。
反射面を凹曲面にすることで、電磁アクチュエータによる反射面の揺動角度に対して、大きな反射角を得ることができる。
本実施例では、反射面の形状を凹曲面としたが、凸曲面にすることも考えられる。
本発明の実施例7を図7により説明する。
本実施例のミラーユニットは、ベース上に上記実施例2に記載の配光制御用可動ミラーが複数配置された構造になっている。
永久磁石10は軟磁性体で形成されたベース60上に固定されている。
本実施例の配光制御用可動ミラーのバネ部材36は、1つの外枠の中に複数の中央可動部と複数の中枠、そしてそれらを繋ぐ複数の梁33から成る。
中枠より反射面の大きなミラーを最小限の隙間でアレイ状に敷詰めるように、複数の中央可動部に各々1ヶずつミラーが接合されている。
コイルの巻き線はバネ部材に形成された配線を介して、外部の駆動回路に接続されており、各々独立してコイルに電流を流すことにより、各々の可動ミラーを任意に傾けることが可能となる。
バネ部材36の表面にも反射膜を形成し、光反射効率を高めている。
反射光の強度分布の調整は、光量の調整によって行っている。
本実施例では、単結晶シリコンウエハを両面からウェットエッチングして上記バネ部材を一括で製作し、その上に同じく単結晶シリコンウエハをウェットエッチングして製作したミラーを実装し、反対側に巻き線コイルを実装して組立てを行ったが、バネ部材、ミラー、コイルを微細加工プロセスにより一括して製作することも可能である。
磁石は可能な限り少なくなるようにベース上に実装し、ベースとバネ部材の外枠はスペーサ61を介して繋がっている。
ベースに駆動回路を一括して製作することも可能である。
本実施例では、上記実施例2の配光制御用可動ミラーを採用したが、その他、実施例1、又は、実施例3、又は、実施例4の配光制御用可動ミラーを採用することも考えられる。
永久磁石の代わりに電磁石をベースに配置することで、実施例5の配光制御用可動ミラーを採用することも考えられる。
本発明の実施例8を図8により説明する。
2軸揺動型電磁アクチュエータ1に実装基板70を介して小型発光体80が接合されている。
2軸揺動型電磁アクチュエータ1は永久磁石、コイル、バネ部材から成り、バネ部材の中央可動部31のコイルが接合された面の反対側の面に、実装基板70が接合され、実装基板の上に小型発光体80が実装されている。
コイルに流れる電流と、コイルを挟んで対向している永久磁石間の磁界との作用により、直交する2組の梁を軸として、小型発光体が永久磁石に対して相対的に揺動し、光を任意の方向に投射することが可能となる。
本発明の実施例9を図9により説明する。
2軸揺動型電磁アクチュエータ2に実装基板70を介して小型発光体80が接合されている。
2軸揺動型電磁アクチュエータ1は永久磁石、コイル、バネ部材から成り、バネ部材の中央可動部31のコイルが接合された面の反対側の面に、実装基板70が接合され、実装基板の上に小型発光体80が実装されている。
コイルに流れる電流と、コイルを挟んで対向している永久磁石間の磁界との作用により、直交する2組の梁を軸として、小型発光体が永久磁石に対して相対的に揺動し、光を任意の方向に投射することが可能となる。
本発明の実施例10を図10により説明する。
2軸揺動型電磁アクチュエータ3に実装基板70を介して小型発光体80が接合されている。
2軸揺動型電磁アクチュエータ1は永久磁石、コイル、バネ部材から成り、バネ部材の中央可動部31のコイルが接合された面の反対側の面に、実装基板70が接合され、実装基板の上に小型発光体80が実装されている。
コイルに流れる電流と、コイルを挟んで対向している永久磁石間の磁界との作用により、直交する2組の梁を軸として、小型発光体が永久磁石に対して相対的に揺動し、光を任意の方向に投射することが可能となる。
本発明の実施例11を図11により説明する。
2軸揺動型電磁アクチュエータ4に実装基板70を介して小型発光体80が接合されている。
2軸揺動型電磁アクチュエータ1は永久磁石、コイル、バネ部材から成り、バネ部材の中央可動部31のコイルが接合された面の反対側の面に、実装基板70が接合され、実装基板の上に小型発光体80が実装されている。
コイルに流れる電流と、コイルを挟んで対向している永久磁石間の磁界との作用により、直交する2組の梁を軸として、小型発光体が永久磁石に対して相対的に揺動し、光を任意の方向に投射することが可能となる。
本発明の実施例12を図12により説明する。
2軸揺動型電磁アクチュエータ5に実装基板70を介して小型発光体80が接合されている。
2軸揺動型電磁アクチュエータ5は軟磁性体、コイル、バネ部材から成り、バネ部材の中央可動部31のコイルが接合された面の反対側の面に、実装基板70が接合され、実装基板の上に小型発光体80が実装されている。
コイルに流れる電流と、軟磁性体のコイルを挟む隙間に発生する磁界との作用により、直交する2組の梁を軸として、小型発光体が軟磁性体に対して相対的に揺動し、光を任意の方向に投射することが可能となる。
本発明の実施例13を図13により説明する。
2軸揺動型電磁アクチュエータ1に実装基板70を介して小型発光体80と反射板90が接合されている。
2軸揺動型電磁アクチュエータ1は永久磁石、コイル、バネ部材から成り、バネ部材の中央可動部31のコイルが接合された面の反対側の面に、実装基板70が接合され、実装基板の上に小型発光体80と反射板90が実装されている。
本実施例では実装基板と反射板を別々に作って接合しているが、例えば、シリコンのマイクロマシニング加工を利用して、これらを一体で作製することも可能である。
コイルに流れる電流と、コイルを挟んで対向している永久磁石間の磁界との作用により、直交する2組の梁を軸として、小型発光体と反射板が永久磁石に対して相対的に揺動し、光を任意の方向に投射することが可能となる。
本発明の実施例14を図14により説明する。
2軸揺動型電磁アクチュエータ2に実装基板70を介して小型発光体80と反射板90が接合されている。
2軸揺動型電磁アクチュエータ1は永久磁石、コイル、バネ部材から成り、バネ部材の中央可動部31のコイルが接合された面の反対側の面に、実装基板70が接合され、実装基板の上に小型発光体80と反射板90が実装されている。
本実施例では実装基板と反射板を別々に作って接合しているが、例えば、シリコンのマイクロマシニング加工を利用して、これらを一体で作製することも可能である。
コイルに流れる電流と、コイルを挟んで対向している永久磁石間の磁界との作用により、直交する2組の梁を軸として、小型発光体と反射板が永久磁石に対して相対的に揺動し、光を任意の方向に投射することが可能となる。
本発明の実施例15を図15により説明する。
2軸揺動型電磁アクチュエータ3に実装基板70を介して小型発光体80と反射板90が接合されている。
2軸揺動型電磁アクチュエータ1は永久磁石、コイル、バネ部材から成り、バネ部材の中央可動部31のコイルが接合された面の反対側の面に、実装基板70が接合され、実装基板の上に小型発光体80と反射板90が実装されている。
本実施例では実装基板と反射板を別々に作って接合しているが、例えば、シリコンのマイクロマシニング加工を利用して、これらを一体で作製することも可能である。
コイルに流れる電流と、コイルを挟んで対向している永久磁石間の磁界との作用により、直交する2組の梁を軸として、小型発光体と反射板が永久磁石に対して相対的に揺動し、光を任意の方向に投射することが可能となる。
本発明の実施例16を図16により説明する。
2軸揺動型電磁アクチュエータ4に実装基板70を介して小型発光体80と反射板90が接合されている。
2軸揺動型電磁アクチュエータ1は永久磁石、コイル、バネ部材から成り、バネ部材の中央可動部31のコイルが接合された面の反対側の面に、実装基板70が接合され、実装基板の上に小型発光体80と反射板90が実装されている。
本実施例では実装基板と反射板を別々に作って接合しているが、例えば、シリコンのマイクロマシニング加工を利用して、これらを一体で作製することも可能である。
コイルに流れる電流と、コイルを挟んで対向している永久磁石間の磁界との作用により、直交する2組の梁を軸として、小型発光体と反射板が永久磁石に対して相対的に揺動し、光を任意の方向に投射することが可能となる。
本発明の実施例17を図17により説明する。
2軸揺動型電磁アクチュエータ5に実装基板70を介して小型発光体80と反射板90が接合されている。
2軸揺動型電磁アクチュエータ5は軟磁性体、コイル、バネ部材から成り、バネ部材の中央可動部31のコイルが接合された面の反対側の面に、実装基板70が接合され、実装基板の上に小型発光体80と反射板90が実装されている。
本実施例では実装基板と反射板を別々に作って接合しているが、例えば、シリコンのマイクロマシニング加工を利用して、これらを一体で作製することも可能である。
コイルに流れる電流と、軟磁性体のコイルを挟む隙間に発生する磁界との作用により、直交する2組の梁を軸として、小型発光体が軟磁性体に対して相対的に揺動し、光を任意の方向に投射することが可能となる。
本発明の実施例18を図18により説明する。
本実施例のライトユニットは、ベース上に上記実施例14に記載の配光制御用可動ライトが複数配置された構造になっている。
永久磁石10は軟磁性体で形成されたベース60上に固定されている。
本実施例の配光制御用可動ミラーのバネ部材36は、1つの外枠の中に複数の中央可動部と複数の中枠、そしてそれらを繋ぐ複数の梁33から成る。
最小限の隙間で小型発光体をアレイ状に敷詰めるように、複数の中央可動部に各々1ヶずつ実装基板を介して小型発光体80、または、小型発光体と反射板が接合されている。
コイルの巻き線、及び、小型発光体はバネ部材に形成された配線を介して、外部の駆動回路に接続されており、各々独立してコイル、及び、小型発光体に電流を流すことにより、各々の小型発光体の傾き角と光量を各々独立に制御することが可能となる。
本実施例では、単結晶シリコンウエハを両面からウェットエッチングして上記バネ部材を一括で製作し、その上に同じく単結晶シリコンウエハをウェットエッチングして製作したミラーを実装し、反対側に巻き線コイルを実装して組立てを行ったが、バネ部材、実装基板、コイルを微細加工プロセスにより一括して製作することも可能である。
磁石は可能な限り少なくなるようにベース上に実装し、ベースとバネ部材の外枠はスペーサ61を介して繋がっている。
ベースに駆動回路を一括して製作することも可能である。
本実施例では、上記実施例2の配光制御用可動ミラーを採用したが、その他、実施例8、又は、実施例9、又は、実施例10、または、上記実施例11、または、上記実施例13、または、上記実施例15、または、上記実施例16に記載の配光制御用可動ライト配光制御用可動ライトを採用することも考えられる。
永久磁石の代わりに電磁石をベースに配置することで、実施例12、または、実施例17に記載の配光制御用可動ライトを採用することも考えられる。
本発明の実施例19を図19により説明する。本実施例のヘッドライトは光源81と固定反射板91と上記実施例7に記載の配光制御用可動ミラーユニット6が複数配置された構造になっている。
本実施例では、可動ミラーユニットを平面上に配置しているが、図20に示すように、曲面に沿って配置することも可能である。
ヘッドライト外周部の可動ミラーユニットの形状や傾き角を調整することで、任意の配光分布を得ることができる。
本発明の実施例20を図21により説明する。本実施例のヘッドライトは上記実施例18に記載の配光制御用可動ライトユニット7が複数配置された構造になっている。
本実施例では、可動ライトユニットを平面上に配置しているが、図22に示すように、曲面に沿って配置することも可能である。
ヘッドライト外周部の可動ライトユニットの形状や傾き角を調整することで、任意の配光分布を得ることができる。
本発明の実施例21を図23、図24により説明する。本実施例は上記実施例19に記載の配光制御用可動ミラーを搭載したヘッドライト、または、上記実施例20に記載の配光制御用可動ライトを搭載したヘッドライト101によるドライバータスク低減システムの一例である。
ヘッドライト101は自動車100に搭載されている。
車速信号や舵角信号、ジャイロセンサで検出した車体の傾き、ハイトセンサで検出したヘッドライト部の地上からの高さが制御装置に逐次入力され、その時々の最適な配光分布パターンを得るための制御信号が出力される。制御信号は配光制御デバイスに伝達され、その指令に従い複数の発光体は各々独立に調光されるとともに、発光体又はミラーが最適な位置(角度)に移動する。ドライバー自身で予め決められた配光分布パターンを選択することや配光制御を作動しないようにすることも可能である。
また、外部から進行方向の道路状況を知らせる信号を受信して、自動的に配光分布を調整することも可能である。
また、カーナビゲーションシステムと組み合わせて、カーブや交差点等で、自動的に配光分布を調整することも可能である。
また、複数の発光体の一部を赤外線発光体にすることで、安全性の向上を図ることも可能である。例えば、可視光発光体を配光分布パターンがロービーム状態になるように設定しておき、赤外線発光体のみをハイビーム状態になるように設定することで、対向車のドライバー等を幻惑させることなく、赤外線カメラ102とモニタによって遠方の障害物をいち早く確認することができる。
また、赤外線発光体を、対向車検知、車間検知、雨滴検知を行うための赤外線センサ72と組み合わせることにより、これらの感度を向上させることが可能となる。
以下、対向車検知、車間検知、雨滴検知による効果を述べる。
赤外線センサによって対向車を検知することにより、その情報が制御装置に伝達され、配光分布パターンがハイビーム状態の場合、自動的にロービーム状態にすることが可能となる。
赤外線センサによって前方を走る車との車間距離を測定することにより、安全な車間距離を保って走行することが可能となる。十分な車間距離がない場合は、音もしくはハンドルへの振動等によりドライバーに警告を与える。緊急の場合はスロットル及びブレーキの制御を行い、自動的に追突を回避する。
赤外線センサによって雨滴を検知すると、自動的にワイパー103が作動する。また、雨滴の量によりワイピングの速さや間欠の調整を自動的に行う。
本発明は自動車のヘッドライトに利用できる。
本発明の実施例1を示す展開図である。 本発明の実施例2を示す展開図である。 本発明の実施例3を示す展開図である。 本発明の実施例4を示す展開図である。 本発明の実施例5を示す展開図である。 本発明の実施例6を示す斜視図である。 本発明の実施例7を示す斜視図である。 本発明の実施例8を示す展開図である。 本発明の実施例9を示す展開図である。 本発明の実施例10を示す展開図である。 本発明の実施例11を示す展開図である。 本発明の実施例12を示す展開図である。 本発明の実施例13を示す展開図である。 本発明の実施例14を示す展開図である。 本発明の実施例15を示す展開図である。 本発明の実施例16を示す展開図である。 本発明の実施例17を示す展開図である。 本発明の実施例18を示す展開図である。 本発明が適用されたヘッドライトである。 本発明が適用されたヘッドライトである。 本発明が適用されたヘッドライトである。 本発明が適用されたヘッドライトである。 本発明が適用されたシステムを示す。 本発明が適用された自動車を示す。
符号の説明
1…2軸揺動型電磁アクチュエータ
2…2軸揺動型電磁アクチュエータ4
3…2軸揺動型電磁アクチュエータ4
4…2軸揺動型電磁アクチュエータ4
5…2軸揺動型電磁アクチュエータ5
10…永久磁石
11…永久磁石
12…永久磁石
13…永久磁石
14…永久磁石
15…永久磁石
16…永久磁石
17…永久磁石
21…コイル
22…コイル
23…コイル
24…コイル
30…バネ部材
31…バネ部材の中央可動部
32…バネ部材の中枠
33…バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁
34…バネ部材の外枠
35…バネ部材の中枠と外枠を繋ぐ梁
41…ミラー
42…曲面ミラー
51…軟磁性体
52…軟磁性体
53…軟磁性体
54…軟磁性体
55…軟磁性体
56…軟磁性体
60…ベース
61…スペーサ
70…実装基板
80…小型発光体
81…光源
90…反射板
91…固定反射板
100…自動車
101…ヘッドライト
102…赤外線カメラ
103…ワイパー

Claims (13)

  1. 磁石1、磁石2、磁石3、磁石4と、コイル1、コイル2と、中央可動部と中枠、及び、中枠と外枠がねじり変形可能な梁で繋がっているバネ部材と、ミラーで構成された自動車のヘッドライトに用いる配光制御用可動ミラーにおいて、
    前記磁石1と前記磁石2で前記コイル1を挟むように前記磁石1が前記コイル1の内側に配置され、
    かつ、前記コイル2の内側に前記コイル1、前記磁石2、前記磁石3が配置され、
    かつ、前記磁石3と前記磁石4で前記コイル2を挟むように、前記磁石4が前記コイル2の外側に配置され、
    かつ、前記磁石1と前記磁石2、及び、前記磁石3と前記磁石4の対向する面は各々異なる極性をもっており、
    かつ、前記コイル1の軸方向に垂直な面と前記バネ部材の中央可動部が接合されており、
    かつ、前記コイル2の軸方向に垂直な面と前記バネ部材の中枠が接合されており、
    かつ、前記バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記磁石1と前記磁石2で発生する磁束の向きに対し垂直であり、
    かつ、前記バネ部材の中枠と外枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記磁石3と前記磁石4で発生する磁束の向きに対し垂直であり、
    かつ、前記バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記バネ部材の中枠と外枠を繋ぐ梁の軸方向と互いに垂直であり、
    かつ、前記バネ年部材の中央可動部の前記コイル1が接合された面の反対側の面に、反射面の大きさが前記バネ部の中枠より大きなミラーが接合され、
    前記コイル1、及び、前記コイル2に電流を流すことで、前記ミラーが前記2つの梁を軸として、前記磁石に対して相対的に揺動することを特徴とする配光制御用可動ミラー。
  2. 磁石1、磁石2、軟磁性体1、軟磁性体2、コイル1、コイル2と、中央可動部と中枠、及び、中枠と外枠がねじり変形可能な梁で繋がっているバネ部材と、ミラーで構成された自動車のヘッドライトに用いる配光制御用可動ミラーにおいて、
    前記磁石1と前記軟磁性体1で前記コイル1を挟むように、前記磁石1が前記コイル1の内側に配置され、
    かつ、前記コイル2の内側に前記コイル1が配置され、
    かつ、前記磁石2と前記軟磁性体2で前記コイル2を挟むように、前記磁石2と前記軟磁性体2のいずれか一方が前記コイル2の内側に配置され、
    かつ、前記コイル1の軸方向に垂直な面と前記バネ部材の中央可動部が接合されており、
    かつ、前記コイル2の軸方向に垂直な面と前記バネ部材の中枠が接合されており、
    かつ、前記バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記磁石1と前記軟磁性体1の間の磁束の向きに対し垂直であり、
    かつ、前記バネ部材の中枠と外枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記磁石2と前記軟磁性体2の間の磁束の向きに対し垂直であり、
    かつ、前記バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記バネ部材の中枠と外枠を繋ぐ梁の軸方向と互いに垂直であり、
    かつ、前記バネ年部材の中央可動部の前記コイル1が接合された面の反対側の面に、反射面の大きさが前記バネ部の中枠より大きなミラーが接合され、
    前記コイル1、及び、前記コイル2に電流を流すことで、前記ミラーが前記2つの梁を軸として、前記磁石、及び、前記軟磁性体に対して相対的に揺動することを特徴とする配光制御用可動ミラー。
  3. 請求項1または請求項2に記載の配光制御用可動ミラーにおいて、
    上記反射面が曲面であることを特徴とする配光制御用可動ミラー。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の配光制御用可動ミラーがベース上に複数配置された配光制御用可動ミラーユニットにおいて、
    磁石及び軟磁性体は前記ベース上に固定、又は、前記ベースと一体で成型され、
    かつ、配光制御用可動ミラーの全ての外枠は繋がっており、
    かつ、外枠はベースに対して相対的に固定され、
    各配光制御用可動ミラーのコイルに個別に電流を流すことで、前記各ミラーが前記ベースに対して相対的に各々独立に揺動することを特徴とする配光制御用可動ミラーユニット。
  5. 小型発光体と、実装基板と、磁石1、磁石2、磁石3、磁石4と、コイル1、コイル2と、中央可動部と中枠、及び、中枠と外枠がねじり変形可能な梁で繋がっているバネ部材で構成された自動車のヘッドライトに用いる配光制御用可動ライトにおいて、
    前記磁石1と前記磁石2で前記コイル1を挟むように前記磁石1が前記コイル1の内側に配置され、
    かつ、前記コイル2の内側に前記コイル1、前記磁石2、前記磁石3が配置され、
    かつ、前記磁石3と前記磁石4で前記コイル2を挟むように、前記磁石4が前記コイル2の外側に配置され、
    かつ、前記磁石1と前記磁石2、及び、前記磁石3と前記磁石4の対向する面は各々異なる極性をもっており、
    かつ、前記コイル1の軸方向に垂直な面と前記バネ部材の中央可動部が接合されており、
    かつ、前記コイル2の軸方向に垂直な面と前記バネ部材の中枠が接合されており、
    かつ、前記バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記磁石1と前記磁石2の間の磁束の向きに対し垂直であり、
    かつ、前記バネ部材の中枠と外枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記磁石3と前記磁石4の間の磁束の向きに対し垂直であり、
    かつ、前記バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記バネ部材の中枠と外枠を繋ぐ梁の軸方向と互いに垂直であり、
    かつ、前記バネ年部材の中央可動部の前記コイル1が接合された面の反対側の面に、前記実装基板が接合され、
    かつ前記実装基板上に小型発光体が配置され、
    前記コイル1、及び、前記コイル2に電流を流すことで、前記小型発光体が前記2つの梁を軸として、前記磁石に対して相対的に揺動することを特徴とする配光制御用可動ライト。
  6. 小型発光体と、実装基板と、磁石1、磁石2、軟磁性体1、軟磁性体2、コイル1、コイル2と、中央可動部と中枠、及び、中枠と外枠がねじり変形可能な梁で繋がっているバネ部材で構成された自動車のヘッドライトに用いる配光制御用可動ライトにおいて、
    前記磁石1と前記軟磁性体1で前記コイル1を挟むように、前記磁石1が前記コイル1の内側に配置され、
    かつ、前記コイル2の内側に前記コイル1が配置され、
    かつ、前記磁石2と前記軟磁性体2で前記コイル2を挟むように、前記磁石2と前記軟磁性体2のいずれか一方が前記コイル2の内側に配置され、
    かつ、前記コイル1の軸方向に垂直な面と前記バネ部材の中央可動部が接合されており、
    かつ、前記コイル2の軸方向に垂直な面と前記バネ部材の中枠が接合されており、
    かつ、前記バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記磁石1と前記軟磁性体1の間の磁束の向きに対し垂直であり、
    かつ、前記バネ部材の中枠と外枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記磁石2と前記軟磁性体2の間の磁束の向きに対し垂直であり、
    かつ、前記バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記バネ部材の中枠と外枠を繋ぐ梁の軸方向と互いに垂直であり、
    かつ、前記バネ年部材の中央可動部の前記コイル1が接合された面の反対側の面に、前記実装基板が接合され、
    かつ、前記実装基板上に小型発光体が配置され、
    前記コイル1、及び、前記コイル2に電流を流すことで、前記小型発光体が前記2つの梁を軸として、前記磁石、及び、前記軟磁性体に対して相対的に揺動することを特徴とする配光制御用可動ライト。
  7. 小型発光体と、反射板と、実装基板と、磁石1、磁石2、磁石3、磁石4と、コイル1、コイル2と、中央可動部と中枠、及び、中枠と外枠がねじり変形可能な梁で繋がっているバネ部材で構成された自動車のヘッドライトに用いる配光制御用可動ライトにおいて、
    前記磁石1と前記磁石2で前記コイル1を挟むように前記磁石1が前記コイル1の内側に配置され、
    かつ、前記コイル2の内側に前記コイル1、前記磁石2、前記磁石3が配置され、
    かつ、前記磁石3と前記磁石4で前記コイル2を挟むように、前記磁石4が前記コイル2の外側に配置され、
    かつ、前記磁石1と前記磁石2、及び、前記磁石3と前記磁石4の対向する面は各々異なる極性をもっており、
    かつ、前記コイル1の軸方向に垂直な面と前記バネ部材の中央可動部が接合されており、
    かつ、前記コイル2の軸方向に垂直な面と前記バネ部材の中枠が接合されており、
    かつ、前記バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記磁石1と前記磁石2で発生する磁束の向きに対し垂直であり、
    かつ、前記バネ部材の中枠と外枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記磁石3と前記磁石4で発生する磁束の向きに対し垂直であり、
    かつ、前記バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記バネ部材の中枠と外枠を繋ぐ梁の軸方向と互いに垂直であり、
    かつ、前記バネ年部材の中央可動部の前記コイル1が接合された面の反対側の面に、前記実装基板が接合され、
    かつ前記実装基板上に前記小型発光体と前記反射板が配置され、
    前記コイル1、及び、前記コイル2に電流を流すことで、前記小型発光体が前記2つの梁を軸として、前記磁石に対して相対的に揺動することを特徴とする配光制御用可動ライト。
  8. 小型発光体と、反射板と、実装基板と、磁石1、磁石2、軟磁性体1、軟磁性体2、コイル1、コイル2と、中央可動部と中枠、及び、中枠と外枠がねじり変形可能な梁で繋がっているバネ部材で構成された自動車のヘッドライトに用いる配光制御用可動ライトにおいて、
    前記磁石1と前記軟磁性体1で前記コイル1を挟むように、前記磁石1が前記コイル1の内側に配置され、
    かつ、前記コイル2の内側に前記コイル1が配置され、
    かつ、前記磁石2と前記軟磁性体2で前記コイル2を挟むように、前記磁石2と前記軟磁性体2のいずれか一方が前記コイル2の内側に配置され、
    かつ、前記コイル1の軸方向に垂直な面と前記バネ部材の中央可動部が接合されており、
    かつ、前記コイル2の軸方向に垂直な面と前記バネ部材の中枠が接合されており、
    かつ、前記バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記磁石1と前記軟磁性体1の間の磁束の向きに対し垂直であり、
    かつ、前記バネ部材の中枠と外枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記磁石2と前記軟磁性体2の間の磁束の向きに対し垂直であり、
    かつ、前記バネ部材の中央可動部と中枠を繋ぐ梁の軸方向は、前記バネ部材の中枠と外枠を繋ぐ梁の軸方向と互いに垂直であり、
    かつ、前記バネ年部材の中央可動部の前記コイル1が接合された面の反対側の面に、前記実装基板が接合され、
    かつ前記実装基板上に前記小型発光体と前記反射板が配置され、
    前記コイル1、及び、前記コイル2に電流を流すことで、前記小型発光体が前記2つの梁を軸として、前記磁石、及び、前記軟磁性体に対して相対的に揺動することを特徴とする配光制御用可動ライト。
  9. 請求項5乃至8の何れかに記載の配光制御用可動ライトがベース上に、複数配置された配光制御用可動ライトユニットにおいて、
    磁石及び軟磁性体は前記ベース上に固定、又は、前記ベースと一体で成型され、
    かつ、配光制御用可動ライトの全ての外枠は繋がっており、
    かつ、外枠はベースに対して相対的に固定され、
    各配光制御用可動ライトのコイルに個別に電流を流すことで、前記各ライトが前記ベースに対して相対的に各々独立に揺動することを特徴とする配光制御用可動ライトユニット。
  10. 請求項4に記載の配光制御用可動ミラーユニットと発光体とで構成された自動車用ヘッドライト。
  11. 請求項9に記載の配光制御用可動ライトユニットで構成された自動車用ヘッドライト。
  12. 請求項10または11に記載の自動車用ヘッドライトと、
    ハンドルの舵角、車速、車体の沈み込み量、車体の傾き、前方車両との距離を各々計測する舵角センサ、車速センサ、ハイトセンサ、ジャイロセンサ、赤外線センサと、
    前記各種センサで計測した情報、及び、外部からの情報やカーナビゲーションシステムからの情報を基に、最も適した配光分布を計算し、前記配光制御用可動ミラーユニット、又は、前記配光制御用可動ライトユニットの駆動回路に指令を与え、前記配光制御用可動ミラーユニット、又は、前記配光制御用可動ライトユニットを駆動させて、最適な配光分布を自動的に生成する制御回路とを有する配光制御システム。
  13. 請求項11に記載の自動車用ヘッドライトと、
    前記配光制御用可動ライトユニットの複数の小型発光体を構成する可視光源及び赤外線光源と、
    ハンドルの舵角、車速、車体の沈み込み量、車体の傾き、前方車両との距離を各々計測する舵角センサ、車速センサ、ハイトセンサ、ジャイロセンサ、赤外線センサと、
    前記各種センサで計測した情報、及び、外部からの情報やカーナビゲーションシステムからの情報を基に、最も適した可視光及び赤外線の配光分布を各々計算し、前記配光制御用可動ライトユニットの駆動回路に指令を与え、前記配光制御用可動ライトユニットを駆動させて、可視光及び赤外線について各々最適な配光分布を自動的に生成する制御回路とを有する配光制御システム。
JP2005078377A 2005-03-18 2005-03-18 配光制御用可動ミラー及びライト Pending JP2006260998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005078377A JP2006260998A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 配光制御用可動ミラー及びライト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005078377A JP2006260998A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 配光制御用可動ミラー及びライト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006260998A true JP2006260998A (ja) 2006-09-28

Family

ID=37099983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005078377A Pending JP2006260998A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 配光制御用可動ミラー及びライト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006260998A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106641963A (zh) * 2017-01-05 2017-05-10 中山市锐盈电子有限公司 一种u型铁芯磁吸双光透镜装置
JP2019159059A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 オムロン株式会社 光偏向器、及びライダー装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106641963A (zh) * 2017-01-05 2017-05-10 中山市锐盈电子有限公司 一种u型铁芯磁吸双光透镜装置
JP2019159059A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 オムロン株式会社 光偏向器、及びライダー装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4412324B2 (ja) 車両用ヘッドライト及び車両運転支援装置
JP4928372B2 (ja) 車両用照明装置
JP4400884B2 (ja) 車輌用灯具
EP3343094B1 (en) Lamp for vehicle and method for controlling the same
EP2397751A2 (en) Illuminating system and thin plate shield illuminating apparatus
JP2005208578A5 (ja)
JP6015564B2 (ja) 光走査装置
CN108302490B (zh) 照明机构
KR20150050399A (ko) 광 스캐너, 화상 표시 장치, 헤드마운트 디스플레이 및 헤드업 디스플레이
WO2017203916A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP2004226548A (ja) 光走査装置及びこれを用いた物体検出装置、描画装置
US10409063B2 (en) Image display device
JP2006260998A (ja) 配光制御用可動ミラー及びライト
JP2001260777A (ja) 車両用前照灯装置
CN106274648B (zh) 车辆用弯曲照明装置
US20090034276A1 (en) Optical scattering of light beam
JP2008058660A (ja) スキャナ装置
KR101896814B1 (ko) 개별조향 제어가 가능한 led모듈 및 이를 이용한 차량용 전조등
JP6925891B2 (ja) 表示装置、及び、内装部材ユニット
WO2006112184A1 (ja) 光走査用アクチュエータ
JP4537623B2 (ja) 画像認識装置
US11208032B2 (en) Vehicle capable of projecting light onto road and control method therefor
WO2022014532A1 (ja) 光反射装置、センサ装置、および照明装置
WO2022196496A1 (ja) 光反射装置、センサ装置、および照明装置
CN218954700U (zh) 照明模块、灯装置和机动车辆