JP2006259824A - ストレージシステム、及び情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 新たな接続要求に係わるサーバをストレージシステムに接続しても、ストレージシステムに接続済みのサーバが、データ通信に悪影響を受けないようにする。
【解決手段】 業務サーバ5〜5とストレージシステム7との間を接続する通信経路の変更前は、業務サーバ5側のポートa、ポートb、ポートcは、何れも通信経路を通じてストレージシステム7側のポート1に接続されていた。業務サーバ5を、新たな接続要求に応じてストレージシステム7に接続する場合には、ポートa、ポートb、ポートcが夫々通信経路を通じて接続されるストレージシステム7側の通信ポートは、ポート3に変更される。この変更によって空いたストレージシステム7側のポート1に対し、業務サーバ5が、ポートfを通じ通信経路を介して接続される。
【選択図】 図20

Description

本発明は、ストレージシステムと、上記ストレージシステムとの間でデータ通信を行う1又は2以上のサーバと、上記ストレージシステムと上記各サーバとの間の接続を制御する接続制御装置と、を備える情報処理システムに関する。
従来、情報処理システムの技術分野において、情報処理装置間に存在する複数の通信路が特性の変化するものであっても、それら複数の通信路の中から最適な通信路を選択できるようにした構成の情報処理装置及び通信路選択方法が提案されている。
この提案では、ホストがアクセス可能な共有ストレージシステムを有する情報処理装置が、ホストに繋がる複数の通信路が接続されるNIC群、ホストのI/O要求に応じて共有ストレージシステムのI/O処理を実行するI/O処理部、ホストとの間で行われたデータ転送毎にログ情報を保持したハードディスク、ハードディスクが保持するログ情報を参照する。そして、通信条件が類似している過去のデータ転送において使用された通信路の中から、良好なI/O処理性能を示した実績のある通信路をデータ転送パスとして選択する通信路選択部を有する(例えば特許文献1参照)。
特開2003-273951号公報
ところで、従来の情報処理システムにあっては、複数の業務サーバとストレージシステムとの間において、Storage Area Network(SAN)を使用して論理的に通信経路が設定されている環境で、新たに別の業務サーバの、ストレージシステムへの接続要求がくると、ストレージシステムが持つ通信ポートのうちから処理性能に最も余裕のある通信ポートを選択する。そして、該選択した通信ポートに、新たな接続要求に係わる別の業務サーバを接続するようにしていた。
しかし、上記のように、ストレージシステムが持つ通信ポート中の、処理性能に余裕のある通信ポートに上記別の業務サーバを接続すると、上記別のサーバとストレージシステムとの間のデータ通信量が多い場合には、それによって既に接続済みのサーバが圧迫を受けて、該サーバが持つストレージシステムのボリュームへのアクセス性能が低下し、それによってストレージシステムとのデータ通信がスムーズに行えなくなるという問題が生じる。
従って本発明の目的は、ストレージシステムを備える情報処理システムにおいて、新たな接続要求に係わるサーバをストレージシステムに接続しても、それによって既にストレージシステムに接続済みのサーバが、ストレージシステムとの間のデータ通信に悪影響を受けることがないようにすることにある。
本発明の第1の観点に従うストレージシステムは、1又は2以上のサーバと接続される複数の通信ポートと、上記各通信ポート毎の情報通信量データを保持する情報通信量データ保持部と、外部から上記各通信ポートの負荷の大きさに係わるデータの取得要求があった場合に、上記情報通信量データ保持部に保持されている上記各通信ポート毎の情報通信量データに基づき、所定の演算処理手順に従って上記各通信ポート毎の負荷の大きさを算出する負荷算出部と、上記負荷算出部により算出された上記負荷の大きさに係わるデータを、上記取得要求の送信元に送信するデータ送信部と、を備える。
本発明の第1の観点に係る好適な実施形態では、上記負荷算出部による上記各通信ポート毎の負荷の大きさが、所定時間内における上記各通信ポートを通じた上記サーバからのデータ通信量の累計値によって求まる。
上記とは別の実施形態では、上記各通信ポートが、物理的な通信ポートである。
また、上記とは別の実施形態では、上記各通信ポートと上記サーバとが、上記各通信ポートと上記サーバとの間を接続する物理的な通信経路において、論理的に定義される通信経路を通じて接続される。
更に、上記とは別の実施形態では、外部からの接続変更要求に従って、上記各通信ポートと上記各サーバとの間の接続関係を変更する接続関係変更部を、更に備える。
本発明の第2の観点に従う情報処理システムは、ストレージシステムと、上記ストレージシステムとの間でデータ通信を行う1又は2以上のサーバと、上記ストレージシステムと上記各サーバとの間の接続を制御する接続制御装置と、を備え、上記接続制御装置が、上記ストレージシステムからの通知に基づき、上記ストレージシステムが持つ上記複数の通信ポート中のどの通信ポートが、上記1又は2以上のサーバ中のどのサーバとの接続先になっているかを判別するための接続先判別部と、上記ストレージシステムに対する新たな接続要求があったかどうか判別する接続要求判別部と、上記接続要求判別部が新たな接続要求を判別し、且つ、上記接続先判別部が上記ストレージシステムが持つ上記複数の通信ポートの全てが上記サーバとの接続先になっていると判別した場合、上記ストレージシステムが持つ上記複数の通信ポート中のどれかを接続先とする上記サーバの接続先の、別の通信ポートへの変更を決定することにより、新たな接続要求に係わるサーバとの接続先として、空き通信ポートを用意する接続先変更決定部と、上記接続先変更決定部によって用意された上記空き通信ポートに、上記新たな接続要求に係わるサーバが接続されるよう、上記ストレージシステムに指令を発する指令出力部と、を有する。
本発明の第2の観点に係る好適な実施形態では、上記接続先変更決定部が、上記ストレージシステムが持つ複数の通信ポート毎の負荷の大きさに係わるデータを、上記ストレージシステムから受けた場合、上記負荷の大きさに係わるデータに基づき、負荷の大きさが最小であると判別される通信ポートを、上記接続先に変更するよう決定する。
本発明の第3の観点に従う情報処理システムは、複数の通信ポートを有するストレージシステムと、上記ストレージシステムとの間でデータ通信を行う1又は2以上のサーバと、上記ストレージシステムと上記サーバとの間のアクセス経路の設定を制御する接続制御装置と、を備え、上記接続制御装置が、上記ストレージシステムが有する夫々の上記通信ポート毎の負荷を求め、上記負荷に基づいて共有可能な通信ポートの組み合わせを求め、求めた一方の通信ポートに設定されたアクセス経路を、求めた他方の通信ポートに設定する。
本発明の第3の観点に係る好適な実施形態では、上記接続制御装置によって求められる共有可能な通信ポートの組み合わせが、求められた上記負荷の合計値が所定の値以下となる通信ポートの組み合わせである。
上記とは別の実施形態では、上記接続制御装置が、更に上記通信ポート毎の負荷を上記サーバとのアクセス経路毎に求め、求めた負荷に基づいて特定の通信ポートに設定された全てのアクセス経路を割り当てる他の通信ポートを求め、その求めた通信ポートに上記特定の通信ポートに設定されたアクセス経路を設定する。
本発明の第4の観点に従うストレージシステムにおいて行われる方法は、複数の通信ポートを有するストレージシステムにおいて行われるもので、上記複数の通信ポートに、1又は2以上のサーバを接続するステップと、上記各通信ポート毎の情報通信量データを保持するステップと、外部から上記各通信ポートの負荷の大きさに係わるデータの取得要求があった場合に、上記情報通信量データを保持するステップにおいて保持されている上記各通信ポート毎の情報通信量データに基づき、所定の演算処理手順に従って上記各通信ポート毎の負荷の大きさを算出するステップと、上記負荷の大きさを算出するステップにより算出された上記負荷の大きさに係わるデータを、上記取得要求の送信元に送信するステップと、を備える。
本発明の第4の観点に係る好適な実施形態では、上記負荷の大きさを算出するステップにおいて求められた上記各通信ポート毎の負荷の大きさが、所定時間内における上記各通信ポートを通じた上記サーバからのデータ通信量の累計値によって求まる。
上記とは別の好適な実施形態では、上記各通信ポートが、物理的な通信ポートである。
また、上記とは別の好適な実施形態では、上記各通信ポートと上記サーバとが、上記各通信ポートと上記サーバとの間を接続する物理的な通信経路において、論理的に定義される通信経路を通じて接続される。
また、上記とは別の好適な実施形態では、外部からの接続変更要求に従って、上記各通信ポートと上記各サーバとの間の接続関係を変更するステップを、更に備える。
本発明の第5の観点に従う情報処理システムにおいて行われる方法は、ストレージシステムと、上記ストレージシステムとの間でデータ通信を行う1又は2以上のサーバと、上記ストレージシステムと上記各サーバとの間の接続を制御する接続制御装置と、を備え、上記接続制御装置が、上記ストレージシステムからの通知に基づき、上記ストレージシステムが持つ上記複数の通信ポート中のどの通信ポートが、上記1又は2以上のサーバ中のどのサーバに接続されているかを判別するためのステップと、上記ストレージシステムに対する新たな接続要求があったかどうか判別するステップと、上記新たな接続要求があったかどうかを判別するステップにおいて、新たな接続要求を判別し、且つ、上記新たな接続要求があったかどうかを判別するステップにおいて、上記ストレージシステムが持つ複数の通信ポートの全てが上記サーバに接続されていると判別された場合、上記ストレージシステムが持つ上記複数の通信ポート中のどれかを接続先とする上記サーバの接続先の、別の通信ポートへの変更を決定することにより、新たな接続要求に係わるサーバとの接続先として、空き通信ポートを用意するステップと、上記空き通信ポートを用意するステップによって用意された上記空き通信ポートに、上記新たな接続要求に係わるサーバが接続されるよう、上記ストレージシステムに指令を発するステップと、を有する。
本発明の第5の観点に係る好適な実施形態では、上記空き通信ポートを用意するステップにおいて、上記ストレージシステムが持つ複数の通信ポート毎の負荷の大きさに係わるデータを、上記ストレージシステムから受けた場合、上記負荷の大きさに係わるデータに基づき、負荷の大きさが最小であると判別される通信ポートを、上記接続先に変更するよう決定する。
本発明の第6の観点に従う情報処理システムにおいて行われる方法は、複数の通信ポートを有するストレージシステムと、上記ストレージシステムとの間でデータ通信を行う1又は2以上のサーバと、上記ストレージシステムと上記サーバとの間のアクセス経路の設定を制御する接続制御装置と、を備える情報処理システムにおいて行われるもので、上記接続制御装置が、上記ストレージシステムが有する夫々の上記通信ポート毎の負荷を求めるステップと、上記負荷を求めるステップにおいて求められた上記負荷に基づいて、共有可能な通信ポートの組み合わせを求めるステップと、上記共有可能な通信ポートの組み合わせを求めるステップにおいて求められた一方の通信ポートに設定されたアクセス経路を、上記共有可能な通信ポートの組み合わせを求めるステップにおいて求められた他方の通信ポートに設定するステップと、を備える。
本発明の第6の観点に係る好適な実施形態では、上記共有可能な通信ポートの組み合わせを求めるステップにおいて求められる共有可能な通信ポートの組み合わせが、求められた上記負荷の合計値が所定の値以下となる通信ポートの組み合わせである。
上記とは別の好適な実施形態では、上記共有可能な通信ポートの組み合わせを求めるステップが、更に上記通信ポート毎の負荷を上記サーバとのアクセス経路毎に求めるステップと、上記ステップにおいて求めた負荷に基づいて特定の通信ポートに設定された全てのアクセス経路を割り当てる他の通信ポートを求めるステップと、上記他の通信ポートを求めるステップにおいて、その求めた通信ポートに上記特定の通信ポートに設定されたアクセス経路を設定するステップと、を更に備える。
本発明によれば、ストレージシステムを備える情報処理システムにおいて、新たな接続要求に係わるサーバをストレージシステムに接続しても、それによって既にストレージシステムに接続済みのサーバが、ストレージシステムとの間のデータ通信に悪影響を受けることがないようにすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るストレージシステムを備える情報処理システム全体のハードウェア構成を示すブロック図である。
上記情報処理システムは、図1に示すように、クライアントマシン(クライアント)1と、管理サーバ3と、業務サーバ5と、ストレージシステム7と、を備える。クライアント1には、表示装置9が接続される。実際の情報処理システムでは、クライアントは、符号1で示した1台だけでなく多数存在しており、それに伴って表示装置も、符号9で示した1台だけでなく多数(クライアントの数と同数)存在している。また、業務サーバについても、符号5で示した1台だけでなく複数台(例えば、図2において符号5で示す業務サーバも含む)存在している。更に、ストレージシステムについても、符号7で示した1台だけでなく、実際には複数台存在している場合が多い。
以下、図1では、図示と説明の都合上、符号1で示した1台のクライアント、符号9で示した1台の表示装置、符号5で示した1台の業務サーバ、及び符号7で示した1台のストレージシステムのみを例にとる。
クライアント1と管理サーバ3との間、クライアント1と業務サーバ5との間、クライアント1とストレージシステム7との間、管理サーバ3と業務サーバ5との間、及び管理サーバ3とストレージ装置7との間の接続は、何れもLAN(Local Area Network)11を通じて行われる。また、業務サーバ5とストレージシステム7との間の接続は、SAN(即ち、Storage Area Network)13を通じて行われる。
次に、各部の内部のハードウェア構成について詳述する。
クライアント1は、ディスク装置15と、主記憶装置17と、CPU19と、通信ポート21と、画像制御装置23と、を備える。クライアント1を構成する上記各部は、内部バス25を通じて夫々接続される。
ディスク装置15は、CPU19の制御下で、例えば画像制御プログラムや通信制御プログラム等を格納する。上記画像制御プログラムや通信制御プログラム等は、必要に応じて、CPU19により内部バス25を通じてディスク装置15から主記憶装置17にローディングされる。主記憶装置17は、CPU19の制御下で、内部バス25を通じてディスク装置15からローディングされる上記画像制御プログラムや通信制御プログラム等を読み込む。上記画像制御プログラムや通信制御プログラム等は、CPU19により、主記憶装置17上で実行される。
画像制御装置23は、表示装置9に接続しており、CPU19の制御下で、クライアント1側からの各種画像情報を表示装置9に出力する。通信ポート21は、LAN11を通じてクライアント1が管理サーバ3との間、及び業務サーバ5との間で夫々行おうとする情報通信を可能にするための物理的な通信ポートである。通信ポート21と、以下に記載する全ての通信ポートには、何れもユニークな値(WWN)が割り当てられており、この値を基に個々の通信ポートが識別されることになる。
CPU19は、所定の演算処理動作を実行し、内部バス25を通じてディスク装置15、主記憶装置17、及び画像制御装置23の動作を制御する。
管理サ−バ3は、図1に示した情報処理システムを構成する各部をその管理下に置くもので、管理サーバ3も、クライアント1と同様に、ディスク装置27と、主記憶装置29と、CPU31と、通信ポート33と、を備える。管理サーバ3を構成する上記各部も、クライアント1を構成する各部と同様に、内部バス35を通じて夫々接続される。
ディスク装置27は、CPU31の制御下で、例えば通信制御プログラムや経路管理プログラムやデータ管理プログラム等を格納する。上記通信制御プログラムや経路管理プログラムやデータ管理プログラム等は、必要に応じて、CPU31により内部バス35を通じてディスク装置27から主記憶装置29にローディングされる。主記憶装置29は、CPU31の制御下で、内部バス35を通じてディスク装置27からローディングされる上記通信制御プログラムや経路管理プログラムやデータ管理プログラム等を読み込む。上記通信制御プログラムや経路管理プログラムやデータ管理プログラム等は、CPU31により、主記憶装置29上で実行される。
通信ポート33は、管理サーバ3をLAN11に接続することにより、LAN11を通じて管理サーバ3がクライアント1との間、業務サーバ5との間、及びストレージシステム7との間で夫々行おうとする情報通信を可能にするための物理的な通信ポートである。CPU31は、所定の演算処理動作を実行し、内部バス35を通じてディスク装置27、及び主記憶装置29の動作を制御する。
なお、ディスク装置27には、上述した各種プログラムに加えて、例えばストレージシステム管理テーブル、業務サーバ管理テーブル、トラフィック量管理テーブル、及び経路管理テーブル等の各種テーブルが、上記データ管理プログラムにより格納される。
業務サーバ5も、管理サーバ3と同様に、ディスク装置37と、主記憶装置39と、CPU41と、通信ポート43と、を備えるのに加えて、更に、別の通信ポート45をも備える。通信ポート43は、業務サーバ5をLAN11に、通信ポート45は、業務サーバ6をSAN13に、夫々接続するためのものである。業務サーバ5を構成する上記各部も、クライアント1や管理サーバ3を構成する各部と同様に、内部バス47を通じて夫々接続される。
ディスク装置37は、CPU41の制御下で、例えば通信制御プログラムや経路制御プログラムやデータ管理プログラム等を格納する。上記通信制御プログラムや経路制御プログラムやデータ管理プログラム等は、必要に応じて、CPU41により内部バス47を通じてディスク装置37から主記憶装置39にローディングされる。主記憶装置39は、CPU41の制御下で、内部バス47を通じてディスク装置37からローディングされる上記通信制御プログラムや経路制御プログラムやデータ管理プログラム等を読み込む。上記通信制御プログラムや経路制御プログラムやデータ管理プログラム等は、CPU41により、主記憶装置39上で実行される。
通信ポート43は、業務サーバ5をLAN11に接続することにより、LAN11を通じて業務サーバ5がクライアント1との間、及び管理サーバ3との間で夫々行おうとする情報通信を可能にするための物理的な通信ポートである。一方、通信ポート45は、業務サーバ5をSAN13に接続することにより、SAN13を通じて業務サーバ5がストレージシステム7との間で行おうとする情報通信を可能にするための物理的な通信ポートである。
CPU41は、所定の演算処理動作を実行し、内部バス47を通じてディスク装置37、及び主記憶装置39の動作を制御する。
ストレージシステム7は、通信ポート49、51、53と、制御装置55と、ディスク装置57と、主記憶装置59と、CPU61と、記憶デバイスとしてのボリューム群63と、を備える。ボリューム群63は、例えばディスク駆動装置を構成する複数個のPDEV(物理ボリューム)、即ち、HDD(Hard Disk Drive)、或いは、上記複数個のPDEVが割り当てられて構成される複数個のLDEV(論理ボリューム)から成る。ボリューム群63には、クライアント1が使用する各種データやプログラム等が格納されている。
通信ポート49は、ストレージシステム7とLAN11とを接続することにより、LAN11を通じてストレージシステム7が管理サーバ3との間で行おうとする情報通信を可能にするための物理的な通信ポートである。一方、通信ポート51、53は、何れもストレージシステム7とSAN13とを接続することにより、ストレージシステム7が業務サーバ5との間で行おうとする情報通信を可能にするための物理的な通信ポートである。
制御装置55は、CPU61の制御下で、ボリューム群63の動作を制御する。ディスク装置57は、CPU61の制御下で、例えば通信制御プログラムや経路制御プログラムや流量管理プログラムやデータ管理プログラム等を格納する。上記通信制御プログラムや経路制御プログラムや流量管理プログラムやデータ管理プログラム等は、必要に応じて、CPU61により内部バス65を通じてディスク装置57から主記憶装置59にローディングされる。なお、ディスク装置57は、例えばストレージシステム7用の論理ボリュームであり、CPU61専用のプログラムである、上記通信制御プログラムや経路制御プログラムや流量管理プログラムやデータ管理プログラム等や、CPU61専用の制御系情報が格納されている。そのため、ユーザ側(クライアント1)からは、ディスク装置57にアクセスすることができない。
主記憶装置59は、CPU61の制御下で、内部バス65を通じてディスク装置57からローディングされる上記通信制御プログラムや経路制御プログラムや流量管理プログラムやデータ管理プログラム等を読み込む。上記通信制御プログラムや経路制御プログラムや流量管理プログラムやデータ管理プログラム等は、CPU61により、主記憶装置59上で実行される。
CPU61は、ストレージシステム7を構成する上記各部(即ち、制御装置55、ディスク装置57、及び主記憶装置59)を制御する。
なお、表示装置9は、クライアント1側から出力される画像情報を始めとする各種情報を可視画像として表示するためのディスプレイと、クライアント1側へ各種情報(画像情報を含む)を入力するためのキー操作部とを持ち、ユーザとクライアントとの間のマン・マシンインタフェースとしての機能を有する。
図2は、図1で示したストレージシステムを備える情報処理システムを構成する各部に搭載されている制御プログラム群を示す機能ブロック図である。
図2に示す制御プログラム群は、クライアント1に搭載される制御プログラム群71と、管理サーバ3に搭載される制御プログラム群73と、複数の業務サーバ5〜5に夫々搭載される制御プログラム群75〜75と、ストレージシステム7に搭載される制御プログラム77との4種類がある。なお、各業務サーバ5〜5は、何れも同一のハードウェア構成を有しており、(各業務サーバ5〜5に夫々搭載される)制御プログラム群75〜75についても、何れも同一の機能を有している。よって、制御プログラム群75〜75については、制御プログラム群75についてのみ詳細な説明を行い、残りの制御プログラム群((75)〜75)については、詳細な説明を省略する。また、図2において、図1で示した物と同一物には同一符号を付して、それらの詳細な説明についても省略する。
制御プログラム群71は、画像制御プログラム81と、クライアント通信制御プログラム83と、から成る。画像制御プログラム81は、(図1で示した)画像制御装置23に対し、表示装置9への画像情報等の出力や、表示装置9側からの各種情報の入力等を制御するためのプログラムである。クライアント通信制御プログラム83は、通信ポート21、及びLAN11を通じて、クライアント1の情報通信の相手方である管理サーバ3、及び業務サーバ(5〜5)に対し、接続や切断や情報の送/受信を指令するためのプログラムである。
制御プログラム群73は、管理サーバ通信制御プログラム85と、管理サーバデータ管理プログラム87と、経路管理プログラム89と、から成る。管理サーバ通信制御プログラム85は、制御プログラム群71を構成するクライアント通信制御プログラム83と略同様の機能を持つ。即ち、管理サーバ通信制御プログラム85は、通信ポート33、及びLAN11を通じて、管理サーバ3の情報通信の相手方であるクライアント1、業務サーバ5、及びストレージシステム7の何れかに対し、接続や切断や情報の送/受信を指令するためのプログラムである。
データ管理プログラム87は、クライアント1(のクライアント通信制御プログラム83)側よりLAN11、及び通信ポート33を通じて送信されるストレージシステム7を対象とした情報取得要求に基づき、管理サーバ通信制御プログラム85に対し、ストレージシステム7に対する情報取得要求の発行を指令する。管理サーバデータ管理プログラム87は、上記指令に応じて管理サーバ通信制御プログラム85から与えられる結果(即ち、管理サーバ通信制御プログラム85がストレージシステム7から取得した情報等)を、(後に詳述するような)ストレージシステム管理テーブルの形式に編集する。そして、そのストレージシステム管理テーブルを、(図1で示した)ディスク装置27に格納する。
管理サーバデータ管理プログラム87は、上記ストレージシステム管理テーブルを、ディスク装置27に格納すると、一定時間が経過する毎に(所定時間間隔毎に)、管理サーバ通信制御プログラム85に対し、ストレージシステム7に対するトラフィック量の取得要求の発行を指令する。管理サーバデータ管理プログラム87は、上記指令に応じて管理サーバ通信制御プログラム85から与えられる結果(即ち、管理サーバ通信制御プログラム85がストレージシステム7から取得した情報等)を、ディスク装置27に格納される(後に詳述するような)トラフィック量管理テーブルに反映させる。
管理サーバデータ管理プログラム87は、クライアント1(のクライアント通信制御プログラム83)側よりLAN11、及び通信ポート33を通じて送信される業務サーバ5からの情報取得要求に基づき、管理サーバ通信制御プログラム85に対し、業務サーバ5を対象とする情報取得要求の発行を指令する。管理サーバデータ管理プログラム87は、上記指令に応じて管理サーバ通信制御プログラム85から与えられる結果(即ち、管理サーバ通信制御プログラム85が業務サーバ5から取得した情報等)を、(後に詳述するような)業務サーバ管理テーブルの形式に編集する。そして、その業務サーバ管理テーブルを、(図1で示した)ディスク装置27に格納する。
管理サーバデータ管理プログラム87は、経路管理プログラム89からの指令により、(図1で示した)ディスク装置27内に格納される上述した各テーブル(即ち、ストレージシステム管理テーブル、トラフィック量管理テーブル、業務サーバ管理テーブル)の参照や、更新を実行する。
経路管理プログラム89は、クライアント1(のクライアント通信制御プログラム83)側よりLAN11、及び通信ポート33を通じて送信される、情報通信を行うための(通信)経路接続要求に基づき、ストレージシステム7と業務サーバ5との間で情報通信を行うための接続経路(通信経路)を選択するためのプログラムである。経路管理プログラム89が行う上記接続経路の選択方法については、後に詳述する。
ここで、通信経路について説明する。本実施形態において、通信経路(或いは、時によっては単に「経路」と表記することもある)とは、図1、及び図2で示す各通信ポート(21〜53)のように物理的な実体がある訳ではなく、あくまで、LAN11やSAN13を通じて構築される論理的な概念(論理的な通信経路)である。そのため、通信経路の接続/切断に際しては、例えば経路管理プログラム89等のソフトウェアによって制御することがあり得る。通信経路の接続/切断に係わる制御においては、例えば接続元のデバイスと、接続先のデバイスとの間で、経路接続時に送/受信されるデータ(情報)にIDを付加すると共に、以後、送/受信するデータ(情報)に対しても、同様のIDを付加することによって、どの通信経路上のデータ(情報)であるのかを識別する手法が採用することができる。
経路管理プログラム89は、管理サーバ通信制御プログラム85に対し、業務サーバ5からストレージシステム7に到る、情報通信を行うのに必要な通信経路の接続要求や、接続(通信)経路の変更要求の発行を指令する。経路管理プログラム89は、管理サーバ通信制御プログラム85に指令した上記通信経路の接続要求や上記接続(通信)経路の変更要求に応じて、管理サーバ通信制御プログラム85から与えられる結果を、(図1で示した)ディスク装置27に格納される、(後に詳述するような)経路管理テーブルに反映させる。
制御プログラム群75は、業務サーバ通信制御プログラム91と、業務サーバデータ管理プログラム93と、業務サーバ経路制御プログラム95と、から成る。業務サーバ通信制御プログラム91は、制御プログラム群71を構成するクライアント通信制御プログラム83や制御プログラム群73を構成する管理サーバ通信制御プログラム85と略同様の機能を持つ。即ち、業務サーバ通信制御プログラム91は、通信ポート43、及びLAN11を通じて、業務サーバ5の情報通信の相手方であるクライアント1、及び管理サーバ3の何れかに対し、接続や切断や情報の送/受信を指令するためのプログラムである。業務サーバ通信制御プログラム91は、また、通信ポート45、及びSAN13を通じて、業務サーバ5の情報通信の相手方であるストレージシステム7に対し、接続や切断や情報の送/受信を指令するためのプログラムでもある。
業務サーバデータ管理プログラム93は、管理サーバ3(の管理サーバ通信制御プログラム85)側よりLAN11、及び通信ポート43を通じて送信される情報取得要求に基づき、(図1で示した)ディスク装置37に格納される業務サーバ管理テーブルを参照し、その参照結果を管理サーバ3側に通知すべき旨を業務サーバ通信制御プログラム91に指令するためのプログラムである。
業務サーバ経路制御プログラム95は、ストレージシステム7側に搭載されているストレージシステム経路制御プログラム97との間においては、予め両者の間において規定されている通信手段(例えば、所定の通信プロトコル)に従って経路接続を行うプログラムである。
制御プログラム群77は、ストレージシステム経路制御プログラム97と、流量管理プログラム99と、ストレージシステム通信制御プログラム101と、ストレージシステムデータ管理プログラム103と、から成る。ストレージシステム経路制御プログラム97は、制御プログラム群75側の業務サーバ経路制御プログラム95と同様の機能を持つプログラムである。即ち、ストレージシステム経路制御プログラム97は、業務サーバ5側に搭載されている業務サーバ経路制御プログラム95との間においては、予め両者の間において規定されている通信手段(例えば、所定の通信プロトコル)に従って(通信)経路接続を行うプログラムである。
流量管理プログラム99は、各通信ポート49、51、53毎の情報通信量を内蔵する。流量管理プログラム99は、管理サーバ3(の管理サーバ通信制御プログラム85)側よりLAN11、及び通信ポート49を通じて送信されるストレージシステム7に対するトラフィック量の取得要求に従い、流量管理プログラム99が内蔵する上記各通信ポート49、51、53毎の情報通信量に基づき、ストレージシステム7に対するトラフィック量を算出する。そして、算出したトラフィック量を、管理サーバ3側へ送信するよう、ストレージシステム通信制御プログラム101に指令する。なお、流量管理プログラム99によるストレージシステム7に対するトラフィック量の算出方法については、後に詳述する。
ストレージシステム通信制御プログラム101は、制御プログラム群71を構成するクライアント通信制御プログラム83や制御プログラム群73を構成する管理サーバ通信制御プログラム85や制御プログラム群75を構成する業務サーバ通信制御プログラム91と略同様の機能を持つ。即ち、ストレージシステム通信制御プログラム101は、通信ポート49、及びLAN11を通じて、ストレージシステム7の情報通信の相手方である管理サーバ3に対し、接続や切断や情報の送/受信を指令するためのプログラムである。ストレージシステム通信制御プログラム101は、また、通信ポート51/通信ポート53、及びSAN13を通じて、ストレージシステム7の情報通信の相手方である業務サーバ5に対し、接続や切断や情報の送/受信を指令するためのプログラムでもある。
ストレージシステムデータ管理プログラム103は、管理サーバ3(の管理サーバ通信制御プログラム85)側よりLAN11、及び通信ポート49を通じて送信される情報取得要求に基づき、(図1で示した)ディスク装置57に格納されるストレージシステム管理テーブルを参照し、その参照結果を管理サーバ3側に通知すべき旨をストレージシステム通信制御プログラム101に指令するためのプログラムである。
なお、ユーザは、図1で示した表示装置9のキー操作部を操作することにより、クライアント1を通じて管理サーバ3に対し、ストレージシステム7が備える各通信ポート49、51、53に係わる情報の取得要求や、業務サーバ5が備える各通信ポート43、45に係わる情報の取得要求を行うことができる。更には、ストレージシステム7と業務サーバ51との間の(通信)経路を接続するための(通信)経路接続要求をも行うことができる。
図3は、本発明の一実施形態に係る管理サーバ3が備えるストレージシステム管理テーブルの一例を示す説明図である。
図3に示すストレージシステム管理テーブルは、図1で示した管理サーバ3のディスク装置27に格納される。ストレージシステム管理テーブルには、ストレージシステム識別情報を記憶するためのストレージシステム識別情報記憶領域111と、通信ポート識別情報を記憶するための通信ポート識別情報記憶領域113と、最大データ転送速度情報(単位:MB/s)を記憶するための最大データ転送速度情報記憶領域115と、が備えられる。
ストレージシステム識別情報記憶領域111に記憶されるストレージシステム識別情報とは、本発明の一実施形態に係る情報処理システムが備える複数台のストレージシステム(既述のように、図1では、符号7で示した1台のストレージシステムしか記載していない)の各々を識別するのに必要な情報である。図3に示した例では、図1において符号7で示したストレージシステムが、ストレージシステム1として、ストレージシステム識別情報記憶領域111に記憶されている。
通信ポート識別情報記憶領域113に記憶される通信ポート識別情報とは、上記各ストレージシステムが備える複数個の通信ポートの各々を識別するのに必要な情報である。図3で示した例では、図1、及び図2において、符号49、51、53、・・・等で示した各通信ポートが、夫々ポート1、ポート2、ポート3、ポート4、及びポート5、・・・として、通信ポート識別情報記憶領域113に記憶されている。
最大データ転送速度情報記憶領域115に記憶される最大データ転送速度情報とは、上記通信ポート識別情報(ポート1〜ポート5、・・・)により識別される各通信ポート毎の最大データ転送速度に係わる情報である。図3で示した例では、ポート1、ポート2、及びポート4については、夫々100MB/sが、ポート3については、200MB/sが、ポート5については、300MB/sが、最大データ転送速度として、最大データ転送速度情報記憶領域115に記憶されている。
図4は、本発明の一実施形態に係るストレージシステム7が備えるストレージシステム管理テーブルの一例を示す説明図である。
図4に示すストレージシステム管理テーブルは、図1で示したストレージシステム7のディスク装置57に格納される。
図4に示すストレージシステム管理テーブルは、図3で示したストレージシステム識別情報記憶領域111を備えていない点においてのみ、図3で示したストレージシステム管理テーブルと相違する。よって、図4に示すストレージシステム管理テーブルにおいて、図3で示したものと同一物には同一符号を付して、それらの詳細な説明を省略する。
図5は、本発明の一実施形態に係る管理サーバ3が備える業務サーバ管理テーブルの一例を示す説明図である。
図5に示す業務サーバ管理テーブルは、図1で示した管理サーバ3のディスク装置27に格納される。業務サーバ管理テーブルには、業務サーバ識別情報を記憶するための業務サーバ識別情報記憶領域121と、通信ポート識別情報を記憶するための通信ポート識別情報記憶領域123と、が備えられる。
業務サーバ識別情報記憶領域121に記憶される業務サーバ識別情報とは、本発明の一実施形態に係る情報処理システムが備える複数台の業務サーバ(即ち、図2で示した業務サーバ5〜5)の各々を識別するのに必要な情報である。図5に示した例では、図1において符号5〜5で示した各業務サーバが、業務サーバ1、業務サーバ2、業務サーバ3、・・・として、業務サーバ識別情報記憶領域121に記憶されている。
通信ポート識別情報記憶領域123に記憶される通信ポート識別情報とは、上記業務サーバ5〜5が備える1個又は複数個の通信ポートの各々を識別するのに必要な情報である。図5で示した例では、業務サーバ識別情報記憶領域121において業務サーバ1として識別される業務サーバが持つ3個の通信ポートについては、夫々ポートa、ポートb、及びポートcとして、通信ポート識別情報記憶領域123中の、業務サーバ1に対応する記憶領域に記憶されている。また、業務サーバ識別情報記憶領域121において業務サーバ2として識別される業務サーバが持つ1個の通信ポートについては、ポートdとして、通信ポート識別情報記憶領域123中の、業務サーバ2に対応する記憶領域に記憶されている。
更に、業務サーバ識別情報記憶領域121において業務サーバ3として識別される業務サーバが持つ1個の通信ポートについては、ポートeとして、通信ポート識別情報記憶領域123中の、業務サーバ3に対応する記憶領域に記憶されている。
図6は、本発明の一実施形態に係る業務サーバ(5〜5)が備える業務サーバ管理テーブルの一例を示す説明図である。
図6に示す業務サーバ管理テーブル124は、図2で示した複数台の業務サーバ(5〜5)のうちの、管理サーバ3において業務サーバ1として識別される1台の業務サーバのディスク装置(37)に格納される。
図6に示す業務サーバ管理テーブル124の内容は、図6と図5とを比較対照して明らかなように、図5で示した業務サーバ管理テーブル中に包含されている。よって、図6で示した業務サーバ管理テーブル124の内容に係わる詳細な説明は省略する。
図7は、本発明の一実施形態に係る管理サーバ3が備える、ストレージシステム7へのトラフィック量を管理するためのトラフィック量管理テーブルの一例を示す説明図である。
図7に示すトラフィック量管理テーブルは、図1で示した管理サーバ3のディスク装置27に格納される。トラフィック量管理テーブルには、通信ポート識別情報を記憶するための通信ポート識別情報記憶領域125と、トラフィック量(単位:MB/s)情報を記憶するためのトラフィック量情報記憶領域127と、が備えられる。
通信ポート識別情報記憶領域125に記憶される通信ポート識別情報とは、上記各ストレージシステムが備える複数個の通信ポートの各々を識別するのに必要な情報である。図7で示した例では、図1、及び図2において、符号49、51、53、・・・等で示した各通信ポートが、夫々ポート1、ポート2、ポート3、ポート4、及びポート5、・・・として、通信ポート識別情報記憶領域125に記憶されている。
トラフィック量情報記憶領域127に記憶されるトラフィック量情報とは、管理サーバ3からストレージシステム7へトラフィック量取得要求が送信された時点より、次のトラフィック量取得要求が管理サーバ3からストレージシステム7へ送信される時点までの間の時間帯におけるデータ流量(データ通信量)をいう。換言すれば、トラフィック量情報とは、或る時間帯における或る通信ポートの使用量(又は、データ転送速度)に係わる情報のことである。
図7に示した例では、通信ポート識別情報記憶領域125と、トラフィック量情報記憶領域127とを比較対照して明らかなように、ポート1として識別される通信ポートの場合、トラフィック量は、時間帯1では10MB/s、時間帯2では20MB/s、時間帯3では30MB/s、・・・、時間帯nでは40MB/sである。次に、ポート2として識別される通信ポートの場合、トラフィック量は、時間帯1乃至時間帯3では、何れも10MB/sであり、・・・、時間帯nでは70MB/sである。次に、ポート3として識別される通信ポートの場合、トラフィック量は、時間帯1乃至時間帯nでは、何れも50MB/sである。
次に、ポート4として識別される通信ポートの場合、トラフィック量は、時間帯1乃至時間帯nでは、何れも60MB/sである。更に、ポート5として識別される通信ポートの場合、トラフィック量は、時間帯1乃至時間帯nでは、何れも70MB/sである。
なお、図7において、符号126で示す行(レコード)が、後述する図19のレコードAに、符号128で示す複数の行(レコード)が、図19のレコードBに、夫々対応する。
図8は、本発明の一実施形態に係る管理サーバ3が備える経路管理テーブルの一例を示す説明図である。
図8に示す経路管理テーブルは、図1で示した管理サーバ3のディスク装置27に格納される。経路管理テーブルには、ストレージシステム7側の(ストレージシステム7が備える)通信ポート識別情報を記憶するためのストレージシステム側通信ポート識別情報記憶領域129と、業務サーバ5側の(業務サーバ5が備える)通信ポート識別情報を記憶するための業務サーバ側通信ポート識別情報記憶領域131と、が備えられる。
ストレージシステム側通信ポート識別情報記憶領域129に記憶される通信ポート識別情報とは、上記各ストレージシステムが備える複数個の通信ポートの各々を識別するのに必要な情報である。図8で示した例では、図1、及び図2において、符号49、51、53、・・・等で示した各通信ポートが、夫々ポート1、ポート2、ポート3、・・・として、ストレージシステム側通信ポート識別情報記憶領域129に記憶されている。換言すれば、ストレージシステム側通信ポート識別情報記憶領域129の記憶内容は、図4で示したストレージシステム管理テーブルの通信ポート識別情報記憶領域113の記憶内容に対応している。
業務サーバ側通信ポート識別情報記憶領域131に記憶される通信ポート識別情報とは、本発明の一実施形態に係る情報処理システムが備える複数台の業務サーバ(5〜5)が夫々持つ通信ポートの各々を識別するのに必要な情報である。図8で示した例では、図2において、符号43、45、・・・等で示した各通信ポートが、夫々ポートa、ポートb、ポートc、ポートd、ポートe、・・・として、業務サーバ側通信ポート識別情報記憶領域131に記憶されている。換言すれば、業務サーバ側通信ポート識別情報記憶領域131の記憶内容は、図5で示した業務サーバ管理テーブルの通信ポート識別情報記憶領域123の記憶内容に対応している。
なお、図8に示した例では、図から明らかなように、ストレージシステム側通信ポート識別情報記憶領域129内のポート1に、業務サーバ側通信ポート識別情報記憶領域131内のポートa、ポートb、及びポートcが対応付けられている。また、ストレージシステム側通信ポート識別情報記憶領域129内のポート2に、業務サーバ側通信ポート識別情報記憶領域131内のポートdが、ストレージシステム側通信ポート識別情報記憶領域129内のポート3に、業務サーバ側通信ポート識別情報記憶領域131内のポートeが、夫々対応付けられている。
管理サーバ3が、図8で示した経路管理テーブルのストレージシステム側通信ポート識別情報記憶領域129の記憶内容と、図4で示したストレージシステム管理テーブルの通信ポート識別情報記憶領域113の記憶内容とを比較し、ストレージシステム側通信ポート識別情報記憶領域129中に登録されていない通信ポートが、ストレージシステム管理テーブルの通信ポート識別情報記憶領域113中に存在していれば、その通信ポートを未使用の通信ポート(空きポート)と判別することが可能である。
図9は、クライアント1側から管理サーバ3側に送信される経路接続/経路変更の要求メッセージの一例を示す説明図である。
経路接続/経路変更の要求メッセージは、図9に示すように、データ長1、メッセージ種別、データ長2、ストレージシステム側通信ポート情報、データ長3、及び業務サーバ側通信ポート情報の各データを含む。データ長1は、この経路接続/経路変更の要求メッセージ全体のデータ量を表すもので、固定長のデータである。メッセージ種別は、上記要求メッセージが経路接続の要求メッセージか、経路変更の要求メッセージかを識別するためのもので、固定長のデータである。データ長2は、固定長のデータであり、ストレージシステム側通信ポート識別情報のデータ量を表している。ストレージシステム側通信ポート識別情報とは、例えば図8で示したストレージシステム側通信ポート識別情報記憶領域129の記憶内容に対応する情報のことを指す。データ長3は、固定長のデータであり、業務サーバ側通信ポート識別情報のデータ量を表している。業務サーバ側通信ポート識別情報とは、例えば図8で示した業務サーバ側通信ポート識別情報記憶領域131の記憶内容に対応する情報のことを指す。
図10は、管理サーバ3側からクライアント1側に送信される経路接続/経路変更の応答メッセージの一例を示す説明図である。
経路接続/経路変更の応答メッセージは、図10に示すように、データ長1、メッセージ種別、データ長2、及び処理結果の各データを含む。データ長1は、この経路接続/経路変更の応答メッセージ全体のデータ量を表すもので、固定長のデータである。メッセージ種別は、上記要求メッセージが経路接続の応答メッセージか、経路変更の応答メッセージかを識別するためのもので、固定長のデータである。データ長2は、固定長のデータであり、処理結果のデータ量を表している。処理結果とは、クライアント1側からの経路接続/経路変更の要求メッセージに応じて、管理サーバ3(の経路管理プログラム89)が実行した処理内容の結果を表す情報のことを指す。
図11は、管理サーバ3側から業務サーバ5側、又はストレージシステム7側に送信される情報取得要求メッセージの一例を示す説明図である。
情報取得要求メッセージは、図11に示すように、データ長1、及びメッセージ種別を含む。データ長1は、この情報取得要求メッセージ全体のデータ量を表すもので、固定長のデータである。メッセージ種別は、上記情報取得要求メッセージが業務サーバ5に対するものなのか、又はストレージシステム7に対するものなのかを識別するためのもので、固定長のデータである。
図12は、業務サーバ5側、又はストレージシステム7側から管理サーバ3側に送信される情報取得応答メッセージの一例を示す説明図である。
情報取得応答メッセージは、図12に示すように、データ長1、メッセージ種別、データ長、及び取得情報を含む。データ長1は、この情報取得応答メッセージ全体のデータ量を表すもので、固定長のデータである。メッセージ種別は、上記情報取得応答メッセージが業務サーバ5側から送信されたものなのか、又はストレージシステム7側から送信されたものなのかを識別するためのもので、固定長のデータである。データ長2は、取得情報のデータ量を表すもので、固定長のデータである。取得情報とは、例えば図6で示した、業務サーバ5が備える業務サーバ管理テーブルの記憶内容に対応する情報、又は、例えば図4で示した、ストレージシステム7が備えるストレージシステム管理テーブルの記憶内容に対応する情報のことを指す。
図13は、ストレージシステム7に搭載される流量管理プログラム99が持つ内部情報の一例を示す説明図である。図13に示す内部情報は、例えば、ストレージシステム7のディスク装置57上に配置される。
上記内部情報には、図13に示すように、前回、管理サーバ3側から送信されたトラフィック量取得要求を受信した時刻:tA〔s〕と、今回、管理サーバ3側から送信されたトラフィック量取得要求を受信した時刻:tB〔s〕と、が含まれる。上記内部情報には、ポート1におけるデータ通信量の累計値(管理サーバ3からN回目の要求がきて、次にN+1回目の要求がくるまでの間の累計値。以下同じ):d1〔MB〕と、ポート2におけるデータ通信量の累計値:d2〔MB〕と、・・・、ポートnにおけるデータ通信量の累計値:dn〔MB〕も、含まれる。既述のように、ポート1、ポート2、・・・、ポートnとして識別される各ポートは、何れも、ストレージシステム7が備える通信ポートである。
図14は、ストレージシステム7が備える各通信ポートにおけるトラフィック量の算出式の一例を示す説明図である。
図14において、ポート1として識別される通信ポートにおけるトラフィック量は、d1/(tA-tB)〔MB/s〕により、ポート2として識別される通信ポートにおけるトラフィック量は、d2/(tA-tB)〔MB/s〕により、・・・、ポートnとして識別される通信ポートにおけるトラフィック量は、dn/(tA-tB)〔MB/s〕により、夫々表すことができる。なお、d1、d2、・・・、dnは、夫々図13で示したポート1、ポート2、・・・、ポートnにおけるデータ通信量の累計値であり、tAは前回、管理サーバ3側から送信されたトラフィック量取得要求を受信した時刻であり、tBは今回、管理サーバ3側から送信されたトラフィック量取得要求を受信した時刻である。
図15は、ストレージシステム7が備える特定の通信ポート(図2で示した例では、符号51、53で示す通信ポートの何れか)を通じて業務サーバ5からストレージシステム7へのデータ通信量の累計値算出の過程を示す説明図である。
上記データ通信量の累計値の算出は、管理サーバ3からストレージシステム7に対してトラフイック量の取得要求が発せられた時刻tで、ストレージシステム7内の流量管理プログラム99により開始される。上記データ通信量の累計値は、時刻tでは「0」であるが、業務サーバ5から上記特定の通信ポートを通じて10MBのデータがストレージシステム7へ送信された時点で「10」になり、20MBのデータが送信された時点では「30」になる。次に、10MBのデータが業務サーバ5から上記特定の通信ポートを通じてストレージシステム7へ送信された時点では、上記データ通信量の累計値は、「40」になり、更に、30MBのデータが送信された時点では「70」になる。
そして、時刻tに到って、管理サーバ3からストレージシステム7に対し、新たにトラフィック量の取得要求が発せられることにより、上記データ通信量の累計値「70」がリセットされる。
ストレージシステム7(流量管理プログラム99)では、或る時点で管理サーバ3よりトラフイック量の取得要求が発せられてから、次にトラフイック量の取得要求が管理サーバ3より発せられるまでの間の時間帯における上記データ通信量の累計値(この例では、「70」)を、上記時間帯で除算した値を、トラフィック量として管理サーバ3へ送信する。
図16は、(図7で示した)トラフィック量管理テーブルによって、業務サーバ5とストレージシステム7との間を接続する通信経路の、ストレージシステム7側の接続先を或る通信ポートから別の通信ポートへ変更するに際しての変更先決定の過程を示す説明図である。
上記トラフィック量管理テーブルによる、業務サーバ5とストレージシステム7とを接続するためのストレージシステム7側の接続先となる通信ポートの変更先決定は、管理サーバ3によって行われる。
上記変更先決定の過程においては、図16(a)で示すように、まず、現在の通信経路の接続先であるポート1の各時刻(1、2、3、・・・、n)におけるトラフィック量の合計値と、現在の通信経路の接続先でないポート2の各時刻(1、2、3、・・・、n)におけるトラフィック量の合計値との合算値を求める。図16(a)では、ポート1、ポート2におけるトラフィック量の合計値は、何れも100であり、ポート1の合計値とポート2の合計値との合算値は、200であり、時刻mにおけるポート1とポート2との合計値の最大値は、110である。
ここで、図16(a)から、ポート2における最大データ転送速度は、100であるから、時刻mでの上記合計値(110)が、上記最大データ転送速度(100)を超えることは明白である。よって、ポート2も、ストレージシステム7側の接続先対象としてのポートから除外される。
次に、図16(b)で示すように、(現在の通信経路の接続先である)ポート1の各時刻(1、2、3、・・・、n)におけるトラフィック量の合計値と、現在の通信経路の接続先でないポート3の各時刻(1、2、3、・・・、n)におけるトラフィック量の合計値との合算値を求める。図16(b)では、ポート1におけるトラフィック量の合計値は、100であり、ポート3におけるトラフィック量の合計値は、200であり、ポート1の合計値とポート3の合計値との合算値は、300であり、時刻mにおけるポート1とポート3との合計値の最大値は、90である。
ここで、図16(b)から、ポート3における最大データ転送速度は、200であるから、時刻mでの上記合計値(90)が、上記最大データ転送速度(200)よりも小さいことは明白である。よって、ポート3については、ストレージシステム7側の接続先対象としてのポートの候補となる。
次に、図16(c)で示すように、(現在の通信経路の接続先である)ポート1の各時刻(1、2、3、・・・、n)におけるトラフィック量の合計値と、現在の通信経路の接続先でないポート4の各時刻(1、2、3、・・・、n)におけるトラフィック量の合計値との合算値を求める。図16(c)では、ポート1におけるトラフィック量の合計値は、100であり、ポート4におけるトラフィック量の合計値は、240であり、ポート1の合計値とポート4の合計値との合算値は、340であり、時刻mにおけるポート1とポート4との合計値の最大値は、100である。
ここで、図16(c)から、ポート4における最大データ転送速度は、100であるから、時刻mでの上記合計値(100)と、上記最大データ転送速度(100)とは、等しい。そこで、ポート4についても、ストレージシステム7側の接続先対象としてのポートの候補となる。
更に、図16(d)で示すように、(現在の通信経路の接続先である)ポート1の各時刻(1、2、3、・・・、n)におけるトラフィック量の合計値と、現在の通信経路の接続先でないポート5の各時刻(1、2、3、・・・、n)におけるトラフィック量の合計値との合算値を求める。図16(d)では、ポート1におけるトラフィック量の合計値は、100であり、ポート5におけるトラフィック量の合計値は、280であり、ポート1の合計値とポート5の合計値との合算値は、380であり、時刻mにおけるポート1とポート5との合計値の最大値は、110である。
ここで、図16(d)から、ポート5における最大データ転送速度は、300であるから、時刻mでの上記合計値(110)が、上記最大データ転送速度(300)よりも小さいことは明白である。よって、ポート5についても、ストレージシステム7側の接続先対象としてのポートの候補となる。
以上の変更先決定の過程から、ストレージシステム7側の接続先対象としてのポートの候補であるポート3、ポート4、及びポート5の中から、最も合算値流量の小さいポートを変更先ポートとして選択する。図16で示した例では、合算値流量の最も小さいポートは、ポート3であるので、ポート3がストレージシステム7側の新たな接続先のポートとして選択されることになる。
図17は、(図8で示した)経路管理テーブルにおいて、業務サーバ5とストレージシステム7との間を接続する通信経路の、ストレージシステム7側の接続先を或る通信ポートから別の通信ポートへ変更するに際しての更新の過程の一例を示す説明図である。この更新は、管理サーバ3の経路管理プログラム89によって行われる。
図17において、図17(a)は、記憶内容が更新される前の経路管理テーブルを、図17(b)は、記憶内容が更新された後の経路管理テーブルを、夫々示す。
更新前の経路管理テーブルでは、図17(a)で示すように、業務サーバ5のポートa、ポートb、及びポートcが通信経路を通じて接続されるストレージシステム7の通信ポートは、ポート1であり、業務サーバ5のポートdが通信経路を通じて接続されるストレージシステム7の通信ポートは、ポート2である。更に、業務サーバ5のポートeが通信経路を通じて接続されるストレージシステム7の通信ポートは、ポート3である。
これに対して、更新後の経路管理テーブルでは、図17(b)で示すように、(新たな)業務サーバ5のポートf、即ち、従前に接続されていた業務サーバ5ではなく、新たな接続要求を発した業務サーバ5の通信ポートが通信経路を通じて接続されるストレージシステム7の通信ポートが、ポート1になる(ポート1が新たな接続要求を発した業務サーバ5のために開けられる)。そして、従前においてはストレージシステム7のポート1に接続されていた業務サーバ5のポートa、ポートb、及びポートcが通信経路を通じて接続されるストレージシステム7の通信ポートは、ポート1からポート3に変更される。なお、業務サーバ5のポートdとストレージシステム7のポート2との間の接続関係、及び業務サーバ5のポートeとストレージシステム7のポート3との間の接続関係については、変更は無い。
図18は、管理サーバ3が備える経路管理プログラム89の処理動作の一例を示す流れ図である。
図18において、管理サーバ3がクライアント1から経路接続要求のメッセージ(図9で示した)を受信すると(ステップS141)、経路管理プログラム89は、上記経路接続要求メッセージが指定するストレージシステム側通信ポート識別情報(指定通信ポート)が(図8で示した)経路管理テーブル内のストレージシステム側通信ポート識別情報記憶領域129の中に存在するか否かチェックする。具体的には、経路管理プログラム89が、経路接続要求メッセージに含まれる業務サーバ側通信ポート識別情報と一致する値を、経路管理テーブル中の業務サーバ側通信ポート識別情報記憶領域131の中から検索することにより、上記チェックが行われる(ステップS142)。
このチェックの結果、経路管理テーブル内に、指定通信ポートが存在していれば(ステップS143でYES)、その指定通信ポートを使用している通信経路の有無を判断する処理流れ(即ち、図18で示した処理流れのサブルーチンである図11に記載の処理流れ)に移行する(ステップS144)。次に、この処理流れを実行した後、通信経路の変更が必要か否かをチェックする(ステップS145)。このチェックの結果、通信経路の変更が必要であると判断すると(ステップS145でYES)、ステップS146乃至ステップS150で示す、新たな業務サーバ(5)からのストレージシステム7に対する接続要求に応じてストレージシステム7側の複数個の通信ポートの何れかに対して空きポートを設定するための処理が実行される。
即ち、経路管理プログラム89は、ストレージシステム7(のストレージシステム経路制御プログラム97)に対して経路変更要求メッセージを送信すると共に(ステップS147)、上記経路変更要求メッセージを受信したストレージシステム7(のストレージシステム経路制御プログラム97)からの経路変更応答メッセージを受信する(ステップS148)。そして、この受信した経路変更応答メッセージに基づき、経路管理プログラム89は、変更された経路情報を、経路管理テーブルに反映させる(ステップS149)。ステップS147乃至ステップS149で夫々示した処理動作は、経路管理テーブル(図8で示した)内における全ての業務サーバ側通信ポート識別情報について実行する(ステップS146)。
そして、ステップS147乃至ステップS149で夫々示した処理動作が、経路管理テーブル(図8で示した)内における全ての業務サーバ側通信ポート識別情報について実行されたことを確認すると(ステップS150)、経路管理プログラム89は、ストレージシステム7(の経路制御プログラム)に対し、経路接続要求メッセージを送信する(ステップS151)。上記経路変更要求メッセージを受信すると、ストレージシステム7(のストレージシステム経路制御プログラム97)は、経路変更応答メッセージを送信し、経路管理プログラム89は、該経路変更応答メッセージを受信する(ステップS152)。
次に、経路管理プログラム89は、この受信した経路変更応答メッセージに基づき、変更された経路情報を、経路管理テーブルに反映させると共に(ステップS153)、クライアント1に対し、経路接続応答メッセージを送信し(ステップS154)、一連の処理動作を終了する。
なお、上記経路接続要求メッセージが指定するストレージシステム側通信ポート識別情報(指定通信ポート)が(図8で示した)経路管理テーブル内のストレージシステム側通信ポート識別情報記憶領域129の中に存在していなければ(ステップS143でNO)、指定通信ポートが現に使用されていないということだから、直ちにステップS151に移行する。また、通信経路の変更が必要でないと判断した場合にも(ステップS145でNO)、直ちにステップS151に移行する。
図19は、(管理サーバ3が備える)経路管理プログラム89が行う図18で示した処理動作のサブルーチンの一例を示す流れ図である。即ち、図19で示したサブルーチンは、指定通信ポートを使用している通信経路の有無を判断する処理流れ(図18のステップS144)を示すものである。
図19において、経路管理プログラム89は、まず、(管理サーバ3が備える)トラフィック量管理テーブル(図7で示した)より、上述した指定通信ポートに該当するレコード(例えば、図7で示したレコードA。即ち、ポート1として識別されるストレージシステム7の通信ポートのトラフィック量情報)を取得する(ステップS161)。次に、経路管理プログラム89の内部パラメータとして、合計流量最小値=0、経路変更要否=OFF(即ち、変更不要)、及び変更先通信ポート=初期値、を設定する(ステップS162)。
次に、ステップS164乃至ステップS171で夫々示す処理動作を、トラフィック量管理テーブル中のレコードAを除く全てのレコード(即ち、レコードB)について実行する(ステップS163)。まず、合計流量=0にする(合計流量を初期化する)(ステップS164)。次に、ステップS166乃至ステップS168で夫々示す処理動作を、トラフィック量管理テーブルにおけるレコードB中の全ての時刻m(m:1〜n)について実行する(ステップS165)。まず、時刻mにおけるレコードAのトラフィック流量と、時刻mにおけるレコードBのトラフィック流量との合計流量(合計値)を求める(ステップS166)。次に、時刻mにおけるレコードAのトラフィック流量と、時刻mにおけるレコードBのトラフィック流量との合計流量(合計値)が、上述した指定通信ポートにおける最大データ転送速度よりも小さいかどうかチェックする(ステップS167)。
上記チェックの結果、時刻mにおけるレコードA、及びレコードBのトラフィック流量の合計流量が上記指定通信ポートにおける最大データ転送速度よりも小さいと判別すると(ステップS167でYES)、次のステップS168で示す処理動作に移行する。即ち、時刻mに達する前までのレコードAにおけるトラフィック流量の合計値と、時刻mに達する前までのレコードBにおけるトラフィック流量の合計値との合算値に、ステップS166で求めた時刻mにおけるレコードAのトラフィック流量と、時刻mにおけるレコードBのトラフィック流量との合計流量(合計値)を加算する(ステップS168)。
そして、ステップS166乃至ステップS168で夫々示した処理動作が、トラフィック量管理テーブル(図7で示した)内におけるレコードB中の全ての時刻m(m:1〜n)について実行されたことを確認すると(ステップS169)、次のステップS170で示す処理動作に移行する。即ち、合算値流量の最小値が0(現にチェック対象になっているレコードBが使用されていない)か、又は合算値流量が合算値流量の最小値かどうかチェックする(ステップS170)。このチェックの結果、合算値流量の最小値が0か、又は合算値流量が、合算値流量の最小値であると判別すると(ステップS170でYES)、次のステップS171で示す処理動作に移行する。
次に、ステップS162において、経路管理プログラム89の内部パラメータとして設定した、合計流量最小値=0、経路変更要否=OFF(即ち、変更不要)、及び変更先通信ポート=初期値を、合計流量最小値=合計流量、経路変更要否=ON(即ち、変更要)、及び変更先通信ポート=レコードBの通信ポート、に夫々変更する(ステップS171)。
なお、時刻mにおけるレコードAのトラフィック流量と、時刻mにおけるレコードBのトラフィック流量との合計流量(合計値)が、上述した指定通信ポートにおける最大データ転送速度よりも小さくないと判別すると(ステップS167でNO)、ステップS172で示す処理動作に移行する。また、合算値流量の最小値が0ではなく、合算値流量も、合算値流量の最小値でないと判別した場合にも、ステップS172で示す処理動作に移行する。
そして、ステップS164乃至ステップS171で夫々示した処理動作が、トラフィック量管理テーブル(図7で示した)内におけるレコードAを除く全てのレコード(レコードB)について実行されたことを確認すると(ステップS172)、図18で示したステップS145で示す処理動作に移行する。
図20は、本発明の一実施形態に係る業務サーバとストレージシステムとの間を接続する通信経路の、ストレージシステム側の接続先変更の態様の一例を示す説明図である。
図20において、各業務サーバ(5〜5)とストレージシステム7との間を接続する通信経路は、ストレージシステム7側の接続先である通信ポートが変更される前は、図20(a)で示すように、ストレージシステム7側の接続先である通信ポートが変更された後は、図20(b)で示すように、夫々接続されている。図20(a)と、図20(b)とを比較対照して明らかなように、変更前においては、業務サーバ5側のポートa、ポートb、ポートcは、何れも通信経路を通じてストレージシステム7側のポート1に接続されていた。
しかし、それまでストレージシステム7に接続されていなかった業務サーバ5を、新たな接続要求に応じてストレージシステム7に接続するに際しては、業務サーバ5側のポートa、ポートb、ポートcが夫々通信経路を通じて接続されるストレージシステム7側の通信ポートは、ポート1からポート3に変更される。そして、この変更によって空いたストレージシステム7側の通信ポートであるポート1に対し、業務サーバ5が、その通信ポートであるポートfを通じ通信経路を介して接続されることになる。
なお、業務サーバ5とストレージシステム7との間の通信経路を通じた接続関係、及び業務サーバ5とストレージシステム7との間の通信経路を通じた接続関係については、図20(a)と図20(b)とで変化はない。
なお、ポート1側からポート3側に接続先が変更された業務サーバ5側の通信経路のトラフィック量については既知の値であるが、新たな接続要求によって接続先がポート1に決定された業務サーバ5側の通信経路のトラフィック量については未知の値である。しかし、本実施形態では、既述の内容から明らかなように、新たな接続要求に係わる業務サーバ(5)側の通信経路の接続先である、ストレージシステム7側の通信ポートについては、空きポートを用意することで対応することとした。
図20では業務サーバ単位で、ストレージシステムの或るポートから別のポートへ通信経路を変更する場合を示したが、業務サーバのポート単位、或いは通信経路単位でストレージシステムの或るポートから別のポートへ通信経路を変更するようにしてもよい。これにより、例えば、業務サーバ5のポートaをストレージシステムのポート2、業務サーバ5のポートb、ポートcをストレージシステムのポート3に変更することが可能になり、負荷を分散することが可能になる。
これを実現するために、図7ではストレージシステムのポート毎にトラフィック量を求めていたものを、通信経路単位で求めるようにすればよい。具体的には、業務サーバ5のポートaとストレージシステムのポート1のトラフィック量、業務サーバ5のポートbとストレージシステムのポート1のトラフィック量、業務サーバ5のポートcとストレージシステムのポート1のトラフィック量といったように求める。他の業務サーバでも複数の通信経路が設定されていれば、同様に通信経路毎にトラフィック量を求める。
このようにトラフィック量を求めた上で、図18、図19に示す処理を実行する。
具体的には、図19で通信ポート毎の合計流量を求めて、指定通信ポートと他の通信ポートとの合計流量が最小となる他の通信ポートを求めていたものを、指定通信ポートの通信経路と他の通信ポートの合計流量が最小となる他の通信ポートを求めるようにする。そのため、図19のステップS161で指定通信ポートの全通信経路のトラフィック量を取得し、ステップS163からステップS172で通信経路のトラフイック量と他の通信ポートとの合計流量を求め、最小となるものを決定する。これを、指定通信ポ−トの全通信経路に対して行う。
図21は、本発明の一実施形態に係る経路管理テーブルの変形例を示す説明図である。
本変形例に係る経路管理テーブルは、図8で示した経路管理テーブルにおけると同様に、ストレージシステム側通信ポート識別情報記憶領域129、及び業務サーバ側通信ポート識別情報記憶領域131を備えているのに加えて、更に、時間帯記憶領域181をも備えている点において、図8で示した経路管理テーブルと相違する。時間帯記憶領域181に記憶されている時間帯情報とは、経路管理テーブルに記憶されているストレージシステム7側の各通信ポートと業務サーバ5側の各通信ポートとの間の通信経路を通じた接続関係が実現されている時間帯の情報を示している。
図21で示した経路管理テーブルでは、時間帯「4」におけるストレージシステム7側の各通信ポートと業務サーバ5側の各通信ポートとの間の通信経路を通じた接続関係が記憶されている。図21で示した経路管理テーブルを持つ管理サーバを備えた情報処理システムにおいても、新たに接続要求がくる毎に、ストレージシステム7側の各通信ポートと業務サーバ5側の各通信ポートとの間の通信経路を通じた接続関係が、既述のような演算処理を実行し、その演算処理結果に応じて変更される。この場合、或る時点で、上記時間帯「4」における接続関係、即ち、図21で示した経路管理テーブルに記憶されているストレージシステム7側の各通信ポートと業務サーバ5側の各通信ポートとの間の通信経路を通じた接続関係に、変更後の接続関係を戻すこととしても差し支えない。
その際には、既述のような演算処理を実行し、その演算処理結果に応じて、図21で示した接続関係に戻すことが可能か否かが判別されることになる。
なお、図21で示した経路管理テーブルによって保持される、ストレージシステム7側の各通信ポートと業務サーバ5側の各通信ポートとの間の通信経路を通じた接続関係は、1つの時間帯(図21で示例では、時間帯「4」)のみとしたが、複数の時間帯における上記接続関係を、経路管理テーブルに保持させれば、夫々の時間帯毎の上記接続関係を復元することも可能になる。
上述した実施形態、及びその変形例においては、新たに接続要求がくる毎に、既述のような演算処理によって最もトラフィック量の小さいストレージシステム7の指定通信ポートを空けるようにするか、又は、現に空いていれば、そのままその空き通信ポートを、業務サーバとの接続のための通信経路の接続に使用していた。しかし、それに代えて、例えば新たな接続要求を受けた場合に、ストレージシステム7が持つ複数個の通信ポートのうちのどの通信ポートを空けるかを判別し、その判別された通信ポートを新たな接続要求のあった業務サーバのために空けるようにしても差し支えない。
ストレージシステム7が持つ複数個の通信ポートのうちのどの通信ポートを空けるかの判断基準としては、最もトラフィック量が小さいと判断される通信ポートを空けるか、或いは、最も通信経路の変更が少なくて済む通信ポートを空けるようにしても差し支えない。
以上、本発明の好適な実施形態、及びその変形例を説明したが、これは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施形態、及びその変形例にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。
本発明の一実施形態に係るストレージシステムを備える情報処理システム全体のハードウェア構成を示すブロック図。 図1で示したストレージシステムを備える情報処理システムを構成する各部に搭載されている制御プログラム群を示す機能ブロック図。 本発明の一実施形態に係る管理サーバが備えるストレージシステム管理テーブルの一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るストレージシステムが備えるストレージシステム管理テーブルの一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る管理サーバが備える業務サーバ管理テーブルの一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る業務サーバが備える業務サーバ管理テーブルの一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る管理サーバが備える、ストレージシステムへのトラフィック量を管理するためのトラフィック量管理テーブルの一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る管理サーバが備える経路管理テーブルの一例を示す説明図。 クライアント側から管理サーバ側に送信される経路接続/経路変更の要求メッセージの一例を示す説明図。 管理サーバ側からクライアント側に送信される経路接続/経路変更の応答メッセージの一例を示す説明図。 管理サーバ側から業務サーバ側、又はストレージシステム側に送信される情報取得要求メッセージの一例を示す説明図。 業務サーバ側、又はストレージシステム側から管理サーバ側に送信される情報取得応答メッセージの一例を示す説明図。 ストレージシステムに搭載される流量管理プログラムが持つ内部情報の一例を示す説明図。 ストレージシステムが備える各通信ポートにおけるトラフィック量の算出式の一例を示す説明図。 ストレージシステムが備える特定の通信ポートを通じて業務サーバからストレージシステムへのデータ通信量の累計値算出の過程を示す説明図。 トラフィック量管理テーブルによって、業務サーバとストレージシステムとの間を接続する通信経路の、ストレージシステム側の接続先を或る通信ポートから別の通信ポートへ変更するに際しての変更先決定の過程を示す説明図。 経路管理テーブルにおいて、業務サーバとストレージシステムとの間を接続する通信経路の、ストレージシステム側の接続先を或る通信ポートから別の通信ポートへ変更するに際しての更新の過程の一例を示す説明図。 管理サーバが備える経路管理プログラムの処理動作の一例を示す流れ図。 管理サーバが備える経路管理プログラムが行う図18で示した処理動作のサブルーチンの一例を示す流れ図。 本発明の一実施形態に係る業務サーバとストレージシステムとの間を接続する通信経路の、ストレージシステム側の接続先変更の態様の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る経路管理テーブルの変形例を示す説明図。
符号の説明
1 クライアントマシン(クライアント)
3 管理サーバ
5(5〜5) 業務サーバ
7 ストレージシステム
9 表示装置
11 LAN(Local Area Network)
13 SAN(Storage Area Network)
15、27、37、57 ディスク装置
17、29、39、59 主記憶装置
19、31、41、61 CPU
21、33、43、45、49、51、53 通信ポート
23 画像制御装置
25、35、47 内部バス
55 制御装置
63 ボリューム群
71、73、75〜75、77 制御プログラム群
81 画像制御プログラム
83、85、91、101 通信制御プログラム
87、93、103 データ管理プログラム
89 経路管理プログラム
95、97 経路制御プログラム
99 流量管理プログラム

Claims (20)

  1. 1又は2以上のサーバと接続される複数の通信ポートと、
    前記各通信ポート毎の情報通信量データを保持する情報通信量データ保持部と、
    外部から前記各通信ポートの負荷の大きさに係わるデータの取得要求があった場合に、前記情報通信量データ保持部に保持されている前記各通信ポート毎の情報通信量データに基づき、所定の演算処理手順に従って前記各通信ポート毎の負荷の大きさを算出する負荷算出部と、
    前記負荷算出部により算出された前記負荷の大きさに係わるデータを、前記取得要求の送信元に送信するデータ送信部と、
    を備えるストレージシステム。
  2. 請求項1記載のストレージシステムにおいて、
    前記負荷算出部による前記各通信ポート毎の負荷の大きさが、所定時間内における前記各通信ポートを通じた前記サーバからのデータ通信量の累計値によって求まるストレージシステム。
  3. 請求項1記載のストレージシステムにおいて、
    前記各通信ポートが、物理的な通信ポートであるストレージシステム。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のストレージシステムにおいて、
    前記各通信ポートと前記サーバとが、前記各通信ポートと前記サーバとの間を接続する物理的な通信経路において、論理的に定義される通信経路を通じて接続されるストレージシステム。
  5. 請求項1記載のストレージシステムにおいて、
    外部からの接続変更要求に従って、前記各通信ポートと前記各サーバとの間の接続関係を変更する接続関係変更部を、更に備えるストレージシステム。
  6. ストレージシステムと、
    前記ストレージシステムとの間でデータ通信を行う1又は2以上のサーバと、
    前記ストレージシステムと前記各サーバとの間の接続を制御する接続制御装置と、
    を備え、
    前記接続制御装置が、
    前記ストレージシステムからの通知に基づき、前記ストレージシステムが持つ前記複数の通信ポート中のどの通信ポートが、前記1又は2以上のサーバ中のどのサーバに接続されているかを判別するための接続先判別部と、
    前記ストレージシステムに対する新たな接続要求があったかどうか判別する接続要求判別部と、
    前記接続要求判別部が新たな接続要求を判別し、且つ、前記接続先判別部が前記ストレージシステムが持つ複数の通信ポートの全てが前記サーバに接続されていると判別した場合、前記ストレージシステムが持つ前記複数の通信ポート中のどれかを接続先とする前記サーバの接続先の、別の通信ポートへの変更を決定することにより、新たな接続要求に係わるサーバとの接続先として、空き通信ポートを用意する接続先変更決定部と、
    前記接続先変更決定部によって用意された前記空き通信ポートに、前記新たな接続要求に係わるサーバが接続されるよう、前記ストレージシステムに指令を発する指令出力部と、
    を有する情報処理システム。
  7. 請求項6記載の情報処理システムにおいて、
    前記接続先変更決定部が、前記ストレージシステムが持つ複数の通信ポート毎の負荷の大きさに係わるデータを、前記ストレージシステムから受けた場合、前記負荷の大きさに係わるデータに基づき、負荷の大きさが最小であると判別される通信ポートを、前記接続先に変更するよう決定する情報処理システム。
  8. 複数の通信ポートを有するストレージシステムと、
    前記ストレージシステムとの間でデータ通信を行う1又は2以上のサーバと、
    前記ストレージシステムと前記サーバとの間のアクセス経路の設定を制御する接続制御装置と、
    を備え、
    前記接続制御装置が、
    前記ストレージシステムが有する夫々の前記通信ポート毎の負荷を求め、前記負荷に基づいて共有可能な通信ポートの組み合わせを求め、求めた一方の通信ポートに設定されたアクセス経路を、求めた他方の通信ポートに設定する情報処理システム。
  9. 請求項8記載の情報処理システムにおいて、
    前記接続制御装置によって求められる共有可能な通信ポートの組み合わせが、求められた前記負荷の合計値が所定の値以下となる通信ポートの組み合わせである情報処理システム。
  10. 請求項8記載の情報処理システムにおいて、
    前記接続制御装置が、更に前記通信ポート毎の負荷を前記サーバとのアクセス経路毎に求め、求めた負荷に基づいて特定の通信ポートに設定された全てのアクセス経路を割り当てる他の通信ポートを求め、該求めた通信ポートに前記特定の通信ポートに設定されたアクセス経路を設定する情報処理システム。
  11. 複数の通信ポートを有するストレージシステムにおいて行われる方法において、
    前記複数の通信ポートに、1又は2以上のサーバを接続するステップと、
    前記各通信ポート毎の情報通信量データを保持するステップと、
    外部から前記各通信ポートの負荷の大きさに係わるデータの取得要求があった場合に、前記情報通信量データを保持するステップにおいて保持されている前記各通信ポート毎の情報通信量データに基づき、所定の演算処理手順に従って前記各通信ポート毎の負荷の大きさを算出するステップと、
    前記負荷の大きさを算出するステップにより算出された前記負荷の大きさに係わるデータを、前記取得要求の送信元に送信するステップと、
    を備えるストレージシステムにおいて行われる方法。
  12. 請求項11記載のストレージシステムにおいて行われる方法において、
    前記負荷の大きさを算出するステップにおいて求められた前記各通信ポート毎の負荷の大きさが、所定時間内における前記各通信ポートを通じた前記サーバからのデータ通信量の累計値によって求まるストレージシステムにおいて行われる方法。
  13. 請求項11記載のストレージシステムにおいて行われる方法において、
    前記各通信ポートが、物理的な通信ポートであるストレージシステムにおいて行われる方法。
  14. 請求項11乃至請求項13の何れか1項記載のストレージシステムにおいて行われる方法において、
    前記各通信ポートと前記サーバとが、前記各通信ポートと前記サーバとの間を接続する物理的な通信経路において、論理的に定義される通信経路を通じて接続されるストレージシステムにおいて行われる方法。
  15. 請求項11記載のストレージシステムにおいて行われる方法において、
    外部からの接続変更要求に従って、前記各通信ポートと前記各サーバとの間の接続関係を変更するステップを、更に備えるストレージシステムにおいて行われる方法。
  16. ストレージシステムと、
    前記ストレージシステムとの間でデータ通信を行う1又は2以上のサーバと、
    前記ストレージシステムと前記各サーバとの間の接続を制御する接続制御装置と、
    を備え、
    前記接続制御装置が、
    前記ストレージシステムからの通知に基づき、前記ストレージシステムが持つ前記複数の通信ポート中のどの通信ポートが、前記1又は2以上のサーバ中のどのサーバに接続されているかを判別するためのステップと、
    前記ストレージシステムに対する新たな接続要求があったかどうか判別するステップと、
    前記新たな接続要求があったかどうかを判別するステップにおいて、新たな接続要求を判別し、且つ、前記新たな接続要求があったかどうかを判別するステップにおいて、前記ストレージシステムが持つ複数の通信ポートの全てが前記サーバに接続されていると判別された場合、前記ストレージシステムが持つ前記複数の通信ポート中のどれかを接続先とする前記サーバの接続先の、別の通信ポートへの変更を決定することにより、新たな接続要求に係わるサーバとの接続先として、空き通信ポートを用意するステップと、
    前記空き通信ポートを用意するステップによって用意された前記空き通信ポートに、前記新たな接続要求に係わるサーバが接続されるよう、前記ストレージシステムに指令を発するステップと、
    を有する情報処理システムにおいて行われる方法。
  17. 請求項16記載の情報処理システムにおいて行われる方法において、
    前記空き通信ポートを用意するステップにおいて、前記ストレージシステムが持つ複数の通信ポート毎の負荷の大きさに係わるデータを、前記ストレージシステムから受けた場合、前記負荷の大きさに係わるデータに基づき、負荷の大きさが最小であると判別される通信ポートを、前記接続先に変更するよう決定する情報処理システムにおいて行われる方法。
  18. 複数の通信ポートを有するストレージシステムと、前記ストレージシステムとの間でデータ通信を行う1又は2以上のサーバと、前記ストレージシステムと前記サーバとの間のアクセス経路の設定を制御する接続制御装置と、を備える情報処理システムにおいて行われる方法において、
    前記接続制御装置が、
    前記ストレージシステムが有する夫々の前記通信ポート毎の負荷を求めるステップと、
    前記負荷を求めるステップにおいて求められた前記負荷に基づいて、共有可能な通信ポートの組み合わせを求めるステップと、
    前記共有可能な通信ポートの組み合わせを求めるステップにおいて求められた一方の通信ポートに設定されたアクセス経路を、前記共有可能な通信ポートの組み合わせを求めるステップにおいて求められた他方の通信ポートに設定するステップと、
    を備える情報処理システムにおいて行われる方法。
  19. 請求項18記載の情報処理システムにおいて行われる方法において、
    前記共有可能な通信ポートの組み合わせを求めるステップにおいて求められる共有可能な通信ポートの組み合わせが、求められた前記負荷の合計値が所定の値以下となる通信ポートの組み合わせである情報処理システムにおいて行われる方法。
  20. 請求項18記載の情報処理システムにおいて行われる方法において、
    前記共有可能な通信ポートの組み合わせを求めるステップが、
    更に前記通信ポート毎の負荷を前記サーバとのアクセス経路毎に求めるステップと、
    前記ステップにおいて求めた負荷に基づいて特定の通信ポートに設定された全てのアクセス経路を割り当てる他の通信ポートを求めるステップと、
    前記他の通信ポートを求めるステップにおいて、該求めた通信ポートに前記特定の通信ポートに設定されたアクセス経路を設定するステップと、
    を更に備える情報処理システムにおいて行われる方法。
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