JP2006252028A - フラッパー - Google Patents

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誠一 田中
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Abstract

【課題】商品収納通路を通過する商品の衝撃によっても軸部の破損を防止することができるフラッパーを提供すること。
【解決手段】第1支持部32および第2支持部33から両側に、支持部32,33との境界部分の断面積が最大となるように、第1支持部32および第2支持部33の側縁から直角方向に延在した側部を円筒状に折り曲げて、第1軸部321と第2支持部331とを形成したので、十分な強度を得ることができ、商品収納通路を通過する商品の衝撃によるフラッパーの破損を防止することができる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、フラッパーに関し、たとえば、サーペンタイン方式を採用した商品収納ラックのセグメントに取り付けたフラッパーに関するものである。
缶入り飲料やビン入り飲料、あるいはペットボトル飲料等の商品を販売する自動販売機に内蔵される商品収納ラックが広く知られている。このような商品収納ラックは、略円筒形(多角形のものも含む)で、かつ強度の高い容器に収容した商品の収納に適したサーペンタイン方式が採用されている。
サーペンタイン方式の商品収納通路は、横倒し姿勢で搬送された商品を消勢するとともに、内部に商品を収納するものであり、手間側と奥側とに湾曲形状のセグメントを互いに対向するように適宜配設することによって、上下方向に蛇行するように延設されている。そして、その上端側が商品の投入側となり、下端側が商品の搬出側となる。したがって、商品収納通路に搬入された商品は、商品収納通路を通過する際の衝撃で容器が破損/変形することがない。
ところで、商品収納通路に突出するフラッパー(姿勢制御板)を備えた通路形成板が知られている。フラッパーは、水平に設けた軸部を中心に上下方向に揺動可能に設けてあり、バネにより、商品収納通路に突出するように付勢してある。そして、搬入された商品が商品収納通路を通過(落下)する際にフラッパーに当接すると、商品が減速されるとともに、商品の姿勢が水平になるように矯正される。
この通路形成板には、開口を設けるとともに、軸孔を形成したフラッパー支承部が当該開口の両縁部に切り起こして形成してあり、フラッパーには、支持部から側方に延在する側部を円筒状に折り曲げて、両側に延びる軸部が形成してある。そして、軸部の一方にバネを挿通した後に、当該軸部の一方と軸部の他方とを通路形成板のフラッパー支承部に形成した取付孔にはめ込むことにより、フラッパーが取り付けられる(たとえば、特許文献1参照)。
特開2003−99849号公報
この従来のフラッパーは、図13および図14に示すように、支持部132と軸部1321となる部分との境界部分(フラッパの根元部分)に、円弧状に切り欠いた切り欠き部Pを設けて、軸部1321の形成を容易なものにしていた。
しかしながら、このような切り欠き部Pを設けた結果、図15に示すように、フラッパーの根元部分の断面積が減少するために、充分な強度を得ることができずに、商品収納通路を通過(落下)する商品の衝撃によって、フラッパーが破損するという問題が生じた。
本発明は、上記実情に鑑みて、商品収納通路を通過する商品の衝撃によるフラッパーの破損を防止することができるフラッパーを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るフラッパーは、支持部から側方に延在した側部を円筒状に折り曲げて軸部とし、セグメントに支承するフラッパーにおいて、支持部との境界部分の断面積が最大となるように、側部を形成したことを特徴とする。
本発明に係るフラッパーは、支持部との境界部分の断面積が最大となるように、側部を形成したので、側部を円筒状に折り曲げて形成した軸部が十分な強度を得ることができ、商品収納通路を通過する商品の衝撃によるフラッパーの破損を防止することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るフラッパーの好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例に係るフラッパーを取り付けた商品収納ラックを示す縦断側面図である。
本発明の実施例に係るフラッパーは、たとえば、自動販売機に内蔵されるサーペンタイン方式の商品収納ラック1の商品収納通路2に取り付けたフラッパー3であって、セグメント4,5に対して取り付けたフラッパー3に有用である。
サーペンタイン方式の商品収納ラック1は、略円筒形(多角形のものも含む)で、かつ強度の高い容器の収納に適しており、缶入り飲料やビン入り飲料、あるいはペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機に内蔵されるものである。
サーペンタイン方式の商品収納ラック1は、図1に示すように、側板10の間にトップトレイ6、商品収納通路2、ベンドメック7を有している。そして、トップトレイ6は、上下方向に並設してあり、上下方向に隣接したトップトレイ6の相互間に商品投入口8が画成される。
トップトレイ6は、商品投入口8(手前側)から商品収納通路2(奥側)に向けて漸次低くなるように傾斜して配設した板状部材であり、商品投入口8から横倒し姿勢で投入された商品は、トップトレイ6上を転動、または滑走することにより、トップトレイ6の手前側から奥側に搬送される。
商品収納通路2は、トップトレイ6から横倒し姿勢で搬送された商品を消勢するとともに、内部に商品を収納するものであり、手前側と奥側とにセグメント4,5が互いに対向するように適宜配設することによって、上下方向に蛇行するように延設されている。そして、その上端側が商品の投入側となり、下端側が商品の搬出側となる。したがって、トップトレイ6から搬送された商品は、商品収納通路2を通過する際の衝撃で容器が破損/変形することがない。
ベンドメック7は、商品の販売を制御するものであり、商品収納通路2の下部出口に取り付けてある。ベンドメック7は、上下一対のペダルとベンドソレノイド、およびリンク機構により構成されている。そして、商品収納通路2を通過して一番下まで到達(落下)した商品は、ベンドメック7で留まり、次の商品は、その上に積み上げられて、商品収納通路2内に次々と収納されていくことになる。
上述した商品収納通路2を形成するセグメント4,5に取り付けたフラッパー3を例に本発明に係るフラッパーを説明する。なお、図2は一対のセグメントを示す側面図、図3は一対のセグメントを示す平面図である。
セグメント4,5は、図1および図2に示すように、商品収納通路2の手前側と、奥側とに互いに対向するように適宜配設したものであって、側板10に固定してある。セグメント4,5は、一枚の板状部材を加工したものであり、商品収納通路2に臨む側が凹となる湾曲形状を有している。また、セグメント4,5の凹となる面には、商品の通過方向にビードが形成してあり、商品の転がり摩擦を小さくするとともに、商品が通過する際の騒音を小さくすることができる。そして、商品収納通路2を通過する商品が、手前側に配設したセグメント4の凹となる面と、奥側に配設したセグメント5の凹となる面とに交互に当接するように、手前側のセグメント4と奥側のセグメント5とを上下方向において交互に配設することにより、商品収納通路2が上下方向に蛇行している。
図3に示すように、セグメント4,5には、フラッパー3が奥側(図3において上方)に偏らせて取り付けてある。フラッパー3は、図2に示すように、水平に設けた軸部を中心に上下方向に揺動可能に取り付けてあり、バネ9により商品収納通路2に突出するように付勢してある。そして、搬入された商品が商品収納通路2を通過(落下)する際にフラッパー3に当接すると、商品が減速されるとともに、商品の姿勢が水平になるように矯正される。
次に、手前側に配設するセグメント4に取り付けたフラッパーを具体的に説明する。なお、図4は手前側に配設するセグメントを正面から見た斜視図、図5は図4に示したセグメントを背面から見た斜視図、図6は図5に示したセグメントの分解斜視図、図7は図6に示したフラッパーの斜視図、図8は図7に示したフラッパーの軸部を示す拡大図、図9は図8のA−A断面図である。
フラッパー3は、一枚の板状体を加工したものであり、図6〜図9に示すように、当接部31、支持部32,33を有している。当接部31は、商品収納通路2に搬入された商品と当接する部分であり、略矩形の当接面を有している。当接面には、商品と交差するようにビードが形成してあり、フラッパー3の強度を補強するとともに、商品の転がり摩擦、商品が通過する際の騒音を小さくすることができる。
支持部32,33は、当接部31から延在する部分であり、フラッパー3が揺動した場合にも商品が詰まることがないように、上面が凸となる湾曲形状を有している。また、支持部32,33は、両側側部と、中央部とを切り欠くことにより、図6および図7に示すように、フラッパー3の根元方向に向けて二股に分かれている(以下、第1支持部32、第2支持部33という)。
第1支持部32から両側に、第1支持部32との境界部分の断面積が最大となるように(図8および図9参照)、第1支持部32の側縁から直角方向に延在した側部を円筒状に折り曲げて、第1軸部321が形成してある。第1軸部321は、フラッパー3の右側(図5および図6において左側)の支持部32から外側にフラッパー3の略右側縁(図6において左側縁)に至るまで延在するとともに、フラッパー3の右側の支持部32から内側に延在している。なお、第1軸部321の外側に延在する部分の長さは、第1軸部321の内側に延在する部分の長さよりも長くなるように形成してある。
また、第1支持部32と同様に、第2支持部33から両側に、第2支持部33との境界部分が最大となるように、第2支持部33の側縁から直角方向に延在した側部を円筒状に折り曲げて、第2軸部331が形成してある。第2軸部331は、フラッパー3の左側(図6において右側)の支持部33から外側にフラッパー3の略左側縁(図6にいて右側縁)に至るまで延在するとともに、フラッパー3の左側の支持部33から内側に延在している。
また、第2軸部331の軸端部には、さらに左方(図6において右方)に延在する抜け止め部332が形成してある。抜け止め部332は、図5に示すように、セグメント4にフラッパー3を取り付けた後に折り曲げることにより、フラッパー3の脱落を防止可能である。
図4に示すように、手前側に配設するセグメント4を正面から見た場合に下部右側となる位置(図5および図6のように背面から見た場合には下部左側となる位置)には、右側開口(第1開口)41と左側開口(第2開口)42(図5および図6参照)の二つの開口が形成してある。これらの開口41,42は、フラッパー3の揺動範囲を画定するものであり、開口41,42の上縁とフラッパー3の上面とが当接した場合には、フラッパー3がやや前下がり姿勢となり(図2参照)、開口41,42の下縁とフラッパー3の下面とが当接した場合には、フラッパー3が大きく前下がり姿勢となる。なお、フラッパー3上に商品がない場合には、開口41,42の上縁とフラッパー3の上面とが当接してフラッパー3はやや前下がり姿勢で待機する。
図5および図6に示すように、セグメント4の右側開口41(図5および図6において左側の開口)の両側縁部には、フラッパー3を支承する第1支承部411と第2支承部412とがセグメント4から背面側に切り起こして形成してある。また、セグメント4の左側開口42(図5および図6において右側の開口)の左側側縁部(図5および図6において右側の縁部)には、フラッパー3を支承する第3支承部421がセグメント4から背面側に切り起こして形成してある。これらの支承部411,412,421には、同一の軸心となるように、それぞれ、取付孔411a,412a,421aが形成してある。
バネ9は、フラッパー3が商品収納通路2に突出する方向に付勢するとともに、フラッパー3を左方(図6において右方)に付勢するものであり、つるまき形状を有するとともに、セグメント腕部91とフラッパー腕部92とを有している。セグメント腕部91は、バネの右側(図6において左側)の端部から右方(図6において左方)に延在する部分であり、セグメント4に係止される。フラッパー腕部92は、バネの左側(図6において右側)の端部から右方(図6において左方)に延在する部分であり、フラッパー3に係止される。
次に手前側のセグメント4に対するフラッパー3の取付手順を説明する。
まず、フラッパー3の第2軸部331の内側部にバネ9を挿通した後、フラッパー3の支持部32をセグメント4に形成した右側開口41から収容して、フラッパー3の第1軸部321の外側部をセグメント4の第1支承部411に形成した取付孔411aに挿通させる。その後、フラッパー3の支持部33をセグメント4に形成した左側開口42から収容した後に、バネ9を圧縮させて、フラッパー3の第1軸部321の内側部をセグメント4の第2支承部412に形成した取付孔412aに挿通させるとともに、フラッパー3の第2軸部332の外側部をセグメント4の第3支承部421に形成した取付孔421aに挿通させる。
そして、セグメント腕部91をセグメント4の背面に、フラッパー腕部92をフラッパー3の裏面に係止するようにバネ9を配設した後、バネ9の圧縮を解放し、フラッパー3の第1軸部321の内側部にも挿通させる。すると、バネ9はフラッパー3を商品収納通路2に突出する方向に付勢するとともに、フラッパー3を左方(図5および図6において右方)に付勢する。したがって、フラッパー3の左側の支持部33(図5および図6において右側の支持部)がセグメント4の第3支承部421に常時当接するようになる。このため、セグメント4からフラッパー3が簡単に脱落することはない。
その後、図5に示すように、抜け止め部332を折り曲げると、バネ9の付勢力に抗してフラッパー3を右方(図5において左方)に移動させても、フラッパー3と抜け止め部332とが当接して、セグメント4からフラッパー3が脱落することがない。
上述したフラッパー3をセグメント4に取り付けたフラッパーの取付構造によれば、フラッパー3に形成した第1軸部321の外側部と内側部とをセグメント4の右側開口41の両側縁部に形成した第1支承部411と第2支承部412とにより支承し、フラッパー3に形成した第2軸部331の外側部をセグメント4の左側開口42の側縁部に形成した第3支承部421により支承するので、フラッパー3に働く力を分散することができ、フラッパー3の強度を向上することができる。
また、第1支持部32および第2支持部33から両側に、支持部32,33との境界部分の断面積が最大となるように、第1支持部32および第2支持部33の側縁から直角方向に延在した側部を円筒状に折り曲げて、第1軸部321と第2支持部331とを形成したので、十分な強度を得ることができ、商品収納通路2を通過する商品の衝撃によるフラッパー3の破損を防止することができる。
また、このフラッパーによれば、セグメント4から突出する方向にフラッパー3を付勢するバネ9を第2軸部332の内側部に挿通させて取り付けたので、小さなスペースに効率よくフラッパー3を取り付けることができる。
さらに、第2軸部331の軸端部から延在する抜け止め部332折り曲げると、バネ9の付勢力に抗してフラッパー3を右方(図5において左方)に移動させても、フラッパー3と抜け止め部332とが当接して、セグメント4からフラッパー3が脱落することがない。したがって、セグメント4からフラッパー3の脱落を防止するために、別途抜け止めを設ける必要がない。
次に、奥側に配設するセグメント5を例にフラッパーの取付構造を具体的に説明する。なお、図10は手前側に配設するセグメントを正面から見た斜視図、図11は図10に示したセグメントを背面から見た斜視図、図12は図11に示したセグメントの分解斜視図である。
奥側のセグメント5に取り付けるフラッパー3は、手前側のセグメント4に取り付けるフラッパー3と同一形状のものであり、手前側のセグメント4と奥側のセグメント5とに共用される。また、奥側のセグメント5とフラッパー3との間に介装するバネ9も手前側のセグメント4とフラッパー3との間に介装するバネ9と同一形状のものであり、共用される。したがって、フラッパー3、バネ9については、同一の符合を付して説明を省略する。
図10に示すように、奥側に配設するセグメント5を正面から見た場合に下部左側となる位置(図11および図12のように背面から見た場合には下部右側となる位置)には、右側開口(第1開口)51と左側開口(第2開口)52(図11および図12参照)の二つの開口が形成してある。これらの開口51,52は、フラッパー3の揺動範囲を画定するものであり、開口51,52の上縁とフラッパー3の上面とが当接した場合には、フラッパー3がやや前下がり姿勢となり(図2参照)、開口51,52の下縁とフラッパー3の下面とが当接した場合には、フラッパー3が大きく前下がり姿勢となる。なお、フラッパー3上に商品がない場合には、開口51,52の上縁とフラッパー3の上面とが当接してフラッパー3はやや前下がり姿勢で待機する。
図11および図12に示すように、セグメント5の右側開口51(図11および図12において左側の開口)の両側縁部には、フラッパー3を支承する第1支承部511と第2支承部512とがセグメント5から背面側に切り起こして形成してある。また、セグメント5の左側開口52(図11および図12において右側の開口)の左側側縁部(図11および図12において右側の縁部)には、フラッパー3を支承する第3支承部521がセグメント5から背面側に切り起こして形成してある。これらの支承部511,512,521には、同一の軸心となるように、それぞれ、フラッパー取付孔511a,512a,521aが形成してある。
次に奥側のセグメント5に対するフラッパー3の取付手順を説明する。
まず、フラッパー3の第2軸部331の内側部にバネ9を挿通した後、フラッパー3の支持部32をセグメント5に形成した右側開口51から収容して、フラッパー3の第1軸部321の外側部をセグメント5の第1支承部511に形成した取付孔511aに挿通させる。その後、フラッパー3の支持部33をセグメント5に形成した左側開口52から収容した後に、バネ9を圧縮させて、フラッパー3の第1軸部321の内側部をセグメント5の第2支承部512に形成した取付孔512aに挿通させるとともに、フラッパー3の第2軸部332の外側部をセグメント5の第3支承部521に形成した取付孔521aに挿通させる。
そして、セグメント腕部91をセグメント5の背面に、フラッパー腕部92をフラッパー3の裏面に係止するようにバネ9を配設した後、バネ9の圧縮を解放し、フラッパー3の第1軸部321の内側部にも挿通させる。すると、バネ9はフラッパー3を商品収納通路2に突出する方向に付勢するとともに、フラッパー3を左方(図11および図12において右方)に付勢する。したがって、フラッパー3の左側の支持部33(図11および図12において右側の支持部)がセグメント5の第3支承部521に常時当接するようになる。このため、セグメント5からフラッパー3が簡単に脱落することはない。
その後、図11に示すように、抜け止め部332折り曲げると、バネ9の付勢力に抗してフラッパー3を右方(図11において左方)に移動させても、フラッパー3と抜け止め部332とが当接して、セグメント5からフラッパー3が脱落することがない。
上述したフラッパー3を取り付けたセグメント5によれば、フラッパー3に形成した第1軸部321の外側部と内側部とをセグメント4の右側開口51の両側縁部に形成した第1支承部511と第2支承部512とにより支承し、フラッパー3に形成した第2軸部332の外側部をセグメント5の左側開口52の側縁部に形成した第3支承部521により支承するので、フラッパー3に働く力を分散することができ、フラッパー3の強度を向上することができる。
また、第1支持部32および第2支持部33から両側に、支持部32,33との境界部分の断面積が最大となるように、第1支持部32および第2支持部33の側縁から直角方向に延在した側部を円筒状に折り曲げて、第1軸部321と第2支持部331とを形成したので、十分な強度を得ることができ、商品収納通路2を通過する商品の衝撃によるフラッパー3の破損を防止することができる。
また、このフラッパーによれば、セグメント5から突出する方向にフラッパー3を付勢するバネ9を第2軸部332の内側部に挿通させて取り付けたので、小さなスペースに効率よくフラッパー3を取り付けることができる。
さらに、第2軸部331の軸端部から延在する抜け止め部332折り曲げると、バネ9の付勢力に抗してフラッパー3を右方(図11において左方)に移動させても、フラッパー3と抜け止め部332とが当接して、セグメント5からフラッパー3が脱落することがない。したがって、セグメント5からフラッパー3の脱落を防止するために、別途抜け止めを設ける必要がない。
くわえて、奥側のセグメント5に取り付けるフラッパー3およびバネ9は、手前側のセグメント4に取り付けるフラッパー3およびバネ9と同一形状を有しているので、共用できる。したがって、フラッパー3およびバネ9を別途作成する必要がなく、フラッパー3およびバネ9の作成に要する初期費用を低減でき、フラッパー3およびバネ9の管理費用を低減できる。
以上のように、本発明に係るフラッパーの取付構造は、自動販売機に内蔵されるサーペンタイン方式を採用した商品収納ラックに有用であり、特に、セグメントに対するフラッパーの取付構造に適している。
本発明の実施例に係るフラッパーを取り付けた商品収納ラックを示す縦断側面図である。 一対のセグメントを示す側面図である。 一対のセグメントを示す平面図である。 手前側に配設するセグメントを正面から見た斜視図である。 図4に示したセグメントを背面から見た斜視図である。 図5に示したセグメントの分解斜視図である。 図6に示したフラッパーの斜視図である。 図7に示したフラッパーの軸部を示す拡大図である。 図8のA−A断面図である。 奥側に配設するセグメントを正面から見た斜視図である。 図10に示したセグメントを背面から見た斜視図である。 図11に示したセグメントの分解斜視図である。 従来例に係るフラッパーの斜視図である。 図13に示したフラッパーの軸部を示す拡大図である。 図14のB−B断面図である。
符号の説明
2 商品収納通路
3 フラッパー
31 当接部
32 支持部
321 第1軸部
33 支持部
331 第2軸部
332 抜け止め部
4 セグメント
41 右側開口
411 第1支承部
411a 取付孔
412 第2支承部
412a 取付孔
42 左側開口
421 第3支承部
421a 取付孔
5 セグメント
51 右側開口
511 第1支承部
511a 取付孔
512 第2支承部
512a 取付孔
52 左側開口
521 第3支承部
521a 取付孔
9 バネ
91 セグメント腕部
92 フラッパー腕部

Claims (1)

  1. 支持部から側方に延在した側部を円筒状に折り曲げて軸部とし、セグメントに支承するフラッパーにおいて、
    支持部との境界部分の断面積が最大となるように、側部を形成したことを特徴とするフラッパー。
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