JP2006247233A - 蓄熱マット - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡単で製造でき、不燃性でありかつ消火特性に優れ、走行時に蓄熱し、エンジンストップした仮眠中に放熱させ、仮眠ベッド内を快適な温度に保持することができ、さらに、省エネ(消費燃料の低減)や、炭酸ガスなどの削減ができるなど、実効性に優れた蓄熱マットを提供すること。
【解決手段】蓄熱マットは、袋状カバー部材5と、袋状カバー部材5の内部に収納された面状発熱体8と、面状発熱体8から熱エネルギーの供給を受ける蓄熱材本体9を具備しており、面状発熱体8への給電のオンオフを行うスイッチング回路とこのスイッチング回路の連続制御を行う制御回路の両方を有するコントロール装置を有している。コントロール装置に、バッテリーの過放電を防止するため、バッテリー過放電防止回路がさらに備えられている。
【選択図】 図3
【解決手段】蓄熱マットは、袋状カバー部材5と、袋状カバー部材5の内部に収納された面状発熱体8と、面状発熱体8から熱エネルギーの供給を受ける蓄熱材本体9を具備しており、面状発熱体8への給電のオンオフを行うスイッチング回路とこのスイッチング回路の連続制御を行う制御回路の両方を有するコントロール装置を有している。コントロール装置に、バッテリーの過放電を防止するため、バッテリー過放電防止回路がさらに備えられている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、発電機から給電された面状発熱体に接触させて熱エネルギーを蓄熱する蓄熱材を備えた蓄熱マットに関し、特には、例えばトラックの仮眠用ベッドに載置される蓄熱マットであって、トラックの走行中にはその発電力を利用して蓄熱材に蓄熱し、かつ、エンジンストップ時に放熱させて、例えば仮眠ベッドを暖気運転をすることなく快適な温度に保ちうるようにした蓄熱マットに関するものである。
なお、上記蓄熱マットにおいて、面状発熱体に給電する電源として例えば商用電源等を使用する場合、電圧を100Vから例えば24Vに変電したり、あるいは、例えば100V対応型に設計変更すれば、家庭や各種施設内で使用する暖房ベッドとして使用できること明白である。従って以下においては、トラックの仮眠用ベッドに備える蓄熱マット(DC24V用)をその具体例として挙げ、本発明をより詳細に説明する。
従来、冬季において、貨物トラックの荷物の積み卸し中も、運転席を暖めるために、エンジンを停止させずに暖気運転していた。しかし、昨今における省エネルギー及び環境保全の見地から、自動車停車中のエンジン停止の要望が強まりつつあある。たとえば、環境問題(ISO 14001 )に取り組む工場内では、待機中のトラックのエンジン停止が品質管理の一項目に挙がっている。
しかし、上記の如く、冬季において、エンジン停止をすると、運転席が冷えてしまうため、やはり運転席が暖まるまで、トラックを停止したままにする、即ち、暖気運転する傾向にある。
従来の係る蓄熱マットとしては、断熱性クッション材内に、蓄熱材を封入した袋体とこれに重合した電気ヒータユニットを挟み込んで、袋状カバーに封入し、マットの不使用時には、電気ヒータに通電して、熱を蓄熱材に潜熱として蓄熱しておき、通電を断っても、蓄熱材の放電により、一定時間、マット内を所定温度に保つようにしたものが提案されている(特許文献1)。
また、複数の偏平な袋体に、ベッドの頭部より足部の方が順次に量を多くした潜熱蓄熱材を封入するとともに、その袋体の下面に、電気ヒーターユニットを重合して、複数の発熱体を形成し、かつ前記袋体の上面に、当該袋体に収納した蓄熱材の量に対応して厚さが反比例する断熱性クッションを設けて、袋状カバー内に封入してなる構造のものが提案されている(特許文献2)。
上記特許文献1及びに特許文献2記載の蓄熱マットには、トラック等の運転手が、寒冷時エンジンを停止して仮眠をとる際、バッテリーを熱源とする必要がないので、バッテリーが過放電となる恐れがなく便利である。とりわけ、特許文献2に記載の蓄熱マットは、(a)異なる量の蓄熱材を有する発熱体が複数設けられ、かつ、その各発熱体の蓄熱材の量に応じて、身体に接する側の上層クッションの厚さを加減するので、加熱性、保温性、クッション性が就寝に最適であり、(b)蓄熱材の量と、上層クッションの厚さが、逆比例関係となるので、各仕切袋の厚さが一定に保たれ、(c)複数の変態温度の異なる蓄熱材を使用しないので、製造が容易となり安価であるという利点を有する。
従来の蓄熱の方法には、物質の顕熱を利用する方法と、物質の相変化潜熱を利用する方法が周知である。前者は水や岩石のように単位体積当たりの熱容量の大きな物質を用いるもので、単位体積当たりの蓄熱密度が小さいため、蓄熱槽が非常に大きなものになるという欠点があった。これに対して、後者は無機水和塩などを用い、主にその溶融/凝固の際の溶融潜熱を利用するもので、蓄熱密度が大きいため、蓄熱槽を小型化できるという利点をもっている。しかし、無機水和塩は過冷却や相分離現象を起すため、蓄熱材として長期間安定な動作を行わせることが難しく、容器の金属などを腐食させやすいなどの欠点がある。また、後者は蓄熱材の融点が熱の使用目的温度に近くなければならないため、使用できる物質が限られていた。
しかしながら、これら蓄熱マットはいずれも、蓄熱材として酢酸ナトリウム系の蓄熱材を、小袋部からなる袋体に封入したものか、又は、ポリエステルフェルトのような含浸母材に含浸させたものであるため、偏平な袋状の形状が大きいために内部に封入された流動性のある潜熱蓄熱材が蓄熱マットの移動の際などに袋体内に偏在してしまうために形状を元に戻すのに時間がかかってしまったり、折り畳んで収納する際にも変形するなどの不都合があった。
また、蓄熱材を加熱するヒーターユニットは、電熱線をシリコンゴムのような耐熱性絶縁材で被覆した蛇行状に屈曲する紐状のコードヒータを、粘着材を塗布したアルミニウム箔で覆って、該平板状伝熱体の下面に接着等によって設けられており、蓄熱材の下面に備えた平板状伝熱材(例えばステンレススチール等の金属材料など)を介して加熱するようになっており、また、プラスチック材料で形成される袋体をヒーターコード等によって直接加熱するために加熱効率が悪い等の問題が生じていた。
つぎに、潜熱型蓄熱材として汎用されている例えばポリエチレンやポリプロピレンは、1)過冷却や相分離現象を起さない、2)金属などを腐食しない、3)大量生産されており、安価で安全性が高い、などの利点を持っている一方、蓄熱の際に燃えたり焦げたりするため、水や空気などの熱媒体を加熱し、それと蓄熱材を接触させて蓄熱する方法が採られており、手間がかかり面倒であるという問題があり、さらに、加熱−冷却を繰り返していくと短時間のうちに劣化してしまい、蓄熱能力が失われてしまうため、長期間使用できないという欠点を持っていた。
また、例えば酢酸ナトリウムなどの塩類性蓄熱材は、袋体が破損して蓄熱材が外部に漏洩し、漏電を起こすなどの不具合が顕在化する。
本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その目的は、構造が簡単で製造でき、不燃性でありかつ消火特性に優れ、走行時に蓄熱するとともに、エンジンストップして(暖気運転することなく)、仮眠中に放熱させ、仮眠ベッド内を快適な温度に保持することができ、とりわけ、省エネ(消費燃料の低減)や、炭酸ガス、NOx、及び、SOxの排出削減ができるなど、実効性に優れた蓄熱マットを提供するにある。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、袋状カバー部材と、発電機につながり当該発電機から給電され前記袋状カバー部材の内部に収納された面状発熱体と、複数個の小袋部からなる袋体に封入され前記面状発熱体に接触させて面状発熱体から熱エネルギーの供給を受ける蓄熱材本体を具備する蓄熱マットであって、面状発熱体への給電のオンオフを行うスイッチング回路と、このスイッチング回路の連続制御を行う制御回路の両方を有するコントロール装置を備えられているところに特徴がある。
請求項2の発明は、請求項1記載の蓄熱マットにおいて、前記コントロール装置に、バッテリーの過放電を防止するため、バッテリーの実際電圧が車を起動させる基準電圧よりも低くなったとき、バッテリーから面状発熱体への給電がオフとなる信号を前記スイッチング回路に出力するバッテリー過放電防止回路がさらに備えられているものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の式蓄熱マットにおいて、前記袋状カバー部材が、仕切袋を、頭部より足部の方向に順次配列、連設されてなり、頭部側の仕切袋に、前記面状発熱体および蓄熱材本体が収納されていないものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の蓄熱マットにおいて、前記蓄熱材は、炭素数8〜20の高級脂肪酸のカリウム塩から選ばれたいずれか1種又はこれらの2種以上の混合物を主成分とする組成物を全体の15〜40重量%の割合で含有し且つ水も含有する洗浄剤組成物であって、該洗浄剤組成物に含まれる前記高級脂肪酸のカリウム塩の種類のその含有割合によって実質的に決定される所定温度範囲内で半固状又は固状であり、該所定温度以下に冷却されると液状になることを特徴とする洗浄剤組成物であるところに特徴がある。
請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の蓄熱マットにおいて、前記蓄熱材は、ポリエチレングリコールあるいはポリエチレンオキシドのいずれか一方もしくはその両方と、炭素数6〜22の高級脂肪酸あるいはそのアルコール誘導体のいずれか一方もしくはその両方と、酸化防止剤とから成る混合物を主たる成分とするところに特徴がある。
請求項6の発明は、請求項5記載の蓄熱マットにおいて、前記酸化防止剤がフェノール化合物あるいはアミンであるところに特徴がある。
請求項7の発明は、請求項5又は6記載の式蓄熱マットにおいて、前記蓄熱材に、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、炭素数6〜22の高級脂肪酸あるいはそのアルコール誘導体を溶解しない油性液状熱媒体がさらに含まれているところに特徴がある。
本発明の蓄熱マットによれば、構造が簡単で容易に製造でき、不燃性でありかつ消火特性に優れ、走行時に蓄熱するとともに、エンジンストップして(暖気運転することなく)、仮眠ベッド内を仮眠時に快適な温度に長時間保持できる。また、運転席の座席シートとして適用した場合、エンジン停止しても、所定時間内、運転席を暖めた状態にしておくこともできる。すなわち、消費燃料の削減(省エネ)や、炭酸ガス、NOx、SOxの排出削減(環境負荷の削減)などの観点において、顕著な実効性が得られる。
また、蓄熱材を封入する袋体を複数個の小袋部に分割して蓄熱材本体を形成し、該蓄熱材本体の下面に熱伝導性の良好な弾性を有する面状発熱体を設けることによって、移動したり収納する際にも蓄熱材本体がわずかな距離を移動するのみであるので、蓄熱材本体の偏在や変形を極限化でき、かつ面状発熱体を裏張りすることによってさらに変形防止性能を高めるとともに熱効率の向上を図ることができる。
なお、本発明の蓄熱マットは、人体の圧接に対して、蓄熱材本体が移動/偏在せず、しかも、人体に対してソフト感をもってフィットするため、上記運転席の座席シートに限らず、蓄熱材、袋体構造体を適宜選択することにより、冷熱・温熱治療具、ドライアイ治療具、寝具用品(枕・蒲団)等にも適用できるのである。
次に、本発明の望ましい実施の形態について説明するが、本発明は、当該実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲記載の範囲内で種々の態様に及ぶものである。
図1〜図3は、本発明となる蓄熱マット1を、トラックの仮眠用ベッドのマットに適用した場合の一例を示すもので、布製の袋状カバー部材5は、2本の仕切線により、3つの仕切袋5a,5b,5cに仕切られている。
左側の仕切袋5aは頭部用として使用される部分であり、上層クッション4aと下層クッション4bを接着剤にて接着させた状態で収納されている。
真ん中と右側の仕切袋5b、5c中には、上層クッション4aと下層クッション4bの間に収納部6が設けられており、この収納部6の中に、断熱支持体7が最下層、面状発熱体8が中間層、蓄熱材本体9が最上層となるように積層された状態で、収納部6に収納されている。右側の仕切袋5cが足部用として使用されるようになっている。なお、仕切袋5b、5cの中に断熱支持材7を介在させるか否かは適宜設計変更な事項とするが、断熱支持体7が介在させてあると、とりわけ、面状発熱体8の発熱エネルギーや、蓄熱材本体9からの放熱エネルギーが、面状発熱体8の下面側から放熱して逃げるという不具合を防止でき、蓄熱材の蓄熱効率および蓄熱マットの保温効率が向上させ得るから、好ましい。
上記袋状カバー部材5は、通常、蒲団カバーのように、チャックや紐で一辺が開閉できる袋状のものを使用する。袋状カバー部材5の材質としては、感触の良好なものが使用される。より具体的には、例えば、アクリル繊維、ウレタン繊維、ポリエステル繊維等の合成繊維製の織布、木綿布等を好適に使用できる。
上記面状発熱体8としては、特に限定するものではないが、例えば、導電材を織り込んだ織物や編み物、導電材印刷体で形成したもの、導電材をシリコン被覆したヒーターなどを挙げることができる。
上記断熱支持体9としては、特に限定するものではないが通常、所定厚さ(通常、3〜60mm)のフェルト(不織布・フェルト紙)やベニヤ板、ダンボールのような強固な厚紙、または、アルミコートプラスチック板等が使用される。断熱支持体9が薄すぎると、形態保持能を確保し難くなったり、面状発熱体8の発熱を遮断しきれない傾向があり、また、厚すぎると、形態保持能を確保できるものの、可撓性にかけるとか、寝たときのフィツト性に欠けるとか、嵩張って取り扱いが不便になる傾向がある。なお、フェルトの構成繊維を限定するものではなく、天然繊維、合成繊維などが使用できる。
蓄熱材本体9に大きな形態保持能が要求されない場合は、断熱支持体7を中空小片集合体としてもよい。中空小片集合体の存在により、蓄熱材本体9に外力が作用したとき、蓄熱材のみの場合に比して蓄熱材の流動が阻止され形態保持能を発揮する。中空小片の大きさは、蓄熱材本体9の大きさ、用途により異なるが、通常、2〜10mmφ×0.1〜0.2mmt×2〜10mmLとした、プラスチック中空片が使用する。
蓄熱材本体9は、合成樹脂フィルム製の小袋部に封入され、その複数個がさらに大袋部に封入されてなり(図示しない)、そして、大袋部の下面全面に面状発熱体8を密接させ他状態で挟み込みするようになっている。
面状発熱体8にはサーモスタット10が取り付けられており、面状発熱体8の温度が連続モニタリングされる。サーモスタット10は、サーモスタット10からの信号を受信して面状発熱体への給電のオンオフを行うスイッチング回路と、このスイッチング回路の連続制御を行う制御回路の両方を有するコントロール装置3に接続されており、コントロール装置3は、電源コードとコネクターとプラグにより、シガーライターのような電源部分、あるいは、ヒューズボックスなどに接続しうるようになっている。
この各蓄熱材の量に応じて、各仕切袋における上層クッションの厚さを、反比例の関係で、量の多いものほど薄くすることが好ましい。すなわち各蓄熱材は、体積や重量が多くて、蓄熱量の多いものほど、熱を早く身体側に放出できる。
つぎに、蓄熱材は特にこれを限定するものではないが、その好適な実施の態様としては、出願人が開発した「炭素数8〜20の高級脂肪酸のカリウム塩から選ばれたいずれか1種又はこれらの2種以上の混合物を主成分とする組成物を全体の15〜40重量%の割合で含有し且つ水も含有する洗浄剤組成物であって、該洗浄剤組成物に含まれる前記高級脂肪酸のカリウム塩の種類のその含有割合によって実質的に決定される所定温度範囲内で半固状又は固状であり、該所定温度以下に冷却されると液状になることを特徴とする洗浄剤組成物」や、「ポリエチレングリコールあるいはポリエチレンオキシドのいずれか一方もしくはその両方と、炭素数6〜22の高級脂肪酸あるいはそのアルコール誘導体のいずれか一方もしくはその両方と、酸化防止剤とから成る混合物を主たる成分とするもの」が例示できる。ただし、例えば、水、酢酸ナトリウム系の蓄熱材や、ポリエチレングリコール等の公知蓄熱材も使用できるものとする。
つぎに、図4に基づいて、コントロール装置3とその動作について説明する。
図4において、このコントロール装置3は、面状発熱体8への給電のオンオフを行う電源回路(スイッチング回路)と、この電源回路の連続制御を行う制御回路(タイマー回路を含む)、および、バッテリーの過放電を防止するため、バッテリーの実際電圧が車を起動させる基準電圧よりも低くなったとき、バッテリーから面状発熱体8への給電がオフとなる信号を前記スイッチング回路に出力する過放電防止回路(遮断回路)の3回路をその主たる回路として有し、いずれも1枚のプリント基板としてまとめられている。
このコントロール装置3の電源は、トラックのバッテリーDC24Vである。ベッドの面状発熱体に流れる電流はフル稼働時に5アンペア程度である。エンジンが作動している間は常時、バッテリーに対して自動的に充電状態になっている。したがって、この程度の電流負荷であればバッテリーには甚大な負荷とはならない。回路中の5V電源回路は、21V比較検出回路およびタイマー回路に必用な電源である。タイマー回路は、スイッチオンした2時間後に、強制的にスイッチオフとなるようにセットされている。
遮断回路は、21V比較検出回路として構成されており、正常な電源電圧24Vを基準となっている。遮断回路が遮断すべきバッテリーの端子電圧の21Vを検出すると、即座に、面状発熱体への給電がオフとなる信号を前記スイッチング回路に出力して、タイマーがリセット状態になり、電源回路を強制的にオフにするようになっている。
以上のとおり、本発明の蓄熱マット1は、各面状発熱体8に印加されると、面状発熱体8から発生した熱により、各小袋部内の各蓄熱材が加熱され、サーモスタットによる自動制御を受けつつ、その熱は顕熱および潜熱として蓄熱材に蓄熱され、タイマー回路が動作すると、面状発熱体8による蓄熱動作は完了する。
上述したように、本発明の蓄熱マット1は原則、エンジンを始動させて発電機を駆動させ、バッテリーに対して充電可能な状態のもとで蓄熱材を加温するものであり、充電中以外の状態で使用することは、極力避けるべきである。エンジンが止まっている状態で使用すれば、場合によってバッテリーの過放電状態を招き、極端な電圧降下に陥りエンジンの再始動ができなくなる。なお、バッテリーの端子電圧がDC20V以下になると、エンジンの始動回路が作動しなくなると言われているため、遮断電圧としてDC21Vが設定されている。
本発明の蓄熱マット1によると、使用に際しては自動車を停車し、仮眠ベッドに備えた蓄熱マット1の上に、面状発熱体8と蓄熱材本体8が備えられてない仕切袋5aを頭側として就寝する。この際、肩から下方には、毛布や掛け布団等の適当な上掛けを掛けると、蓄熱材の無駄な放熱がなく保温時間の持続化が図れるため、好ましい。
また、 蓄熱材には多くの熱量が蓄熱されているため、身体全体が、熱量的に平均して保温され、快適な就寝を行える。
加えて、他えば、運転者や同乗者等がエンジン駆動が停止している状態において誤って当該蓄熱マットの電源スイッチをオンにしても、バッテリーの実際電圧が車を起動させる基準電圧(例えばバッテリーの端子電圧DC21V)よりも低くなれば、バッテリーから面状発熱体への給電がオフとなる信号を発生させて前記スイッチング回路に出力し、過放電防止回路がこれを検出して蓄熱マットの電源回路を遮断することができるのである。すなわち、運転者のうっかりミスによる、バッテリーの過放電状態を未然に防ぎ、エンジンの再始動に影響が及ばないようにすることができるのである。
つぎに、本発明の蓄熱マット1に係わる蓄熱材の好適な実施の態様について再度説明しておく。
まず、好適な第1の蓄熱材として、例えば、特許第2808090号公報に記載の下記構成を有する洗浄剤組成物を挙げることができる。この洗浄剤組成物の詳細については特許第2808090号公報に明りょうに記載されているから、これを援用する。
「炭素数8〜20の高級脂肪酸のカリウム塩から選ばれたいずれか1種又はこれらの2種以上の混合物を主成分とする組成物を全体の15〜40重量%の割合で含有し且つ水も含有する洗浄剤組成物であって、該洗浄剤組成物に含まれる前記高級脂肪酸のカリウム塩の種類のその含有割合によって実質的に決定される所定温度範囲内で半固状又は固状であり、該所定温度以下に冷却されると液状になる」ことを特徴とするものである。さらに詳しくは、同特許権者から「エッカ」の商品名で上市されているものであり、この蓄熱材を使用すると、蓄熱量が大きく、かつ、所定温度範囲以下及び以上で液状となり、蓄熱/蓄冷双方の使用時にソフトな感触が得られる。また、この蓄熱材は、不燃性、生分解性であることに加え、消火剤としても使用できるという利点がある。
好適な第2の蓄熱材として、ポリエチレングリコールあるいはポリエチレンオキシドに、炭素数6〜22の高級脂肪酸あるいはそのアルコール誘導体を加え、さらに酸化防止剤を加えるてなるものを挙げることができる。
この蓄熱材をさらに詳しく説明すると、ポリエチレングリコール及びポリエチレンオキシドは分子量によって融解温度と蓄熱量が異なるのに対し、例えばステアリン酸(融点67−69℃)及びステアリルアルコール(融点60−61℃)は一定の融解温度と蓄熱量を持つことに加え、ポリエチレングリコール及びポリエチレンオキシドに比べ、ステアリン酸及びステアリルアルコールの方がグラム当たりの蓄熱量が大きいので、これらを適当に混合することによって、使用条件に応じた最適な蓄熱温度と蓄熱量を備えた蓄熱材を調製することができる。また、液体の熱媒体と混ぜることにより、蓄熱材の硬さを調整することができ、スラリー状として使用することもできる。
前記高級脂肪酸もしくはそのアルコール誘導体としては、特にこれを制限するものではなく、炭素数が6〜22の脂肪酸もしくはそのアルコール誘導体が使用でき、これら複数の混合物であっても構わない。とりわけ、ラウリン酸(C12、融点43−44.8℃)、ミリスチン酸(C14、融点54.1℃、57.5−58℃(複融点))、パルミチン酸(C16、融点62.65℃)、ステアリン酸(C18、融点67−69℃)、アラキジン酸(C20、融点75.5℃)、ベヘニン酸(C22、融点74−78℃)などのように、比較的融点の高い高級脂肪酸であると、いわゆる蓄熱材として好適に使用できる。なお、前記高級脂肪酸として、例えばカプロン酸(C6、融点−3.4℃)、カプリル酸(C8、融点15.5−16.5℃)、カプリン酸(C10、融点29.5−31.3℃)などのように、比較的融点の低い脂肪酸を使用すると、いわゆる蓄冷材として使用できる。
他の熱媒体としては、ポリエチレングリコールやポリエチレンオキシド、炭素数6〜22の高級脂肪酸あるいはそのアルコール誘導体を溶解しない油性の液体が望ましく、ハイサーム、サームエス、カロリア、シリコンオイルなどが例示できる。
酸化防止剤としては、フェノール化合物やアミンが望ましく、フェノール、クレゾール、ヒドロキノン、カテコール、アニソール、キシレノール、N−ニトロソアニリン、N−ニトロソアミン、フェニレンジアミン、エチレンジアミン及びそれらの物質の誘導体などが挙げることができ、これらを単独であっても、2種以上の混合物であっても構わない。
ポリエチレングリコールあるいはポリエチレンオキシドのいずれか一方又はその両方に、炭素数が6〜22の高級脂肪酸もしくはそのアルコール誘導体(例えばステアリン酸あるいはステアリルアルコール)のいずれか一方又はその両方を加える場合、撹拌、混合すれば良く、あるいは、加熱、融解させた後、溶解混合しても構わない。
酸化防止剤を加える場合には、ポリエチレングリコールあるいはポリエチレンオキシドのいずれか一方又はその両方と、炭素数が6〜22の高級脂肪酸もしくはそのアルコール誘導体(例えばステアリン酸あるいはステアリルアルコール)のいずれか一方又はその両方の混合物に、酸化防止剤を加え、撹拌、混合すれば良く、あるいは、ポリエチレングリコールあるいはポリエチレンオキシドのいずれか一方又はその両方と、炭素数が6〜22の高級脂肪酸もしくはそのアルコール誘導体(例えばステアリン酸あるいはステアリルアルコール)のいずれか一方又はその両方を加えたものを、加熱、融解させた後、酸化防止剤を溶解混合しても構わない。
また、ポリエチレングリコールあるいはポリエチレンオキシドのいずれか一方又はその両方と、炭素数が6〜22の高級脂肪酸もしくはそのアルコール誘導体(例えばステアリン酸あるいはステアリルアルコール)のいずれか一方又はその両方を加えたものを流体に混ぜ込んでスラリー状となし、ついで、酸化防止剤を添加、混合することもできる。
蓄熱材の全量に対する酸化防止剤の量は0.1〜30重量%、好適には1〜6重量%が望ましいが、蓄熱材の使用期間により、それが長い場合は添加量を増やすなど、適宜増減することができる。
炭素数が6〜22の高級脂肪酸もしくはそのアルコール誘導体(例えばステアリン酸あるいはステアリルアルコール)の代わりにパラフィンなどを使用した場合や、ポリエチレングリコールあるいはポリエチレンオキシドの代わりにポリエチレンやポリプロピレンを使用した場合には、ポリエチレングリコールあるいはポリエチレンオキシドとパラフィンとの親和性がなく、また炭素数が6〜22の高級脂肪酸もしくはそのアルコール誘導体(例えばステアリン酸あるいはステアリルアルコール)とポリエチレンあるいはポリプロピレンとの親和性がないため、混合しても使用するにつれて、これらが分離する傾向がある。
以上、好適な蓄熱材として例示した上記各蓄熱材はいずれも、消防法などの法規制を受けない安全なものであり、また、安定で耐久性に優れ、長期間繰り返し使用できるなどの利点があり、実効性に優れる。
以下、第2の蓄熱材の好適な実施の形態を示すが、これらはいずれも、その代表的なものとして例示するに過ぎない。
分子量170万−220万のポリエチレンオキシド(製鉄化学工業(株)製、商品名「PE
O−8」)3gにステアリン酸(日本油脂(株)製、商品名「NAA180」、融点65−6
9℃)1gを加え、それに対して2,2‘−メチレンビス(6−t−ブチル−P−クレゾール)を4重量%(160mg)加えて混合した後、シャーレに入れ電子レンジで30℃から150℃まで上げ、その後、30℃まで冷却するという30℃〜150℃の加熱冷却サイクルを200回繰り返した。こうして空気存在下で蓄熱−放熱実験を行った試料を示差走査熱量計で融解熱量を測定した結果、蓄熱量(約550ジュール)の低下は認められなかった。
O−8」)3gにステアリン酸(日本油脂(株)製、商品名「NAA180」、融点65−6
9℃)1gを加え、それに対して2,2‘−メチレンビス(6−t−ブチル−P−クレゾール)を4重量%(160mg)加えて混合した後、シャーレに入れ電子レンジで30℃から150℃まで上げ、その後、30℃まで冷却するという30℃〜150℃の加熱冷却サイクルを200回繰り返した。こうして空気存在下で蓄熱−放熱実験を行った試料を示差走査熱量計で融解熱量を測定した結果、蓄熱量(約550ジュール)の低下は認められなかった。
分子量4000のポリエチレングリコール(日本油脂(株)製)3gにステアリルアルコー
ル(日本油脂(株)製、商品名「NAA46」、融点55.0−60.0℃)0.5gを加え
、それに対してフェニレンジアミン2重量%(70mg)加えて良く混ぜた後、実施例1と同様の200回の蓄熱−放熱実験を行った。その結果、蓄熱量(約770ジュール)の低下は認められなかった。
ル(日本油脂(株)製、商品名「NAA46」、融点55.0−60.0℃)0.5gを加え
、それに対してフェニレンジアミン2重量%(70mg)加えて良く混ぜた後、実施例1と同様の200回の蓄熱−放熱実験を行った。その結果、蓄熱量(約770ジュール)の低下は認められなかった。
分子量1000のポリエチレングリコール(日本油脂(株)製)3gにステアリン酸(日本
油脂(株)製、商品名「NAA180」、融点65−69℃)0.3gを加え、それに対して
2,4,6−t−ブチル−p−クレゾールを1重量%(33mg)加えて混合した後、実施例1と同様の200回の蓄熱−放熱実験を行った。その結果、蓄熱量(約750ジュール)の低下は認められなかった。
油脂(株)製、商品名「NAA180」、融点65−69℃)0.3gを加え、それに対して
2,4,6−t−ブチル−p−クレゾールを1重量%(33mg)加えて混合した後、実施例1と同様の200回の蓄熱−放熱実験を行った。その結果、蓄熱量(約750ジュール)の低下は認められなかった。
分子量170万−220万のポリエチレンオキシド(製鉄化学工業(株)製、商品名「PE
O−8」)3gにステアリルアルコール(日本油脂(株)製、商品名「NAA46」、融点5
5.0−60.0℃)0.2gを加え、それに対してエチレンジアミン3重量%(96mg)を加えて良く混ぜた後、実施例1と同様の200回の蓄熱−放熱実験を行った。その結果、蓄熱量(約570ジュール)の低下は認められなかった。
O−8」)3gにステアリルアルコール(日本油脂(株)製、商品名「NAA46」、融点5
5.0−60.0℃)0.2gを加え、それに対してエチレンジアミン3重量%(96mg)を加えて良く混ぜた後、実施例1と同様の200回の蓄熱−放熱実験を行った。その結果、蓄熱量(約570ジュール)の低下は認められなかった。
分子量3000、1000のポリエチレングリコール、あるいは、分子量170万、220万のポリエチレンオキシドに3gに実施例1〜4と同様にステアリン酸あるいはステアリルアルコールをシャーレに入れ、実施例1と同様に200回の蓄熱−放熱実験を行った後、示差走査熱量計で融解熱量を測定したところ、劣化により融解熱量はほとんどゼロとなっており、蓄熱能力が完全になくなることが解った。
1 … 蓄熱マット
3 … コントロール装置
4a… 上層クッション
4b… 下層クッション
5 … 袋状カバー部材
5a… 仕切袋
5b… 仕切袋
5c… 仕切袋
6 … 収納部
7 … 断熱支持体
8 … 面状発熱体
9 … 蓄熱材本体
10 … サーモスタット
3 … コントロール装置
4a… 上層クッション
4b… 下層クッション
5 … 袋状カバー部材
5a… 仕切袋
5b… 仕切袋
5c… 仕切袋
6 … 収納部
7 … 断熱支持体
8 … 面状発熱体
9 … 蓄熱材本体
10 … サーモスタット
Claims (7)
- 袋状カバー部材と、発電機につながり当該発電機から給電され前記袋状カバー部材の内部に収納された面状発熱体と、複数個の小袋部からなる袋体に封入され前記面状発熱体に接触させて面状発熱体から熱エネルギーの供給を受ける蓄熱材本体を有する蓄熱マットであって、
面状発熱体への給電のオンオフを行うスイッチング回路と、このスイッチング回路の連続制御を行う制御回路の両方を有するコントロール装置が具備されていることを特徴とする蓄熱マット。 - 前記コントロール装置に、バッテリーの過放電を防止するため、バッテリーの実際電圧が車を起動させる基準電圧よりも低くなったとき、バッテリーから面状発熱体への給電がオフとなる信号を前記スイッチング回路に出力するバッテリー過放電防止回路がさらに備えられていることを特徴とする請求項1記載の蓄熱マット。
- 前記袋状カバー部材が、仕切袋を、頭部より足部の方向に順次配列、連設されてなり、頭部側の仕切袋に、前記面状発熱体および蓄熱材本体が収納されていないことを特徴とする請求項1又は2記載の蓄熱マット。
- 前記蓄熱材が、炭素数8〜20の高級脂肪酸のカリウム塩から選ばれたいずれか1種又はこれらの2種以上の混合物を主成分とする組成物を全体の15〜40重量%の割合で含有し且つ水も含有する洗浄剤組成物であって、該洗浄剤組成物に含まれる前記高級脂肪酸のカリウム塩の種類のその含有割合によって実質的に決定される所定温度範囲内で半固状又は固状であり、該所定温度以下に冷却されると液状になることを特徴とする洗浄剤組成物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の蓄熱マット。
- 前記蓄熱材が、ポリエチレングリコールあるいはポリエチレンオキシドのいずれか一方もしくはその両方と、炭素数6〜22の高級脂肪酸あるいはそのアルコール誘導体のいずれか一方もしくはその両方と、酸化防止剤とから成る混合物を主たる成分とする特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の蓄熱マット。
- 前記酸化防止剤がフェノール化合物あるいはアミンであることを特徴とする請求項5記載の蓄熱マット。
- 請求項5又は6に記載の蓄熱マットにおいて、前記ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、炭素数6〜22の高級脂肪酸あるいはそのアルコール誘導体を溶解しない油性液状熱媒体がさらに含まれていることを特徴とする請求項5又は6に記載の蓄熱マット。
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