JP2006260188A - データ取得装置及びデータ取得方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のRFIDタグリーダライタ装置を使用する場合に、アプリケーションの処理を簡単にし、どの無線ICタグがどのRFIDタグリーダライタ装置に管理されているかを管理するデータを持ち、効率よく無線ICタグにアクセスすることを可能にする。
【解決手段】 装置・タグID対応管理部131が、データの読出しが可能と推測されるRFIDリーダライタ装置14と無線ICタグ15との組合せを示す装置・タグID対応表を管理し、アクセス順リスト作成部132が、アプリケーション11から指定された無線ICタグ15に対するデータ読出しの試行順序を示すアクセス順リストを、装置・タグID対応表に基づき作成し、データ読み込み部133が、データ読出しを要求するコマンドを、アクセス順リストに従って発行し、指定された無線ICタグ15からデータが読出せたRFIDリーダライタ装置14から、指定された無線ICタグ15のデータを取得する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線ICタグなどのデータ保有装置のデータを、RFID(Radio Frequency Identification)タグリーダライタ装置(以下、RFIDリーダライタともいう)などのデータ読出し装置で読み出す際のデータ読出し制御技術に関する。
RFIDリーダライタ装置などの無線ICタグリーダライタを複数使用する場合、無線ICタグリーダライタによるデータ読出しを管理するアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションとも表記する)はそれぞれの無線ICタグリーダライタ装置に対してコマンドなどを発行する。このために、アプリケーションは、対象となる無線ICタグがどの無線ICタグリーダライタ装置からアクセスできるかを管理しておき、指定されたタグIDを持つ無線ICタグにアクセスする場合に管理しておいた情報を使って使用すべき無線ICタグリーダライタ装置を決める。
また、無線ICタグのシステムでは、無線ICタグや無線ICタグリーダライタ装置が固定されているとは限らないため、無線ICタグリーダライタ装置がアクセスできる無線ICタグは常に変化している。そのためアプリケーションは常に複数の無線ICタグリーダライタ装置それぞれに対して無線ICタグの検出処理を実行させる必要があり、アプリケーションの処理が複雑になる。
無線ICタグと無線ICタグリーダライタ装置の対応を管理する方法として例えば以下の先行技術が示されている。
特開2000−232455号公報では、複数の無線アクセスポイント(無線ICタグリーダライタ装置に相当)と複数の無線移動ステーション(無線ICタグに相当)で構成され、移動ステーションを管理する方式として各アクセスポイント内に管理テーブルを備えて管理する方法が示されている。
また、特開2000−269968号公報では、各無線アクセスポイント内でステーションリストを管理する管理部を備えて制御する方法が示されている。
特開2000−232455号公報 特開2000−269968号公報
タグIDを指定して無線ICタグからデータを読み込む場合について考えてみる。
従来、1つの無線ICタグリーダライタ装置を使用する場合、図14に示すようにアプリケーションはその無線ICタグリーダライタ装置に対してデータ読み込みのコマンドを発行する(S11)。指定したタグがなければエラーとなるため正常終了かどうかをチェックし(S12)、エラーの場合はデータを読み込まずエラー終了となる。正常に終了した場合はデータを読み込み(S13)、終了する。
複数の無線ICタグリーダライタ装置を使用する場合のフローチャートを図15に示す。アプリケーションはまず複数の無線ICタグリーダライタ装置の中から1つを選択し(S21)、その選択した装置に対してタグIDを指定してデータ読み込みコマンドを発行する(S22)。その無線ICタグリーダライタ装置で指定したタグにアクセスできれば正常終了するため(S23)、データを読み込み(S24)終了する。指定したタグにアクセスできない場合は、別の無線ICタグリーダライタ装置を選択する(S25)。このとき残っている無線ICタグリーダライタ装置がないかどうか(すべての無線ICタグリーダライタ装置に対してコマンドを発行しかたどうか)をチェックし(S26)、残っている無線ICタグリーダライタ装置がない場合はエラー終了となる。次の無線ICタグリーダライタ装置が選択できた場合は、S22の処理から繰り返す。このようにアプリケーションは、それぞれの無線ICタグリーダライタ装置に対してコマンドを発行するが、アプリケーションはどの無線ICタグリーダライタ装置を使用すればよいかは分からないため、タグにアクセスできるまで順番に無線ICタグリーダライタ装置にコマンドを発行しなければならず効率が悪い。
また、無線ICタグは固定されているものではないため、あるときにはある無線ICタグリーダライタ装置からアクセスできても、次の時には別の無線ICタグリーダライタ装置からでなければアクセスできなくなるような場合が多々ある。この場合、従来の方法では最初から順番に無線ICタグリーダライタ装置にコマンドを発行して無線ICタグを探さなければならず効率が悪くなる。
この発明は、主に上記のような問題点を解決するためになされたもので、複数の無線ICタグリーダライタ装置を使用する場合に、アプリケーションの処理を簡単にし、また、どの無線ICタグがどの無線ICタグリーダライタ装置に管理されているかを管理するデータを持ち、効率よく無線ICタグにアクセスすることを可能にし、これにより無線ICタグからのデータ読出し時間を短縮することを主な目的とする。
更に、無線ICタグが移動する場合にはどの無線ICタグリーダライタ装置を使用すればよいかを推測することにより、効率よく無線ICタグにアクセスすることを可能にし、これにより無線ICタグからのデータ読出し時間を短縮することを主な目的とする。
本発明に係るデータ取得装置は、
データ保有装置からデータを読出す複数のデータ読出し装置を管理し、前記複数のデータ読出し装置を介して複数のデータ保有装置のデータを取得可能なデータ取得装置であって、
データの読出しが可能と推測されるデータ読出し装置とデータ保有装置との組合せを示す推測読出し可能装置情報を管理する情報管理部と、
データ読出しの対象となる読出し対象データ保有装置に対するデータ読出しの試行順序を、前記推測読出し可能装置情報に基づき決定する試行順序決定部と、
前記読出し対象データ保有装置からのデータ読出しを要求するコマンドを、前記試行順序決定部により決定されたデータ読出しの試行順序に従って対象となるデータ読出し装置に対して発行し、前記読出し対象データ保有装置からデータが読出せたデータ読出し装置から、前記読出し対象データ保有装置のデータを取得するデータ取得部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、データ読出しが可能と推測されるデータ読出し装置とデータ保有装置の組合せを示す推測読出し可能装置情報に基づいてデータ読出しの試行順序を決定し、試行順序に従ってデータ読出し装置にデータ読出しを試行させるため、データ保有装置からのデータ読出しを効率的に行うことができ、データ読み出し時間を短縮することができる。
実施の形態1.
図1は本実施の形態に係るシステム構成例を示す図である。
複数のRFIDリーダライタ装置14がリーダライタ装置制御用PC(Personal Computer)10に接続されている。リーダライタ装置制御用PC10は、複数のRFIDリーダライタ装置14を管理する。RFIDリーダライタ装置14は無線ICタグ15と無線通信し、無線ICタグ15のデータを読出すことができる。リーダライタ装置制御用PC10は、複数のRFIDリーダライタ装置14を介して複数の無線ICタグ15のデータを取得することができる。リーダライタ装置制御用PC10は、データ取得装置の例である。また、無線ICタグ15は、データ保有装置の例であり、RFIDリーダライタ装置14は、データ読出し装置の例である。
リーダライタ装置制御用PC10は、アプリケーションプログラム11(以下、アプリケーションとも表記する)、リーダライタ装置管理部12と仮想装置管理部13を備える。
アプリケーション11は、データ読出しの対象となる無線ICタグを指定する。
アプリケーション11が、データ読出しの対象として指定した無線ICタグが、読出し対象データ保有装置に相当する。
なお、図1では、リーダライタ装置制御用PC10内にアプリケーションが存在することになっているが、リーダライタ装置制御用PC10外であってもよい。
リーダライタ装置管理部12は、リーダライタ装置制御用PC10に接続されているRFIDリーダライタ装置14を管理する機能であり、図2に示すリーダライタ装置管理表により、接続されているRFIDリーダライタ装置14を管理する。この機能はアプリケーションにRFIDリーダライタ装置の情報(接続されているRFIDリーダライタ装置は何台あるか、RFIDリーダライタ装置の装置名は何かなど)を提供する。また、リーダライタ装置管理部12は16の破線で示すように複数のリーダライタ装置をまとめて管理し仮想装置化する機能も持ち、アプリケーションからはあたかも1つのリーダライタ装置しか接続されていないように見せることが可能である。
仮想装置管理部13は、装置・タグID対応管理部131、アクセス順リスト作成部132、データ読み込み部133を備える。
装置・タグID対応管理部131は、無線ICタグがどのRFIDリーダライタ装置からアクセスできるかを管理しておくものであり、図3の装置・タグID対応表のように、データ読出しが可能と推測されるRFIDリーダライタ装置名とタグIDの組み合わせで管理する。なお、図3の装置・タグID対応表は、推測読出し可能装置情報の例である。また、装置・タグID対応管理部131は、情報管理部の例である。
アクセス順リスト作成部132は、アプリケーションから指定されたデータ読出し対象の無線ICタグに対するデータ読出しの試行順序を示すアクセス順リストを作成する。図6は、アクセス順リストの例であり、図6の例では、RFIDリーダライタ装置Bから順にデータ読出しを試行することが示されている。なお、アクセス順リストの作成手順は後述する。アクセス順リスト作成部132は、試行順序決定部の例である。
データ読み込み部133は、アクセス順リスト作成部132が作成したアクセス順リストの順序に従って、対応するRFIDリーダライタ装置に対してアプリケーション11により指定された無線ICタグからのデータ読出しを要求するコマンドを発行し、当該無線ICタグからデータを読出せたRFIDリーダライタ装置からデータを取得し、アプリケーション11に供給する。データ読み込み部133は、データ取得部の例である。
次に複数のRFIDリーダライタ装置14をまとめて1つの仮想装置化した場合の動作について説明する。
アプリケーション11がある無線ICタグ15からデータを読み込む場合を考える。アプリケーション側の動作のフローチャートを図4に示す。アプリケーション11は、タグIDを指定して仮想装置管理部13を呼び出す(S61)。このとき、RFIDリーダライタ装置を指定する必要はない。S61の処理が正常終了したかどうかをチェックし(S62)、エラー終了または正常終了する。このように複数のRFIDリーダライタ装置が接続されている場合でも、アプリケーションは1つのRFIDリーダライタ装置しか接続されていない場合と同じように動作できる。
S61で呼び出す仮想装置管理部の処理について図5のフローチャートで示す。
まずアプリケーション11により指定されたタグIDをもとに、アクセス順リスト作成部132が、RFIDリーダライタ装置のアクセス順リストを作成する(S71)。アクセス順リストの例を図6に示す。アクセス順リストはどのRFIDリーダライタ装置から順番に使用していくかを示すものである。アクセス順リストの作成方法については後述する。
作成したアクセス順リストをもとに、データ読み込み部133は、最初のRFIDリーダライタ装置を選択する(S72)。図6の例の場合は1番目の「装置B」が選択される。データ読み込み部133は、選択したリーダライタ装置に対してデータ読み込みコマンドを発行する(S73)。正常に終了したかどうかをチェックし(S74)、正常に終了した場合は、データを読み込む(S75)。また、正常終了したということは選択したRFIDリーダライタ装置が指定したタグIDの無線ICタグからデータを読出せたということなので、装置・タグID対応管理部131が、装置・タグID対応表をメンテナンスして、対象となるRFIDリーダライタ装置のレコードに当該タグIDを追加する(まだ登録されていない場合)(S76)。そして正常リターンする。S74で正常終了しなかった場合は、選択したリーダライタ装置に指定したタグIDの無線ICタグからデータを読み出せなかったということなので、装置・タグID対応管理部131が、装置・タグID対応表をメンテナンスして、対象となるRFIDリーダライタ装置のレコードから当該タグIDを削除する(登録されていた場合)(S77)。その後、アクセス順リストから次のRFIDリーダライタ装置を選択する(S78)。アクセス順リストの最後までいき、もう選択するRFIDリーダライタ装置がない場合はエラーリターンする(S79)。まだ選択するRFIDリーダライタ装置がある場合はその装置を選択し、S73から繰り返す。
次にアクセス順リストの作成方法について図7に示す。
アクセス順リスト作成部132は、まず装置・タグID対応表から指定されたタグIDを探す(S91)。例えば、図3の装置・タグID対応表の場合に、「タグc」のタグIDを持つ無線ICタグを探す場合、「装置A」と「装置B」の欄にタグIDが見つかる。この見つかった「装置A」と「装置B」をアクセス順リストの先頭に設定する。図3の例では「装置A」、「装置B」の2つが対象となるため、どちらかをアクセス順の先頭にしなければならないが、この順番はあらかじめユーザが設定しておき、ユーザの設定に従って対象となる装置をリストに加える(S93)。タグIDが見つかった装置すべてをアクセス順リストに追加した後、まだアクセス順リストに加えていない残りの装置(図3の例では「装置C」と「装置D」)をアクセス順リストに設定する。このとき追加する順番はあらかじめユーザが設定しておき、ユーザの設定に従って対象となる装置をリストに加える(S94)。以上の処理によって図6のようなアクセス順リストが作成される。
本実施の形態では、複数の無線ICタグリーダライタ装置が、タグと送信・受信を行う場合に、リーダライタ装置を管理する管理機能と、リーダライタ装置とタグとの対応を一元管理する管理機能を設けることにより効率よくタグと通信を行うことを特徴とする。
また、本実施の形態では、接続されている複数のリーダライタ装置すべてをまとめて仮想装置化して、アプリケーションには1つの装置に見せることを特徴とする。
また、本実施の形態では、アクセス順リストの作成の際に、複数のリーダライタ装置とタグとの対応からリーダライタ装置を選択する場合に、ユーザが設定した情報を使って推測することを特徴とする。
このように、本実施の形態では、装置・タグID対応管理部131が、データの読出しが可能と推測されるRFIDリーダライタ装置14と無線ICタグ15との組合せを示す装置・タグID対応表を管理し、アクセス順リスト作成部132が、アプリケーション11から指定された無線ICタグ15に対するデータ読出しの試行順序を示すアクセス順リストを、装置・タグID対応表に基づき作成し、データ読み込み部133が、データ読出しを要求するコマンドを、アクセス順リストに従って発行し、指定された無線ICタグ15からデータが読出せたRFIDリーダライタ装置14から、指定された無線ICタグ15のデータを取得する。
このため、アプリケーションは複数のRFIDリーダライタ装置があることを意識しないでよいため、アプリケーション作成の手間を削減することができる。リーダライタ装置の接続数などの変更があった場合もアプリケーション側で対応する必要がないためアプリケーション作成の手間を削減する効果が得られる。
また、アクセス順リストを作成することにより電波リソースを効率よく使用でき、効率よくタグにアクセス可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1では、すべてのRFIDリーダライタ装置が1つのリーダライタ装置制御用PCに接続されていたが、複数のリーダライタ装置制御用PCに接続される場合の実施の形態を示す。
図8はRFIDリーダライタ装置が2つのリーダライタ装置制御用PCに接続されている場合のシステム構成図である。この場合、リーダライタ装置制御用PCはリーダライタ装置制御用PC(マスタ)17とリーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18の2種類に分かれ、それぞれがネットワークで接続される。
リーダライタ装置制御用PC(マスタ)17には、アプリケーション11、リーダライタ装置管理部12、仮想装置管理部13、制御用PCスレーブとの通信部19が含まれる。アプリケーション11、リーダライタ装置管理部12、仮想装置管理部13は図1で示したものと同じである。なお、実施の形態1と同様に、アプリケーションは、リーダライタ装置制御用PC(マスタ)17の外部にあってもよい。
リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18には、制御用PCマスタとの通信部のみが含まれる。制御用PCスレーブとの通信部19と制御用PCマスタとの通信部20はお互い通信し合い、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)に接続されているRFIDリーダライタ装置もリーダライタ装置制御用PC(マスタ)内でまとめて管理する。つまり、リーダライタ装置制御用PC(マスタ)17では、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18に接続されているRFIDリーダライタ装置を含めた装置・タグID対応表を管理し、また、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18に接続されているRFIDリーダライタ装置を含めてアクセス順リストを作成する。更に、リーダライタ装置制御用PC(マスタ)17は、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18に接続されているRFIDリーダライタ装置に対するコマンドを発行する。
一方、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18は、接続されているRFIDリーダライタ装置へのコマンドをリーダライタ装置制御用PC(マスタ)17から受信し、自身に接続されているRFIDリーダライタ装置が指定されたタグIDの無線ICタグからデータを読出した場合は、読出したデータをリーダライタ装置制御用PC(マスタ)17に送信する。このため、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18は中継装置に相当する。
リーダライタ装置制御用PC(マスタ)17が、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18に接続されているRFIDリーダライタ装置に対するコマンドを発行し、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18に接続されているRFIDリーダライタ装置からデータを取得する場合について説明する。
リーダライタ装置制御用PC(マスタ)のデータ読み込み部133は、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18に接続されているRFIDリーダライタ装置に対するコマンドを生成し、制御用PCスレーブとの通信部19が、ネットワーク(LAN)を介して、制御用PCマスタとの通信部20にコマンドを転送し、制御用PCマスタとの通信部20がコマンドをRFIDリーダライタ装置に転送する。データの読み込みは、RFIDリーダライタ装置がデータを制御用PCマスタとの通信部20に出力し、制御用PCマスタとの通信部20がネットワーク(LAN)を介して当該データを制御用PCスレーブとの通信部19に転送し、制御用PCスレーブとの通信部19が当該データをデータ読み込み部133に出力する。
他の動作は実施の形態1と同様である。
この例では、制御用PCが2台であったが、3台以上の場合は、リーダライタ装置制御用PC(マスタ)が1台で残りがリーダライタ装置制御用PC(スレーブ)となることで同様の動作が可能である。
本実施の形態では、複数のリーダライタ装置が複数の制御用PCに接続され、制御用PCはネットワークに接続され、1つの制御用PCがリーダライタ装置制御用PC(マスタ)となり残りの制御用PCがリーダライタ装置制御用PC(スレーブ)となり動作することを特徴とする。
実施の形態3.
実施の形態2では、リーダライタ装置制御用PC(マスタ)にリーダライタ装置が接続されていたが、リーダライタ装置制御用PC(マスタ)の機能を別PCに置いた場合の実施の形態を示す。
図9は2つのリーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18と1つのリーダライタ管理用PC21がある場合のシステム構成図である。
ここで、リーダライタ管理用PC21が、データ取得装置の例であり、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18が、中継装置の例である。
リーダライタ管理用PC21とリーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18はそれぞれがネットワークで接続されている。
リーダライタ管理用PC21には、リーダライタ装置が接続されていないが、アプリケーション11、リーダライタ装置管理部12、仮想装置管理部13、制御用PCスレーブとの通信部19が含まれる。アプリケーション11、リーダライタ装置管理部12、仮想装置管理部13は図1で示したものと同じである。制御用PCスレーブとの通信部19は、図8で示したものと同じである。なお、実施の形態1と同様に、アプリケーションは、リーダライタ管理用PC21の外部にあってもよい。
リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18には管理用PCとの通信部22のみが含まれる。管理用PCとの通信部22は、図8で示した制御用PCマスタとの通信部20と同じである。
制御用PCスレーブとの通信部19と管理用PCとの通信部22はお互い通信し合い、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)に接続されているリーダライタ装置をリーダライタ管理用PC21内でまとめて管理する。つまり、リーダライタ管理用PC21では、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18に接続されているRFIDリーダライタ装置に関する装置・タグID対応表を管理し、また、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18に接続されているRFIDリーダライタ装置についてのアクセス順リストを作成する。更に、リーダライタ管理用PC21は、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18に接続されているRFIDリーダライタ装置に対するコマンドを発行する。
一方、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18は、接続されているRFIDリーダライタ装置へのコマンドをリーダライタ管理用PC21から受信し、接続されているRFIDリーダライタ装置が指定されたタグIDの無線ICタグからデータを読出した場合は、読出したデータをリーダライタ管理用PC21に送信する。
リーダライタ管理用PC21が、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18に接続されているRFIDリーダライタ装置に対するコマンドを発行し、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18に接続されているRFIDリーダライタ装置からデータを取得する場合について説明する。
リーダライタ管理用PC21のデータ読み込み部133は、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)18に接続されているRFIDリーダライタ装置に対するコマンドを生成し、制御用PCスレーブとの通信部19が、ネットワーク(LAN)を介して、管理用PCとの通信部22にコマンドを転送し、管理用PCとの通信部22がコマンドをRFIDリーダライタ装置に転送する。データの読み込みは、RFIDリーダライタ装置がデータを管理用PCとの通信部22に出力し、管理用PCとの通信部22がネットワーク(LAN)を介して当該データを制御用PCスレーブとの通信部19に転送し、制御用PCスレーブとの通信部19が当該データをデータ読み込み部133に出力する。
他の動作は実施の形態1と同様である。
この例では、リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)が2台であったが、3台以上の場合も同様の動作が可能である。
本実施の形態では、複数のリーダライタ装置が複数の制御用PCに接続され、別のリーダライタ管理用PCとともにネットワークに接続され動作することを特徴とする。
実施の形態4.
実施の形態1では、アクセス順リストを作成するときにユーザ設定の情報を使用していたが、過去の履歴情報を学習してアクセス順リストを作成する場合の実施の形態を示す。
図10はアクセス順リストを作成する際に過去の履歴を利用する場合のフローチャートである。過去の履歴情報は、図11に示すような表で管理する。
図5のS76において、装置・タグID対応管理部131は、装置・タグID対応表のメンテナンスを行うタイミングで時刻情報を含めた履歴情報を作成する(図12)。この履歴情報をもとに履歴学習表(図11)を作成する。履歴学習表は、タグがある時刻にある装置からアクセスでき、次の時刻には別の装置からアクセスできた場合の確率を示している。つまり、RFIDリーダライタ装置ごとにいずれのタイミングでデータ読み出しを試行するとデータを読み出せる確率が高いかを示す情報(読出し確率情報)であり、どのRFIDリーダライタ装置の次にデータ読出しを試行するとデータを読み出せる確率が高いかを示す情報である。図11の例では、あるタグが装置Aでアクセスできた後、次の時刻には装置Bでアクセスできる確率が80%であり、装置Cでアクセスできる確率は10%であることを示している。したがって、装置Aでアクセスできなかった場合は、次は装置Bにアクセスしてみればいいことがわかる。
このようにして、履歴学習表を参照してアクセス順の優先順位を決める。他の動作は実施の形態1と同様である。なお、タグの種類によって傾向が変わる場合は、タグの種類毎に履歴を学習することも可能である。
本実施の形態では、複数のリーダライタ装置とタグとの対応からリーダライタ装置を選択する場合に、過去の履歴から学習した情報を使って推測することを特徴とする。
実施の形態5.
実施の形態1では、RFIDリーダライタ装置すべてをまとめて1つの仮想装置として扱ったが、RFIDリーダライタ装置の一部のみを仮想装置化する場合の実施の形態を示す。
図13は仮想リーダライタ装置管理表であり、仮想装置名とリーダライタ装置名の組が示されている。図13で示すように複数の仮想装置が定義可能であり、また同じリーダライタ装置が複数の仮想装置に属することも可能である。
複数の仮想装置を定義可能とした場合、アプリケーションは図4のS61において仮想装置名を指定して仮想装置管理部13を呼び出す。図5のS71でアクセス順リストを作成する際には、対応する仮想装置に含まれているRFIDリーダライタ装置のみを対象として、アクセス順リストを作成する。他の動作は実施の形態1と同様である。
本実施の形態では、接続されている複数のリーダライタ装置の一部のみをまとめて仮想装置化して動作することを特徴とする。
実施の形態6.
実施の形態1では、アプリケーションからアクセスがあった時のみ(図5のS76とS77の時点)、装置・タグID対応表のメンテナンスを行っていたが、内部で定期的にポーリングを行い装置・タグID対応表のメンテナンスを行う場合の実施の形態を示す。
データ読み込み部133は、定期的に、装置・タグID対応表に示されている各無線ICタグを順に指定し、指定した無線ICタグに対するアクセスのコマンドを発行する。このデータ読み込み部133により順に指定された無線ICタグは、更新用読出し対象データ保有装置に相当する。
データ読み込み部133は、アプリケーションがRFIDリーダライタ装置にアクセスしていないとき(RFIDリーダライタ装置が使用されていないとき)に定期的にRFIDリーダライタ装置に無線ICタグを探すコマンドを発行する。装置・タグID対応管理部131は、RFIDリーダライタ装置によるデータ読出し状況に基づいて、RFIDリーダライタ装置とタグIDの対応をチェックし、装置・タグID対応表のメンテナンスを行う。つまり、実施の形態1と同様に、あるRFIDリーダライタ装置が、装置・タグID対応表において組合せが示されていた無線ICタグからデータが読出せなかった場合は、装置・タグID対応管理部131は、装置・タグID対応表をメンテナンスして、対象となるRFIDリーダライタ装置のレコードから当該無線ICタグのタグIDを削除する。逆に、あるRFIDリーダライタ装置が、装置・タグID対応表において組合せが示されていなかった無線ICタグからデータが読出せた場合は、装置・タグID対応管理部131が、装置・タグID対応表をメンテナンスして、対象となるRFIDリーダライタ装置のレコードに当該無線ICタグのタグIDを追加する。
本実施の形態では、内部でポーリング処理を行い、リーダライタ装置とタグとの対応管理データを自動でアップデートすることを特徴とする。
このように、本実施の形態によれば、装置・タグID対応表がより正確なものとなり、アクセス順リストを作成する際により正確にリストを作成することができ、より効率のよい無線ICタグへのアクセスが可能となる。
前述した各実施の形態で、リーダライタ装置制御用PC、リーダライタ管理用PCは、コンピュータで実現できるものである。
図示していないが、リーダライタ装置制御用PC、リーダライタ管理用PCは、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)を備えている。
例えば、CPUは、バスを介して、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、通信ボード、表示装置、K/B(キーボード)、マウス、FDD(Flexible Disk Drive)、CDD(コンパクトディスクドライブ)、磁気ディスク装置、光ディスク装置、プリンタ装置、スキャナ装置等と接続可能である。
RAMは、揮発性メモリの一例である。ROM、フラッシュメモリ、FDD、CDD、磁気ディスク装置、光ディスク装置は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
前述した各実施の形態のリーダライタ装置制御用PC、リーダライタ管理用PCが扱うデータや情報は、記憶装置あるいは記憶部に保存され、リーダライタ装置制御用PC、リーダライタ管理用PCの各部により、記録され読み出されるものである。
また、通信ボードは、例えば、LAN、インターネット、或いはISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)に接続されている。
磁気ディスク装置には、オペレーティングシステム(OS)、ウィンドウシステム、プログラム群、ファイル群(データベース)が記憶されている。
プログラム群は、CPU、OS、ウィンドウシステムにより実行される。
上記リーダライタ装置制御用PC、リーダライタ管理用PCの各部は、一部或いはすべてコンピュータで動作可能なプログラムにより構成しても構わない。或いは、ROMに記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェア或いは、ハードウェア或いは、ソフトウェアとハードウェアとファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
上記プログラム群には、実施の形態の説明において「〜部」として説明した処理をCPUに実行させるプログラムが記憶される。これらのプログラムは、例えば、C言語やHTMLやSGMLやXMLなどのコンピュータ言語により作成される。
また、上記プログラムは、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体に記憶され、CPUにより読み出され実行される。
実施の形態1に係るシステム構成例を示す図。 実施の形態1に係るリーダライタ装置管理表の例を示す図。 実施の形態1に係る装置・タグID対応表の例を示す図。 実施の形態1に係るアプリケーション処理の例を示す図。 実施の形態1に係る仮想装置対応タグデータ読み込み処理の例を示す図。 実施の形態1に係るアクセス順リストの例を示す図。 実施の形態1に係るアクセス順リスト作成処理の例を示す図。 実施の形態2に係るシステム構成例を示す図。 実施の形態3に係るシステム構成例を示す図。 実施の形態4に係るアクセス順リスト作成処理の例を示す図。 実施の形態4に係る履歴学習表の例を示す図。 実施の形態4に係る履歴情報の例を示す図。 実施の形態5に係る仮想リーダライタ装置管理表の例を示す図。 従来技術の処理例を示す図。 従来技術の処理例を示す図。
符号の説明
10 リーダライタ装置制御用PC、11 アプリケーション、12 リーダライタ装置管理部、13 仮想装置管理部、14 RFIDリーダライタ装置、15 無線ICタグ、16 仮想装置、17 リーダライタ装置制御用PC(マスタ)、18 リーダライタ装置制御用PC(スレーブ)、19 制御用PCスレーブとの通信部、20 制御用PCマスタとの通信部、21 リーダライタ管理用PC、22 管理用PCとの通信部、131 装置・タグID対応管理部、132 アクセス順リスト作成部、133 データ読み込み部。

Claims (19)

  1. データ保有装置からデータを読出す複数のデータ読出し装置を管理し、前記複数のデータ読出し装置を介して複数のデータ保有装置のデータを取得可能なデータ取得装置であって、
    データの読出しが可能と推測されるデータ読出し装置とデータ保有装置との組合せを示す推測読出し可能装置情報を管理する情報管理部と、
    データ読出しの対象となる読出し対象データ保有装置に対するデータ読出しの試行順序を、前記推測読出し可能装置情報に基づき決定する試行順序決定部と、
    前記読出し対象データ保有装置からのデータ読出しを要求するコマンドを、前記試行順序決定部により決定されたデータ読出しの試行順序に従って対象となるデータ読出し装置に対して発行し、前記読出し対象データ保有装置からデータが読出せたデータ読出し装置から、前記読出し対象データ保有装置のデータを取得するデータ取得部とを有することを特徴とするデータ取得装置。
  2. 前記試行順序決定部は、
    前記推測読出し可能装置情報において前記読出し対象データ保有装置との組合せが示されているデータ読出し装置が上位になるようにデータ読出しの試行順序を決定することを特徴とする請求項1に記載のデータ取得装置。
  3. 前記データ取得部は、
    データ読出しの試行順序において上位のデータ読出し装置が前記読出し対象データ保有装置からデータを読み出せなかった場合に、データ読出しの試行順序において次の順位にあるデータ読出し装置に対してコマンドを発行することを特徴とする請求項1に記載のデータ取得装置。
  4. 前記情報管理部は、
    前記読出し対象データ保有装置からのデータ読出し状況に基づいて、前記推測読出し可能装置情報の内容を更新することを特徴とする請求項1に記載のデータ取得装置。
  5. 前記情報管理部は、
    前記推測読出し可能装置情報において前記読出し対象データ保有装置との組合せが示されているデータ読出し装置が前記読出し対象データ保有装置からデータを読出せなかった場合に、データの読出しが可能と推測されるデータ読出し装置とデータ保有装置との組合せから、当該データ読出し装置と前記読出し対象データ保有装置との組合せを除外することを特徴とする請求項4に記載のデータ取得装置。
  6. 前記情報管理部は、
    前記推測読出し可能装置情報において前記読出し対象データ保有装置との組合せが示されていないデータ読出し装置が前記読出し対象データ保有装置からデータを読出せた場合に、データの読出しが可能と推測されるデータ読出し装置とデータ保有装置との組合せに、当該データ読出し装置と前記読出し対象データ保有装置との組合せを追加することを特徴とする請求項4に記載のデータ取得装置。
  7. 前記データ取得装置は、
    少なくとも一つ以上のデータ読出し装置に接続された中継装置と通信を行い、前記中継装置に接続されたデータ読出し装置により読み出されたデータ保有装置のデータを前記中継装置を介して取得可能であり、
    前記試行順序決定部は、
    前記中継装置に接続しているデータ読出し装置が含まれた推測読出し可能装置情報を管理し、
    前記試行順序決定部は、
    前記読出し対象データ保有装置からのデータ読出しの試行順序を、前記中継装置に接続しているデータ読出し装置を含めて決定し、
    前記データ取得部は、
    前記中継装置に接続しているデータ読出し装置が前記読出し対象データ保有装置のデータを読み出せた場合に、前記中継装置を介して前記読出し対象データ保有装置のデータを取得することを特徴とする請求項1に記載のデータ取得装置。
  8. 前記データ取得装置は、
    少なくとも一つ以上のデータ読出し装置に接続された複数の中継装置と通信を行い、それぞれの中継装置に接続されたデータ読出し装置により読み出されたデータ保有装置のデータをそれぞれの中継装置を介して取得可能であり、
    前記試行順序決定部は、
    前記複数の中継装置に接続しているデータ読出し装置が含まれた推測読出し可能装置情報を管理し、
    前記試行順序決定部は、
    前記読出し対象データ保有装置からのデータ読出しの試行順序を、前記複数の中継装置に接続しているデータ読出し装置を含めて決定し、
    前記データ取得部は、
    いずれかの中継装置に接続しているデータ読出し装置が前記読出し対象データ保有装置のデータを読み出せた場合に、対応する中継装置を介して前記読出し対象データ保有装置のデータを取得することを特徴とする請求項1に記載のデータ取得装置。
  9. 前記データ取得装置は、
    自装置にデータ読出し装置が接続されていないことを特徴とする請求項1に記載のデータ取得装置。
  10. 前記情報管理部は、
    データ読出し装置によるデータの読出しの履歴を管理し、データの読出し履歴に基づき、データ読出し装置ごとにいずれのタイミングでデータ読み出しを試行するとデータを読み出せる確率が高いかを示す読出し確率情報を生成し、
    前記試行順序決定部は、
    前記情報管理部により生成された読出し確率情報に基づいて、データ読出しの試行順序を決定することを特徴とする請求項1に記載のデータ取得装置。
  11. 前記情報管理部は、
    データ読出し装置ごとに、どのデータ読出し装置の次にデータ読出しを試行するとデータを読み出せる確率が高いかを示す読出し確率情報を生成することを特徴とする請求項10に記載のデータ取得装置。
  12. 前記データ取得装置は、
    前記複数のデータ読出し装置を一つのグループとして管理し、
    前記情報管理部は、
    すべての読み出し装置を包含する単一の推測読出し可能装置情報を管理し、
    前記試行順序決定部は、
    データ読出しの試行順序を、すべてのデータ読出し装置に対して決定することを特徴とする請求項1に記載のデータ取得装置。
  13. 前記データ取得装置は、
    前記複数のデータ読出し装置を複数のグループに分けて管理し、
    前記情報管理部は、
    グループごとに推測読出し可能装置情報を管理し、
    前記試行順序決定部は、
    データ読出しの試行順序を、グループごとに決定することを特徴とする請求項1に記載のデータ取得装置。
  14. 前記データ取得部は、
    前記推測読出し可能装置情報に示されている複数のデータ保有装置のそれぞれを順に更新用読出し対象データ保有装置として指定するとともに、更新用読出し対象データ保有装置からのデータ読出しを要求するコマンドを発行し、
    前記情報管理部は、
    前記更新用読出し対象データ保有装置からのデータ読出し状況に基づいて、前記推測読出し可能装置情報の内容を更新することを特徴とする請求項1に記載のデータ取得装置。
  15. 前記情報管理部は、
    前記推測読出し可能装置情報において前記更新用読出し対象データ保有装置との組合せが示されているデータ読出し装置が前記更新用読出し対象データ保有装置からデータを読出せなかった場合に、データの読出しが可能と推測されるデータ読出し装置とデータ保有装置との組合せから、当該データ読出し装置と前記更新用読出し対象データ保有装置との組合せを除外することを特徴とする請求項14に記載のデータ取得装置。
  16. 前記情報管理部は、
    前記推測読出し可能装置情報において前記更新用読出し対象データ保有装置との組合せが示されていないデータ読出し装置が前記更新読出し対象データ保有装置からデータを読出せた場合に、データの読出しが可能と推測されるデータ読出し装置とデータ保有装置との組合せに、当該データ読出し装置と前記更新用読出し対象データ保有装置との組合せを追加することを特徴とする請求項14に記載のデータ取得装置。
  17. 前記データ取得装置は、
    無線通信により無線データ保有装置からデータを読出す複数の無線データ読出し装置を管理し、前記複数の無線データ読出し装置を介して複数の無線データ保有装置のデータを取得可能であることを特徴とする請求項1に記載のデータ取得装置。
  18. データ保有装置からデータを読出す複数のデータ読出し装置を管理し、前記複数のデータ読出し装置を介して複数のデータ保有装置のデータを取得可能なデータ取得方法であって、
    データの読出しが可能と推測されるデータ読出し装置とデータ保有装置との組合せを示す推測読出し可能装置情報に基づき、データ読出しの対象となる読出し対象データ保有装置に対するデータ読出しの試行順序を決定する試行順序決定ステップと、
    前記読出し対象データ保有装置からのデータ読出しを要求するコマンドを、前記試行順序決定ステップにより決定されたデータ読出しの試行順序に従って対象となるデータ読出し装置に対して発行し、前記読出し対象データ保有装置からデータが読出せたデータ読出し装置から、前記読出し対象データ保有装置のデータを取得するデータ取得ステップとを有することを特徴とするデータ取得方法。
  19. データ保有装置からデータを読出す複数のデータ読出し装置をコンピュータに管理させるとともに、前記複数のデータ読出し装置を介して複数のデータ保有装置のデータをコンピュータに取得させるプログラムであって、
    データの読出しが可能と推測されるデータ読出し装置とデータ保有装置との組合せを示す推測読出し可能装置情報に基づき、データ読出しの対象となる読出し対象データ保有装置に対するデータ読出しの試行順序を決定する試行順序決定処理と、
    前記読出し対象データ保有装置からのデータ読出しを要求するコマンドを、前記試行順序決定処理により決定されたデータ読出しの試行順序に従って対象となるデータ読出し装置に対して発行し、前記読出し対象データ保有装置からデータが読出せたデータ読出し装置から、前記読出し対象データ保有装置のデータを取得するデータ取得処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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