JP2006245924A - 液晶テレビジョン - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザによって希望するフリッカ調整の精度や作業量が異なる現状に対して、有効なフリッカ調整処理を提供できなかった。
【解決手段】TFT液晶パネルにおけるコモン電極に印加されるコモン電圧を変更することによりフリッカを抑制可能な液晶テレビジョンにおいて、外部からの入力操作に基づいて、コモン電圧を変化させていく際の単位となる最小変更幅の大きさが夫々異なる複数のフリッカ調整モードのうち、一つのフリッカ調整モードを選択するモード選択手段と、上記選択されたフリッカ調整モードに対応する表示態様にて、上記コモン電圧の変更状況を液晶パネル上の所定位置に表示するコモン電圧表示手段と、上記選択されたフリッカ調整モードに対応する最小変更幅を単位として、外部からの入力操作に従ってコモン電圧を変更するコモン電圧変更手段とを備える構成とした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、液晶パネル上に視認されるいわゆるフリッカを抑制する機能を備える液晶テレビジョンに関する。
従来技術として、液晶パネル上に装着されたタッチスイッチを用いてコモン信号の中心電位レベルを調整する液晶表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
さらに関連する技術としては、特許文献2が挙げられる。
特開2002‐149123号公報 特開平6‐165087号公報
ここで、エンドユーザが液晶パネルのフリッカ抑制のための処理を行う場合、一般にパネル表示面の視認作業が伴うものであり、かかる視認を伴ったフリッカ調整作業に習熟した者もいれば、当該作業に習熟していない者もおり様々である。また、フリッカの抑制の程度についても、おおよその精度で簡易に抑制できればいいと考えるユーザもいれば、フリッカ調整に精通しており、高精度にフリッカの抑制を図りたいと考えるユーザもいる。しかし、上記文献1等においては、かかる様々な習熟レベルや希望を有するユーザに夫々に対応したフリッカ調整作業を実現させることはできなかった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、習熟度や希望の異なる様々な立場のエンドユーザに対して、夫々に必要十分な程度によってフリッカの抑制を実現させることの可能な液晶テレビジョンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項2の発明は、TFT(Thin Film Transistor)液晶パネルにおけるコモン電極に印加されるコモン電圧を変更することによりフリッカを抑制可能な液晶テレビジョンにおいて、外部からの入力操作に基づいて、コモン電圧を変化させていく際の単位となる最小変更幅の大きさが夫々異なる複数のフリッカ調整モードのうち、一つのフリッカ調整モードを選択するモード選択手段と、上記選択されたフリッカ調整モードに対応する表示態様にて、上記コモン電圧の変更状況を液晶パネル上の所定位置に表示するコモン電圧表示手段と、上記選択されたフリッカ調整モードに対応する最小変更幅を単位として、外部からの入力操作に従ってコモン電圧を変更するコモン電圧変更手段とを備える構成としてある。
上記のように構成した請求項2においては、モード選択手段は、外部からの入力操作に基づいて、コモン電圧を変化させていく際の単位となる最小変更幅の大きさが夫々異なる複数のフリッカ調整モードのうち一つのフリッカ調整モードを選択する。そして、コモン電圧変更手段が、選択されたフリッカ調整モードに対応する最小変更幅を単位として、外部からの入力操作に従ってコモン電圧を変更する。つまり、ユーザによる入力操作に基づいて、選択したフリッカ調整モード毎の細かさによってコモン電圧の設定を増減させる。また、かかるコモン電圧の変化を表示すべく、コモン電圧表示手段は、選択されたフリッカ調整モードに対応する表示態様にてコモン電圧の変更状況を液晶パネル上の所定位置に表示する。
このように本発明によれば、フリッカ調整をする際に極めて細かいコモン電圧の違いにも拘りたい場合や、ある程度大雑把なコモン電圧の変更によって簡易にフリッカ調整を行いたいといった、異なる希望を持った各ユーザにおいて、夫々に自己の希望する調整の精度に応じたフリッカ調整モードを選択することができ、各ユーザにとって必要十分な精度にてフリッカの抑制を実現することができる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の液晶テレビジョンにおいて、少なくとも、変更後のコモン電圧が基準コモン電圧を含む所定範囲内の値に設定されるための誘導処理を実行しつつコモン電圧を変更する第一フリッカ調整モードと、当該第一フリッカ調整モードにおける最小変更幅である第一最小変更幅よりも小さな第二最小変更幅をもってコモン電圧を変更可能な第二フリッカ調整モードとを選択可能である構成としてある。
上記のように構成した請求項3の発明においては、ユーザは第一フリッカ調整モードと第二フリッカ調整モードを含む複数のモードから所望のフリッカ調整モードを選択することができる。ここで、第一フリッカ調整モードを選択した場合には、上記誘導処理が実行されるため、フリッカ調整処理に慣れていないユーザであっても容易に適切な設定値にコモン電圧を変更できるし、第二フリッカ調整モードを選択した場合には、第二フリッカ調整モードよりも細かなコモン電圧の調整が可能となり、フリッカ調整処理に精通するユーザにとっては十分満足できる精度にてフリッカの発生を抑制することができる。
請求項4の発明は、請求項3に記載の液晶テレビジョンにおいて、上記第一フリッカ調整モードが選択された場合には、上記コモン電圧表示手段は、第一最小変更幅を一目盛として上記基準コモン電圧を略中心とした所定範囲を複数段階に分割した目盛表示を行うとともに、当該目盛の増減表示よってコモン電圧の変更状況を表す構成としてある。
第一フリッカ調整モードが選択された場合には、ユーザの入力操作に基づいて、第一最小変更幅を単位としてコモン電圧の値が所定段階変更される。そこで、上記コモン電圧表示手段が、第一最小変更幅を一目盛として上記基準コモン電圧を略中心とした所定範囲を複数段階に分割した目盛表示を行い、コモン電圧の変化に伴って当該目盛を増減表示すれば、ユーザはコモン電圧の変更状況を確実に認識しながらフリッカ調整作業を行うことができる。
さらに、請求項5の発明は、請求項3または請求項4のいずれかに記載の液晶テレビジョンにおいて、上記第一フリッカ調整モードが選択された場合には、上記コモン電圧表示手段は、上記基準コモン電圧と変更されたコモン電圧との差分が所定のしきい値を超えた場合に所定の警告処理を実行する構成としてある。
すなわち、ユーザが、通常考えられるコモン電圧の変更度合いを越えて大きくコモン電圧を変更した場合に、所定の警告をすることで、フリッカ調整作業に慣れていないユーザがコモン電圧をおかしな値に設定してしまうことを防いでいる。
請求項6の発明は、請求項3〜請求項5のいずれかに記載の液晶テレビジョンにおいて、上記第二フリッカ調整モードが選択された場合には、前段階として、上記コモン電圧変更手段は第一最小変更幅と同等の最小変更幅をもってコモン電圧を変更させて仮設定するとともに、上記コモン電圧表示手段は上記同等の最小変更幅を一目盛として基準コモン電圧を略中心とした所定範囲を複数段階に分割した目盛の増減表示よってコモン電圧の変更状況を表し、かつ後段階として、上記コモン電圧変更手段は前段階において仮設定された電圧値を略中心として第二最小変更幅をもってコモン電圧を微調整するとともに、上記コモン電圧表示手段は第二最小変更幅を一目盛として上記仮設定された電圧値を略中心とした所定範囲を複数段階に分割して拡大表示した目盛における増減表示よってコモン電圧の微調整の状況を表す構成としてある。
上記のように構成した請求項6の発明においては、第二フリッカ調整モードは前段階と後段階とからなる。ここで、前段階においては、コモン電圧変更手段は、第一最小変更幅と同等の最小変更幅をもってコモン電圧を変更させて仮設定し、コモン電圧表示手段は、かかるコモン電圧の変更状況を、上記同等の最小変更幅を一目盛として基準コモン電圧を略中心とした所定範囲を複数段階に分割した目盛の増減表示によって表す。つまり、第一最小変更幅と同等の最小変更幅を単位として用いて、ある程度大雑把に変更後のコモン電圧値を見当付ける。次に、後段階において、コモン電圧変更手段は、上記仮設定されたコモン電圧値を略中心として第二最小変更幅をもってコモン電圧を微調整し、コモン電圧表示手段は、第二最小変更幅を一目盛として上記仮設定されたコモン電圧を略中心とした所定範囲を複数段階に分割して拡大表示した目盛における増減表示よって、コモン電圧の微調整の状況を表す。
かかる二段階の処理を踏むことで、コモン電圧の極めて細かい違いまで調整できるため、フリッカ調整作業に精通するユーザにとっては十分満足できる精度にてフリッカの抑制を実現できる。
さらに、請求項7の発明は、請求項6に記載の液晶テレビジョンにおいて、上記コモン電圧表示手段は、上記後段階において、フリッカの発生が視認し易い特定のテスト用パターンをも併せて表示する構成としてある。
つまり、所定の2色による縞模様や市松模様などのテスト用パターンを併せて液晶パネル上に表示するとすれば、発生するフリッカの存在が顕著となる。そのため、かかるパターン画面を視認しながらコモン電圧を変更すれば、フリッカを抑制するのに最適なコモン電圧値へと容易に設定することができる。
以上の構成を踏まえたうえで、請求項1の発明は、TFT液晶パネルにおけるコモン電極に印加されるコモン電圧を変更することによりフリッカを抑制可能な液晶テレビジョンにおいて、変更後のコモン電圧が基準コモン電圧を含む所定範囲内の値に設定されるための誘導処理を実行しつつコモン電圧を変更する第一フリッカ調整モードと、当該第一フリッカ調整モードにおいてコモン電圧を変化させていく際の単位となる第一最小変更幅の大きさよりも小さな第二最小変更幅をもってコモン電圧を変更可能な第二フリッカ調整モードとを含む複数のフリッカ調整モードのうち、一つのフリッカ調整モードを外部からの入力操作に基づいて選択するモード選択手段と、上記選択されたフリッカ調整モードに対応する表示態様にて、上記コモン電圧の変更状況を液晶パネル上の所定位置に表示するコモン電圧表示手段と、上記選択されたフリッカ調整モードに対応する最小変更幅を単位として、外部からの入力操作に従ってコモン電圧を変更するコモン電圧変更手段とを有してなり、上記第一フリッカ調整モードが選択された場合には、上記コモン電圧表示手段は、第一最小変更幅を一目盛として上記基準コモン電圧を略中心とした所定範囲を複数段階に分割した目盛表示を行うとともに、当該目盛の増減表示よってコモン電圧の変更状況を表し、かつ、上記基準コモン電圧と変更されたコモン電圧との差分が所定のしきい値を超えた場合に所定の警告処理を実行し、上記第二フリッカ調整モードが選択された場合には、前段階として、上記コモン電圧変更手段は第一最小変更幅と同等の最小変更幅をもってコモン電圧を変更させて仮設定するとともに、上記コモン電圧表示手段は上記同等の最小変更幅を一目盛として基準コモン電圧を略中心とした所定範囲を複数段階に分割した目盛の増減表示よってコモン電圧の変更状況を表し、かつ後段階として、上記コモン電圧変更手段は前段階において仮設定された電圧値を略中心として第二最小変更幅をもってコモン電圧を微調整するとともに、上記コモン電圧表示手段はフリッカの発生が視認し易い特定のテスト用パターンを表示した上で、第二最小変更幅を一目盛として上記仮設定された電圧値を略中心とした所定範囲を複数段階に分割して拡大表示した目盛における増減表示よってコモン電圧の微調整の状況を表す構成としてある。
このような、より具体的な構成において上述した請求項2〜請求項7の各発明と同様の作用を奏することは言うまでもない。
また、本発明にかかる技術的思想は、上記各手段が実行する処理と同様の処理をコンピュータに実行させるプログラムの発明としても把握できる。
以上説明したように本発明によれば、コモン電圧の変更によって液晶パネル上に表れるフリッカを抑制するに際して、フリッカ調整作業に慣れていないユーザや同調整作業に精通したユーザなどの夫々の立場にあったフリッカ調整モードを選択でき、夫々のフリッカ調整モードに応じた細かさにてコモン電圧を変更できるため、各ユーザが夫々に所望する操作容易性や精密さによって、フリッカの発生を低減・抑制することができる。
(1)テレビジョンの概略構成
図1は、本願発明の一実施形態にかかる液晶テレビジョンの概略構成を示した図である。同図においては、液晶テレビジョン10は、概略、チューナ11と、A/D変換回路12と、Y/C分離回路13と、画質調整回路14と、色復調回路15と、マトリクス回路16と、同期回路17と、マイコン25と、コモン電圧処理回路26と、液晶ドライバ回路21と、液晶パネル22とからなる。マイコン25は、チューナ11を始め、液晶テレビジョン10を構成する上記各部とIICバス70を介して接続しており、CPU25aが、ROM25bやRAM25cなどのメモリに書き込まれた各プログラムに従って、液晶テレビジョン10全体を制御する。液晶テレビジョン10は、図示しないバックライトや同バックライトを制御するインバータも備える。
またマイコン25は、リモコンI/F25eを有しており、外部機器としてのリモコン送信機から出力される赤外線明滅信号を入力可能になっている。この赤外線明滅信号はCPU25aに送出され、CPU25aは対応する制御処理を実行する。さらに、マイコン25は、OSD(On Screen Display)回路25dをも内蔵している。OSD回路25dは、受信した放送信号に基づく映像に、他の文字やキャラクタなどの静止画像を重畳することが可能である。つまり、OSD回路25dにおいては、OSD表示を行うための所定のOSD表示信号を生成し、マトリクス回路16から入力した映像信号に同OSD表示信号を重畳した上で液晶ドライバ回路21に出力することができる。
チューナ11は、マイコン25の制御により、アンテナ11aを介してテレビジョン放送信号を受信する。チューナ11からは、テレビジョン放送信号に基づいたアナログ映像信号としてのビデオコンポジット信号が出力される。同ビデオコンポジット信号は、A/D変換回路12に入力し、同A/D変換回路12において、そのアナログ映像信号の信号レベルに応じてデジタル信号化される。デジタル信号化された映像信号は、Y/C分離回路13に出力される。同Y/C分離回路13においては、同デジタル化された映像信号に基づいて、輝度信号とクロマ信号への分離が行なわれる。分離された輝度信号は、画質調整回路14に入力し、同画質調整回路14において所定の画質調整が行なわれた後、マトリクス回路16に出力される。一方、分離されたクロマ信号は、色復調回路15において、R‐Y及びB‐Yの色差信号に復調された後、マトリックス回路16に出力される。マトリクス回路16においては、入力した輝度信号と色差信号とに基づいてマトリクス変換処理が行なわれ、RGB信号が生成される。
デジタル信号化された映像信号は同期回路17にも入力する。同期回路17においては、同デジタル信号化された映像信号から同期信号を抽出し、当該同期信号を液晶ドライバ回路21に出力する。液晶ドライバ回路21は、図示しないスケーラ、コントロール回路、水平走査回路、垂直走査回路等を有する。スケーラは、マトリクス回路16から入力したRGB信号に対してスケーリング処理を行い、液晶パネル22に表示される1画面分のRGB信号を生成する。
一方、同期回路17から液晶ドライバ回路21に入力した同期信号は、コントロール回路に入力する。コントロール回路は、同期信号に基づいてコントロール信号電圧を生成し、水平走査回路及び垂直走査回路に出力する。そして、水平走査回路は、スケーラが出力するRGB信号と同コントロール信号電圧とを取得して、液晶パネル22の水平方向に各画素の表示タイミングを同期させながら各画素の画像表示を行なわせる。また、垂直走査回路は、同コントロール信号電圧に基づいて、液晶パネル22の垂直方向の走査線を駆動する。
本実施形態においては、液晶パネル22として、いわゆるアクティブマトリクスのTFT液晶パネルを採用する。かかる液晶パネル22の駆動方式においては、各画素に対応する画素電極と、これと液晶物質を間に挟んで対抗する共通(コモン)電極とが存在する。そして、各画素電極には上記RGBの映像信号が、コモン電極には所定のコモン電圧が夫々印加され、上記電極間の電位差によって液晶の配列をコントロールすることにより所定の画像表示を行う。
図2は、コモン電圧処理回路26の回路図である。
コモン電圧処理回路26は、マイコン25と液晶パネル22のコモン電圧端子22aとの間に設置されており、PWM(Pulse Width Modulation)電圧変換回路26aと、増幅回路26bとから構成される。コモン電圧処理回路26は、マイコン25から出力されるPWM信号(パルス信号)に基づいて所定レベルのコモン電圧を生成し、当該コモン電圧を液晶パネル22のコモン電圧端子22aに出力する。その結果、上記コモン電極に対して所定のコモン電圧が印加されることになる。より具体的には、PWM電圧変換回路26aでは、入力されたPWM信号のHレベルとLレベルとの比であるデューティ比から相応する電圧に変換し、増幅回路26bに出力する。そして増幅回路26bでは、入力された電圧(図中A点における電圧)を必要な電圧まで増幅した上で、コモン電圧端子22aに出力する。
つまり、マイコン25が出力するPWM信号のデューティ比が一定であればコモン電極に印加されるコモン電圧も一定であり、通常、テレビ視聴の際においては、製品出荷前において製造者が初期設定した一定のコモン電圧(基準コモン電圧)がコモン電極に印加されるように、マイコン25が制御している。
ここで、液晶パネル22においては、上記電極間に一定方向の直流を印加し続けることによる液晶物質の劣化を防ぐために、画素電極に与える映像信号のコモン信号に対する極性を1水平期間などの所定期間毎に反転させているが、この反転前の映像信号の振幅と反転後の映像信号の振幅とが対称とならなければ、画像のちらつきや揺れであるいわゆるフリッカの原因となる。そのため、かかるフリッカを発生させないように、上記基準コモン電圧は反転前の映像信号と反転後の映像信号との中心の電位となるように設定されている。
しかし、液晶パネル22を長期間使用し続けると、同液晶パネル22を構成する各回路の経年変化やTFTの特性によって、上記中心の電位と基準コモン電圧とにずれが生じ、フリッカが発生することがある。そこで、本実施形態においては、製品出荷後におい生じたフリッカをユーザによる操作によって低減可能とした。
(2)フリッカの調整処理
図3は、本実施形態にかかるフリッカ調整処理の内容をフローチャートにより示している。
同図の処理がマイコン25によって実行されるにあたっては、液晶パネル22に表示させた所定のメニュー選択画面から、所定のリモコン操作等によってフリッカ調整モードが選択されていることが前提となる。つまり、ユーザは、液晶テレビジョン10の視聴に際して、フリッカが発生したと認められた場合にフリッカ調整モードを選択して、以下のフリッカ調整処理を実行させる。
フリッカ調整モードが選択されたら、ステップS(以下、ステップの記載は省略。)200において、マイコン25は、標準モードと専門モードのいずれを実行するかを選択する。ここで、標準モードと専門モードとは、いずれもコモン電圧の変更によってフリッカ抑制を実現するモードであるが、その処理内容が異なるためここでいずれかを選択する。具体的には、ユーザのリモコン操作等による入力信号に従って、マイコン25は標準モードと専門モードとの一方を選択する。
まず、標準モードが選択された場合について説明する。標準モードは特許請求の範囲における第一フリッカ調整モードに対応する処理である。
S210においては、マイコン25は、標準目盛31を液晶パネル22に表示させた上でコモン電圧の変更処理を実行する。
図4は、液晶パネル22上の所定位置に標準目盛31を表示した状態を示している。かかる表示は、上記OSD回路25dを制御することにより表示可能である。同図の標準目盛31においては、中心の目盛位置を上記基準コモン電圧Vcom0に対応させており、当該中心の目盛の左右両側に略等間隔にて複数の目盛を表示している。ここでの1目盛の増減は、標準モードにてコモン電圧を変更させる際の最小単位である最小変更幅(第一最小変更幅)分のコモン電圧の増減を表すようになっている。
標準モードにおいては、液晶パネル22上の標準目盛31以外の部分には、そのとき受信している放送信号に基づく映像表示がなされているものとする。
ユーザは、このような標準目盛31が表示された画面を目視しながら、画面上に認められるフリッカが所望のレベルまで抑制されるまでコモン電圧の変更のためのリモコン操作を続ける。マイコン25は、コモン電極に印加されるコモン電圧の変更度合いが、リモコン送信機から送信される信号が指示するコモン電圧の変更度合いとなるように、コモン電圧処理回路26に出力するPWM信号のデューティ比を変更する。例えば、リモコン送信機に設けられたコモン電圧の増減用操作部が一回操作される度に、同操作に基づく赤外線明滅信号を受けて、第一最小変更幅の分、コモン電圧を変更させるようにPWM信号のデューティ比を変化させる。
併せて、マイコン25は、第一最小変更幅を単位とするコモン電圧の上記変更に伴い、OSD回路25dを制御して、上記標準目盛31において当該変更の状況を表示する。例えば、ユーザの操作によって変化していくコモン電圧に対応する目盛を、リアルタイムで他の目盛よりも太く表示する場合が考えられる。なお、基準コモン電圧Vcom0の大きさとしては、例えば4,0Vといった値が考えられ、コモン電圧を増減させる範囲としては、基準コモン電圧Vcom0を中心とする±1,5V程度の範囲が考えられ、第一最小変更幅としては、0,2V程度が考えられる。
S220では、マイコン25は、コモン電圧の変更処理を終了させることを指示する指示信号をリモコン送信機などの外部機器から入力したか否か判断し、入力していない場合は引き続き上記変更処理を継続する。一方、上記終了させることを指示する指示信号を入力した場合には、次のステップへと移行する。
S230では、マイコン25は、変更後のコモン電圧Vcom1と基準コモン電圧Vcom0との差分の大きさが、所定のしきい値を越えているか否か判断する。
人間の目視を伴うフリッカ調整においては、周囲の明るさなどによっては正確にフリッカを視認することが難しく、時には、本来期待される適切な値とは大きく異なった値にコモン電圧を変更してしまうこともある。特に、標準モードを選択する多くのユーザは、後述する専門モードを選択するユーザとは違ってフリッカ調整作業に精通していないと考えられるため、変更後のコモン電圧Vcom1が通常考えられる変更範囲を逸脱した値となっていないか判断する。しきい値の大きさは、基準コモン電圧Vcom0と標準目盛31にて表示したコモン電圧を増減させる範囲の左右いずれかの端に対応するの電位との差分に対応する電位差であっても良いし、かかる差分よりも小さい電位差としてもよい。
変更後のコモン電圧Vcom1と基準コモン電圧Vcom0との差分が所定のしきい値を越えている場合には、マイコン25は液晶パネル22上にその旨を知らせるための所定の警告表示を行う(S240)。かかる警告表示もOSD回路25dによって行う。その結果、ユーザは、上記変更後のコモン電圧Vcom1が適切でない値と認識でき、S200以下の処理をを最初から繰り返すことができる。一方、変更後のコモン電圧Vcom1と基準コモン電圧Vcom0との差分が所定のしきい値を越えていない場合は警告表示を行わず、そのまま処理を終了させる。その結果、S220の時点で設定されているコモン電圧Vcom1が以後においてもコモン電極に印加されることになり、反転を繰り返す映像信号の反転の前後における中心の電位とコモン電圧とのずれが適切に解消されて、フリッカが抑制される。
次に、S200の分岐において、専門モードが選択された場合について説明する。専門モードは特許請求の範囲における第二フリッカ調整モードに対応する。
当該専門モードにおけるS250,S260の処理は、上記標準モードのS210,S220の処理と同様である。専門モードにおいてもマイコン25は、上記標準目盛31を画面上に表示しながら、ユーザによる外部操作に基づいて第一最小変更幅をコモン電圧の増減の単位としてコモン電圧の変更処理を行う。そして、S260の終了の判断がなされた時点でのコモン電圧Vcom2を仮設定のコモン電圧とする。つまり、後述する微調整処理の前段階として、第一最小変更幅の細かさによってコモン電圧を調整しておき、最終的に設定されることになるコモン電圧のおおよその見当をつけておく。
S270においては、マイコン25はOSD回路25dを制御して、液晶パネル22上に所定のテストパターンを表示させる。テスト用パターンとは、白黒などの所定の2色による縞模様や市松模様といったパターンであり、かかるパターンを表示することで、フリッカの存在が顕著となり、フリッカを視認しやすくなる。なお、テスト用パターンを表示させるタイミングはフローに示した段階に限られず、S250の処理を行う段階から表示しても良いし、標準モードにおいても表示することは可能である。
S280においては、マイコン25は、微細目盛32を液晶パネル22に表示させた上でコモン電圧の微調整処理を実行する。
図5は、液晶パネル22上の所定位置に微細目盛32を表示した状態を示している。微細目盛32の背景およびその他の範囲は上記テスト用パターンとなっている。微細目盛32についても上記OSD回路25dを制御することにより表示可能である。
微細目盛32は、上記前段階にて仮設定したコモン電圧Vcom2を中心としたごく狭い電圧範囲(例えば、コモン電圧Vcom2±第一最小変更幅となる電圧範囲)を拡大的に示したものであり、中心の目盛を上記コモン電圧Vcom2の位置に対応させ、当該中心の目盛の左右両側に略等間隔にて複数の目盛を表示している。そして、微細目盛32の1目盛分に対応するコモン電圧の変化(第二最小変更幅)は、当然に上記第一最小変更幅よりも細かくなっている。
ユーザは、このような微細目盛32およびテスト用パターンが表示された画面を目視しながら、画面上に認められるフリッカが所望のレベルまで抑制されるまでコモン電圧の微調整のためのリモコン操作を行う。マイコン25は、コモン電極に印加されるコモン電圧の変更度合いが、リモコン送信機から送信される信号が指示するコモン電圧の変更度合いとなるように、コモン電圧処理回路26に出力するPWM信号のデューティ比を変更する。例えば、リモコン送信機に設けられたコモン電圧の増減用操作部が一回操作される度に、同操作に基づく赤外線明滅信号を受けて、第二最小変更幅の分、コモン電圧を変更させるようにPWM信号のデューティ比を変化させる。併せて、マイコン25は、第二最小変更幅を単位とするコモン電圧の上記変更に伴い、OSD回路25dを制御して、微細目盛32において当該変更の状況を表示する。
S290では、マイコン25は、コモン電圧の微調整処理を終了させることを指示する指示信号を外部から入力したか否か判断し、入力していない場合は引き続き上記微調整処理を継続する。一方、上記終了させることを指示する指示信号を入力した場合には、処理を終了させる。その結果、標準目盛31による調整および微差目盛32による調整を経ることで、その変更の度合いを微細な単位まで調整して設定されたS290の時点でのコモン電圧Vcom3が、以後コモン電極に印加されることになり、フリッカが高精度に抑制される。
なお、専用モードを選択するユーザは比較的フリッカ調整に精通した者が多いと考えられるため、図3のフローでは専用モードにおいてはS240のような警告処理は行わないとしているが、むろん専用モードでも例えばS260の後にかかる警告処理を行うとしても良い。
(3)まとめ
このように、本発明によれば、フリッカ調整モードを、簡易かつ少ない操作によってフリッカ抑制を図ることの可能な標準モードと、より細かい単位によるコモン電圧の微調整をもって高精度にフリッカ抑制を図ることのできる専門モードとに分けたため、各ユーザは、自己のフリッカ調整に対する習熟度やこだわりや操作の負担軽減などの観点から、自己のニーズに合ったモードを選択してフリッカの抑制を図ることができる。
特に、標準モードを選択した場合には、ユーザの操作負担が少ないとともに、過剰にコモン電圧を変更してしまったときには警告がなされるため、適切な範囲内においておおよその精度で簡易にフリッカを抑制したいと希望するユーザにとって有用なフリッカ調整方法となる。また、専門モードを選択した場合には、前段階として標準目盛31を用いてある程度のコモン電圧の変更度合いの見当をつけた上で、後段回として微細目盛32を用いてコモン電圧の微調整を行うため、コモン電圧を変更可能な範囲に渡って最初から微細な目盛によってコモン電圧の調整を行うよりも作業効率がよく、かつ、細かい単位によるコモン電圧の微調整が可能であるため、フリッカを精度よく確実に抑制したいと希望するユーザにとって有用なフリッカ調整方法となる。
本発明の一実施形態にかかる液晶テレビジョンの概略構成図。 コモン電圧処理回路の回路図。 フリッカ調整処理の内容を示したフローチャート。 標準目盛を表示した場合の画面を示した説明図。 微細目盛を表示した場合の画面を示した説明図。
符号の説明
10…液晶テレビジョン
11…チューナ
12…A/D変換回路
13…Y/C分離回路
14…画質調整回路
15…色復調回路
16…マトリクス回路
17…同期回路
21…液晶ドライバ回路
22…液晶パネル
22a…コモン電圧端子
25…マイコン
25a…CPU
25b…ROM
25c…RAM
25d…OSD回路
25e…リモコンI/F
26…コモン電圧処理回路
26a…PWM電圧変換回路
26b…増幅回路
31…標準目盛
32…微細目盛

Claims (7)

  1. TFT液晶パネルにおけるコモン電極に印加されるコモン電圧を変更することによりフリッカを抑制可能な液晶テレビジョンにおいて、
    変更後のコモン電圧が基準コモン電圧を含む所定範囲内の値に設定されるための誘導処理を実行しつつコモン電圧を変更する第一フリッカ調整モードと、当該第一フリッカ調整モードにおいてコモン電圧を変化させていく際の単位となる第一最小変更幅の大きさよりも小さな第二最小変更幅をもってコモン電圧を変更可能な第二フリッカ調整モードとを含む複数のフリッカ調整モードのうち、一つのフリッカ調整モードを外部からの入力操作に基づいて選択するモード選択手段と、
    上記選択されたフリッカ調整モードに対応する表示態様にて、上記コモン電圧の変更状況を液晶パネル上の所定位置に表示するコモン電圧表示手段と、
    上記選択されたフリッカ調整モードに対応する最小変更幅を単位として、外部からの入力操作に従ってコモン電圧を変更するコモン電圧変更手段とを有してなり、
    上記第一フリッカ調整モードが選択された場合には、上記コモン電圧表示手段は、第一最小変更幅を一目盛として上記基準コモン電圧を略中心とした所定範囲を複数段階に分割した目盛表示を行うとともに、当該目盛の増減表示よってコモン電圧の変更状況を表し、かつ、上記基準コモン電圧と変更されたコモン電圧との差分が所定のしきい値を超えた場合に所定の警告処理を実行し、
    上記第二フリッカ調整モードが選択された場合には、前段階として、上記コモン電圧変更手段は第一最小変更幅と同等の最小変更幅をもってコモン電圧を変更させて仮設定するとともに、上記コモン電圧表示手段は上記同等の最小変更幅を一目盛として基準コモン電圧を略中心とした所定範囲を複数段階に分割した目盛の増減表示よってコモン電圧の変更状況を表し、かつ後段階として、上記コモン電圧変更手段は前段階において仮設定された電圧値を略中心として第二最小変更幅をもってコモン電圧を微調整するとともに、上記コモン電圧表示手段はフリッカの発生が視認し易い特定のテスト用パターンを表示した上で、第二最小変更幅を一目盛として上記仮設定された電圧値を略中心とした所定範囲を複数段階に分割して拡大表示した目盛における増減表示よってコモン電圧の微調整の状況を表すことを特徴とする液晶テレビジョン。
  2. TFT液晶パネルにおけるコモン電極に印加されるコモン電圧を変更することによりフリッカを抑制可能な液晶テレビジョンにおいて、
    外部からの入力操作に基づいて、コモン電圧を変化させていく際の単位となる最小変更幅の大きさが夫々異なる複数のフリッカ調整モードのうち、一つのフリッカ調整モードを選択するモード選択手段と、
    上記選択されたフリッカ調整モードに対応する表示態様にて、上記コモン電圧の変更状況を液晶パネル上の所定位置に表示するコモン電圧表示手段と、
    上記選択されたフリッカ調整モードに対応する最小変更幅を単位として、外部からの入力操作に従ってコモン電圧を変更するコモン電圧変更手段とを備えることを特徴とする液晶テレビジョン。
  3. 少なくとも、変更後のコモン電圧が基準コモン電圧を含む所定範囲内の値に設定されるための誘導処理を実行しつつコモン電圧を変更する第一フリッカ調整モードと、当該第一フリッカ調整モードにおける最小変更幅である第一最小変更幅よりも小さな第二最小変更幅をもってコモン電圧を変更可能な第二フリッカ調整モードとを選択可能であることを特徴とする請求項2に記載の液晶テレビジョン。
  4. 上記第一フリッカ調整モードが選択された場合には、上記コモン電圧表示手段は、第一最小変更幅を一目盛として上記基準コモン電圧を略中心とした所定範囲を複数段階に分割した目盛表示を行うとともに、当該目盛の増減表示よってコモン電圧の変更状況を表すことを特徴とする請求項3に記載の液晶テレビジョン。
  5. 上記第一フリッカ調整モードが選択された場合には、上記コモン電圧表示手段は、上記基準コモン電圧と変更されたコモン電圧との差分が所定のしきい値を超えた場合に所定の警告処理を実行することを特徴とする請求項3または請求項4のいずれかに記載の液晶テレビジョン。
  6. 上記第二フリッカ調整モードが選択された場合には、前段階として、上記コモン電圧変更手段は第一最小変更幅と同等の最小変更幅をもってコモン電圧を変更させて仮設定するとともに、上記コモン電圧表示手段は上記同等の最小変更幅を一目盛として基準コモン電圧を略中心とした所定範囲を複数段階に分割した目盛の増減表示よってコモン電圧の変更状況を表し、かつ後段階として、上記コモン電圧変更手段は前段階において仮設定された電圧値を略中心として第二最小変更幅をもってコモン電圧を微調整するとともに、上記コモン電圧表示手段は第二最小変更幅を一目盛として上記仮設定された電圧値を略中心とした所定範囲を複数段階に分割して拡大表示した目盛における増減表示よってコモン電圧の微調整の状況を表すことを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれかに記載の液晶テレビジョン。
  7. 上記コモン電圧表示手段は、上記後段階において、フリッカの発生が視認し易い特定のテスト用パターンをも併せて表示することを特徴とする請求項6に記載の液晶テレビジョン。
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