JP2006260348A - 自律走行装置 - Google Patents

自律走行装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006260348A
JP2006260348A JP2005078874A JP2005078874A JP2006260348A JP 2006260348 A JP2006260348 A JP 2006260348A JP 2005078874 A JP2005078874 A JP 2005078874A JP 2005078874 A JP2005078874 A JP 2005078874A JP 2006260348 A JP2006260348 A JP 2006260348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
past
inter
control pattern
travel information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005078874A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Koda
哲也 甲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005078874A priority Critical patent/JP2006260348A/ja
Publication of JP2006260348A publication Critical patent/JP2006260348A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】部屋間を正確に精度よく走行移動することができる自律走行装置を提供することを目的とする。
【解決手段】過去と現在の走行情報を記憶する過去部屋間走行情報記憶手段1および部屋間走行情報記憶手段2と、過去と現在の走行情報を比較する部屋間走行情報比較手段3と、部屋間走行情報比較手段3の走行番号信号を入力として、走行装置本体10の過去の制御パターンを記憶し、走行番号信号に従って過去の制御パターンを出力する過去制御パターン記憶手段4と、センサ7の値を出力するセンサ値測定手段6と、走行装置本体10の制御パターンを決定する制御パターン決定手段5とを備えたものである。これによって、走行装置本体10は過去の走行情報と現在の走行情報を比較参照し、最も適した制御パターンを決定するものであるため、部屋間を正確に精度よく走行移動することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、部屋間を移動する掃除ロボットなどの自律走行装置に関するものである。
従来、この種の自律走行装置は、部屋の基準壁に平行に走行させ正面の壁に到達すれば、走行装置本体の大きさ分だけ基準壁の垂直方向に走行させ、次に、基準壁に平行に走行するように向きを変え、次の正面の壁に到達するまで走行する。ここでまた同じ動作を繰り返して部屋全体を隈無く走行させている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−14857号公報
しかしながら、前記従来の構成では、部屋全体を隈無く走行できるが、部屋間の移動経路に関する情報を持っていないため、別の部屋への移動、すなわち部屋間移動を正確に精度よく走行することができないものであった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、部屋間を正確に精度よく走行移動することができる自律走行装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の自律走行装置は、走行装置本体が部屋間を走行したときの過去の走行情報を記憶する過去部屋間走行情報記憶手段と、部屋間を走行したときの現在の走行情報を記憶する部屋間走行情報記憶手段と、過去部屋間走行情報記憶手段による過去の走行情報と部屋間走行情報記憶手段による現在の走行情報を比較し、比較結果を走行番号信号として出力する部屋間走行情報比較手段と、部屋間走行情報比較手段の走行番号信号を入力として、走行装置本体の過去の制御パターンを記憶し、走行番号信号に従って過去の制御パターンを出力する過去制御パターン記憶手段と、走行装置本体に設置されたセンサの値を出力するセンサ値測定手段と、過去制御パターン記憶手段による過去の制御パターン、センサ値測定手段によるセンサ値を入力として、走行装置本体の制御パターンを決定する制御パターン決定手段とを備えたものである。
これによって、走行装置本体は過去の走行情報と現在の走行情報を比較参照し、最も適した制御パターンを決定するものであるため、部屋間を正確に精度よく走行移動することができる。
本発明の自律走行装置は、走行装置本体が部屋間を正確に精度よく走行移動することができる。
第1の発明は、走行装置本体が部屋間を走行したときの過去の走行情報を記憶する過去部屋間走行情報記憶手段と、部屋間を走行したときの現在の走行情報を記憶する部屋間走行情報記憶手段と、過去部屋間走行情報記憶手段による過去の走行情報と部屋間走行情報記憶手段による現在の走行情報を比較し、比較結果を走行番号信号として出力する部屋間走行情報比較手段と、部屋間走行情報比較手段の走行番号信号を入力として、走行装置本体の過去の制御パターンを記憶し、走行番号信号に従って過去の制御パターンを出力する過去制御パターン記憶手段と、走行装置本体に設置されたセンサの値を出力するセンサ値測定手段と、過去制御パターン記憶手段による過去の制御パターン、センサ値測定手段によるセンサ値を入力として、走行装置本体の制御パターンを決定する制御パターン決定手段とを備えた自律走行装置とすることにより、走行装置本体は過去の走行情報と現在の走行情報を比較参照し、最も適した制御パターンを決定するものであるため、部屋間を正確に精度よく走行移動することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、部屋間走行情報比較手段は、過去部屋間走行情報記憶手段による過去の走行情報と部屋間走行情報記憶手段による現在の走行情報とを比較し、過去部屋間走行情報記憶手段が記憶する過去の走行情報の中で最も似通った情報をもつ走行番号を走行番号信号として出力する構成とすることにより、似通った居間と寝室などの部屋間を走行したときの走行データを参照し、部屋間の敷居の高さ、間仕切りの方法を知ることができるので、より正確に、且つ、安定した走行装置本体の制御を行うことができる。
第3の発明は、特に、第1の発明において、部屋間走行情報比較手段は、過去部屋間走行情報記憶手段による過去の部屋間情報と部屋間走行情報記憶手段による現在の部屋間情報とを比較する構成とすることにより、過去と現在の部屋間の敷居高さ、間仕切りの方法などの部屋間情報の比較による走行データに参考することができるので、より安全で、かつ、より時短な走行データとすることができる。
第4の発明は、特に、第1の発明において、部屋間走行情報比較手段は、過去部屋間走行情報記憶手段が記憶する過去の部屋の周回走行時間と部屋間走行情報記憶手段による現在の部屋の周回走行時間とを比較する構成とすることにより、走行装置本体の位置を測定する走行センサ、ジャイロセンサの値がずれた場合でも部屋の周回走行時間によって、より正確に、且つ、安定した走行装置本体の制御を行うことができる。
第5の発明は、特に、第1の発明において、部屋間走行情報比較手段は、過去部屋間走行情報記憶手段が記憶する過去の家具配置と部屋間走行情報記憶手段による現在の家具配置を比較する構成とすることにより、部屋の中に存在するものの中でも家具配置は最も変わりにくいものの一つであるから、家具配置を用いることにより部屋間走行情報として安定した結果を得ることができる。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明において、制御パターン決定手段は、過去制御パターン記憶手段による過去の制御パターンの中で部屋間走行情報比較手段による比較信号の部屋番号と同じ部屋番号信号を選択し、走行する走行装置本体の第一の制御パターンを出力する構成とすることにより、過去に同じ部屋を走行した時の制御パターンを参考にして走行装置本体の制御パターンを決定するものであり、過去に成功、または、失敗した事例を基にした制御パターンとなるので、より正確で、確実な走行装置本体の制御を行うことができる。
第7の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明において、制御パターン決定手段は、過去制御パターン記憶手段による過去の制御パターンの中で最も走行時間が短いものを選択し、走行する走行装置本体の第一の制御パターンを出力する構成とすることにより、部屋間移動時の走行装置本体の走行時間を最も短くすることができる。
第8の発明は、特に、第1〜第7のいずれか1つの発明において、制御パターン決定手段は、センサ値測定手段によるセンサ値に従って走行する走行装置本体の第二の制御パターンを出力する構成とすることにより、過去に走行した時になかった部屋の家具配置、人などの障害物があった場合でも柔軟に対応することができる。
第9の発明は、特に、第8の発明において、制御パターン決定手段は、第一の制御パターンと第二の制御パターンが存在する場合は、優先的に第二の制御パターンを使用する構成とすることにより、緊急の対応ができる第二の制御パターンを使用することで、より安全な走行を行う自律走行装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図は、本発明の実施の形態における自律走行装置を示すものである。
図1に示すように、走行装置本体10は、過去に走行装置本体10が走行した部屋、部屋と部屋をまたぐ敷居、間仕切りなどの情報を走行情報として記憶している過去部屋間走行情報記憶手段1と、現在走行中の走行装置本体10が走行した部屋、部屋と部屋間の敷居、間仕切りなどの情報を部屋番号順に記憶している部屋間走行情報記憶手段2と、過去部屋間走行情報記憶手段1の過去の走行情報と部屋間走行情報記憶手段2の現在の走行情報を入力としている部屋間走行情報比較手段3とを備えている。
前記部屋間走行情報記憶手段2は、走行装置本体10の走行が終了すると、過去の部屋間走行情報の一つとして、過去部屋間走行情報記憶手段1の走行情報に走行部屋番号を付加して記憶する。また、部屋間走行情報比較手段3は、過去部屋間走行情報記憶手段1の走行情報と部屋間走行情報記憶手段2の現在の走行情報とを比較して、過去の走行情報の中で最も似通った部屋を選択し、走行番号信号として出力する。
また、走行装置本体10は、過去に走行した部屋、部屋と部屋間の移動時の制御パターンを走行部屋番号ごとに整理して記憶している過去制御パターン記憶手段4と、走行装置本体10に設置されたセンサ7の出力を距離、温度、角度などに変換して、センサ値として出力するセンサ値測定手段6と、現在走行している走行装置本体10の制御パターンを記憶し、走行装置本体10の走行が終了すると、部屋間走行情報比較手段3による走行番号を添えて制御パターンを過去制御パターン記憶手段4が記憶する過去制御パターンの一つに追加する制御パターン決定手段5とを備えている。
前記過去制御パターン記憶手段4は、部屋間走行情報比較手段3による走行番号信号である制御パターンを走行番号制御パターンとして出力する。また、制御パターン決定手段5は、センサ値測定手段6のセンサ値と過去制御パターン記憶手段4の走行番号制御パターンを入力として、現在走行している走行装置本体10の制御パターンを決定する。センサ値測定手段6は、センサ7の出力をセンサ値として過去制御パターン記憶手段4と制御パターン決定手段5とに出力する。
走行装置本体10は、前記センサ7に加え、走行手段を構成する駆動用のモータ8と車輪9を備えており、モータ8が制御パターン決定手段5の制御パターンに従って駆動され、走行装置本体10の走行が制御されるものである。
次に、本実施の形態における自律走行装置の動作について、図2〜図4に基づき説明する。
まず、図2に示すように、走行装置本体10は、最初の工程として、第一の部屋13の周回を走行する。そして、次の工程として部屋の中を往復走行するものである。周回を走行する周回工程では部屋の隅を走行することにより、部屋の形状、幅、長さを計測することができる。次に、第一の部屋13の作業を終了すると、走行装置本体10は、部屋間ドア11の部屋間敷居12を通って、第二の部屋14に走行移動する。そして、第一の部屋13と同様、第二の部屋14での走行装置本体10の作業を開始するものである。
図3(a)は、走行装置本体10の周回工程で取得した過去部屋間走行情報記憶手段1の走行情報、図3(b)は、部屋間走行情報記憶手段2が記憶する走行情報をそれぞれ一例として示しており、部屋の形状、幅、長さを計測している。また、過去部屋間走行情報記憶手段1と、部屋間走行情報記憶手段2が記憶する走行情報としては、第一の部屋13と第二の部屋14の位置関係、部屋間ドア11の種類、部屋間敷居12なども記憶している。そして、部屋間走行情報比較手段3は、図3の過去部屋間走行情報記憶手段1が記憶する走行情報である走行装置本体10の移動距離、方向情報と、部屋間走行情報記憶手段2の走行情報である走行距離、方向情報をリアルタイムに比較し、過去に走行装置本体10が走行した走行情報の中から現在の走行装置本体10の走行情報が最も似通ったものを走行番号信号として識別する。
この走行番号信号および選択した過去部屋間走行情報記憶手段1の走行情報は過去制御パターン記憶手段4に出力される。過去制御パターン記憶手段4は、過去制御パターンの中から走行番号信号が一致する過去制御パターンを制御パターン決定手段5へ出力する。
図4のフロチャートを用いて、部屋間走行情報比較手段3の動作例を説明する。
まず、走行装置本体10の周回工程により部屋情報を入手する。これにより部屋間走行情報記憶手段2による走行情報、例えば、部屋の面積S0を計算する(フロチャート15)。次に、過去部屋間走行情報記憶手段1が記憶するn個の過去の走行情報Si(だだし、i=1からn)との絶対値αi=|SO−Si|を求める(フロチャート16)。そして、最も絶対値が小さいαjを求め、その値が基準となる値εよりも大きい場合、その部屋番号jを現在走行している走行装置本体10の部屋番号kとする(フロチャート17、18)。小さい場合は現在の部屋番号の最大値jmaxに1を追加して部屋番号の最大値を更新し、現在の部屋番号kをjmaxとする(フロチャート19)。
つまり、今までの走行情報の中で部屋の面積がほぼ同じものがあれば、同じ走行条件と判断し、そうでなければ違う走行条件と判定する。このように、部屋間走行情報比較手段3において走行している走行情報と過去の走行情報を比較することにより、過去に走行したかどうかを判定することができる。
故に、過去部屋間走行情報記憶手段1の過去の走行情報、部屋間走行情報記憶手段2の現在の走行情報を部屋間走行情報比較手段3により比較することにより、走行番号信号を決定することができる。
なお、上記説明では、過去に走行したかどうかを判定する際に使用する走行情報として部屋の面積を使用したが、その他にも縦の長さ、横の長さ、部屋間の敷居などのその他の部屋間情報を用いてもよく、要は部屋間情報を用いて判定ができればどのような情報でも良いものである。部屋間情報として、部屋間の敷居の高さ、間仕切りの方法などであれば、より正確に、且つ、安定した走行装置本体の制御を行うことができる。
さらに、部屋間走行情報比較手段3の走行情報識別判定に関する動作について詳細に図5〜図7に基づき説明する。
図5(a)は、過去部屋間走行情報記憶手段1が記憶する過去の第一、第二の走行情報を、図5(b)は、部屋間走行情報記憶手段2が記憶する走行情報をそれぞれ示す。だだし、走行情報として走行装置本体10の軌跡、部屋の幅、奥行き、すなわち部屋の大きさを示している。この図に示すように、部屋の大きさを用いることにより、現在の走行装置本体10の走行情報と過去の走行情報を比較することができる。なお、ジャイロセンサ、走行センサを用いて部屋の大きさを算出することは容易に行うことができ、また、部屋の大きさの比較もスピーディに行うことができるので、過去の走行情報の検索を容易に、かつ、スピーディに行うことができる。
また、図6(a)は、過去部屋間走行情報記憶手段1が記憶する過去の第一、第二の走行情報を、図6(b)は、部屋間走行情報記憶手段2が記憶する走行情報をそれぞれ示す。だだし、走行情報として走行装置本体10の周回工程時に要した周回走行時間を示している。
部屋の周囲を走行する走行時間は走行速度が一定である場合は部屋の周囲の長さで決定する。部屋の周囲の長さは家具配置、部屋の大きさなどで決定することから、部屋の周回走行時間を知ることにより、家具配置、部屋の大きさを知ることができる。よって、部屋の周回走行時間を測定し、過去の周回走行時間を比較することにより、過去に走行した部屋かどうかを判定することができる。
また、周囲を走行する走行時間は、センサずれが生じやすい走行センサ、ジャイロセンサの精度に関係なく、走行速度、部屋の家具配置、大きさなどの環境で決定するため、走行装置本体10の位置を測定する走行センサ、ジャイロセンサの値がずれた場合でも周回走行時間によって、過去の部屋の検索を安定した状態で行うことができる。
また、図7(a)は、過去部屋間走行情報記憶手段1が記憶する過去の第一、第二の走行情報を、図7(b)は、部屋間走行情報記憶手段2が記憶する走行情報をそれぞれ示す。だだし、走行情報として走行装置本体10の軌跡、すなわち家具配置を示している。
図7において、部屋の壁際に置かれた家具、特に大きく重たい家具、例えば、冷蔵庫や婚礼ダンスは、頻繁に動かすものではなく、常に同じ場所に存在し、仮に動かす場合でも、同じ部屋間で移動すると考えられる。よって、部屋の周囲を走行する間に部屋に設置された家具の大きさを測定し、過去の家具配置の情報を調べることにより、過去に走行した部屋かどうかを判定することができる。
図7に示すように、同じ部屋の大きさをしていても、家具はその部屋の目的、寝室、リビング、台所などに応じたものを設置しているので、家具の大きさ、場所、すなわち家具配置を知ることで、より正確な部屋の識別を行うことができる。
次に、過去制御パターン記憶手段4の動作について図8、図9に基づき説明する。
図8、図9は、第一の部屋13から第二の部屋14に移動する時の走行装置本体10の動きを示している。ただし、図8では、部屋間ドア11が閉まっているために部屋間移動がうまくできず、時間がかかった場合の走行装置本体10の走行経路を示した。また、図9では、第二の部屋間ドア21、第三の部屋間ドア22、廊下20を経由して、部屋間移動がスムーズに走行できた場合の走行装置本体10の走行経路を示した。
このように、走行装置本体10が図8、図9の情報をもとにして部屋を走行することができれば、部屋間ドア11、第二の部屋間ドア21、第三の部屋間ドア22、廊下20などの情報を予め知っているので、障害物にぶつかることなく最短の時間でスムーズに走行することができる。なお、過去制御パターン記憶手段4は、部屋間走行情報記憶手段2の走行番号と同じ走行番号である制御パターンを制御パターンのデータベースから抽出して、走行番号制御パターンとして出力するものである。
次に、制御パターン決定手段5の動作について説明する。
制御パターン決定手段5は、過去制御パターン記憶手段4による過去の制御パターンの中で部屋間走行情報比較手段3による比較信号の部屋番号と同じ部屋番号信号を選択し、走行する走行装置本体10の第一の制御パターンを出力する構成としている。これにより、過去に同じ部屋を走行した時の制御パターンを参考にして走行装置本体10の制御パターンを決定するものであり、過去に成功、または、失敗した事例を基にした制御パターンとなるので、正確で、確実な走行装置本体10の制御を行うことができる。
また、制御パターン決定手段5は、過去制御パターン記憶手段4による過去の制御パターンの中で最も走行時間が短いものを選択し、走行する走行装置本体10の第一の制御パターンを出力する構成とすれば、部屋間移動時の走行装置本体10の走行時間を最も短くすることができる。
さらに、制御パターン決定手段5は、センサ値測定手段6によるセンサ値に従って走行する走行装置本体10の第二の制御パターンを出力する構成とすることにより、過去に走行した時になかった部屋の家具配置、人などの障害物があった場合でも柔軟に対応することができる。
そして、制御パターン決定手段5は、第一の制御パターンと第二の制御パターンが存在する場合は、優先的に第二の制御パターンを使用する構成とすることにより、緊急の対応ができる第二の制御パターンを使用することで、より安全な走行を行う自律走行装置を提供することができる。この点について図10に基づき説明する。
図10(a)は、過去部屋間走行情報記憶手段1が記憶する過去の制御パターンを、図10(b)は、過去に走行した部屋と同じ走行番号をもった部屋を走行装置本体10が走行している家具配置を示したものである。
図10(b)に示すように、a地点、b地点では、過去とは異なる位置に家具が配置されているため、過去の制御パターンで走行した場合、走行装置本体10は家具にぶつかってしまうことになる。そこで、過去に検知していないが、センサ値測定手段6によるセンサ値で家具を検知した場合は、過去の制御パターンの内容に関係なく、家具の回避動作を行うことにより、より安全な走行を行うことができるものである。なお、通常の場合は、過去の制御パターンに基づいた走行装置本体10の制御を行うことにより、走行装置本体10が過去に同じ部屋を走行した時の制御パターンを参照として、最も適した制御パターンを決定でき、より確実な走行を行うことができる。
このように、本実施の形態における自律走行装置は、過去の走行情報と現在の走行情報を比較参照し、最も適した制御パターンを決定するものであるため、部屋間を正確に精度よく走行移動することができるものである。
以上のように、本発明にかかる自律走行装置は、走行装置本体が部屋間を正確に精度よく走行移動することができるので、掃除ロボット、セキュリティロボットなどの用途として適応できる。
本発明の実施の形態における自律走行装置を示すブロック図 同自律走行装置が走行する部屋の構成を示す平面図 (a)同自律走行装置の過去部屋間走行情報記憶手段の走行情報を示す図(b)同部屋間走行情報記憶手段の走行情報を示す図 同自律走行装置の部屋間走行情報比較手段の動作を示すフロチャート (a)同自律走行装置の部屋間走行情報比較手段による過去部屋間走行情報記憶手段の走行情報(第1例)を示す図(b)同部屋間走行情報記憶手段の走行情報(第1例)を示す図 (a)同自律走行装置の部屋間走行情報比較手段による過去部屋間走行情報記憶手段の走行情報(第2例)を示す図(b)同部屋間走行情報記憶手段の走行情報(第2例)を示す図 (a)同自律走行装置の部屋間走行情報比較手段による過去部屋間走行情報記憶手段の走行情報(第3例)を示す図(b)同部屋間走行情報記憶手段の走行情報(第3例)を示す図 同自律走行装置の過去制御パターン記憶手段の動作(第1例)を示す図 同自律走行装置の過去制御パターン記憶手段の動作(第2例)を示す図 (a)同自律走行装置の制御パターン決定手段による過去部屋間走行情報記憶手段の部屋情報を示す図(b)同部屋間走行情報記憶手段の部屋情報を示す図
符号の説明
1 過去部屋間走行情報記憶手段
2 部屋間走行情報記憶手段
3 部屋間走行情報比較手段
4 過去制御パターン記憶手段
5 制御パターン決定手段
6 センサ値測定手段
7 センサ
8 モータ
9 車輪
10 走行装置本体

Claims (9)

  1. 走行装置本体が部屋間を走行したときの過去の走行情報を記憶する過去部屋間走行情報記憶手段と、部屋間を走行したときの現在の走行情報を記憶する部屋間走行情報記憶手段と、過去部屋間走行情報記憶手段による過去の走行情報と部屋間走行情報記憶手段による現在の走行情報を比較し、比較結果を走行番号信号として出力する部屋間走行情報比較手段と、部屋間走行情報比較手段の走行番号信号を入力として、走行装置本体の過去の制御パターンを記憶し、走行番号信号に従って過去の制御パターンを出力する過去制御パターン記憶手段と、走行装置本体に設置されたセンサの値を出力するセンサ値測定手段と、過去制御パターン記憶手段による過去の制御パターン、センサ値測定手段によるセンサ値を入力として、走行装置本体の制御パターンを決定する制御パターン決定手段とを備えた自律走行装置。
  2. 部屋間走行情報比較手段は、過去部屋間走行情報記憶手段による過去の走行情報と部屋間走行情報記憶手段による現在の走行情報とを比較し、過去部屋間走行情報記憶手段が記憶する過去の走行情報の中で最も似通った情報をもつ走行番号を走行番号信号として出力する構成とする請求項1に記載の自律走行装置。
  3. 部屋間走行情報比較手段は、過去部屋間走行情報記憶手段による過去の部屋間情報と部屋間走行情報記憶手段による現在の部屋間情報とを比較する構成とする請求項1に記載の自律走行装置。
  4. 部屋間走行情報比較手段は、過去部屋間走行情報記憶手段が記憶する過去の部屋の周回走行時間と部屋間走行情報記憶手段による現在の部屋の周回走行時間とを比較する構成とする請求項1に記載の自律走行装置。
  5. 部屋間走行情報比較手段は、過去部屋間走行情報記憶手段が記憶する過去の家具配置と部屋間走行情報記憶手段による現在の家具配置を比較する構成とする請求項1に記載の自律走行装置。
  6. 制御パターン決定手段は、過去制御パターン記憶手段による過去の制御パターンの中で部屋間走行情報比較手段による比較信号の部屋番号と同じ部屋番号信号を選択し、走行する走行装置本体の第一の制御パターンを出力する構成とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の自律走行装置。
  7. 制御パターン決定手段は、過去制御パターン記憶手段による過去の制御パターンの中で最も走行時間が短いものを選択し、走行する走行装置本体の第一の制御パターンを出力する構成とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の自律走行装置。
  8. 制御パターン決定手段は、センサ値測定手段によるセンサ値に従って走行する走行装置本体の第二の制御パターンを出力する構成とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の自律走行装置。
  9. 制御パターン決定手段は、第一の制御パターンと第二の制御パターンが存在する場合は、優先的に第二の制御パターンを使用する構成とする請求項8に記載の自律走行装置。
JP2005078874A 2005-03-18 2005-03-18 自律走行装置 Pending JP2006260348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005078874A JP2006260348A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 自律走行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005078874A JP2006260348A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 自律走行装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006260348A true JP2006260348A (ja) 2006-09-28

Family

ID=37099491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005078874A Pending JP2006260348A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 自律走行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006260348A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6093522A (ja) * 1983-10-26 1985-05-25 Ootomatsukusu Kk 移動ロボツトの制御装置
JPS6455607A (en) * 1987-08-27 1989-03-02 Nissan Motor Running monitoring device for automatically guided vehicle
JPH0635535A (ja) * 1992-07-15 1994-02-10 Meitec Corp 屋内移動ロボット
JPH09269825A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Fujitsu General Ltd 床清掃ロボット
JP2002287824A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Toshiba Tec Corp 自律走行ロボット
JP2003036116A (ja) * 2001-07-25 2003-02-07 Toshiba Tec Corp 自律走行ロボット
JP2005050082A (ja) * 2003-07-28 2005-02-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自走式機器およびそのプログラム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6093522A (ja) * 1983-10-26 1985-05-25 Ootomatsukusu Kk 移動ロボツトの制御装置
JPS6455607A (en) * 1987-08-27 1989-03-02 Nissan Motor Running monitoring device for automatically guided vehicle
JPH0635535A (ja) * 1992-07-15 1994-02-10 Meitec Corp 屋内移動ロボット
JPH09269825A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Fujitsu General Ltd 床清掃ロボット
JP2002287824A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Toshiba Tec Corp 自律走行ロボット
JP2003036116A (ja) * 2001-07-25 2003-02-07 Toshiba Tec Corp 自律走行ロボット
JP2005050082A (ja) * 2003-07-28 2005-02-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自走式機器およびそのプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100877072B1 (ko) 이동 로봇을 위한 맵 생성 및 청소를 동시에 수행하는 방법및 장치
US8195331B2 (en) Method, medium, and apparatus for performing path planning of mobile robot
JP4256812B2 (ja) 移動体の障害物回避方法及び該移動体
US20170131721A1 (en) Robot cleaner and method for controlling the same
KR102395879B1 (ko) 주차장 내 최적 경로 생성방법 및 그 시스템
JP2006236098A (ja) 移動体の障害物回避方法及び該移動体
JP2009165823A (ja) 移動ロボットの経路計画方法および装置
WO2022142858A1 (zh) 机器人移动路径规划方法、确定规划的路径点偏离历史路径程度的方法、装置、机器人及计算机可读存储介质
JP5380165B2 (ja) 自律移動装置
JP2017211825A (ja) 自己位置推定装置、及び、自己位置推定方法
JP2011107924A (ja) 自律移動方法及び自律移動体
JP5085251B2 (ja) 自律移動装置
JP2014203145A (ja) 自律移動装置
US20200397207A1 (en) Robotic vacuum cleaner and control method therefor
JP4997850B2 (ja) 移動ロボット装置および移動ロボット制御方法
JP2011129049A (ja) 自律移動方法及び自律移動体
JP4432935B2 (ja) 自律移動体および自律移動体制御方法
JP2014203144A (ja) 自律移動装置
JP4774401B2 (ja) 自律移動体の経路設定装置
JP5380164B2 (ja) 自律移動装置
JP2010176283A (ja) 自律移動装置
JP2012168990A (ja) 自律移動装置
JP2006260348A (ja) 自律走行装置
WO2016009585A1 (ja) 自律移動体とその制御方法
JP2016078185A (ja) ロボット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080123

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20080213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090803

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100420