JP2006255192A - 医療システム - Google Patents

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Abstract

【課題】同一エリアに並べられた状態の複数の手術器具類に対して、対応する接続機器を確実かつ容易に接続する。
【解決手段】ハンドピースは、装置本体1からの無線データを受信する無線受信部25と、無線受信部25が受信した無線データを信号処理データ形式の受信データに変換する受信回路26と、ハンドピースに適合する装置本体1のIDデータを格納しているメモリ28と、受信回路26からの受信データとメモリ28からのIDデータとを照合する照合部27と、照合部27の照合結果に基づき告知手段としてのLED24を点灯させる制御回路29とからなる内部回路20が設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の医療機器により生体を観察したり治療等する医療システムに関する。
従来から生体の観察や治療等といった医療行為を行う場合、その目的によって、様々な医療装置が使用される。例えば、内視鏡を用いた手術の一例としては、腹腔鏡下胆嚢摘出術(laparoscopic cholecystectomy)が知られている。
近年、医療機器の種類は多岐に渡り、またそれら複数の医療機器が同一エリアに並べられるということが多くなってきた。
医療機器には光や電気信号やエネルギーなどを生成し、生体とは離れた位置に配置される筺体と、前記筺体に接続し、生体に対して観察や検査や処置の少なくとも1つに用いられるハンドピースとからなるものがある。
これらは、別々に用意され、使用現場において手術開始前に接続されることが多い。このとき、いざハンドピースを接続しようとすると、接続対象の筺体が複数あるため、どの筺体に接続したら良いかが判り難いという課題があった。
逆に、いざ筺体へ接続しようとすると、接続対象のハンドピースが複数あるため、どのハンドピースを接続したら良いかが判り難いという課題があった。、
上記より、手術開始前の準備に時間がかかってしまうという課題があった。
そこで、例えば特開平6−296589号公報には、接続容易化と省スペース化を図るために、複数の筺体の接続ケーブルを1つにまとめ、ハンドピースの接続部を1箇所に集めた接続機器(コネクターユニット)を設置した医療システムが提案されている。
これに対して、例えば特開2001−095763号公報では、特開平6−296589号公報において複数の接続部が1箇所に集まることによる接続部識別の困難化解消のために、接続機器に報知手段を設け、さらに前記接続機器とハンドピースとの間に認識手段を設け、認識したハンドピースに対応する接続部を報知するようにした医療システムが提案されている。
特開平6−296589号公報 特開2001−095763号公報
しかしながら、上記特開2001−095763号公報の医療システムでは、以下の課題がある。すなわち、
1)前記接続機器を新たに準備する必要があり、そのためのスペースも確保する必要がある
2)前記接続機器はさまざまな医療機器に対応する必要が生じ各手術症例によっては使用しない接続ポートが多数並ぶことによって、逆に判別しにくく、占有スペースも大きくなる
3)ある接続部に、複数のハンドピースの中から対応するもの1つを探し出して接続する場合は、それら複数のハンドピースを1つずつ認識させて探していく必要がある
等の問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、同一エリアに並べられた状態の複数の手術器具類に対して、対応する接続機器を確実かつ容易に接続することのできる医療システムを提供することを目的としている。
本発明の医療システムは、
他の医療機器を接続して使用される第1の医療機器と、
他の医療機器を接続して使用される第2の医療機器と、
前記第1の医療機器に固有の情報を無線通信するために前記第1の医療機器に設けられた第1の無線通信手段と、
前記第1の医療機器に固有の情報を前記第1の無線通信手段との間で無線通信する前記第2の医療機器に設けられた第2の無線通信手段と、
前記第2の医療機器に設けられ、前記第2の医療機器に接続可能な他の医療器機に固有の情報をあらかじめ記憶した記憶手段と、
前記第1及び第2の無線通信手段との間で通信された前記第1の医療機器に固有の情報と前記憶手段が記憶した他の医療機器に固有の情報とを照合する照合手段と、
前記照合手段による照合結果に応じて、この照合結果を告知する告知手段と
を備えて構成される。
本発明によれば、同一エリアに並べられた状態の複数の手術器具類に対して、対応する接続機器を確実かつ容易に接続することができるという効果がある。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について述べる。
図1ないし図7は本発明の実施例1に係わり、図1は医療システムを構成する装置本体の外観を示す図、図2は図1の装置本体に接続可能なハンドピースの外観を示す図、図3は図1の装置本体及び図2のハンドピースの構成を示すブロック図、図4は図2のハンドピースのコネクタ部の構成を示すブロック図、図5は図3の装置本体の制御回路の処理の流れを示すフローチャート、図6は図3のハンドピースの制御回路の処理の流れを示すフローチャート、図7は図4のコネクタ部の作用を説明するフローチャートである。
本実施例の医療システムは、図1及び図2に示すように、第1及び第2の医療機器として、生体とは離れた位置に配置される装置本体1(図1)と、生体に対して観察や検査や処置の少なくとも1つに用いられる装置本体1に接続されるハンドピース2(図2)とからなる。
装置本体1は、光エネルギーや電気エネルギー等の処置エネルギーを発生し、それらをハンドピース2へ伝達し、ハンドピース2から該処置エネルギーを帰還させる。
ハンドピース2には、装置本体1とハンドピース本体21とをつなぐためのケーブル22が延出され、ケーブル22の、ハンドピース本体21との反対側の端部には、装置本体1のコネクタ受け11へ接続するためのコネクタ部23が設けられている。
なお、これら装置本体1とハンドピース2は、別々に用意され、使用現場において手術開始前に接続されることが多い。
図3に示すように、装置本体1は、無線送信手段としての電波等による無線データを送信する無線送信部13と、装置本体1を識別する固有の情報としてのIDデータを格納しているメモリ15と、IDデータの無線送信部13からの送信を指示するID送信スイッチ12と、ID送信スイッチ12からの送信指示の基づきメモリ15からIDデータを読み出す制御回路14と、制御回路14から出力されるIDデータを無線送信用データ形式に変換し無線送信部13よりIDデータを無線データとして送信させる送信回路16とを備えて構成される。
なお、無線送信手段としては、赤外線通信、無線LAN、WAN、Buluetoothなどの無線通信手段を用いても良い。
また、ハンドピース2のコネクタ部23には、無線受信手段としての電波等により無線データを受信する無線受信部25と、無線受信部25が受信した無線データを信号処理データ形式の受信データに変換する受信回路26と、ハンドピース2に適合する装置本体1のIDデータを格納している記憶手段としてのメモリ28と、受信回路26からの受信データとメモリ28からのIDデータとを照合する照合部27と、照合部27の照合結果に基づき告知手段としてのLED24を点灯させる制御回路29とからなる内部回路20が設けられている。ここで、LED24は、コネクタ部23の外周面に設けられている(図2参照)。
なお、無線受信手段としては、赤外線通信、無線LAN、WAN、Buluetoothなどの無線通信手段を用いても良い。また、告知手段としては、LEDなどの発光素子に限らず、スピーカ等の発音体でもよい。
装置本体1とハンドピース2が無線通信を行っているときは、ハンドピース2はどこへも接続されていないため、外部からの電力供給がない。
そこで、図4に示すように、コネクタ部23には、無線通信時に内部回路20に電力供給を行う電源部30が設けられている。電源部30はコンデンサCと電源スイッチ32等より構成され、コネクタ部23を装置本体1へ接続すると、装置本体1内の直流電源31がコンデンサCへつながり、充電されるようになっている。また、コネクタ部23を装置本体1へ接続すると、電源スイッチ32がOFFとなる構成となっており、内部回路20における消費電力を節約するようになっている。
なお、電源部20は、蓄電用のコンデンサC以外に、電池内蔵式やコイルによる電磁発電式としてもよい。
このように構成された本実施例の作用について説明する。
図5に示すように、装置本体1の制御回路14は、ステップS1にてハンドピース2のコネクタ部23の接続状態を判別し、コネクタ未接続の場合は、ステップS2にてID送信スイッチ12のオン操作を待つ。ステップS2でID送信スイッチ12が押下されオン状態と判断すると、ステップS3にてメモリ15より装置本体1のIDデータを読み出し、該IDデータを送信回路16にセットする。
そして、制御回路14は、ステップS4にて送信回路16を制御しIDデータを無線データとして無線送信部13より送信する。
次に、制御回路14は、ステップS5にてID送信スイッチ12がオフ状態か判断か判断し、ID送信スイッチ12がオン状態が続いている間、ステップS4及びステップS5を繰り返し、ID送信スイッチ12がオフ状態となると、ステップS6にて送信回路16を制御しIDデータの無線送信を停止し処理を終了する。
なお、ステップS1でコネクタ接続と判断すると、ID送信スイッチ12を無効として処理を終了する。
一方、図6に示すように、ハンドピース2(コネクタ部23)の制御回路29は、ステップS11にて装置本体1に接続されているかどうかを判断し、装置本体1に接続されていないと判断すると、ステップS12にて受信回路26より無線受信部25を介して装置本体1から無線データとしてIDデータの受信を待つ。
そして、IDデータを受信すると、ステップS13にてメモリ28に格納されているIDデータを読み出し受信データがハンドピース2に適合する装置本体1のIDデータかどうか判断し、適合する装置本体1のIDデータならば、ステップS14にてLED24を点灯させ、適合する装置本体1のIDデータでないと判断すると処理を終了する。
次に、ステップS15にて受信回路26からのIDデータの受信が完了するまで、ステップS13〜S15を繰り返し、IDデータの受信が完了すると、ステップS16にてLED24を消灯し処理を終了する。
なお、ステップS11にて装置本体1に接続されていると判断すると、ステップS17にて制御回路29は内部回路20全体の動作をオフさせて処理を終了する。
次に、装置本体1とハンドピース2のコネクタ部23との接続状態における、コネクタ部23内の電源部30及び内部回路20の動作について説明する。
図7に示すように、ステップS21にてコネクタ部23が装置本体1に接続されると、ステップS22にて電源部30ではコンデンサCへの充電を開始と同時に、ステップS23にて内部回路20の電源スイッチ32がオフされる。
そして、ステップS24にてコネクタ部23が装置本体1から抜き去られると、ステップS25にて電源部30ではコンデンサCへの充電が停止されると同時に、ステップS26にて内部回路20の電源スイッチ32がオンされる。
このように本実施例によれば、複数の医療機器が同一エリアに並べられた状態において、どの装置本体にどのハンドピースを接続したらよいかを迷うことなく識別することができ、同一エリアに並べられた状態の複数の手術器具類に対して、対応する接続機器を確実かつの容易に接続することができる。
この結果、ハンドピース接続の手間減少、手術開始前の時間短縮、病院での手術回転率向上等を図ることが可能となる。
図8ないし図12は本発明の実施例2に係わり、図8は医療システムを構成する装置本体の外観を示す図、図9は図8の装置本体に接続可能なハンドピースの外観を示す図、図10は図8の装置本体及び図9のハンドピースの構成を示すブロック図、図11は図10の装置本体の制御回路の処理の流れを示すフローチャート、図12は図10のハンドピースの制御回路の処理の流れを示すフローチャートである。
実施例2は、実施例1とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
図8及び図9に示すように、本実施例では、LED24が装置本体1に設けられ(図8参照)、ID送信スイッチ12がハンドピース2のコネクタ部23に設けられている(図9参照)
詳細には、図10に示すように、ハンドピース2のコネクタ部23には、無線送信手段としての電波等による無線データを送信する無線送信部13と、ハンドピース2に適合する装置本体1のIDデータ格納しているメモリ28と、IDデータの無線送信部13からの送信を指示するID送信スイッチ12と、ID送信スイッチ12からの送信指示の基づきメモリ28から適合する装置本体1のIDデータを読み出す制御回路29と、制御回路29から出力される適合する装置本体1のIDデータを無線送信用データ形式に変換し無線送信部13より適合する装置本体1のIDデータを無線データとして送信させる送信回路16とからなる内部回路20が設けられている。
また、装置本体1は、無線受信手段としての電波等により無線データを受信する無線受信部25と、無線受信部25が受信した無線データを信号処理データ形式の受信データに変換する受信回路26と、装置本体1を識別するIDデータを格納しているメモリ15と、受信回路26からの受信データとメモリ15からのIDデータとを照合する照合部27と、照合部27の照合結果に基づき告知手段としてのLED24を点灯させる制御回路14とを備えて構成される。
このように構成された本実施例の作用について説明する。
図11に示すように、装置本体1の制御回路14は、ステップS31にてハンドピース2のコネクタ部23の接続状態を判別し、コネクタ未接続の場合は、ステップS32にて受信回路26より無線受信部25を介してハンドピース2から無線データとしてIDデータの受信を待つ。
そして、IDデータを受信すると、ステップS33にてメモリ28に格納されているIDデータを読み出し受信データの中に装置本体1のIDデータがあるかどうか判断し、適合したハンドピース2のIDデータがあるならば、ステップS34にてLED24を点灯させ、装置本体1のIDデータがないと判断すると処理を終了する。
次に、ステップS35にて受信回路26からのIDデータの受信が完了するまで、ステップS33〜S35を繰り返し、IDデータの受信が完了すると、ステップS36にてLED24を消灯し処理を終了する。
なお、ステップS31にてハンドピース2のコネクタ部23が接続されていると判断すると、ステップS37にて制御回路14は受信回路26、メモリ28、照合部27からなるID受信部の機能を停止し処理を終了する。
一方、図12に示すように、ハンドピース2(コネクタ部23)の制御回路29は、ステップS41にて装置本体1に接続されているかどうかを判断し、装置本体1に接続されていないと判断すると、ステップS42にてID送信スイッチ12のオン操作を待つ。ステップS42でID送信スイッチ12が押下されオン状態と判断すると、ステップS43にてメモリ15よりハンドピース2に適合する装置本体1のIDデータを読み出し、該IDデータを送信回路16にセットする。
そして、制御回路29は、ステップS44にて送信回路16を制御しIDデータを無線データとして無線送信部13より送信する。
次に、制御回路29は、ステップS45にてID送信スイッチ12がオフ状態か判断か判断し、ID送信スイッチ12がオン状態が続いている間、ステップS44及びステップS45を繰り返し、ID送信スイッチ12がオフ状態となると、ステップS46にて送信回路16を制御しIDデータの無線送信を停止し処理を終了する。
なお、ステップS41にて装置本体1に接続されていると判断すると、ステップS47にて制御回路29は内部回路20全体の動作をオフさせて処理を終了する。
従って実施例2においても、実施例1と同様な効果を得ることができる。
図13ないし図16は本発明の実施例3に係わり、図13は医療システムを構成する装置設置カートの外観を示す図、図14は図13の装置設置カートの構成を示すブロック図、図15は図14の装置設置カートの制御回路の作用を説明する第1のフローチャート、図16は図14の装置設置カートの制御回路の作用を説明する第2のフローチャートである。
実施例3は、実施例1とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
本実施例は、図13に示すように、複数、例えば4つの本体装置1a〜1dが設置可能な設置棚100A〜100Dを有する装置設置カート100と、本体装置1に接続されるハンドピース2からなる医療システムの例であって、設置棚100A〜100Dの近傍には、本体装置1a〜1dが設置棚100A〜100Dに設置された際に用いる4つのID送信スイッチ12A〜12Dが設けられている。
図14に示すように、設置棚100A〜100Dに設置可能な本体装置1a〜1dは同じ構成をなし、設置棚100I(I=A〜D)に設置される本体装置1i(i=a〜d)は本体装置1iを識別するIDデータを格納しているメモリ15と、装置設置カート100のカート制御部1001とデータを送受する通信回路130と、メモリ15からのIDデータの読み出し制御及び通信回路130における通信制御を行う制御回路14とを備えて構成される。
装置設置カート100のカート制御部1001は、本体装置1i(i=a〜d)の通信回路130とデータを送受する通信回路150と、通信回路150を介して本体装置1i(i=a〜d)を識別するIDデータを抽出しメモリ152にIDデータを格納する書込み部151と、無線送信手段としての電波等による無線データを送信する無線送信部13と、IDデータの無線送信部13からの送信を指示するID送信スイッチ12A〜12Dと、ID送信スイッチ12A〜12Dからの送信指示の基づきメモリ152からIDデータを読み出し制御回路153と、制御回路153から出力されるIDデータを無線送信用データ形式に変換し無線送信部13よりIDデータを無線データとして送信させる送信回路16とを備えて構成される。
なお、ハンドピース2の構成は実施例1と同じである(図2及び図3参照)。
このように構成された本実施例の作用について図15及び図16を用いて説明する。
まず、図15に示すように、カート制御部1001の制御回路153は、ステップS51にて設置棚100I(I=A〜D)に本体装置1i(i=a〜d)が設置/接続されているか判断し、本体装置1i(i=a〜d)が設置/接続されていると判断すると、ステップS52にて本体装置1i(i=a〜d)の制御回路14に対してメモリ15に格納されているIDデータを要求する。
そして、ステップS53にて本体装置1i(i=a〜d)の制御回路14からのIDデータの受信を待ち、IDデータを受信すると、ステップS54にて受信したIDデータをメモリ152に格納し、ステップS55にてID送信スイッチ12I(I=A〜D)を有効とする。なお、ステップS51にて設置棚100I(I=A〜D)に本体装置1i(i=a〜d)が設置/接続されていないと判断すると、ステップS56にてID送信スイッチ12I(I=A〜D)を無効とする。
次に、図16に示すように、カート制御部1001の制御回路153は、ステップS61にてID送信スイッチ12I(I=A〜D)が有効かどうか判断し、ID送信スイッチ12I(I=A〜D)が有効ならば、ステップS62にてID送信スイッチ12I(I=A〜D)のオン操作を待ち、ID送信スイッチ12I(I=A〜D)が無効ならば処理を終了する。
ID送信スイッチ12I(I=A〜D)が有効でID送信スイッチ12I(I=A〜D)がオン操作されると、ステップS63にてメモリ152より本体装置1i(i=a〜d)のIDデータを読み出し、該IDデータを送信回路16にセットする。
そして、制御回路153は、ステップS64にて送信回路16を制御しIDデータを無線データとして無線送信部13より送信する。
次に、制御回路153は、ステップS5にてID送信スイッチ12I(I=A〜D)がオフ状態か判断か判断し、ID送信スイッチ12I(I=A〜D)がオン状態が続いている間、ステップS64及びステップS65を繰り返し、ID送信スイッチ12I(I=A〜D)がオフ状態となると、ステップS66にて送信回路16を制御しIDデータの無線送信を停止し処理を終了する。
ハンドピース2の作用は実施例1と同じであり、実施例3においても、実施例1と同様な効果を得ることができる。
図17ないし図20は本発明の実施例4に係わり、図17は医療システムを構成する装置設置カートの外観を示す図、図18は図17の装置設置カートの構成を示すブロック図、図19は図18の装置設置カートの制御回路の作用を説明する第1のフローチャート、図20は図18の装置設置カートの制御回路の作用を説明する第2のフローチャートである。
実施例4は、実施例3とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
本実施例では、図17に示すように、設置棚100A〜100Dの近傍には、本体装置1a〜1dが設置棚100A〜100Dに設置された際に用いる4つのLED24A〜24Dが設けられている。
図18に示すように、装置設置カート100のカート制御部1001は、本体装置1i(i=a〜d)の通信回路130とデータを送受する通信回路150と、通信回路150を介して本体装置1i(i=a〜d)を識別するIDデータを抽出しメモリ152にIDデータを格納する書込み部151と、無線受信手段としての電波等による無線データを受信する無線受信部25と、無線受信部25が受信した無線データを信号処理データ形式の受信データに変換する受信回路26と、受信回路26からの受信データとメモリ152からのIDデータとを照合する照合部27と、照合部27の照合結果に基づき告知手段としてのLED24I(I=A〜D)を点灯させる制御回路153とを備えて構成される。
なお、ハンドピース2の構成は実施例2と同じである(図9及び図10参照)。
このように構成された本実施例の作用について図19及び図20を用いて説明する。
まず、図19に示すように、カート制御部1001の制御回路153は、ステップS71にて設置棚100I(I=A〜D)に本体装置1i(i=a〜d)が設置/接続されているか判断し、本体装置1i(i=a〜d)が設置/接続されていると判断すると、ステップS72にて本体装置1i(i=a〜d)の制御回路14に対してメモリ15に格納されているIDデータを要求する。
そして、ステップS73にて本体装置1i(i=a〜d)の制御回路14からのIDデータの受信を待ち、IDデータを受信すると、ステップS74にて受信したIDデータをメモリ152に格納する。なお、ステップS71にて設置棚100I(I=A〜D)に本体装置1i(i=a〜d)が設置/接続されていないと判断すると、ステップS75にてメモリ152内のIDデータをクリアする。
次に、図20に示すように、カート制御部1001の制御回路153は、ステップS81にてハンドピース2から無線でIDデータを受信すると、ステップS82〜S85にて受信したハンドピース2からIDデータがどの装置本体のIDデータなのかを照合部27の照合結果に基づき判断し、ステップS86〜S89にてIDデータが適合する装置本体に対応したLED24I(I=A〜D)を点灯させる。
次に、ステップS90にて受信回路26からのIDデータの受信が完了するまで、ステップS82〜S89を繰り返し、IDデータの受信が完了すると、ステップS91にてLED24I(I=A〜D)のすべてを消灯し処理を終了する。
なお、ステップS82〜S85にてハンドピース2のコネクタ部23が接続されていると判断すると、ステップS37にてハンドピース2からIDデータに適合する装置本体がない場合にはステップS91に進む。
ハンドピース2の作用は実施例2と同じであり、実施例4においても、実施例3と同様な効果を得ることができる。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
本発明の実施例1に係る医療システムを構成する装置本体の外観を示す図 図1の装置本体に接続可能なハンドピースの外観を示す図 図1の装置本体及び図2のハンドピースの構成を示すブロック図 図2のハンドピースのコネクタ部の構成を示すブロック図 図3の装置本体の制御回路の処理の流れを示すフローチャート 図3のハンドピースの制御回路の処理の流れを示すフローチャート 図4のコネクタ部の作用を説明するフローチャート 本発明の実施例2に係る医療システムを構成する装置本体の外観を示す図 図8の装置本体に接続可能なハンドピースの外観を示す図 図8の装置本体及び図9のハンドピースの構成を示すブロック図 図10の装置本体の制御回路の処理の流れを示すフローチャート 図10のハンドピースの制御回路の処理の流れを示すフローチャート 本発明の実施例3に係る医療システムを構成する装置設置カートの外観を示す図 図13の装置設置カートの構成を示すブロック図 図14の装置設置カートの制御回路の作用を説明する第1のフローチャート 図14の装置設置カートの制御回路の作用を説明する第2のフローチャート 本発明の実施例4に係る医療システムを構成する装置設置カートの外観を示す図 図17の装置設置カートの構成を示すブロック図 図18の装置設置カートの制御回路の作用を説明する第1のフローチャート 図18の装置設置カートの制御回路の作用を説明する第2のフローチャート
符号の説明
1…装置本体
2…ハンドピース
12…ID送信スイッチ
13…無線送信部
14…制御回路
15…メモリ
16…送信回路
20…内部回路
23…コネクタ部
24…LED
25…無線受信部
26…受信回路
27…照合部
28…メモリ
29…制御回路
代理人 弁理士 伊藤 進

Claims (3)

  1. 他の医療機器を接続して使用される第1の医療機器と、
    他の医療機器を接続して使用される第2の医療機器と、
    前記第1の医療機器に固有の情報を無線通信するために前記第1の医療機器に設けられた第1の無線通信手段と、
    前記第1の医療機器に固有の情報を前記第1の無線通信手段との間で無線通信する前記第2の医療機器に設けられた第2の無線通信手段と、
    前記第2の医療機器に設けられ、前記第2の医療機器に接続可能な他の医療器機に固有の情報をあらかじめ記憶した記憶手段と、
    前記第1及び第2の無線通信手段との間で通信された前記第1の医療機器に固有の情報と前記憶手段が記憶した他の医療機器に固有の情報とを照合する照合手段と、
    前記照合手段による照合結果に応じて、この照合結果を告知する告知手段と
    を備えたことを特徴とする医療システム。
  2. 前記照合手段は、前記第1及び第2の無線通信手段との間で通信された前記第1の医療機器に固有の情報と前記記憶手段が記憶した他の医療機器に固有の情報とが一致している場合に、前記告知手段を駆動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療システム。
  3. 前記第1の無線通信手段は、前記第1の医療機器に固有の情報を無線送信する無線送信手段であり、また前記第2の無線送信通信手段は、前記無線送信手段から無線送信された前記第1の医療機器に固有の情報を受信する無線受信手段である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の医療システム。
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