JP2006247772A - 硬質ウレタンフォームの裁断加工方法 - Google Patents

硬質ウレタンフォームの裁断加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 単一の熱融解式裁断機を用いるだけで、厚み寸法の調整ピツチが非常に小さい値の複数種類のスラブ状ウレタン品に裁断加工することができる方法を提供する。
【解決手段】 熱融解式裁断機4における二本の棒状電極5,5をそれらの下端部または下端部近くを支点として厚肉成形ウレタンフォーム2の搬送方向に有段階または無段階に回倒傾斜させてニクロム線7…の上下隣接間距離を変更することにより、スラブ状ウレタン品2Aの裁断厚み寸法を調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、厚肉成形された硬質ウレタンフォームから、例えば各種建築用断熱材やLNGタンクの外装材、家電製品素材等に多用される複数のスラブ状硬質ウレタン品を切り出し(裁断)加工する方法に関し、詳しくは、鋸刃やカッター刃などの機械式切断機器による切断ではなく、上下方向に姿勢する二本の棒状電極の外周面でそれらの長手方向に沿い所定間隔を隔てて形成の溝に係合させて二本の棒状電極間に亘ってニクロム線など複数本の通電加熱線が水平状でかつ互いに平行に張設されてなる熱融解式裁断機に対して、水平方向に搬送される厚肉成形硬質ウレタンフォームを通過移動させることによって、その厚肉成形硬質ウレタンフォームを前記通電加熱線による熱融解により所定厚み寸法の複数のスラブ状硬質ウレタン品に裁断加工する方法に関する。
この種の硬質ウレタンフォームの裁断加工方法に用いられる熱融解式裁断機として、従来一般には、二本の棒状電極が上下方向の一定姿勢に固定化され、この固定化された二本の棒状電極間に亘って上下一定ピッチ間隔でニクロム線等の複数本の通電加熱線が張設されたものを使用していた。
しかしながら、上記のような熱融解式裁断機を使用する従来の硬質ウレタンフォームの裁断加工方法によれば、二本の棒状電極間に張設されているニクロム線等の通電加熱線の上下隣接間距離の大きさによってスラブ状硬質ウレタン品の裁断厚み寸法が決まり、かつ、その通電加熱線の上下隣接間距離は各通電加熱線の線径及び棒状電極外周面に形成の溝の上下ピッチ(間隔)により決まってしまう。
そして、スラブ状硬質ウレタン品の裁断厚み寸法の決定要素である通電加熱線の線径について考察してみると、余り細い線径の通電加熱線を使用する場合は、通電加熱に伴う軟化現象で伸び等が発生して短期間の使用で破断しやすくなるなど強度面でその耐久性に問題があって、実際は0.8mmφが使用の下限である。また、棒状電極の外周面に形成する溝についても、それら溝の切削加工上の制約から、実際は1mmの上下ピッチが下限である。そのため、スラブ状硬質ウレタン品の裁断厚み寸法のピッチに自由度がなく、その裁断厚み寸法ピッチの最小値は上記した通電加熱線の線径及び電極溝の上下ピッチの下限に制約されてしまって、それ以下のピッチの裁断厚み寸法のスラブ状硬質ウレタン品を裁断加工することができないという問題がある。
また、一つの熱融解式裁断機による最小裁断厚み寸法ピッチ以下の厚み寸法ピッチのスラブ状硬質ウレタン品を得るためには、その熱融解式裁断機とは通電加熱線の線径も電極の溝の上下ピッチも異(小)なる別個の熱融解式裁断機あるいは機械式切断機器を準備しなければならないといったように、非常に大きな経済的投資並びに設置スペースを要するという問題があった。
本発明は上記の実情に鑑みてなされたもので、単一の熱融解式裁断機を準備するだけで最小の裁断厚み寸法ピッチが非常に小さい値のスラブ状硬質ウレタン品を裁断加工することができる硬質ウレタンフォームの裁断加工方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る硬質ウレタンフォームの裁断加工方法は、上下方向に姿勢する二本の棒状電極の外周面でそれらの長手方向に沿い所定間隔を隔てて形成の溝に係合させて二本の棒状電極間に亘って複数本の通電加熱線が水平状でかつ互いに平行に張設されてなる熱融解式裁断機に対して、水平方向に搬送される厚肉成形硬質ウレタンフォームを通過移動させることによって、その厚肉成形硬質ウレタンフォームを前記通電加熱線による熱融解により所定厚み寸法の複数のスラブ状硬質ウレタン品に裁断加工する方法において、前記熱融解式裁断機における二本の棒状電極をそれらの下端部または下端部近くを支点として前記厚肉硬質ウレタンフォームの搬送方向に有段階または無段階に回倒傾斜させて前記通電過熱線の上下隣接間距離を変更することにより、スラブ状硬質ウレタン品の裁断厚み寸法を調整することを特徴としている。
上記のような特徴を有する本発明に係る硬質ウレタンフォームの裁断加工方法によれば、熱融解式裁断機における二本の棒状電極をそれらの下端部または下端部近くを支点として厚肉成形硬質ウレタンフォームの搬送方向に有段階または無段階に回倒傾斜させて二本の棒状電極間に亘り張設されている通電過熱線の上下隣接間距離を変更することにより、スラブ状硬質ウレタン品の裁断厚み寸法を簡単かつ任意に調整することが可能であるため、通電加熱線としては強度面での耐久性になんら問題のない線径のものを使用し、かつ、電極としてはその外周面に切削加工が容易な上下ピッチで溝を形成したものを使用してなる単一の熱融解式裁断機を準備するだけで、最小裁断厚み寸法が非常に小さい値のスラブ状硬質ウレタン品も含めて、複数種類の裁断厚み寸法ピッチのスラブ状硬質ウレタン品を裁断加工することができる。しかも、一つの熱融解式裁断機とは通電加熱線の線径も電極の溝の上下ピッチも異(小)なる熱融解式裁断機あるいは機械式切断機器を別個に準備する必要がないので、大きな経済的投資も設置スペースも要さず、工場設備として極めて有効に活用することができ、また、裁断加工によって得られるスラブ状硬質ウレタン品の製造コストの低減にも寄与するといった効果を奏する。
このような硬質ウレタンフォームの裁断加工方法の実施にあたり、請求項2に記載のように、前記厚肉成形硬質ウレタンフォームの搬送方向先端面が前記熱融解式裁断機に対し所定の近接位置に達したとき、前記通電加熱線への通電を開始し、かつ、裁断加工されたスラブ状硬質ウレタン品の搬送方向後端面が前記熱融解式裁断機に対し所定の離間位置に達したとき、前記通電加熱線への通電を遮断することによって、多数の厚肉成形硬質ウレタンフォームを長時間に亘って次々と連続して裁断加工する際の消費電力を可及的に節減することができるばかりでなく、通電加熱線への熱負荷も低減してその耐久性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る硬質ウレタンフォームの裁断加工方法を実施するために用いられる裁断加工装置全体の概略構成を示す側面図である。
図1において、1は厚肉成形された硬質ウレタンフォーム2を載置して該厚肉成形硬質ウレタンフォーム2を水平方向に搬送する台車であり、この台車1は、床面上に形成されたガイドレール3上に転載され、床面に沿って敷設されたチェーンコンベヤ(図示省略)を介して一定速度で水平方向に駆動移動自在に構成されており、その台車1の駆動移動経路の途中には熱融解式裁断機4が設置されている。
前記熱融解式裁断機4は、図2及び図3に明示するように、前記台車1の駆動移動経路の左右両側に上下方向に姿勢させて配設された二本(+,−)の断面円形の棒状電極5,5と、これら二本の棒状電極5,5の外周面でそれらの長手方向に沿い所定間隔を隔てて形成された溝6,6に係合させて二本の棒状電極5,5間に亘って水平状でかつ互いに平行に張設された複数本のニクロム線(通電加熱線の一例)7…とから構成されている。これら各ニクロム線7…にはそれらの両端部と固定枠8,8との間に亘って介在されたコイルスプリング9…を介して裁断抵抗に抗する十分な張力が付与されている。
前記各棒状電極5,5の下端部に同軸状に連結した絶縁性棒状部材10の下端部は、床面上の固定枠11に水平軸12を介して枢支連結されているとともに、この絶縁性棒状部材10の上端近くと床面との間には油圧ジャッキ等の伸縮アクチュエータ13が介在されている。
以上のごとく構成された熱融解式裁断機4においては、前記伸縮アクチュエータ13を介して棒状電極5,5、絶縁性棒状部材10を、図1及び図4の仮想線に示すように、前記水平軸12の軸心を支点Rとして前記台車1による厚肉硬質ウレタンフォーム2の搬送方向Xに任意無段階に回倒させて棒状電極5,5の傾斜角度θを変更固定することにより、複数本のニクロム線7…の各上下隣接間距離Lを変更して、厚肉成形硬質ウレタンフォーム2から裁断加工されるスラブ状硬質ウレタン品2Aの裁断厚み寸法Tを調整可能としている。
また、前記台車1の駆動移動経路には、厚肉成形硬質ウレタンフォーム2の搬送方向先端面2aが前記熱融解式裁断機4のニクロム線7…に対し所定の近接位置に達したことを検出する近接スイッチ等の第1センサ18と、ニクロム線7…による熱融解により所定の厚み寸法Lに裁断加工されたスラブ状硬質ウレタン品2Aの搬送方向後端面2Aaが前記熱融解式裁断機4のニクロム線7…に対し所定の離間位置に達したことを検出する近接スイッチ等の第2センサ19とが設けられているとともに、これら両センサ18,19の検出信号を入力させて前記第1センサ18が検出動作したときは、電極5,5を通じてニクロン線7…への通電を開始し、かつ、第2センサ19が検出動作したときは、電極5,5を通じてニクロン線7…への通電を遮断するように構成された電源制御装置(図示省略)が設けられている。
次に、上記の如く構成された硬質ウレタンフォームの裁断加工装置による裁断加工動作について図4を参照しながら説明する。
まず、裁断加工前に、伸縮アクチュエータ13を介して棒状電極5,5、絶縁性棒状部材10を、前記水平軸12の軸心を支点Rとして厚肉硬質ウレタンフォーム2の搬送方向Xに回倒させて棒状電極5,5の傾斜角度θを変更固定することにより、複数本のニクロム線7…の各上下隣接間距離Lを角度変更前の距離L0からL1に変更して厚肉成形硬質ウレタンフォーム2から裁断加工されるスラブ状硬質ウレタン品2Aの裁断厚み寸法Tを変更前の厚み寸法T0から所望の厚み寸法T1に予め調整(設定)しておく。
この状態で、台車1上に厚肉成形硬質ウレタンフォーム2を載置し、かつ、この厚肉成形硬質ウレタンフォーム2の最上面上に該厚肉成形硬質ウレタンフォーム2の位置ずれ移動を防ぐためにウエイト20を載せ付けた上、台車1をチェーンコンベヤ(図示省略)により一定速度で水平方向に駆動移動させることによって、厚肉成形硬質ウレタンフォーム2を水平方向Xに定速搬送させる。
この搬送に伴い厚肉成形硬質ウレタンフォーム2の搬送方向先端面2aが熱融解式裁断機4のニクロム線7…に対し所定の近接位置に達すると、第1センサ18が検出動作し、その検出信号を受けて作動する電源制御装置(図示省略)により、電極5,5を通じてニクロン線7…への通電が開始されて各ニクロム線7…が加熱される。
続く搬送に伴い、その通電加熱されたニクロム線7…に対して厚肉成形硬質ウレタンフォーム2が通過移動されることになり、その通過移動時に厚肉成形硬質ウレタンフォーム2がニクロム線7…による熱融解により、前述のように、予め調整された厚み寸法T1の複数のスラブ状硬質ウレタン品2Aに裁断加工される。
そして、所定(予め設定された値)の厚み寸法T1に裁断加工された複数のスラブ状硬質ウレタン品2Aの搬送方向後端面2Aaが熱融解式裁断機4のニクロム線7…に対し所定の離間位置に達すると、第2センサ19が検出動作し、その検出信号を受けて作動する電源制御装置(図示省略)により、電極5,5を通じてのニクロン線7…への通電が遮断され、次の厚肉成形硬質ウレタンフォーム2が前記第1センサ18により検出されるまではその通電遮断状態が維持される。
以上説明したように、上記実施形態の硬質ウレタンフォームの裁断加工方法によると、熱融解式裁断機4における二本の棒状電極5,5を厚肉成形硬質ウレタンフォーム2の搬送方向Xに回倒させて棒状電極5,5の傾斜角度θを変更し、これに伴いニクロム線7…の上下隣接間距離Lを変更することにより、スラブ状硬質ウレタン品2Aの裁断厚み寸法Tを任意に調整することが可能であるから、強度面での耐久性になんら問題のない線径のニクロム線7…を使用し、かつ、その外周面に切削加工が容易な上下ピッチで溝6,6を形成した電極5,5を使用してなる単一の熱融解式裁断機4を準備するだけで、最小裁断厚み寸法Tが非常に小さい値のスラブ状硬質ウレタン品2Aを含めて、複数種類の裁断厚み寸法ピッチのスラブ状硬質ウレタン品2Aを裁断加工することが可能である。
因みに、強度耐久性の面から下限近くである1.0mmφ及び下限である0.8mmφのニクロム線7…を使用した場合で、二本の棒状電極5,5が上下方向の一定姿勢に固定化された複数の熱融解式裁断機を用いた従来方法と、上記実施形態のように二本の棒状電極5,5の傾斜角度θが変更可能とされた熱融解式裁断機を用いた本発明方法とを比較してみると、次のような結果が得られた。
(従来方法)
線 径 スラブ状硬質ウレタン品の裁断厚み寸法 調整寸法ピッチ
1.0mmφ 15.0mm、 16.0mm、17.0mm……1.0mmピッチ
0.8mmφ 15.2mm、 16.2mm、17.2mm……1.0mmピッチ
(本発明方法)
線 径 スラブ状硬質ウレタン品の裁断厚み寸法 調整寸法ピッチ
1.0mmφ 15.0mm、 15.1mm、15.2mm……0.1mmピッチ
0.8mmφ 15.0mm、 15.1mm、15.2mm……0.1mmピッチ
上記の結果からも明らかなように、本発明方法によると、単一の熱融解式裁断機4を用いるのみで、裁断厚み寸法Tを非常に小さいピッチで調整して複数種類の厚み寸法をもつスラブ状硬質ウレタン品2Aを裁断加工することができ、それゆえにまた、ニクロム線の線径も電極の溝の上下ピッチも異(小)なる別個な熱融解式裁断機あるいは機械式切断機器を準備する必要がなくなり、大きな経済的投資も設置スペースも要さず、工場設備として極めて有効に活用することができる。
また、上記実施の形態に示したように、台車1の駆動移動経路に厚肉成形硬質ウレタンフォーム2の搬送方向先端面2aが熱融解式裁断機4のニクロム線7…に対し所定の近接位置に達したことを検出する第1センサ18と、ニ裁断加工されたスラブ状硬質ウレタン品2Aの搬送方向後端面2Abが前記熱融解式裁断機4のニクロム線7…に対し所定の離間位置に達したことを検出する第2センサ19とを設けることによって、多数の厚肉成形硬質ウレタンフォーム2を長時間に亘って次々と連続して裁断加工する際の消費電力を可及的に節減することができるばかりでなく、ニクロム線7…に長時間に亘って連続通電するといった熱負荷も軽減してニクロム線7…の耐久性向上も図ることができる。
なお、上記実施の形態では、熱融解式裁断機4における二本の棒状電極5,5を厚肉硬質ウレタンフォーム2の搬送方向Xに回倒させて棒状電極5,5の傾斜角度θを無段階に変更可能としたものについて説明したが、裁断厚み寸法を設定されたピッチ、例えば、0.1mmで調整できるように、二本の棒状電極5,5の傾斜角度θを有段階に変更可能としてもよい。
また、熱融解式裁断機4における二本の棒状電極5,5の傾斜角度変更のための構成は、上記実施の形態で説明したものに限らず、どのような構成のものであってもよい。
本発明に係る硬質ウレタンフォームの裁断加工方法を実施するために用いられる裁断加工装置全体の概略構成を示す側面図である。 熱融解式裁断機の要部の拡大正面図である。 同上熱融解式裁断機の要部の拡大横断面図である。 同上熱融解式裁断機による裁断加工動作の概要を説明する線図である。
符号の説明
2 厚肉成形硬質ウレタンフォーム
2a 搬送方向先端面
2A スラブ状ウレタン品
2Aa 搬送方向後端面
4 熱融解式裁断機
5 棒状電極
6 溝
7 ニクロム線(通電加熱線)
18 第1センサ
19 第2センサ
R 支点
T 裁断寸法
X 搬送方向
θ 傾斜角度

Claims (2)

  1. 上下方向に姿勢する二本の棒状電極の外周面でそれらの長手方向に沿い所定間隔を隔てて形成の溝に係合させて二本の棒状電極間に亘って複数本の通電加熱線が水平状でかつ互いに平行に張設されてなる熱融解式裁断機に対して、水平方向に搬送される厚肉成形硬質ウレタンフォームを通過移動させることによって、その厚肉成形硬質ウレタンフォームを前記通電加熱線による熱融解により所定厚み寸法の複数のスラブ状硬質ウレタン品に裁断加工する方法において、
    前記熱融解式裁断機における二本の棒状電極をそれらの下端部または下端部近くを支点として前記厚肉硬質ウレタンフォームの搬送方向に有段階または無段階に回倒傾斜させて前記通電過熱線の上下隣接間距離を変更することにより、スラブ状硬質ウレタン品の裁断厚み寸法を調整することを特徴とする硬質ウレタンフォームの裁断加工方法。
  2. 前記厚肉成形硬質ウレタンフォームの搬送方向先端面が前記熱融解式裁断機に対し所定の近接位置に達したとき、前記通電加熱線への通電を開始し、かつ、裁断加工されたスラブ状硬質ウレタン品の搬送方向後端面が前記熱融解式裁断機に対し所定の離間位置に達したとき、前記通電加熱線への通電を遮断する請求項1に記載の硬質ウレタンフォームの裁断加工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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TWI396612B (zh) * 2010-12-30 2013-05-21 Au Optronics Corp 薄件剝離設備及剝離方法
CN104129107A (zh) * 2014-07-25 2014-11-05 杭州华聚复合材料有限公司 一种热塑性蜂窝板材及其制备方法
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