JP2002334121A - Cad装置およびcadシステム並びに部品設計方法 - Google Patents

Cad装置およびcadシステム並びに部品設計方法

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JP2002334121A
JP2002334121A JP2001140114A JP2001140114A JP2002334121A JP 2002334121 A JP2002334121 A JP 2002334121A JP 2001140114 A JP2001140114 A JP 2001140114A JP 2001140114 A JP2001140114 A JP 2001140114A JP 2002334121 A JP2002334121 A JP 2002334121A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計の意図やノウハウ等の設計プロセス
に関連する情報を伝承し、かつ前記情報を容易に入手で
きるCAD装置およびCADシステム並びに部品設計方
法を提供する。 【解決手段】 CAD装置は、部品の設計パラメータを
含む設計プロセス情報を部品毎に作成するプロセス情報
作成部と、プロセス情報作成部で作成された設計パラメ
ータを用いて部品の図形情報を作成する図形作成部と、
図形作成部で作成された図形情報を表示する表示部とを
備え、設計プロセス情報が、前記部品に関わる少なくと
も1つの部品履歴情報と、部品毎に付された識別子とを
有し、表示部が、部品の図形情報と、その部品の部品履
歴情報に対応付けられた前記識別子とを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CAD装置およ
びCADシステム並びに部品設計方法に関し、特に、パ
ーソナルコンピュータ等を用いた設計作業を支援するC
AD装置およびCADシステム並びにこれらを用いた部
品設計方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な製品の設計にCAD装置が
広く用いられている。CAD装置を用いた製品の設計で
は、実験や計算式あるいは経験に基づいて部品のパラメ
ータが作成され、これらのパラメータをコンピュータ等
を用いて表示画面上で図形に変換して部品の設計図が作
成される。
【0003】CAD装置を用いた製品の設計では、多量
の設計図を図形情報としてデータベース等に保管するこ
とができ、かつ保管された図形情報の編集が容易である
という特性を活かして、保管された既存部品の設計図を
データベース等から呼び出し、表示画面上で編集して新
規部品の設計図として完成させる手法が広く用いられて
いる。このような手法は、例えば、カットアンドペース
ト操作(セルの範囲を指定し、別の場所へコピーした
り、移動したり、貼り付ける操作)を用いて設計図が表
示された表示画面上で、ベースとなる設計図に必要な部
品箇所を加えるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した既存部品の設
計図から新規部品の設計図を完成させる場合、上記のプ
ロセス情報がなくても所望する新規部品の設計図が得ら
れるが、既存部品の設計図を単に流用するだけで、既存
部品が設計された際の設計意図を知らずに新規部品の設
計を行ってしまう場合がある。また、部品のパラメータ
を作成する前には、当初、製品が使用される状況を設定
し、所定の品質を保持するために、プロセス情報、すな
わち、設計作業の進め方に関する情報を入手し、これら
の情報を用いながら実験や計算式の作成が行われるが、
製品が長期にわたって設計変更されずに存続したり、設
計者等の世代交代が行われることにより、これらの情報
の管理が中断されることがある。
【0005】一方、製品が市場に出荷されるまでには、
CAD装置で作成した部品の設計図に基づいて、試作品
を作製し、作製された試作品の検証実験および設計変更
を繰り返し行って問題点を解決しながら、製品が完成さ
れる。また、製品が市場に出荷された後に、製品の品質
に係わる不測のクレームが発生した場合、クレームの内
容を分析して原因となる部品を特定し、その部品の設計
図やプロセス情報を探し出し、これらを分析して適宜変
更を加えたりする。しかし、クレームが発生した部品の
設計図が保管されていても、設計時の設計意図を示すプ
ロセス情報がなかったり不足していたりすると、クレー
ムの発生原因の解析のために長時間を要し、クレームへ
の対処が遅れたり、再度クレームが発生したりするおそ
れがある。また、時間の経過によりクレームと設計の対
応関係が不明確になる場合が多く、複数回の流用設計を
行っているうちに、当初の設計を行った理由を探すこと
ことが困難になる。
【0006】特開平6−19691号公報には、設計手
順やノウハウ等を記述した設計プロセスデータベースと
設計図を作成する設計図エディターおよび設計図エディ
ターを作成する生成部からなるシステムが開示されてい
る。しかし、上記の公報には、設計図と設計プロセスの
対応関係が明確でなく、また、市場で生じた製品の品質
に関するクレームの情報を効率的に設計プロセスにフィ
ードバックし、設計プロセスを修正し洗練することにつ
いては言及されていない。さらに、上記のクレームに対
する設計プロセスの修正についても記述されていない。
【0007】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、設計の意図やノウハウ等の設計プロセス
に関連する情報を伝承し、かつ前記情報を容易に入手で
きるCAD装置およびCADシステム並びに部品設計方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、部品
の設計パラメータを含む設計プロセス情報を部品毎に作
成するプロセス情報作成部と、プロセス情報作成部で作
成された設計パラメータを用いて部品の図形情報を作成
する図形作成部と、図形作成部で作成された図形情報を
表示する表示部とを備え、設計プロセス情報が、前記部
品に関わる少なくとも1つの部品履歴情報と、部品毎に
付された識別子とを有し、表示部が、部品の図形情報
と、その部品の部品履歴情報に対応付けられた前記識別
子とを表示することを特徴とするCAD装置が提供され
る。
【0009】すなわち、この発明では、図形情報に基づ
いて設計図を作成する際、表示部に表示される部品の図
形情報と、その部品に対応する識別子とが一緒に表示さ
れ、この識別子が図形情報と部品履歴情報を対応付けて
いるので、上記部品の設計意図等の部品履歴情報をだれ
でも、いつでも知ることができ、これを以後の設計およ
び生産に活かすことにより、設計および生産を効率的に
行うことができる。また、これらの部品履歴に関する情
報を正確に伝承することができるので、設計変更時にこ
れらの部品履歴に関する情報を利用することにより、当
該部品の設計が洗練され、これらの設計に基づいて生産
される部品の品質を格段に向上させることができる。
【0010】この発明における部品のパラメータとは、
設計図としての部品の図形を表示部の表示画面上で形成
するための計算式や、計算式に代入される寸法データな
どを含む情報であるが、これらに限定されるものではな
い。この発明における設計プロセス情報とは、設計支援
システムにおけるソフトウェア・ハードウェアの設計作
業に関して、特に設計者が日常行っている設計作業の進
め方(設計プロセス)の記録を整理分析して得られる、
コンピュータで記録・管理される情報などを意味する。
【0011】この発明におけるプロセス情報作成部およ
び図形作成部とは、表示部の表示画面上で各種データの
検索、加工、編集およびプログラムの実行や、両者間あ
るいはデータベースとの間でデータの転送などを行うも
のであるが、CPU、ROM、RAM、I/Oコントロ
ーラなどからなるマイクロコンピュータで実現できる。
この発明における表示部は、入力操作部からの入力操作
および入力操作に従って各部を駆動させるプログラムの
動作による情報を出力して視覚表現するディスプレイな
どを意味し、具体的には、CRT、LCD、PDPなど
を用いることができる。この発明における識別子として
は、部品どうしあるいは前記部品を用いた製品どうしを
簡潔に分類することができ、かつ部品あるいは製品が派
生する場合にもこれらを体系的に識別できる符号が好ま
しく、アルファベットや数字、あるいはこれらを組み合
わせた符号などが挙げられる。
【0012】プロセス情報作成部は、部品毎に前記設計
プロセス情報を編集可能に記録し管理するプロセス情報
データベースを有し、図形作成部が、部品毎に図形情報
を、識別子を付して編集可能に記録し管理する設計図デ
ータベースを有してもよい。これによれば、豊富な情報
に基づく図形の編集、すなわち、設計が可能になるの
で、過去の設計の意図を豊富な設計プロセス情報から読
み取ることができるとともに、新たに作成した設計の意
図を設計プロセス情報として正確に伝承することができ
る。この発明におけるプロセス情報データベースおよび
設計図データベースとは、設計に関する図、表、文書等
のプロセス情報および図形情報を記録、管理および転送
に適した記述形式に変換したり、各情報を作成、編集す
るエディタ機能などを備えた情報データベースを意味
し、主として、ハードディスクなどの書換え可能な記録
装置により構成される。
【0013】この発明のCAD装置は、部品の品質に関
するクレーム情報を、部品毎に編集可能に記録し管理す
るクレーム情報データベースをさらに備え、クレーム情
報データベースが、部品毎にクレーム情報の内容および
クレーム情報の内容毎のクレーム発生件数を、前記識別
子とを対応付けて記憶する構成としてもよい。これによ
れば、クレームの発生状態を容易に確認することがで
き、部品の品質に関するクレーム情報と部品の設計とが
対応する情報で結ばれ、クレーム情報を部品の設計に反
映させることにより部品の品質を格段に向上させること
ができる。さらに、クレーム情報データベースが、クレ
ーム情報データベースに記憶されたクレーム発生件数が
予め設定された件数を超えたことをCAD装置に通知さ
れた場合、表示部がその通知されたクレーム情報に対応
付けられた部品を識別可能に表示する構成とすることに
より、設計変更が必要な旨および設計変更が必要な部品
をただちに知ることができる。この発明では、クレーム
情報データベースは、前記のCAD装置の内部に備えた
構成のほか、CAD装置とは別の装置として構成され、
CAD装置とネットワークを介して接続されてなるCA
Dシステムとして構成してもよい。この発明におけるネ
ットワークとは、構内LANのような小規模ネットワー
クや公衆回線、専用回線または無線通信を利用した広域
ネットワーク(WAN)などが挙げられる。このような
ネットワークを利用することにより、クレーム情報デー
タベースが、クレーム情報データベースに記憶されたク
レーム発生件数が予め設定された件数を超えたことをネ
ットワークを介してCAD装置に通知することができる
ので、クレームの対応が正確かつ迅速に行うことができ
る。
【0014】この発明の別の観点によれば、前記のCA
D装置を用いた部品設計方法であって、設計図データベ
ースに記録された部品の図形情報を表示部に表示させ、
表示部に表示された前記部品の識別子に対応付けられた
設計プロセス情報をプロセス情報データベースから呼び
出し、その設計プロセス情報に対応付けられた部品の設
計パラメータをプロセス情報作成部で変更し、変更され
た部品の設計パラメータを用いて図形作成部で部品の図
形情報を変更するとともに、変更されたパラメータおよ
びパラメータの変更に関連する設計プロセス情報をプロ
セス情報作成部で編集し、編集された設計プロセス情報
を前記識別子に対応付けてプロセス情報データベースに
記憶する工程を有してなる部品設計方法が提供される。
このような部品設計方法は、設計変更の作業や過去に作
成された設計図を流用して新たな部品の設計図を作成す
る際に、部品の修正に関わる設計プロセス情報を正確に
伝承し、また設計プロセス情報の入手を容易にする。
【0015】この発明のさらに別の観点によれば、前記
のCAD装置を用いた部品設計方法であって、クレーム
情報データベースが、クレーム情報データベースに記憶
されたクレーム発生件数が予め設定された件数を超えた
ことをプロセス情報作成部および/または図形作成部に
通知するとともに、そのクレーム情報に対応付けられた
識別子の部品の図形情報を表示部に表示させ、表示部に
表示された前記部品の識別子に対応付けられた設計プロ
セス情報をプロセス情報データベースから呼び出し、そ
の設計プロセス情報に対応付けられた部品の設計パラメ
ータをプロセス情報作成部で変更し、変更された部品の
設計パラメータを用いて図形作成部で部品の図形情報を
変更するとともに、変更されたパラメータおよびパラメ
ータの変更に関連する設計プロセス情報をプロセス情報
作成部で編集し、これらを前記識別子に対応付けてプロ
セス情報データベースに記憶する工程を有してなる部品
設計方法が提供される。このような部品設計方法は、作
成された設計図に基づいて生産された部品に、品質に関
わるクレームが発生した際に、設計におけるクレームへ
の対応を迅速かつ的確にし、部品の品質を格段に高める
ことができる。また、上記の部品設計方法は、この発明
のCADシステムを用い、クレーム情報データベース
が、クレーム情報データベースに記憶されたクレーム発
生件数が予め設定された件数を超えたことを前記ネット
ワークを介してCAD装置に通知することによっても同
様に実現される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1から図8を参照して、
この発明のCAD装置の実施の形態を説明するが、この
実施の形態によってこの発明は限定されない。
【0017】実施の形態1 図1は、本発明のCAD装置100における設計支援シ
ステムの一例を示す機能ブロック図である。CAD装置
100は、設計プロセスモジュール処理部10(プロセ
ス情報作成部)と、設計図処理部20(図形作成部)
と、これらの処理部10・20における処理内容を表示
する表示部30と、入力部40と、パーソナルコンピュ
ータのCPU等で構成された図示しない中央処理装置と
から主に構成される。入力部40は、キーボードや位置
を示すマウスなどのポインティング装置を備えている。
表示部30は、少なくとも1つのディスプレイ、例え
ば、液晶表示(LCD)画面を有する。
【0018】設計プロセスモジュール処理部10は、部
品の設計パラメータを含む設計プロセス情報を設計プロ
セスモジュールデータ50として格納する設計プロセス
モジュールデータべース15を有し(以下、設計プロセ
スモジュールDB15と称する)、設計プロセスモジュ
ールDB15に格納された設計プロセスモジュールデー
タ50を検索するデータ検索部11と、部品の設計パラ
メータを設計図処理部20で処理できる情報(例えば、
ISO規格STEP等のコンピュータ言語)に加工する
データ加工部12と、設計プロセスモジュールDB15
に格納された設計プロセスモジュールデータ50を表示
部30に表示しながら修正したりプログラムを実行した
りするモジュール編集部13とを備える。さらに、設計
プロセスモジュール処理部10には、設計プロセスモジ
ュールデータ50に後記の識別子を付して設計データと
して設計図処理部20に転送するためのデータ転送制御
部19を有する。
【0019】設計プロセスモジュールDB15に格納さ
れる設計プロセスモジュールデータ50は、部品を識別
するための識別子(a、b、c、d…)と、設計プロセ
ス識別コードおよび後記のパラメータを含むプロセス情
報の記述からなる設計プロセスモジュール記述部とから
なる。なお、設計プロセスモジュールデータ50を構成
する識別子が付された一まとまりのデータを設計プロセ
スモジュール(部品履歴情報)と称する。設計プロセス
モジュール記述部は、例えば、コンピュータ言語で記述
された設計パラメータ計算ルーチン51、設計パラメー
タ計算ルーチンのフローチャート52および付随文書5
3から構成されている。フローチャート52は、設計パ
ラメータ計算ルーチン51のプログラムフローチャート
や、設計パラメータが代入される計算用フローチャート
が含まれる。設計プロセスモジュールデータ50には、
上記のように、設計プロセスに関する情報が識別子を付
されたデジタル情報で記述されているので、検索が容易
であり、情報の読み違いが少ない。
【0020】設計図処理部20は、部品の設計図をコン
ピュータ言語で記述された図形データとして格納する設
計図データべース25を有し(以下、設計図DB25と
称する)、設計図DB25に格納された設計データを検
索するデータ検索部21と、設計プロセスモジュール処
理部10から送られた情報(例えば、複数のジョブステ
ップからなるSTEPデータ)に基づいて図形を生成す
る図形作成部22(例えば、市販の図形生成プログラム
ソフト)と、設計図DB25に格納された設計データを
設計図として表示部30に表示しながら編集を行うため
の設計図編集部23とを備える。さらに、設計図処理部
20には、設計プロセスモジュール処理部10または設
計図処理部20で識別子が付された図形データを設計プ
ロセスモジュール処理部10に転送するためのデータ転
送制御部29を有する。
【0021】表示部30に表示された設計図80には、
部品(図形1〜3)に対応する識別子が付されている。
識別子は、設計図80の各部品毎に付されており(部品
が1つの場合はその設計図の全体に1つが付される)、
入力部40で表示部30の表示画面上に表示された識別
子を指示することにより、識別子に対応する部品あるい
は上記部品を含む製品の設計プロセスモジュールデータ
50を表示部30に表示し、編集することができる。設
計図80において、表示部30の表示画面には、部品に
対応する識別子b、d、e、fが付された部品の平面図
および正面図が表示され、例えば、識別子bまたはdを
入力部40を用いてカーソル等で指示することにより、
識別子bまたはdに対応する部品の設計プロセスを表示
部30に表示し、表示された部品の設計図80を編集す
ることができる。
【0022】また、設計プロセスモジュールDB15に
格納された設計プロセスモジュールデータ50から設計
プロセスモジュールを選択し、選択された設計プロセス
モジュールを表示部30上で実行することにより、選択
された設計プロセスモジュールの設計パラメータ値が計
算され、計算された設計パラメータ値はSTEP等のコ
ンピュータ言語で図形データに加工され、図形作成部2
2に前記図形データを転送すれば、転送されてきた図形
データに対して、設計図編集部23が、対応する識別コ
ードの識別子を付し、これを設計データとして設計図D
B25に自動的に格納する。
【0023】図2は、図1に示した設計プロセスモジュ
ールデータ50および設計図の具体例を示す。この例で
は、設計対象の製品を金型ベースモールドとして、その
設計手順について説明する。設計プロセスモジュールデ
ータ50には、識別子57と、設計プロセス識別コード
58と、設計パラメータを計算する設計パラメータ計算
ルーチン51と、設計パラメータ計算ルーチン51のフ
ローを示すフロールーチン54と、関連情報55とが記
述されている。
【0024】設計プロセスモジュールデータ50を用い
て設計を行う場合、設計パラメータ計算ルーチン51に
キャビ幅W、コア高さCO、キャビ高さCAを入力し、
強度とコスト等を考慮してガイドピン径Dおよびガイド
ピン長さLを計算する。表示部30に表示された金型ベ
ースモールドの設計図81において、ガイドピン#5に
は、識別子bが付され、設計プロセスモジュールデータ
50の設計パラメータ計算ルーチン51を用いてガイド
ピン径Dおよびガイドピン長さLが計算される。一方、
設計図DB25に格納された設計図データ85には、ガ
イドピン#5を図形表示するためのデータの一部である
図形データ(幾何学的データ)が記述されており、設計
図データ85には、部品あるいは部品に関連する情報に
対応する識別子(b、f、q)が付されている。
【0025】次に、クレームが生じた場合に、設計プロ
セスモジュールデータ50を修正変更する手順を説明す
る。ガイドピン#5について、設計パラメータ計算ルー
チン51を用いて、例えば、キャビ幅W=550.0、
コア高さCO=70.0、キャビ高さCA=60.0を
与えることにより、ガイドピン径D=70.0およびガ
イドピン長さL=100.0の各パラメータ値が得られ
る。これらのパラメータを含む設計プロセスモジュール
データ50に基づいてガイドピン#5の設計図を作成
し、作成された設計図に基づいてガイドピン#5の製造
を開始した。
【0026】製造されたガイドピン#5が装着される金
型ベースモールドを金型工場に出荷した後、前記の金型
ベースモールドを用いて成形品を当初の目標数量産する
前に、成形品の強度上の問題が発生して設計プロセスの
変更が必要になった。この場合、種々の実験および計算
を行い、追加修正ステートメントを挿入する等の変更を
設計パラメータ計算ルーチン51に対して行う。この例
では、ガイドピン#5におけるガイドピン径Dを、当初
の70.0から60.0に変更する。また、上記の変更
に関連する実験等の情報を設計プロセスモジュールデー
タ50の関連情報55に記述することができる。これに
より、以後のガイドピン#5についての設計計算では、
設計パラメータ計算ルーチン51により変更された計算
式で計算が行われる。
【0027】実施の形態2 CAD装置100の設計支援システムを用いたクレーム
対応の一例を図3のフローチャートを参照しながら説明
する。図3において、CAD装置100は、設計プロセ
スモジュールデータ50に基づいて製造された部品の品
質に関するクレーム情報に、識別子を付して部品毎に記
録するクレーム情報データベースとしての品質クレーム
データベース60を有する(以下、品質クレームDB6
0と称する)。品質クレームDB60はネットワーク6
5を介して前記の設計プロセスモジュール処理部10お
よび設計処理部20に接続されている。品質クレームD
B60は、部品の品質に対するクレームの内容と、クレ
ームの内容毎のクレーム発生件数を部品毎に記憶するク
レーム記憶部を有し、クレーム記憶部が、クレーム記憶
部に記憶されたクレーム発生件数が、予め設定された件
数を超えたとき、対応するクレームの内容を表示部30
に表示することができる。
【0028】品質クレームDB60の具体的な構成と動
作を図3を参照しながら説明する。図3において、実施
の形態1で説明した設計手順により設計部門121で行
われた設計(100)に基づいて製品が生産され(10
1)、市場に出荷される(102)。出荷された製品に
おいて市場で品質に係わるクレーム(以下、クレームと
称する)が発生した場合(103)、上記クレームは、
顧客あるいは販売店からクレームを処理する顧客サービ
ス部門122等に入り、最終的に設計部門121で設計
の変更が行われる。
【0029】まず、顧客サービス部門122では、サー
ビスマニュアル等を用いてクレームの現象を分析し、ク
レームに係わる部品(あるいは前記部品を含むユニッ
ト)とそのクレームの発生原因を特定する(104)。
さらに、クレームに係わる部品の部品識別コードと、ク
レームの内容(クレームデータ61)をサービスマニュ
アルから特定する(105)。次いで、前記のクレーム
データ61と識別コードが品質クレームDB60に書き
込まれる。また、過去に発生したクレームに関する情報
が書き込まれた品質クレームDB60のクレームデータ
61を読み込むことができる(106)。
【0030】品質クレームDB60には、クレームデー
タ61として、例えば、製品名および部品識別コードを
付して、クレーム現象の要約および発生回数等が書き込
まれる。クレーム現象が複数存在する場合には、クレー
ム現象1、クレーム現象2というように記される。次い
で、過去に同じクレーム現象が発生しているかを判定
し、同じクレーム現象が発生している場合には、クレー
ムデータ61の上記発生回数の欄に発生回数が加算され
る。発生回数が予め設定された回数に達したり、クレー
ムが発生している部品が新しい製品のものであると判定
された場合には(107)、ネットワーク65を介して
設計部門121へ部品識別コードが付されたクレームデ
ータ61が送られる。
【0031】設計部門121では、送られてきた部品識
別コードに基づいてクレームデータ61に対応する設計
図データ85を設計図DB25から検索する(11
0)。次いで、検索された設計図データ85から、その
設計図がどのような意図に基づいて設計されているかを
示す設計プロセスモジュールコードを読み出し(11
1)、図1の設計プロセスモジュールDB15から該当
する設計プロセスモジュールデータ50を検索し、該当
するデータを読み込む(112)。
【0032】さらに、その部品の設計プロセスは、一項
目だけではなく、複数の設計プロセスモジュール120
により設計される場合があるか否かを判定し(11
3)、複数存在する場合には、品質不良モードで検索
し、該当する設計プロセスモジュールだけを表示部30
に表示する(114)。このような手順で、該当する設
計図データ85および設計プロセスモジュールデータ5
0が検索され、設計プロセスモジュールデータ50の修
正(115)および設計図データ85の修正(116)
が行われる。
【0033】次回の製品設計において、設計部門121
では、修正された設計プロセスモジュールデータ50お
よび設計図データ85を用いて該当する製品が設計され
(100)、生産101および市場出荷102が行われ
る。上記の一連のクレーム対応動作が繰り返されること
により、設計プロセスモジュールデータ50は不具合が
修正されて洗練されたものとなり、設計および製品の品
質が向上する。
【0034】実施の形態3 CAD装置100の設計支援システムを用いた流用設計
の一例を図4〜図8を参照しながら説明する。この例で
は、金型ベースモールドを設計する場合の手順を説明す
る。図4は、前記の金型ベースモールドのプロセス情報
が記述された設計プロセスモジュールデータ50と、表
示部30に表示された設計図82の一例を示す。ここで
は、過去に設計された各部品の設計図1および設計図2
を流用して、新規の部品の設計図3を作成する。なお、
CAD装置100のハード構成および基本プログラムは
前記の実施の形態1および2と同一であるため、説明を
省略する。
【0035】図5は、上記の設計図82を構成する前記
設計図1、2および3の詳細を示す。図5において、C
ベースモールド設計図202(設計図3)のガイドピン
206は、Bベースモールド設計図201(設計図2)
からガイドピン204を流用し、同じくCベースモール
ド設計図202(設計図3)のキャビティ部品205
は、Aベースモールド設計図200(設計図1)からキ
ャビティ部品207を流用したものである。上記の操作
は、CAD装置100の図形編集コマンドにより、所望
する図形の選択コマンドと、前記図形を必要とする箇所
にコピーするコピーコマンドとを用いて所望する図形が
適正に配置される。上記操作では、設計図1の図形に付
されていたキャビティ部品203の識別子cおよび設計
図2の図形に付されていたガイドピン204の識別子e
が、新たな設計図3にコピーされた図形(キャビティ部
品205およびガイドピン206)に対してそれぞれ自
動的に付される。
【0036】図6は、図5において図形の操作により流
用されたガイドピン206(図6a)およびキャビティ
部品205(図6b)の設計図面上の位置座標と寸法デ
ータを示す(実際の寸法データは数値で表現されるが、
この例では便宜上、英文字で表現している)。例えば、
図6aにおいて、ガイドピン206を構成する各寸法値
は、図5のBベースモールド設計図201では、ガイド
ピン204の各寸法値に(x1、y1)の座標値を加え
たものであり、コピーされた図5のCベースモールド設
計図202では、ガイドピン204の各寸法値に(x8
0、y81)の座標値を加えたものである。
【0037】図7は、キャビティ部品205およびガイ
ドピン206の設計図データ85の構造を示す。図7に
おいて、前記Bベースモールド設計図201上でのガイ
ドピン204の設計図データ85の構造を表90に、前
記Aベースモールド設計図200上でのキャビティ部品
203の設計図データ85の構造を表91にそれぞれ示
す。また、表92は、上記の2つの部品が新規に設計さ
れる前記Cベースモールド設計図202上にコピーされ
た状態における設計図データ85の構造を示す。
【0038】表92において、形状識別コードおよび座
標値は変更されているが、表90および表91に記述さ
れたもとの識別子は表92に記述されている。したがっ
て、流用された部品についての設計プロセスをただちに
知ることができるので、設計上の問題が生じた場合への
対処および設計パラメータの変更を効率的に行うことが
できる。また、流用設計が繰り返し行われた場合でも、
もとの識別子が形状データに付されて継承されるので、
設計者が代わった場合でも、必要なときにいつでも設計
プロセスを知ることができる。また、流用設計が何度繰
り返されても識別子は継承されていくので、必要な時に
いつでも設計プロセスを明らかにすることができる。
【0039】図8は、前記Bベースモールド設計図20
1上でのガイドピン204の設計図データ85を、Cベ
ースモールド設計図202上にコピーする一連の操作を
説明するフローチャートである。まず、表示されている
Bベースモールド設計図201からマウスでコピー対象
の部品のガイドピン204を選択操作し(ステップS
1)、Bベースモールド設計図201から選択された部
品に関するデータを検索し、選択マーク(図示しない)
を付す(ステップS2)。
【0040】次いで、マウスで選択されたガイドピン2
04のデータにおけるCベースモールド設計図202上
での移動先を指示し(ステップS3)し、コピーされた
ガイドピン204のデータに、新しいコピー位置の座標
および形状番号を書き込む(ステップS4)。識別子欄
に識別子が記入されていない場合には、コピーされたも
との設計図名を記入する(ステップS5)。次いで、コ
ピーされたガイドピン204のデータを表示部30に表
示する。なお、コピーされたガイドピン204は、図5
ではガイドピン206とする。 Aベースモールド設計
図200のキャビ部品203のデータのコピーも、上記
の操作と同様の操作に基づいて行なわれる。
【0041】前記の実施の形態では、設計プロセスに関
する情報がデジタル情報で登録されており、これらは識
別子が付されているので検索が簡単であり、また、読み
間違いが少ない。また、設計図の図形データとその設計
プロセスとが明確に対応付けられるので、表示されてい
る識別子をクリックすることにより、設計プロセスモジ
ュールのルーチンが表示されるので、設計の修正が迅速
かつ確実に行える。さらに、設計プロセスデータがコン
ピュータ言語で記述されるので、クレームに対応して不
良箇所の原因解明のために行われた実験の数値を簡単に
取り込むことができるとともに、曖昧な表現を防ぐこと
ができ、正確な設計が行える。
【0042】
【発明の効果】この発明では、図形情報に基づいて設計
図を作成する際、表示部に表示される部品の図形情報に
その部品に対応する識別子が一緒に表示され、この識別
子が図形情報と部品履歴情報を対応付けているので、上
記部品の設計意図等の部品履歴情報をだれでも、いつで
も知ることができ、これを以後の設計および生産に活か
すことにより、設計および生産を効率的に行うことがで
きる。また、これらの部品履歴に関する情報を正確に伝
承することができるので、設計変更時にこれらの部品履
歴に関する情報を利用することにより、当該部品の設計
が洗練され、これらの設計に基づいて生産される部品の
品質を格段に向上させることができる。特に、何世代も
前の設計図を流用している場合でも、簡単に設計プロセ
スを知ることができ、設計変更を行ないやすい。
【0043】市場、工場、設計現場等で品質・性能等な
どに関する問題が発生した場合、その設計図の設計過程
又は設計意図等が簡単に判るので、クレームの対応策が
立てやすく、クレームの対応が迅速かつ的確に行える。
また、市場で発生するクレームデータおよび工場で発生
する品質不良データを設計にフィードバックし、設計の
品質を高めるとともに設計ノウハウの蓄積を図ることが
できる。上記したように、設計過程又は設計意図等が設
計プロセス情報として容易に伝承することができるの
で、設計および生産における品質を格段に向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCAD装置における設計支援システム
を説明するための装置ブロック図。
【図2】図1のCAD装置を用いて行われる設計の手順
を説明するためのデータ構造を示す図。
【図3】図1のCAD装置を用いて行われるクレーム対
応の手順を説明するフローチャート。
【図4】図1のCAD装置を用いて行われる流用設計の
手順を説明するための装置ブロック図。
【図5】図4のCAD装置装置を用いて行われる流用設
計の一例を説明する図。
【図6】図4の流用設計で用いられた部品の構造を示す
図。
【図7】図4の流用設計において流用される元の図形デ
ータと、新規に作成された流用図形データの構造を示す
図。
【図8】表示画面において、部品の設計図データを、新
規に作成される設計図上にコピーする一連の操作を説明
するフローチャート。
【符号の説明】
10 設計プロセスモジュール処理部(プロセス情報
作成部) 15 設計プロセスモジュールDB(プロセス情報デ
ータべース) 20 設計図処理部(図形作成部) 25 設計図DB 30 表示部 40 入力部 50 設計プロセスモジュールデータ(設計プロセス
情報) 60 品質クレームDB(クレーム情報データべー
ス) 65 ネットワーク 80 設計図 85 設計図データ 100 CAD装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品の設計パラメータを含む設計プロセ
    ス情報を部品毎に作成するプロセス情報作成部と、プロ
    セス情報作成部で作成された設計パラメータを用いて部
    品の図形情報を作成する図形作成部と、図形作成部で作
    成された図形情報を表示する表示部とを備え、設計プロ
    セス情報が、前記部品に関わる少なくとも1つの部品履
    歴情報と、部品毎に付された識別子とを有し、 表示部が、部品の図形情報と、その部品の部品履歴情報
    に対応付けられた前記識別子とを表示することを特徴と
    するCAD装置。
  2. 【請求項2】 プロセス情報作成部が、部品毎に前記設
    計プロセス情報を編集可能に記録し管理するプロセス情
    報データベースを有し、図形作成部が、部品毎に図形情
    報を、識別子を付して編集可能に記録し管理する設計図
    データベースを有してなる請求項1に記載のCAD装
    置。
  3. 【請求項3】 部品の品質に関するクレーム情報を、部
    品毎に編集可能に記録し管理するクレーム情報データベ
    ースをさらに備え、クレーム情報データベースが、部品
    毎にクレーム情報の内容およびクレーム情報の内容毎の
    クレーム発生件数と、前記識別子とを対応付けて記憶す
    る請求項1または2に記載のCAD装置。
  4. 【請求項4】 クレーム情報データベースが、クレーム
    情報データベースに記憶されたクレーム発生件数が予め
    設定された件数を超えたことをCAD装置に通知された
    場合、表示部がその通知されたクレーム情報に対応付け
    られた部品を識別可能に表示する請求項3に記載のCA
    D装置。
  5. 【請求項5】 部品の品質に関するクレーム情報を、部
    品毎に編集可能に記録し管理するとともに、部品毎にク
    レーム情報の内容およびクレーム情報の内容毎のクレー
    ム発生件数および前記識別子を対応付けて記憶するクレ
    ーム情報データベースと、請求項1または2のいずれか
    に記載のCAD装置とがネットワークを介して接続され
    てなるCADシステム。
  6. 【請求項6】 クレーム情報データベースが、クレーム
    情報データベースに記憶されたクレーム発生件数が予め
    設定された件数を超えたことを前記ネットワークを介し
    てCAD装置に通知された場合、表示部がその通知され
    たクレーム情報に対応付けられた部品を識別可能に表示
    する請求項5に記載のCADシステム。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載のCAD装置を用いた部
    品設計方法であって、設計図データベースに記録された
    部品の図形情報を表示部に表示させ、表示部に表示され
    た前記部品の識別子に対応付けられた設計プロセス情報
    をプロセス情報データベースから呼び出し、その設計プ
    ロセス情報に対応付けられた部品の設計パラメータをプ
    ロセス情報作成部で変更し、変更された部品の設計パラ
    メータを用いて図形作成部で部品の図形情報を変更する
    とともに、変更されたパラメータおよびパラメータの変
    更に関連する設計プロセス情報をプロセス情報作成部で
    編集し、編集された設計プロセス情報を前記識別子に対
    応付けてプロセス情報データベースに記憶する工程を有
    してなる部品設計方法。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載のCAD装置を用いた部
    品設計方法であって、クレーム情報データベースが、ク
    レーム情報データベースに記憶されたクレーム発生件数
    が予め設定された件数を超えたことをプロセス情報作成
    部および/または図形作成部に通知するとともに、その
    クレーム情報に対応付けられた識別子の部品の図形情報
    を表示部に表示させ、表示部に表示された前記部品の識
    別子に対応付けられた設計プロセス情報をプロセス情報
    データベースから呼び出し、その設計プロセス情報に対
    応付けられた部品の設計パラメータをプロセス情報作成
    部で変更し、変更された部品の設計パラメータを用いて
    図形作成部で部品の図形情報を変更するとともに、変更
    されたパラメータおよびパラメータの変更に関連する設
    計プロセス情報をプロセス情報作成部で編集し、これら
    を前記識別子に対応付けてプロセス情報データベースに
    記憶する工程を有してなる部品設計方法。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載のCADシステムを用い
    た部品設計方法であって、クレーム情報データベース
    が、クレーム情報データベースに記憶されたクレーム発
    生件数が予め設定された件数を超えたことを前記ネット
    ワークを介してCAD装置に通知するとともに、そのク
    レーム情報に対応付けられた識別子の部品の図形情報を
    表示部に表示させ、表示部に表示された前記部品の識別
    子に対応付けられた設計プロセス情報をプロセス情報デ
    ータベースから呼び出し、その設計プロセス情報に対応
    付けられた部品の設計パラメータをプロセス情報作成部
    で変更し、変更された部品の設計パラメータを用いて図
    形作成部で部品の図形情報を変更するとともに、変更さ
    れたパラメータおよびパラメータの変更に関連する設計
    プロセス情報をプロセス情報作成部で編集し、これらを
    前記識別子に対応付けてプロセス情報データベースに記
    憶する工程を有してなる部品設計方法。
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