JP2006259055A - カメラ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 絞り値を検出不能なレンズユニットを通過した第一の光の照度と絞り値が既知の第二の光の照度とを計測する測光部と、前記第一の光の照度と前記第二の光の照度とに基づいて前記レンズユニットの推定絞り値を出力する推定部と、を備えることを特徴とするカメラ。
【選択図】 図1
Description
レンズユニットを通過した第一の光の照度と、絞り値がわかっている第二の光の照度とを計測することにより、絞り値を検出不能なレンズユニットの絞り値を推定した値である推定絞り値を、第一の光の照度と第二の光の照度とに基づいて特定することができる。光の反射源および放射源の範囲が同じであれば、特定の既知の絞りを通過した光の照度がわかると未知の絞りを通過した光の照度を特定することができるからである。尚、第二の光の絞り値とは、絞り値の設定機能を備えた絞りの絞り値のみを意味するのではなく、光の通過量を制限する開口の面積に相関する値の全てを意味する。すなわち、第二の光は、絞り値の設定機能のない単なる開口を通過した光であってもよい。
2つの照度計を用いることにより、第一の光の照度と第二の光の照度を同時に計測することができる。
第一の光の照度と第二の光の照度とを同時に計測することにより、同一照明環境下で第一の光の照度と第二の光の照度を計測できるため、レンズユニットの絞り値の推定精度を向上させることができる。
撮影直前のハーフシャッタ時に計測された第一の光の照度と第二の光の照度とに基づいてレンズユニットの推定絞り値を出力することにより、操作性が向上する。
特定の推定絞り値に対応する基準照度、すなわちその特定の絞り値が設定されている絞りを通過した光の照度の基準となる照度と、実際にその特定の推定絞り値が設定されている絞りを通過した第一の光の照度との差は、その特定のレンズユニットと基準照度に対応する基準レンズユニットとの光学的な特性差に相関している。したがって、特定の絞り値に対応する基準照度と特定の絞り値が設定されているレンズユニットを通過した第一の光の照度とを用いることにより、特定のレンズユニットに対応する推定絞り値を補正し、絞り値の推定精度を向上させることができる。
特定のレンズユニットについて推定絞り値を補正するためのパラメータを記憶し、記憶されたパラメータをユーザに選択させることにより、レンズユニットを交換するときに必要になる、レンズユニットの推定絞り値を補正するためのパラメータを設定するための操作を簡略化することができる。
被写体画像とともに推定絞り値を記録媒体に記録することにより、被写体画像と絞り値の関係をユーザが事後解析できるようになる。
(第一実施例)
図2(A)、(B)、(C)および図3(A)は、本発明の一実施例によるディジタルスチルカメラ(DSC)1の外観を示す図である。図3(B)は、DSC1に交換型レンズユニット2を装着した状態の外観を示す図である。図4はDSC1を示すブロック図である。
以上説明した色処理部102、解像度変換部104及び圧縮・伸張部106の機能は、ASIC、DSP等の専用回路で実現してもよいし、制御部80が特定のプログラムを実行することによって実現してもよい。
操作部84は、電源スイッチ52、レリーズボタン10、シャッタ速度ダイヤル12や、撮影条件等を設定するためのボタン40,42,44,46,48,50およびジョグダイヤル22を備える。
記録部としての外部メモリコントローラ88は、カードコネクタ90に接続される記録媒体としてのリムーバブルメモリ92にRAM100に格納されているデータを転送する入出力機構である。
ステップS100では、制御部80は、レリーズボタン10がハーフシャッタの状態まで押し込まれたかどうかを判定する。ハーフシャッタとは、レリーズボタン10が可動範囲の中間位置にある状態をいう。
レリーズボタン10がハーフシャッタの状態まで押し込まれると、制御部80は絞り値の推定処理を実行する(ステップS102)。
ステップS200では、制御部80は内部照度計66の出力値を読み込み、レンズユニット2の絞り62を通過した第一の光の照度を検出する。このとき絞り62の絞り値は撮影実行時の絞り値と同じであり、第一シャッタ幕30および第二シャッタ幕32は図6(A)に示すように閉じているため、このときに検出される第一の光の照度は撮影実行時の絞り値に対応している。
ステップS204では、制御部80は内部照度計66および外部照度計68の出力値に基づいて推定絞り値を取得する。具体的には、制御部80は、以下の関係式に基づいて推定絞り値を算出し、RAM100の所定領域に格納する。
照度=2EV×3.4、F:絞り値、a:外部照度計の出力値、a’:内部照度計の出力値、外部照度計の出力値:開口16を通過する光の照度=内部照度計の出力値:絞り62を通過する光の照度、である場合
F=(a/(a’×3.4))1/2
ステップS104では、制御部80はハーフシャッタの状態が解除されたかどうかを判定する。制御部80はレリーズボタン10がハーフシャッタの位置からばね力で押し上げられるとハーフシャッタの状態が解除されたと判定する。
ステップS106では、制御部80はレリーズボタン10がフルシャッタの位置まで押し込まれたか、すなわちレリーズボタン10が完全に押し込まれたかどうかを判定する。
ステップS112では、制御部80は、外部メモリコントローラ90を制御することにより推定絞り値とともに画像情報をリムーバブルメモリ92に格納する。リムーバブルメモリ92に格納される推定絞り値および画像情報のデータ構造に特に制限はないが、例えばEXIFやTIFFのファイルフォーマットで推定絞り値および画像情報を1ファイルに格納することができる。
レンズ60の曇りによる経年劣化や、ベンダ毎の公表絞り値のばらつきなどがあるため、レンズユニット2の個体が異なると個体毎に推定絞り値を補正することが望ましい。本発明の第二実施例では、推定絞り値を補正する実施形態を説明する。
推定絞り値を補正するためには、レンズユニット2に設定されている現実の絞り値を制御部80が認識し、上述の関係式で求まる推定絞り値を現実の絞り値に補正するための係数を記録する必要がある。現実の絞り値は、絞り値毎に制御部80に認識させて絞り値毎に補正係数を算出してもよいし、1つの現実の絞り値を制御部80に認識させ、その絞り値に基づいて全絞り値の補正係数を算出してもよい。1つの現実の絞り値から全絞り値の補正係数を算出する場合、ユーザの操作を軽減できるが、絞り62の作動誤差がある場合には、推定絞り値の正確さが犠牲になる。一方、1つの現実の絞り値から全絞り値の補正係数を算出する場合であっても、レンズユニット2の透過率の差が現実の絞り値と推定絞り値の誤差として表れている場合には、正確に推定絞り値を補正することができる。具体的には例えばDSC1は以下のように作動する。
次に制御部80は、内部照度計66と外部照度計68の出力値を用いて上述の関係式に基づいて算出される推定絞り値とレンズユニット2に設定されている現実の絞り値とから補正計数を算出し、推定絞り値毎の補正係数をLUT(Look Up Table)に格納する。補正係数をフラッシュメモリ82に格納することにより、いったん設定された補正係数を再利用することが可能になる。また、上述の関係式に基づいて算出される推定絞り値とユーザが設定した現実の絞り値との差が所定値(例えば0.5EV)以上になる場合には、エラー処理を実行してもよい。
絞り値は照度計が1つであっても推定することができる。本発明の第三実施例では、1つの照度計を用いて絞り値を推定する実施形態を説明する。
図7は1つの照度計66を用いて絞り値の推定処理を実現するために必要な光学系の作動を示す模式図である。はじめに、第一シャッタ幕30および第二シャッタ幕32を閉じた状態で、DSC1が認識している絞り値が設定されている絞り62を通過した光の照度と、撮影実行時の絞り値が設定されている絞り62を通過した光の照度とを内部照度計66により計測する。これらの2つの光の放射源および反射源の範囲を一致させるため、2つの光の照度の計測はできるだけ短時間に行われることが望ましい。例えば、予め決められた特定の絞り値(Fs)をユーザに案内し、ユーザにその絞り値を絞り62に設定させた状態(図7(A)に示す状態)で絞り62を通過した光の照度を計測することにより、DSC1が認識している絞り値が設定されている絞り62を通過した光の照度(L1)を計測することができる。特定の被写体から放射又は反射され、予め決められた特定の絞り値(Fs)が設定されている絞り62を通過した光の照度(基準照度:Ls)が予めわかっている状態で、DSC1が認識している絞り値が設定されている絞り62を通過した光の照度(L1)を検出できれば、任意の絞り値が設定されている絞り62(図7(B)に示す状態)について絞り値の推定が可能である。
ステップS300では、予め決められた特定の絞り値をユーザに設定させる。予め決められた特定の絞り値(Fs)は、LCD36への画面表示や操作マニュアルへの記載によってユーザに案内される。予め決められた特定の絞り値(Fs)は、ユーザが撮影直前に絞り調整ダイヤル56を回転させることにより絞り62に設定される。
ステップS304では、撮影実行時と同一の絞り値をユーザに設定させる。
ステップS306では、撮影実行時と同一の絞り値が設定されている状態(図7(B)に示す状態)で、制御部80は内部照度計66の出力値(x2)を読み込むことにより、撮影実行時と同一の絞り値が設定されている絞り62を通過した光の照度(L2)を計測する。この処理は例えば制御部80がハーフシャッタを検出したときに実行する。
第三実施例によると、TTL方式の照度計66が1つの場合であっても、絞りを推定することができる。
Claims (8)
- 絞り値を検出不能なレンズユニットを通過した第一の光の照度と絞り値が既知の第二の光の照度とを計測する測光部と、
前記第一の光の照度と前記第二の光の照度とに基づいて前記レンズユニットの推定絞り値を出力する推定部と、
を備えることを特徴とするカメラ。 - 前記第二の光は前記レンズユニットを通過していない外光であることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- 前記測光部は、前記第一の光の照度を計測する内部照度計と、前記第二の光の照度を計測する外部照度計とを有することを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
- 前記測光部は、前記第一の光の照度と前記第二の光の照度とを実質的に同時に計測し、
前記推定部は、実質的に同時に計測された前記第一の光の照度と前記第二の光の照度とに基づいて前記レンズユニットの推定絞り値を出力することを特徴とする請求項2又は3に記載のカメラ。 - 前記測光部は、ハーフシャッタ時に前記第一の光の照度と前記第二の光の照度とを計測し、
前記推定部は、ハーフシャッタ時に計測された前記第一の光の照度と前記第二の光の照度とに基づいて前記レンズユニットの推定絞り値を出力することを特徴とする請求項4に記載のカメラ。 - 前記レンズユニットに設定すべき特定の絞り値に対応する前記推定絞り値を案内する案内部をさらに備え、
前記推定部は、前記特定の絞り値に対応する基準照度と前記第一の光の照度とに基づいて前記レンズユニットに対応する前記推定絞り値を補正することを特徴とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のカメラ。 - 前記推定絞り値を補正するためのパラメータを前記推定部から取得し、前記パラメータを記憶する記憶部と、
記憶された前記パラメータの選択操作を受け付ける操作部と、をさらに備え
前記推定部は、選択された前記パラメータに基づいて前記推定絞り値を補正することを特徴とする請求項6に記載のカメラ。 - 被写体画像とともに前記推定絞り値を記録媒体に記録する記録部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のカメラ。
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- 2005-03-16 JP JP2005074551A patent/JP2006259055A/ja not_active Withdrawn
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