JP2006248579A - 箱用段ボールシート - Google Patents

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Yoshinobu Fujimoto
好信 藤本
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Abstract

【課題】データ記録媒体を、分別回収の必要がないようにして、箱用段ボールシートに確実に装着することである。
【解決手段】箱用段ボールシート1が箱に組み立てられるときの内周面に貼付され、箱の開口時に段ボール箱から分離される引裂きテープ5を、データが記録されたデータ記録媒体としての磁気テープとすることにより、データ記録媒体を、分別回収の必要がないようにして、箱用段ボールシート1に確実に装着できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、箱に組み立てられるときの内周面に箱開口用の引裂きテープが貼付された箱用段ボールシートに関する。
箱に組み立てるための折り曲げ用罫線が入れられた箱用段ボールシートには、箱に組み立てられるときの内周面に箱開口用の引裂きテープを貼付したものがある。この引裂きテープは、ポリプロピレン樹脂等の樹脂フィルムで形成され、段ボールシートを製造するコルゲートマシンのダブルフェーサの出口側に設けられたテープ貼付装置で、段ボールシートの走行方向に貼付されている(例えば、特許文献1参照)。テープ貼付装置は、引裂きテープを巻回したテープロールから引裂きテープを繰り出して、走行する箱用段ボールシートに貼付するものである。テープ貼付装置で引裂きテープを貼付された箱用段ボールシートは、その下流側に設けられたスリッタスコアラで、折り曲げ用罫線を入れられるとともに、必要に応じて幅切断され、さらにカッタで所定の長さに長さ切断される。
前記コルゲートマシンで製造された箱用段ボールシートは、後工程の印刷ライン等で、ダイカッタやロータリカッタによりフラップ部や糊代部が打ち抜きで形成されるとともに、引裂きテープによる引裂き開始位置を示す引裂き開始マークとして、H字形やコ字形の切り込みを入れられる。
近年、包装用資材にデータ記録媒体としてのICチップを装着して、このICチップに記録される食品等の被包装物品に関する情報データを、品質管理やユーザへの情報提供等に役立てる動きが盛んであり、包装用資材としての段ボール箱にICチップを装着したものもある(例えば、特許文献2参照)。また、箱用段ボールシートに貼付される引裂きテープにICチップを装着することも提案されている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3には、予め引裂きテープ自体にICチップを装着する場合と、引裂きテープを箱用段ボールシートに貼付する際にICチップを同時に装着する場合があると記載されている。
実公平7−48615号公報(第1−2頁、第1図) 特開2002−321725号公報(第3−5頁、第2−5図) 特開2003−81344号公報(第3頁、第1図)
特許文献2に記載された段ボール箱にICチップを装着する方法は、使用後の段ボール箱からICチップを分別回収するのに手間がかかる問題がある。特許文献3に記載されたもののように、ICチップを引裂きテープに装着すれば、引裂きテープは箱の開口時に段ボール箱から分離されるので、この分別回収の手間はなくなるが、以下の問題がある。
すなわち、ICチップを予め引裂きテープ自体に装着する場合は、これを巻回したテープロールにICチップ装着部で段差が生じるので、テープロールの巻回がルーズなものとなり、引裂きテープの繰り出しに支障を来たす問題がある。段差の位置が重なってテープロールがいびつな巻回形状になったり、段差が近接して引裂きテープを損傷する恐れもある。
また、引裂きテープを箱用段ボールシートに貼付する際にICチップを同時に装着する場合は、引裂きテープの貼付位置にICチップの供給装置を余分に配置する必要があるとともに、この供給装置から微小なICチップを箱用段ボールシートの走行速度に合わせて供給することが非常に難しく、ICチップの装着ミスが生じやすい問題がある。
そこで、本発明の課題は、データ記録媒体を、分別回収の必要がないようにして、箱用段ボールシートに確実に装着することである。
上記の課題を解決するために、本発明は、箱に組み立てるための折り曲げ用罫線が入れられ、箱に組み立てられるときの内周面に箱開口用の引裂きテープが貼付されて、この引裂きテープによる引裂き開始位置を示す引裂き開始マークが設けられた箱用段ボールシートにおいて、前記引裂きテープをデータが記録された磁気テープとした構成を採用した。
すなわち、箱の開口時に段ボール箱から分離される引裂きテープを、データが記録されたデータ記録媒体としての磁気テープとすることにより、データ記録媒体を、分別回収の必要がないようにして、箱用段ボールシートに確実に装着できるようにした。
前記磁気テープとした引裂きテープへの前記データの記録位置を、箱に組み立てられたときに前記引裂き開始マークが位置する箱面を区画する前記折り曲げ用罫線の間に貼付された引裂きテープの部位とすることにより、引裂きテープと重なる位置に設けられる引裂き開始マークを目安として、箱の外側から引裂きテープへのデータ記録位置を特定し、データ読取装置との位置決めを容易にすることができる。
この発明の箱用段ボールシートは、箱の開口時に段ボール箱から分離される引裂きテープを、データが記録されたデータ記録媒体としての磁気テープとしたので、データ記録媒体を、分別回収の必要がないようにして、箱用段ボールシートに確実に装着することができる。
前記磁気テープとした引裂きテープへのデータの記録位置を、箱に組み立てられたときに引裂き開始マークが位置する箱面を区画する折り曲げ用罫線の間に貼付された引裂きテープの部位とすることにより、引裂きテープと重なる位置に設けられる引裂き開始マークを目安として、箱の外側から引裂きテープへのデータ記録位置を特定し、データ読取装置との位置決めを容易にすることができる。
以下、図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。この箱用段ボールシート1はA式箱用のものであり、図1に示すように、箱に組み立てるための折り曲げ用罫線2が入れられ、フラップ部3と糊代部4が形成されるとともに、箱に組み立てられるときの内周面に箱開口用の引裂きテープ5が貼付され、この引裂きテープ5による引裂き開始位置を示す引裂き開始マークとしてのH字形の切り込み6が入れられている。
前記引裂きテープ5は、強化ポリエステル樹脂のフィルムをベースとする磁気テープの片面に粘着剤を塗布したものであり、後述するテープ貼付装置12で箱用段ボールシート1に貼付されるときに、データ記録装置27によって、箱用段ボールシート1の製造日時、製造時の温度と湿度、原紙の銘柄、印刷インクの番号を含む製造条件データが記録されている。
前記引裂きテープ5は、図2に示すように、段ボールシートを製造するコルゲートマシンのダブルフェーサ11の出口側に設けられたテープ貼付装置12で、箱用段ボールシート1の走行方向に貼付されている。テープ貼付装置12は、切り替え用に2台設けられている。引裂きテープ5を貼付された箱用段ボールシート1は、その下流側に設けられたスリッタスコアラ13で、折り曲げ用罫線2を入れられるとともに、必要に応じて幅切断され、さらにカッタ14で所定の長さに長さ切断される。図示は省略するが、コルゲートマシンで製造された箱用段ボールシート1は、後工程の印刷ライン等で、ダイカッタやロータリカッタによりフラップ部3と糊代部4を形成されるとともに、引裂き開始マークとしての切り込み6を入れられる。
前記各テープ貼付装置12はテープ供給部15とテープ貼付部16とを備えている。テープ供給部15は、図3に示すように、リール支持板17に設けられた2つのリール18に、引裂きテープ5を巻回したテープロール19を取り付け、一方のリール18から繰り出される引裂きテープ5を、2本のガイドローラ20a、20bを通してテープ貼付部16に送給するものである。リール支持板17はガイドレール21に案内されて、走行する箱用段ボールシート1の幅方向へ移動可能とされ、引裂きテープ5の幅方向での送給位置を調節できるようになっている。
前記テープ貼付部16は、図4(a)、(b)に示すように、テープ供給部15から送給される引裂きテープ5を、2本のガイドローラ22a、22bを通して、タッチローラ23に供給し、その外周に開口するテープ挿入穴23aに引裂きテープ5の先端を挿入して、チャック装置(図示省略)で挟持したものである。タッチローラ23は揺動アーム24に支持されて、シリンダ25で下方に揺動され、引裂きテープ5の先端を箱用段ボールシート1の上面(箱に組み立てられるときの内側面)に押し付けて、箱用段ボールシート1の走行方向に引裂きテープ5を貼付する。この貼付時には、チャック装置による引裂きテープ5先端の挟持が解除される。
また、前記2本のガイドローラ22a、22bの中間には、送給される引裂きテープ5を所定の長さに切断するカッタ装置26が設けられ、その直下に、磁気テープとした引裂きテープ5にデータを記録するデータ記録装置27が設けられている。データ記録装置27は、生産管理用コンピュータ(図示省略)から、箱用段ボールシート1の製造日時、製造時の温度と湿度、原紙の銘柄、印刷インクの番号を含むデータを受信し、これらの製造条件データを、接触式の記録端子27aによって引裂きテープ5に記録する。なお、ガイドローラ22a、22b、揺動アーム24、シリンダ25、カッタ装置26およびデータ記録装置27はローラ支持板28に取り付けられ、ローラ支持板28はガイドレール29に案内されて、走行する箱用段ボールシート1の幅方向へ移動可能とされ、引裂きテープ5の幅方向での貼付位置を調節できるようになっている。
図5は、前記箱用段ボールシート1を出荷先で箱に組み立てた状態を示す。組み立てられた箱の上部内周面には、製造条件データが記録された磁気テープとした引裂きテープ5が貼付され、折り曲げ用罫線2で区画された箱の1つの側面の引裂きテープ5と重なる位置に、引裂き開始マークとしてのH字形の切り込み6が入れられている。したがって、この切り込み6の位置を目安として、箱の外側から引裂きテープ5へのデータ記録位置を特定し、データ読取装置30の位置決めを容易にすることができる。
前記データ読取装置30の位置決めをした後のデータの読み取りは、データ読取装置30が引裂きテープ5の貼付方向に沿うように、データ読取装置30または箱を移動させることにより行なうことができる。このように読み取られた箱用段ボールシート1の製造条件データは、不良品が生じたとき等に参照され、品質管理や製造管理に役立てられる。
上述した実施形態では、箱用段ボールシートをA式箱用のものとし、磁気テープとした引裂きテープに記録するデータを箱用段ボールシートの製造条件データとしたが、本発明に係る箱用段ボールシートはA式箱用のものに限定されることはなく、引裂きテープに記録するデータも箱用段ボールシートの製造条件データに限定されることはない。
また、上述した実施形態では、引裂きテープに記録した箱用段ボールシートの製造条件データを、出荷先で箱に組み立てた状態で読み取るようにしたが、このデータの読み取りは出荷前の箱に組み立てる前に行なってもよい。箱用段ボールシートを出荷前の積層結束した状態でデータを読み取る場合は、積層した最下層または最上層の箱用段ボールシートについてのみ、抜き取り的に行なってもよい。
箱用段ボールシートの実施形態を示す平面図 図1の箱用段ボールシートを製造するコルゲートマシンのダブルフェーサ出口側の部分を示す正面図 図2のテープ貼付装置のテープ供給部を示す斜視図 aは図2のテープ貼付装置のテープ貼付部を示す正面図、bはaの斜視図 図1の箱用段ボールシートを箱に組み立てた状態を示す斜視図
符号の説明
1 箱用段ボールシート
2 折り曲げ用罫線
3 フラップ部
4 糊代部
5 引裂きテープ
6 切り込み
11 ダブルフェーサ
12 テープ貼付装置
13 スリッタスコアラ
14 カッタ
15 テープ供給部
16 テープ貼付部
17 リール支持板
18 リール
19 テープロール
20a、20b ガイドローラ
21 ガイドレール
22a、22b ガイドローラ
23 タッチローラ
23a テープ挿入穴
24 揺動アーム
25 シリンダ
26 カッタ装置
27 データ記録装置
27a 記録端子
28 ローラ支持板
29 ガイドレール
30 データ読取装置

Claims (2)

  1. 箱に組み立てるための折り曲げ用罫線が入れられ、箱に組み立てられるときの内周面に箱開口用の引裂きテープが貼付されて、この引裂きテープによる引裂き開始位置を示す引裂き開始マークが設けられた箱用段ボールシートにおいて、前記引裂きテープをデータが記録された磁気テープとしたことを特徴とする箱用段ボールシート。
  2. 前記磁気テープとした引裂きテープへの前記データの記録位置を、箱に組み立てられたときに前記引裂き開始マークが位置する箱面を区画する前記折り曲げ用罫線の間に貼付された引裂きテープの部位とした請求項1に記載の箱用段ボールシート。
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