JP2006260409A - プリント基板設計支援システムとプログラム - Google Patents

プリント基板設計支援システムとプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006260409A
JP2006260409A JP2005079673A JP2005079673A JP2006260409A JP 2006260409 A JP2006260409 A JP 2006260409A JP 2005079673 A JP2005079673 A JP 2005079673A JP 2005079673 A JP2005079673 A JP 2005079673A JP 2006260409 A JP2006260409 A JP 2006260409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed circuit
circuit board
standard
support system
size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005079673A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4425166B2 (ja
Inventor
Harunobu Hirakawa
晴信 平川
Tetsuo Kon
哲夫 今
Hideo Tani
秀夫 谷
Shigeru Isobe
滋 磯邊
Atsushi Hirano
敦 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2005079673A priority Critical patent/JP4425166B2/ja
Priority to US11/377,580 priority patent/US7640525B2/en
Priority to CNA2006100679520A priority patent/CN1834970A/zh
Publication of JP2006260409A publication Critical patent/JP2006260409A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4425166B2 publication Critical patent/JP4425166B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/39Circuit design at the physical level
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0005Apparatus or processes for manufacturing printed circuits for designing circuits by computer

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 定尺プリント基板材料から単位プリント基板を取り出す際の無駄を回避し、プリント基板の設計者が、当該プリント基板の、その品質やコストを考慮した設計を、後工程(基板製造、PCB生産工程)を含めて総合的に検討することを可能とする。
【解決手段】 プリント基板単体に関して、定尺プリント基板材料から無駄なく最適に取り出せる形とサイズを予め定めて、標準化して複数登録しておき、設計者は、登録された各標準プリント基板から、設計仕様を満足するものを選択して用いるようにし、かつ、標準化した各プリント基板毎に、その設計仕様(シート外形、層数、導体幅、VIA径、実装能力など)や、基板材料供給元や単価、品質等の情報を、対応付けて登録しておき(記憶装置3:PCBテーブル3a,ライブラリ情報テーブル3b)、設計者が入力した設計仕様を条件として、処理部4において、登録内容を参照し、当該条件(設計仕様)に合う標準プリント基板を特定して表示装置1に一覧表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリント基板(PWB:Printed Wiring Board)の設計を支援する技術に係わり、特に、設計者による、品質とコストおよび設計仕様を考慮した最適なプリント基板の選択作業を、詳細な回路設計作業を始める前に支援するのに好適なプリント基板設計支援技術に関するものである。
プリント基板の設計においては、当該プリント基板材料(以下「PWB材」とも記載)の形状、大きさ等が、当該プリント基板に要求される機能に応じて、あるいは、当該プリント基板を搭載する装置に応じて決められるが、その際、品質とコストを考慮した最適なPWB材の外形、材料、単価等の仕様の選択が要求される。
さらに、PWB材は、例えば1m×1mや、1m×1.2m等のサイズの定尺プリント基板材料から切り取られるものであり、この定尺プリント基板材料からは、所定の大きさのプリント基板材が複数枚取り出されるので、品質とコストを考慮した最適なPWB材の選択には、定尺プリント基板材料の選択に関しての考慮も必要となる。
従来、定尺プリント基板材料から所定の大きさのプリント基板を複数枚取り出す場合には、当該プリント基板の設計者等が、まず、当該単位プリント基板の大きさや数を決め、次に、これらの大きさ、数に最適なワークサイズを計算し、そして、定尺プリント基板材料から取れるワークサイズ基板の数とワークサイズ組数とを積算して、定尺プリント基板材料から取れる単位プリント基板の数を算出していた。
また、単位プリント基板の単価を算出する場合には、同様に設計者等が、定尺プリント基板材料の価格を、当該定尺プリント基板材料から取り出される単位プリント基板の数で除算することで算出していた。
しかし、定尺プリント基板材料のサイズ(規格)は少なくとも数種類はあり、また、これらの定尺プリント基板材料から最初にまず取り出すワークサイズのサイズも数種類ある。さらに、これらのワークサイズの組数等を考慮するとなると、数十から数百の種類の組み合わせが存在する。
そのため、このような設計者等の経験や勘に依存しての、単位プリント基板の取り出し数の算出技術においては、これらの組み合わせの中から最適な組み合わせを見つけ出すには、膨大な手間と時間とが費やされてしまうという問題がある。
また、後日、より最適な組み合わせが見出されることもあり、その場合には、単位プリント基板の組数の改訂、定尺プリント基板材料の種類変更等を行なう必要があり、更に余計な手間と時間のロスとが生じてしまう。
このような問題を解決するための従来技術としては、例えば、特許文献1に記載のものがある。この技術は、複数サイズの定尺PWB材(定尺プリント基板材料)から、所定の大きさの単位PWB材(単位プリント基板)を複数枚取り出す場合に、最適な定尺PWB材を、コンピュータ処理により選択するためのものであり、入力された、取り出すべきプリント基板のサイズデータと、予め記憶しておいた定尺プリント基板材料の複数のサイズデータとに基づいて、当該プリント基板を1つあるいは複数取り出すのに最適な定尺プリント基板材料を決定し、また、決定した定尺プリント基板材料から取り出すべきプリント基板の価格を算出するものである。
入力される情報として、当該プリント基板の縦・横の長さ、ピン密度、材質、地取寸法、スルーホール径、組み合わせ数があり、決定・算出され出力される情報としては、決定した定尺プリント基板材料から取り出すことのできる当該プリント基板の最多取り数、その場合のプリント基板の価格と価格係数がある。
この特許文献1に記載の技術によれば、無駄が最小限であって最もコストを低くし得る、定尺プリント基板材料から単位プリント基板の取り出し方を確実且つ迅速に算出することができる。
しかしながら、この技術では、設計者が設計した回路に必要な単位プリント基板のサイズに応じて、最適な(無駄が最小限であって最もコストを低くし得る)定尺プリント基板材料を決定するものであり、最小限ではあっても、無駄が生じる。
このような無駄が原因で、プリント基板の仕様を設定することにおいて、前工程(回路設計、レイアウト設計)に関する最適仕様を選択したとしても、後工程(基板製造、PCB生産工程)を含めた総合的な面においては、その品質、コストに関して最適仕様とならない場合がある。
特許第3067461号公報
解決しようとする問題点は、従来の技術は、設計者が設計した回路構成に適したプリント基板のサイズや形等を決定する、あるいは、設計者が回路設計等を行って決定したプリント基板のサイズに基づき当該プリント基板の生産に最適な定尺プリント基板材料を特定するものであり、定尺プリント基板材料から単位プリント基板を取り出す際の無駄を回避することができない点である。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、プリント基板の設計者が、当該プリント基板の詳細な回路設計を行う前に、当該プリント基板の品質やコストを考慮した選択を、後工程(基板製造、PCB生産工程)を含めて総合的に検討することを可能とすることである。
上記目的を達成するため、本発明のプリント基板設計支援システムでは、プリント基板に用いる定尺プリント基板材料の外形や寸法、あるいは、シートサイズと同様に、プリント基板単体に関しても、予め、その形とサイズを定めて、標準化して標準プリント基板として登録しておき、プリント基板(回路)の設計者は、この標準プリント基板から、設計仕様を満足するものを選択して用いることを特徴とする。特に、標準プリント基板は、定尺プリント基板材料から無駄なくコスト的に最適に取り出せる形とサイズのプリント基板とする。そして、本システムでは、標準化した各プリント基板毎に、その設計仕様(シート外形、層数、導体幅、VIA径、実装能力、etc)や、当該プリント基板の材料(定尺プリント基板材料、ワークサイズ)供給元の名称や単価、品質等の情報を、対応付けて登録しておき、設計者が入力した設計仕様を条件として、登録内容を参照し、当該条件(設計仕様)に合う標準プリント基板を特定して一覧表示出力することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ(設計者)が選択する対象のプリント基板は、定尺プリント基板材料から無駄なく取り出せる形とサイズのもの(標準プリント基板)であり、コスト的に最適なプリント基板を選択することができる。また、ユーザ(設計者)が入力した設計仕様条件に合致する複数の標準プリント基板を当該標準プリント基板に対応付けられた設計仕様条件と共に一覧表示するので、ユーザ(設計者)は、当該プリント基板の実際の回路設計等を行う前に、当該プリント基板の設計に係わる全工程の情報を総合的にトレードオフ検討することができ、設計するプリント基板の仕様を、品質・コストに関して最適に導き出すことができる。
以下、図を用いて本発明を実施するための最良の形態例を説明する。図1は、本発明に係わるプリント基板設計支援システムの構成例を示すブロック図であり、図2は、図1におけるプリント基板設計支援システムの処理動作例を示すフローチャート、図3は、図1におけるプリント基板設計支援システムの条件入力画面の初期画面例を示す説明図、図4は、図1におけるプリント基板設計支援システムの第1の初期表示画面例を示す説明図、図5は、図1におけるプリント基板設計支援システムの処理機能構成例を示す説明図、図6は、図1におけるプリント基板設計支援システムの条件入力画面の操作結果画面例を示す説明図、図7は、図1におけるプリント基板設計支援システムの処理結果表示画面例を示す説明図、図8は、図1におけるプリント基板設計支援システムの第2の初期表示画面例を示す説明図である。
図1におけるプログラム解析システムは、CPU(Central Processing Unit)や主メモリ、表示装置、入力装置、外部記憶装置等を具備したコンピュータ構成からなり、光ディスク駆動装置等を介してCD−ROM等の記憶媒体に記録されたプログラムやデータを外部記憶装置内にインストールした後、この外部記憶装置から主メモリに読み込みCPUで処理することにより、各処理部の機能を実行するものであり、表示装置1、入力装置2、記憶装置3、処理部4を具備している。
処理部4は、ライブラリ情報制御部4a、入力情報処理部4b、計算処理部4cを有し、記憶装置3は、PCBテーブル3aとライブラリ情報テーブル3bを有する。
本例においては、プリント基板単体に関しても、定尺プリント基板材料やシートサイズと同様に、予め、その形とサイズを定めて、複数、標準化して登録しておき、設計者は、登録された各標準プリント基板から、設計仕様を満足するものを選択して用いるようにし、かつ、標準化した各プリント基板毎に、その設計仕様(シート外形、層数、導体幅、VIA径、実装能力など)や、基板材料供給元や単価、品質等の情報を対応付けて、記憶装置3のPCBテーブル3aとライブラリ情報テーブル3bに登録しておき、設計者が入力装置2から入力した設計仕様を条件として、処理部4において、登録内容を参照し、当該条件(設計仕様)に合う標準プリント基板を特定して表示装置1に一覧表示する。特に、本例では、標準プリント基板は、定尺プリント基板材料からコスト的に最適に取り出せる形とサイズのプリント基板とする。
すなわち、ライブラリ情報テーブル3bにおいては、定尺PWB材料(定尺プリント基板材料)から効率良く裁断して得られる最適なPWB(プリント基板)外形とシート外形との組み合わせ等を関連付けた情報が登録されており、PCBテーブル3aにおいては、PWB仕様(層数、導体幅、VIA径、etc.)や当該PWBの品質、コスト、仕入先等に関するPCB情報が登録されている。
表示装置1は、処理部4の処理結果として、例えば、図3に示す条件入力画面の初期画面301や、図4および図8に示す初期表示画面401,401b、あるいは図7に示す処理結果表示画面401a等をディスプレイ上に表示し、入力装置2は、例えば、図3に示す条件入力画面の初期画面301を介してのユーザ(設計者)の入力操作情報を入力して処理部4に送出する。
図3に示すように、条件入力画面の初期画面301は、「層数」、「最小導体幅」、「VIA径」等からなるPWB仕様や、「部品数」、「ピン数」、「ネット数」、「孔数」等からなる設計情報、および、「金型」や「ルーター」の外形加工種別の製造条件等の各情報項目からなる。
また、図4と図8に示すように、初期表示画面401,401bおよび図7に示す処理結果表示画面401a,は、「PWB外形」や「シート外形」等からなるライブラリ項目、「層数」、「導体幅」、「VIA径」等からなるPWB仕様項目、「実装能力」、「可否判定」等からなるレイアウト項目、「仕入先」、「PWB単価」、「イニシャル費」、「品質」等からなるPWB項目、「イニシャル費」等からなるPCB項目からなる。尚、「PWB外形」に関しては、当該プリント基板(PWB)の形のみならず、そのサイズも情報として含まれている。
本例では、処理部4は、ライブラリ情報制御部4aにより、特に、図8に示す初期表示画面401bの内容で、一覧で表示装置1に表示できるよう、ライブラリ情報テーブル3bにおける情報(定尺PWB材料から効率良く裁断して得られる最適なPWB外形とシート外形との組み合わせ等)と、PCBテーブル3aにおけるPWB仕様や当該PWBの品質、コスト、仕入先等に関するPCB情報を関連付ける。
図4に示す初期表示画面401の例では、ライブラリ情報テーブル3bにおける、定尺PWB材料(定尺プリント基板材料)に関しての情報のみが関連付けられて表示されているが、図8に示す初期表示画面401bの例では、ライブラリ情報テーブル3bにおける情報とPCBテーブル3aにおける情報の全てが関連付けて表示されており、「レイアウト」項目における「可否判定」部分のみが空白となっている。
このような、図8に示す初期表示画面401bの例では、例えば、図6に示す条件入力画面301aの内容で条件が入力されると、計算処理部4cが、ライブラリ情報テーブル3bにおける情報とPCBテーブル3aにおける情報を検索して、当該条件を満足する組み合わせのものを特定し、例えば、図7の処理結果表示画面401aに示すように、「レイアウト」項目における「可否判定」部分に、その特定結果が表示される。
図7に示す処理結果表示画面401aの「可否判定」において、「×」は条件を満足しないことを示し、「○」は条件を十分に満足することを示し、「◎」は条件を十二分に満足することを示し、「△」は条件を十分ではないが一応は満足することを示す。
すなわち、図6に示す条件入力画面301aでは、特に、「設計情報」項目における「ピン数」が「600」として特定されており、図7の処理結果表示画面401aに示すように、「レイアウト」項目における「実装能力」が「500pin」の行に関しては「×」の可否判定結果が表示され、「700pin」の行に関しては「○」の可否判定結果が表示され、「800pin」の行に関しては「◎」の可否判定結果が表示され、「600pin」の行に関しては「△」の可否判定結果が表示されている。
ユーザ(設計者)は、図7の処理結果表示画面401aに示される、この可否判定結果、および、「PWB」項目における「PWB単価」、「イニシャル費」、「品質」項目や、「PCB」項目における「イニシャル費」等を参照することで、設計に用いる「PWB外形」(標準プリント基板の形とサイズ)を特定する。
尚、このように、図8の初期表示画面401bの例で示すようにして、ライブラリ情報テーブル3bにおける情報とPCBテーブル3aにおける情報の全てを関連付けて表示させる場合、実際には、大量のデータが表示されることとなり、処理負荷およびユーザ負荷が多大なものとなる。
そこで、本例では、図4に示すようにして、初期表示画面401では、ライブラリ情報テーブル3bにおける、定尺PWB材料(定尺プリント基板材料)に関しての情報のみを関連付けて表示し、ユーザ(設計者)が、図6に示す条件入力画面301aの内容で、入力装置2から各条件情報を入力した際に、処理部4において、記憶装置3のPCBテーブル3aとライブラリ情報テーブル3bの内容を読み取り、条件の一部が一部合致する情報に限定した内容で、図7の処理結果表示画面401aに示すようにして表示する。
このような処理が、図5において示されている。すなわち、処理部4は、記憶装置3のライブラリ情報3bを読み取り、図4に示す内容の初期表示画面401を表示装置1の画面上に表示し、ユーザ(設計者)が図6に示す条件入力画面301aの内容で入力装置2を操作して条件を入力すると、記憶装置3のPCBテーブル3aを読み取り、入力された条件とPCBテーブル3aに登録された各項目内容との比較判定処理を行い、その処理結果を、図7の処理結果表示画面401aに示す内容で表示する。
この処理の結果、図7の処理結果表示画面401aにおいては、図6の条件入力画面301aで指定された「層数」が「4層」と「6層」で、「最小導体幅」が「Pin間3」、「VIA径」が「ミドル」、「設計情報」における「部品数」が「250」で「ピン数」が「600」、「外形加工」が「ルーター」に一部合致するもののみが選択して表示されており、さらに、「可否判定」項目において、「実装能力」が条件(「600pin」)を満足するもの(標準プリント基板)には「◎」、「○」を、満足しないものには「×」を、十分ではないが一応満足するものには「△」が表示されている。
以下、このような処理手順を、図2のフローチャートを用いて説明する。
ステップS201においては、ライブラリ情報制御部4aが、ライブラリ情報テーブル4aからライブラリ情報をロードする。この時点では、品質、コスト、仕入先情報には未だデータがセットされていない。ライブラリのデータ構造としては、例えば、図8に示す内容で表示が可能なものである。
ステップS202においては、ユーザー(本システムを使用してPCBコスト設計を行う者:設計者)による操作に応じて入力装置2から、「PWBレイアウト仕様」、「回路情報」、「レイアウト情報」、「PWB工法情報」などを入力する。
「PWBレイアウト仕様」としては、「層数」、「最小導体幅」、「VIA径の種類」、「月ロット数」、「総ロット数」等があり、また「回路情報」としては、「部品数」、「ピン数」、「ネット数」などがあり、また「レイアウト情報」としては、「部品数」、「ピン数」、「ネット数」、「孔数」などがあり、そして「PWB工法情報」としては、「回路形成法」、「外形加工方法」などがある。
このような入力情報(条件)は、例えば、図6の条件入力画面301aのようにして入力され、入力情報処理部4bによりメモリに保持される。
ステップS203においては、計算処理部4cが、上記メモリに保持した入力情報と記憶装置3に記憶したPCBテーブル3aとライブラリ情報テーブル3bの各情報を用いて、品質情報、コスト情報、仕入先情報等を算出する。
ステップS204においては、ライブラリ情報制御部4aが、ステップS203において計算処理部4cの処理で求めた情報を、ライブラリ情報テーブル3bからロードしたライブラリ情報に付加する。付加した後のライブラリのデータ例としては、例えば、図7に示す処理結果表示画面401aのようになる。
ステップS205においては、ライブラリの情報を、表示装置1によりユーザーに表示する。表示イメージとしては、例えば図7に示す処理結果表示画面401aのように、候補となる組み合わせが複数表示される。尚、表示された結果は、各行の項目での並べ替えが可能である。
ステップS206においては、ユーザーによる、図7の処理結果表示画面401aに例示したライブラリ情報に対する、最適なPWB形状、シート形状、仕入先の組み合わせ等の判断結果を待つ。最適な組み合わせであるとの判断結果が入力された場合は処理を終了するが(ステップS207)、最適な組み合わせが得られなかったとの判断結果が入力された場合、あるいは、候補として検出・表示した件数が多かったため絞込みを行う必要があるとの判断結果が入力された場合には、当該ユーザによる入力情報の変更内容が入力されるので(ステップS208)、変更された入力情報に基づくステップS203以降の処理を繰り返す。
以上、図1〜図8を用いて説明したように、本例のプリント基板設計支援システムでは、プリント基板に関しても、当該プリント基板の切り出しに用いる定尺プリント基板材料の外形や寸法、あるいは、シートサイズと同様に、予め、その形とサイズを定めて、標準化して登録しておき、プリント基板(回路)の設計者は、各標準プリント基板から、設計仕様を満足するものを選択して用いる。
特に、標準プリント基板は、定尺プリント基板材料から無駄なくコスト的に最適に取り出せる形とサイズのプリント基板であり、このことにより、ユーザ(設計者)は、定尺プリント基板材料から無駄なく取り出せるプリント基板を選択して用いることとなり、コスト的に最も有利な選択を行うことができる。
そして、本例では、標準化した各プリント基板毎に、その設計仕様(シート外形、層数、導体幅、VIA径、実装能力、etc)や、当該プリント基板の材料(定尺プリント基板材料、ワークサイズ)供給元の名称や単価、品質等の情報を、対応付けて登録しておき、設計者が設計仕様を入力すると、この設計仕様を条件として登録内容を参照し、当該条件(設計仕様)に合う標準プリント基板を特定して、そのプリント基板と、当該プリント基板に予め対応付けて登録された設計仕様や材料供給元、品質等の情報を一覧で表示出力する。
このことにより、ユーザ(設計者)は、プリント基板回路の実際の回路設計を行う前に、当該プリント基板を作成するまでの全工程の情報を、品質・コストも考慮して総合的にトレードオフ検討することができる。
尚、当該条件(設計仕様)に合う標準プリント基板が多数、一覧表示出力された場合、ユーザ(設計者)は、条件(設計仕様)を追加・変更することで、出力される件数を絞り込むことができる。
このように、本例では、従来の技術のように、設計者が設計した回路構成に適したプリント基板のサイズや形等を決定する、あるいは、設計者が回路設計等を行って決定したプリント基板のサイズに基づき当該プリント基板の生産に最適な定尺プリント基板材料を特定するだけのものとは異なり、ユーザ(設計者)が利用できるプリント基板として、定尺プリント基板材料から無駄なく最適に取り出せる標準プリント基板を予め定める。このことにより、定尺プリント基板材料から単位プリント基板を取り出す際の無駄を回避することができる。
また、プリント基板の設計者は、当該プリント基板の詳細な回路設計を行う前に、当該プリント基板の品質やコストを考慮した選択を、後工程(基板製造、PCB生産工程)を含めて総合的に検討することが可能であり、本システムは効果的なプリント基板の設計支援を行うことができる。
尚、本発明は、図1〜図8を用いて説明した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、本例では、ライブラリ情報テーブル3bにおける情報(定尺PWB材料から効率良く裁断して得られる最適なPWB外形とシート外形との組み合わせ等)と、PCBテーブル3aにおける情報(PWB仕様や当該PWBの品質、コスト、仕入先等に関するPCB情報)とで分けて管理する構成としているが、ライブラリ情報テーブル3bとPCBテーブル3aのそれぞれを予め関連付けて纏めて登録管理する構成としても良い。
また、本例では、図7に示すように、設計仕様情報としての実装能力であるピン数が、入力された条件を満足しないもの(図7における「×」)に関しても、表示対象としているが、少なくとも実装能力が条件に合うものだけに限って表示対象とすることでも良い。この場合、ユーザ(設計者)は、使用可能な標準プリント基板を容易に特定することができる。
しかし、図7に示すように、条件に全て合致しないものも表示することにより、この表示内容に基づきユーザ(設計者)が、入力条件を変更して、より最適なプリント基板を再検索するよう誘導することができる。
また、本例のコンピュータ構成に関しても、キーボードや光ディスクの駆動装置の無いコンピュータ構成としても良い。また、本例では、光ディスクを記録媒体として用いているが、FD(Flexible Disk)等を記録媒体として用いることでも良い。また、プログラムのインストールに関しても、通信装置を介してネットワーク経由でプログラムをダウンロードしてインストールすることでも良い。
本発明に係わるプリント基板設計支援システムの構成例を示すブロック図である。 図1におけるプリント基板設計支援システムの処理動作例を示すフローチャートである。 図1におけるプリント基板設計支援システムの条件入力画面の初期画面例を示す説明図である。 図1におけるプリント基板設計支援システムの第1の初期表示画面例を示す説明図である。 図1におけるプリント基板設計支援システムの処理機能構成例を示す説明図である。 図1におけるプリント基板設計支援システムの条件入力画面の操作結果画面例を示す説明図である。 図1におけるプリント基板設計支援システムの処理結果表示画面例を示す説明図である。 図1におけるプリント基板設計支援システムの第2の初期表示画面例を示す説明図である。
符号の説明
1:表示装置、2:入力装置、3:記憶装置、4:処理部、4a:ライブラリ情報制御部、4b:入力情報処理部、4c:計算処理部、301:条件入力画面の初期画面、301a:条件入力画面、401,401b:初期表示画面、401a:処理結果表示画面。

Claims (7)

  1. プログラムを用いたコンピュータ処理により、プリント基板の設計支援を行うシステムであって、
    各々予め定められた形とサイズの複数の標準プリント基板の識別情報を当該標準プリンタの形とサイズと共に登録する記憶手段と、
    入力装置から入力された設計仕様条件に合う形とサイズの1以上の標準プリント基板の識別情報を上記記憶手段から読み出して形とサイズと共に表示装置に一覧表示する処理手段とを有することを特徴とするプリント基板設計支援システム。
  2. プログラムを用いたコンピュータ処理により、プリント基板の設計支援を行うシステムであって、
    各々予め形とサイズが定められた標準プリント基板の識別情報毎に、当該標準プリント基板の外形とサイズ、層数、導体幅、VIA径、および、当該標準プリント基板の切り出しに用いる定尺プリント基板材料の供給元識別情報と単価、品質を少なくとも含む設計仕様条件を、対応付けて登録する記憶手段と、
    入力装置から入力された上記設計仕様条件に合う1以上の標準プリント基板の識別情報を上記記憶手段から読み出して当該標準プリント基板に対応付けられた上記設計仕様条件と共に表示装置に一覧表示する処理手段と
    を有することを特徴とするプリント基板設計支援システム。
  3. 請求項1もしくは請求項2のいずれかに記載のプリント基板設計支援システムであって、
    上記標準プリント基板は、定尺プリント基板材料から無駄なく最適に取り出せる形とサイズのプリント基板であることを特徴とするプリント基板設計支援システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のプリント基板設計支援システムであって、
    上記処理手段は、上記入力された設計仕様条件の内のいずれか1つが合えば、当該標準プリント基板を一覧表示の対象とすることを特徴とするプリント基板設計支援システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のプリント基板設計支援システムであって、
    上記設計仕様条件として搭載可能部品数と搭載可能ピン数を少なくとも含む実装能力情報を含み、
    上記処理手段は、表示対象とした標準プリント基板の実装能力と上記入力された設計仕様条件の実装能力との合致程度を表す情報を表示することを特徴とするプリント基板設計支援システム。
  6. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のプリント基板設計支援システムであって、
    上記処理手段は、上記入力された設計仕様条件の全てに合う標準プリント基板のみを表示対象とすることを特徴とするプリント基板設計支援システム。
  7. コンピュータを、請求項1から請求項6のいずれかに記載のプリント基板設計支援システムにおける各手段として機能させるためのプログラム。
JP2005079673A 2005-03-18 2005-03-18 プリント基板設計支援システムとプログラム Expired - Fee Related JP4425166B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005079673A JP4425166B2 (ja) 2005-03-18 2005-03-18 プリント基板設計支援システムとプログラム
US11/377,580 US7640525B2 (en) 2005-03-18 2006-03-17 Assisting printed board design process
CNA2006100679520A CN1834970A (zh) 2005-03-18 2006-03-17 印制板的设计支援装置、方法以及系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005079673A JP4425166B2 (ja) 2005-03-18 2005-03-18 プリント基板設計支援システムとプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006260409A true JP2006260409A (ja) 2006-09-28
JP4425166B2 JP4425166B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=37002714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005079673A Expired - Fee Related JP4425166B2 (ja) 2005-03-18 2005-03-18 プリント基板設計支援システムとプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7640525B2 (ja)
JP (1) JP4425166B2 (ja)
CN (1) CN1834970A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100994417B1 (ko) 2008-07-22 2010-11-16 (주)남강하이테크 피씨비 표면실장 자동광학검사기용 작업데이터 생성방법
JP2012190121A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Fujitsu Ltd 設計装置,設計プログラムおよび設計方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102207983A (zh) * 2010-03-29 2011-10-05 宏恒胜电子科技(淮安)有限公司 设备安装资料设计系统
WO2016018317A1 (en) * 2014-07-30 2016-02-04 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for designing a printed circuit board
CN109426674B (zh) * 2017-08-22 2022-11-08 凌云光技术股份有限公司 一种印刷电路板检测方法和系统
CN107920422B (zh) * 2017-10-31 2020-04-24 惠州市金百泽电路科技有限公司 一种自动优化pcb板固定生产尺寸的方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3067461B2 (ja) 1993-05-07 2000-07-17 富士通アイソテック株式会社 プリント基板の取数・価格算出装置
EP0942382A3 (en) * 1998-03-10 2004-05-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Design evaluating method and apparatus for assisting circuit-board assembly
JP2000285123A (ja) 1999-03-30 2000-10-13 Ricoh Co Ltd 部品情報検索装置、部品情報検索方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US20010032222A1 (en) 2000-02-08 2001-10-18 Ricoh Company, Ltd. System, method and computer accessible storage medium, for creating and editing structured parts list
JP2001282874A (ja) 2000-03-31 2001-10-12 Ricoh Co Ltd 部品構成作成編集装置と部品構成作成編集方法と部品構成作成編集処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002297849A (ja) 2001-04-03 2002-10-11 Ricoh Co Ltd スケジュール作成支援装置及びスケジュール作成支援システム
JP2004220600A (ja) 2002-12-26 2004-08-05 Ricoh Co Ltd 製品設計支援システム、製品設計支援方法及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100994417B1 (ko) 2008-07-22 2010-11-16 (주)남강하이테크 피씨비 표면실장 자동광학검사기용 작업데이터 생성방법
JP2012190121A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Fujitsu Ltd 設計装置,設計プログラムおよび設計方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4425166B2 (ja) 2010-03-03
CN1834970A (zh) 2006-09-20
US20060225019A1 (en) 2006-10-05
US7640525B2 (en) 2009-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101300968B1 (ko) 제조 조건 판정 방법, 제조 조건 판정 장치, 마운터 및프로그램
JP4425166B2 (ja) プリント基板設計支援システムとプログラム
US20070073679A1 (en) System and method for generating a bill of material file
JP7455505B2 (ja) システム、方法、物品の製造方法及び記録媒体
JP7310143B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2009288986A (ja) 多品種少量電子機器生産支援システム及び多品種少量電子機器生産支援プログラム
US20010032222A1 (en) System, method and computer accessible storage medium, for creating and editing structured parts list
JP2009230260A (ja) メディア制作システム
JP3067461B2 (ja) プリント基板の取数・価格算出装置
JP2005122387A (ja) メッシュ分割装置およびメッシュ分割プログラム
US20080127022A1 (en) Method for managing net data of a layout
JP3820516B2 (ja) 印刷資材決定プログラム及び印刷資材決定方法
JP2009110094A (ja) プリント配線板の回路設計システム及び回路設計方法
JP2001282874A (ja) 部品構成作成編集装置と部品構成作成編集方法と部品構成作成編集処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2011128996A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム
JP3249301B2 (ja) 部品実装工程設計支援方法及び装置
JP2004070918A (ja) 生産管理システム、プログラム、情報記憶媒体および生産管理方法
JP2006085271A (ja) 製品設計装置及び製品設計方法
JP4551812B2 (ja) 部品供給装置の外段取り装置
JP7109250B2 (ja) 作業台設計装置、作業台設計方法及びプログラム
JP2006331330A (ja) 工程フロー図作成支援システムおよび方法
JP2024004548A (ja) 基板設計システムおよび基板設計方法
JP2001297113A (ja) 部品構成作成編集装置と部品構成作成編集方法と部品構成作成編集処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002334121A (ja) Cad装置およびcadシステム並びに部品設計方法
JP2024080052A (ja) 設計支援装置、設計支援方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4425166

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131218

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees