JP2006246282A - コンテンツ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【構成】 撮影モードが選択されると、JPEGファイルおよびこれを識別するファイル情報が、CPU38によって記録媒体32に書き込まれる。記録媒体32に形成されたFATは、その後、CPU38によって更新される。再生モードが選択されると、削除操作が可能となる。CPU38は、記録媒体32に形成されたFATを最初の削除操作に応答してSDRAM24に複製する。CPU38はまた、記録媒体32に記録された所望のJPEGファイルのファイル情報を削除操作に応答してSDRAM24に複製する。複製処理を施されたファイル情報は、記録媒体32から削除される。また、記録媒体32に記録されたFATは、削除処理に関連して更新される。複製されたFATおよびファイル情報は、復活操作が行われたとき、記録媒体32に戻される。
【効果】 記録媒体を削除操作前の状態に速やかに復帰させることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、コンテンツ処理装置に関し、特にたとえばディジタルカメラに適用され、記録媒体に記録されたコンテンツデータを削除操作に応答して削除する、コンテンツ処理装置に関する。
従来のこの種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この従来技術によれば、画像履歴管理ファイルが記録媒体に形成される。記録媒体に記録された画像ファイルの消去が指示されると、消去すべき画像ファイルのファイル名,この画像ファイルが存在する記録領域を示す記録領域情報,およびこの記録領域に対する最終アクセス種別が“消去”であることを示す最終アクセス情報が、画像履歴管理ファイルに登録される。消去すべき画像ファイルは、画像履歴管理ファイルへの登録が完了した後も、記録領域に残存する。
記録領域に残存する画像ファイルが新規の画像ファイルによって上書きされると、上書きされた記録領域の最終アクセス情報は、“消去”から“記録”に更新される。したがって、最終アクセス情報は、“消去”および“記録”のいずれか一方を示す。画像ファイルの復活が指示されると、最終アクセス情報が“消去”を示す画像ファイルについて復活処理が実行される。
特開2002−135711号公報[H04N5/91, G03B19/02, H04N5/225]
従来技術では、復活できる画像ファイルのファイル名と復活できない画像ファイルのファイル名とが、画像履歴管理ファイル上に混在する。このため、復活処理を実行するときに復活できる画像ファイルを検索する必要があり、処理に時間がかかる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、記録媒体を削除操作前の状態に速やかに復帰させることができる、コンテンツ処理装置を提供することである。
請求項1の発明に従うコンテンツ処理装置(10)は、記録モードが選択されたときコンテンツデータを記録媒体(32)に書き込む第1書き込み手段(S25)、第1書き込み手段によって書き込まれたコンテンツデータを識別する識別情報を記録媒体に書き込む第2書き込み手段(S27)、記録媒体に記録されたデータの位置を管理するべく記録媒体に記録された管理情報を第1書き込み手段の書き込み処理に関連して更新する第1更新手段(S29)、記録モードに代えて特定モードが選択されたとき削除操作を受け付ける受付手段(S49)、記録媒体に記録された管理情報を特定モードが選択された後に受付手段によって受け付けられた最初の削除操作に応答して内部メモリ(24)上に複製する第1複製手段(S53)、記録媒体に記録された所望のコンテンツデータの識別情報を受付手段によって受け付けられた削除操作に応答して内部メモリ上に複製する第2複製手段(S75)、第2複製手段による複製処理を施された識別情報を記録媒体から削除する削除手段(S77)、記録媒体に記録された管理情報を削除手段の削除処理に関連して更新する第2更新手段(S79)、および特定モードにおいて復活操作が行われたとき第1複製手段によって複製された管理情報と第2複製手段によって複製された識別情報とを記録媒体に書き込む第3書き込み手段(S83, S85)を備える。
第1書き込み手段は、記録モードが選択されたとき、コンテンツデータを記録媒体に書き込む。書き込まれたコンテンツデータを識別する識別情報は、第2書き込み手段によって記録媒体に書き込まれる。記録媒体に記録されたデータの位置を管理するべく記録媒体に記録された管理情報は、第1書き込み手段の書き込み処理に関連して、第1更新手段によって更新される。
記録モードに代えて特定モードが選択されると、削除操作が受付手段によって受け付けられる。第1複製手段は、記録媒体に記録された管理情報を、特定モードが選択された後の最初の削除操作に応答して、内部メモリ上に複製する。第2複製手段は、記録媒体に記録された所望のコンテンツデータの識別情報を削除操作に応答して内部メモリ上に複製される。
第2複製手段による複製処理を施された識別情報は、削除手段によって記録媒体から削除される。また、記録媒体に記録された管理情報は、削除手段の削除処理に関連して、第2更新手段によって更新される。
第1複製手段によって複製された管理情報および第2複製手段によって複製された識別情報は、特定モードにおいて復活操作が行われたとき、第3書き込み手段によって記録媒体に書き込まれる。
このように、削除操作前の時点の管理情報および削除された識別情報は、削除操作の後の復活操作によって内部メモリから記録媒体に戻される。記録媒体は、削除操作前の状態に復帰する。
請求項2の発明に従うコンテンツ処理装置は、請求項1に従属し、再生モードが選択されたとき所望のコンテンツデータを再生する再生手段(S43)をさらに備え、特定モードは再生モードであり、受付手段によって受け付けられる削除操作は再生手段によって再生されたコンテンツデータに向けられる。これによって、コンテンツを確認しながら、削除操作を行うことができる。
請求項3の発明に従うコンテンツ処理装置は、請求項1または2に従属し、コンテンツデータは画像データである。
請求項4の発明に従うコンテンツ処理装置は、請求項1ないし3のいずれかに従属し、第3書き込み手段は第1書き込み手段の書き込み処理が行われる前に内部メモリ上に複製された管理情報および識別情報を書き込み候補から除外する。この結果、記録媒体に書き込まれた管理情報,識別情報およびコンテンツデータの間で整合性が確保される。
請求項5の発明に従うコンテンツ処理プログラムは、コンテンツ処理装置のプロセサ(38)に、記録モードが選択されたときコンテンツデータを記録媒体に書き込む第1書き込みステップ(S25)、第1書き込みステップによって書き込まれたコンテンツデータを識別する識別情報を記録媒体に書き込む第2書き込みステップ(S27)、記録媒体に記録されたデータの位置を管理するべく記録媒体に記録された管理情報を第1書き込みステップの書き込み処理に関連して更新する第1更新ステップ(S29)、特定モードが選択されたとき削除操作を受け付ける受付ステップ(S49)、記録媒体に記録された管理情報を特定モードが選択された後に受付ステップによって受け付けられた最初の削除操作に応答して内部メモリ上に複製する第1複製ステップ(S53)、記録媒体に記録された所望のコンテンツデータの識別情報を受付ステップによって受け付けられた削除操作に応答して内部メモリ上に複製する第2複製ステップ(S75)、第2複製ステップによる複製処理を施された識別情報を記録媒体から削除する削除ステップ(S77)、記録媒体に記録された管理情報を削除ステップの削除処理に関連して更新する第2更新ステップ(S79)、および特定モードにおいて復活操作が行われたとき第1複製ステップによって複製された管理情報と第2複製手段によって複製された識別情報とを記録媒体に書き込む第3書き込みステップ(S83, S85)を実行させる。
請求項1と同様、削除操作前の時点の管理情報および削除された識別情報は、削除操作の後の復活操作によって内部メモリから記録媒体に戻される。記録媒体は、削除操作前の状態に復帰する。
この発明によれば、削除操作前の時点の管理情報および削除された識別情報は、削除操作の後の復活操作によって内部メモリから記録媒体に戻される。このため、記録媒体を削除操作前の状態に速やかに復帰させることができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例のディジタルカメラ10は、光学レンズ12を含む。被写界の光学像は、光学レンズ12を経てイメージセンサ14の撮像面に照射され、光電変換を施される。この結果、被写界を表す生画像信号が生成される。
キー入力装置40によってカメラモードが選択されかつ撮影操作が行われると、撮影処理が実行される。CPU38は、TG(Timing Generator)18に本露光を命令する。イメージセンサ14はTG18によって本露光を施され、これによって生成された生画像信号はラスタ走査態様でイメージセンサ14から出力される。CDS/AGC/AD回路16は、イメージセンサ14から出力された生画像信号に相関2重サンプリング,自動ゲイン調整およびA/D変換の一連の処理を施し、ディジタル信号である生画像データを出力する。
生画像データは、信号処理回路20によって白バランス調整,色分離,YUV変換などの処理を施される。こうして得られたYUV形式の画像データは、メモリ制御回路22によってSDRAM24に書き込まれる。カメラモードが選択されたとき、SDRAM24には、YUV画像エリア24a,JPEGエリア24b,ワークエリア24c…が図2に示す要領で形成される。信号処理回路20からの画像データは、YUV画像エリア24aに書き込まれる。
JPEGコーデック36は、YUV画像エリア24aに確保された画像データをメモリ制御回路22を通して読み出し、読み出された画像データをJPEG方式に従って圧縮し、そして圧縮画像データつまりJPEGデータをメモリ制御回路22を通してSDRAM24のJPEGエリア24bに書き込む。撮影操作が行われた時点の被写界像は、以上のような撮影処理の実行によって、JPEGデータとしてJPEGエリア24bに確保される。
図3を参照して、記録媒体32は、MS−DOSに従ってフォーマットされたメモリカードであり、MBR(Master Boot Area)32a,リザーブエリア32b,PBR(Partition Boot Area)32c,FAT(File Allocation Table)1,FAT1の複製であるFAT2,ルートディレクトリ32fおよびデータエリア32gを有する。
ここで、データエリア32gは、複数のクラスタ(単位記録領域)によって形成される。1つのデータファイルは複数のクラスタに跨り、このデータファイルが書き込まれた複数のクラスタのリンク状態はFAT1および2によって管理される。また、データファイルを識別するファイル情報(ファイル名,サイズ,作成日付など)は、ルートディレクトリ32fまたはデータエリア32gに書き込まれる。
CPU38は、JPEGエリア24bに格納されたJPEGデータをメモリ制御回路24を通して読み出し、読み出されたJPEGデータを含むJPEGファイルをI/F30を通して記録媒体32のデータエリア32gに記録する。CPU38はさらに、記録されたJPEGファイルのファイル情報をルートディレクトリ32fに書き込み、かつFAT1および2を更新する。
キー入力装置40によって再生モードが選択されると、所望のJPEGファイルの再生処理が実行される。CPU38は、I/F30を通して記録媒体32にアクセスし、所望のJPEGファイルに格納されたJPEGデータを読み出す。読み出されたJPEGデータは、メモリ制御回路22を通してSDRAM24のJPEGエリア24bに書き込まれる。
JPEGコーデック36は、メモリ制御回路22を通してJPEGエリア24bからJPEGデータを読み出し、読み出されたJPEGデータを伸長し、そして伸長された画像データをメモリ制御回路22を通してSDRAM24のYUV画像エリア24aに書き込む。
ビデオエンコーダ26は、YUV画像エリア24aに格納された画像データをメモリ制御回路22を通して読み出し、読み出された画像データをNTSC方式のコンポジットビデオ信号に変換し、そして変換されたコンポジットビデオ信号をLCDモニタ28に出力する。この結果、再生画像がモニタ画面に表示される。
キー入力装置40によって更新操作が行われると、別のJPEGファイルについて再生処理が実行される。これによって、モニタ画面に表示される再生画像が別の再生画像によって更新される。
キー入力装置40によって削除操作が行われると、CPU38は、I/F30を通して記録媒体32からFAT1を読み出す。読み出されたFAT1は、SDRAM24のワークエリア24cに書き込まれる。CPU38は続いて、現時点で再生されているJPEGファイルのファイル情報を記録媒体32のルートディレクトリ32fから読み出し、読み出されたファイル情報をSDRAM32のワークエリア32cに書き込む。こうして、FAT1およびファイル情報の複製が、ワークエリア32cに退避される。
CPU38は、かかる退避処理が完了した後に、ファイル情報をルートディレクトリ32fから削除し、FAT1およびFAT2を更新する。この結果、現時点で再生されているJPEGファイルが記録媒体32から実質的に削除される。
削除操作の後にキー入力装置40によって復活操作が行われると、CPU38は、ワークエリア32cに退避されたFAT1をメモリ制御回路22を通して読み出し、読み出されたFAT1をI/F30を通して記録媒体32に記録する。記録媒体32の記録されたFAT1およびFAT2は、ワークエリア32cに退避されたFAT1によって更新される。CPU38はまた、ワークエリア32cに退避されたファイル情報をメモリ制御回路22を通して読み出し、読み出されたファイル情報をI/F30を通して記録媒体32に記録する。この結果、削除操作に応答して削除されたファイル情報が元に戻される。削除操作によって削除されたJPEGファイルは、このような処理によって復活する。
CPU38は、図4に示すメインタスク,図5に示す撮影タスクおよび図6〜図8に示す再生タスクを含む複数のタスクを並列的に実行する。なお、これらのタスクに対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ34に記憶される。
まず、図4に示すステップS1で初期化処理を行う。これによって、図2に示すSDRAM24のワークエリア24cがクリアされる。ステップS3では記録媒体32に記録されたFAT1をワークエリア24cに退避させ、ステップS5ではフラグFrcvを“1”に設定する。
フラグFrcvは、復活操作に応答したJPEGファイルの復活が可能であるか否かを判別するためのフラグである。“1”が復活可能を示し、“0”が復活不可能を示す。ステップS3におけるFAT1の退避に応答して、まず“1”が設定される。
ステップS7では、現時点で選択されているモードがカメラモードであるか否かを判別する。ここでYESであればステップS9で撮影タスクを起動し、NOであればステップS11で再生タスクを起動する。ステップS9またはS11の処理が完了すると、モード切換操作が行われたか否かをステップS13で判別する。ここでYESであれば、起動中のタスクをステップS15で停止し、その後にステップS7に戻る。
図5を参照して、ステップS21では撮影操作が行われたか否かを判別する。ここでYESであれば、ステップS23で撮影処理を行う。この結果、撮影操作が行われた時点の被写界像に対応するJPEGデータが、SDRAM24のJPEGエリア24b(図2(A)参照)に確保される。
ステップS25では、JPEGエリア24bに格納されたJPEGデータを含むJPEGファイルを記録媒体32のデータエリア32gに記録する。ステップS27ではこうして記録されたJPEGファイルを識別するファイル情報をルートディレクトリ32fに書き込み、続くステップS29ではJPEGファイルが記録されたクラスタの間にリンクが形成されるようにFAT1および2を更新する。
FAT1および2の更新が完了すると、ステップS31でフラグFrcvを“0”に設定する。つまり、ステップS29の処理が行われた結果、ワークエリア32gに退避されたFAT1と記録媒体32に記録されたFAT1との間での整合性が確保されなくなったため、削除されたJPEGファイルの復活が不可能であることを明らかにするべく、フラグFrcvが“0”に設定される。ステップS31の処理が完了すると、ステップS21に戻る。
図6を参照して、ステップS41では或るファイル番号を指定し、ステップS43では指定されたファイル番号に対応するJPEGファイルに再生処理を施す。この結果、再生画像がLCDモニタ28から出力される。更新操作が行われると、ステップS45でYESと判断し、ステップS47でファイル番号を更新してからステップS43に戻る。この結果、LCDモニタ28から出力される再生画像が更新される。
削除操作が行われたときは、ステップS49でYESと判断し、ステップS51でフラグFrcvの状態を判別する。フラグFrcvが“1”であればそのままステップS57に進むが、フラグFrcvが“0”であればステップS53〜S55で上述のステップS3〜S5と同様の処理を行ってからステップS57に進む。したがって、削除操作を受け付けた時点のFAT1は、必ずワークエリア24cに退避される。FAT1のサイズは固定であり、FAT1の退避位置もまた固定である。このため、ワークエリア24cに既に退避されているFAT1は、最新のFAT1に更新される。
ステップS57では削除処理を実行し、続くステップS59ではファイル番号を更新する。更新処理が完了すると、ステップS43に戻る。復活操作が行われたときは、ステップS61でYESと判断し、ステップS63で復活処理を行ってからステップS45に戻る。
ステップS57の削除処理は、図7に示すサブルーチンに従って実行される。まず、ファイル情報を追加できる空き容量がワークエリア24cに存在するか否かをステップS71で判別する。ここでYESであればそのままステップS75に進み、現時点で再生されているJPEGファイルのファイル情報をワークエリア24cに退避させる。一方、ステップS71でNOと判断されたときは、ワークエリア24cに退避されている最古のファイル情報をステップS73で削除し、その後にステップS75で上述の退避処理を実行する。
ステップS77では、現時点で再生されているJPEGファイルのファイル情報を記録媒体32のルートディレクトリ32fから削除する。続くステップS79では、ステップS77の削除処理に対応してFAT1および2を更新する。FAT1および2の更新が完了すると、上階層のルーチンに復帰する。
図6に示すステップS63の復活処理は、図8に示すサブルーチンに従って実行される。まずステップS81でフラグFrcvの状態を判別する。フラグFrcvが“0”であれば、そのまま上階層のルーチンに復帰する。これに対して、フラグFrcvが“1”であれば、ステップS83でワークエリア24c上のFAT1を記録媒体32に戻す。つまり、記録媒体32に形成されたFAT1および2の各々をワークエリア24cに退避されたFAT1によって上書きする。ステップS85では、ワークエリア24cに退避されたファイル情報を、記録媒体32のルートディレクトリ32fに戻す。
複数回の削除操作の間で撮影操作が行われた場合、撮影操作の前の削除操作に応答して退避されたファイル情報と撮影操作の後の削除操作に応答して退避されたファイル情報とがワークエリア24cに混在する。ステップS85では、これらのファイル情報のうち、撮影操作の後の削除操作に応答して退避されたファイル情報が、ルートディレクトリ32fに戻される。ステップS85の処理が完了すると、上階層のルーチンに復帰する。
以上の説明から分かるように、撮影モードが選択されると、撮影操作に応答して作成されたJPEGファイルがCPU38によって記録媒体32のデータエリア32fに書き込まれる(S25)。このJPEGファイルを識別するファイル情報は、CPU38によって記録媒体32のルートディレクトリ32fに書き込まれる(S27)。記録媒体32に形成されたFAT1および2は、JPEGファイルが書き込まれたクラスタの間でリンクが形成されるように、CPU38によって更新される(S29)。
撮影モードに代えて再生モードが選択されると、削除操作が可能となる(S49)。CPU38は、記録媒体32に形成されたFAT1を再生モードが選択された後の最初の削除操作に応答してワークエリア24cに複製する(S53)。CPU38はまた、記録媒体32に記録された所望のJPEGファイルのファイル情報を削除操作に応答してワークエリア24cに複製する(S75)。
複製処理を施されたファイル情報は、CPU32によってルートディレクトリ32fから削除される(S77)。また、記録媒体32に記録されたFAT1および2は、削除処理に関連して、CPU32によって更新される(S79)。複製されたFAT1およびファイル情報は、再生モードにおいて復活操作が行われたとき、CPU38によって記録媒体32に書き込まれる(S83, S85)。
このように、削除操作前の時点のFAT1および削除されたJPEGファイルのファイル情報は、削除操作の後の復活操作によってワークエリア24cから記録媒体32に戻される。記録媒体32は、削除操作前の状態に速やかに復帰する。
参考までに、2Gバイトのメモリカードを記録媒体32として用いる場合、FAT1の書き込みに要する時間は、約62.5ミリ秒である。また、1ファイルに相当するファイル情報の書き込みに要する時間は1.43msである。このため、たとえば100個のJPEGファイルを復活させる場合、復活に要する時間は205.5(=62.5+1.43×100)ミリ秒となる。
なお、この実施例では、記録媒体に記録するコンテンツデータとして静止画像データを想定しているが、コンテンツデータとしては動画像データ,音声データ,テキストデータなども想定できる。
この発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 図1実施例に適用されるSDRAMのマッピング状態の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用される記録媒体のマッピング状態の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。
符号の説明
10 …ディジタルカメラ
14 …イメージセンサ
24 …SDRAM
32 …記録媒体
34 …フラッシュメモリ

Claims (5)

  1. 記録モードが選択されたときコンテンツデータを記録媒体に書き込む第1書き込み手段、
    前記第1書き込み手段によって書き込まれたコンテンツデータを識別する識別情報を前記記録媒体に書き込む第2書き込み手段、
    前記記録媒体に記録されたデータの位置を管理するべく前記記録媒体に記録された管理情報を前記第1書き込み手段の書き込み処理に関連して更新する第1更新手段、
    特定モードが選択されたとき削除操作を受け付ける受付手段、
    前記記録媒体に記録された管理情報を前記特定モードが選択された後に前記受付手段によって受け付けられた最初の削除操作に応答して内部メモリ上に複製する第1複製手段、
    前記記録媒体に記録された所望のコンテンツデータの識別情報を前記受付手段によって受け付けられた削除操作に応答して前記内部メモリ上に複製する第2複製手段、
    前記第2複製手段による複製処理を施された識別情報を前記記録媒体から削除する削除手段、
    前記記録媒体に記録された管理情報を前記削除手段の削除処理に関連して更新する第2更新手段、および
    前記特定モードにおいて復活操作が行われたとき前記第1複製手段によって複製された管理情報と前記第2複製手段によって複製された識別情報とを前記記録媒体に書き込む第3書き込み手段を備える、コンテンツ処理装置。
  2. 再生モードが選択されたとき所望のコンテンツデータを再生する再生手段をさらに備え、
    前記特定モードは前記再生モードであり、前記受付手段によって受け付けられる削除操作は前記再生手段によって再生されたコンテンツデータに向けられる、請求項1記載のコンテンツ処理装置。
  3. 前記コンテンツデータは画像データである、請求項1または2記載のコンテンツ処理装置。
  4. 前記第3書き込み手段は前記第1書き込み手段の書き込み処理が行われる前に前記内部メモリ上に複製された管理情報および識別情報を書き込み候補から除外する、請求項1ないし3のいずれかに記載のコンテンツ処理装置。
  5. コンテンツ処理装置のプロセサに、
    記録モードが選択されたときコンテンツデータを記録媒体に書き込む第1書き込みステップ、
    前記第1書き込みステップによって書き込まれたコンテンツデータを識別する識別情報を前記記録媒体に書き込む第2書き込みステップ、
    前記記録媒体に記録されたデータの位置を管理するべく前記記録媒体に記録された管理情報を前記第1書き込みステップの書き込み処理に関連して更新する第1更新ステップ、
    特定モードが選択されたとき削除操作を受け付ける受付ステップ、
    前記記録媒体に記録された管理情報を前記特定モードが選択された後に前記受付ステップによって受け付けられた最初の削除操作に応答して内部メモリ上に複製する第1複製ステップ、
    前記記録媒体に記録された所望のコンテンツデータの識別情報を前記受付ステップによって受け付けられた削除操作に応答して前記内部メモリ上に複製する第2複製ステップ、
    前記第2複製ステップによる複製処理を施された識別情報を前記記録媒体から削除する削除ステップ、
    前記記録媒体に記録された管理情報を前記削除ステップの削除処理に関連して更新する第2更新ステップ、および
    前記特定モードにおいて復活操作が行われたとき前記第1複製ステップによって複製された管理情報と前記第2複製手段によって複製された識別情報とを前記記録媒体に書き込む第3書き込みステップを実行させる、コンテンツ処理プログラム。
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