JP2006249973A - 内燃機関のオイル通路構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 十分なオイルを流すことができると共に、全体として内燃機関の小型も促進できるオイル通路構造を提供する。
【解決手段】 シリンダヘッド3の側面3aにオイル通路9の開口9aを設けると共に、前記開口9aを覆うようにして取付けフランジ10を前記側面3aに固定し、前記取付けフランジ10の内壁に前記オイル通路9に接続し、オイルを流すバイパスオイル通路11を設けた内燃機関のオイル通路構造である。この構造は、自由度をもってオイル通路を配置でき、またシリンダヘッド側の排気ポートの設計についても自由度が向上する。さらに、フランジ部分にオイル通路を形成して活用する構造であるので、全体として内燃機関の小型化を促進することもできる。
【選択図】 図1

Description

本発明は内燃機関のオイル通路構造に関する。より詳細には、シリンダヘッド周辺の配管構成を改善した内燃機関のオイル通路構造に関する。
内燃機関は高速で運動する部分を多く含むので摩擦を抑制するためのオイルを循環させている。内燃機関のシリンダブロック、シリンダヘッド等には、必要な箇所にオイルを供給するためのオイル通路が形成されている。一般には内燃機関の下部にオイルパンを配置し、このオイルパンに蓄えたオイルをポンプで各部に圧送する。オイルの一部は内燃機関の上方に位置するシリンダヘッドへ供給され、オイルが流れ落ちながら各部を潤滑する。このようにオイルを供給することで摩擦による磨耗、破損、発熱等を抑制できる。例えば特許文献1はシリンダヘッドの排気マニホールドの取付け構造について開示しており、オイル通路(同文献では、オイル落し孔と称している)がシリンダヘッド内に形成されている。
特開2005−36670号公報
特許文献1で開示するように、従来にあってオイル通路はシリンダヘッド等の内燃機関の構造体内に形成されていた。図9は、オイル通路が形成されている従来のシリンダヘッドについて示した図である。図9(A)は一般的なシリンダヘッド100に形成されているオイル通路101について示している。シリンダヘッド100には排気ポート102、締付けボルト103、ラッシュジャスタ通路(HLA通路)104等が配置されるので、これらと干渉しない位置にオイル通路101が設定されている。また、図9(B)は近年、提案されている排気マニホール一体型のシリンダヘッド110について示している。一体型シリンダヘッド110の場合は、内部に形成した排気マニホールドEMと干渉しないようにオイル通路111を設定する必要があった。さらに、一体型シリンダヘッド110はコンパクト化を図ったものであるため、特にオイル通路を設けるスペースを確保することがより困難となっている。また、このオイル通路は排気ポートの近くに配置されるので高温によってオイルが劣化し易いという問題もある。
また、図10で示すように車両の設計により内燃機関は、(A)で示すような横置き配置、(B)で示すような縦置き配置となる場合がある。このように車両CRへの内燃機関の搭載形態によってオイルの溜まり易い箇所(オイル溜りP)が異なる。このように内燃機関の搭載形態についても配慮してオイル通路を設定することが望ましい。
オイルを効率良く下に落すためには、オイル溜りPにオイル通路を配置することが必要である。しかし、前述したように配置位置の制限があるのでオイル通路をオイル溜りPに設定できない場合が多い。また、これに関連して十分な大きさのオイル通路を確保することも困難となっている。適切なオイル通路を設定できないとオイル循環をスムーズに行えない。また、十分な大きさのオイル通路を確保できないとオイルの回収効率が落ちるので大きなオイルパンを配置することが必要となる。その一方、必要なオイル通路を確保したシリンダヘッドを設計すると、体格が大きくなり車両に搭載できない等の問題が発生する。以上説明したように、内燃機関のシリンダヘッドに好ましいオイル通路を確保することが困難となっている。
よって、本発明の目的は、十分なオイルを流すことができると共に、全体として内燃機関の小型も促進できるオイル通路構造を提供することである。
上記目的は、シリンダヘッドの側面にオイル通路の開口を設けると共に、前記開口を覆うようにして取付けフランジを前記側面に固定し、前記取付けフランジの内壁に前記オイル通路に接続し、オイルを流すバイパスオイル通路を設けた内燃機関のオイル通路構造によって達成できる。
本発明によると、フランジの内壁にバイパスオイル通路を形成するので、従来よりも自由度をもってオイル通路を配置でき、またシリンダヘッド側の排気ポートの設計についても自由度が向上する。バイパスオイル通路は十分な大きさに設定できるのでオイル流量も確保できる。このようなバイパスオイル通路は金型等で簡単に、低コストで製造できる。また、従来にあって使用されていないフランジ部分にオイル通路を形成して活用する構造であるので、全体として内燃機関の小型化を促進することもできる。
また、前記シリンダヘッドはシリンダブロック上に固定され、前記バイパスオイル通路が前記シリンダブロックに形成したオイル落し通路に接続されている構造としてもよい。そして、前記バイパスオイル通路は、前記シリンダヘッドに設けた他のオイル通路を介して、前記オイル落し通路に接続されている構造としてもよい。また、前記取付けフランジが前記シリンダブロック側まで延在しており、前記バイパスオイル通路が前記オイル落し通路に接続されている構造としてもよい。
また、前記シリンダヘッドが排気マニホールドを一体に備えた一体型シリンダヘッドでもよい。また、前記取付けフランジは、排気ガスを機外に排出する配管を前記シリンダヘッドに接続するためのフランジであってもよい。また、前記取付けフランジの前記内壁に、冷却流体を流す冷却通路をさらに備えていることがより好ましい。冷却流体として冷却水、冷却用のガス、エア等を採用できる。
本発明によれば、十分なオイルを流すことができると共に、全体として内燃機関の小型を促進できる内燃機関のオイル通路構造を提供できる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る内燃機関のオイル通路構造について説明する。
図1は、実施例1のオイル通路構造を備えた内燃機関1Aの側面構成を示した図である。2はシリンダブロックである。このシリンダブロック2上にシリンダヘッド3が載置されている。シリンダブロック2のシリンダ内には上下動するピストン4が収容されている。シリンダヘッド3内には吸気ポート5及び排気ポート6が形成されており、吸気ポート5内には吸気弁7、排気ポート6内には排気弁8が配置されている。
シリンダヘッド3に形成されているオイル通路9は、シリンダヘッド3の側面3aに開口9aを有している。なお、図1では開口9a周辺のオイル通路9を図示し、他の部分については図示を省略している。開口9aの部分のオイル通路9は下向き(シリンダブロック2の方向)ではなく、側面3aに向かって形成されている。また、参照符号3bで示しているのはHLA通路である。
そして、上記開口9aが形成された領域を覆うようにして、取付けフランジ10がシリンダヘッド3の側面3aに固定されている。この取付けフランジ10は、排気ポート6から出る排気ガスを機外に排出する配管EPを固定されるための部材である。取付けフランジ10は、例えば排気マニホールド或いはターボチャージャをシリンダヘッド3に固定するためのフランジである。
取付けフランジ10の内壁(シリンダヘッド3側の面)10aには、上記オイル通路9に接続するバイパスオイル通路11が形成されている。このバイパスオイル通路11は、オイル通路9の一部をシリンダヘッド3の外側に引出した構造を実現する。このようにオイル通路を外側に取出した構造にすると、シリンダヘッド3内では配置が困難なっているオイル通路を自由に配管できる。また、従来にあっては内部に配置していたオイル通路が減少するので、シリンダヘッド3側に余裕が発生するので排気ポート6の設計の自由度が増し、また機体の小型化を促進することもできる。なお、本実施例1では、シリンダヘッド3の下側にバイパスオイル通路11に接続するオイル通路(他のオイル通路)12が形成されている。このオイル通路12は、更にその下側でシリンダブロック2に形成したオイル落し通路21に接続している。よって、シリンダヘッド3の外側に出たオイルを下側位置しているシリンダブロック2のオイル落し通路21戻して落下させることができる。
さらに、図2及び図3を参照してバイパスオイル通路11の周辺構成について説明する。図2(A)は、シリンダヘッド3の側面3aを示した図である。この図2(A)は、図1におけるA−A矢視方向へ見たシリンダヘッド3の側面図である。図2(B)は取付けフランジ10の内壁10aを示した図である。この図2(B)は図1において逆のB−B矢視方向へ見た図である。さらに、図3はC−C矢視方向へ見たシリンダヘッド3の平面図である。
図2(A)で示すように、シリンダヘッド3の側面3aにはオイル通路9の開口9aが形成されている。下側には戻り側となるオイル通路12の開口12aが形成されている。これらの開口9aと開口12aを接続するように、取付けフランジ10の内壁10aにバイパスオイル通路11が形成されることになる。
また、図1では図示していないが、図2ではより好ましい構造として冷却用通路についても外部に引出したバイパス構造例を示している。図2(A)で符号13aが冷却水の送り側通路の開口、符号14aが冷却水の戻り側通路の開口である。なお、図3では排気ガスを送出す配管EPを排気マニホールドEMとした場合の構造例を示している。図3の符号16は締付け用のヘッドボルトである。
図2(B)で示す取付けフランジ10の内壁10aには、シリンダヘッド3の側面3aに対応した配管構造が形成されている。バイパスオイル通路11は、側面3aに形成された複数のオイル送り側の開口9aと、オイル戻り側の開口12aとを接続するように形成されている。図2で示している例では、シリンダヘッド3の側面3aにオイル送り側の開口9aが5個、オイル戻り側の開口12aが2個形成されている。そして、これらを接続するように1つのバイパスオイル通路11が取付けフランジ10の内壁10a側に形成されている。ここで示すのは、一例である。開口9a、12aの位置や個数は必要に応じて増減することができる。また、1つのバイパスオイル通路11で全て接続することは必須でない。図2(B)で示すバイパスオイル通路11を例えば左右に分割して2系統としてもよい。
取付けフランジ10の内壁10aには、冷却水を流すバイパス冷却用通路15がバイパスオイル通路11と同様に形成されている。このバイパス冷却用通路15は冷却水送り側の開口13aと冷却水戻り側の開口14aとを接続するように形成されている。特にバイパス冷却用通路15は配管EPを囲むリング状に形成されている。このようにバイパス冷却用通路15を形成しておくと、高温となり易い取付けフランジ10を効率良く冷却できる。よって、取付けフランジ10の変形や亀裂の発生を予防できる。例えば取付けフランジ10でターボチャージャをシリンダヘッド3に固定している場合には、ターボチャージャ側の冷却機構を軽減或いは廃止することができる。また、取付けフランジ10の温度昇温を抑制することで、バイパスオイル通路11を流れるオイルの温度劣化を防止することもできる。
ところで、従来にあって、フランジは配管をシリンダヘッドに取付けるためだけの部材であった。そのためフランジは一般に中実な部材であった。本実施例ではこのフランジの内壁面に凹部を設けてバイパス経路を形成する。フランジの内壁は平坦で露出しているので、例えば図2(B)で示すような形状は金型等で簡単に作製できる。取付けフランジ自体は従来から使用されていた固定治具であり、本実施例1はその内壁を活用するだけであるから部品点が増加することもない。上記から明らかなように実施例1で示したオイル通路構造は、取付けフランジ10側に設けたバイパスオイル通路11によって、本来のオイル通路9の一部が外部に置換されることになる。よって、シリンダヘッド3側にスペースの余裕ができるので内燃機関全体の小型化を促進することもできる。また、下向きにオイル通路を設けることが困難である箇所にオイル溜りがある場合でも、取付けフランジ10側に引出すオイル通路9は横向きとなるので最適位置に開口9aを形成できる。このように開口9aを設定できれば、オイルを円滑に循環させることができるのでオイルパン(図示せず)の小型化を図ることもできる。
なお、図2で図示するように、オイル通路9の開口9aをシリンダヘッド3の側面3aに複数することは必須ではないが、このように複数配置しておくと内燃機関10の配置姿勢によりオイルが溜まる箇所が変化しても広範囲に対処できるので好ましい。すなわち、先に図10で説明したように、同じ内燃機関であっても車両への搭載の仕方でオイル溜りの位置が変化するような場合でも、これに対処してオイルを円滑に流すことができる。従来にあって、このような場合にはオイル通路を変更したシリンダヘッドを製造することが必要となったが、本実施例の構造を採用すればこのような無駄を省くことができる。
さらに、図4〜図6を参照して実施例2について説明する。図4は、実施例2のオイル通路構造を備えた内燃機関1Bの側面構成を示した図である。重複する説明を避けるため、実施例1で示した内燃機関1Aと同一の部位には同じ符号を付している。この実施例2は、取付けフランジ10が下端側でシリンダブロック2の上部と一部重なるように形成されている。この構造は、実施例1で示している構造のようにシリンダヘッド3側にオイル戻し用のオイル通路12を設ける必要が無いのでシリンダヘッド3側の配管構造を簡素化できる。
ところで、従来にあっては、設計したシリンダブロック毎にオイル落し通路の位置が異なる場合があった。このようにシリンダブロック側のオイル落し通路の位置が変わると、シリンダヘッド2側も対応の変更を行うことが必要となる。そのため、高価なシリンダヘッド3を新規に製造することが必要となりコスト上昇の要因となっていた。しかし、実施例2で示すオイル通路構造を採用するとこのような事態を回避できる。以下この点について説明する。
図4は、取付けフランジ10をシリンダヘッド3の側面3aに取り付ける直前の様子を示している。なお、図4ではシリンダヘッド3に形成されている送り側の冷却用通路13と戻り側の冷却用通路14とを図示している。この図4で示すように、取付けフランジ10の下端はシリンダブロック2の上部と一部重なる位置まで延在している。この部分にバイパスオイル通路11の後述する接続部がある。一方、シリンダブロック2の側面にはオイル落し通路21の開口21aが形成されている。よって、取付けフランジ10をシリンダヘッド3に固定すると、バイパスオイル通路11とオイル落し通路21とを接続できる。
ここで、シリンダブロック2のオイル落し通路21が前述したように設計上の都合で変化した場合を考える。このような場合には、異なる位置に接続部を設けた取付けフランジ10を予め準備しておくことで対処できる。図5及び図6は、異なるタイプの取付けフランジ10A、10Bのそれぞれについて示した図である。図5(A)と図6(A)では、シリンダヘッド3の開口位置は同じであるがシリンダブロック2に形成されている開口21aの位置が変化している。
図5(B)で示す取付けフランジ10Aはバイパスオイル通路11の接続部が11a、11bに形成されているので、シリンダブロック2のオイル落し通路21の開口21aに接続できる。同様に、図6(B)で示す取付けフランジ10Bは異なる位置にバイパスオイル通路11の接続部11c、11dが形成されているので、シリンダブロック2のオイル落し通路21の開口21aに接続できる。このように、接続部が異なる位置に形成されている取付けフランジ10を予め準備しておけばシリンダブロック2のオイル落し通路21が変更されても簡単に対処できる。
以上のように、実施例2のオイル通路構造を採用すると、シリンダブロックが変更されても取付けフランジ10を取り替えるだけで容易に対応できる。よって、FFタイプとFRタイプ或いは直列型とV型などで内燃機関のシリンダブロックが変更となった場合でも取付けフランジ10を取り替えるだけで簡単に対処できる。本実施例2によるとシリンダヘッドの共通化が可能となるので製造コストを大幅に抑制できる。
さらに図7及び図8を参照して実施例3について説明する。この実施例3は、実施例2で示したオイル通路構造を排気マニホールド一体型のシリンダヘッドを備えた内燃機関1Cに適用した例である。なお、本実施例3でも重複する説明を避けるため、実施例1で示した内燃機関1Aと同一の部位には同じ符号を付している。図7は、排気マニホールド一体型のシリンダヘッド31を含む内燃機関1Cの平面構成図、図8(A)はシリンダヘッド31の側面31aを示した図、図8(B)は取付けフランジ10の内壁10aを示した図である。
図7及び図8で示す実施例3の構造でも、実施例2の場合と同様の効果を得ることができる。なお、図8(B)で示すバイパスオイル通路11は接続部11e、11fでオイル落し通路21に接続される。
排気マニホールド一体型のシリンダヘッドは構造が小型化するので、前述したようにオイル通路を配置することが困難である。これと表裏一体に、シリンダヘッドにオイル通路を配置すると排気ポート6の設計の自由度が減少してしまう。しかし、取付けフランジ10内にバイパスオイル通路11を配置する形態を採用することで、排気ポート6の設計の自由度が高くなるので、よりコンパクトなシリンダヘッドを設計することができる。また、バイパスオイル通路11を採用することでオイルを十分に供給できるようになる。さらに、取付けフランジ10内にバイパス冷却用通路15を設けることで、オイルが温度上昇し易い排気マニホールド一体型のシリンダヘッドでのこれを効率良く抑制できる。
実施例3は、実施例2の構造を排気マニホールド一体型のシリンダヘッドにも適用する場合を示している。実施例1の構造を排気マニホールド一体型のシリンダヘッドに適用してもよい。また、上記実施例では冷却用通路に冷却水を流す場合について説明したが、冷却機能を有する空気等の他の流体を流してもよい。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
実施例1のオイル通路構造を備えた内燃機関の側面構成を示した図である。 (A)は実施例1のシリンダヘッドの側面を示した図、(B)は取付けフランジの内壁を示した図である。 C−C矢視方向へ見た実施例1のシリンダヘッドの平面図である。 実施例2のオイル通路構造を備えた内燃機関の側面構成を示した図である。 実施例2のオイル通路構造で採用される取付けフランジの例について示した図である。 実施例2のオイル通路構造で採用される取付けフランジの他の例について示した図である。 実施例3のオイル通路構造を備えたシリンダヘッドの平面構成を示した図である。 (A)は実施例3のシリンダヘッドの側面を示した図、(B)は取付けフランジの内壁を示した図である。 オイル通路が形成されている従来のシリンダヘッドについて示した図である。 内燃機関の車両への配置形態について示した図である。
符号の説明
1A〜1C 内燃機関
2 シリンダブロック
3 シリンダヘッド
3a シリンダヘッドの側面
4 ヘッドカバー
9 オイル通路
9a 開口
10 取付けフランジ
10a 取付けフランジの内壁
11 バイパスオイル通路
13、14 冷却用通路
15 バイパス冷却用通路
21 シリンダブロックのオイル落し通路
EP 配管
EM 排気マニホールド

Claims (7)

  1. シリンダヘッドの側面にオイル通路の開口を設けると共に、前記開口を覆うようにして取付けフランジを前記側面に固定し、
    前記取付けフランジの内壁に前記オイル通路に接続し、オイルを流すバイパスオイル通路を設けたことを特徴とする内燃機関のオイル通路構造。
  2. 前記シリンダヘッドはシリンダブロック上に固定され、前記バイパスオイル通路が前記シリンダブロックに形成したオイル落し通路に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のオイル通路構造。
  3. 前記バイパスオイル通路は、前記シリンダヘッドに設けた他のオイル通路を介して、前記オイル落し通路に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関のオイル通路構造。
  4. 前記取付けフランジが前記シリンダブロック側まで延在しており、前記バイパスオイル通路が前記オイル落し通路に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関のオイル通路構造。
  5. 前記シリンダヘッドが排気マニホールドを一体に備えた一体型シリンダヘッドであることを特徴とする請求項1から4のいずれに記載の内燃機関のオイル通路構造。
  6. 前記取付けフランジは、排気ガスを機外に排出する配管を前記シリンダヘッドに接続するためのフランジであることを特徴とする請求項1から5のいずれに記載の内燃機関のオイル通路構造。
  7. 前記取付けフランジの前記内壁に、冷却流体を流す冷却通路をさらに備えたことを特徴とする請求項6に記載の内燃機関のオイル通路構造。
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