JP2006251713A - 光スイッチ - Google Patents

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Tetsuo Ejiri
哲夫 江尻
Takanori Sugiyama
貴則 杉山
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Abstract

【課題】簡便な光スイッチにおいて、器体から導出される光ファイバが平行であってより小型化されたものとする。
【解決手段】光を入射又は出射する光ファイバ2が導出された器体3と、各光ファイバ2と光結合するコリメートレンズC1〜C3と、これらのレンズと空間を隔てて対向配置された固定プリズム42と、光ファイバ22から入射された光の進行方向を他の光ファイバ23へ向かうように動的に変更する直角プリズムPと、を備える。直角プリズムPは、傾動するアーム51に保持され、アーム51の傾動に伴いコリメートレンズC2と固定プリズム42との間における光路から離脱して光ファイバ21,22間で光信号を伝播させ、又は光路に挿入されて光路上の光の向きを変え、光ファイバ22,23間で光信号を伝播させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、動的に駆動される光反射部材を用いた光スイッチに関する。
従来から、光反射部材を機械的に移動することにより、ある光ファイバから他の光ファイバへと光の行き先を変更する光スイッチがある。例えば、2つの直角三角柱プリズムを互いの斜辺面を対向させ、光ファイバからの光を、一方のプリズムの斜辺面から入射して入射方向とは逆向き出射させ、その出射光を、他方のプリズムの斜辺面に入射させ、向きを変えて出射させるとともに、他の光ファイバに入射させる配置とした光スイッチがある。この光スイッチは、2つのプリズムの何れかを、そのプリズムの直角をなす2面の交線に直交する方向であって斜辺面に平行な方向に移動することにより、光を入射させる相手先の光ファイバを複数の光ファイバの中から選択し、光の行き先を変更する(例えば、特許文献1参照)。
また、上述の光スイッチと異なり、より単純な可動ミラーからなる光反射部材を用いた簡便な光スイッチがある。これを図6(a)〜(c)、図7(a)(b)、図8、図9(a)(b)を参照して説明する。この光スイッチは、図6乃至図8に示すように、光を入射又は出射する光ファイバ21〜23(総称して光ファイバ2)が導出された器体ベース31及び器体カバー32(併せて器体3)と、各光ファイバ21〜23と光結合するように並設されコリメートレンズブロック41として一体化されたコリメートレンズC1〜C3と、コリメートレンズブロック41と空間を隔てて対向する位置に配置された固定プリズム42と、光ファイバ22から入射された光の進行方向を他の光ファイバ23へ(又は、光ファイバ23から入射された光の進行方向を他の光ファイバ22へ)向かうように動的に変更する可動ミラーMと、を備えている。
この光スイッチは、さらに、電気信号により制御されて電磁力を発生する電磁装置50と、電磁装置50の電磁力によって傾動するアーム51と、電磁装置50を器体3内に保持する光学ベース40と、を備えている。可動ミラーMは、アーム51に接着剤によって固定されて保持されている。これらの電磁装置50、アーム51、及び可動ミラーMは、動的に光の光路を変更してスイッチング動作を行う光路変更手段を構成する。コリメートレンズブロック41と固定プリズム42とは、光学ベース40に固定されて光学ブロック4を形成する。また、電磁装置50は、これを駆動する電力及び制御信号を入出力する端子52を備えている。この端子52は、光学ベース40に設けられた貫通孔52a、器体ベース31に設けられた貫通孔52bを通して器体外部へと導出される。光ファイバ2は、器体ベース31に設けられた溝31aを介して器体外部へ導出され、樹脂充填凹部31bに接着樹脂を充填して器体ベース31に固定されている。
上述の光スイッチの動作を説明する。固定プリズム42は、光ファイバ22からコリメートレンズC2を通して出射される光の進行方向を他のコリメートレンズC1を通してコリメートレンズC1に光結合した光ファイバ21に向かうように光路を変える。可動ミラーMは、アーム51に保持され、図6(b)に示すように、アーム51の傾動に伴いコリメートレンズブロック41と固定プリズム42との間における光路から離脱(OFF状態)して、図9(a)に示すように、光路上の光を通過させる。光スイッチは、このOFF状態で、光ファイバ22からの光を光ファイバ21へと伝播させる。また、可動ミラーMは、図6(c)、図7(a)に示すように、アーム51の傾動に伴いコリメートレンズブロック41と固定プリズム42との間における光路に挿入(ON状態)されて、図9(b)に示すように、光路上の光を反射させる。光スイッチは、このON状態で、光ファイバ22からの光を光ファイバ23へと切り替えて伝播させる。なお、光の進行方向は、光が逆進できるという原理に従うので、上述において光の入射側と出射側を入れ替えても上述の説明は有効である。
特開平11−326795号公報
しかしながら、上述した図6(a)〜(b)などに示す光スイッチを、より簡便な光スイッチという観点から見た場合、この光スイッチは、光ファイバ23が他の光ファイバ21,22と平行でなくて納まりが悪く、また、器体3の形状がなお大きいという問題がある。
本発明は、上記課題を解消するものであって、器体から導出される光ファイバが平行であってより小型化された簡便な光スイッチを提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、光を入射又は出射する光ファイバが導出された器体と、前記各光ファイバと光結合するように前記器体内に複数並設したコリメートレンズと、前記複数のコリメートレンズと空間を隔てて対向する位置に配置され前記いずれかの光ファイバからコリメートレンズを通して出射される光の進行方向を他のコリメートレンズを通して当該コリメートレンズに光結合した光ファイバに向かうように光路を変える固定プリズムと、光ファイバから入射された光を反射してその光の進行方向を他の光ファイバへ向かうように動的に変更する光路変更手段と、を具備し、前記いずれかの光ファイバから出射される光の進行方向を他の光ファイバに向かうように光路を変える光スイッチにおいて、前記光路変更手段は、傾動するアームと、前記アームに保持された直角プリズムと、を備え、直角プリズムは、前記アームの傾動に伴い前記コリメートレンズと固定プリズムとの間における光路に挿入されて光ファイバから入射される光路上の光を当該直角プリズムにおける直交する2つの面で反射して他の光ファイバに向かうように光の進行方向を反転させ、又は光路から離脱されて光路上の光を通過させるものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の光スイッチにおいて、前記光路変更手段は、前記直角プリズムに代えて、鏡面を互いに内側に向けて直交させた2つの反射鏡を備えたものである。
請求項1の発明によれば、光路中に挿入又は光路から離脱される直角プリズムを光反射部材として用いて光の進行方向を切り替えるので、光反射部材として単面の可動ミラーを用いる場合よりも、コリメートレンズと光反射部材との距離を縮めることができ、光スイッチの小型化ができる。また、入出力ファイバを互いに平行にできるので、光スイッチの小型化とともに、光ファイバの納まりが良くなり、その取り回し性が向上する。
請求項2の発明によれば、鏡面を互いに内側に向けて直交させた2つの反射鏡が直角プリズムと同等の機能を有するので、上記同様の効果が奏される。
以下、本発明の一実施形態に係る光スイッチについて、図面を参照して説明する。図1(a)〜(c)、図2(a)〜(c)は、本発明の光スイッチの内部及び一部外面を示し、図3は部品構成を示し、図4(a)(b)は光スイッチング動作に係る主要部を示す。本光スイッチの基本構成は、直角プリズムPを用いている点の他は、背景技術の説明において図6乃至図8に示した光スイッチの構成と大略同じであり、重複説明は省略し、相違点について説明する。すなわち、本発明の光スイッチでは、傾動動作するアーム51に(従来の可動ミラーMに代えて)直角プリズムPが備えられている。この直角プリズムPは、電磁装置50及びアーム51とともに光の光路を変更してスイッチング動作を行う光路変更手段を構成する。
直角プリズムPは、図4(b)に示すように、コリメートレンズブロック41と固定プリズム42との間に挿入され、光ファイバ22からの光を2回反射して、もとの光線に平行な光線として光ファイバ23へと向かわせる。従って、光ファイバ23の方向を、他の2本の光ファイバ21,22と平行にすることができる。各光ファイバ2が互いに平行であるので、光ファイバが並設された横方向の幅、つまり光スイッチにおける横幅が、従来の可動ミラーMを用いた場合よりも狭くできる。また、本光スイッチにおいては、光ファイバ2の取り回し、つまり操作性が向上する。
また、図4(b)に示すように、コリメートレンズC2,C2の間隔に適合するように入射光と反射光との間隔を確保するために必要な空間が、従来の単面の可動ミラーMによる場合に比べて狭くできるので、コリメートレンズブロック41と固定プリズム42との間隔を短くでき、従って、光スイッチの長さを短くできる。なお、図9(b)に示すように、従来の可動ミラーMを用いてこの間隔をより短くしようとすると、光ファイバ22,23間の角度がより大きくなってしまう。
次に、図5(a)(b)を参照して、他の実施形態に係る光スイッチを説明する。この光スイッチは、上述の光スイッチにおける直角プリズムPに代えて、鏡面を互いに内側に向けて直交させた2つの反射鏡M1,M2から成るコーナ反射鏡M0を備えたものである。このようなコーナ反射鏡M0は、上述の直角プリズムPと同等の機能を有するので、コーナ反射鏡M0を備えた光スイッチは、上記同様に小型で操作性の向上したものとなる。
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、アーム51を傾動動作させる駆動力は、上述した電磁装置50による電磁力に限られず、機械的な駆動や手動による駆動によってアーム51を傾動動作させることができる。
(a)は本発明の一実施形態に係る光スイッチの内部平面図、(b)は同光スイッチの直角プリズム非挿入状態における器体の断面と内部側面図、(c)は同光スイッチの直角プリズム挿入状態における器体の断面と内部側面図。 (a)は同上光スイッチの直角プリズム非挿入状態における器体の断面と内部正面図、(b)は同光スイッチの直角プリズム挿入状態における器体の断面と内部正面図、(c)は同光スイッチの正面図。 同上光スイッチの分解斜視図。 (a)は同上光スイッチにおける直角プリズム非挿入状態における光路を説明する内部平面図、(b)は同光スイッチにおける直角プリズム挿入状態における光路を説明する内部平面図。 (a)は本発明の他の実施形態に係る光スイッチにおけるコーナ反射鏡非挿入状態における光路を説明する内部平面図、(b)は同光スイッチにおけるコーナ反射鏡挿入状態における光路を説明する内部平面図。 (a)は従来の光スイッチの内部平面図、(b)は同光スイッチの可動ミラー非挿入状態における器体の断面と内部側面図、(c)は同光スイッチの可動ミラー挿入状態における器体の断面と内部側面図。 (a)は同上従来の光スイッチにおける可動ミラー挿入状態における器体の断面と内部正面図、(b)は同光スイッチの正面図。 同上従来の光スイッチの分解斜視図。 (a)は同上従来の光スイッチにおける可動ミラー非挿入状態における光路を説明する内部平面図、(b)は同光スイッチにおける可動ミラー挿入状態における光路を説明する内部平面図。
符号の説明
2,21,22,23 光ファイバ
3 器体
42 固定プリズム
51 アーム
61 ガイド
C1,C2,C3 コリメートレンズ
P 直角プリズム
M0,M1 反射鏡

Claims (2)

  1. 光を入射又は出射する光ファイバが導出された器体と、前記各光ファイバと光結合するように前記器体内に複数並設したコリメートレンズと、前記複数のコリメートレンズと空間を隔てて対向する位置に配置され前記いずれかの光ファイバからコリメートレンズを通して出射される光の進行方向を他のコリメートレンズを通して当該コリメートレンズに光結合した光ファイバに向かうように光路を変える固定プリズムと、光ファイバから入射された光を反射してその光の進行方向を他の光ファイバへ向かうように動的に変更する光路変更手段と、を具備し、前記いずれかの光ファイバから出射される光の進行方向を他の光ファイバに向かうように光路を変える光スイッチにおいて、
    前記光路変更手段は、傾動するアームと、前記アームに保持された直角プリズムと、を備え、
    前記直角プリズムは、前記アームの傾動に伴い前記コリメートレンズと固定プリズムとの間における光路に挿入されて光ファイバから入射される光路上の光を当該直角プリズムにおける直交する2つの面で反射して他の光ファイバに向かうように光の進行方向を反転させ、又は光路から離脱されて光路上の光を通過させることを特徴する光スイッチ。
  2. 前記光路変更手段は、前記直角プリズムに代えて、鏡面を互いに内側に向けて直交させた2つの反射鏡を備えたことを特徴とする請求項1に記載の光スイッチ。
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