JP2006250566A - ロータリースイッチおよびそれを用いた装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コード出力形式のロータリースイッチにおいて、スイッチの切り替え時にポジション間で誤出力する問題を確実に解消しうるロータリースイッチの提供。
【解決手段】 回転子の回転角度位置に応じて複数のコード端子のそれぞれがアクティブレベルまたは非アクティブレベルのコード出力を行なうコード出力方式のロータリースイッチにおいて、複数のコード端子が正規のコード出力を行なっていることを示す確定信号を出力する確定信号出力端子を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロータリースイッチに関する。また、ロータリースイッチを用いた装置に関する。
パチンコ機またはスロットマシンに代表される従来の遊技機は、可変抵抗で音量の大小を調節するようにしている。しかしながら、抵抗値を変更する構成は、放熱対策を施す必要があったり音質が低下したりするなど、様々な点で問題がある。そこで、特許文献1にあるようなコード出力方式のロータリースイッチとマイコンを使って音量調節を行なうことが思案されている。
実公平06−004516号公報 特開平9−35579号公報
ところで、コード出力方式のロータリースイッチは、図12に示すごとく、スイッチの切り替え時にポジション間で誤出力をするという性質がある。この性質は、段階的な調節を必要とする音量調節等にロータリースイッチを採用するときに問題となる。
特許文献2には、選択されているポジションに隣接するポジションのコードだけを取り出して保持するスイッチ読取装置と、コード変化があったら遅延タイマを作動し、その遅延タイマの作動後のコードを保持するスイッチ読取装置が記載されている。前者であれば、ロータリースイッチを素早く回転させた場合に信号処理に大きな負荷が懸かる。また、スイッチ読取装置を構成する部品点数も多い。後者であれば、逐一、音量を確認できないという問題がある。
上記事情に鑑み、本発明は、誤出力の問題を確実に解消しうるロータリースイッチを提供することを一つの目的とする。また、そのロータリースイッチを用いた電子装置を提供することを他の一つの目的とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するために本発明の第一は、回転子の回転角度位置に応じて複数のコード端子のそれぞれがアクティブレベルまたは非アクティブレベルのコード出力を行なうコード出力方式のロータリースイッチにおいて、複数のコード端子が正規のコード出力を行なっていることを示す確定信号を出力する確定信号出力端子を備えたことを主要な特徴とする。回転子の回転角度位置とは、固定接点に対する回転子の相対的な位置のことである。
また、本発明の第二は、複数のコード端子から設計上の正規のコードが出力される回転角度位置を回転子が占有するときはアクティブな信号出力を行ない、複数のコード端子から設計外の誤ったコードが出力される回転角度位置を回転子が占有するときは非アクティブな信号出力を行なう確定信号出力端子を備えたことを主要な特徴とする。
また、本発明の第三は、複数のコード端子から設計上の正規のコードが出力される回転角度位置を回転子が占有するときはそれら回転角度位置に対応して設けられた接点がコモン端子と接続状態になり、一の回転角度位置から隣の回転角度位置に回転子が変位する途中においては接点がコモン端子と開放状態になる確定信号出力端子を備えたことを主要な特徴とする。
上記ロータリースイッチによれば、確定信号出力端子の信号出力状態で正規のコードが出力されているのか、誤出力が行なわれているのかを見分けることが可能である。たとえば、CPU等の信号の受信装置がコードを読み取る際、確定信号端子を参照し、参照結果に応じてコードの正誤を判断する構成とすることができる。したがって、簡単な構成で受信装置に負荷を懸けず、ポジション間で誤出力をするという問題を解消することができる。
具体的には、上記本発明のロータリースイッチと、そのロータリースイッチの確定信号出力端子の信号出力状態に応じて複数のコード端子が出力するコードを読み取るコード読取手段と、コード読取手段が読み取ったコードに基づいて音量調節、輝度調節またはコントラスト調節を行なう調節手段と、を備えた装置を提案できる。
また、上記本発明のロータリースイッチと、そのロータリースイッチの確定信号出力端子からアクティブな信号が出力されている状態では複数のコード端子の出力するコードを通過させ、確定信号出力端子の信号出力が非アクティブな状態では複数のコード端子の出力するコードを遮断するコード選択回路と、そのコード選択回路を通じて得られるロータリースイッチのコードに基づいて音量調節、輝度調節またはコントラスト調節を行なう調節手段と、を備えた装置を提案できる。
このような装置によれば、音量や輝度の調節手段に常に正規のコードが渡されるので、音量や輝度を段階的かつ正確に変化させることが可能である。
以下、添付の図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明にかかるロータリースイッチの斜視模式図、図2は図1のロータリースイッチの端子配置を示す平面模式図である。図1に示すごとく、ロータリースイッチ11は、固定接点を設けた円盤状の固定板13と、可動接点をなすアーム17が取り付けられた操作軸15とを備えている。固定板13には、複数のコード端子12,14,16,18と確定信号端子23とが設けられている。確定信号端子23は、複数のコード端子12,14,16,18が正規のコード出力を行なっていることを示す確定信号を出力する端子である。操作軸15とアーム17は、固定板13の中心軸周りを一体に回転する回転子である。接触アーム17は金属部品であり、電源供給側の端子であるコモン端子21と常時接続している。操作軸15の内部は、コモン端子21とアーム17とを接続する配線が設けられている。
図2に示すごとく、固定板13の表側にはコード端子12,14,16,18の固定接点をなす接点導体12a,14a,16a,18aが配置されている。接点導体12a,14a,16a,18aは、同じ径方向(トラック)に位置するもの同士が固定板13の裏側で結線して各コード端子12,14,16,18のコード出力を生成している。また、固定板13において接点導体12a,14a,16a,18aは周方向に分離しているので、操作軸15を回転させたときにアーム17との接続と開放を繰り返す。操作軸15の占有する回転角度位置(静止位置)に応じてアーム17と接点導体12a,14a,16a,18aが接触し、対応するコード端子12,14,16,18がコモン端子21に接続する。コード端子12,14,16,18は、コモン端子21と接続した状態でアクティブな信号(H)を出力し、開放した状態で非アクティブな信号(L)を出力する。
また、コード端子12,14,16,18の接点導体12a,14a,16a,18aの周りには、確定信号端子23の固定接点をなす接点導体23aが配置されている。この接点導体23aも固定板13の裏側で結線して確定信号端子23の一つの出力を生成している。確定信号端子23の接点導体23aは、複数のコード端子12,14,16,18から正規のコードが出力される操作軸15の回転角度位置に対応して、周方向に等角度間隔で設けられている。複数のコード端子12,14,16,18から設計上の正規のコードが出力される回転角度位置を操作軸15およびアーム17が占有するときは、独立した個々の接点導体23aとコモン端子21とが接続状態になる。操作軸15が回転し、一の回転角度位置から隣の回転角度位置にアーム17が変位する途中では接点導体23aとコモン端子21が必ず開放状態を経由する。
図3にロータリースイッチ11のタイミングチャートと回路表を示す。図3(a)に示すごとく、確定信号端子23がコモン端子21と接続してアクティブレベル(Hレベル)の信号である確定信号を出力しているときは、図中斜線部で示すように、「1」「2」「4」「8」の各コード端子12,14,16,18は図3(b)に記された正規のコードを出力している。逆に、確定信号端子23がコモン端子21と開放して非アクティブレベル(Lレベル)の信号を出力しているとき、つまり確定信号を出力していないときは、アーム17が正しい位置にきておらず、各コード端子12,14,16,18が正しいコードを出力しているかどうか不明である。すなわち、ロータリースイッチ11によれば、コードが正しく出力されているかどうかを確定信号端子23の出力を見ることによって電気的に確認できる。
次に、図4に示すのは本発明にかかるロータリースイッチの第二実施例である。ロータリースイッチ25は、コード端子の接点導体12a,14a,16a,18aを第一固定板27に設け、確定信号端子の接点導体23aを第二固定板29に設け、それら第一固定板27と第二固定板29とを上下に同心に配置した構造を有する。両固定板27,29の中心にはそれらに共通の操作軸35を配置するとともに、その操作軸35の上下に第一固定板27に対応した第一アーム31と、第二固定板29に対応した第二アーム33とを個別に取り付ける。操作軸35を回転させると、第一アーム31と第二アーム33が連動して変位する。その他の点は、図1の実施例と共通である。
次に、図5に示すのは、本発明にかかるロータリースイッチの第三実施例である。ロータリースイッチ37は、コード端子の接点導体を第一固定板39に設け、確定信号端子の接点導体を第二固定板41に設け、それら第一固定板39と第二固定板41とを上下に同心に配置した構造を持つ。第二固定板41は、表側の全面が接点導体で構成されている。両固定板39,41の中心にはそれらに共通の操作軸47を配置するとともに、その操作軸47の上下に第一固定板39に対応した第一アーム43と、第二固定板41に対応した第二アーム45とを個別に取り付ける。また、操作軸47の周りに波状部材51とバネ49を配置し、両者の間に第二アーム45を挟んで支持させる。操作軸47を回転させると、第一アーム43と第二アーム45が連動して変位する。この際、第二アーム45は波状部材51の上を上下動する。第二アーム45が波状部材51の谷の部分にきたとき、第二アーム45と第二固定板41とが接触して確定信号が出力される。他方、第二アーム45が波状部材51の山の部分にきたとき、第二アーム45と第二固定板41とが離間するので、確定信号は非出力(Lレベル)となる。
次に、図6に示すのは、本発明にかかるロータリースイッチの第四実施例である。ロータリースイッチ83は、コモン端子86が電子回路基板の電源端子に接続され、確定信号端子87およびコード端子88,89,90,91が電子回路基板のシグナル端子に接続されるものである。ハウジング84に刻まれた“1”〜“G”の16個のポジションに、操作軸85(回転子)の標識85a(本実施形態では操作軸85に形成した切り込み85a)を合わせることにより、各ポジションに対応したコードがコード端子88,89,90,91から出力される。
図7は図6のロータリースイッチ83の要部断面図であり、図8は同じく分解平面図である。ロータリースイッチ83は、ハウジング84、操作軸85、端子金具92、スペーサ93、コモン端子86、確定信号端子87およびコード端子88,89,90,91を備える。操作軸85は樹脂製の部品であり、ハウジング84内に収容する円盤部分85tには、図8(a)に示すような凹凸パターンが設けられている(斜線部が凸)。コモン端子86は接点導体86aを含む。同様に、確定信号端子87は接点導体87aを含み、コード端子88,89,90,91は接点導体88a,89a,90a,91aを含む。各端子86,87,88,89,90,91の接点導体86a,87a,88a,89a,90a,91aは、ハウジング84内に配置されている。スペーサ93は、H形状を有する樹脂製の部品であり、図7に示すごとくハウジング84内において、操作軸85と各接点導体86a,87a,88a,89a,90a,91aとの間に配置されている。端子金具92は、全体が金属製である薄板状の部品であり、スペーサ93の上に配置される。具体的には、端子金具92の中央に形成された貫通孔92hにスペーサ93の突起93sが嵌合することにより、ハウジング84内において端子金具92がスペーサ93および接点導体86a,87a,88a,89a,90a,91aに対して位置決めされている。
端子金具92は、コモン端子86に確定信号端子87との接続と開放を切り替えるとともに、コモン端子86とコード端子88,89,90,91との接続と開放を切り替える役割を担う。一方、スペーサ93は、端子金具92と接点導体86a,87a,88a,89a,90a,91aとを離間させる役割がある。つまり、スペーサ93に端子金具92を載せただけの分解状態では、端子金具92はコモン端子86、確定信号端子87およびコード端子88,89,90,91から浮いた状態となっており、それらの端子86,87,88,89,90,91のいずれとも接触していない。
一方、スペーサ93との間に端子金具92を挟む形でハウジング84内に操作軸85を配置しているので、操作軸85が端子金具92に干渉する。具体的には、操作軸85の円盤部分85tの凹凸パターンが、端子金具92に設けられた突起92a,92b,92c,92d,92e,92fに干渉する。円盤部分85tの凹凸パターンのうち、凸の部分(図8(a)中の斜線部)が端子金具92の突起92a,92b,92c,92d,92e,92fの真上に位置すると、端子金具92は突起92a,92b,92c,92d,92e,92fがハウジング84の底面方向に向けて付勢され、これに応じて末端部92A,92B,92C,92D,92E,92Fが接点導体86a,87a,88a,89a,90a,91aに接触する。逆に、円盤部分85tの凹凸パターンのうち、凹の部分(図8(a)中の斜線部以外)が端子金具92の突起92a,92b,92c,92d,92e,92fの真上に位置すると付勢が解除されて、端子金具92の末端部92A,92B,92C,92D,92E,92Fは接点導体86a,87a,88a,89a,90a,91aから離間する。ただし、図8(a)から分かるように、操作軸85の円盤部分85tの凹凸パターンは、端子金具92の一つの末端部92Aがコモン端子86の接点導体86aと常時接触する設計となっている。したがって、端子金具92自身は常時電源電圧でバイアスされる。
また、端子金具92と円盤部分85tとの相対位置関係は、操作軸85のポジションに応じて変化するので、端子金具92の他の末端部92B,92C,92D,92E,92Fは、操作軸85の操作に応じて確定信号端子87の接点導体87aまたはコード端子88,89,90,91の接点導体88a,89b,90c,91dと接触したり離間したりする。こうした仕組みにより、操作軸85のポジション数に等しい組み合わせ数のコードがコード端子88,89,90,91から出力される。
また、図8(a)中の破線位置ML〜MLのように操作軸85の中途半端な位置に端子金具92の突起92c,92d,92e,92fが位置すると、端子金具92の末端部92C,92D,92E,92Fが接点導体88a,89b,90c,91dに接触しているか離間しているか曖昧となり、誤出力が行なわれる。しかしながら、本発明においては、操作軸85の円盤部分85tの凸部分のうち、確定信号端子87の接点導体87aに対応する部分(図8(a)では最外周部分)が隣接するポジションであっても離間している、つまり凸部分がポジション毎に分かれて形成されている。そのため、上記のような破線位置ML〜MLに端子金具92の突起92c,92d,92e,92fが位置する状態では、確定信号端子87の接点導体87aと端子金具92とが確実に非接触となり、確定信号端子87から確定信号が出力されない。したがって、確定信号端子87の状態を参照することにより、コード端子88,89,90,91から設計上の正しいコードが出力されているかどうかを確かめることができる。
図9は、図1等に示すロータリースイッチを用いた音声制御装置の回路図である。音声制御装置100は、ロータリースイッチ11と、コード選択回路65と、マイクロコンピュータ67とを備える。ロータリースイッチ11のコモン端子21は電源電圧Vccでバイアスしている。コード選択回路65は、D型フリップフロップ73,75,77,79を並列に有しており、それらD型フリップフロップ73,75,77,79の入力に「1」「2」「4」「8」の各コード端子12,14,16,18を接続している。D型フリップフロップ51,53,55,57の出力がコード選択回路65の出力になっており、その出力をマイクロコンピュータ67が取得する。確定信号端子23の出力は、ANDゲート59を経由してD型フリップフロップ73,75,77,79のクロック端子に分岐入力されている。D型フリップフロップ73,75,77,79のクリア端子には、パワーオンリセット回路63の出力を接続している。また、パワーオンリセット回路63の出力は、分岐してディレイ回路61にも接続している。そして、ディレイ回路61の出力はANDゲート59の一方の入力に接続している。
音声制御装置100の電源を投入すると、パワーオンリセット回路63が作動してD型フリップフロップ73,75,77,79をクリアするので、コード選択回路65が電源投入時に出力するコードはオールゼロになる。一方、ディレイ回路61に設定された遅延時間が経過すると、ANDゲート59の一方の入力がHレベルに切り替わる。ディレイ回路61は、ANDゲート59の一方の入力をHレベルで保持する。ロータリースイッチ11の確定信号端子23がHレベルの確定信号を出力していると、ANDゲート59はHレベルの信号を出力する。ANDゲート59の出力の立ち上がりエッジでD型フリップフロップ73,75,77,79にトリガが掛かる。D型フリップフロップ73,75,77,79は、そのときのD端子(入力端子)の状態をQ端子(出力端子)に出力する。
ロータリースイッチ11の操作軸15を回すと、確定信号端子23とコモン端子21とが開放状態を経由する。このとき、確定信号端子23の出力する信号がLレベルに変化し、ANDゲート59の出力する信号もLレベルになるが、D型フリップフロップ73,75,77,79のQ端子の状態は変化しない。そして、操作軸15を正しい角度に合わせ、ロータリースイッチ11を一のポジションから隣のポジションに完全に切り替えると、確定信号端子23がコモン端子21と接続して再度Hレベルに変化し、これによりD型フリップフロップ73,75,77,79にトリガが掛かる。D型フリップフロップ73,75,77,79は、ロータリースイッチ11のポジションが切り替わった後のD端子の状態をQ端子に出力する。
このように、コード選択回路65は、ロータリースイッチ11の確定信号出力端子23から確定信号が出力されている状態ではコード端子12,14,16,18の出力するコードを通過させ、確定信号出力端子23が確定信号を出力していない状態ではコード端子12,14,16,18の出力するコードを遮断する。マイクロコンピュータ67は、常に正規のコードを読み取ることができ、読み取ったコードに基づいてドライバ69を制御する。また、コード選択回路65を経由したコード出力は、必ず図3(b)の回路表に記された順番で変化するため、スピーカ71の音量の段階的な調節を適切に行なうことができる。
次に、図10に示すのは、図1等に示すロータリースイッチを用いた音声制御装置の別実施例を示す図である。音声制御装置101は、ロータリースイッチ11と、マイクロコンピュータ81とを備える。マイクロコンピュータ81は、ロータリースイッチ11のコードを読み取るときに、図11の処理を実行する。すなわち、コードが入力されるポートを読む前に確定信号が入力されるポートを読み、確定信号がH(アクティブ)かL(非アクティブ)かを判断する(S1)。そして、確定信号がHレベルであると判断した場合にのみコードを読み取る(S2)。Lレベルのときは読まない。コードを読み取った後は、図9の実施例と共通である。
なお、図9,10に示した音声制御装置100,101に、第二実施例のロータリースイッチ25、第三実施例のロータリースイッチ37または第四実施例のロータリースイッチ83を採用できることはもちろんである。また、ロータリースイッチを備えた装置の例として音声制御装置を示したが、液晶ディスプレイ等の表示手段を制御する表示制御装置にロータリースイッチを採用することも好適である。その場合、ディスプレイの輝度やコントラストを調節する手段を表示制御装置に設け、その表示制御手段にコードを供給するためにロータリースイッチを用いることができる。
本発明にかかるロータリースイッチの斜視模式図。 図1のロータリースイッチの端子配置を示す平面模式図。 図1のロータリースイッチのコード出力パターンを説明する図。 本発明にかかるロータリースイッチの第二実施例。 同じく第三実施例。 同じく第四実施例。 第四実施例のロータリースイッチの要部断面図。 第四実施例のロータリースイッチの分解平面図。 図1のロータリースイッチを用いた音声制御装置の回路図。 音声制御装置の別実施例。 図10のマイクロコンピュータが実行する処理のフロー。 従来のロータリースイッチの問題点を説明する図。
符号の説明
11 ロータリースイッチ
13 固定板
15 操作軸
17 アーム
12,14,16,18 コード端子
21 コモン端子
23 確定信号端子
65 コード選択回路
67,81 マイクロコンピュータ(コード読取手段、音量調節手段)
100,101 音声制御装置

Claims (5)

  1. 回転子の回転角度位置に応じて複数のコード端子のそれぞれがアクティブレベルまたは非アクティブレベルのコード出力を行なうコード出力方式のロータリースイッチにおいて、前記複数のコード端子が正規のコード出力を行なっていることを示す確定信号を出力する確定信号出力端子を備えたことを特徴とするロータリースイッチ。
  2. 回転子の回転角度位置に応じて複数のコード端子のそれぞれがアクティブレベルまたは非アクティブレベルのコード出力を行なうコード出力方式のロータリースイッチにおいて、前記複数のコード端子から設計上の正規のコードが出力される回転角度位置を前記回転子が占有するときはアクティブな信号出力を行ない、前記複数のコード端子から設計外の誤ったコードが出力される回転角度位置を前記回転子が占有するときは非アクティブな信号出力を行なう確定信号出力端子を備えたことを特徴とするロータリースイッチ。
  3. 回転子の回転角度位置に応じて複数のコード端子のそれぞれがアクティブレベルまたは非アクティブレベルのコード出力を行なうコード出力方式のロータリースイッチにおいて、前記複数のコード端子から設計上の正規のコードが出力される回転角度位置を前記回転子が占有するときはそれら回転角度位置に対応して設けられた接点がコモン端子と接続状態になり、一の回転角度位置から隣の回転角度位置に前記回転子が変位する途中においては前記接点がコモン端子と開放状態になる確定信号出力端子を備えたことを特徴とするロータリースイッチ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のロータリースイッチと、
    前記ロータリースイッチの前記確定信号出力端子の信号出力状態に応じて前記複数のコード端子が出力するコードを読み取るコード読取手段と、
    前記コード読取手段が読み取ったコードに基づいて音量調節、輝度調節またはコントラスト調節を行なう調節手段と、
    を備えたことを特徴とする装置。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のロータリースイッチと、
    前記ロータリースイッチの前記確定信号出力端子からアクティブな信号が出力されている状態では前記複数のコード端子の出力するコードを通過させ、前記確定信号出力端子の信号出力が非アクティブな状態では前記複数のコード端子の出力するコードを遮断するコード選択回路と、
    前記コード選択回路を通じて得られる前記ロータリースイッチのコードに基づいて音量調節、輝度調節またはコントラスト調節を行なう調節手段と、
    を備えたことを特徴とする装置。
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