JP2006251876A - メモリ制御装置及びメモリ制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 リフレッシュ動作を必要とするダイナミックRAMが複数接続された場合、全てのダイナミックRAMに供給される電流量を平滑化してピーク電流を減少させることが可能なメモリ制御装置及びメモリ制御方法を提供すること。
【解決手段】 システムLSI103には、メモリ制御装置104が搭載されている。メモリ制御装置104は、SDRAM101、102に対してリフレッシュコマンドを発行するタイミングをずらすように調整し、リフレッシュ動作が行われていないSDRAMに対し、リードアクセス、ライトアクセス及びパワーダウン(省電力制御)を可能にする。
【選択図】 図1
【解決手段】 システムLSI103には、メモリ制御装置104が搭載されている。メモリ制御装置104は、SDRAM101、102に対してリフレッシュコマンドを発行するタイミングをずらすように調整し、リフレッシュ動作が行われていないSDRAMに対し、リードアクセス、ライトアクセス及びパワーダウン(省電力制御)を可能にする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ダイナミックRAMの制御を行うメモリ制御装置及びメモリ制御方法に関する。
近年、安価で大容量かつ高速アクセス可能なメモリとして、SDRAM(同期型DRAM:Synchronous DRAM)が注目されている。そして、SDRAMが携帯端末に搭載されるにつれ、その消費電流に対する工夫が必要となってきた。特に、メモリ内容を保持するための、ダイナミックRAM(DRAM)特有のリフレッシュ動作は、SDRAMへのアクセスが不要であったとしても、必要な動作であるが、その消費電流は携帯端末の電池寿命に大きな影響を与えていた。
消費電流を削減する方法として、アクセスしたいバンクとセルフリフレッシュを実行させたいバンクとが混在する場合、一部のバンクに対し、選択的にリフレッシュ動作を実行するSDRAMが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来のSDRAMに対するメモリ制御装置にあっては、SDRAMの全ての領域を使用する場合、全てのバンクに対してリフレッシュ動作を行う必要があった。特に、SDRAMの中には、リフレッシュ電流がバースト動作(Burst Operation)中の電流に比べて大きく上回るものが多々存在し、また、携帯端末向けのシステムLSIとして、複数のSDRAMを接続するものが主流になりつつあることを考慮すると、同時に複数のSDRAMに対してリフレッシュ動作を行った場合、そのピーク電流は極めて大きくなってしまうといった事情があった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、リフレッシュ動作を必要とするダイナミックRAMが複数接続された場合、全てのダイナミックRAMに供給される電流量を平滑化してピーク電流を減少させることが可能なメモリ制御装置及びメモリ制御方法を提供することを目的とする。
本発明のメモリ制御装置は、前記ダイナミックRAMと接続する接続手段と、前記接続手段に複数の前記ダイナミックRAMが接続された場合、前記ダイナミックRAMにリフレッシュ動作を行わせるためのリフレッシュコマンドの発行タイミングを、前記接続されたダイナミックRAM毎にずらすように調整するタイミング調整手段と、を備える。
この構成により、リフレッシュ動作を必要とするダイナミックRAMが複数接続された場合、全てのダイナミックRAMに供給される電流量を平滑化してピーク電流を減少させることができる。つまり、同時にリフレッシュ動作を行うダイナミックRAMを制限することが可能となり、ピーク電流を分散させることができる。
また、本発明のメモリ制御装置は、前記タイミング調整手段によって前記リフレッシュコマンドの発行タイミングが調整され、前記リフレッシュ動作が行われていないダイナミックRAMに対し、チップセレクト信号を有効にしてリードアクセスを可能にするリードアクセス手段を更に備える。
この構成により、リフレッシュ動作が行われていないダイナミックRAMに対し、リードアクセスを行うことができる。
また、本発明のメモリ制御装置は、前記タイミング調整手段によって前記リフレッシュコマンドの発行タイミングが調整され、前記リフレッシュ動作が行われていないダイナミックRAMに対し、チップセレクト信号を有効にしてライトアクセスを可能にするライトアクセス手段を更に備える。
この構成により、リフレッシュ動作が行われていないダイナミックRAMに対し、ライトアクセスを行うことができる。
また、本発明のメモリ制御装置は、前記タイミング調整手段によって前記リフレッシュコマンドの発行が調整され、前記リフレッシュ動作が行われていないダイナミックRAMに対し、クロックイネーブル信号を有効にして省電力制御を可能にする省電力制御手段を更に備える。
この構成により、リフレッシュ動作が行われていないダイナミックRAMに対し、省電力制御を行うことができる。
また、本発明の集積回路は、同時に複数のダイナミックRAMにアクセス可能な集積回路であって、上記のメモリ制御装置を備える。この構成により、リフレッシュ動作を必要とするダイナミックRAMが複数接続しても消費電流の削減が可能な集積回路を提供することができる。
本発明の携帯端末は、上記の集積回路を搭載する携帯端末である。この構成により、携帯端末における消費電流の削減を図ることができる。
本発明のメモリ制御方法は、ダイナミックRAMの制御を行うメモリ制御方法であって、複数の前記ダイナミックRAMが接続された場合、前記ダイナミックRAMにリフレッシュ動作を行わせるためのリフレッシュコマンドの発行タイミングを、前記接続されたダイナミックRAM毎にずらすように調整するステップを有する。
この方法により、リフレッシュ動作を必要とするダイナミックRAMが複数接続された場合、全てのダイナミックRAMに供給される電流量を平滑化してピーク電流を減少させることができる。つまり、同時にリフレッシュ動作を行うダイナミックRAMを制限することが可能となり、ピーク電流を分散させることができる。
本発明によれば、リフレッシュ動作を必要とするダイナミックRAMが複数接続された場合、全てのダイナミックRAMに供給される電流量を平滑化してピーク電流を減少させることが可能なメモリ制御装置及びメモリ制御方法を提供することができる。
本発明のメモリ制御装置及びメモリ制御方法の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態のメモリ制御装置は、携帯端末に適用され、メモリアクセス制御システムを構成するシステムLSIに搭載される。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るメモリアクセス制御システムの構成を示す図である。このメモリアクセス制御システムは、システムLSI103、及びこのシステムLSI103に接続された2つのSDRAM101、102から構成される。なお、本実施形態では、システムLSIには、2個のSDRAMが接続されているが、3個以上のSDRAMが接続されてもよいことは勿論である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るメモリアクセス制御システムの構成を示す図である。このメモリアクセス制御システムは、システムLSI103、及びこのシステムLSI103に接続された2つのSDRAM101、102から構成される。なお、本実施形態では、システムLSIには、2個のSDRAMが接続されているが、3個以上のSDRAMが接続されてもよいことは勿論である。
システムLSI103は、内部バス107を介してCPU105、DMA106、メモリ制御装置104等が接続された構成を有する。メモリ制御装置104及びSDRAM101、102間には、それぞれクロックイネーブル(CKE)信号111a、111b、チップセレクト(CS)信号112a、112b及びバイトレーン選択(BA)信号113a、113bの通信路が独立に接続されるとともに、その他の制御信号114は共通に接続されている。また、メモリ制御装置104及びSDRAM101、102間には、それぞれデータバス117a、117bが独立に接続されている。このように、1個当たりのSDRAMのデータバスの幅(バス幅)に比べてシステムLSIのデータバスの幅が広い場合、システムLSIのデータバスの一部を単独のSDRAMで使用することになるので、複数のSDRAMに対して同時にリード・ライトアクセスを行うことが可能である。
本実施形態では、システムLSI103に接続された各SDRAM101、102は、16ビットのバス幅を有する。また、各SDRAM101、102には、データバスに対応するバイトレーン選択(BA)信号が接続されている。システムLSI103は、メモリ制御装置104を通じてSDRAM101、102にアクセス可能であり、一方のSDRAMに対して上位16ビット、他方のSDRAMに対して下位16ビットの合計32ビットのSDRAMを接続した場合と同等の機能を実現する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るメモリアクセス装置の概略構成を示す図である。図2に示すように、メモリアクセス装置104は、SDRAM101、102に接続されるメモリ接続部121と、タイミング調整部122と、リードアクセス部123と、ライトアクセス部124と、省電力制御部125とを有する。
タイミング調整部122は、SDRAMにリフレッシュ動作を行わせるためのリフレッシュコマンドの発行タイミングを、接続されたSDRAM毎にずらすように調整する。リードアクセス部123は、SDRAMに対してチップセレクト信号を有効にしてリードアクセスを行う。なお、一つのSDRAMに対してリフレッシュ動作が行われている間は、リフレッシュ動作が行われていないダイナミックRAMに対してチップセレクト信号を有効にすることで、リードアクセスを可能にしている。
ライトアクセス部124は、SDRAMに対してチップセレクト信号を有効にしてライトアクセスを行う。なお、一つのSDRAMに対してリフレッシュ動作が行われている間は、リフレッシュ動作が行われていないダイナミックRAMに対してチップセレクト信号を有効にすることで、ライトアクセスを可能にしている。省電力制御部125は、DRAMに対してクロックイネーブル信号を有効にして省電力制御を行う。なお、一つのSDRAMに対してリフレッシュ動作が行われている間は、リフレッシュ動作が行われていないダイナミックRAMに対してクロックイネーブル信号を有効にすることで、省電力制御を可能にしている。
次に、上記構成を有するメモリアクセス制御システムの動作を示す。ここでは、一方のSDRAMに対してリード動作を行っている間、他方のSDRAMに対してリフレッシュ動作を行う場合を示す。図3はリード動作及びリフレッシュ動作を行う際の各部の信号の変化を示すタイミングチャートである。図中、「CLK」はクロックを表す。「CS@CS0」、「CS@CS1」は、それぞれSDRAM101、102に対するチップセレクト信号を表す。「Command@CS0」、「Command@CS1」は、それぞれSDRAM101、102に対するコマンドを表す。「DQ@CS0」、「DQ@CS1」は、それぞれSDRAM101、102に対するデータを表す。
区間201では、2つのSDRAM101、102が同時にリード動作を行っている。 すなわち、メモリ制御装置104は、2つのSDRAM101、102に対して同時に、クロック(CLK)に同期するチップセレクト(CS)信号(CS@CS0、CS@CS1)を有効にするとともに、アクティブコマンド(Act)及びそれに続くリードコマンド(Read)を発行する。これにより、データバス117a、117bを介してそれぞれSDRAM101、102からシステムLSI103にデータ(D00〜D03、D10〜D13)が転送される。このデータ転送中、メモリ制御装置104は、SDRAMをリフレッシュする前に必要な電荷を集めるためのプリチャージコマンド(Precharge)を発行する。
区間201の終わりには、一方のSDRAM101に対し、チップセレクト信号(CS@CS0)を有効にするとともにリフレッシュコマンド(CBR)を発行し、続くクロックに同期して他方のSDRAM102に対し、チップセレクト(CS)信号(CS@CS1)を有効にするとともに、アクティブコマンド(Act)及びそれに続くリードコマンド(Read)を発行する。これにより、区間202では、一方のSDRAM101では、リフレッシュ動作が行われている間、他方のSDRAM102では、データバス117bを介してSDRAM102からシステムLSI103にデータ(D14〜D17)が転送される。このデータ転送中、メモリ制御装置104はプリチャージコマンド(Precharge)を発行する。
区間203では、区間202と反対の動作が行われる。つまり、区間202の終わりには、他方のSDRAM102に対し、チップセレクト信号(CS@CS1)を有効にするとともにリフレッシュコマンド(CBR)を発行し、続くクロックに同期して一方のSDRAM101に対し、チップセレクト(CS)信号(CS@CS0)を有効にするとともに、アクティブコマンド(Act)及びそれに続くリードコマンド(Read)を発行する。これにより、区間203では、一方のSDRAM102では、リフレッシュ動作が行われている間、他方のSDRAM101では、データバス117aを介してそれぞれSDRAM101からシステムLSI103にデータ(D04〜D07)が転送される。このデータ転送中、メモリ制御装置104は、プリチャージコマンド(Precharge)を発行する。このように、区間202及び区間203では、片方のSDRAMに対してのみ、リフレッシュコマンド(CBR)が発行される。
図4はライト動作及びリフレッシュ動作を行う際の各部の信号の変化を示すタイミングチャートである。区間301では、2つのSDRAM101、102が同時にライト動作を行っている。すなわち、メモリ制御装置104は、2つのSDRAM101、102に対して同時に、クロック(CLK)に同期するチップセレクト(CS)信号(CS@CS0、CS@CS1)を有効にするとともに、アクティブコマンド(Act)及びそれに続くライトコマンド(Write)を発行する。これにより、データバス117a、117bを介してシステムLSI103からSDRAM101、102にそれぞれデータ(D00〜D03、D10〜D13)が転送される。このデータ転送が終わると、メモリ制御装置104は、SDRAMをリフレッシュする前に必要な電荷を集めるためのプリチャージコマンド(Precharge)を発行する。
区間301の終わりには、メモリ制御装置104は、一方のSDRAM101に対し、チップセレクト信号(CS@CS0)を有効にするとともにリフレッシュコマンド(CBR)を発行し、他方のSDRAM102に対し、続くクロックに同期してチップセレクト(CS)信号(CS@CS1)を有効にするとともに、アクティブコマンド(Act)及びそれに続くライトコマンド(Write)を発行する。これにより、区間302では、一方のSDRAM101では、リフレッシュ動作が行われている間、他方のSDRAM102では、データバス117bを介してシステムLSI103からSDRAM102にデータ(D14〜D17)が転送される。このデータ転送が終わると、メモリ制御装置104はプリチャージコマンド(Precharge)を発行する。
区間303では、区間302と反対の動作が行われる。つまり、区間302の終わりには、他方のSDRAM102に対し、チップセレクト信号(CS@CS1)を有効にするとともにリフレッシュコマンド(CBR)を発行し、続くクロックに同期して一方のSDRAM101に対し、チップセレクト(CS)信号(CS@CS0)を有効にするとともに、アクティブコマンド(Act)及びそれに続くライトコマンド(Write)を発行する。これにより、一方のSDRAM102では、リフレッシュ動作が行われている間、他方のSDRAM101では、データバス117aを介してシステムLSI103からSDRAM101にデータ(D04〜D07)が転送される。このデータ転送が終わると、メモリ制御装置104はプリチャージコマンド(Precharge)を発行する。このように、区間302及び区間303では、片方のSDRAMに対してのみ、リフレッシュコマンド(CBR)が発行される。
図5はパワーダウン動作及びリフレッシュ動作を行う際の各部の信号の変化を示すタイミングチャートである。区間401では、2つのSDRAM101、102が同時にパワーダウン(省電力)動作を行っている。すなわち、メモリ制御装置104は、2つのSDRAM101、102に対して同時に、クロックイネーブル(CKE)信号を有効にしてパワーダウンコマンド(Powerdown)を発行する。これにより、2つのSDRAM101、102は省電力モードに移行する。
区間401の終わりには、メモリ制御装置104は、一方のSDRAM101に対し、クロックイネーブル(CKE)信号を無効にし、チップセレクト信号(CS@CS0)を有効にするとともにリフレッシュコマンド(CBR)を発行し、他方のSDRAM102に対しては、そのままの状態とする。これにより、区間402では、一方のSDRAM101でリフレッシュ動作が行われ、他方のSDRAM102では、省電力モードが継続する。
区間402の終わりには、メモリ制御装置104は、他方のSDRAM102に対し、クロックイネーブル(CKE)信号を無効にし、チップセレクト信号(CS@CS1)を有効にするとともにリフレッシュコマンド(CBR)を発行し、一方のSDRAM101に対し、クロックイネーブル(CKE)信号を有効にするとともにパワーダウンコマンド(Powerdown)を発行する。これにより、区間403では、一方のSDRAM102でリフレッシュ動作が行われ、他方のSDRAM101では、省電力モードが継続する。このように、区間402及び区間403では、片方のSDRAMに対してのみ、リフレッシュコマンド(CBR)が発行される。
このような第1の実施形態のメモリアクセス制御システムによれば、リフレッシュ動作を必要とする2個のSDRAMがシステムLSIに接続されている場合、各SDRAMのリフレッシュ動作の発生タイミングをずらすように調整し、SDRAMのリフレッシュ時のピーク電流を分散させることによって、システム全体の電流量を平滑化することができ、ピーク電流を減少させることができる。
(第2の実施形態)
図6は第2の実施形態におけるメモリアクセス制御システムの構成を示す図である。前記第1の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付すことによりその説明を省略する。メモリアクセス制御システムは、前記第1の実施形態と同様、システムLSI103、及びこのシステムLSI103に接続された2つのSDRAM101、102から構成されるが、SDRAMの数は2つに限らず、任意の数でよいことは勿論である。また、システムLSI103は、内部バス107を介してCPU105、DMA106、メモリ制御装置154等が接続された構成を有し、メモリ制御装置104を通じてSDRAM101、102にアクセスを行う。
図6は第2の実施形態におけるメモリアクセス制御システムの構成を示す図である。前記第1の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付すことによりその説明を省略する。メモリアクセス制御システムは、前記第1の実施形態と同様、システムLSI103、及びこのシステムLSI103に接続された2つのSDRAM101、102から構成されるが、SDRAMの数は2つに限らず、任意の数でよいことは勿論である。また、システムLSI103は、内部バス107を介してCPU105、DMA106、メモリ制御装置154等が接続された構成を有し、メモリ制御装置104を通じてSDRAM101、102にアクセスを行う。
第2の実施形態では、前記第1の実施形態と異なり、システムLSI103のデータバスの幅はSDRAM101、102のデータバスの幅と同一である。つまり、メモリ制御装置154及びSDRAM101、102間には、共通のデータバス156が接続されている。このデータバス156が共通であることに伴い、バイトレーン選択(BA)信号152も共通になっている。このように、SDRAM101、102がシステムLSI103とデータバス156を共有するので、SDRAM101、102に対するリード・ライトアクセスは同時に発生しない。
図7はリード動作及びリフレッシュ動作を行う際の各部の信号の変化を示すタイミングチャートである。図中の表記は前記第1の実施形態と同様である。区間501の開始前には、メモリ制御装置154は、クロックに同期して、一方のSDRAM101に対し、チップセレクト信号(CS@CS0)を有効にするとともにリフレッシュコマンド(CBR)を発行する。続くクロックに同期して区間501では、他方のSDRAM102に対し、チップセレクト(CS)信号(CS@CS1)を有効にするとともに、アクティブコマンド(Act)及びそれに続くリードコマンド(Read)を発行する。これにより、区間501では、一方のSDRAM101でリフレッシュ動作が行われている間、他方のSDRAM102でデータバス156を介してSDRAM102からシステムLSI103にデータ(D14〜D17)が転送される。このデータ転送中、メモリ制御装置154はプリチャージコマンド(Precharge)を発行し、区間501の終わりには、チップセレクト信号(CS@CS1)を有効にするとともにリフレッシュコマンド(CBR)を発行する。
区間502では、他方のSDRAM102のリフレッシュ動作が行われる。一方のSDRAM101に対し、区間502の開始前に、チップセレクト(CS)信号(CS@CS0)を有効にするとともに、アクティブコマンド(Act)及びそれに続くリードコマンド(Read)を発行する。これにより、他方のSDRAM102では、リフレッシュ動作が行われている間、一方のSDRAM101では、データバス156を介してSDRAM101からシステムLSI103にデータ(D04〜D07)が転送される。このデータ転送中、メモリ制御装置154はSDRAM101にプリチャージコマンド(Precharge)を発行する。そして、区間502の終わりには、チップセレクト信号(CS@CS0、CS@CS0)を有効にするとともにアクティブコマンド(Act)を発行する。このように、区間501及び区間502では、片方のSDRAMに対してリードアクセスを行い、もう片方のSDRAMに対してリフレッシュコマンド(CBR)を発行し、SDRAM101、102に対し、同時にリードアクセスが行われることは無い。
図8はライト動作及びリフレッシュ動作を行う際の各部の信号の変化を示すタイミングチャートである。区間601の開始前では、メモリ制御装置154は、クロックに同期して、一方のSDRAM101に対し、チップセレクト信号(CS@CS0)を有効にするとともにリフレッシュコマンド(CBR)を発行する。
続くクロックに同期して区間601では、他方のSDRAM102に対し、チップセレクト(CS)信号(CS@CS1)を有効にするとともに、アクティブコマンド(Act)及びそれに続くライトコマンド(Write)を発行する。これにより、区間601では、一方のSDRAM101でリフレッシュ動作が行われている間、他方のSDRAM102でデータバス156を介してシステムLSI103からSDRAM102にデータ(D14〜D17)が転送される。このデータ転送中、メモリ制御装置154はSDRAM102にプリチャージコマンド(Precharge)を発行し、区間601の終わりには、チップセレクト信号(CS@CS1)を有効にするとともにリフレッシュコマンド(CBR)を発行する。
区間602では、他方のSDRAM102のリフレッシュ動作が行われる。一方のSDRAM101に対し、区間602の開始前に、チップセレクト(CS)信号(CS@CS0)を有効にするとともに、アクティブコマンド(Act)及びそれに続くライトコマンド(Write)を発行する。これにより、他方のSDRAM102では、リフレッシュ動作が行われている間、一方のSDRAM101では、データバス156を介してシステムLSI103からSDRAM101にデータ(D04〜D07)が転送される。
このデータ転送中、メモリ制御装置154はSDRAM101にプリチャージコマンド(Precharge)を発行し、区間602の終わりには、チップセレクト信号(CS@CS0、CS@CS1)を有効にするとともにアクティブコマンド(Act)を発行する。このように、区間601及び区間602では、片方のSDRAMに対してライトアクセスを行い、もう片方のSDRAMに対してリフレッシュコマンド(CBR)を発行し、SDRAM101、102に対し、同時にライトアクセスが行われることは無い。
このような第2の実施形態のメモリアクセス制御システムによれば、前記第1の実施形態と同様、リフレッシュ動作を必要とする2個のSDRAMがシステムLSIに接続されている場合、各SDRAMのリフレッシュ動作の発生タイミングをずらすように調整し、SDRAMのリフレッシュ時のピーク電流を分散させることによって、システム全体の電流量を平滑化することができ、ピーク電流を減少させることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。例えば、上記第1、第2の実施形態では、リードコマンドあるいはライトコマンドを発行する前のアクティブコマンド(ACT)とリフレッシュコマンド(CBR)との時間関係において、リフレッシュコマンドの発行がアクティブコマンドの発行より先であるが、この順序に拘束されるものではなく、リフレッシュコマンドの発行がアクティブコマンドの発行より後であってもよい。
また、上記各実施形態では、システムLSIに2個のSDRAMが接続された場合を示したが、前述したように3個以上のSDRAMが接続される場合においても、本発明は同様に適用可能であり、リフレッシュ動作をできる限り分散させることで、そのピーク電流を減少させることができる。例えば、3個以上のSDRAMが接続された場合、1個のSDRAMに対してリフレッシュコマンドを発行するタイミングと、その他の2個のSDRAMに対して同時にリフレッシュコマンドを発行するタイミングとに分けて設定してもよいし、3個のSDRAMに対して別々にリフレッシュコマンドを発行するようなタイミングに設定してもよい。このように、3個以上のSDRAMに対するリフレッシュコマンドの発行タイミングの組み合わせは、各SDRAMの許容期間内にリフレッシュが行われる限り、任意である。また、上記各実施形態では、SDRAMに適用された場合を示したが、クロックに同期した動作を行わない通常のDRAMに適用してもよいことは勿論である。
本発明のメモリアクセス制御装置及びメモリアクセス制御方法は、リフレッシュ動作を必要とするダイナミックRAMが複数接続された場合、全てのダイナミックRAMに供給される電流量を平滑化してピーク電流を減少させることが可能な効果を有し、携帯電話等に搭載される集積回路等に有用である。
101、102 SDRAM
103 システムLSI
104、154 メモリ制御装置
117a、117b、156 データバス
121 メモリ接続部
122 タイミング調整部
123 リードアクセス部
124 ライトアクセス部
125 省電力制御部
103 システムLSI
104、154 メモリ制御装置
117a、117b、156 データバス
121 メモリ接続部
122 タイミング調整部
123 リードアクセス部
124 ライトアクセス部
125 省電力制御部
Claims (7)
- ダイナミックRAMの制御を行うメモリ制御装置であって、
前記ダイナミックRAMと接続する接続手段と、
前記接続手段に複数の前記ダイナミックRAMが接続された場合、前記ダイナミックRAMにリフレッシュ動作を行わせるためのリフレッシュコマンドの発行タイミングを、前記接続されたダイナミックRAM毎にずらすように調整するタイミング調整手段と、
を備えるメモリ制御装置。 - 請求項1記載のメモリ制御装置であって、
前記タイミング調整手段によって前記リフレッシュコマンドの発行タイミングが調整され、前記リフレッシュ動作が行われていないダイナミックRAMに対し、チップセレクト信号を有効にしてリードアクセスを可能にするリードアクセス手段を更に備えるメモリ制御装置。 - 請求項1記載のメモリ制御装置であって、
前記タイミング調整手段によって前記リフレッシュコマンドの発行タイミングが調整され、前記リフレッシュ動作が行われていないダイナミックRAMに対し、チップセレクト信号を有効にしてライトアクセスを可能にするライトアクセス手段を更に備えるメモリ制御装置。 - 請求項1記載のメモリ制御装置であって、
前記タイミング調整手段によって前記リフレッシュコマンドの発行が調整され、前記リフレッシュ動作が行われていないダイナミックRAMに対し、クロックイネーブル信号を有効にして省電力制御を可能にする省電力制御手段を更に備えるメモリ制御装置。 - 同時に複数のダイナミックRAMにアクセス可能な集積回路であって、請求項1ないし4のいずれか一項記載のメモリ制御装置を備える集積回路。
- 請求項5記載の集積回路を搭載する携帯端末。
- ダイナミックRAMの制御を行うメモリ制御方法であって、
複数の前記ダイナミックRAMが接続された場合、前記ダイナミックRAMにリフレッシュ動作を行わせるためのリフレッシュコマンドの発行タイミングを、前記接続されたダイナミックRAM毎にずらすように調整するステップを有するメモリ制御方法。
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