JP2006247053A - パチンコ遊技機の打球発射ハンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者の手指になじみ易い形状で操作性が優れた打球発射ハンドルを提供する。
【解決手段】外周面が略球面状に形成されたグリップ部5の外周に打球の発射強度を調節するための環状の操作レバー6を回転操作可能に設けたパチンコ遊技機の打球発射ハンドルにおいて、前記操作レバーは、外周部に指掛用突起10が一体に成形された略半環状の上部成形体7と略半環状の下部成形体8とを組み合わせることにより環状に形成されるものであり、上部成形体をプラスチック成形するに際し上下方向に型抜きすることにより前記指掛用突起をグリップ部の外周面に沿って隙間無く延出する形状に成形した。
【選択図】図2

Description

本発明はパチンコ遊技機の打球発射ハンドルに打球の発射強度を調節するために回転操作可能に設けられた操作レバーの構造に関するものである。
パチンコ遊技機の打球発射ハンドルは、一般に図11に示したように、パチンコ遊技機の前面に固着されるハンドルベースaとハンドルキャップbとにより球形のグリップ部cが形成され、該ハンドルベースaとハンドルキャップbとの間で該グリップ部cの外周に回転自在なるように打球発射速度を調節するための環状の操作レバー(回動盤)を回転操作可能に設けてなる。なお、下記特許文献1,2はこれらと同様の構造の打球発射ハンドルを開示するものである。
特許第2602185号公報 特開2003−117099号公報(図5)
ところで、パチンコ遊技機の打球発射ハンドルは不特定多数の人が操作するものであるので、遊技者の手になじみ易い丸みのある形状とし、誰でも違和感なく使用できるものが望ましいと考えられる。
しかし従来の打球発射ハンドルは、図11に例示したように、グリップ部aが略球状に形成されているにも拘わらず、操作レバーbに形成された指掛用の突起部cの裏側が垂直に切り立った形状でその裏面に空洞が開口した形態となったり、図12に示したように後方に鋭角に切り立った形状で同様にその裏面には空洞が形成された形態となっていたので、手指になじみにくい欠点があった。また、図13に示したように後方に延びた部分dを形成したもの、或いはさらに図14に示したように突起部cに前方に延びた部分eを形成したものでは、この延長部分d,eがグリップ部aの外周面から離間し隙間gができてしまうものであったので、操作レバーbを回転させたとき隙間gに指の皮膚を挟むおそれもあることから操作性がむしろ損なわれる可能性もあった。なおこれらは従来の操作レバーが、前後方向に型抜きする金型により環状に一体成形されたものであったので、突起部cに裏面に開口する空洞が必然的に形成されるとともに、上記延長部分d或いはeをグリップ部aの球面に沿った形状に成形することが金型構造上困難であるという理由によるものである。
また、図15に示したように突起部cの上面を丸く形成することは可能であるが、そうすると金型のパーティングラインfが表面に表れるため見難くなるという問題があった。
またこうした問題を解決するためには、図16に示したように、グリップ部aを非球面状に形成することが考えられるが、そうすると遊技者の手指になじみ難いものとなってしまうという問題がある。
一方、本出願人の特許出願に係る上記特許文献2では、操作レバーが2分割して成形され、双方をビスで組み付けることにより環状となる構成が示されている。しかし、同公報に示されたものは、上記のように前後方向に型抜きする金型により双方を成形したものに変わりはなかったので、図11に示した従来例のように遊技者の手指になじみにくい欠点があった。
そこで本発明は、操作レバーに上記のような隙間、或いは裏面に開口する空洞が形成されることなく遊技者の手指になじみ易い打球発射ハンドルを提供しようとするものである。
そのために請求項1に記載したパチンコ遊技機の打球発射ハンドルは、外周面が略球面状に形成されたグリップ部の外周に打球の発射強度を調節するための環状の操作レバーを回転操作可能に設けたパチンコ遊技機の打球発射ハンドルにおいて、前記操作レバーは、外周部に指掛用突起が一体に成形された略半環状の上部成形体と略半環状の下部成形体とを組み合わせることにより環状に形成されるものであり、上部成形体をプラスチック成形するに際し上下方向に型抜きすることにより前記指掛用突起を該上部成形体の外周部よりグリップ部の外周面に沿って隙間無く延出する形状に成形したことを特徴とする。
また、請求項2に記載したパチンコ遊技機の操作レバーは、外周面が略球面状に形成されたグリップ部の外周に打球の発射強度を調節するために回転操作可能に設けられる環状の操作レバーであって、外周部に指掛用突起が一体に成形された略半環状の上部成形体と略半環状の下部成形体とを組み合わせることにより環状に形成され、上部成形体をプラスチック成形するに際し上下方向に型抜きすることにより前記指掛用突起を該上部成形体の外周部よりグリップ部の外周面に沿って隙間無く突出する形状に成形したことを特徴とする。
また、請求項3に記載した発明は上記操作レバーにおいて、上部成形体をプラスチック成形するに際し上下方向に型抜きし、下面に開口する空洞を形成することにより上面が滑らかな曲面状でグリップ部の外周面に沿って隙間無く突出する指掛用突起を該上部成形体の外周部に一体に成形したことを特徴とする。
遊技者の手指になじみ易い形状で操作性が優れた打球発射ハンドルを提供することができる。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に従い説明する。図1は本発明に係る打球発射ハンドルの斜視図、図2はその分解斜視図である。1は筒状部1aの先端に半球殻状部1bが一体に成形されたハンドルベース、2は該ハンドルベース内に設けられた可変抵抗器からなる回転角度検出器で、該ハンドルベースはパチンコ遊技機(図示せず)の前面に固着される。また、3は略半球殻状に形成されたハンドルキャップで、該ハンドルキャップを後述する回転自在な環状の操作レバー6を介在させてハンドルベース1の前面にビス4a〜4cにより固着することにより、略球状のグリップ部5が非回転なるように形成される。なお、3aは該ハンドルキャップの先端部に一体的に嵌着された球面状の半透明キャップである。
しかして操作レバー6は、略半環状のプラスチック製の上部成形体7と略半環状のプラスチック製の下部成形体8とを組み合わせてビス9a,9bにより互いを接合することにより環状に形成されるものである。また該上部成形体7は上下方向に型抜きするプラスチックの射出成形用金型により成形され、その外周部に指掛用突起10が一体に成形される。該指掛用突起10は前記グリップ部5の外周面に沿って隙間無く前方および後方に延出するように下面が円弧状に形成されると共に、上面に指一本分の間隔を隔てて3本の山形突条11a〜11cが一体に形成された滑らかな曲面状となり、該指掛用突起10の内部には下面が開口する空洞12が形成される。13a,13bは該上部成形体7の内周に形成された一対の取付用リブ、14a,14bは前記ビス9a,9bを貫挿するため該リブに形成された透孔である。また、下部成形体8は内周に円弧状透孔15を開設すると共に中心部にボス16を形成し、該ボスに前記回転角度検出器2の軸を貫挿するためのD形の取付孔17を形成してなる。なお、18は操作レバー6を回転付勢する巻きバネで、該巻きバネの一端をビス18aによりハンドルベース1内に止着し、他端をボス16の近くに形成された係合片16aに止着することにより、該操作レバー6が無負荷状態のとき該操作レバー6は該巻きバネの弾性により初期回転位置に静止し、打球が発射されないようにしている。
このように構成された打球発射ハンドルでは、指掛用突起10の山形突条11a〜11cの間に指を入れ、巻きバネ18の弾性に抗して該操作レバー6を回転させると共に、その指と手の平でグリップ部5を握持することにより、該操作レバー6を所望の回転角度(回転状態)に保持することができる。このため、打球の発射強度を所望に調節することができると共に、グリップ部5が略球形であって指掛用突起10がその球面に沿って前後に延びていることから手指になじみ易く、打球の発射強度を何人にも所望に調節することができるようになる。また、指掛用突起10は下面に開口する空洞を形成することにより、プラスチックの肉厚を一定に維持しながら所期の大きさ,形状の指掛用突起を形成できることから、上面が滑らかな曲面状で手指の形にしっくりと沿ったデザインを採用することができる。金型のパーティングラインが指掛用突起の表面に表れることで見難くなるようなおそれもない。このため斬新なデザインと共に、操作性が優れ、長時間プレイしても手指を疲れさせない利点がある。
なお、この実施形態では指掛用突起10を前方および後方に延びた形態に形成したが、本発明では指掛用突起を前方または後方にのみ延びた形態に形成することも可能である。
本発明に係る打球発射ハンドルの斜視図。 本発明に係る打球発射ハンドルの分解斜視図。 本発明に係る打球発射ハンドルの正面図。 本発明に係る打球発射ハンドルの右側面図。 本発明に係る打球発射ハンドルの左側面図。 本発明に係る打球発射ハンドルの平面図。 本発明に係る打球発射ハンドルの裏面図。 本発明に係る打球発射ハンドルの底面図。 本発明に係る打球発射ハンドルの縦断面図。 本発明に係る打球発射ハンドルの横断面図。 従来の打球発射ハンドルの概略を示す側面図。 従来の打球発射ハンドルの概略を示す側面図。 従来の打球発射ハンドルの概略を示す側面図。 従来の打球発射ハンドルの概略を示す側面図。 従来の打球発射ハンドルの概略を示す側面図。 従来の打球発射ハンドルの概略を示す側面図。
符号の説明
1 ハンドルベース
2 回転角度検出器
3 ハンドルキャップ
5 グリップ部
6 操作レバー
7 上部成形体
8 下部成形体
9a,9b ビス
10 指掛用突起
11a〜11c 山形突条
12 空洞
13a,13b 取付用リブ
16 ボス
17 取付孔
18 巻きバネ

Claims (3)

  1. 外周面が略球面状に形成されたグリップ部の外周に打球の発射強度を調節するための環状の操作レバーを回転操作可能に設けたパチンコ遊技機の打球発射ハンドルにおいて、前記操作レバーは、外周部に指掛用突起が一体に成形された略半環状の上部成形体と略半環状の下部成形体とを組み合わせることにより環状に形成されるものであり、上部成形体をプラスチック成形するに際し上下方向に型抜きすることにより前記指掛用突起を該上部成形体の外周部よりグリップ部の外周面に沿って隙間無く延出する形状に成形したことを特徴とするパチンコ遊技機の打球発射ハンドル。
  2. 外周面が略球面状に形成されたグリップ部の外周に打球の発射強度を調節するために回転操作可能に設けられる環状の操作レバーであって、外周部に指掛用突起が一体に成形された略半環状の上部成形体と略半環状の下部成形体とを組み合わせることにより環状に形成され、上部成形体をプラスチック成形するに際し上下方向に型抜きすることにより前記指掛用突起を該上部成形体の外周部よりグリップ部の外周面に沿って隙間無く突出する形状に成形したことを特徴とするパチンコ遊技機の操作レバー。
  3. 上部成形体をプラスチック成形するに際し上下方向に型抜きし、下面に開口する空洞を形成することにより上面が滑らかな曲面状でグリップ部の外周面に沿って隙間無く突出する指掛用突起を該上部成形体の外周部に一体に成形したことを特徴とする請求項2に記載したパチンコ遊技機の操作レバー。
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