JP2006252265A - マイクロコントローラ - Google Patents

マイクロコントローラ Download PDF

Info

Publication number
JP2006252265A
JP2006252265A JP2005068955A JP2005068955A JP2006252265A JP 2006252265 A JP2006252265 A JP 2006252265A JP 2005068955 A JP2005068955 A JP 2005068955A JP 2005068955 A JP2005068955 A JP 2005068955A JP 2006252265 A JP2006252265 A JP 2006252265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
pll
outputs
conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005068955A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Mori
淳一 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005068955A priority Critical patent/JP2006252265A/ja
Publication of JP2006252265A publication Critical patent/JP2006252265A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】PLL回路を混載するマイクロコントローラでは、入力するクロック信号に合わせてPLL回路の逓倍率を変更する必要がある。そのため、専用端子を用いるか、CPUによるソフトウェアでの逓倍率変更を行っていた。
【解決手段】クロック信号CKのカウンタ回路13と、内部発振信号S1を出力する内部発振回路11と、内部発振信号とクロック信号からカウンタ回路13を制御するカウンタ制御信号S2を生成するカウンタ制御回路12と、カウンタ回路のカウント値K2からPLL制御信号S3を生成するPLL制御回路14と、クロック信号をPLL制御信号が示す逓倍率で逓倍したクロック信号CK2を生成するPLL回路15とを備え、クロック信号の周波数を自動で判別し、その判別結果を用いて最適な逓倍率を決定する。この結果、専用端子や専用ソフトウェアでの処理を必要としないPLL回路制御が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、PLL(Phase Locked Loop:位相同期回路)を混載したマイクロコントローラに関する。
PLL回路を混載したマイクロコントローラは、外部から入力したクロック信号をPLL回路で逓倍してCPU(central processing unit)の動作クロックとする。PLL制御回路は、CPUのアイドル時に発振器を停止させて、低消費電力化を行う(例えば、特許文献1参照。)。
マイクロコントローラの用途は多岐にわたり、様々な機器への搭載が行われている。機器によって異なる周波数のクロック信号を使用することがある。
図25は従来のマイクロコントローラの構成を示す。PLL回路101は、入力したクロック信号CKを逓倍し、逓倍したクロック信号CK′と元のクロック信号CKをセレクタ102に出力する。CPU103は、セレクタ102を制御し、いずれか一方を動作クロックとして入力する。
CPUの最高動作クロックが40MHzであるとする。クロック信号CKが10MHzの場合、4逓倍すればよい。しかし、逓倍率が固定であると、クロック信号CKが5MHzの場合、20MHzでの低速動作になってしまう。そこで、逓倍率を変更するための逓倍制御用端子104を設ける。例えば、逓倍制御用端子104の状態が“H”であれば8逓倍に設定し、“L”であれば4逓倍に設定するといった制御を行う。
また、図26に示すように、CPUによるソフトウェアでの制御によりPLL回路の逓倍率を変更する方法もある。CPUの起動時には逓倍していないクロック信号CKでCPUが動作する。ソフトウェアの逓倍変更命令によって逓倍率を変更する。次いで、動作クロック変更命令によって、動作クロックを逓倍率変更後のクロックCK′へ変更する。
特開2000−132285号公報(第5頁、第1−2図)
上記の逓倍率変更のためにクロック信号に応じた逓倍制御用端子を用いる構成においては、限られた端子資源が逓倍率制御用に消費され、また、制御数に応じて端子数を増やす必要がある。
また、上記のソフトウェアによる構成においては、クロック信号の周波数が変更されると、ソフトウェアの修正が必要となる。マイクロコントローラのプログラム格納の不揮発メモリとして主にマスクROMが使用されるが、ソフトウェアの変更にはマスクROMも変更しなければならない。
本発明は、このような事情に鑑みて創作したものであり、専用端子や変更ソフトウェアを必要としないで逓倍率制御を実現可能なマイクロコントローラを提供することを目的としている。
本発明によるマイクロコントローラは、
クロック信号をカウントするカウンタ回路と、
内部発振信号を出力する内部発振回路と、
前記内部発振信号と前記クロック信号から前記カウンタ回路を制御するカウンタ制御信号を生成出力するカウンタ制御回路と、
前記カウンタ回路のカウント値からPLL制御信号を生成出力するPLL制御回路と、
前記クロック信号を前記PLL制御信号が示す逓倍率で逓倍したクロック信号を生成出力するPLL回路とを備えている。
この構成において、内部発振回路は、主にCPUの低速動作モード時に使用される低周波数の内部発振信号を出力する。この内部発振信号を入力とするカウンタ制御回路は、内部発振信号の周期を基準としてカウンタ制御信号を出力する。このカウンタ制御信号によってカウンタ回路はクロック信号をカウントし、カウント値を出力する。このカウント値はクロック信号の周波数を反映したものとなる。PLL制御回路は、カウンタ回路の出力であるカウント値によってPLL回路の逓倍率を決定し、PLL制御信号を出力する。このPLL制御信号は、クロック信号の周波数を反映したものとなる。PLL回路は、このPLL制御信号によって決定された逓倍率になるようクロック信号を逓倍する。この構成によれば、内部発振回路とカウンタ回路を装備することで、端子制御やソフトウェアを必要とすることなく、PLL制御の逓倍率を自動設定することができる。
また、本発明によるマイクロコントローラは、
PLL回路の逓倍が完了したことを知らせる逓倍完了信号とクロック信号からAD変換制御信号を生成出力するAD変換制御回路と、
前記AD変換制御信号により前記PLL回路のVCO信号の電圧をAD変換し、AD変換値を生成出力するAD変換回路と、
前記AD変換回路のAD変換値からPLL制御信号を生成出力するPLL制御回路と、
前記クロック信号を前記PLL制御信号が示す逓倍率で逓倍したクロック信号を生成出力するPLL回路とを備えている。
この構成において、PLL回路は、ロック状態になると、逓倍完了信号と逓倍したクロック信号とVCO信号を出力する。逓倍完了信号とクロック信号を入力とするAD変換制御回路は、PLL回路がロック状態になっているときのVCO信号をAD変換するようにAD変換制御信号を出力する。このAD変換制御信号によってAD変換回路はVCO電圧のAD変換を行い、AD変換値と変換終了信号を出力する。ロック状態でのVCO電圧はクロック信号の周波数を正確に反映している。AD変換値を用いてクロック信号の周波数を自動的に判別し、PLL回路の逓倍率の制御を行う。この構成によれば、AD変換回路を用いることで、端子制御やソフトウェアを必要とすることなく、PLL制御の逓倍率をより高精度に自動設定することができる。
また、本発明によるマイクロコントローラは、
クロック信号を入力とし、複数の周波数に判別し、判別信号を出力する周波数フィルタ回路と、
前記判別信号を入力としPLL制御信号を出力するPLL制御回路と、
前記クロック信号を前記PLL制御信号が示す逓倍率で逓倍したクロック信号を生成出力するPLL回路とを備えている。
この構成において、周波数フィルタ回路は、クロック信号を入力し、クロック信号の周波数に応じた判別信号を出力する。この判別信号によってPLL制御回路はPLL制御信号を出力する。周波数フィルタ回路は、判別したい周波数の種類数によってその回路規模が決まる。そのため、マイクロコントローラの使用用途に合わせて周波数フィルタ回路を構成できる。この構成によれば、判別する周波数を限定することにより、回路規模を削減することができる。
また、本発明によるマイクロコントローラは、
クロック信号をカウントし、カウント値を出力するカウンタ回路と、
外部信号を入力とし外部信号を遅延した遅延信号を出力する遅延セルと、
前記遅延信号と前記外部信号を入力としカウンタ制御信号を出力するカウンタ制御回路と、
前記カウンタ回路のカウント値と前記カウンタ制御回路の制御信号からPLL制御信号を出力するPLL制御回路と、
前記クロック信号を前記PLL制御信号が示す逓倍率で逓倍したクロック信号を生成出力するPLL回路とを備えている。
この構成において、遅延セルは外部信号を遅延させた遅延信号を出力する。カウンタ制御回路は遅延セルによって遅延された遅延信号と遅延セルに入力される遅延前の信号から一定のカウント期間を定めるカウンタ制御信号を生成する。カウンタ回路はカウンタ制御信号が定める一定のカウント期間においてクロック信号をカウントし、カウント値をPLL制御回路に出力する。カウント値は、クロック信号の周波数を反映したものとなる。PLL制御回路は、クロック信号の周波数を反映したカウント値に応じて逓倍率を決定する。この構成によれば、内部発振回路やAD変換回路を用いなくても、外部信号から生成したカウンタ制御信号でクロック信号のカウント期間を制御することにより、最適な逓倍率でPLL制御することができる。
また、本発明によるマイクロコントローラは、
クロック信号を入力とし、電圧値を出力する積分回路と、
外部信号を入力とし外部信号を遅延した遅延信号を出力する遅延セルと、
前記遅延信号と前記外部信号を入力とし積分制御信号とAD変換トリガ信号を出力する積分制御回路と、
前記AD変換トリガ信号を入力としAD変換制御信号を出力するAD変換制御回路と、
前記積分回路の出力する電圧値と前記AD変換制御回路の出力であるAD変換制御信号を入力とし前記電圧値をAD変換しAD変換値を出力するAD変換回路と、
前記AD変換値を入力としPLL制御信号を出力するPLL制御回路と、
前記クロック信号を前記PLL制御信号が示す逓倍率で逓倍したクロック信号を生成出力するPLL回路とを備えている。
この構成において、遅延セルは入力信号を遅延させた遅延信号を出力する。積分制御回路は遅延セルによって遅延された遅延信号と遅延セルに入力される遅延前の信号から一定の積分期間を定める積分制御信号を生成する。積分回路は積分制御信号が定める一定の積分期間においてクロック信号をカウントし、その積分期間に入力したクロック信号のパルス数に応じた電圧値を得る。さらに、AD変換回路は電圧値をAD変換する。電圧値ひいてはAD変換値は、クロック信号の周波数を反映したものとなる。PLL制御回路は、クロック信号の周波数を反映したAD変換値に応じて逓倍率を決定する。この構成によれば、積分回路とAD変換回路によって、クロック信号の周波数の自動判別をアナログで行うので、より高精度にPLL制御を行うことができる。
また、本発明によるマイクロコントローラは、
PLL回路がロック状態であることを示す逓倍完了信号を入力とし、逓倍完了信号の異常に基づいて逓倍変更信号を生成出力するアンロック検出回路と、
前記逓倍変更信号を入力とし、逓倍率を下げるPLL制御信号を生成出力するPLL誤動作制御回路と、
前記クロック信号を前記PLL制御信号が示す逓倍率で逓倍したクロック信号を生成出力するPLL回路とを備えている。
この構成において、アンロック検出回路は、PLL回路からの逓倍完了信号が異常を示すときはPLL誤動作制御回路に逓倍変更信号を出力する。PLL誤動作制御回路は逓倍変更信号によって逓倍率を下げるようにPLL制御信号を生成し、PLL回路に出力する。この構成によれば、PLL回路が誤動作した場合においてもCPUを動作させることができる。
本発明によれば、専用端子や変更ソフトウェアを必要としないで逓倍率制御を実現することができる。
以下、本発明にかかわるマイクロコントローラの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるマイクロコントローラの構成を示すブロック図である。
本実施の形態のマイクロコントローラ10は、内部発振回路11、カウンタ制御回路12、カウンタ回路13、PLL制御回路14およびPLL回路15を備えている。
図2はカウンタ制御回路12の構成例を示すブロック図である。
カウンタ制御回路12は、インバータ16、フリップフロップ17,18、排他的論理和(ExOR)ゲート19およびANDゲート20を備えている。カウンタ制御回路12は、クロック信号CKおよび内部発振信号S1を用いてカウンタ制御信号S2(カウントイネーブル信号S2aおよびカウントラッチ信号S2b)を生成し、カウンタ回路13に出力する。
図3はカウンタ回路13の構成を示すブロック図である。
カウンタ回路13は、ANDゲート21、バイナリカウンタ22およびカウントレジスタ23を備えている。カウンタ回路13は、カウンタ制御信号S2(カウントイネーブル信号S2aおよびカウントラッチ信号S2b)によって制御され、クロック信号CKをカウントするように構成されている。
図4はPLL制御回路14の構成を示すブロック図である。
PLL制御回路14は、カウント値テーブル24と複数の一致回路25a,25b,25c,25dと逓倍決定回路26を備え、カウンタ回路13によるカウント値K2を入力とする。PLL制御回路14は、カウンタ回路13からのカウント値K2に基づいてPLL制御信号S3を生成し、PLL回路15に出力するように構成されている。
PLL回路15は、PLL制御信号S3によって制御され、クロック信号CKを逓倍したクロック信号CK2を生成出力するように構成されている。なお、内部発振信号S1はCPUの動作にも使用される。
次に、動作を説明する。図5はカウンタ制御回路12の動作を示すタイミングチャート、図6はカウンタ回路13の動作を示すタイミングチャートである。
内部発振回路11は、低速動作時に使用する低い周波数の内部発振信号S1を出力する。図2のカウンタ制御回路12において、インバータ16は、内部発振信号S1を反転させた信号をカウントイネーブル信号S2aとして出力する。フリップフロップ17は、入力した内部発振信号S1をクロック信号CKの立ち上がりタイミングで出力して信号Aとする。フリップフロップ18は入力した信号Aをクロック信号CKの立ち上がりタイミングで出力して信号Bとする。信号Aは内部発振信号S1を1クロック分遅延した信号となり、信号Bは内部発振信号S1を2クロック分遅延した信号となる。ExORゲート19で信号Aと信号Bの排他的論理和がとられ、信号Cとなる。この信号Cは、内部発振信号S1の立ち上がり、立ち下がりの変化点で1クロック分のパルス幅を持つ信号となる。これは内部発振信号S1の変化を示すパルスである。ANDゲート20は、内部発振信号S1と信号Cの論理積をとり、カウントラッチ信号S2bを出力する。カウントラッチ信号S2bは、内部発振信号S1の立ち上がりに同期して1クロック分のパルス幅を持って立ち上がる信号である。これらカウントイネーブル信号S2aとカウントラッチ信号S2bとがカウンタ制御信号S2であり、カウンタ回路13に出力される。
図3のカウンタ回路13において、ANDゲート21は、クロック信号CKとカウントイネーブル信号S2aとの論理積をとり、カウントクロックCK1としてバイナリカウンタ22に出力する。バイナリカウンタ22は、リセット信号Srによってカウント値K1をクリアし、カウントクロックCK1をアップカウントする。カウントレジスタ23は、カウントラッチ信号S2bが“H”のときのバイナリカウンタ22のカウント値K1を保持し、保持している値をカウント値K2として出力する。
カウント値K1は、クロック信号CKの周波数が高いほど大きくなる。したがって、カウント値K2も大きくなる。このようにカウント値K2はクロック信号CKの周波数を反映している。
図6において、区間T1では、リセット信号Srが“L”となっているため、バイナリカウンタ22はカウントアップしない。そして、区間T2では、カウントイネーブル信号S2aが“L”となるため、やはりバイナリカウンタ22はカウントアップを行わない。区間T3では、カウントイネーブル信号S2aが“H”となっており、ANDゲート21からカウントクロックCK1が出力され、バイナリカウンタ22はカウントアップを行う。区間T4では、カウントラッチ信号S2bが“H”となっているので、カウントレジスタ23は、このときのバイナリカウンタ22のカウント値K1を保持する。ここでは“4”をラッチする。カウンタ回路13は、この値をカウント値K2としてPLL制御回路14に出力する。
図4のPLL制御回路14において、カウント値テーブル24は、カウント値K2と比較するための比較値を出力する。図4では4種類の比較値Ka,Kb,Kc,Kdを出力する。一致回路25a,25b,25c,25dはそれぞれ、カウント値K2を比較値Ka,Kb,Kc,Kdと比較し、一致している一致回路は“H”を出力し、それ以外は“L”を出力する。
逓倍決定回路26は、一致回路25a,25b,25c,25dの出力値から一意に逓倍率を決定する回路であり、図4では比較値Ka,Kb,Kc,Kdに対し、それぞれ4倍、8倍、12倍、16倍の逓倍率を決定する。ここで、比較値Kaを“4”、比較値Kbを“5”、比較値Kcを“6”、比較値Kdを“7”とし、カウント値K2が“4”のときは、比較値Kaと一致することから、一致回路25aが“H”を出力し、逓倍決定回路26は逓倍率4倍を決定する。そして、逓倍率4倍のPLL制御信号S3をPLL回路15に出力する。
PLL回路15は、このPLL制御信号S3が示す逓倍率に応じてクロック信号CKを逓倍し、逓倍したクロック信号CK2の出力を行う。
図5、図6の動作例でみると、クロック信号CKは内部発振信号S1の8倍の周波数をもっている。その結果として、カウントイネーブル信号S2a、カウントラッチ信号S2bはクロック信号CKの1/8の周波数となり、カウントイネーブル信号S2aの有効期間でのバイナリカウンタ22によるクロック信号CKのカウント数は“4”となって、カウントレジスタ23でラッチされるカウント値K2は“4”となる。これに対応して、逓倍決定回路26は逓倍率“4”と決定する。
もし、クロック信号CKが内部発振信号S1の10倍の周波数であるとすれば、カウント値K2は“5”となり、一致回路25bが“H”を出力し、逓倍決定回路26は逓倍率“8”と決定する。また、クロック信号CKが内部発振信号S1の12倍の周波数であるとすれば、カウント値K2は“6”となり、一致回路25cが“H”を出力し、逓倍決定回路26は逓倍率“12”と決定する。また、クロック信号CKが内部発振信号S1の14倍の周波数であるとすれば、カウント値K2は“7”となり、一致回路25dが“H”を出力し、逓倍決定回路26は逓倍率“16”と決定する。
カウント値テーブル24は、内部発信回路11の発信周波数とCPUへ供給する周波数から事前に作成することが可能である。CPUの最大動作周波数を60MHzとし、内部発信回路11の周波数が1MHzとする。カウント値K2が“5”である場合、入力されたクロック信号CKの周波数は10MHzであると判断でき、6逓倍する必要があると決定できる。
本実施の形態によれば、内部発信回路11とカウンタ回路13を用いてクロック信号CKの周波数を反映したカウント値K2を生成し、そのカウンタ回路13に応じて逓倍率を決定するので、PLL回路15の制御を端子制御やソフトウェアを必要としないで、最適な逓倍率に設定できる。
(実施の形態2)
図7は本発明の実施の形態2におけるマイクロコントローラの構成を示すブロック図である。
本実施の形態のマイクロコントローラ30は、AD変換制御回路31、AD変換回路32、PLL制御回路33およびPLL回路34を備えている。PLL回路34は、クロック信号CKとPLL制御信号S17を入力とし、PLL制御信号S17によって決まる逓倍率でクロック信号CKを逓倍し、逓倍したクロック信号CK4として出力する。PLL回路34は、逓倍が完了したときに“H”となる逓倍完了信号S11をAD変換制御回路31に出力するとともに、逓倍後の信号の周波数に応じた電圧値のVCO信号S15をAD変換回路32に出力する。
図8はAD変換制御回路31の構成を示すブロック図である。AD変換制御回路31は、ロック回数カウンタ35および制御信号生成回路36を備えている。
図9は本実施の形態のPLL制御回路33の構成を示すブロック図である。PLL制御回路33は、AD変換値テーブル37と複数の一致回路38a,38b,38c,38dと逓倍決定回路39を備え、AD変換値K5、逓倍制御イネーブル信号S13およびAD変換終了信号S16を入力とする。
次に、動作を説明する。図10は制御信号生成回路36の動作を示すタイミングチャートである。
図8のAD変換制御回路31において、ロック回数カウンタ35は、PLL回路34からの逓倍完了信号S11が“H”に変化したときにアップカウントし、PLL回路34がロックした回数(K3)を保持する。マイクロコントローラ30のリセット解除後はロック回数のカウント値K3は“0”であり、その後、随時カウントアップをする。ロック回数カウンタ35は、制御イネーブル信号S12を制御信号生成回路36に出力するとともに、逓倍制御イネーブル信号S13をPLL制御回路33に出力する。逓倍制御イネーブル信号S13は、ロック回数のカウント値K3が“0”のとき“H”となり、それ以外のときは“L”となる信号である。制御イネーブル信号S12は、ロック回数のカウント値K3が“1”以下のとき“H”となり、それ以外のときは“L”となる信号である。
制御信号生成回路36は、クロック信号CKと逓倍完了信号S11と制御イネーブル信号S12を入力とし、図10に示すように、逓倍完了信号S11をフリップフロップで同期化して内部信号Dを生成し、内部信号Dをさらにフリップフロップで同期化して内部信号Eを生成する。内部信号Dと内部信号Eの遅延差は1クロック分であるが、それをAD変換スタート信号S14aとしてAD変換回路32に出力する。制御信号生成回路36の内部カウンタは、また、このAD変換スタート信号S14aをトリガとしてカウントアップをスタートする。制御信号生成回路36の内部カウンタは“10”までカウントし、“0”に戻る。内部カウンタのカウント値K4が“1”〜“10”の間、クロック信号CKをAD変換クロック信号CK3として出力する。
AD変換回路32は、AD変換スタート信号S14aによりAD変換を開始し、AD変換クロック信号CK3を動作クロックとしてPLL回路34からのVCO信号S15の電圧をAD変換し、AD変換値K5およびAD変換終了信号S16をPLL制御回路33に出力する。
AD変換スタート信号S14aはPLL回路34での逓倍完了信号S11に同期している。そして、PLL回路34のロック状態でのVCO信号S15の電圧値はクロック信号CKの周波数を正確に反映している。したがって、AD変換値K5もクロック信号CKの周波数を正確に反映したものとなっている。
AD変換値テーブル37は、AD変換回路32からのAD変換値K5と比較するための比較値を出力する。図9では4種類の比較値Ka,Kb,Kc,Kdを出力する。一致回路38a,38b,38c,38dはAD変換回路32からのAD変換終了信号S16によって動作を開始し、それぞれAD変換値K5を比較値Ka,Kb,Kc,Kdと比較し、一致している一致回路は“H”を出力し、それ以外は“L”を出力する。
逓倍決定回路39は、一致回路38a,38b,38c,38dからの出力値と逓倍制御イネーブル信号S13を入力とし、PLL回路34の逓倍率を決定するPLL制御信号S17を出力する。なお、ロック回数のカウント値K3が“0”で逓倍制御イネーブル信号S13が“L”のとき、入力周波数にかかわらず、決まった逓倍率になるようPLL回路34へPLL制御信号S17を出力する。これは初期状態での逓倍率設定である。本例では、PLL回路34が2逓倍する制御を行う。
一方、逓倍決定回路39は、逓倍制御イネーブル信号S13が“H”のときに逓倍率の決定を行う。すなわち、一致回路38aの出力が“H”のときは逓倍率4倍とし、一致回路38bの出力が“H”のときは逓倍率8倍とし、一致回路38cの出力が“H”のときは逓倍率12倍とし、一致回路38dの出力が“H”のときは逓倍率16倍とする。ここで、比較値Kaを“4”、比較値Kbを“5”、比較値Kcを“6”、比較値Kdを“7”とし、AD変換値K5が“4”のときは、比較値Kaと一致することから、一致回路38aが“H”を出力し、逓倍決定回路39は逓倍率4倍を決定する。そして、逓倍率4倍のPLL制御信号S17をPLL回路34に出力する。
PLL回路34は、PLL制御信号S17により決定される逓倍率に応じてクロック信号CKを逓倍し、逓倍したクロック信号CK4の出力を行う。
本実施の形態によれば、PLL回路34での逓倍完了信号S11に同期したAD変換スタート信号S14aでAD変換を開始し、PLL回路34のロック状態でクロック信号CKの周波数を正確に反映しているVCO信号S15の電圧値をAD変換し、そのAD変換値K5に応じて逓倍率を決定している。したがって、内部発信回路を搭載しないマイクロコントローラであっても、クロック信号CKの周波数を自動的に判別し、PLL回路34の制御を端子制御やソフトウェアを必要としないで、最適な逓倍率に設定できる。
(実施の形態3)
図11は本発明の実施の形態3におけるマイクロコントローラの構成を示すブロック図である。
本実施の形態のマイクロコントローラ40は、周波数フィルタ回路41、PLL制御回路42およびPLL回路43を備えている。
図12は周波数フィルタ回路41の構成を示すブロック図である。
周波数フィルタ回路41は、フィルタ回路44とカウンタ回路45を備えている。フィルタ回路44はある周波数だけを通す回路であり、論理回路により構成される。図12ではフィルタ44a,44b,44c,44dを備え、それぞれ、4MHz、6MHz、8MHz、10MHzを通す。フィルタ44a,44b,44c,44dの各出力はそれぞれ、カウンタ回路45の各カウンタ45a,45b,45c,45dに接続されており、フィルタ回路44を通過したクロック信号CKによってカウントアップされる。カウンタ回路45は10カウントするとオーバーフローをし、カウント出力を出力する。カウント出力を総じて判別信号S21とする。判別信号S21はPLL制御回路33に入力される。
図13はPLL制御回路33の構成を示すブロック図である。
PLL制御回路33は、判別信号S21のカウント出力Na,Nb,Nc,Ndを入力とする逓倍決定回路46を備えている。カウント出力Na,Nb,Nc,Ndはその何れかが“H”であるが、逓倍決定回路46はそれに応じて逓倍率を、4逓倍、6逓倍、8逓倍、10逓倍にする。例えば、カウント出力Nbが“H”であるとすると、6逓倍になるようPLL制御信号S22を生成し、PLL回路43へ出力する。PLL回路43は、PLL制御信号S22によって決定した逓倍率でクロック信号CKを逓倍し、出力する。
本実施の形態によれば、周波数フィルタ回路41によりクロック信号CKの周波数を直接にチェックするので、PLL制御回路42を小さい回路規模で実現できる。
(実施の形態4)
図14は本発明の実施の形態4におけるマイクロコントローラの構成を示すブロック図である。
本実施の形態のマイクロコントローラ50は、遅延セル51、カウンタ制御回路52、カウンタ回路53、PLL制御回路54、PLL回路55を備えている。
図15はカウンタ制御回路52の構成を示すブロック図である。
カウンタ制御回路52は、外部信号S31と遅延セル51の出力である遅延信号S32を入力し、カウンタ回路53のカウントを制御するカウンタ制御信号S33を出力するパルス生成回路56を備えている。
図16はPLL制御回路54の構成を示すブロック図である。
PLL制御回路54は、カウント値テーブル57と一致回路58a,58b,58c,58dと逓倍決定回路59を備え、カウンタ回路53の出力であるカウント値K6を入力とする回路である。
次に、動作を説明する。図17はカウンタ制御回路52とカウンタ回路53の動作を示すタイミングチャートである。
遅延セル51は、外部信号S31を遅延させた遅延信号S32を出力する。図15のカウンタ制御回路52は、外部信号S31および遅延信号S32からカウンタ制御信号S33を生成する。このカウンタ制御信号S33は、カウンタ回路53においてクロック信号CKをカウントする際のカウント期間を定めるものである。カウンタ回路53は、カウンタ制御信号S33が“H”の期間において、クロック信号CKをカウンタクロック信号CK6としてカウントアップし、カウント値K6をPLL制御回路54へ出力する。
カウンタ制御信号S33が定める一定のカウント期間において、クロック信号CKの周波数が高いほどカウント値K6は大きくなる。つまり、カウント値K6はクロック信号CKの周波数を反映している。
図16のPLL制御回路54において、カウント値テーブル57は、カウント値K6と比較するための比較値を出力する。図16では4種類の比較値Ka,Kb,Kc,Kdを出力する。一致回路58a,58b,58c,58dはそれぞれ、カウント値K6を比較値Ka,Kb,Kc,Kdと比較し、一致している一致回路は“H”を出力し、それ以外は“L”を出力する。
逓倍決定回路59は、一致回路58a,58b,58c,58dからの出力値から一意に逓倍率を決定する、図16では比較値Ka,Kb,Kc,Kdに対し、それぞれ4倍、8倍、12倍、16倍の逓倍率を決定する。ここで、比較値Kaを“4”、比較値Kbを“5”、比較値Kcを“6”、比較値Kdを“7”とし、カウント値K6が“4”のときは、比較値Kaと一致することから、一致回路58aが“H”を出力し、逓倍決定回路59は逓倍率4倍を決定する。そして、逓倍率4倍のPLL制御信号S34をPLL回路55に出力する。PLL回路55は、このPLL制御信号S34が示す逓倍率でクロック信号CKを逓倍し、逓倍したクロック信号CK7の出力を行う。
本実施の形態によれば、外部信号S31を用いて生成したカウンタ制御信号S33が定める一定のカウント期間において、クロック信号CKをカウントすることにより、クロック信号CKの周波数を反映したカウント値K6を生成し、このカウント値K6に応じて逓倍率を決定している。したがって、内部発信回路やAD変換回路を搭載しないマイクロコントローラであっても、クロック信号CKの周波数を自動的に判別し、PLL回路55の制御を端子制御やソフトウェアを必要としないで、最適な逓倍率に設定できる。
(実施の形態5)
図18は本発明の実施の形態5におけるマイクロコントローラの構成を示すブロック図である。
本実施の形態のマイクロコントローラ60は、遅延セル61、積分制御回路62、積分回路63、AD変換制御回路64、AD変換回路65、PLL制御回路66およびPLL回路67を備えている。
図19は積分回路63の構成を示すブロック図である。積分回路63は、アナログスイッチ68、抵抗69およびコンデンサ70を備え、積分制御信号S43とクロック信号CKを入力とする。
図20はAD変換制御回路64の構成を示すブロック図である。AD変換制御回路64は、カウンタ71と制御信号生成回路72とを備え、クロック信号CKと積分制御信号S43とAD変換トリガ信号S46を入力とする。
図21はPLL制御回路66の構成を示すブロック図である。PLL制御回路66は、AD変換値テーブル73、複数の一致回路74a,74b,74c,74dおよび逓倍決定回路75を備えている。
次に、動作を説明する。図22は積分制御回路62および積分回路63の動作を示すタイミングチャートである。図23はAD変換制御回路64の動作を示すタイミングチャートである。
遅延セル61は、外部信号S41を遅延させた遅延信号S42を出力する。積分制御回路62は、クロック信号CK、外部信号S41および遅延信号S42を入力とし、積分制御信号S43とAD変換トリガ信号S46を出力する。積分制御信号S43は、積分回路63においてクロック信号CKを積分する際の積分期間を定めるものである。AD変換トリガ信号S46は、AD変換をスタートさせる信号である。図19の積分回路63において、積分制御信号S43が“H”の期間にアナログスイッチ68がONとなり、クロック信号CKが充電パルスCK8として通過し、抵抗69を介してコンデンサ70に印加される。充電パルスCK8のパルス数によってコンデンサ70に充電される電子量が決まり、充電されたあとの電圧値K7が決定される。この電圧値K7がAD変換回路65に出力される。
積分制御信号S43が定める一定の積分期間において、クロック信号CKの周波数が高いほど充電パルスCK8のパルス数が多く、電圧値K7は大きくなる。つまり、電圧値K7はクロック信号CKの周波数を反映している。
図20のAD変換制御回路64において、制御信号生成回路72は、AD変換トリガ信号S46をAD変換スタート信号S44aとして出力する。また、AD変換スタート信号S44aの立上りエッジのタイミングでカウンタ71がカウントアップを行う。カウント値K8は、一定値(“10”)に達したところで“0”に戻り、カウントアップを終了する。カウント値K8が“1”以上であるときにクロック信号CKをAD変換クロック信号CK8として出力を行う。AD変換スタート信号S44aとAD変換クロック信号CK8の組からなるAD変換制御信号S44がAD変換回路65に出力される。
AD変換回路65は、AD変換制御回路64からのAD変換スタート信号S44aによってAD変換を開始し、AD変換クロック信号CK8を用いて積分回路63からの電圧値K7をA/D変換し、得られたAD変換値K9をPLL制御回路66へ出力する。
図21のPLL制御回路66において、AD変換値テーブル73は、AD変換回路65からのAD変換値K9と比較するための比較値を出力する。図21では4種類の比較値Ka,Kb,Kc,Kdを出力する。一致回路74a,74b,74c,74dはそれぞれ、AD変換値K9を比較値Ka,Kb,Kc,Kdと比較し、一致している一致回路は“H”を出力し、それ以外は“L”を出力する。
逓倍決定回路75は、一致回路74a,74b,74c,74dからの出力値から一意に逓倍率を決定する、図21では比較値Ka,Kb,Kc,Kdに対し、それぞれ4倍、8倍、12倍、16倍の逓倍率を決定する。ここで、比較値Kaを“4”、比較値Kbを“5”、比較値Kcを“6”、比較値Kdを“7”とし、AD変換値K9が“4”のときは、比較値Kaと一致することから、一致回路74aが“H”を出力し、逓倍決定回路75は逓倍率4倍を決定する。そして、逓倍率4倍のPLL制御信号S45をPLL回路67に出力する。PLL回路67は、このPLL制御信号S45が示す逓倍率でクロック信号CKを逓倍し、逓倍したクロック信号CK9の出力を行う。
本実施の形態によれば、外部信号S41を用いて生成した積分制御信号S43が定める一定の積分期間において、クロック信号CKを積分することにより、クロック信号CKの周波数を反映した電圧値K7を生成し、この電圧値K7をAD変換した結果のAD変換値K9に応じて逓倍率を決定している。したがって、内部発信回路を搭載しないマイクロコントローラであっても、クロック信号CKの周波数を自動的に判別し、PLL回路67の制御を端子制御やソフトウェアを必要としないで、最適な逓倍率に設定できる。
また、実施の形態2と比べAD変換が1回で済み、高速にPLL回路67の逓倍率制御を高精度に行うことができる。
(実施の形態6)
図24は本発明の実施の形態6におけるマイクロコントローラの構成を示すブロック図である。
本実施の形態のマイクロコントローラ80は、アンロック検出回路81、PLL回路誤動作制御回路82およびPLL回路83を備えている。アンロック検出回路81は、PLL回路83からの逓倍完了信号S51を入力とする。アンロック検出回路81は、逓倍完了信号S51の監視を通じて、PLL回路83が誤動作によりクロック信号CKを逓倍できていないアンロック状態になってないかを監視する。そして、アンロック状態になったとき、逓倍変更信号S52をPLL回路誤動作制御回路82へ出力する。PLL回路誤動作制御回路82は、現在の逓倍率を保持しており、逓倍変更信号S52がアクティブになると、現在の逓倍率より低い逓倍率を示すPLL制御信号S53をPLL回路83へ出力する。
本実施の形態によれば、PLL回路83が動作中に誤動作してアンロック状態になった場合においても、逓倍率を自動変更するので、CPUの動作を停止させないですむ。
本発明のマイクロコントローラは、様々な電子機器への搭載に適応できるマイクロコントローラとして有用である。
本発明の実施の形態1におけるマイクロコントローラの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1におけるカウンタ制御回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1のカウンタ回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1のPLL制御回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1のカウンタ制御回路の動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態1のカウンタ回路の動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態2におけるマイクロコントローラの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2におけるAD変換制御回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2におけるPLL制御回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2における制御信号生成回路の動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態3におけるマイクロコントローラの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3における周波数フィルタ回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3におけるPLL制御回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4におけるマイクロコントローラの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4におけるカウンタ制御回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4におけるPLL制御回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4のカウンタ制御回路の動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態5におけるマイクロコントローラの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5における積分回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5におけるAD変換制御回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5におけるPLL制御回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5における積分回路の動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態5におけるAD変換制御回路の動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態6におけるマイクロコントローラの構成を示すブロック図 従来の技術におけるマイクロコントローラの構成を示すブロック図 ソフトウェアでのPLL回路制御のタイミングチャート
符号の説明
10 マイクロコントローラ
11 内部発振回路
12 カウンタ制御回路
13 カウンタ回路
14 PLL制御回路
15 PLL回路
30 マイクロコントローラ
31 AD変換制御回路
32 AD変換回路
33 PLL制御回路
34 PLL回路
40 マイクロコントローラ
41 周波数フィルタ回路
42 PLL制御回路
43 PLL回路
50 マイクロコントローラ
51 遅延セル
52 カウンタ制御回路
53 カウンタ回路
54 PLL制御回路
55 PLL回路
60 マイクロコントローラ
61 遅延セル
62 積分制御回路
63 積分回路
64 AD変換制御回路
65 AD変換回路
66 PLL制御回路
67 PLL回路
80 マイクロコントローラ
81 アンロック検出回路
82 PLL誤動作制御回路
83 PLL回路

Claims (6)

  1. クロック信号をカウントするカウンタ回路と、
    内部発振信号を出力する内部発振回路と、
    前記内部発振信号と前記クロック信号から前記カウンタ回路を制御するカウンタ制御信号を生成出力するカウンタ制御回路と、
    前記カウンタ回路のカウント値からPLL制御信号を生成出力するPLL制御回路と、
    前記クロック信号を前記PLL制御信号が示す逓倍率で逓倍したクロック信号を生成出力するPLL回路とを備えたマイクロコントローラ。
  2. PLL回路の逓倍が完了したことを知らせる逓倍完了信号とクロック信号からAD変換制御信号を生成出力するAD変換制御回路と、
    前記AD変換制御信号により前記PLL回路のVCO信号の電圧をAD変換し、AD変換値を生成出力するAD変換回路と、
    前記AD変換回路のAD変換値からPLL制御信号を生成出力するPLL制御回路と、
    前記クロック信号を前記PLL制御信号が示す逓倍率で逓倍したクロック信号を生成出力するPLL回路とを備えたマイクロコントローラ。
  3. クロック信号を入力とし、複数の周波数に判別し、判別信号を出力する周波数フィルタ回路と、
    前記判別信号を入力としPLL制御信号を出力するPLL制御回路と、
    前記クロック信号を前記PLL制御信号が示す逓倍率で逓倍したクロック信号を生成出力するPLL回路とを備えたマイクロコントローラ。
  4. クロック信号をカウントし、カウント値を出力するカウンタ回路と、
    外部信号を入力とし外部信号を遅延した遅延信号を出力する遅延セルと、
    前記遅延信号と前記外部信号を入力としカウンタ制御信号を出力するカウンタ制御回路と、
    前記カウンタ回路のカウント値と前記カウンタ制御回路の制御信号からPLL制御信号を出力するPLL制御回路と、
    前記クロック信号を前記PLL制御信号が示す逓倍率で逓倍したクロック信号を生成出力するPLL回路とを備えたマイクロコントローラ。
  5. クロック信号を入力とし、電圧値を出力する積分回路と、
    外部信号を入力とし外部信号を遅延した遅延信号を出力する遅延セルと、
    前記遅延信号と前記外部信号を入力とし積分制御信号とAD変換トリガ信号を出力する積分制御回路と、
    前記AD変換トリガ信号を入力としAD変換制御信号を出力するAD変換制御回路と、
    前記積分回路の出力する電圧値と前記AD変換制御回路の出力であるAD変換制御信号を入力とし前記電圧値をAD変換しAD変換値を出力するAD変換回路と、
    前記AD変換値を入力としPLL制御信号を出力するPLL制御回路と、
    前記クロック信号を前記PLL制御信号が示す逓倍率で逓倍したクロック信号を生成出力するPLL回路とを備えたマイクロコントローラ。
  6. PLL回路がロック状態であることを示す逓倍完了信号を入力とし、逓倍完了信号の異常に基づいて逓倍変更信号を生成出力するアンロック検出回路と、
    前記逓倍変更信号を入力とし、逓倍率を下げるPLL制御信号を生成出力するPLL誤動作制御回路と、
    前記クロック信号を前記PLL制御信号が示す逓倍率で逓倍したクロック信号を生成出力するPLL回路とを備えたマイクロコントローラ。
JP2005068955A 2005-03-11 2005-03-11 マイクロコントローラ Pending JP2006252265A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005068955A JP2006252265A (ja) 2005-03-11 2005-03-11 マイクロコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005068955A JP2006252265A (ja) 2005-03-11 2005-03-11 マイクロコントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006252265A true JP2006252265A (ja) 2006-09-21

Family

ID=37092688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005068955A Pending JP2006252265A (ja) 2005-03-11 2005-03-11 マイクロコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006252265A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015231135A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 ローム株式会社 クロック乗せ換え回路、半導体集積回路、データ受け渡し方法
JP2016162007A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 オンキヨー&パイオニアテクノロジー株式会社 クロック信号制御回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015231135A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 ローム株式会社 クロック乗せ換え回路、半導体集積回路、データ受け渡し方法
JP2016162007A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 オンキヨー&パイオニアテクノロジー株式会社 クロック信号制御回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100431485B1 (ko) 로크 검출 회로
US7759990B2 (en) Clock switching circuit
TWI404073B (zh) 數位至時間轉換器與數位至時間轉換方法
US7116145B2 (en) Phase-locked loop circuit having phase lock detection function and method for detecting phase lock thereof
US6879195B2 (en) PLL lock detection circuit using edge detection
EP0651517B1 (en) Clock signal generation circuit having detective circuit detecting loss of reference clock
JP2008131353A (ja) Pllロック検出回路および半導体装置
JPH11312962A (ja) 逓倍回路
US5969553A (en) Digital delay circuit and digital PLL circuit with first and second delay units
JPH06252747A (ja) デジタル・フェイズ・ロックド・ループ回路
JP2006252265A (ja) マイクロコントローラ
US7489175B2 (en) Clock supply circuit and method
US20040095169A1 (en) Clock generating circuit including memory for regulating delay amount of variable delay circuit in ring oscillator
CN113193868A (zh) 锁相检测装置和锁相检测方法、锁相环
WO2012104933A1 (ja) 位相ロック回路
JPH06276095A (ja) Pll回路
JP4718388B2 (ja) 周波数比較回路、pll周波数シンセサイザテスト回路及びそのテスト方法
KR20080077515A (ko) 위상 록킹 검출 방법 및 이를 수행하기 위한 위상 고정루프 회로
CN215186702U (zh) 锁相检测装置、锁相环
JP2006287484A (ja) クロック・データリカバリ回路
US6177821B1 (en) Microcomputer with frequency multiplication circuit
TWI733415B (zh) 鎖相迴路裝置與時脈產生方法
JP4718387B2 (ja) 周波数比較回路、pll周波数シンセサイザテスト回路及びそのテスト方法
JPH09200048A (ja) Pll周波数シンセサイザ
US20040008088A1 (en) Phase detector for a delay locked loop and delay locked loop with the phase detector