JP2006248323A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006248323A
JP2006248323A JP2005065855A JP2005065855A JP2006248323A JP 2006248323 A JP2006248323 A JP 2006248323A JP 2005065855 A JP2005065855 A JP 2005065855A JP 2005065855 A JP2005065855 A JP 2005065855A JP 2006248323 A JP2006248323 A JP 2006248323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflection mirror
vehicle
mirror
stopper
reflection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005065855A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4648730B2 (ja
Inventor
Hideaki Kageyama
英明 蔭山
Yoshiyuki Furuya
嘉之 古屋
Takeshi Nakamura
中村  剛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2005065855A priority Critical patent/JP4648730B2/ja
Priority to US11/369,837 priority patent/US7280282B2/en
Publication of JP2006248323A publication Critical patent/JP2006248323A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4648730B2 publication Critical patent/JP4648730B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】反射部材の角度調整を容易とし、装置の小型化に貢献する。
【解決手段】車両のインパネに対して起立及び傾倒可能に設けられる反射ミラー4に、表示源5に表示された画像を反射させてウインドシールドの投影エリアに投影される画像の虚像と車両のアイポイントからウインドシールドを透して視認させる車両の前景とを重畳視認させる車両用表示装置において、反射ミラー4を回動自在に軸支すると共に反射ミラー4が起立状態から傾倒状態までの範囲を反射ミラー4と共に移動するベース部材7と、反射ミラー4の起立状態への移動に応じてベース部材7と共に移動する反射ミラー4が、予め設定された反射角度となったときに反射ミラー4に当接してベース部材7による反射ミラー4の移動を阻止するストッパ141と、反射ミラー4に当接しているストッパ141を移動させて反射ミラー4の反射角度を調整する調整手段14と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用表示装置に関し、より詳細には、車両のインストルメントパネルに対して起立及び傾倒可能に設けられる反射ミラーに、表示源に表示された画像を反射させて前記車両のウインドシールドの投影エリアに投影される前記画像の虚像と前記車両のアイポイントから前記ウインドシールドを透して視認させる前記車両の前景とを重畳視認させる車両用表示装置に関するものである。
近年、運転者が運転に際して求める情報の増加や多角化に伴って、メータユニット内ではスペースの関係上表示しきれない情報を、フロントガラス上に虚像を表示させ、それを透して視認させる車両の前景と重畳視認させる、ヘッドアップディスプレイ装置(HUD)と呼ばれる投影型表示ユニットが採用されている。
また、人間が外部から受け取る情報のメインは視覚を通じてのものといわれており、車両を運転している場合には、視覚の重要性が非常に高くなっている。そのため、進行方向に控える障害物を早く察知すればするほど、余裕を持って対応できるため、夜間や悪条件下での視界確保を目的とし、安全な走行を支援する夜間運転視界支援装置(ナイトビジョン)が市販されている。
このナイトビジョンは、車体前部に設置した赤外線カメラ、コンピュータ、上述したHUDを有して構成されている。そして、赤外線カメラによって物体が放射する赤外線(熱)情報を運転者前のHUDによりモノクロ画像の虚像として映し出すことで、闇に潜む見えない障害物、雨や霧で視界が開けないときの車両前方の障害物等を運転者に認識させている。
HUD表示は、そのHUD表示光をコンバイナ、ウインドシールド(フロントガラス)等の投影部材で反射させ、運転視界内で表示を運転者に視認させている。つまり、表示位置を従来のメータや表示に比べて、運転者が表示を見るために目線を下に落とす角度を小さくして、視線移動時間を短くしたり、表示距離を遠方とすることで、車両の前景から表示に目を移す際の、目の焦点合わせを楽にするなどのメリットを狙っている。
また、ナイトビジョンなどのような大型のHUDでは、昼間の使用はなく、車両の前方の視界は広くとることが望ましいことから、コンバイナに回動機構を設け、未使用時にはコンバイナを車両のインストルメントパネル等の内部に格納するようにしている。
そこで、表示源を虚像として遠方に視認させるために乗員のアイポイントの前方に配置した反射部材を、表示源の遠方表示を必要としないときには、アイポイントから虚像表示された表示源に至る視線上から退避させることができるように、折り畳み式の反射部材を採用することが、従来から既に提案されている(特許文献1参照)。
また、反射ミラーの開閉が迅速にでき、かつ、反射ミラーの反射角度を容易に調整することができる車両用表示装置も提案されてきた。この車両用表示装置は、開閉可能な状態で指示され表示器が発した表示光を反射させる反射手段と、前記反射手段を開閉させる第一の駆動手段と、前記反射手段の角度を調整する第二の駆動手段と、を有し、反射手段の開閉と角度調整を、第一の駆動手段及び第二の駆動手段でそれぞれ行うことで、反射部材の迅速な開閉を可能とし、かつ、反射手段の容易に角度調整をできるようにしてきた(特許文献2参照)。
特開平9−315182号公報 特開2004−196228号公報
しかしながら、近年では、車両に搭載されるシステムパーツ等の増加により、オプション品であるHUD装置等を設置できるインストルメントパネル内のスペースは限られており、計器上部または後方上部に設置されるHUD装置は、計器、空調用ダクト、ワイヤハーネス、デフロスタ開口等の様々な内容物からの制約を受けるため、より一層の小型化を実現する必要があった。
また、特許文献2に示す車両用表示装置についても、反射ミラーを開閉する機構と角度を変更する機構が連動していたため、反射ミラーを所定の角度位置まで開かないと角度調整を行うことができず角度調整が困難であり、装置の小型化が困難であるという問題があった。
さらに、反射部材の微調整をストッパを用いて行う車両用表示装置においては、さらなる問題が生じていた。図5は従来の反射部材の角度調整を用いた場合における問題を説明するための図である。図5に示すように車両用表示装置は、反射部材4と、この反射部材4と共に回動する回動軸6を回動させる回動機構12と、反射部材4の設定角度を微調整するストッパ141と、を有する。
反射ミラー4が起立した開状態であるときに、反射部材4を閉じ方向Xに角度を微調整しようとした場合、反射ミラー4は回動機構12によって回動が規制されていることから、その構造上、反射ミラー4によってストッパ141を方向Zに移動させることができない。そのため、反射ミラー4の角度を微調整する場合は、まず、反射ミラー4を回動機構12によってある程度閉じ方向Xに回動させる(1)。そして、ストッパ141を設定値にセットし(2)、回動機構12によって反射ミラー4の開き方向Yに回動させて反射ミラー4をストッパ141に押し当てていた。このため反射ミラー4の微調整を行う度に、反射ミラー4に出戻りの動作をさせなければならなかった。
また、車両のインパネに対して起立及び傾倒可能に設けられるベースユニットに、予め定められた回動範囲内にて回動可能に軸支するように反射ミラーと、この反射ミラーの角度を調整する角度調整機構と、を組み込み、ベースユニットの起立状態において角度調整機構によって反射ミラーの反射角度を前記回動範囲内で調整する車両用表示装置もあるが、このような装置においてはベースユニットに反射ミラーの調整機構を組み込まなければならず、ベースユニットが大型化してしまい、装置の小型化を図ることができないという問題があった。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、反射部材の角度調整を容易とし、小型化に貢献することができる車両用表示装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載の車両用表示装置は、車両のインストルメントパネルに対して起立及び傾倒可能に設けられる反射ミラーに、表示源に表示された画像を反射させて前記車両のウインドシールドの投影エリアに投影される前記画像の虚像と前記車両のアイポイントから前記ウインドシールドを透して視認させる前記車両の前景とを重畳視認させる車両用表示装置において、前記反射ミラーを回動自在に軸支すると共に、前記反射ミラーが起立状態から傾倒状態までの範囲を前記反射ミラーと共に移動するベース部材と、前記反射ミラーの起立状態への移動に応じて前記ベース部材と共に移動する前記反射ミラーが、予め設定された反射角度となったときに前記反射ミラーに当接して前記ベース部材による前記反射ミラーの移動を阻止するストッパと、前記前記反射ミラーに当接している前記ストッパを移動させて前記反射ミラーの反射角度を調整する調整手段と、を備えることを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明の車両用表示装置によれば、傾倒状態のベース部材は、軸支している反射ミラーと共に移動し、この反射ミラーが予め定められた反射角度の位置まで移動すると、ストッパが反射ミラーに当接して反射ミラーの移動が阻止される。このとき、ベース部材が起立状態になっていないときは、ベース部材は起立状態となるまで移動を続け、反射ミラーの反射角度はベース部材に対して回動することで保持される。そして、反射ミラーの反射角度を調整する場合は、その反射ミラーに当接しているストッパが調整手段によって移動されて調整が行われる。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の発明は、請求項1に記載の車両用表示装置において、前記反射ミラーの起立状態への移動方向に前記反射ミラーを常に付勢する付勢手段をさらに備え、前記調整手段が、前記付勢手段の付勢力によって前記反射ミラーの起立状態への移動方向に対する前記反射ミラーの反射角度を調整するようにしたことを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明の車両用表示装置によれば、反射ミラーは付勢手段によって反射ミラーの起立状態への移動方向に付勢され、この付勢力を利用した反射ミラーの起立状態への移動方向に対する反射角度の調整が調整手段によって行われる。
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両用表示装置において、前記ベース部材が、前記反射ミラーの少なくとも上縁部を前記インストルメントパネルの外部に突出するように前記反射ミラーを軸支し、前記ストッパが、前記インストルメントパネルによって前記アイレンジから前記反射ミラーが視認されない前記反射ミラーの反射角度となるように、前記反射ミラーの移動を阻止するようにしたことを特徴とする。
上記請求項3に記載した本発明の車両用表示装置によれば、ベース部材の傾倒状態から起立状態への変化に応じて反射ミラーの上縁部が、インストルメントパネルの外部に突出した状態でベース部材によって移動される。そして、この移動されている反射ミラーはインストルメントパネルによって車両のアイレンジから視認されない位置でストッパによって移動が阻止される。
以上説明したように請求項1に記載した本発明の車両用表示装置によれば、反射ミラーを回動自在にベース部材で軸支し、このベース部材が反射ミラーと共に起立状態に向かって移動する際に、予め定められた反射角度の位置で反射ミラーの移動を阻止するストッパを設け、このストッパによってベース部材が軸支している反射ミラーを回動させて反射角度を調整するようにしたことから、反射ミラーの反射角度を調整する際にベース部材を動作させる駆動機構の影響を受けなくなるため、反射ミラーの調整機構の簡単化を図ることができる。しかも、反射ミラーの反射角度を調整するストッパを有する機構をベース部材と一体的に形成する必要がなくなり、反射ミラーとベース部材のみのミラーユニットとして形成することが可能となり、ベース部材を移動させる機構とストッパを移動させる機構以外の機構部が不要となるため、ミラーユニットの軽量化及び簡素化を図ることができる。従って、反射部材の角度調整を容易とし、小型化に貢献することができるという効果を奏する。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、付勢手段によって反射ミラーをその起立状態への移動方向に付勢し、この付勢力を利用して反射ミラーの反射角度を調整するようにしたことから、ストッパを移動する機構のみで反射ミラーを移動させることができるため、装置構成のより一層の簡素化を図ることができる。従って、車両用表示装置のさらなる小型化に貢献することができるという効果を奏する。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、反射ミラーの少なくとも上縁部がインストルメントパネルの外部に突出するようにベース部材によって反射ミラーを移動し、インストルメントパネルによって車両のアイレンジから視認されない位置でその移動をストッパが阻止するようにしたことから、運転者から直接視認されないように可能な限り反射ミラーをインストルメントパネルの上方に配置することができるため、表示を大きくするために反射ミラーを大きくしても、インストルメントパネル内の隙間が減ってその内容物と干渉してしまうことを避けることができる。従って、反射ミラーを縮小することなく、車両用表示装置のさらなる小型化に貢献することができるという効果を奏する。
以下、本発明に係る車両用表示装置の一実施の形態を、図1〜図4の図面を参照して説明する。なお、従来の技術のところで説明したものと同一あるいは相当する部分には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
図1は本発明の車両用表示装置の斜視図であり、図2は図1中の反射ミラーとストッパの動作を説明するための図であり、図3は車両用表示装置の使用時、不使用時の反射ミラーの状態を説明するための図であり、図4(a)は車両のアイレンジと下限ラインとの関係、(b)は下限ラインと反射ミラーとの関係をそれぞれ説明するための図である。
本発明の車両用表示装置10は、図1及び図2に示すように上部が開口のケース本体11の中央部に表示源5を配置し、この表示源5に対向するように反射ミラー4を配置している。そして、反射ミラー4の上面(反射面4aの反対側)には、カバー41が取り付けられており、カバー41の反射ミラー4の取付面(反射ミラー4の反射面側)から延在する一対の脚部42を、回動軸6に対して回動自在に設けている。
なお、本最良の形態では、反射ミラー4とカバー41と脚部42とを有するミラーユニットとして構成する場合について説明するが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば、そのミラーユニットの構成からカバー41を削除して反射ミラー4に脚部42を直接取り付けるなど種々異なる形態とすることができる。
回動軸6にはさらに、回動軸6と共に回動(移動)するようにコの字型フレーム(ベース部材に相当)7を固着しており、このコの字型フレーム7はケース本体11に設けられたフレームストッパ13に当接すると、反射ミラー4の開き方向Yへの回動軸6の回動を阻止する。このように回動軸6及びコの字型フレーム7の開き方向の回動範囲は、フレームストッパ13によって規定するようにしている。また、コの字型フレーム7は、後述する付勢部材8を介してその回動に応じてミラーユニットの脚部42を回動するようになっている。
一方の回動軸6の端部には、ギア121を固着しており、このギア121にモータ122の出力がギア群123を介して伝達する構造となっている。そして、図示しない制御部によってモータ123の駆動が制御され、モータ123の出力に応じた方向に回動軸6が回動される。このように本最良の形態では、車両のインストルメントパネルに対して起立及び傾倒可能に設けられる反射ミラー4の場合について説明するため、ギア121、モータ122、ギア群123を有する反射ミラー4の開閉機構12を設けているが、反射ミラー4を開閉する必要がない場合は、この開閉機構12は構成から削除される。
また、他方の回動軸6側のケース本体11内には、反射ミラー4の反射角度、位置等を規定するストッパ機構(調整手段に相当)14を設けている。このストッパ機構14は、図3に示すように、コの字型フレーム7の開く方向Y(起立状態)への移動に応じてコの字型フレーム7と共に移動する反射ミラー4が、予め定められた反射角度となったときに当接してコの字型フレーム7による反射ミラー4の移動を阻止するストッパ141を備えている。
ストッパ機構14はさらに、ストッパ141を図3中の閉じ方向X若しくは開く方向Yに移動するストッパ用モータ142と、このストッパ用モータ142の出力をストッパ141に伝達する変換ギア143と、を有する。そして、図示しない制御部によるストッパ用モータ142の出力は、変換ギア143によって閉じ方向X若しくは開く方向Yに変換されてストッパ141に伝達され、ストッパ141は閉じ方向X若しくは開く方向Yに移動する。
また、コの字型フレーム7と反射ミラー4の脚部42との間には、常に反射ミラー4を開く方向Yに付勢するテンションスプリング等の付勢部材(付勢手段に相当)8を設けている。この付勢部材8によって、ストッパ機構14はコの字型フレーム7の動作に影響されることなく、反射ミラー4等のミラーユニットのみを調整できる構造となっている。また、付勢部材8によってミラーユニットを回動軸6に押しつけることができるため、車両の振動等によるガタつきの発生を防止することができる。
そして、ストッパ141が閉じ方向Xに移動すると、反射ミラー4は回動軸4を回動中心として閉じ方向Xに回動する。また、ストッパ141が開く方向Yに移動すると、反射ミラー4は付勢部材8の付勢力によって回動軸4を回動中心とした開く方向Yに移動する。このように反射ミラー4の回動(移動)範囲は、ストッパ141の移動範囲に対応するようになっている。
このような車両用表示装置10は、図3及び図4に示すように、車両のインストルメントパネル(以下、インパネともいう)1に対して起立(図1(a)参照)及び傾倒(図1(b)参照)可能に設けられる反射ミラー4に、表示源5に表示された画像を反射させて前記車両のウインドシールド3の投影エリアEに投影される前記画像の虚像と前記車両のアイポイントIU,IM,ILから前記ウインドシールド3を透して視認させる前記車両の前景とを重畳視認させる。
そして、傾倒状態のコの字型フレーム7は、軸支している反射ミラー4と共に移動し、この反射ミラー4が予め定められた反射角度の位置まで移動すると、ストッパ141が反射ミラーに当接して反射ミラー4の移動が阻止される。このとき、コの字型フレーム7が起立状態になっていないときは、コの字型フレーム7は起立状態となるまで移動を続け、反射ミラー4の反射角度はベース部材に対して回動することで保持される。そして、反射ミラー4の反射角度を調整する場合は、その反射ミラー4に当接しているストッパ141がストッパ機構14によって移動されて調整が行われる。
なお、アイレンジIRは、運転者のアイポイントが移動しても投影エリアEの虚像が見えることを保障する範囲であり、車両に対応して定められている。そして、アイレンジIRは、その上限及び下限に対応したアイポイントIU、ILと、その中心に位置するアイポイントIMとを有している。
アイレンジIRの上限に対応するアイポイントIUの上限を通り、インパネ1の表面と接する下限ライン(インパネ上面接線)Lを設定している。そして、この下限ラインLの上方がアイレンジ(運転者)IRから直接視認可能な視認可能エリアE1とし、下限ラインLの下方がアイレンジIRから直接視認できない視認不能エリアE2としてそれぞれ車種等に対応して設定している。
図3及び図4(b)に示すように、傾倒状態の反射ミラー4aは、下限ラインLの下方に位置することから、アイレンジIRからは反射ミラー4aを視認することはできない。そして、その背面に設けたカバー41を、インパネ1の開口部1aの蓋として機能させることで、車両用表示装置10の不使用時はその開口1aを塞ぎ、反射ミラー4はインパネ1内に収容された状態となる。
車両用表示装置10の使用開始に応じて、起立途中状態の反射ミラー4bは、その上縁部が下限ラインLに接し、その背面のカバー41が下限ラインLを越えて視認可能エリアE1に浸入することから、アイレンジIRからはミラーユニットを構成するカバー41の上縁部が一時的に視認されることになる。
車両用表示装置10が予め定められた反射角度に対応した位置までコの字型フレーム7によって移動されると、起立状態の反射ミラー4c及びカバー41は下限ラインLの下方に位置することから、アイレンジIRからは反射ミラー4aを有するミラーユニットを視認することはできない。
また、ストッパ機構14によるストッパ141の移動範囲は、反射ミラー4の上縁部及びカバー41が下限ラインLを越えない範囲で設定することで、反射ミラー4の反射角度の調整範囲を規定している。
このような反射ミラー4の移動軌跡となるように、コの字型フレーム7の移動範囲を設定し、反射ミラー4の少なくとも上縁部がインパネ1の外部に突出するようにコの字型フレーム7によって反射ミラー4を移動し、インパネ1によって車両のアイレンジIRから視認されない位置でその移動をストッパ141が阻止するようにしたことから、運転者から直接視認されないように可能な限り反射ミラー4をインパネ1の上方に配置することができるため、表示を大きくするために反射ミラー4を大きくしても、インパネ1内の隙間が減ってその内容物と干渉してしまうことを避けることができる。従って、反射ミラー4を縮小することなく、車両用表示装置10の小型化に貢献することができる。
次に、上述した構成の車両用表示装置における反射ミラー4に関する動作(作用)の一例を、以下に説明する。
車両用表示装置10は、開閉機構12による駆動に応じてコの字型フレーム7が開く方向Yに回動されてフレームストッパ13に当接して起立状態となる。このとき、コの字型フレーム7と共に回動した反射ミラー4は、そのカバー41にストッパ機構14のストッパ141に当接したときに停止することで、図4(b)に示すように、下限ラインLの下方の視認不能エリアE2内の予め定められた所定角度となる位置に移動したことになる。
そして、図4(a)に示すように、車両用表示装置10の反射ミラー4がアイポイントIMに対応するように設定されている状態で、運転者の変更によってアイレンジIRの中心に対応するアイポイントIMからその上限に対応するアイポイントIUに変更される場合、図示しない操作パネルの閉じ方向Xに対応したスイッチが操作されることで、閉じ方向Xにストッパ機構14のストッパ141が移動されて、反射ミラー4は閉じ方向Xに回動軸6を中心として回動(移動)される。そして、アイポイントIUに対応した反射角度に対応した位置に反射ミラー4が移動されて、投影エリアEに投影される虚像の歪みが抑制されると、運転者はそのときにスイッチ操作を停止することで、反射ミラー4の角度調整が終了する。
以上説明したように本発明の車両用表示装置によれば、反射ミラー4を回動自在にコの字型フレーム(ベース部材)7で軸支し、このコの字型フレーム7が反射ミラー4と共に起立状態に向かって移動する際に、予め定められた反射角度の位置で反射ミラー4の移動を阻止するストッパ141を設け、このストッパ141によってコの字型フレーム7が軸支している反射ミラー4を回動させて反射角度を調整するようにしたことから、反射ミラー4の角度を調整する際にコの字型フレーム7を動作させる駆動機構の影響を受けなくなるため、反射ミラー4の調整機構の簡単化を図ることができる。しかも、反射ミラー4の角度を調整するストッパ141を有するストッパ機構14をコの字型フレーム7と一体的に形成する必要がなくなり、反射ミラー4とコの字型フレーム7のみのミラーユニットとして形成することが可能となり、コの字型フレーム7を移動させる開閉機構12とストッパを移動させるストッパ機構14以外の機構部が不要となるため、ミラーユニットの軽量化及び簡素化を図ることができる。従って、反射部材4の角度調整を容易とし、小型化に貢献することができる。
また、付勢部材(付勢手段)8によって反射ミラー4をその起立状態への移動方向に付勢し、この付勢力を利用して反射ミラー4の反射角度を調整するようにしたことから、ストッパを移動するストッパ機構14のみで反射ミラー4を移動させることができるため、装置構成のより一層の簡素化を図ることができる。従って、車両用表示装置10のさらなる小型化に貢献することができる。
なお、上述した本最良の形態では、反射ミラー4の少なくとも上縁部をインパネ1の外部に突出させる車両用表示装置について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、反射ミラー4をインパネ1の外部に突出させない車両用表示装置10として構成しても、コの字型フレーム7を移動させる開閉機構12とストッパ141を移動させるストッパ機構14以外の機構部が不要となることから、ミラーユニットの軽量化及び簡素化を図ることができるため、反射部材4の角度調整を容易とし、小型化に貢献することができる。
また、上述した本最良の形態では、調整手段にストッパ用モータ142を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、モータを用いずに調整用ダイヤルと伝達機構のみで構成するなど種々異なる形態とすることができる。
本発明の車両用表示装置の斜視図である。 図1中の反射ミラーとストッパの動作を説明するための図である。 車両用表示装置の使用時、不使用時の反射ミラーの状態を説明するための図である。 (a)は車両のアイレンジと下限ラインとの関係、(b)は下限ラインと反射ミラーとの関係をそれぞれ説明するための図である。 従来の反射部材の角度調整を用いた場合における問題を説明するための図である。
符号の説明
4 反射ミラー
5 表示源
6 回動軸
7 コの字フレーム(ベース部材)
8 付勢部材(付勢手段)
10 車両用表示装置
14 ストッパ機構(調整手段)
141 ストッパ

Claims (3)

  1. 車両のインストルメントパネルに対して起立及び傾倒可能に設けられる反射ミラーに、表示源に表示された画像を反射させて前記車両のウインドシールドの投影エリアに投影される前記画像の虚像と前記車両のアイポイントから前記ウインドシールドを透して視認させる前記車両の前景とを重畳視認させる車両用表示装置において、
    前記反射ミラーを回動自在に軸支すると共に、前記反射ミラーが起立状態から傾倒状態までの範囲を前記反射ミラーと共に移動するベース部材と、
    前記反射ミラーの起立状態への移動に応じて前記ベース部材と共に移動する前記反射ミラーが、予め設定された反射角度となったときに前記反射ミラーに当接して前記ベース部材による前記反射ミラーの移動を阻止するストッパと、
    前記前記反射ミラーに当接している前記ストッパを移動させて前記反射ミラーの反射角度を調整する調整手段と、
    を備えることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記反射ミラーの起立状態への移動方向に前記反射ミラーを常に付勢する付勢手段をさらに備え、
    前記調整手段が、前記付勢手段の付勢力によって前記反射ミラーの起立状態への移動方向に対する前記反射ミラーの反射角度を調整するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記ベース部材が、前記反射ミラーの少なくとも上縁部を前記インストルメントパネルの外部に突出するように前記反射ミラーを軸支し、
    前記ストッパが、前記インストルメントパネルによって前記アイレンジから前記反射ミラーが視認されない前記反射ミラーの反射角度となるように、前記反射ミラーの移動を阻止するようにした
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用表示装置。
JP2005065855A 2005-03-09 2005-03-09 車両用表示装置 Expired - Fee Related JP4648730B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005065855A JP4648730B2 (ja) 2005-03-09 2005-03-09 車両用表示装置
US11/369,837 US7280282B2 (en) 2005-03-09 2006-03-08 Display apparatus for vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005065855A JP4648730B2 (ja) 2005-03-09 2005-03-09 車両用表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006248323A true JP2006248323A (ja) 2006-09-21
JP4648730B2 JP4648730B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=37089270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005065855A Expired - Fee Related JP4648730B2 (ja) 2005-03-09 2005-03-09 車両用表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4648730B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008224791A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Nippon Seiki Co Ltd ヘッドアップディスプレイ装置
JP2011145655A (ja) * 2009-11-12 2011-07-28 Johnson Controls Technology Co 特に自動車用のディスプレイ装置
JP2012254708A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Nippon Seiki Co Ltd ディスプレイ装置
JP2012254709A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Nifco Inc ディスプレイ装置
WO2013035813A1 (ja) * 2011-09-06 2013-03-14 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
KR20140049035A (ko) 2011-07-27 2014-04-24 컨티넨탈 오토모티브 시스템즈 인코포레이티드 계기판 및 대시 보드 통합
JP2015141231A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 矢崎総業株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
JP2015527612A (ja) * 2012-08-06 2015-09-17 ジョンソン コントロールズ オートモーティブ エレクトロニクス エスエイエス 自動車用のディスプレイ
JP2015182635A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 矢崎総業株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
WO2016110777A1 (en) * 2015-01-08 2016-07-14 Visteon Global Technologies, Inc. Dashboard with a display unit
JP2017144847A (ja) * 2016-02-16 2017-08-24 株式会社デンソー ヘッドアップディスプレイ装置
JP2019077393A (ja) * 2017-10-26 2019-05-23 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
JP2019077392A (ja) * 2017-10-26 2019-05-23 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
KR20190113380A (ko) * 2018-03-28 2019-10-08 콘티넨탈 오토모티브 일렉트로닉스 유한회사 헤드업 디스플레이
JPWO2019124331A1 (ja) * 2017-12-21 2021-01-28 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
CN113246727A (zh) * 2021-04-22 2021-08-13 孙华伟 一种可调节汽车仪表盘

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004061861A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置
JP2004090888A (ja) * 2002-09-04 2004-03-25 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置
JP2004189112A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 Calsonic Kansei Corp ヘッドアップディスプレイ
JP2004237750A (ja) * 2003-02-03 2004-08-26 Calsonic Kansei Corp 車両用計器装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004061861A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置
JP2004090888A (ja) * 2002-09-04 2004-03-25 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置
JP2004189112A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 Calsonic Kansei Corp ヘッドアップディスプレイ
JP2004237750A (ja) * 2003-02-03 2004-08-26 Calsonic Kansei Corp 車両用計器装置

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008224791A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Nippon Seiki Co Ltd ヘッドアップディスプレイ装置
JP2011145655A (ja) * 2009-11-12 2011-07-28 Johnson Controls Technology Co 特に自動車用のディスプレイ装置
JP2012254708A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Nippon Seiki Co Ltd ディスプレイ装置
JP2012254709A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Nifco Inc ディスプレイ装置
KR20140049035A (ko) 2011-07-27 2014-04-24 컨티넨탈 오토모티브 시스템즈 인코포레이티드 계기판 및 대시 보드 통합
JP2014522781A (ja) * 2011-07-27 2014-09-08 コンティネンタル オートモーティブ システムズ,インコーポレイティッド 計器クラスタとダッシュボードとの一体化
KR102026494B1 (ko) * 2011-07-27 2019-11-04 컨티넨탈 오토모티브 시스템즈 인코포레이티드 계기판 및 대시 보드 통합
JP2013054311A (ja) * 2011-09-06 2013-03-21 Yazaki Corp 車両用表示装置
WO2013035813A1 (ja) * 2011-09-06 2013-03-14 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
US9304318B2 (en) 2011-09-06 2016-04-05 Yazaki Corporation Display device for vehicle
JP2015527612A (ja) * 2012-08-06 2015-09-17 ジョンソン コントロールズ オートモーティブ エレクトロニクス エスエイエス 自動車用のディスプレイ
US10324287B2 (en) 2014-01-27 2019-06-18 Yazaki Corporation Heads-up display device
JP2015141231A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 矢崎総業株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
JP2015182635A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 矢崎総業株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
WO2016110777A1 (en) * 2015-01-08 2016-07-14 Visteon Global Technologies, Inc. Dashboard with a display unit
JP2017144847A (ja) * 2016-02-16 2017-08-24 株式会社デンソー ヘッドアップディスプレイ装置
JP2019077393A (ja) * 2017-10-26 2019-05-23 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
JP2019077392A (ja) * 2017-10-26 2019-05-23 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
JPWO2019124331A1 (ja) * 2017-12-21 2021-01-28 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
JP7147785B2 (ja) 2017-12-21 2022-10-05 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
KR20190113380A (ko) * 2018-03-28 2019-10-08 콘티넨탈 오토모티브 일렉트로닉스 유한회사 헤드업 디스플레이
KR102038999B1 (ko) 2018-03-28 2019-10-31 콘티넨탈 오토모티브 일렉트로닉스 유한회사 헤드업 디스플레이
CN113246727A (zh) * 2021-04-22 2021-08-13 孙华伟 一种可调节汽车仪表盘

Also Published As

Publication number Publication date
JP4648730B2 (ja) 2011-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4648730B2 (ja) 車両用表示装置
JP4847627B1 (ja) 表示装置
US7280282B2 (en) Display apparatus for vehicle
WO2009133698A1 (ja) 走査型画像表示装置、眼鏡型ヘッドマウントディスプレイ、及び自動車
JP4223942B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP4871459B2 (ja) 車載用ヘッドアップディスプレイ装置
JP2005500568A (ja) 昼/夜モードヘッドアップディスプレイを用いる情報表示方法及び装置
JP2009515768A (ja) 格納式の自動車用表示装置と、前記装置を装着する車
JP2007086226A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
WO2016178357A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ
CN110103825B (zh) 车载用显示装置
JP2019077327A (ja) 車両用表示装置および車両用表示システム
JP5021094B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ
JP6505280B1 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置のミラー支持構造
JP2006248322A (ja) 車両用表示装置
JP2009222882A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
CN110816407B (zh) 显示装置、显示控制方法及存储介质
JP2004299591A (ja) 表示システム
JP2005067555A (ja) 映像表示システムおよび方法
JPH04283134A (ja) レンズレス非回折プロジェクションユニット及び車両用ヘッドアップディスプレイ
JP6841173B2 (ja) 虚像表示装置
WO2020090187A1 (ja) 虚像表示装置、およびヘッドアップディスプレイ装置
JP2021035808A (ja) 電子ミラー装置
WO2012117496A1 (ja) 表示装置
JP2527716Y2 (ja) 車両用ヘッドアップディスプレイ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101210

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4648730

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees