JP2006247041A - Cooker for jaozi - Google Patents
Cooker for jaozi Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006247041A JP2006247041A JP2005065655A JP2005065655A JP2006247041A JP 2006247041 A JP2006247041 A JP 2006247041A JP 2005065655 A JP2005065655 A JP 2005065655A JP 2005065655 A JP2005065655 A JP 2005065655A JP 2006247041 A JP2006247041 A JP 2006247041A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- pan
- dumpling
- water supply
- electric heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、餃子焼き用の鍋に給水し、ヒータにて加熱して餃子を焼成する餃子焼き器に関するものである。 The present invention relates to a gyoza grill that supplies water to a pan for gyoza grill and heats it with a heater to bake the gyoza.
近年飲食店等では一度に多数の餃子を加熱調理することができる餃子焼き器が用いられている。この種餃子焼き器は、調理に応じて餃子鍋の温度や加熱時間等を自動制御できる機能を備えている。 In recent years, restaurants and the like have used gyoza grills that can cook many gyoza at a time. This kind of gyoza griller has a function that can automatically control the temperature and heating time of the gyoza pan according to cooking.
係る餃子焼き器を用いて餃子を焼成する場合、先ず、電源スイッチをONにすると、ヒータが通電されて発熱し、当該ヒータ上面に載置された餃子鍋に熱が伝達される。この状態で、餃子と水を入れ、蓋部材を閉めて調理を開始する。このとき、ヒータの加熱温度及び加熱時間は予め設定されたとおりに制御される。これにより、最初に餃子が蒸された後、加熱の終了後には、餃子の表皮が香ばしく焦げ、均一の仕上がりに焼成することができる。このような餃子焼き器を使用することで、餃子の焼成に熟練した調理技術を有さない者にも多数の餃子を見栄え良く均一の仕上がりに焼成することが可能となるものであった(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような餃子焼き器は、主に業務用として飲食店や量販店等で使用されているため、連続的に大量の餃子を焼成しなければならない状況が頻発する。この場合、一回の投入から焼き上がりまでの時間が短くなれば、より短時間で大量の餃子を焼成でき、売り上げ向上に寄与できるため、従来より焼成時間の短縮が切望されていた。 However, since such gyoza grills are mainly used in restaurants, mass merchandisers, etc. for business use, situations where a large amount of gyoza must be continuously fired frequently occur. In this case, if the time from one charging to baking is shortened, a large amount of dumplings can be baked in a shorter time, which can contribute to an increase in sales.
本発明は、係る従来技術の課題を解決するために成されたものであり、良好な焼き具合を実現しながら、焼成時間を短縮することができる餃子焼き器を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the problems of the related art, and an object of the present invention is to provide a dumpling baking apparatus that can shorten the baking time while realizing a good baking condition.
即ち、本発明の餃子焼き器は、餃子焼き用の鍋と、この鍋を加熱するヒータと、鍋内に給水を行う給水装置とを備え、鍋内に投入された餃子を焼成するものであって、給水装置の給水経路中に熱交換部を設け、この熱交換部をヒータと熱交換関係に配置したものである。 That is, the dumpling baking apparatus of the present invention comprises a pan for grilling dumplings, a heater for heating the pan, and a water supply device for supplying water into the pan, and firing the dumplings put into the pan. Thus, a heat exchange part is provided in the water supply path of the water supply device, and this heat exchange part is arranged in a heat exchange relationship with the heater.
また、請求項2の発明の餃子焼き器は、上記においてヒータを覆うカバーを備え、このカバー内に熱交換部を構成したものである。
Moreover, the dumpling baking apparatus of invention of
請求項3の発明の餃子焼き器は、請求項2の発明においてカバーとヒータとの距離を調整可能としたものである。 According to a third aspect of the present invention, there is provided a gyoza-yaki device in which the distance between the cover and the heater can be adjusted.
請求項4の発明の餃子焼き器は、上記各発明に加えて給水装置は、鍋内に水を吐出するノズルを備え、水源からの水を熱交換部の入口に導入することにより、当該熱交換部内の水をノズル方向に押し出すものである。
In addition to each of the above inventions, the water supply apparatus of the invention of
請求項5の発明の餃子焼き器は、請求項4の発明に加えてノズルは、鍋を開閉する蓋部材に設けられると共に、内部に所定量の水を貯留可能な貯水部を備えるものである。
In addition to the invention of
本発明の餃子焼き器によれば、餃子焼き用の鍋と、この鍋を加熱するヒータと、鍋内に給水を行う給水装置とを備え、鍋内に投入された餃子を焼成するものであって、給水装置の給水経路中に熱交換部を設け、この熱交換部をヒータと熱交換関係に配置したので、鍋内に予め温度が上昇した水を供給でき、焼き上がりまでに要する時間を短縮することができるようになる。 According to the dumpling baking apparatus of the present invention, the dumpling baking pot, the heater for heating the pot, and the water supply device for supplying water into the pot are baked, and the dumplings charged in the pot are baked. Since the heat exchange part is provided in the water supply path of the water supply apparatus and this heat exchange part is arranged in a heat exchange relationship with the heater, the water whose temperature has risen in advance can be supplied into the pan, and the time required for baking is reduced. It becomes possible to shorten.
これにより、より短時間で餃子を焼成できるようになるため、連続して多数の餃子を焼成するような状況にも対応することができるようになる。また、鍋を加熱するヒータは通常略一定の温度に発熱しているので、供給される水も略一定温度に加温される。従って、焼き上がりも均一とすることができる。 Thereby, since dumpling can be baked in a shorter time, it becomes possible to cope with a situation where a large number of dumplings are baked continuously. In addition, since the heater for heating the pan usually generates heat at a substantially constant temperature, the supplied water is also heated to a substantially constant temperature. Therefore, baking can be made uniform.
更に、水を加熱する格別なヒータを設けること無く、本来捨てられていたヒータの輻射熱を利用して水を加温できるので、餃子焼き器の効率の改善も図ることができるようになるものである。 Furthermore, since the water can be heated by using the radiant heat of the heater that was originally discarded without providing a special heater for heating the water, the efficiency of the dumpling baking apparatus can be improved. is there.
また、請求項2の発明では、ヒータを覆うカバーを備え、このカバー内に熱交換部を構成したので、餃子焼き器の他の電気部品への遮熱効果も向上させることができる。
Moreover, in the invention of
請求項3の発明では、上記カバーとヒータとの距離を調整可能としたので、熱交換部内の水が沸騰しない距離で、且つ、最適な温度となる位置に調整することが可能となる。これにより、熱交換部内の水が沸騰してしまうことによる事故の発生を未然に回避することができるようになる。
In the invention of
請求項4の発明では、上記各発明に加えて給水装置は、鍋内に水を吐出するノズルを備え、水源からの水を熱交換部の入口に導入することにより、当該熱交換部内の水をノズル方向に押し出す構成としたので、熱交換部でヒータにより加温された後の水が常時ノズルから吐出されるようになり、鍋に供給される水の温度低下を防止することができる。
In the invention of
また、ノズルを請求項5の発明の如く鍋を開閉する蓋部材に設けると共に、内部に所定量の水を貯留可能な貯水部を設ければ、蓋部材を開けたときにノズルから水が垂れる不都合を防止できるようになる。
Further, when the nozzle is provided on the lid member that opens and closes the pan as in the invention of
本発明は、連続的に多数の餃子を焼成するような状況に対応するため、均一な焼成を実現しながら、餃子の焼成時間を短縮することを目的とする。即ち、餃子を均一に焼成しながら、焼成時間の短縮させるという目的を、鍋を加熱するヒータにて給水を加温することにより実現した。 An object of the present invention is to shorten the baking time of dumplings while realizing uniform baking in order to cope with a situation where a large number of dumplings are continuously fired. That is, the purpose of shortening the baking time while baking the dumplings uniformly was realized by heating the water supply with a heater that heats the pan.
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の餃子焼き器1の縦断側面図、図2は蓋部材5に設けられたノズル11の拡大図をそれぞれ示している。餃子焼き器1は、ラーメン店等の飲食店において業務用として使用されるもので、鍋内に投入された餃子を焼成するものである。即ち、餃子焼き器1は、図1に示すように多数の餃子6を一度に加熱調理可能な餃子焼き用の餃子鍋2(本発明の鍋に相当)と、餃子鍋2の下方に設けられ、餃子鍋2を加熱して餃子6を焼成する電気ヒータ3と、上面に餃子鍋2が取り付けられ、その下方に電気ヒータ3及び当該電気ヒータ3の下面を覆うカバー4を収容するための凹陥部が形成された枠体10と、餃子鍋2を開閉自在に覆う蓋部材5とから構成されている。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a longitudinal side view of a
餃子鍋2は、鉄製で例えば箱型に形成されており、図1に示すように、周囲の縁部2Aが外側に向けて階段状に折曲されている。この階段状の縁部2Aに前記蓋部材5が載置されることにより、餃子鍋2の上面開口が閉じられる。蓋部材5は餃子鍋2の上面開口を開閉自在に閉塞するものであり、一側部(作業者から見て奥側となる図中右側)が蝶番8にて水平方向に延在する枠体10の軸部材10Aに開閉自在に枢支されている。
The
また、蓋部材5下面の略中央部にはノズル11が設けられている。このノズル11は、後述する給水装置30の一部を構成するものである。このノズル11の先端11Aは、図1に示すように、当該蓋部材5にて餃子鍋2を閉じた際に、蓋部材5の下側となる餃子鍋2上方に開口し、ここから餃子鍋2内に水が吐出される(図2)。尚、ノズル11の先端11Aは餃子鍋2内の中心部から周辺部に至るまで、略均一に給水可能な構造とされている。また、ノズル11の内部(上流側)には、所定量の水を貯留可能な容量を有する貯水部11Bが設けられており、この貯水部11Bは給水通路40の一端と連通している。
In addition, a
一方、前記餃子鍋2の底面には、当該餃子鍋2を加熱するための電気ヒータ3が取り付けられている。この電気ヒータ3は、実施例では三本の電気ヒータ3A、3B、3Cから成り、各電気ヒータ3A、3B、3Cを餃子鍋2の底面の周辺部で密に、中心部で粗となり、その間で密と粗の中間の密度となるように配設している。これにより、熱が逃げ易い鍋周辺部の電気ヒータ3の発熱量を大きくし、熱がこもり比較的温度が上昇し易い鍋中心部の電気ヒータ3の発熱量を小さくして餃子鍋2全体が略均一に加熱されるように構成し、餃子鍋2の全域で均一な焼き上がりとなるようにしている。電気ヒータ3A、3B、3Cの各端子は三相電源の各相にそれぞれ接続されている。また、電気ヒータ3は餃子鍋2の加熱制御を容易に行えるように、従来よりも容量の大成る例えば3.0KWのものを使用している。
On the other hand, an
尚、実施例では電気ヒータ3(3A、3B、3C)の配置を餃子鍋2の周辺部で密に、中心部で粗とすることで周辺部の発熱量を中心部より大きくしたが、それに限らず、同一容量(例えば前記3.0KW)の三本の電気ヒータ3A、3B、3Cの長さを変え、最も短い電気ヒータ3Aを周辺部に、それより長い電気ヒータ3Bを中間部に、更に長い電気ヒータ3Cを中心部に配置するようにしてもよい。同一容量では長さの短い電気ヒータ3Aの単位長さ当たりの発熱量が大きくなり、長さの長い電気ヒータ3C程単位長さ当たりの発熱量が小さくなるので、これによっても餃子鍋2の周辺部の発熱量を中心部より大きくして餃子鍋2の温度の均一化を図ることが可能となる。
In addition, in the Example, although the arrangement | positioning of the electric heater 3 (3A, 3B, 3C) was made dense in the periphery part of the
一方、前述した給水装置30は、餃子鍋2内に給水を行うためのものであり、この給水装置30の給水経路中には熱交換部14が設けられている。この熱交換部14が電気ヒータ3と熱交換関係に配置されており、給水装置30の給水経路中を流れる水を、熱交換部14を通過する過程で電気ヒータ3の輻射熱により加温することができる。
On the other hand, the
この場合、熱交換部14は前記電気ヒータ3を覆うカバー4内に設けられている。即ち、本実施例の熱交換部14は、餃子鍋2の底面に取り付けられた電気ヒータ3と略平行して配置されたカバー4の底部内に形成されている。
In this case, the
この熱交換部14には箱型を呈しており、その内部を複数の仕切板14C・・・によって図3に示すように蛇行状に仕切ることにより、給水装置30の給水経路の一部が蛇行状に構成されている。そして、熱交換部14内の給水経路の一端には入口14Aが、他端には出口14Bが形成され、入口14Aには水道等の水源に接続された給水配管32が接続され、出口14Bには給水通路40の一端が接続され、当該給水通路40の他端が前記ノズル11に接続される。また、当該熱交換部14内には実施例では約400ccの水を貯留することができる。
The
このように、電気ヒータ3のカバー4内に給水装置30の熱交換部14を設けることで、熱交換部14内に貯留された水によって、カバー4の下側に伝達される熱量をより効果的に減少させることができるようになる。これにより、カバー4の下側に設けられた後述する制御装置20等の電気部品への遮熱効果をより一層向上させることができるようになる。また、熱交換部14内の給水経路を蛇行状に形成することで、入口14Aに導入された水が出口14Bに到達するまでの距離が長くなり、当該経路内の水を電気ヒータ3の輻射熱にて充分に加温し、出口14Bから押し出される水を、常に略一定温度まで加温することができるようになる。すなわち、入口14Aから先に流入した水を出口14Bから先に出すようにし、入口14Aから流入したばかりの冷たい水が流出しないようにしている。
Thus, by providing the
給水装置30の給水経路は、水源から給水を行うための給水配管32と、前記カバー4内に構成された熱交換部14と、給水通路40と、ノズル11とから構成されている。また、給水配管32には、水源からの給水を制御する給水電磁弁34が設けられており、制御装置20に接続されている。
The water supply path of the
そして、制御装置20により給水電磁弁34が開かれると、水源からの水が当該給水装置30の給水経路を構成する給水配管32、熱交換部14、給水通路40の順で通過し、ノズル11の先端部11Aから餃子鍋2内に吐出される構成とされている。尚、前記給水通路40は内径が小さく構成されており、熱交換部14の出口14Bからノズル11に至るまでの給水通路40に残留する水量を少なくして、ノズル11から温度の低い水が吐出されることを抑制している。
When the water supply
一方、前記カバー4は、前記底部と、当該底部の外周縁から上方向に延在する壁部とから構成される。当該カバー4は、例えば壁部に形成された上下方向の長孔とそれに係合して枠体10に螺合するネジなどにより、餃子鍋2及び電気ヒータ3に対して上下方向に移動可能に設けられており、カバー4を移動することで、その底部内に構成された熱交換部14と電気ヒータ3との距離を調節することができる。このように、カバー4を上下方向に移動可能な構造とすることで、カバー4と電気ヒータ3との距離を調節することができる。そこで、実際には後述するような電気ヒータ3の発熱によりカバー4内に設けられた熱交換部14内の水が沸騰せず、且つ、できるだけ温度が高くなる距離に調節する。
On the other hand, the
また、前記枠体10の外周面(図中左側)には、電源スイッチ12及び電気ヒータ3の温度調節や加熱時間等を調節する複数の調整つまみ13を備えた操作パネル19が設けられている。操作パネル19は枠体10の底部に設けられた制御装置20に接続されている。この制御装置20と電気ヒータ3の間に前記カバー4は配置され、電気ヒータ3からの輻射熱が制御装置20に伝達されるのを防ぐ役割を果たす。この場合、カバー4底部の熱交換部14は制御装置20の上方に位置しているので、内部の水が係る熱伝達を効果的に遮る。
An
この制御装置20は、餃子焼き器1の制御を司る汎用のマイクロコンピュータ等から構成されており、当該制御装置20の入力側には、前記操作パネル19及び餃子鍋2の温度を検出する図示しない温度センサが接続されている。また、出力側には電気ヒータ3及び給水電磁弁34等が接続されており、制御装置20は操作パネル19に入力された情報及び温度センサにて検出される餃子鍋2の温度等に基づいて、これらを制御している。
The
以上の構成で次に餃子焼き器1の動作を、図4に示す制御装置20のフローチャートを参照して詳述する。電気ヒータ3の温度調節や加熱時間等は予め所定の設定温度に設定されており、電源スイッチ12がONされているときは、制御装置20が電気ヒータ3の無負荷時の通電制御を実行することにより、餃子鍋2は略一定の温度、例えば+200℃に予熱され、餃子6焼成の待機状態にされている。また、熱交換部14内には、給水電磁弁34を開いて予め上述した所定量の水が貯留されている。従って、前記電気ヒータ3の輻射熱により、当該熱交換部14内に貯留された水は所定の温度(距離によって決まる所定の温度、例えば+60℃〜+90℃程)に加温される。
Next, the operation of the
この状態から、使用者が蓋部材5を開いて餃子6(この場合、冷凍餃子或いは作りたての生餃子のどちらか)を餃子鍋2内に多数並べて投入し、蓋部材5を閉じると、制御装置20はステップS1で実負荷時のモード制御と判定し、ステップS2に移行する。
From this state, when the user opens the
そこで制御装置20は、前記給水電磁弁34を例えば3秒間開く。これにより、水源からの水が給水配管32を介して、入口14Aから熱交換部14内に所定量、例えば、約100cc導入される。熱交換部14内に入口14Aから約100ccの水が導入されることで、熱交換部14内に予め貯留され、上述したように電気ヒータ3の輻射熱にて略一定温度に加温された水は出口14B方向に押し出され、出口14Bから給水通路40内(ノズル側)に入る。そして、給水通路40を経てノズル11の先端11Aから餃子鍋2内に約100ccの水が吐出され、餃子鍋2全体に均一に散布される。
Therefore, the
このとき、水源からの水を熱交換部14の入口14Aに導入することにより、当該熱交換部14内に貯留され、既に電気ヒータ3にて略一定温度に加温された出口14B側の水がノズル11方向に押し出され、ノズル11から吐出されることになるので、餃子鍋2内には常に略一定温度に加温された水が吐出されることになる。
At this time, water from the water source is introduced into the
前記ステップS2で制御装置20は、3秒間給水電磁弁を開いて餃子鍋2に100ccの水を給水すると、この給水によって+200℃に加熱された餃子鍋2の温度は下降していき、ステップS3で制御装置20は通電率80%で電気ヒータ3を加熱する。ステップS4で制御装置20は、温度センサ18が検出した餃子鍋2の温度が下降から上昇に転じるまでステップS3、ステップS4を繰り返して所定時間餃子6の蒸らしを行う。
In step S2, the
この場合、ステップS2で餃子鍋2には予め加温された水が吐出されるので、温度の低い水を吐出する場合に比して、当該水自体を加熱するのに要する熱量が少なくて済むため、餃子6の蒸らし時間は短縮されることになる。
In this case, since the preheated water is discharged to the
即ち、従来では水源からの水を加温することなく、餃子鍋2に吐出させていた。この場合、水を餃子鍋2に吐出することで、餃子鍋2の温度が著しく低下するため、餃子鍋2の温度が下降から上昇に転じるまでに比較的長い時間を要していた。
That is, conventionally, the water from the water source was discharged to the
そのため、餃子6を投入してから図4のステップS4で温度が上昇に転じるまでが長くなり、その分、餃子6の焼成時間が長くなってしまうという問題があった。 For this reason, there is a problem that the time until the temperature starts to rise in step S4 of FIG. 4 after the dumplings 6 are added becomes longer, and the baking time of the dumplings 6 becomes longer accordingly.
しかしながら、本発明の如く、餃子鍋2に予め加温された水を吐出させることで、蒸し上がり時間を短縮することができるようになり、総じて、餃子6の焼き上がりまでに要する時間を短縮することできる。これにより、より短時間で餃子6を焼成できるようになるため、連続して多数の餃子を焼成するような状況にも対応することができるようになる。
However, as in the present invention, the preheated water is discharged into the
また、餃子6を投入するまでの待機状態において、餃子鍋2を加熱する電気ヒータ3は前述したように略一定の温度に発熱しているので、当該電気ヒータ6の輻射熱にて熱交換部14内の水も略一定温度に加温される。これにより、略一定温度に加温された水を毎回略同量(100cc)加熱鍋2内に吐出することができるようになり、餃子6の焼き上がりも均一とすることができる。
In addition, in the standby state until the dumplings 6 are put in, the
更に、水を加熱する格別なヒータを設けること無く、本来無駄に放射されている電気ヒータ3の輻射熱を利用して、水を加温するので、餃子焼き器1の効率の改善を図ることができるようになる。また、前述したように熱交換部14内の水が沸騰しないように電気ヒータ3との距離を調整しているので、熱交換部14内の水が沸騰して蓋部材5を開けたときにノズル11から熱湯が噴き出し、作業者が火傷を負うなどの事故が発生することも防止できる。
Furthermore, since the water is heated by using the radiant heat of the
更にまた、餃子6の焼成開始から電気ヒータ3の通電率を80%と通電率を低くすることで、通電率100%より餃子鍋2の温度を低くしているので、加温された水を供給した場合にも、充分な蒸らしを行うことができる。このように、水を吐出することによる無駄な温度低下を回避しながら、餃子6の蒸らしにある程度時間をかけることにより、蒸らし時間を短縮しながら、餃子6の好適な食感や味を醸し出すことができる。
Furthermore, since the temperature of the
そして、餃子鍋2が加熱され所定時間経過すると餃子鍋2の温度はやがて下降から上昇に転じる。餃子鍋2の温度が上昇に転じたら制御装置20はステップS5に進み、今度は電気ヒータ3を通電率100%で餃子鍋2を加熱する。
And if the
ステップS6で制御装置20は、温度センサ18が検出した餃子鍋2の温度が、予め設定された設定温度に上昇するまでステップS5、ステップS6を繰り返す。これによって、餃子鍋2に給水した水が蒸発していき、やがて餃子鍋2の水分が無くなり、餃子6の表皮がキツネ色に焦げてカリッと歯ごたえがあって香ばしく、中身が熱くて柔らかな食感と風味のある餃子6が焼ける。そして、ステップS6で設定温度まで上昇したら餃子6の焼き上がり完成と判断し、ステップS7に進む。ステップS7で制御装置20は、電気ヒータ3の通電率を無負荷時の制御の待機状態に移行する。
In step S6, the
餃子が完成すると、当該完成した餃子を取り出すため、使用者により前記蓋部材5が開かれるが、ステップS2におけるノズル11からの給水により前記給水通路40内には少量であるが熱交換部14から押し出された水が残留する。この給水通路40内に残留する水は、熱交換部14内における加温により上昇する水圧によって常にノズル方向に押されるため、蓋部材5を開ける際の動作(蓋部材5が上方に持ち上げられる)によってその残留水がノズル11から垂れてしまう恐れがあった。しかしながら、本発明の如くノズル11内に貯留部11Bを設けることで、図2に示すように、給水通路40から垂れる水を溜めることができるので、蓋部材5を開けたときにノズル11から餃子鍋2に水が垂れる不都合を回避することができる。
When the dumplings are completed, the
一方、前記スタートで制御装置20は、餃子鍋2に餃子6の無い場合はステップS8に進んで無負荷時の制御(例えば、餃子6を焼成する以前の待機中、或いは、餃子6の焼成が終了して次の餃子6の焼成をするまでの間)は、餃子鍋2を例えば設定温度+200℃にて制御し待機する。この場合、制御装置20は、現在の餃子鍋2温度と設定温度(+200℃)とに差が有る場合に所定の設定温度としている。即ち、設定温度と現在の餃子鍋2温度との差が低い温度に離れる程、発熱量を大きくしている。これによって、電気ヒータ3の通電率を好適に制御している。
On the other hand, at the start, when there is no dumpling 6 in the
該ステップS8では電気ヒータ3の通電率を現在の餃子鍋2温度との差に対して逆比例にしている。具体的には例えば、餃子鍋2の設定温度が+200℃の場合、この設定温度に対して現在の餃子鍋2の温度が2degの差がある+198℃のときは電気ヒータ3の通電率を20%、現在の餃子鍋2の温度が4degの差がある+196℃のときは電気ヒータ3の通電率を25%、現在の餃子鍋2の温度が8degの差がある+192℃のときは電気ヒータ3の通電率を30%、現在の餃子鍋2の温度が15degの差がある+185℃のときは電気ヒータ3の通電率を40%、現在の餃子鍋2の温度が20degの差がある+180℃のときは電気ヒータ3の通電率を50%、現在の餃子鍋2の温度が30degの差がある+170℃のときは電気ヒータ3の通電率を100%に設定している。
In step S8, the energization rate of the
これにより、餃子6を焼成する以前の餃子鍋2の待機中の温度が低下している場合でも、餃子鍋2を迅速に設定温度(+200℃)に上昇させ、維持することができる。従って、電気ヒータ3の輻射熱にて加温される熱交換部14内の水の温度も常に略一定温度とすることができる。従って、スタートして餃子6の焼成を行う場合に、餃子鍋2に吐出される水の温度は常に略一定となるため、蒸らしが充分で中身が熱くて柔らかな食感と風味があり、餃子6の表皮がキツネ色に焦げてカリッと歯ごたえがあって香ばしい餃子6を焼くことができる。
Thereby, even when the temperature during standby of the
以上詳述したように、本発明の餃子焼き器1により、均一で良好な焼き具合を実現しながら、焼成時間を短縮することができるようになり、従来の装置を用いた場合より、餃子を連続的に大量に焼成することが可能となる。
As described above in detail, the
尚、本実施例では、給水電磁弁34を3秒間開くと、熱交換部14に水源からの水が約100cc導入されるものとしたが、給水電磁弁の開放時間及び給水量は本実施例に限定されるものではない。また、実施例では熱交換部14を箱型の内部を仕切った構造で説明したが、それに限らず、例えば熱良導性の蛇行状のパイプで構成してもよい。
In this embodiment, when the water supply
1 餃子焼き器
2 餃子鍋(鍋)
3 電気ヒータ
4 カバー
5 蓋部材
6 餃子
10 枠体
11 ノズル
11B 貯水部
14 熱交換部
14A 入口
14B 出口
19 操作パネル
20 制御装置
30 給水装置
32 給水配管
34 給水電磁弁
40 給水通路
1
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記給水装置の給水経路中に熱交換部を設け、該熱交換部を前記ヒータと熱交換関係に配置したことを特徴とする餃子焼き器。 In a gyoza grilling machine that comprises a pan for grilling gyoza, a heater for heating the pan, and a water supply device for supplying water in the pan, and firing the dumplings charged in the pan,
A dumpling baking apparatus, wherein a heat exchanging portion is provided in a water supply path of the water supply device, and the heat exchanging portion is arranged in a heat exchanging relationship with the heater.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005065655A JP2006247041A (en) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | Cooker for jaozi |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005065655A JP2006247041A (en) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | Cooker for jaozi |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006247041A true JP2006247041A (en) | 2006-09-21 |
Family
ID=37088123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005065655A Pending JP2006247041A (en) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | Cooker for jaozi |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006247041A (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013252403A (en) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Kei Okada | Smaller container for baking of jiaozi dumpling |
JP2014137156A (en) * | 2013-01-15 | 2014-07-28 | Sharp Corp | Heating cooker |
CN108552978A (en) * | 2018-06-23 | 2018-09-21 | 佛山市集智智能科技有限公司 | A kind of intelligence is automatically raw to decoct machine |
JP7352945B2 (en) | 2019-09-04 | 2023-09-29 | 日本洗浄機株式会社 | Gyoza making machine |
-
2005
- 2005-03-09 JP JP2005065655A patent/JP2006247041A/en active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013252403A (en) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Kei Okada | Smaller container for baking of jiaozi dumpling |
JP2014137156A (en) * | 2013-01-15 | 2014-07-28 | Sharp Corp | Heating cooker |
CN108552978A (en) * | 2018-06-23 | 2018-09-21 | 佛山市集智智能科技有限公司 | A kind of intelligence is automatically raw to decoct machine |
JP7352945B2 (en) | 2019-09-04 | 2023-09-29 | 日本洗浄機株式会社 | Gyoza making machine |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7261101B2 (en) | Steam oven | |
JP6144985B2 (en) | Cooker | |
JP2006247041A (en) | Cooker for jaozi | |
CN205849310U (en) | Electric oven | |
US6363834B1 (en) | Multipurpose fryer | |
JP5173950B2 (en) | Heating cooker and rice cooker | |
JP5241566B2 (en) | Cooker | |
EP2099340B1 (en) | Egg cooking utensil | |
JP4179252B2 (en) | Built-in induction heating cooker | |
JP4241433B2 (en) | Gyoza grill | |
JP2010255936A (en) | High frequency heating device | |
CN210810464U (en) | Electric rice cooker | |
JP2013106812A (en) | Steaming and baking cooker | |
JP7227490B2 (en) | rice cooker | |
KR20130000651U (en) | The multipurpose roast pan that compound cooking is possible | |
JP5020291B2 (en) | Heating cooker and rice cooker | |
WO2008125037A1 (en) | Multi-functional electric oven | |
CN204181444U (en) | Electric steamer | |
JP2013050298A (en) | Cooking heater | |
JP5877311B2 (en) | Cooker | |
US7564010B2 (en) | Jar type cauldron | |
JP2009041818A (en) | Vapor cooker | |
JP2010162060A (en) | Electric rice cooker | |
KR200291034Y1 (en) | Multiple heater in-equipped heating apparatus | |
JP4391038B2 (en) | Electric rice cooker |