JP2006256659A - 浮き屋根の沈降防止方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 タンク内の液体や雨水がフロート内に侵入しても十分な浮力を確保して浮き屋根の沈降を防止し、浮き屋根を液面に浮上させて保持する方法を提供する。
【解決手段】 液体を貯蔵するタンクの浮き屋根に配設されるフロートの浮力を維持して浮き屋根の沈降を防止する沈降防止方法において、発泡性樹脂を固形化した発泡体をフロート内に充填することによって、フロートの浮力を維持して浮き屋根の沈降を防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液体を貯蔵するタンクの浮き屋根に配設されるフロートの浮力を維持して、浮き屋根の沈降を防止する方法に関するものである。
各種の液体を貯蔵するタンクは種々の形態がある。なかでも、タンク内に貯蔵される液体の容量に応じて上下に移動する屋根(以下、浮き屋根という)を有するタンクが広く使用されている。図2は、浮き屋根を有するタンクの例を模式的に示す断面図である。なお図2には、断面図として片側のみ示す。
従来の浮き屋根を有するタンクは、図2に示すように、底板1と側板2が所定の位置に固定して設置され、内部に液体8が貯蔵される。液体8の液面を浮遊する浮き屋根7の周囲には、内部が中空のフロート6が配設されており、そのフロート6の浮力によって、浮き屋根7が液面に浮上する構成になっている。また埃,雨水等が液体8に混入するのを防止するために、フロート6と側板2との間に、シール材3やウエザーシールド4が取付けられる。
図2に示すタンクから液体8をタンク外へ排出すると、浮き屋根7は液面とともに下降していく。タンク内の液体8を全て排出すれば、浮き屋根7やフロート6が底板1に接触して、損傷を受ける惧れがある。そこでフロート6にストッパー10を取付けて、さらに底板1のストッパー10に対向する位置に当て板11を取付ける。このようにして、浮き屋根7やフロート6が底板1に接触するのを防止する。
これらの底板1,側板2,浮き屋根7,フロート6は、通常、鋼製の構造体である。素材の鋼には表面処理を施して、耐食性を高めた鋼材を使用するが、液体8を長期間にわたって貯蔵する間に、液体8による腐食あるいは雨水による腐食が進行する。
特にフロート6の腐食によって開孔部が生じた場合には、液体8や雨水が開孔部からフロート6内に侵入して滞留し、徐々にその量を増加していく。つまりフロート6の開孔部から侵入した液体8や雨水は、フロート6の浮力の減少を招く。その結果、浮き屋根7が液面に浮上する浮力を確保できなくなれば、浮き屋根7は液体8中に沈降する。既に説明した通り、フロート6にはストッパー10が取付けられ、底板1のストッパー10に対向する位置に当て板11を取付けられているので、浮き屋根7が沈降しても、構造的な破壊は防止できる。
しかしながら浮き屋根7が沈降したタンクを継続して使用するためには、下記の (1)〜(3) の対応策を講じる必要がある。
(1) 浮き屋根およびそれに付随するフロート等を新品に取替える。
(2) フロートを新品に取替える。
(3) フロートの開孔部を補修する。
これらの対応策は、いずれも沈降した浮き屋根7をタンク外へ取り出さなければならない。タンク底部から浮き屋根7を取り出すには、多大な費用と時間が必要である。
このような浮き屋根7の取り出し工事の他に、各対応策を個別に検討すると、それぞれ下記のような問題がある。
(1) の問題点:浮き屋根やフロート等の製作費用が高価である。
(2) の問題点:腐食したフロートを浮き屋根から取外して、さらに新品のフロートを取付ける工事に長期間を要する。
(3) の問題点:補修した部位が再び開孔する。あるいは未開孔の部位の腐食が進行して開孔する。
これらの問題点を解決するため、従来から、浮き屋根を液面に浮上さて保持する技術が種々検討されている。
たとえば特許文献1には、浮き屋根を構成するデッキプレートの上面に無機系発泡体を積層する技術が開示されている。この技術はデッキプレートの断熱性を高めることを目的としているが、浮き屋根本体の浮力を高める効果もある。しかしながらフロートが腐食して開孔部が生じた場合に、特許文献1に開示された技術では、タンク内の液体や雨水がフロート内に侵入するのは避けられない。さらに、液体や雨水がフロート内部に充満すると、浮き屋根が液面に浮上する浮力を確保できなくなり、浮き屋根が沈降する。
タンク内に貯蔵される液体が腐食性の強い液体であるほど、鋼製のフロートには、腐食による開孔部が生じやすくなる。したがって、フロート内部に液体や雨水が侵入した場合にもフロートの浮力を維持する技術は、腐食性の強い液体を貯蔵するタンクにおいて特に重要である。
特許第2589925 公報
本発明は上記のような問題を解消し、タンク内の液体や雨水がフロート内に侵入しても十分な浮力を確保して浮き屋根の沈降を防止し、浮き屋根を液面に浮上させて保持する方法を提供することを目的とする。
発明者は、鋼製のフロートが腐食することによって生じる開孔部から、雨水やタンク内の液体がフロート内に侵入した場合にも十分な浮力を維持できるフロートの構成について、腐食性の強い安水を貯蔵したタンクを用いて種々の実験を行ないながら、鋭意研究した。その結果、発泡体をフロート内に充填すれば、安水や雨水がフロート内に侵入しても十分な浮力を維持できるという知見を得た。
ここで安水について説明する。
コークス炉の炭化室に石炭を装入して乾留する際に発生するガス(以下、コークス炉ガスという)は、石炭の乾留によって発生するCOを多量に含むので、炭化室から上昇管を介して回収され、燃料等の種々の用途に再利用される。コークス炉ガスにはCOの他に、石炭の乾留によって発生するNH3 やSO2 、および石炭中に存在していた軽油やタール等が不可避的に混入する。
炭化室から排出されるコークス炉ガスは高温であるから、上昇管内で冷却水を噴霧してコークス炉ガスを冷却する。そのとき、噴霧される冷却水に、コークス炉ガス中のNH3 が溶解する。このようにしてNH3 が溶解してアンモニア水溶液となった冷却水は安水と呼ばれており、NH3 のみならず、SO2 等の腐食性の強い成分が溶解している。
安水は、以上に説明したようなものであり、NH3 等の成分を分離して回収する精製工程に送給するに先立って、タンクに貯蔵される。そのタンクの浮き屋根に配設されるフロートの浮力を維持すれば、浮き屋根やフロートの製作あるいは補修に要する労力や費用の削減等に多大な効果が期待できる。
本発明は、液体を貯蔵するタンクの浮き屋根に配設されるフロートの浮力を維持して浮き屋根の沈降を防止する沈降防止方法において、発泡性樹脂を固形化した発泡体をフロート内に充填することによって、フロートの浮力を維持して浮き屋根の沈降を防止する浮き屋根の沈降防止方法である。
本発明の沈降防止方法は、安水を貯蔵するタンクに適用するのが好ましい。また発泡体を形成するにあたって、発泡性樹脂をフロート内に注入した後、フロート内で固形化するのが好ましい。発泡性樹脂は、発泡スチロールまたは発泡ウレタンを使用するのが好ましい。
本発明によれば、タンク内の液体や雨水がフロート内に侵入しても十分な浮力を確保して浮き屋根の沈降を防止し、浮き屋根を液面に浮上させて保持することができる。
図1は、本発明を適用するタンクの例を模式的に示す断面図である。なお図1には、断面図として片側のみ示す。
本発明を適用するタンクは、図1に示すように、底板1と側板2が所定の位置に固定して設置され、内部に液体8が貯蔵される。液体8の液面を浮遊する浮き屋根7の周囲には、内部が中空のフロート6が配設されており、そのフロート6の浮力によって、浮き屋根7が液面に浮上する構成になっている。また、フロート6と側板2との間にシール材3やウエザーシールド4等が取付けて、埃や雨水等が液体8に混入するのを防止する。
図1に示すタンクから液体8をタンク外へ排出すると、浮き屋根7は液面とともに下降していく。タンク内の液体8を全て排出すれば、浮き屋根7やフロート6が底板1に接触して、損傷を受ける惧れがある。そこでフロート6にストッパー10を取付けて、さらに底板1のストッパー10に対向する位置に当て板11を取付ける。このようにして、浮き屋根7やフロート6が底板1に接触するのを防止する。
フロート6内には発泡体9が充填される。この発泡体9は発泡性樹脂を固形化したものである。発泡体9は、それ自体の比重が軽い上に多数の気泡を有するので、十分な浮力を確保して浮き屋根7の沈降を防止できる。
発泡体9をフロート6内に充填する方法は、下記の (a),(b) のどちらを採用しても良い。
(a) 予め発泡性樹脂を固形化した発泡体をフロート内に充填する。
(b) 発泡性樹脂をフロート内に注入して充満させた後、フロート内で固形化して発泡体を形成する。
ただし後述するフロート6の補修において、発泡体9の再充填を行なう際には (b)の方法を採用するのが好ましい。
図1に示す底板1,側板2,浮き屋根7,フロート6は、通常、鋼製の構造体である。素材の鋼には表面処理を施して、耐食性を高めた鋼材を使用するが、液体8を長期間にわたって貯蔵する間に、液体8による腐食あるいは雨水による腐食が進行する。
特にフロート6の腐食が進行して、開孔部が生じた場合には、液体8や雨水が開孔部からフロート6に侵入して滞留し、徐々にその量を増加していく。しかし、本発明ではフロート6内に発泡体9が充填されるので、フロート6内に侵入した液体8や雨水は発泡体9の気泡に浸透していく。液体8や雨水が発泡体9の気泡に充満すれば、さらなる侵入は生じ得ない。したがって、図2に示すような従来のフロート6(すなわち内部が空洞のフロート)に比べて、侵入する液体8や雨水は極めて少量である。しかも発泡体9は、それ自体の比重が軽いので、十分な浮力を確保して浮き屋根7の沈降を防止できる。
本発明によれば、フロート6に開孔部が生じても、浮き屋根7を液面に浮上させて保持することができる。したがって、フロート6の補修(たとえば開孔部の閉塞,発泡体の再充填等)を容易に行なうことができる。特に発泡体9の再充填は、開孔部からノズルやホース等を装入して発泡性樹脂を注入することによって、簡便かつ短期間で行なうことができる。
以上に説明した通り、本発明を適用すれば、フロート6が腐食する前の健全な状態のみならず、フロート6内に液体8や雨水が侵入した状態においても、十分な浮力を確保して浮き屋根7の沈降を防止できる。その結果、既に説明した (1)〜(3) の工事の頻度を低減することによって、浮き屋根7やフロート6の製作あるいは補修に要する労力や費用の削減等に多大な効果が得られる。
このような本発明の効果は、腐食性の液体(たとえば安水等)を貯蔵するタンクにて顕著に発揮される。したがって本発明は、腐食性の液体(たとえば安水等)を貯蔵するタンクに適用するのが好ましい。また発泡性樹脂は、耐食性を考慮して、発泡スチロールまたは発泡ウレタンを使用するのが好ましい。
図1に示すタンクに安水(すなわち液体8)を貯蔵し、フロート6内に充填する発泡体の材質,充填方法を種々変更して、浮き屋根7の沈降の有無を調査した。安水にはSO2 や軽油,タール等の種々の物質が混入しているので、比重γは、水と同等のγ=1程度であった。また安水の温度は約70℃,安水中のアンモニア濃度は10000ppm であった。
まず、発明例1では、発泡スチロールを予め固形化したものを発泡体9として使用した。次に、発明例2では、ビーズ状の発泡スチロール粒をビニール製の小袋に詰め込み、さらに加熱して一体化したものを発泡体9として使用した。さらに発明例3では、2液性発泡ウレタンをフロート6内に注入して充満させた後、フロート6内で固形化したものを発泡体9として使用した。発明例4では、硬質の発泡ウレタンを予め固形化したものを発泡体9として使用した。なお、発泡スチロールの比重γ=0.02,発泡ウレタンの比重γ=0.03であった。
一方、比較例として、図2に示すように、フロート6の内部を空洞(すなわち発泡体を充填していない)にしたタンクに安水を貯蔵して、浮き屋根7の沈降の有無を調査した。なお安水の比重,温度,アンモニア濃度は発明例と同様である。
発明例1〜4と比較例について、それぞれ24ケ月間、浮き屋根7の沈降の有無を調査した。その結果、比較例では、浮き屋根7の沈降が2回発生したので、その都度、浮き屋根7をタンク底部から取り出して、既に説明した (3)の方法で補修した。一方、発明例1〜4では、いずれも浮き屋根7の沈降は発生しなかった。
本発明を適用するタンクの例を模式的に示す断面図である。 従来のタンクの例を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1 底板
2 側板
3 シール材
4 ウエザーシールド
5 ヒンジ
6 フロート
7 浮き屋根
8 液体
9 発泡体
10 ストッパー
11 当て板

Claims (4)

  1. 液体を貯蔵するタンクの浮き屋根に配設されるフロートの浮力を維持して前記浮き屋根の沈降を防止する沈降防止方法において、発泡性樹脂を固形化した発泡体を前記フロート内に充填することによって、前記フロートの浮力を維持して前記浮き屋根の沈降を防止することを特徴とする浮き屋根の沈降防止方法。
  2. 前記液体が、安水であることを特徴とする請求項1に記載の浮き屋根の沈降防止方法。
  3. 前記発泡性樹脂を前記フロート内に注入し、次いで固形化して前記発泡体を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の浮き屋根の沈降防止方法。
  4. 前記発泡性樹脂が、発泡スチロールまたは発泡ウレタンであることを特徴とする請求項1、2または3に記載の浮き屋根の沈降防止方法。
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