JP2006253858A - リモートコントロールシステム及びリモコン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複雑なフルキーリモコン装置を有する電子機器は操作が難しく、フルキーリモコンがないと実現できない操作が多い。
【解決手段】 簡易リモコンシステムAは、簡易リモコン装置11と、簡易リモコン装置11により操作される被操作機器である表示部3を備えたテレビ受信機1と、を有している。テレビ受信機1のフルキーリモコン7が、簡易リモコン11と別に、テレビ受信機1に付属しているのが一般的である。フルキーリモコン7には、多くの操作ボタンが設けられている。簡易リモコン11は、例えば、方向キー15a〜15dまでと、選択キー17と、up/down選局キー21と、音量大小キー23と、電源キー27と、入力切替キー31と、放送切替キー33と、を備えるとともに、フルキーリモコン表示キー25を有している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、リモートコントロールシステム及びリモコン装置に関し、AV機器をはじめとする家電機器に対する操作と、リモコン装置自体の構造と、を簡単にすることができる簡易リモコンシステムに関する。
AV機器をはじめとする電子機器の大型化と機能の複雑化に伴って、ユーザが遠隔から操作できるリモートコントロール装置(以下、「リモコン装置」と称する。)が必須になってきている。特に、近年のように家電機器の多機能やアナログ機能とデジタル機能との混在化に伴って、リモコン装置の操作ボタン数の増加とリモコン装置自体の大型化とが起こっており、さらに機器によっては複数のリモコンを必要とするような状況にもなっている。
上記のような状況にあると、リモコンにおいてユーザがほとんど利用しないボタンが多数存在し、大型のリモコン装置であるにもかかわらず実際にユーザが操作するキーは限定されており、その分だけ操作性を損ねるという問題があった。
本発明は、リモコン装置に関する操作性を簡単化させることを目的とする。さらに、簡単化されたリモコン装置を用いて複雑な操作にも対応できるようにすることを目的とする。
本発明に係るシステムは、リモコンキー及び本体キーの方向キー、選択決定キーは、フルキーリモコンのGUIの表示時は受信機側で他のキーを代用して読み変えるように制御する。これにより、簡易リモコン装置の操作キー数を削減することもできる。例えば、簡易リモコン装置に備えられているフルリモコン表示キーを押すと、AV機器の表示部にフルキーリモコンを映像化した形態を有するGUIが表示される。このGUI表示されたフルキーリモコンは、簡易リモコンにより操作することができ、あたかもフルキーリモコンを操作している感覚でAV機器を操作することができる。
また、上記AV機器に、他の家電機器へのリモコン信号送出機能と信号が送出された家電機器をコントロールするリモコンのGUIを持たせることもできる。このようにすると、複数機器を制御可能とするための家電機器のための複数種類のフルリモコン表示キーを行うことができるとともに、他の家電機器のリモコンキーを、簡易リモコン装置を用いて表示させたフルキーリモコンGUI表示を見ながらそれぞれの家電機器を操作することが可能となる。
すなわち、本発明の一観点によれば、表示部を備えた電子機器と、該電子機器を操作するための第1の操作キー群を含む映像を前記表示部に表示させるための映像表示キーと、選択キー及び決定キーと、を備え、前記第1の操作キー群とは異なる第2の操作キー群を有する第1のリモートコントロール装置と、を有することを特徴とする電子機器のリモートコントロールシステムが提供される。
本発明によれば、表示されたフルキーリモコンを簡易リモコン装置により操作して実際の電子機器を制御するため、ユーザが操作する場合の操作キー数を削減することができ、操作を簡単化することができる。また、フルキーリモコンをGUI表示する形態であるため、複数の家電機器に対応するフルキーリモコンを表示させることが簡単にできる。従って、1つの簡易リモコンを用いて複数の家電機器を制御することも可能である。GUI表示制御に関するソフトウェアのバージョンアップにより、複数の家電機器を制御することができるようにすることも容易である。
以下、本発明の実施の形態による簡易リモコン装置及びそれを用いたAVシステムについて図面を参照しつつ説明を行う。図1は、本発明の第1の実施の形態による簡易リモコンシステムの構成例を示す図である。図4は、本実施の形態による簡易リモコンシステムの内部構成例を示す機能ブロック図である。図7から図9までは、本発明の実施の形態による簡易リモコン装置及びシステムにおける処理の流れを示す図である。これらの処理は、プログラムに基づいて行われる。図1(A)に示すように、本実施の形態による簡易リモコンシステムAは、簡易リモコン装置11と、簡易リモコン装置11により操作される被操作機器、例えば表示部3を備えたテレビ受信機1と、を有している。図1(B)に示すように、テレビ受信機1のフルキーリモコン7が、簡易リモコン11と別に、テレビ受信機1に付属しているのが一般的である。フルキーリモコン7には、多くの操作ボタンが設けられており、大きく重たいのが一般的である。
一方、簡易リモコン装置11は、例えば、方向キー15a〜15dまでと、選択キー17と、up/down選局キー21と、音量大小キー23と、電源キー27と、入力切替キー31と、放送切替キー33と、の少数のキーを備えるのみである。ここで、簡易リモコン装置11がフルキーリモコン表示キー25を有している点に特徴がある。フルキーリモコン表示キー25が押されると、表示部3にフルキーリモコン7と同様の形態を有するフルキーリモコンのGUI表示41が行われる。
図4に示すように、本実施の形態による簡易リモコンシステムは、簡易リモコン送信機11と、AV機器(この場合には、図1に示す液晶テレビジョン受像器)200とを有している。AV機器200は、簡易リモコン装置11からの赤外線信号を受信するリモコン受信部201と、AV機器制御部203と、グラフィックスプレーン生成部205と、映像プレーン生成部207と、グラフィックスプレーンと映像プレーンとを合成する映像合成部211と、合成された映像に基づいて映像信号を生成する映像信号生成部213と、映像信号に基づいてOSDなどによる映像を表示する映像表示部215と、を有している。AV機器制御部203には、後述する表示処理を行うためのプログラムを記録したROM203aが設けられている。
図7を参照し、本実施の形態による簡易リモコンシステムにおける処理について説明する。まずステップS1において処理を開始し、ステップS2においてフルキーリモコン表示キーを押した場合の信号を受信したか否かを判断する。フルキーリモコン表示キーが押されるとステップS3に進み、ここでフルキーリモコンGUI41が表示されているか否かを判定する。この際、図1に示す表示部3の実映像表示5(ABC)を隠さないようないような位置にフルキーリモコンGUI41を表示するように表示制御を行っても良いし、画面表示が見えるように(透過できるように)表示制御を行うようにすることも可能である。
フルキーリモコンGUI41が未表示であれば(Y)、ステップS4に進みフルキーリモコンGUIを図1に示すように、テレビ画面3に表示する。フルキーリモコンGUI41が表示されていれば(N)、フルキーリモコンの表示オフの指示とみなしてフルキーリモコンGUIを未表示にし、ステップS2に戻る。適切な操作を行った後には、ステップS4からステップS2に戻る。
図8は、図7のステップS4におけるフルキーボード表示中の処理の流れを示す図である。図8に示すように、ステップS11において処理を開始し、ステップS12においてテレビ受信機1操作用(尚、ステップS12においては、テレビ受信機を操作するためのコードであれば何を受けても良い。)キーコードを受信したか否かを判断する。テレビ受信機1操作用キーコードを受信すると(Y)、ステップS13に進み、フルキーリモコンGUIを表示中であるか否かを判断する。GUI表示中でなければ(N)、ステップS17に進み、受信キーコードに従った処理を行いステップS12に戻る。ステップS13においてGUI表示中であれば(Y)、ステップS14に進み、受信コードが選択決定キーであるか又は方向キーであるかを判定する。いずれでもない場合には、ステップS17に進み、受信キーコードに従った処理を行う。いずれかであれば、ステップS15に進み、受信コードは方向キーであるかどうかを判定する。受信キーは方向キーでなければ(N)受信キーは選択決定キーであるため、フルキーリモコンGUIで現在キーのある位置のコードを受信機の受信キーコードとし、ステップS17に進み受信キーコードに従った処理を行いステップS12に戻る。ステップS15において、受信コードは方向キーであれば(Y)、ステップS16に進み、方向に応じてフルキーリモコンGUIでのキーの位置の移動処理を行う。次いで、ステップS12に戻る。
このようにフルキーリモコン表示中のキー受信処理は、選択決定キー又は方向キーはGUI上の操作(簡易リモコンにフルキーリモコンと同じキーの送出が出来るときにはそれを受け付けることができる。例えば、放送切換キーや入力切替キーなどが該当する。)を受け付け、例えば選択決定キー17を押すと、図1に示されているフルキーリモコン41の多数の各種操作ボタンのうちから、ユーザが操作を行いたい操作キーを選択することができる。選択されたキーは、点滅などの状態によりユーザに選択中である旨をわかりやすく報知するようにしても良いし、選択しているキーの名称又は機能を例えば吹き出しなどの補助表示してユーザに理解しやすいようにすることも可能である。
以上に説明したように、本実施の形態による簡易リモコン装置及びシステムにおいては、簡易リモコンのフルキーリモコン表示キーを押すことにより、液晶テレビ1の表示画面3に、フルキーリモコンGUI41を表示させることができる。フルキーリモコンGUI41表示は、ユーザの操作の目安として有用であり、ユーザは、簡易リモコンの選択キーと決定キーのみにより、上記フルキーリモコンGUI41に表示されている複雑な操作キーを選択し、決定キーによりその選択された操作キーによる操作を行うことができるため、少ないキー数の簡易リモコンを用いて複雑な操作をわかりやすく行うことができるという利点がある。
尚、上述のように、フルキーリモコンGUI41と実際の映像やフルキーリモコンのGUI以外のメニューなどのGUIとが映像画面上で重なった場合には、フルキーリモコンGUI41を実際の映像に重ねないように、表示寸法又は表示位置を変更する制御を行うようにするのが好ましい。
図9は、本実施の形態の変形例による簡易リモコン装置に基づく処理の流れを示すフローチャート図である。図9に示すように、本変形例による簡易リモコン装置を用いた処理においては、ステップS21において処理を開始し、ステップS22においてテレビ受信機1操作用キーコードを受信したか否かを判断する。テレビ受信機1操作用キーコードを受信すると(Y)、ステップS23に進み、フルキーリモコンGUIを表示中であるか否かを判断する。GUI表示中でなければ(N)、ステップS27に進み、受信キーコードに従った処理を行いステップS22に戻る。ステップS23においてGUI表示中であれば(Y)、ステップS24に進み、受信コードが下記に示すコードであるかどうかを判断する。これらのコードとは、選局アップキー(カーソル上と判断)、選局ダウンキー(カーソル下と判断)、音量大キー(カーソル下と判断)、音量小キー(カーソル下と判断)、放送切替キー(決定キーと判断)のいずれかであり、キー操作を( )内の操作に読み替える処理を行う。受信コードが上記に示すコードである場合には、ステップS25に進み、放送切替キーであるか否かを判断する。放送切替キーでない場合には(N)、キーを決定キーと判断し、ステップS28に進む。ステップS28において、フルキーリモコンのGUIで現在キーのある位置のコードを、受信機の受信キーコードとし、ステップS27に進む。
放送切替キーである場合には(Y)ステップS26に進み、受信キーコードが下記のいずれであるかを判断する。
1)選局アップダウンキー21のアップキーの受信キーコードである場合には、ステップS29においてキーをカーソル上へ移動させるキーコードであると判断する。
2)選局アップダウンキー21のダウンキーの受信キーコードである場合には、ステップS30においてキーをカーソル下へ移動させるキーコードであると判断する。
3)音量キー23の音量大キーの受信キーコードである場合には、ステップS31においてキーをカーソル右へ移動させるキーコードであると判断する。
4)選局アップアップダウンキー21のダウンキーの受信キーコードである場合には、ステップS32においてキーをカーソル下とへ移動させるキーコードである判断する。
次いで、ステップS29からステップS32のいずれの場合でも、判断されたキーコードをキー操作がカーソルの方向に応じてフルキーリモコンGUI41上で行われたものとして現在選択されているキーの位置が移動(点滅)し、決定キーにより実際の機器の操作が行われる。1つの操作が行われた場合には、以上と同様の操作を再びステップS22に戻って行うことになる。但し、簡易リモコン装置により連続して操作を行う場合には、フルキーリモコンGUI141を表示させたままで簡易リモコン装置により操作を継続すれば良い。簡易リモコン装置11のフルキーリモコン表示キー25又は電源27をオフにすることで、フルキーリモコンが表示されなくなる。
以上に説明したように、本発明の第1の実施の形態による簡易リモコン装置及びそれを用いたAVシステムによれば、簡易リモコンによりAV機器の表示部に、フルキーリモコンのGUI表示をさせることができるため、簡易リモコンによる簡単な操作で、フルキーリモコンと同等の操作を行うことができる。フルキーリモコンのGUI表示においては、例えば、表示の大きさを任意に設定することができるようにしておくことにより、ユーザの好みや状況に応じて表示サイズを図4に示すグラフィックスプレーン生成部205により生成して、映像表示部215に表示させることができる。従って、ユーザにとって使い勝手が良くなるという利点がある。
次に、本実施の形態の変形例による簡易リモコン装置について、図2を参照しつつ説明を行う。図2に示すように、本変形例による簡易リモコン装置51は、選局/上下カーソルキー53と、音量大小/カーソル左右キー55と、フルキーリモコン表示キー57と、電源キー61と、入力切替キー63と、放送切替/決定キー65と、を有している。ここで、選局/上下カーソルキー53と、音量大小/カーソル左右キー55と、は、フルキーリモコン表示キー57を押すことによりフルキーリモコン用GUIを表示させていない場合には、選局キー及び音量大小キーとして機能する。一旦、フルキーリモコン用GUIを表示させた場合には、選局/上下カーソルキー53と及び音量大小/カーソル左右キー55は、上下カーソルキー及びカーソル左右キーとして機能するようになっている。
このように、本実施の形態の変形例による簡易リモコン装置においては、フルキーリモコン用GUIの表示・非表示に基づいて、簡易リモコンの操作キーの機能が変更されるという特徴がある。このように構成することにより、簡易リモコン装置の少ないキー操作ボタンを有効に利用することができるという利点がある。
次に、本発明の第2の実施の形態による簡易操作装置及びそれを用いたAVシステムについて図面を参照しつつ説明を行う。図5は、本発明の第2の実施の形態による簡易操作装置及びそれを用いたAVシステムの一構成例を示す図である。図5に示す構成と図4に示す構成とで同じ構成に関しては、符号に100を加えてその説明を省略する。図5に示すように、本実施の形態によるの相違点は、図4ではフルキーリモコンのGUI表示及びそれに基づく操作に関して、簡易リモコン装置を用いているのに対して、図5では、第1の実施の形態による簡易リモコンと同様の操作部を有する本体操作部301に対して、ユーザが簡易リモコンと同様の操作を行う構成について示している。本実施の形態による簡易操作装置及びそれを用いたAVシステムを用いると、AV機器300の本体に設けられた操作部を簡単な操作キーのみにすることができるという利点がある。また、本実施の形態による簡易操作装置及びそれを用いたAVシステムによれば、例えば、第1の実施の形態による簡易リモコン装置と並行して本体操作部を利用することも可能である。その際に、キー配置を簡易リモコン装置と本体操作部とを同じようなキー配列にしておくことで、ユーザはいずれの操作に関しても同様の操作性を有することになり便利である。本体に簡易リモコンを取り付けて直接に操作することも可能である。
次に、本発明の第3の実施の形態による簡易リモコン装置及びそれを用いた家電機器システムについて図面を参照しつつ説明を行う。図6は、本実施の形態による簡易リモコン装置及びそれを用いた家電機器システムの一構成例を示す機能ブロック図である。図10は、本実施の形態による簡易リモコン装置及びそれを用いた家電機器システムの一構成例を示すシステム構成図である。図3(A)から図3(C)までは、本発明の第3の実施の形態による簡易リモコン装置の正面図と、VTR制御用のGUIイメージと、エアコン制御用GUIイメージの例を示す図である。
図3(A)は、本実施の形態による簡易リモコン装置の正面図であり、図3(B)及び図3(C)は、簡易リモコン装置により表示されたVTR制御用GUIイメージ及びエアコン制御用GUIイメージとの例を示す図である。図3(A)に示すように、本実施の形態による簡易リモコン101は、選択キー103と、上下左右の決定キー105aから105dまでと、選局キー107と、音量調整キー111と、電源キー118と、入力切替キー121と、放送切替キー123と、フルキーリモコン表示キー113と、他機器リモコン表示キー1及び2(115、117)と、を有している。図2に示す例との相違点は、他機器リモコン表示キーを有していることである。
例えば、他機器リモコン表示キー115を押すと、図3(B)に示すVTR制御用GUI131が表示される。図3(B)に示すように、VTR制御用GUI表示131は、録画キー133と、停止キー135と、一次停止キー137と、巻き戻しキー139と、再生キー141と、早送りキー143と、電源キー145と、入力切替キー147と、選局キー149とを有しており、一般的なVTR制御用のリモコンキーと同等の機能を発揮できるようになっている。図3(C)に示すように、エアコン制御用GUI表示151は、冷房キー153と、除湿キー155と、暖房キー157と、風向き変更キー161と、風量調整キー163と、温度アップダウンキー165と、電源キー167と、を有しており、一般的なエアコン制御用のリモコンキーと同等の機能を発揮できるようになっている。
図6に示すように、本実施の形態によるシステム構成例においては、図4に示すシステム構成に加えて、被制御側家電機器A423と被制御側家電機器B425とを有している。尚、ここでは被制御側家電機器の数を2としたが、数を限定するものではない。さらに、AV機器400には、AV機器制御部405からの指示に基づいて、被制御側家電機器A423と被制御側家電機器B425とに対して、それぞれの装置に対する制御に関する指示信号を送るリモコン送信部421を有している点を特徴とする。
要するに、本実施の形態による簡易リモコン装置及びそれを用いた家電機器システムにおいては、AV機器400の映像表示部417にフルキーリモコンのGUI表示を行うが、このフルキーリモコンGUIは、AV機器400を制御するとともに、或いは、AV機器400を制御する代わりに、被制御側家電機器A423又は被制御側家電機器B425を制御するためのフルキーリモコンGUIである。ユーザは、簡易リモコン装置401を用いて、被制御側家電機器A423又は被制御側家電機器B425に適したフルキーリモコンGUIを操作することにより、間接的に被制御側家電機器A423又は被制御側家電機器B425を操作することができる。
この際、リモコン送信部421は、AV機器制御部の指示に基づいて、フルキーリモコンGUIを表示されることで現在制御対象となっている被制御側家電機器A423又は被制御側家電機器B425に対する指示として取り扱うように構成されている。例えば、被制御側家電機器A423のGUI表示を行った場合には、まず、簡易リモコンからのGUI表示に基づくGUI表示上でのキー操作に応じて、図6に示すAV機器制御部405において被制御側家電機器A423に対する指示コードに変換し、これをリモコン送信部421から被制御側家電機器A423に対して赤外線により送信して被制御側家電機器A423の制御信号とする。要するに、被制御側家電機器を操作対象とする場合には、被制御側家電機器を操作できる制御信号がリモコン送信部421から出射されるように、GUI表示の操作キーと制御信号とを関連付けしたテーブルを記憶しておけば良い。
被制御側家電機器A423又は被制御側家電機器B425のいずれに対する指示であるかは、例えば、リモコンコードに被制御側家電機器毎にユニークなIDを付しておくことで特定可能である。或いは、類似の被制御側家電機器が複数台ある場合には、制御対象のみをIDで特定し、同じフルキーリモコンGUIを表示させての簡易リモコン装置の操作を行うようにしても良い。
以上、本実施の形態による簡易リモコン装置及びそれを用いた家電機器システムにおいては、フルキーリモコンGUIを表示させる映像表示部を有するAV機器を介して、1又はそれ以上の他の被制御側家電機器を簡易リモコン装置による操作に基づいて操作を行うことができるため簡易リモコン装置の共通化が可能であり、また、システムの拡張性も高いことから極めて便利である。
本発明の実施の形態の変形例について説明する。図10に示すように、本変形例による簡易リモコン装置及びそれを用いた家電機器システム500は、簡易リモコン装置401と、映像表示部503を備えたAV機器、例えば液晶テレビ受像器501と、被制御家電機器の一例として記録再生装置505と、を有している。液晶テレビ受像器501は、簡易リモコン装置401からの赤外線による指示を受けるリモコン受光部(図示せず)を有している。記録再生装置505は、例えば、2トレイ方式のディスク着脱口を有するとともに、赤外線受光部515と操作部511とを備えている。また、液晶テレビ受像器501、接続ケーブル517によりAVマウス装置(ビデオマウス装置)519と接続されており、記録再生装置505の赤外線受光部515に対して赤外線信号が到達する位置にAVマウス装置(ビデオマウス装置)519が設置されている。さらに、多くの被制御装置に対応するビデオマウス装置が設置されていても良い。
このような構成にすることにより、被制御機器である家電機器数を必要に応じて拡張することができるという利点がある。
以上、本発明の各実施の形態においては、受信機はグラフィックス上の操作を実際にキーコードを受信したように動作することによりフルリモコンの機能を実現でき、実際のフルキーリモコンのキー配列に近くすることで、操作者が新たなキー配列を覚えることなく操作することが出来る。上記の構成により、グラフィックスによる吹き出し表示や音声などによるリモコンキーの機能の説明などのキーガイダンス機能や、不要キー(現在の受信機のモードでは使えないで無視されるキー)の明示などユーザーフレンドリーな機能の実現できる。
尚、フルキーリモコンのGUIでOSDメニューを操作するときなど実映像がOSDメニューにより隠れて見えなくならないように表示を制御することも可能である。例えば、フルキーリモコンのGUIの配置を実映像から避けた位置に表示させる制御を行ったり、ブレンディング(フルキーリモコンのGUI半透明にする)などの調整をすると良い。
尚、上記各実施の形態においては、映像表示機器として液晶TVなどのAV機器を、被制御装置としてDVDレコーダなどの記録再生装置を例にして説明したが、これらの機器に限定されるものではない。例えば、映像表示機器としてパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話機などを適用し、被制御装置として他の家電機器、例えば、エアコン装置や洗濯機などを対象とすることができる。またフルキーリモコンは対象機器が複数の種類存在しても良い。
本発明は、特に、複雑なフルキーリモコン装置を有する電子機器に利用可能である。
A…簡易リモコンシステム、3…表示部、7…フルキーリモコン、11…簡易リモコン装置、15a〜15d…方向キー、17…選択キー、21…up/down選局キー、23…音量大小キー、25…フルキーリモコン表示キー、27…電源キー、31…入力切替キー、33…放送切替キー。
Claims (14)
- 表示部を備えた電子機器と、
該電子機器を操作するための第1の操作キー群を含む映像を前記表示部に表示させるための映像表示キーと、選択キー及び決定キーと、を備え、前記第1の操作キー群とは異なる第2の操作キー群を有する第1のリモートコントロール装置(以下。「リモコン装置」と称する。)と、を有することを特徴とする電子機器のリモートコントロールシステム。 - 前記選択キー及び決定キーとにより前記第1の操作キー群のうちから実際に選択し決定された操作キーによる操作を実際の操作として前記電子機器の制御を行う制御部を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器のリモートコントロールシステム。
- 前記選択キー及び決定キーとにより前記第1の操作キー群のうちから実際に選択し決定された操作キーによる操作を実際の操作と見なす対応テーブルを記憶するメモリを有することを特徴とする請求項2に記載の電子機器のリモートコントロールシステム。
- 前記第1の操作キー群を備えた第2のリモコン装置を備えており、前記第1の操作キー群を含む映像は、前記第2のリモコン装置の映像であることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の電子機器のリモートコントロールシステム。
- 前記制御部は、前記映像表示キーをオンオフにより前記第1の操作キー群の操作内容を変更することを特徴とする請求項2から4までのいずれか1項に記載の電子機器のリモートコントロールシステム。
- 複数の電子機器に関する前記映像表示キーを有することを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の電子機器のリモートコントロールシステム。
- 前記第1のリモコン装置は、キー操作部が簡略された簡易リモコン装置であることを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の電子機器のリモートコントロールシステム。
- 前記第1の操作キー群を、前記表示部にGUI表示させる表示制御部を有することを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の電子機器のリモートコントロールシステム。
- 前記表示制御部は、前記選択キーにより前記第1の操作キー群を選択した際に、選択された操作キーに関するガイダンス表示を行うことを特徴とする請求項8に記載の電子機器のリモートコントロールシステム。
- 前記電子機器は、該電子機器とは異なる電子機器の操作を行うためのリモコン信号送出部を有することを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載の電子機器のリモートコントロールシステム。
- 表示部を備えた電子機器を操作するための第1の操作キー群を含む映像を前記表示部に表示させるための映像表示キーと、選択キー及び決定キーと、を備え、前記第1の操作キー群とは異なる操作キーを含む第2の操作キー群を有することを特徴とする電子機器のリモコン装置。
- 表示部を備えた電子機器であって、
該電子機器を操作するための第1の操作キー群を含む映像を前記表示部に表示させるための映像表示キーと、選択キー及び決定キーと、を備え、前記第1の操作キー群とは異なる第2の操作キー群を有し前記電子機器に設けられた操作部と、を有することを特徴とする電子機器。 - 表示部を備えた電子機器を操作するための第1の操作キー群を含む映像を前記表示部に表示させるステップと、
前記第1の操作キーを選択する選択キーと、操作を決定する決定キーと、により前記第1の操作キー群のうちから前記電子機器を操作するキーを選んで前記電子機器を制御するステップと
を有することを特徴とする電子機器の制御方法。 - 請求項13に記載のステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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