JP2006260974A - スイッチ用ドーム及び前記スイッチ用ドームを用いたスイッチ用ドーム付シート、並びに前記スイッチ用ドームを用いたドーム型スイッチ - Google Patents

スイッチ用ドーム及び前記スイッチ用ドームを用いたスイッチ用ドーム付シート、並びに前記スイッチ用ドームを用いたドーム型スイッチ Download PDF

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Abstract

【課題】一層構造のドーム押えシートであっても低粘着剤でドーム状部材を基板上に固定でき、且つリペアする際にドーム押えシートを基板から剥がしても糊残りが生じない。
【解決手段】ドーム型スイッチ1は、接点部5A,5Bを備えた基板3と、この基板3上の接点部5Aをほぼ中央にして覆うように配置すると共に前記接点部5Aに接離可能な可撓性を備えた椀型形状のドーム状部材9と、このドーム状部材9の凸面側表面に被覆した酸化ケイ素層11と、この酸化ケイ素層11と前記基板3上に粘着剤層13Bを介して貼着して前記ドーム状部材9を押さえるドーム押えシート13と、で構成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、特に携帯電話などの小型電子機器に組み込まれるスイッチ用ドーム及び前記スイッチ用ドームを用いたスイッチ用ドーム付シート、並びに前記スイッチ用ドームを用いたドーム型スイッチに関する。
近年、携帯電話、デジタルカメラ、PDA、MD、CDプレーヤ等のスイッチとしてはドーム型スイッチが使用されている。このドーム型スイッチには、メタルドーム及びこのメタルドームを基板の表面に押さえて位置を保持するためのドーム押えシートが使用されている。
図8及び図9を参照するに、従来のドーム型スイッチ101は、PCB(Printed Circuit Board)もしくはFPC(Flexible Printed Circuit)などのプリント配線基板103の上に導電性材料からなる接点部105Aが備えられ、この接点部105Aの周りに接点部105Bが環状に備えられている。前記接点部105Aに接離可能な可撓性を備えた椀型形状のドーム状部材107(メタルドーム)が、その外周を接点部105Bに接続して載置されている。
このドーム状部材107は導電材料としての例えばステンレスの材料からなる。さらに、ドーム状部材107は上記の接点部105Aをほぼ中央にして覆うように、つまり椀型形状の凹面の中心方向側に前記接点部105Aが位置するように配置されているので、ドーム状部材107の頂点が下方へ押圧されると、頂点付近が反転して凹むように押し込まれて接点部105Aに接触し、導通することになる。
また、ドーム状部材107は、椀型形状の凸面側が例えば樹脂シートからなるドーム押えシート109により貼着されて基板103上に押さえられ位置決めされている。上記のドーム押えシート109は一層構造であり、ドーム状部材107を保持する粘着剤層109Bはそのまま基板の表面に貼り付けられる粘着剤と同じである(例えば、特許文献1参照)。
ちなみに、ドーム押えシート109は粘着力の高い粘着シートであり、シート材109Aの下面と椀型形状の凸面が粘着力の高い粘着剤層109Bにより貼着され、ドーム状部材107の位置が保持されている。ドーム押えシート109は、例えば、シート材109Aの厚さが50μmのPETで、粘着剤層109Bの厚さが25μmのアクリル系粘着剤である。
従来のドーム押えシート109に用いられていた粘着シートとしては、例えば剥離強度が3.3N/cm以上のA粘着シート、剥離強度が2.45N/cm以上のB粘着シート、剥離強度が1.5N/cm以上のC粘着シートなどがあり、低粘着シートには1〜2N/cm程度の粘着シートが用いられ、高粘着シートには5N/cm程度の粘着シートが用いられている。
さらに、ドーム型スイッチ101について説明すると、上記のドーム押えシート109の上方には、アクチュエータとしての例えば図示しないキー部材がプリント配線基板103から離間した位置に配置されている。
上記のキー部材が人の指で押し込まれると、図10の左側のドーム型スイッチ101に示されているように、ドーム押えシート109の上からドーム状部材107の頂点付近が押し下げられる。ドーム状部材107はその頂点付近が反転して凹むように押し込まれて接点部105Aに接触して導通状態になり、ドーム型スイッチ101がON状態となる。上記のように、ドーム状部材107が反転して凹む際に、クリック感が得られるようになっている。
図11を参照するに、従来のスイッチ用ドーム付シート111としては、シート材109Aの一面に粘着剤層109Bを塗布してなるドーム押えシート109と、前記粘着剤層109Bに予め所定位置に貼着して配置した複数のドーム状部材107と、複数のドーム状部材107をシート材109Aとの間で挟み込むように前記粘着剤層109B側の全面に貼着した剥離フィルム113と、から構成されている。このスイッチ用ドーム付シート111は、一製品として組み立てられるものである。
したがって、上記のスイッチ用ドーム付シート111は、上記の剥離フィルム113を剥がすだけで、図8に示されているように、複数のドーム状部材107を各対応する基板103の接点部105A,105Bに位置合わせをしてドーム押えシート109で押さえながら粘着剤層109Bによって簡単に基板103の表面上に貼着することができる。
特開2001−35305号公報
ところで、従来のドーム型スイッチ101においては、基板103を修理するためにドーム押えシート109を基板103から剥がすとき、図9に示されているように基板103の表面に粘着剤層109Bの糊残りALが発生するという問題点があった。このリペア作業において、上記の糊残りALが生じないドーム押えシート109が要望されていた。
上記の糊残りALが生じる原因は、ドーム押えシート109の粘着剤層109Bの粘着力と相関関係がある。つまり、粘着剤層109Bの粘着力が低い場合は、糊残りALが少なくなる。しかし、粘着力が低い粘着剤を用いた場合は、基板103の上におけるドーム状部材107の位置を保持することが難しいという問題点があった。
そこで、上記の問題解決のために、図12及び図13に示されているように、二重構造のドーム押えシート115を用いたドーム型スイッチ117が既存の製品として用いられている。すなわち、前述した図8のドーム押えシート109のシート材109Aと同様の第1シート材115Aに、粘着力が高い粘着剤層115Bを介してドーム状部材107を貼着すると共に、前記ドーム状部材107を貼着した部分以外の粘着剤層115Bの領域には第2シート材115Cを貼着し、この第2シート材115Cを、粘着力が低い粘着剤層115Dを介して基板103の表面に貼着するように構成されている。
しかし、二重構造のドーム押えシート115は、二重構造ゆえにかかる加工時間と材料費の増加につながっているという問題点があった。さらに加えて、二重構造ゆえに薄型化しにくいという問題点があった。
この発明は上述の課題を解決するためになされたものである。
この発明のスイッチ用ドームは、基板上の接点部をほぼ中央にして覆うように配置可能で、且つ前記接点部に接離可能な可撓性を備えた椀型形状のドーム状部材と、このドーム状部材の凸面側表面に被覆した酸化ケイ素層と、で構成されていることを特徴とするものである。
この発明のスイッチ用ドーム付シートは、請求項1記載の複数のスイッチ用ドームと、
シート材の一面に粘着剤層を塗布してなるドーム押えシートであって、複数のスイッチ用ドームの酸化ケイ素層が前記粘着剤層に貼着されたシート材と、このシート材に貼着された複数のスイッチ用ドームを挟み込むようにシート材の粘着剤層側に剥離シート材と、から構成されていることを特徴とするものである。
この発明のスイッチ用ドーム付シートは、前記スイッチ用ドーム付シートにおいて、前記ドーム押えシートの粘着剤層が低粘着剤層であることが好ましい。
この発明のドーム型スイッチは、接点部を備えた基板と、請求項1記載の複数のスイッチ用ドームと、シート材の一面に粘着剤層を塗布してなるドーム押えシートであって、スイッチ用ドームの酸化ケイ素層が前記粘着剤層に貼着され、さらに前記基板上に粘着剤層を介して貼着して前記スイッチ用ドームを押えるドーム押えシートと、で構成されていることを特徴とするものである。
この発明のドーム型スイッチは、前記ドーム型スイッチにおいて、前記ドーム押えシートの粘着剤層が低粘着剤層であることが好ましい。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明のスイッチ用ドームによれば、ドーム状部材の凸面側の表面に酸化ケイ素層を形成したので、ドーム状部材は酸化ケイ素層を介して例えば粘着剤との粘着力を上げることができる。したがって、例えば、スイッチ用ドームがドーム型スイッチに用いられる場合、酸化ケイ素層がドーム状部材の表面との化学結合により密着しているので、酸化ケイ素層がドーム押えシートの粘着剤層に貼り付けられると、従来のような粘着剤層とドーム状部材との粘着ではなく、粘着剤層と酸化ケイ素層との粘着となる。この酸化ケイ素層との粘着力は未処理のドーム状部材を直接粘着剤層に貼り付けるよりも高くなるので、低粘着力の粘着剤を用いてもドーム押えシートによりスイッチ用ドームを確実に押さえることができ、しかも、リペアのためにドーム押えシートを剥がしても、基板上に糊残しをなくすことができる。
この発明のスイッチ用ドーム付シートによれば、剥離シート材を剥がすだけで、複数のスイッチ用ドームを各対応する基板の接点部に位置合わせを行い、ドーム押えシートで押さえながら粘着剤層によって簡単に効率よく基板の表面上に貼着することができる。基板に配置された各スイッチ用ドームの効果は、上述したスイッチ用ドームの説明と同様である。
この発明のドーム型スイッチによれば、上記のこの発明のスイッチ用ドームを用いたので、ドーム状部材の凸面側の表面に形成処理した酸化ケイ素層とドーム押えシートの粘着剤層との粘着力は、未処理のドーム状部材を直接粘着剤層に貼り付けるよりも高くなるので、低粘着力の粘着剤を用いてもドーム押えシートによりスイッチ用ドームを確実に押さえることができ、しかも、リペアのためにドーム押えシートを剥がしても、基板上に糊残しをなくすことができる。さらに、ドーム押えシートの薄型化を図ることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2を参照するに、この実施の形態に係るドーム型スイッチ1は、PCB(Printed Circuit Board)もしくはFPC(Flexible Printed Circuit)などのプリント配線基板3の上に導電性材料からなる接点部5Aが備えられ、この接点部5Aの周りに接点部5Bが環状に備えられている。また、前記接点部5Aと接点部5Bとの導通をON・OFFせしめるスイッチ用ドーム7が設けられている。このスイッチ用ドーム7は、前記接点部5Aに接離可能な可撓性を備えた椀型形状のドーム状部材9としての例えばメタルドームが、その外周を接点部5Bに接続して載置されている。
上記のドーム状部材9は導電材料としての例えばステンレスの材料からなり、ドーム状部材9は上記の接点部5Aをほぼ中央にして覆うように、つまり椀型形状の凹面の中心方向側に前記接点部5Aが位置するように配置されているので、ドーム状部材9の頂点が下方へ押圧されると、頂点付近が反転して凹むように押し込まれて接点部5Aに接触し、導通することになる。
さらに、図4を併せて参照するに、上記のスイッチ用ドーム7は、ドーム状部材9の椀型形状の凸面側、つまり非接点側の表面がナノメートルオーダの超薄膜の酸化ケイ素層11で被覆されている。
上記の酸化ケイ素層11は、燃焼化学気相蒸着法を用いて、例えば有機ケイ素(Si−C)化合物を酸素(空気)中でガスバーナー(液化石油ガス)で燃焼、気化させ生成した酸化ケイ素、水蒸気及び二酸化炭素の混合ガスをドーム状部材9のステンレス鏡面に形成される。酸化ケイ素層は二酸化炭素(SiO)層を言う。
再び図1を参照するに、上記のスイッチ用ドーム7は、ドーム状部材9の椀型形状の凸面の酸化ケイ素層11が例えば樹脂シートからなるドーム押えシート13の粘着層により貼着されて基板3上に押さえられ位置決めされる。ちなみに、ドーム押えシート13は粘着力の低い粘着シートであり、シート材13Aの下面とドーム状部材9の椀型形状の凸面が酸化ケイ素層11を介して粘着力の低い(低粘着力の)粘着剤層13Bにより貼着されてドーム状部材9、すなわちスイッチ用ドーム7の位置が保持されている。
上記のドーム押えシート13は、例えば、シート材13Aの厚さが50μmのPETで、粘着剤層13Bの厚さが25μmのアクリル系粘着剤である。ドーム押えシート13は一層構造であり、スイッチ用ドーム7を保持する粘着剤層13Bはそのまま基板3の表面に貼り付けられる粘着剤と同じである。
なお、この実施の形態における低粘着力とは、ドーム押えシート13を基板3から剥がした際に基板3の表面上に糊残りが生じない粘着力をいう。ちなみに、ドーム押えシート13に貼り付けられたスイッチ用ドーム7の貼付強度を測定し、外径が例えば4mmのスイッチ用ドーム7のMDピール強度(N/MD)で考慮すると、実用上問題のない最低のレベルの低粘着力は0.39N/MD(約40gf/MD)である。このときのドーム押えシート13のJISで規定された剥離試験による剥離強度は約1.7N/cm(約173gf/cm)である。なお、MDピール強度(N/MD)はスイッチ用ドーム7の表面にドーム押えシート13を貼り付け、引き剥がすピール試験での剥離強度を言う。
上記のように、ドーム状部材9の非接点側の表面に超薄膜の酸化ケイ素層11がコーティングされた複数のスイッチ用ドーム7が、基板3の各接点部5A,5Bの所定位置に効率よく配置され、且つ各スイッチ用ドーム7の凸面側がドーム押えシート13で貼着されて基板3上に確実に効率よく押さえられるには、この実施の形態に係るスイッチ用ドーム付シート15が用いられることが良い。
すなわち、スイッチ用ドーム付シート15としては、図5に示されているように、シート材13Aの一面に粘着剤層13Bを塗布してなるドーム押えシート13と、前記粘着剤層13Bに予め所定位置に貼着して配置した複数のスイッチ用ドーム7と、複数のスイッチ用ドーム7をドーム押えシート13との間で挟み込むように前記粘着剤層13B側の全面に貼着した剥離シート材としての例えば剥離フィルム17と、から構成されている。このスイッチ用ドーム付シート15は、一製品として組み立てられるものである。
したがって、上記のスイッチ用ドーム付シート15は、図6に示されているように、上記の剥離フィルム17を剥がすだけで、複数のスイッチ用ドーム7を各対応する基板3の接点部5A,5Bに位置合わせを行うことができ、図1に示されているようにドーム押えシート13で押さえながら粘着剤層13Bによって簡単に基板3の表面上に貼着することができる。
さらに、この実施の形態のドーム型スイッチ1について説明すると、上記のドーム押えシート13の上方には、アクチュエータとしての例えば図示しないキー部材がプリント配線基板3から離間した位置に配置されている。
したがって、上記のキー部材が人の指で押し込まれると、図3の左側のドーム型スイッチ1に示されているように、ドーム押えシート13の上からスイッチ用ドーム7の頂点付近が押し下げられる。スイッチ用ドーム7はその頂点付近が反転して凹むように押し込まれて接点部5Aに接触して導通状態になり、ドーム型スイッチ1がON状態となる。上記のように、スイッチ用ドーム7が反転して凹む際に、クリック感が得られるようになっている。
上記構成により、この実施の形態のドーム型スイッチ1は、ドーム状部材9の椀型形状の凸面側、つまり非接点側の表面にナノメートルオーダの超薄膜の酸化ケイ素層11を密着するように被覆したので、粘着剤層13Bが粘着力の低い(低粘着力)ものであっても酸化ケイ素層11と粘着剤層13Bとの境界面に高い結合性がもたらされるため、ドーム押えシート13により粘着剤層13Bを介して基板3の表面上におけるドーム状部材9、つまりスイッチ用ドーム7の位置を保持することができる。
図7を参照するに、酸化ケイ素層11による効果を明確にするために、この実施の形態のスイッチ用ドーム7と、外表面に酸化ケイ素層11を形成しない従来例のドーム状部材107とを試験片として製作し、各試験片7,107におけるドーム押えシート13によるピール試験を行い、それぞれ5つの試験片7,107におけるピール強度を測定した。なお、各試験片7,107はドーム状部材7,107の凸側表面に酸化ケイ素層11を形成しているか否かの違いであり、他は同じ条件である。
上記のピール試験としては、通常メタルドームは球面形状をしているため、JISで規定されている粘着シートの引き剥がし試験はできないので、ドーム押えシート13に貼り付けられた各試験片7,107を引き剥がす時の貼付強度を測定した。すなわち、外形の直径φが例えば4mm(MD)の試験片7,107をドーム押えシート13から引き剥がすときの最大ピール強度を測定した。
酸化ケイ素層11の形成処理を行った本願例のスイッチ用ドーム7と未処理の従来例のドーム状部材107との測定結果は図7に示されている通りである。本願例のスイッチ用ドーム7は、未処理の従来例のドーム状部材107の約1.5倍の剥離強度になっていることが分かる。
その理由としては、ドーム状部材9の表面に形成された酸化ケイ素層11は、化学結合によりドーム状部材9のステンレス表面に密着するように被覆されるので、ドーム状部材9と酸化ケイ素層11との結合力は強いものである。そして、粘着剤層13Bとスイッチ用ドーム7との結合はドーム状部材9のステンレス表面とではなく、酸化ケイ素層11との粘着となる。しかも、この酸化ケイ素層11は粘着剤層13Bとの境界面に高い結合性を有する層であるので、粘着剤層13Bが低い粘着力であっても高い結合性をもたらすことができることにある。
以上のことから、この実施の形態のスイッチ用ドーム7は、糊残りが生じない低粘着力の一層構造のドーム押えシート13を用いても、粘着剤層13Bを介して基板3の上におけるドーム状部材9の位置を確実に保持できる剥離強度を引き出すことができる。したがって、修理(リペア)のためにドーム押えシート13が基板3から剥がされても、基板3の表面に粘着剤層13Bの糊残りが生じない一層構造のドーム押えシート13を用いることが可能となり、ドーム押えシート13の薄型化を図ることができる。
この発明の実施の形態のドーム型スイッチの縦断面図である。 図1のドーム型スイッチの斜視図である。 図1のドーム型スイッチの動作説明図である。 この発明の実施の形態のスイッチ用ドームの縦断面図である。 この発明の実施の形態のスイッチ用ドーム付シートの縦断面図である。 図5のスイッチ用ドーム付シートを用いて基板上に組み付ける際の状態説明図である。 この発明の実施の形態のスイッチ用ドーム付シートにおけるピール強度を示すグラフである。 従来のドーム型スイッチの縦断面図である。 図8のドーム型スイッチの斜視図である。 図8の従来のドーム型スイッチの動作説明図である。 従来のスイッチ用ドーム付シートの縦断面図である。 従来の他のドーム型スイッチの縦断面図である。 図12の他のドーム型スイッチの斜視図である。
符号の説明
1 ドーム型スイッチ
3 プリント配線基板
5A,5B 接点部
7 スイッチ用ドーム
9 ドーム状部材
11 酸化ケイ素層
13 ドーム押えシート
13A シート材
13B 粘着剤層
15 スイッチ用ドーム付シート
17 剥離フィルム(剥離シート材)

Claims (5)

  1. 基板上の接点部をほぼ中央にして覆うように配置可能で、且つ前記接点部に接離可能な可撓性を備えた椀型形状のドーム状部材と、このドーム状部材の凸面側表面に被覆した酸化ケイ素層と、で構成されていることを特徴とするスイッチ用ドーム。
  2. 請求項1記載の複数のスイッチ用ドームと、
    シート材の一面に粘着剤層を塗布してなるドーム押えシートであって、複数のスイッチ用ドームの酸化ケイ素層が前記粘着剤層に貼着されたシート材と、このシート材に貼着された複数のスイッチ用ドームを挟み込むようにシート材の粘着剤層側に剥離シート材と、から構成されていることを特徴とするスイッチ用ドーム付シート。
  3. 前記ドーム押えシートの粘着剤層が低粘着剤層であることを特徴とする請求項2記載のスイッチ用ドーム付シート。
  4. 接点部を備えた基板と、請求項1記載の複数のスイッチ用ドームと、シート材の一面に粘着剤層を塗布してなるドーム押えシートであって、スイッチ用ドームの酸化ケイ素層が前記粘着剤層に貼着され、さらに前記基板上に粘着剤層を介して貼着して前記スイッチ用ドームを押えるドーム押えシートと、で構成されていることを特徴とするドーム型スイッチ。
  5. 前記ドーム押えシートの粘着剤層が低粘着剤層であることを特徴とする請求項4記載のドーム型スイッチ。

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