JP2006260900A - コネクタ - Google Patents

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Takashi Sunaga
剛史 須永
Kazuya Akashi
一弥 明石
Katsuhisa Matsuura
克久 松浦
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Abstract

【課題】グランドコンタクト上に接続されるドレイン線のピール強度を高めて電気特性を向上させる。ドレイン線の所定位置の位置決めを確実にしてクロストーク等の特性を向上せしめ、他の導体である信号線の半田とのブリッジが生じないようにする。
【解決手段】コネクタ1は、一対の信号線11を備えると共に1本のドレイン線17を備えている伝送ケーブルを接続すべく、一対の信号線11を上下に振り分けて接続する接続部23A,23Bを上下面に備えたシグナルコンタクト21と、前記ドレイン線17を半田接続する接続部25A,25Bを設けたグランドコンタクトと、を備えている。さらに、前記グランドコンタクトの上下面の接続部25A,25Bのうちの少なくとも上面の接続部25Aが、前記ドレイン線17を載置して接合材溜り部を形成する断面凹部27である。
【選択図】図1

Description

この発明は、伝送ケーブルとの接続に用いるコネクタに関する。
従来、コンピュータなどのサーバ間に使用する集合ケーブルがあり、通信信号などを大容量で瞬時に送信しても、受信及び送信が瞬時または同時にスムーズに行う場合などに用いられる。上記の集合ケーブルは多数の信号線又は信号線対を内周側から外周側へ複数層状に配置して構成される。なお、信号線とは外周に絶縁体からなる被覆材を被覆して構成されており、信号線対とは一対の信号線を平行に保持した2芯同軸ケーブル(ツイナックスと呼ばれている)である。
図6を参照するに、上記の伝送ケーブルが接続されるコネクタ101は、主にベースとなるフラットな基板103と、ハウジング105と、グランドコンタクト107(クリップ)と、チップ109とから構成されている。グランドコンタクト107は、基板103を挟み込むような断面コ字状をなしており、その全面に金メッキが施されており、基板103とグランドコンタクト107は半田によって接合されている。例えば、グランドコンタクト107は、長手方向の長さが例えば4.2mm、幅が例えば0.3mmであり、複数のグランドコンタクト107が例えば1.5mmピッチで基板103と半田接合されている。
上記のコネクタ101には、直径が異なる2種類の導体Aと導体Bが配線されて、図9に示されているように半田111で接続される。導体Aと導体Bについて詳しくは後述するが、直径が例えばφ0.3〜0.5mmが使用されている。
図7乃至は図9を参照するに、2芯同軸ケーブル113は、中心導体としての信号線115の外周に絶縁体からなる被覆材117が被覆されて絶縁線119を構成しており、この絶縁線119のペア線にドレイン線121とが添えられ、例えばアルミなどのテープ材などの被覆材123が外周に巻き付けられている。
この2芯同軸ケーブル113が接続されるコネクタ101は、図7に示されているように上記の2本の信号線115(導体A)を接続するためのシグナルコンタクト125と、ドレイン線121(導体B)を接続するグランドとしてのグランドコンタクト107と、が設けられている。したがって、上記の2本の信号線115がそれぞれ1本ずつシグナルコンタクト125の上下面に例えば半田111で接続され、ドレイン線121はグランドコンタクト107の上下面のいずれか一方に例えば図7では上面に半田111で接続される(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2004−127623号公報 特開2004−134128号公報
ところで、従来のコネクタ101においては、導体A,Bの半田接続では、図10に示されているように、半田111のフィレット127の形成が接合部の強度を得るものである。しかしながら、グランドコンタクト107の上面の半田111は、図9に示されているように金フラッシュメッキが施されているグランドコンタクト107の側面を伝わって流れてしまうために、グランドコンタクト107の上面のドレイン線121(導体B)の半田111の量が少なくなってしまうので、ドレイン線121の接合部の強度が十分に得られないという問題点があった。
さらには、グランドコンタクト107の側面を流れた半田111が、基板103に半田接続されている隣りの信号線115(導体A)の半田111とブリッジして導通してしまう恐れがあるという問題点があった。
この発明は上述の課題を解決するためになされたものである。
この発明のコネクタは、一対の信号線を備えると共に少なくとも1本のドレイン線を備えている伝送ケーブルを接続すべく、一対の信号線を上下に振り分けて接続する接続部を上下面に備えたシグナルコンタクトと、前記ドレイン線を接続する接続部を設けたグランドコンタクトと、を備えたコネクタにおいて、
前記グランドコンタクトの上下面の接続部のうちの少なくとも上面の接続部が、前記ドレイン線を載置して接合材溜り部を形成する断面凹部であることを特徴とするものである。
また、この発明のコネクタは、前記コネクタにおいて、前記グランドコンタクトが、左右方向のほぼ中央で2分割されていることが好ましい。
また、この発明のコネクタは、前記コネクタにおいて、前記凹部がV字形状又はU字形状であることが好ましい。
また、この発明のコネクタは、前記コネクタにおいて、前記グランドコンタクトの側面が、接合材が流れにくい物質でコーティングされていることが好ましい。
また、この発明のコネクタは、前記コネクタにおいて、前記グランドコンタクトの側面に、梨地模様を施していることが好ましい。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明のコネクタによれば、ドレイン線がグランドコンタクトの上面の凹部に載置されて半田付けされると、溶融した半田が凹部の接合材溜り部に留まってグランドコンタクトの側面に流れないように、もしくは流れてもその量を少なくすることができる。その結果、グランドコンタクトの上面に半田接続される半田のフィレットが十分であるので、ドレイン線のピール強度を増大でき、電気特性の向上を図ることができる。
さらに、ドレイン線を凹部で確実に所定位置に位置決めできるので、クロストーク等の特性の向上を図ることができる。
また、半田接続する際に半田量が多く投入されても、グランドコンタクトの側面に流れる量が少ないので、基板上に半田接続されている隣りの信号線の半田とブリッジして導通してしまうという恐れが無くなる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1を参照するに、この実施の形態に係るコネクタ1の主要な構成部材は、ベースとなるフラットな基板3と、グランドコンタクト5(クリップ)と、からなる。
グランドコンタクト5は、基板3を挟み込むような断面コ字状をなしており、その全面に金メッキが施されており、基板3とグランドコンタクト5は半田によって接合されている。例えば、グランドコンタクト5は、長手方向の長さが例えば4.2mm、幅が例えば0.3mmであり、複数のグランドコンタクト5が1.5mmピッチで基板3と半田接合されている。
上記のコネクタ1には、直径が異なる2種類の導体Aと導体Bが配線されて、図3に示されているように接合材としての例えば半田7で接続される。導体Aと導体Bについて詳しくは後述するが、直径が例えばφ0.3〜0.5mmが使用されている。
この実施の形態に係る伝送ケーブルとしての例えば2芯同軸ケーブル9は、図1および図2に示されているように、中心導体としての信号線11の外周に絶縁体からなる被覆材13が被覆されて絶縁線15を構成しており、この絶縁線15のペア線にドレイン線17とが添えられ、例えばアルミなどのテープ材などの被覆材19が外周に巻き付けられている。なお、2芯同軸ケーブルには2本のドレイン線を備えているものもある。
また、コネクタ1は、図1に示されているように、上記の2本の信号線11(導体A)を接続するためのシグナルコンタクト21と、ドレイン線17(導体B)を接続するグランドとしてのグランドコンタクト5と、が設けられている。
なお、シグナルコンタクト21には、2本の信号線11を上下に振り分けて接続するための接続部23A,23Bが上下面に設けられている。
また、グランドコンタクト5には、グランドコンタクト5の上下面がドレイン線17を接続する接続部25A,25Bであり、この上下面の接続部25A,25Bのうちの少なくとも上面の接続部25Aには、前記ドレイン線17を載置して接合材溜り部としての半田溜り部を形成する断面凹部27がグランドコンタクト5の長手方向に向けて設けられている。なお、前記凹部27はこの実施の形態ではV字形状をなしているが、U字形状あるいは他の形状であっても構わない。
したがって、上記の2本の信号線11がそれぞれ1本ずつ上下に振り分けてシグナルコンタクト21の上下面に例えば半田7で接続され、ドレイン線17はグランドコンタクト5の上下面のいずれか一方に例えば図3では上面の凹部27に半田7で接続される。
上記構成により、ドレイン線17がグランドコンタクト5の上面の凹部27に載置されて半田付けされると、前記凹部27に半田溜り部が形成されているので、図3に示されているように溶融した半田7が半田溜り部に留まってグランドコンタクト5の側面に流れないように、もしくは流れてもその量を少なくすることができる。その結果、グランドコンタクト5の上面に半田接続される半田7のフィレット29が図4に示されているように十分であるので、ドレイン線17のピール強度が増大し、電気特性の向上を図ることができる。
さらに、ドレイン線17が凹部27で確実に所定位置に位置決めされる効果により、クロストーク等の特性の向上を図ることができる。
また、半田接続する際に、多少なりとも半田7が過度に投入されたとしても、グランドコンタクト5の側面に流れる量が少ないので、基板3上に半田接続されている隣りの信号線11の半田7とブリッジして導通してしまうという恐れが無くなる。
この発明の他の実施の形態のコネクタ1について説明する。なお、前述した実施の形態のコネクタ1とほぼ同様であるので、異なる点を記載し、他の同様の部分の説明は省略する。
図5を参照するに、グランドコンタクト5が左右方向のほぼ中央で2分割されている。これらのグランドコンタクト片5A,5Bを合わせることにより、半田溜り部を形成する断面凹部27が形成される。したがって、上記の合わせ面が前記凹部27の最下点に位置するので、溶融した半田7が多少なりとも上記の合わせ面に浸入するために、物理的にも半田7の流れを抑制することができる。
さらに、グランドコンタクト5は、その全面に金メッキが施されているために溶融した半田7が側面を流れ易いので、グランドコンタクト5の両側面に半田7が流れにくい濡れ性の悪い物質31をコーティングする。例えば、他の金属メッキあるいは樹脂をコーティングする。これによって、溶融半田7が側面を流れる速度を遅くするので、その途中で半田7が固まるために、結果として半田7がグランドコンタクト5の側面を流れ落ちるのを防ぐことができる。
さらに、図5に示されているように、グランドコンタクト5の側面の上方には、梨地模様33を加工することも半田7を流れにくくする点で効果がある。また、グランドコンタクト5の上面にエンボス加工を行うことも溶融半田7を留める点で効果がある。
以上のことから、投入される半田7の量が多い場合でもグランドコンタクト5の側面に流れる半田7の量を少なくできるので、他の導体(信号線11)とブリッジする恐れが無くなる。また、ドレイン線17を接続する半田7のフィレット29が十分であるので、ドレイン線17のピール強度を増大でき、電気特性の向上を図ることができる。
さらに、グランドコンタクト5が狭いピッチであっても半田接続が可能となり、コネクタ1自体のサイズも小さくできる。また、高低差のある部分への半田接続が可能となる。
この発明の実施の形態のコネクタに伝送ケーブルを接続する前の状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態に係る2芯同軸ケーブルの断面図である。 この発明の実施の形態のコネクタに伝送ケーブルを接続した状態を示す正面図である。 グランドコンタクトにドレイン線が半田接続された状態の拡大断面図である。 この発明の他の実施の形態を示す斜視図である。 従来のコネクタの全体の概略を示す斜視図である。 従来のコネクタに伝送ケーブルを接続する前の状態を示す斜視図である。 2芯同軸ケーブルの断面図である。 従来のコネクタに伝送ケーブルを接続した状態を示す正面図である。 (A)は従来、導体が半田接続された状態の拡大断面図で、(B)は側面図である。
符号の説明
1 コネクタ
3 基板
5 グランドコンタクト(クリップ)
5A,5B グランドコンタクト片
7 半田
9 2芯同軸ケーブル(伝送ケーブル)
11 信号線
13 被覆材
15 絶縁線
17 ドレイン線
19 被覆材
21 シグナルコンタクト
23A,23B 接続部(シグナルコンタクト21の)
25A,25B 接続部(グランドコンタクト5の)
27 凹部
29 フィレット
31 濡れ性の悪い物質
33 梨地模様

Claims (5)

  1. 一対の信号線を備えると共に少なくとも1本のドレイン線を備えている伝送ケーブルを接続すべく、一対の信号線を上下に振り分けて接続する接続部を上下面に備えたシグナルコンタクトと、前記ドレイン線を接続する接続部を設けたグランドコンタクトと、を備えたコネクタにおいて、
    前記グランドコンタクトの上下面の接続部のうちの少なくとも上面の接続部が、前記ドレイン線を載置して接合材溜り部を形成する断面凹部であることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記グランドコンタクトが、左右方向のほぼ中央で2分割されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記凹部がV字形状又はU字形状であることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記グランドコンタクトの側面が、接合材が流れにくい物質でコーティングされていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のコネクタ。
  5. 前記グランドコンタクトの側面に、梨地模様を施していることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016126966A (ja) * 2015-01-07 2016-07-11 日立金属株式会社 高速伝送用ケーブルモジュール

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