JP2006247220A - 血圧測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 可及的に短い時間で血圧を測定し得る血圧測定装置を提供する。
【解決手段】 上腕部14の血管の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPとその血管から得られる脈波の振幅AMとの関係を予め記憶するハードディスク40と、カフ圧迫圧Pを変化させる過程でその血管から得られる各脈波の振幅AMを少なくとも3つ検出する振幅検出手段50(SB6)と、上記ハードディスク40に記憶された関係から、上記振幅検出手段50により検出された各カフ圧迫圧Pにおける脈波振幅AMに適合する1本の包絡線72を決定する包絡線決定手段52(SB7)と、その包絡線決定手段52により決定された包絡線72から前記上腕部14の最高血圧値BPSYS 及び最低血圧値DPDIA を決定する血圧決定手段54(SB8)とを、含むことから、少なくとも3拍の脈拍を検出することで血圧を決定することができる。
【選択図】 図20

Description

本発明は、血管の内外圧差が均衡した状態における特性に基づいて血圧を測定する血圧測定装置に関する。
生体の血圧を測定するための血圧測定装置として、オシロメトリック方式による血圧測定装置が広く普及している。例えば、特許文献1に記載された自動血圧測定装置がそれである。斯かる自動血圧測定装置は、生体の上腕等に巻回されたカフの圧迫圧力すなわカフ圧を徐速変化させ、その過程でカフに発生する振動成分すなわちカフ脈波の振幅のカフ圧に対する変化に基づいて血圧を測定するものである。オシロメトリック方式を採用した血圧測定装置は、前頸部、指部、又は下肢等のマイクロホン方式では測定が困難な部位でも血圧測定ができることに加え、測定が容易であり特別な技術を要しないという利点がある。
特開2002−136487号公報
しかし、従来のオシロメトリック方式による血圧測定装置では、1回の測定に少なくとも30秒程度の時間を要し、とりわけ連続して測定を行う場合には被検者にかかる負担が少なくなかった。
そこで、本発明者等は、従来用いられていなかった新たな方式により可及的に短い時間で血圧を測定し得る技術を開発すべく、鋭意研究を継続してきた。その一つの結果として、血管壁の内外圧差が均衡した状態におけるその内外圧差と血管の径寸法との関係、延いてはその内外圧差と脈波の振幅との関係が一意的に決定されるとの推論を得て、斯かる特性に基づいて血圧を測定する血圧測定装置を発想するに至った。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、可及的に短い時間で血圧を測定し得る血圧測定装置を提供することにある。
斯かる目的を達成するために、本発明の要旨とするところは、生体の血圧を測定する血圧測定装置であって、その生体の血管の内外圧差が均衡した状態におけるその内外圧差とその血管から得られる脈波の振幅との関係を予め記憶する記憶装置と、前記生体の血管の圧迫圧力を変化させる過程でその血管から得られる各脈波の振幅を少なくとも3つ検出する振幅検出手段と、前記記憶装置に記憶された関係から、前記振幅検出手段により検出された前記各圧迫圧力における脈波の振幅に適合する1本の包絡線を決定する包絡線決定手段と、その包絡線決定手段により決定された包絡線から前記生体の血圧を決定する血圧決定手段とを、含むことを特徴とするものである。
このようにすれば、前記生体の血管の内外圧差が均衡した状態におけるその内外圧差とその血管から得られる脈波の振幅との関係を予め記憶する記憶装置と、前記生体の血管の圧迫圧力を変化させる過程でその血管から得られる各脈波の振幅を少なくとも3つ検出する振幅検出手段と、前記記憶装置に記憶された関係から、前記振幅検出手段により検出された前記各圧迫圧力における脈波の振幅に適合する1本の包絡線を決定する包絡線決定手段と、その包絡線決定手段により決定された包絡線から前記生体の血圧を決定する血圧決定手段とを、含むことから、少なくとも3拍の脈拍を検出することで血圧を決定することができ、10秒程度の可及的に短い時間で血圧を測定し得る血圧測定装置を提供することができる。
ここで、好適には、前記生体の血管の圧迫圧力を変化させる過程でその血管から得られる複数の各脈波について前記内外圧差に対する脈波の振幅の変化率を示す特性曲線を前記関係として導出する特性曲線導出手段と、その特性曲線導出手段により導出される特性曲線から複数本の包絡線を導出する包絡線導出手段とを、含み、前記包絡線決定手段は、その包絡線導出手段により導出された複数本の包絡線のうちから前記1本の包絡線を決定するものである。このようにすれば、前記血管の特性を顕著に反映する前記特性曲線を用いて、可及的に短い時間で前記1本の包絡線を決定できるという利点がある。
また、好適には、前記血管の圧迫圧力を変化させる過程でその血管から得られる複数の各脈波について前記内外圧差に対する脈波の振幅の変化率を算出する変化率算出手段を含み、前記特性曲線導出手段は、その変化率算出手段により算出された各内外圧差に対する変化率を示す複数本の直線から前記特性曲線を導出するものである。このようにすれば、可及的に簡便に前記特性曲線を導出することができるという利点がある。
また、好適には、前記均衡した状態における内外圧差は、前記血管の内圧とその血管の圧迫圧力との差の脈拍1拍内における最大値と最小値との差である。このようにすれば、従来のオシロメトリック血圧測定装置と同様の装置構成にて、前記生体の血管の内外圧差が均衡した状態におけるその内外圧差とその血管から得られる脈波の振幅との関係を検出できるという利点がある。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明が適用された血圧測定装置10の構成を説明するブロック線図である。この図1において、カフ12は、例えばゴム製袋を布製帯状袋内に有する部材であり、生体の血圧測定に際しては例えばその上腕部14に巻回される。上記カフ12には、圧力センサ16、圧力制御弁18、及び空気ポンプ20が配管22を介してそれぞれ接続されている。この圧力制御弁18は、上記カフ12内への圧力の供給を許容する圧力供給状態、カフ12内の圧力を徐々に排圧する徐速排圧状態、及びカフ12内を急速に排圧する急速排圧状態の3つの状態に切り換えられるように構成されている。
上記圧力センサ16は、上記カフ12内の圧力を検出してその圧力を表す圧力信号SPを、静圧弁別回路24及び脈波弁別回路26へ供給する。この静圧弁別回路24は、ローパスフィルタを備えており、圧力信号SPに含まれる定常的な圧力すなわちカフ圧迫圧Pを表すカフ圧迫圧信号SKを弁別してそのカフ圧迫圧信号SKをA/D変換器28を介して演算制御装置32へ供給する。上記脈波弁別回路26は、バンドパスフィルタを備えており、圧力信号SPの振動成分すなわちカフ脈波Wを表す脈波信号SMを周波数的に弁別してその脈波信号SMをA/D変換器30を介して演算制御装置32へ供給する。
上記演算制御装置32は、CPU34、ROM36、RAM38、ハードディスク40、及び出力インターフェイス42を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されており、このCPU34は、上記ROM36に予め記憶されたプログラムに従って上記RAM38の記憶機能を利用しつつ信号処理を実行することにより、上記出力インターフェイス42から駆動信号を出力して、図示しない駆動回路を介して前記圧力制御弁18及び空気ポンプ20により前記カフ12内の圧力を制御すると共に、そのカフ12内の圧力制御過程において得られるカフ圧迫圧信号SK及び脈波信号SMに基づいて最高血圧値BPSYS 及び最低血圧値BPDIA を決定し、その決定した最高血圧値BPSYS 及び最低血圧値BPDIA を表示器44に表示する。上記ハードディスク40は、記憶装置として機能するものであり、上記CPU34により導出される前記上腕部14の血管の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPとその血管から得られる脈波振幅AMとの関係を記憶する。
図2は、前記演算制御装置32の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。この図2において、カフ圧制御手段46は、前記静圧弁別回路24から供給されるカフ圧迫圧信号SKに基づいてカフ圧迫圧Pを判断しつつ、前記圧力制御弁18及び空気ポンプ20を制御してカフ圧迫圧Pを所定圧力PSET になるまで例えば30mmHg/sec程度の速度で急速昇圧させ、次いで、所定の速度で徐速降圧させる。そして、徐速降圧させる必要がなくなった段階で、カフ圧迫圧Pを急速に降圧させる。
血圧測定手段48は、振幅検出手段50、包絡線決定手段52、及び血圧決定手段54を含むものであり、前記上腕部14の血管の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPとその血管から得られる脈波振幅AMとの関係に基づいて最高血圧値BPSYS 及び最低血圧値BPDIA を測定する。なお、血管の脈波振幅AMは、その血管の径寸法φAの変化として捉えられることから、この血圧測定手段48は、換言すれば、前記上腕部14の血管の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPとその血管の径寸法φAとの関係に基づいて最高血圧値BPSYS 及び最低血圧値BPDIA を測定するものである。
図3は、血管(上腕大動脈)の半径と血管壁の張力との関係を表すグラフである。線形弾性体(フック弾性体)であれば、点線で示すように、管の半径と管壁の張力とは比例関係を示すが、生体の血管については、実線で示すように、径寸法の伸張が大きくなるにつれて比例関係が崩れてくる。このように比例関係が崩れるのは、血管壁が弾性繊維と膠原繊維とによって構成されているためであると考えられる。図3に実線で示す血管の半径と血管壁の張力との関係を表す曲線は、被検者の血管の特性として、血圧及び心拍変動等に影響されることなく観測されるものと考えられる。
同様に、血管の半径と血管壁の張力との関係を表すものにラプラス(Laplace)の法則がある。このラプラスの法則は、Tを血管壁の張力、ΔPを血管の内外圧差、rを血管の半径、Wを血管壁の厚さとしたときに、以下に示す式1によって与えられる関係であり、この関係を図3のグラフに書き加えると図4のようになる。この図4において、rは、血管壁の張力が0のときの血管半径である。点Aは、図3の実線で示す曲線とラプラスの法則を表す直線との交点であり、血管の内外圧差ΔPが均衡した状態における血管半径である。このΔPが変化すると、ラプラスの法則を表す直線はそれに応じて鎖線に示すように変化し、血管の内外圧差ΔPが均衡した状態における血管半径も点A’へ移行する。
[式1]
T=(ΔP/W)×r
図3の実線で示す血管の半径と血管壁の張力との関係を表す曲線及び血管壁の厚さは、同一の被検者の所定部位において経日的乃至経月的に測定する限りにおいては、ほとんど変化しないものと考えられる。このことから、血管壁の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPと血管径寸法φAとの関係、延いてはその内外圧差ΔPと脈波振幅AMとの関係が一意的に決定されるとの推論が得られる。図5は、血管壁の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPと血管半径との関係を表すグラフである。この図5の破線矩形で囲まれた領域内の実線は、血管外圧が100mmHgである場合に血管内圧が最低血圧値BPDIA (70mmHg)から最高血圧値BPSYS (120mmHg)まで変化した様子を示している。この実線に示す血管壁の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPと血管径寸法φAとの関係は、被検者の血管に固有の特性として考えることができ、心拍数、血圧の変動、或いは不整脈による脈波形の変化等によっては変化しない。
前記均衡した状態における血管壁の内外圧差ΔPとして、好適には、前記血管の内圧とその血管の圧迫圧力すなわちカフ圧迫圧Pとの差の脈拍1拍内における最大値PULと最小値PLLとの差を考えることができる。前記血管の内圧の最大値及び最小値付近すなわちその内圧とカフ圧迫圧Pとの差の脈拍1拍内における最大値PUL及び最小値PLL付近では、その内圧の変化が停止して内外圧差ΔPが均衡し、血管形状との対応関係が正確に得られるようになる。前記血圧測定装置10は、そのように定義された内外圧差ΔPに基づいて血圧を測定するものである。
図2に戻って、基準血圧決定手段56は、前記カフ圧制御手段46によりカフ圧迫圧Pが徐速降圧させられる過程で前記静圧弁別回路24及び脈波弁別回路26から供給されるカフ圧迫圧信号SK及び脈波信号AMに基づいて、一般的なオシロメトリックアルゴリズムにより最高基準血圧値BPSYS0及び最低基準血圧値BPDIA0を決定する。この最高基準血圧値BPSYS0及び最低基準血圧値BPDIA0は、その時点における被検者の最高血圧値BPSYS 及び最低血圧値BPDIA であり、後述する変化率算出手段58及び特性曲線導出手段60により特性曲線を導出するために用いられる。
図6は、前記カフ圧制御手段46によりカフ圧迫圧Pが徐速降圧させられる過程で検出されるカフ圧迫圧P及びそのカフ圧迫圧Pに含まれるカフ脈波Wの一例を示す図であり、図7は、図6に示すカフ脈波Wの各カフ圧迫圧Pにおける振幅成分を抽出して示す図である。この図7に示す各カフ圧Pにおける振幅成分の変化を表す包絡線から、前記基準血圧決定手段56により、最高基準血圧値BPSYS0が114mmHg、最低基準血圧値BPDIA0が76mmHgと決定される。
図2に戻って、変化率算出手段58は、前記カフ圧制御手段46によりカフ圧迫圧Pが徐速降圧させられる過程でその血管から得られる複数の各脈波について前記内外圧差ΔPに対する脈波の振幅AMの変化率を算出する。この変化率は、血管の内外圧差ΔPに応じて一意的に決定されるその血管の径寸法φAの変化を反映した値であり、後述する特性曲線64を与えるものである。
図8乃至図10は、前記変化率算出手段58により各内外圧差ΔPに対する脈波の振幅AMの変化率を算出する方法を説明する図である。この図8では、75mmHg、98mmHg、及び130mmHgの3つのカフ圧迫圧Pに関して、前記血管の内圧とそのカフ圧迫圧Pとの差の脈拍1拍内における最大値PULと最小値PLLとの差である内外圧差ΔPに対する脈波振幅AMの変化率を例示しており、各変化率を点線の勾配で表している。この変化率は、換言すれば、前記血管を圧迫する圧力が(カフ圧迫圧P−最高基準血圧値BPSYS0)から(カフ圧迫圧P−最低基準血圧値BPDIA0)まで変化した際に発生した脈波振幅AMのその区間における平均変化率である。
図2に戻って、特性曲線導出手段60は、前記変化率算出手段58により算出された各内外圧差ΔPに対する変化率を示す複数本の直線から、前記血管の圧迫圧力すなわちカフ圧迫圧Pを変化させる過程でその血管から得られる複数の各脈波について前記内外圧差ΔPに対する脈波振幅AMの変化率を示す特性曲線64を前記関係として導出する。
前述した血管壁の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPと脈波振幅AMとの関係が一意的に決定されるとの推論から、図8に示す各脈波振幅AMのピーク値は、図9に示すように縦軸上で一致しなければならない。図10は、カフ圧迫圧Pを変化させる過程で前記血管から得られる複数の各脈波について前記内外圧差ΔPに対する脈波振幅AMの変化率を表す直線すなわち図9における点線を重ね合わせていった様子を示す図であり、この図10に示す複数本の直線の交点を連結することで、図11に示す特性曲線64が導出される。この特性曲線64は、前記上腕部14の血管の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPとその血管から得られる脈波の振幅AMとの関係として、記憶装置である前記ハードディスク40に記憶される。
図12は、図6の測定結果を与える被検者において、最高基準血圧値BPSYS0が88mmHgであり、脈波振幅AMが40%低下した際のカフ圧迫圧P及びそのカフ圧迫圧Pに含まれるカフ脈波Wを示す図である。この図12に示す測定結果から、前記基準血圧決定手段56、変化率算出手段58、及び特性曲線導出手段60により、図13に点線で示す特性曲線66が導出される。前述した特性曲線64とこの特性曲線66とを比較すると、内外圧差ΔPが比較的高い範囲で若干の違いがあるものの、概ねにおいて類似していることがわかる。この結果は、評価対象である被検者が同一であれば、血管壁の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPと血管径寸法φAとの関係、延いてはその内外圧差ΔPと脈波振幅AMとの関係が一意的に決定されることを示している。
図2に戻って、包絡線導出手段62は、前記特性曲線導出手段60により導出される特性曲線64から、前記上腕部14の血管の性状に応じた複数本の包絡線を導出する。この包絡線(envelop)とは、カフ圧迫圧Pの変化に伴う脈波振幅AMの頂点を滑らかに連結する曲線であり、その包絡線の立ち上がり点が最高血圧値(収縮期血圧値)BPSYS を、立ち下がり点すなわち低圧側における変曲点が最低血圧値(弛緩期血圧値)BPDIA をそれぞれ示すとされている。従って、同じ血管から得られる包絡線であっても脈波振幅AMが異なれば当然に異なった形状となるわけだが、前述のように血管壁の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPと脈波振幅AMとの関係が一意的に決定されるのであれば、同じ血管から得られる複数本の包絡線は、1本の特性曲線に対応していると考えることができ、逆に、その1本の特性曲線から、その特性曲線を与える血管に対応する複数本の包絡線が導出できる。
図14乃至図16は、前記包絡線導出手段62により前述した図12に示す特性曲線64から複数本の包絡線を導出する方法を説明する図である。この図14では、前述した図8とは逆に、基準となるカフ圧迫圧Pの変化に伴い所定の内外圧差ΔP(10mmHg)に対する各脈波振幅AMを前記特性曲線64から求める様子を説明している。このようにして求められた脈波振幅AMを、カフ圧迫圧Pの変化を横軸として配列させ、それら脈波振幅AMの頂点を滑らかに連結することで、図15に示す包絡線68が導出される。こうして導出される包絡線68は、前記特性曲線64及び内外圧差ΔPによって定まるものであり、その内外圧差ΔPを変化させることで各内外圧差ΔPに応じたそれぞれ異なる多数本の包絡線が導出される。図16は、前記特性曲線64から導出された包絡線70、72、74を例示している。
図2に戻って、振幅検出手段50は、前記上腕部14の血管の圧迫圧力すなわちカフ圧迫圧Pを変化させる過程でその血管から得られる各脈波の振幅AMを少なくとも3つ検出する。具体的には、前記カフ圧制御手段46によりカフ圧迫圧Pが徐速降圧させられる過程で、前記静圧弁別回路24及び脈波弁別回路26から供給されるカフ圧迫圧信号SK及び脈波信号AMの対応関係を少なくとも3つ検出する。
包絡線決定手段52は、前記ハードディスク40に記憶された前記上腕部14の血管の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPとその血管から得られる脈波の振幅AMとの関係から、前記振幅検出手段50により検出された各カフ圧迫圧Pにおける脈波の振幅AMに適合する1本の包絡線を決定する。具体的には、前記包絡線導出手段62により導出された複数本の包絡線のうちから、前記振幅検出手段50により検出されたカフ圧迫圧信号SK及び脈波信号AMの対応関係に適合する1本の包絡線を決定する。
血圧決定手段54は、前記包絡線決定手段52により決定された包絡線から前記上腕部14の血圧を決定する。具体的には、通常のオシロメトリックアルゴリズムと同様に、前記包絡線の立ち上がり点と、立ち下がり点すなわち低圧側における変曲点とから、最高血圧値BPSYS 及び最低血圧値DPDIA を決定する。
図17は、前記包絡線決定手段52により前述した図16に示す包絡線68、70、72、74のうちから1本の包絡線を決定する方法を説明する図である。この図17に示すように、前記振幅検出手段50によりカフ圧迫圧PC1、PC2、PC3対して脈波振幅AM、AM、AMが検出された場合、縦軸方向及び横軸方向の平行移動によりその対応関係を示す3点全てを通るのは包絡線72のみであり、包絡線68、70、74を含むその他の包絡線は、平行移動によってもそれら3点全てを通ることはあり得ない。すなわち、この包絡線72が、前記振幅検出手段50により検出されたカフ圧迫圧信号SK及び脈波信号AMの対応関係に適合する1本の包絡線として決定される。次いで、図18に示すように、包絡線72の立ち上がり点と、立ち下がり点すなわち低圧側における変曲点とから、最高血圧値BPSYS 及び最低血圧値DPDIA が決定される。
図19は、前記演算制御装置32による包絡線導出制御の要部を説明するフローチャートであり、所定の被検者について隔月乃至半年に一度といった周期で実行されるものである。この包絡線導出制御では、先ず、ステップ(以下、ステップを省略する)SA1において、図示しない起動スイッチが押されたか否かが判断される。このSA1の判断が否定されるうちは、SA1の判断が繰り返し実行されることにより待機させられるが、SA1の判断が肯定される場合は、SA2において、前記空気ポンプ20が駆動させられると共に、前記圧力制御弁18が圧力供給状態に切り換えられて、前記カフ12のカフ圧迫圧Pが予め設定された速度にて急速昇圧させられる。
次に、SA3において、前記カフ圧迫圧Pが予め設定された圧力PSET 以上であるか否かが判断される。このSA3の判断が否定されるうちは、SA2によりカフ圧迫圧Pの急速昇圧が続行されるが、SA3の判断が肯定される場合は、SA4において、前記空気ポンプ20の駆動が停止させられることにより昇圧が終了させられる。
次に、SA5において、前記圧力制御弁18が徐速排圧状態に切り換えられることにより、前記カフ圧迫圧Pの徐速降圧が開始させられ、前記基準血圧決定手段48に対応するSA6において、カフ圧迫圧Pの徐速降圧過程で逐次検出されるカフ脈波Wの振幅の変化に基づいてよく知られたオシロメトリックアルゴリズムが実行され、最高基準血圧値BPSYS0及び最低基準血圧値BPDIA0が決定される。
次に、前記変化率算出手段58に対応するSA7において、前記カフ圧迫圧Pを変化させる過程で血管から得られる複数の各脈波について、その血管の内圧とそのカフ圧迫圧Pとの差の脈拍1拍内における最大値PULと最小値PLLとの差である内外圧差ΔPに対する脈波振幅AMの変化率が算出される。
次に、前記特性曲線導出手段60に対応するSA8において、SA7により算出された各内外圧差ΔPに対する変化率を示す複数本の直線から、前記カフ圧迫圧Pを変化させる過程でその血管から得られる複数の各脈波について前記内外圧差ΔPに対する脈波振幅AMの変化率を示す特性曲線64が導出され、前記上腕部14の血管の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPとその血管から得られる脈波の振幅AMとの関係として前記ハードディスク40に記憶される。
そして、前記包絡線導出手段62に対応するSA9において、SA8により導出された特性曲線64から複数本の包絡線が導出され、前記ハードディスク40に記憶されて本ルーチンが終了させられる。
図20は、前記演算制御装置32による血圧測定制御の要部を説明するフローチャートであり、前記被検者について血圧を測定する毎に実行されるものである。この血圧測定制御では、先ず、前述のSA1乃至SA4に対応するSB1乃至SB4において、前記カフ12のカフ圧迫圧Pが予め設定された圧力PSET になるまで予め設定された速度にて急速昇圧させられる。
次に、SB5において、前記圧力制御弁18が徐速排圧状態に切り換えられることにより、前記カフ圧迫圧Pの徐速降圧が開始させられ、前記振幅検出手段50に対応するSB6において、カフ圧迫圧Pの徐速降圧過程で前記静圧弁別回路24及び脈波弁別回路26から供給されるカフ圧迫圧信号SK及び脈波信号AMの対応関係が少なくとも3つ、例えばカフ圧迫圧PC1、PC2、PC3における脈波振幅AM、AM、AMが検出される。
次に、前記包絡線決定手段52に対応するSB7において、前述した図19に示す包絡線導出制御により導出され、前記ハードディスク40に記憶された複数本の包絡線のうちから、SB5により検出されたカフ圧迫圧信号SK及び脈波信号AMの対応関係、すなわちカフ圧迫圧PC1、PC2、PC3における脈波振幅AM、AM、AMの全てに適合する1本の包絡線72が決定される。
次に、前記血圧決定手段54に対応するSB8において、SB7により決定された包絡線72の立ち上がり点と、立ち下がり点すなわち低圧側における変曲点とから、最高血圧値BPSYS 及び最低血圧値DPDIA が決定される。
そして、SB9において、SB8により決定された最高血圧値BPSYS 及び最低血圧値DPDIA が前記表示器44に表示されて本ルーチンが終了させられる。以上のSB6、SB7、及びSB8が前記血圧測定手段48に対応する。
このように、本実施例によれば、生体である前記上腕部14の血管の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPとその血管から得られる脈波の振幅AMとの関係を予め記憶する記憶装置である前記ハードディスク40と、前記上腕部14の血管の圧迫圧力であるカフ圧迫圧Pを変化させる過程でその血管から得られる各脈波の振幅AMを少なくとも3つ検出する振幅検出手段50(SB6)と、前記ハードディスク40に記憶された関係から、前記振幅検出手段50により検出された前記各カフ圧迫圧Pにおける脈波の振幅AMに適合する1本の包絡線72を決定する包絡線決定手段52(SB7)と、その包絡線決定手段52により決定された包絡線72から前記上腕部14の最高血圧値BPSYS 及び最低血圧値DPDIA を決定する血圧決定手段54(SB8)とを、含むことから、少なくとも3拍の脈拍を検出することで血圧を決定することができ、10秒程度の可及的に短い時間で血圧を測定し得る血圧測定装置10を提供することができる。
また、前記カフ圧迫圧Pを変化させる過程でその血管から得られる複数の各脈波について前記内外圧差ΔPに対する脈波の振幅AMの変化率を示す特性曲線64を前記関係として導出する特性曲線導出手段60(SA8)と、その特性曲線導出手段60により導出される特性曲線64から複数本の包絡線を導出する包絡線導出手段62(SA9)とを、含み、前記包絡線決定手段52は、その包絡線導出手段62により導出された複数本の包絡線のうちから前記1本の包絡線72を決定するものであるため、前記血管の特性を顕著に反映する前記特性曲線64を用いて、可及的に短い時間で前記1本の包絡線72を決定できるという利点がある。
また、前記カフ圧迫圧Pを変化させる過程でその血管から得られる複数の各脈波について前記内外圧差ΔPに対する脈波の振幅AMの変化率を算出する変化率算出手段58(SA7)を含み、前記特性曲線導出手段60は、その変化率算出手段58により算出された各内外圧差ΔPに対する変化率を示す複数本の直線から前記特性曲線64を導出するものであるため、可及的に簡便に前記特性曲線64を導出することができるという利点がある。
また、前記均衡した状態における内外圧差ΔPは、前記血管の内圧とその血管の圧迫圧力との差の脈拍1拍内における最大値と最小値との差であるため、従来のオシロメトリック血圧測定装置と同様の装置構成にて、前記上腕部14の血管の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPとその血管から得られる脈波の振幅AMとの関係を検出できるという利点がある。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
図21は、前記演算制御装置32の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図の他の一例である。この図21に示す態様では、前記包絡線導出手段62は、前記血圧測定手段48に含まれ、前記ハードディスク40に記憶された前記上腕部14の血管の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPとその血管から得られる脈波の振幅AMとの関係である前記特性曲線64から、血圧測定制御が実行される毎に複数本の包絡線が導出され、前記包絡線決定手段52により前記1本の包絡線72が決定される。このようにすれば、前記ハードディスク40に記憶すべき情報が可及的に低減されるという利点がある。
また、前記特性曲線64は、被検者の血管の内外圧差ΔPが均衡した状態におけるその内外圧差ΔPとその血管の脈波振幅AMとの関係の一例に過ぎず、それとは異なる指標を用いて被検者の血圧を測定するものであっても構わない。
また、前記内外圧差ΔPは、前記血管の内圧とカフ圧迫圧Pとの差の脈拍1拍内における最大値PULと最小値PLLとの差であったが、これは好適な態様を示す一例に過ぎず、それとは異なる内外圧差ΔPを用いて被検者の血圧を測定するものであっても構わない。
また、前記血圧決定手段54は、前記包絡線72の立ち上がり点と、立ち下がり点すなわち低圧側における変曲点とから、最高血圧値BPSYS 及び最低血圧値DPDIA を決定することを説明したが、これは前記包絡線72の立ち上がり点と、立ち下がり点すなわち低圧側における変曲点とが、そのまま最高血圧値BPSYS 及び最低血圧値DPDIA として決定されるということでは必ずしもなく、若干の補正が行われることも当然に考えられる。
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明が適用された血圧測定装置の構成を説明するブロック線図である。 図1の演算制御装置の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。 血管の半径と血管壁の張力との関係を表すグラフである。 図3にラプラスの法則を示す直線を加えて示すグラフである。 血管壁の内外圧差が均衡した状態におけるその内外圧差と血管半径との関係を表すグラフである。 図2のカフ圧制御手段によりカフ圧迫圧が徐速降圧させられる間に検出されるカフ圧迫圧及びそのカフ圧迫圧に含まれるカフ脈波の一例を示す図である。 図6のカフ脈波の各カフ圧迫圧における振幅成分を抽出して示す図である。 図6の各カフ脈波について血管の内圧とその血管の圧迫圧力との差の脈拍1拍内における最大値と最小値との差である内外圧差に対する脈波振幅の変化率を算出する方法を説明する図である。 図6の各カフ脈波について血管の内圧とその血管の圧迫圧力との差の脈拍1拍内における最大値と最小値との差である内外圧差に対する脈波振幅の変化率を算出する方法を説明する図である。 図6の各カフ脈波について血管の内圧とその血管の圧迫圧力との差の脈拍1拍内における最大値と最小値との差である内外圧差に対する脈波振幅の変化率を算出する方法を説明する図である。 図6のカフ脈波の振幅の変化率を示す特性曲線を示す図である。 図6の測定結果を与える被検者において最高血圧値が及び脈波振幅が変化した際のカフ圧迫圧及びそのカフ圧迫圧に含まれるカフ脈波を示す図である。 図11の特性曲線に図12のカフ脈波の振幅の変化率を示す特性曲線を加えて示す図である。 図12に示す特性曲線から複数本の包絡線を導出する方法を説明する図である。 図12に示す特性曲線から複数本の包絡線を導出する方法を説明する図である。 図12に示す特性曲線から複数本の包絡線を導出する方法を説明する図である。 図16に示す複数本の包絡線のうちから1本の包絡線を決定する方法を説明する図である。 図16に示す複数本の包絡線のうちから決定された1本の包絡線から最高血圧値及び最低血圧値を決定する方法を説明する図である。 図2の演算制御装置による包絡線導出制御の要部を説明するフローチャートである。 図2の演算制御装置による血圧測定制御の要部を説明するフローチャートである。 図1の演算制御装置の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図の他の一例である。
符号の説明
10:血圧測定装置
14:上腕部(生体)
40:ハードディスク(記憶装置)
50:振幅検出手段
52:包絡線決定手段
54:血圧決定手段
58:変化率算出手段
60:特性曲線導出手段
62:包絡線導出手段
64、66:特性曲線
68、70、72、74:包絡線
AM:脈波振幅
BPDIA :最低血圧値
BPSYS :最高血圧値
:カフ圧迫圧
LL:圧差の最小値
UL:圧差の最大値
ΔP:内外圧差

Claims (4)

  1. 生体の血圧を測定する血圧測定装置であって、
    該生体の血管の内外圧差が均衡した状態における該内外圧差と該血管から得られる脈波の振幅との関係を予め記憶する記憶装置と、
    前記生体の血管の圧迫圧力を変化させる過程で該血管から得られる各脈波の振幅を少なくとも3つ検出する振幅検出手段と、
    前記記憶装置に記憶された関係から、前記振幅検出手段により検出された前記各圧迫圧力における脈波の振幅に適合する1本の包絡線を決定する包絡線決定手段と、
    該包絡線決定手段により決定された包絡線から前記生体の血圧を決定する血圧決定手段と
    を、含むことを特徴とする血圧測定装置。
  2. 前記生体の血管の圧迫圧力を変化させる過程で該血管から得られる複数の各脈波について前記内外圧差に対する脈波の振幅の変化率を示す特性曲線を前記関係として導出する特性曲線導出手段と、該特性曲線導出手段により導出される特性曲線から複数本の包絡線を導出する包絡線導出手段とを、含み、前記包絡線決定手段は、該包絡線導出手段により導出された複数本の包絡線のうちから前記1本の包絡線を決定するものである請求項1の血圧測定装置。
  3. 前記血管の圧迫圧力を変化させる過程で該血管から得られる複数の各脈波について前記内外圧差に対する脈波の振幅の変化率を算出する変化率算出手段を含み、前記特性曲線導出手段は、該変化率算出手段により算出された各内外圧差に対する変化率を示す複数本の直線から前記特性曲線を導出するものである請求項2の血圧測定装置。
  4. 前記均衡した状態における内外圧差は、前記血管の内圧と該血管の圧迫圧力との差の脈拍1拍内における最大値と最小値との差である請求項1から3の何れかの血圧測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009189424A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Terumo Corp 血圧測定装置およびその制御方法
JP2014168574A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Omron Healthcare Co Ltd 電子血圧計
US9198583B2 (en) 2009-04-28 2015-12-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for correcting error in blood pressure measurement
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CN110811592A (zh) * 2018-08-10 2020-02-21 株式会社东芝 血液循环检测装置以及血液循环检测方法

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