JP2006257817A - 屋根の施工方法 - Google Patents

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富造 前川
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Abstract

【課題】 屋根の手入れの負担軽減を図り、各瓦の不用意な意図ずれや移動を防止できるようにすること。
【解決手段】 上下に隣り合う瓦11,11の間に固定具18を設けて複数枚の瓦11を下地材12の上面に載置する。固定具18は、上方の瓦111の下端部11bに係合する第1の係合部20と、下方の瓦11の上端部11aに係合する第2の係合部21と、第1の係合部20の下端及び第2の係合部21の上端を連結する連結部22とを備えている。この瓦11の載置に前後して又は載置中に、上下に隣り合う瓦11,11に各係合部20,21を契合して固定具18の取り付けを行う。その後、第1の係合部20を外部から隠蔽するように上下に隣り合う瓦11,11にコーキング材24を塗布する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、屋根の施工方法に係り、更に詳しくは、各瓦の不用意な位置ずれ等を回避することができる屋根の施工方法に関する。
従来より、戸建て住宅や家屋等にあっては、瓦葺きの屋根が広く利用されるに至っている。このような屋根は、傾斜する下地材上に複数枚の瓦を上下及び左右方向に並べることにより形成される。ここで、各瓦の裏面上端側には、突起状若しくは突条状をなす突出部が形成され、この突出部が下地材上に設けられた横桟に引っ掛けられることにより各瓦が保持されるようになっている。
しかしながら、前記各瓦にあっては、その自重と前記引っ掛けとにより固定されるので、風雨や雪等の気候の影響によって、意図することなく位置ずれが生じてしまう場合がある。これにより、瓦同士の間に隙間が生じて雨漏りが発生し、ひいては、下地材等の腐食の原因となるという不都合を招来する。ここで、定期的に屋根の手入れを行うことで前記位置ずれを回避することも考えられるが、この場合、瓦を補修するために熟練した技術と多大な手間が必要になるという不都合がある。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、屋根の手入れの負担軽減を図ることができ、各瓦が意図することなく移動したりずれたりすることを防止することができる屋根の施工方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、上下に隣り合う瓦の間に固定具を設けて複数枚の瓦を下地材上に並設する屋根の施工方法であって、
前記固定具は、当該固定具から上方に延びる瓦の下端部に係合する第1の係合部と、固定具から下方に延びる瓦の上端部に係合する第2の係合部とを備え、
前記瓦の下地材上への載置前、載置後又は載置中に、上下に隣り合う瓦に第1及び第2の係合部を係合して固定具の取り付けを行い、
その後、前記固定具の第1の係合部を外部から隠蔽するように前記上下に隣り合う瓦間にコーキング材を塗布する、という方法が採用されている。
本発明によれば、上下に並ぶ瓦が固定具により連結されるため、各瓦の一体化を通じて当該瓦の位置ずれを抑制することができる。しかも、固定具をコーキング材により隠蔽しつつ瓦に固定できるので、固定具の位置規制もしっかりと行われ、瓦の不用意な位置ずれをより良く防止することが可能となる。この結果、瓦間に隙間が生じて雨漏りすることを回避できるばかりでなく、屋根の手入れに要する手間を省略できるという効果を得る。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、実施形態に係る屋根の部分概略斜視図が示されている。また、図2(A)には、その部分拡大縦端面図が示され、図2(B)には、前記屋根に用いられる固定具の概略斜視図が示されている。これらの図において、屋根10は、上下方向(棟及び軒先間方向)及び左右方向(棟の延出方向)に沿って並設された複数枚の瓦11と、傾斜する方向に向けられて各瓦11が載置される下地材12と、この下地材12の上面に取り付けられるとともに、図2(A)中紙面直交方向に延びる複数本の横桟13とを備えて構成されている。
各瓦11は、裏面における上下両端部11a,11b側に突条状若しくは突起状をなす上部突出部15及び下部突出部16を備えている。上部突出部15は、前記横桟13の上部側に引っ掛けられ、これにより、瓦11の下方への移動が規制されることとなる。上下に隣り合う瓦11,11は、部分的に重なり合うように配置され、それらの間には側面視クランク状の固定具18が跨るように設けられている。
前記固定具18は、特に限定されるものでないが、本実施形態では、ステンレス鋼等の金属からなる板材を用いて構成されている。固定具18は、当該固定具18から上方に向かって延びる瓦11(以下、「上方の瓦」と称する)の下端部11bに係合する第1の係合部20と、固定具18から下方に向かって延びる瓦11(以下、「下方の瓦」と称する)の上端部11aに係合する第2の係合部21と、下方の瓦11の上面に載置されるとともに、第1の係合部20の下端及び第2の係合部21の上端を連結する連結部22とを備えている。第1の係合部20は、その上端が上方の瓦11の上面からはみ出さない高さに設けられている。ここで、各瓦11の下端部11b側には、コーキング材24が塗布されている。
前記コーキング材24は、瓦11に対して柔軟な追従性を発揮して接着可能なシリコン系シーリング剤等からなる。コーキング材24は、上方の瓦11の下端部11bと、下方の瓦11の上面側とに接する断面視略三角形状に設けられている。また、コーキング材24の延出長さ(図2(A)中紙面直交方向長さ)は、前記第1の係合部20より大きく形成され、これにより、第1の係合部20がコーキング材24により外部から隠蔽されるようになっている。
次に、前記屋根10の施工方法について説明する。
先ず、下地材12の上面に横桟13を所定間隔毎に取り付け、必要に応じて下地材12上に防水シート(図示省略)等を敷設する。次いで、瓦11の上部突出部15を横桟13に引っ掛けるとともに、瓦11の下部突出部16を下方に位置する瓦11の上面に乗せて各瓦11を下地材12上に載置する。この瓦11の載置前、載置中又は載置後に、上下に隣り合う瓦11,11間に固定具18の取り付けを行う。
つまり、瓦11の載置前に固定具18を取り付ける場合、下方の瓦11の上端部11aに第2の係合部21を係合するとともに、下方の瓦11の上面に連結部22を載せた後、当該瓦11を下地材12上に載置する。その後、第1の係合部20に上方の瓦11の下端部11bを係合させながら下地材12上に載置する。
また、瓦11の載置中に固定具18を取り付ける場合、下地材12上に下方の瓦11を載置した後、下方の瓦11の上端部11aに第2の係合部21を係合するとともに、下方の瓦11の上面に連結部22を載せる。その後、第1の係合部20に上方の瓦11の下端部11bを係合させながら下地材12上に載置する。
一方、瓦11の載置後に固定具18を取り付ける場合、下地材12上に載置された上下に隣り合う瓦11の間に固定具18を差し込むように配置し、上方の瓦11の下端部11bに第1の係合部20を係合し、下方の瓦11の上端部11aに第2の係合部21を係合する。
固定具18の取り付けを終了した後、第1の係合部20を外部から隠蔽するようにコーキング材24を塗布する。これにより、上方の瓦11の下端部11bに対して第1の係合部20が固定されるとともに、コーキング材24を介して上下に隣り合う瓦11が接着固定される。
従って、このような実施形態によれば、各瓦11の上側では上部突出部15が横桟13に引っ掛けられ、且つ、各瓦11の下側では固定具18を介して固定されるので、各瓦11の位置を安定的に保つことができる。しかも、固定具18及びコーキング材24により上下に並ぶ複数枚の瓦11が一体化され、これによっても、瓦11の安定した位置規制に寄与することが可能となる。更に、コーキング材24及び瓦11によって固定具18全体が隠蔽されるので、固定具18の腐食等を防止することができる。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施形態に対し、形状、位置若しくは方向、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記瓦11や固定具18の形状は、図示構成例に限られるものでなく、上下に隣り合う瓦11,11間に固定具18を取り付け可能な限りにおいて種々の設計変更が可能である。
実施形態に係る屋根の部分概略斜視図。 (A)は、図1の部分拡大縦端面図、(B)は、前記屋根に用いられる固定具の概略斜視図。
符号の説明
10 屋根
11 瓦
11a 上端部
11b 下端部
18 固定具
20 第1の係合部
21 第2の係合部
24 コーキング材

Claims (1)

  1. 上下に隣り合う瓦の間に固定具を設けて複数枚の瓦を下地材上に並設する屋根の施工方法であって、
    前記固定具は、当該固定具から上方に延びる瓦の下端部に係合する第1の係合部と、固定具から下方に延びる瓦の上端部に係合する第2の係合部とを備え、
    前記瓦の下地材上への載置前、載置後又は載置中に、上下に隣り合う瓦に第1及び第2の係合部を係合して固定具の取り付けを行い、
    その後、前記固定具の第1の係合部を外部から隠蔽するように前記上下に隣り合う瓦間にコーキング材を塗布することを特徴とする屋根の施工方法。
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