JP2006293078A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各調整電圧の調整を行う際の利便性に優れ、同調整にかかる作業を簡素化することが可能なプラズマディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】 5種類の調整電圧(サステイン回路駆動電圧Vsus、アドレス回路電圧Vadd、スキャン回路電圧Vscan、スキャン電極駆動ボ−ドのリセット回路駆動電圧Vset、共通電極駆動ボ−ドのバイアス回路駆動電圧Ve)の電圧を変換させてマイコン50のA/D変換ポ−ト51〜55に入力させ、マイコン50は、この入力された各調整電圧の電圧値を計測して、各電圧値の大きさを示すOSD画像をPDP29に表示させるように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、発光体を発光させて画像を表示させるプラズマディスプレイパネル(PDP)を具備する表示装置であるプラズマディスプレイ装置に関するものである。
従来、CRTテレビジョン装置や、液晶テレビジョン装置等の表示装置において、の画質の調整時に動作状況を表示部に表示させるようにした表示装置が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
ところで、図1に示したように、一般的なプラズマディスプレイパネル(以下、PDPという)を具備するプラズマディスプレイ装置の駆動システムは、電極駆動ボ−ド110、PDP120、共通電極駆動ボ−ド130およびアドレスドライバIC140で構成されている。
PDPの駆動シ−ケンスは、リセット区間、スキャン区間およびサステイン区間を繰り返すが、リセット区間はあらゆるセルを放電させると同時に壁電荷を消去することにより表示履歴を消去する区間であり、スキャン区間は、パネルの行/列電極の組み合わせによるマトリクス構成によってセルを選択してアドレス放電を形成させる区間であり、サステイン区間は、上記スキャン区間で選択されたセルの充/放電を、電力回収と共に反復して実行しながら画像を表示する区間である。PDP駆動システムの各区間における細部的な駆動シ−ケンス動作については、従来公知の技術であるのでここでの詳細な説明は省略する。
このようなPDPの駆動のために、図2に示したように、整流回路210および複数のDC/DCコンバ−タ220−1〜220−6で構成された一般的なパネル電源供給回路によって、サステイン回路駆動電圧Vsus(160〜180V)、スキャン電極駆動ボ−ドのリセット回路駆動電圧Vset(210〜230V)、共通電極駆動ボ−ドのバイアス回路駆動電圧Ve(180〜200V)、スキャン回路電圧Vscan(60〜80V)、アドレス回路電圧Vadd(60〜80V)等の安定した調整電圧(DC電圧)を供給している。
ところで、PDP駆動システムに供給される各種の調整電圧の変化は、コントラストや輝度等の画質に直接的に影響を及ぼすものであるので、パネル性能の偏差を考慮して可変調整されなければならない。従来技術によれば、図3に示したように、一般的なフライバックDC/DCコンバ−タ回路で構成された電圧調整制御回路によって手動で各調整電圧を調整していた。
登実第3019106号公報 特開平10−163817号公報 特開2002−23724号公報
このように、プラズマディスプレイ装置においては、画質に影響を及ぼす調整電圧の種類が多く、これらの調整電圧の調整にかかる作業工程が複雑になる傾向がある。そのため、複数の各調整電圧について、その電圧値をチェックしながら、電圧の調整を行なうことは、非常に複雑であり、作業員の負担になっていた。
本発明は、かかる実情に鑑み、製造工程において、各調整電圧の調整を行う際の利便性に優れ、同調整にかかる作業を簡素化することが可能なプラズマディスプレイ装置を提供するものである。
上記目的を達成するため、請求項2にかかる発明は、入力映像信号に基づいて所定の表示画像をプラズマディスプレイパネルに表示させるプラズマディスプレイ装置において、
上記プラズマディスプレイパネルを駆動させるための複数の調整電圧を所定基準の電圧に変化させる電圧変換手段と、
上記電圧変換手段にて変換された上記複数の調整電圧をそれぞれ入力し、各調整電圧の電圧値に関する情報を取得する情報取得手段と、
上記情報取得手段にて取得された上記各調整電圧の電圧値に関する情報に基づき、各調整電圧の大きさを認識可能なように上記プラズマディスプレイパネルに表示させる表示制御手段とを具備する構成としてある。
上記のように構成した請求項2にかかる発明において、プラズマディスプレイ装置は、プラズマディスプレイパネル(PDP)に画像を表示させるものであり、PDPを駆動させるための複数の調整電圧、例えば、上述したサステイン回路駆動電圧Vsus、スキャン電極駆動ボ−ドのリセット回路駆動電圧Vset、共通電極駆動ボ−ドのバイアス回路駆動電圧Ve、スキャン回路電圧Vscan、アドレス回路電圧Vaddを所定基準の電圧に変化させる電圧変換手段と、この電圧変換手段にて変換された上記複数の調整電圧をそれぞれ入力し、各調整電圧の電圧値に関する情報を取得する情報取得手段とを具備している。この電圧変換手段は、各調整電圧が、上記情報取得手段としてのマイコンに入力される場合に、変換後の電圧値が、同マイコンの回路電圧(Vcc)を超えない電圧値(例えば、1/2Vcc)となるように各調整電圧についての基準に基づいて電圧の変換を行なう。また、上記情報取得手段は、電圧変換手段による電圧変換後の調整電圧を入力し、各調整電圧の電圧値に関する情報を取得する。この電圧値に関する情報としては特に限定されず、例えば、電圧変化手段による電圧変換後の調整電圧の電圧値であってもよく、同電圧変換後の調整電圧の電圧値に基づいて算出された電圧変換前の調整電圧値であってもよい。
そして、上記プラズマディスプレイ装置は、上記情報取得手段にて取得された上記各調整電圧の電圧値に関する情報に基づき、各調整電圧の大きさを認識可能なように上記プラズマディスプレイパネルに表示させる表示制御手段を具備している。このように構成することにより、製造工程において、作業者は、プラズマディスプレイパネルの表示を見ることで、複数の調整電圧の電圧値の全てを一度に認識することが可能となり、作業の利便性が向上し、調整電圧の調整にかかる作業を簡素化することが可能となる。
また、請求項3にかかる発明は、上記表示制御手段が、上記各調整電圧の大きさを認識可能とすることに加えて、予め設定されている同各調整電圧についての基準電圧との差を認識可能なように上記プラズマディスプレイに表示させる構成としてある。
上記のように構成した請求項3にかかる発明において、現在印加されている調整電圧と、最適な画質を得ることが可能となる調整電圧の基準電圧との差を認識することができるため、調整電圧の調整にかかる作業をより簡素化することが可能となる。
また、請求項4にかかる発明は、上記表示制御手段が、上記プラズマディスプレイパネルにOSD画像として表示させる構成としてある。
上記のように構成した請求項4にかかる発明において、プラズマディスプレイパネルに表示されるOSD画像を見ながら調整電圧の調整作業を行なうことが可能となる。
また、請求項5にかかる発明は、上記調整電圧は、サステイン回路駆動電圧、スキャン電極駆動ボ−ドのリセット回路駆動電圧、スキャン回路電圧、共通電極駆動ボ−ドのバイアス回路駆動電圧およびアドレス回路電圧である構成としてある。
上記のように構成した請求項5にかかる発明において、サステイン回路駆動電圧、スキャン電極駆動ボ−ドのリセット回路駆動電圧、スキャン回路電圧、共通電極駆動ボ−ドのバイアス回路駆動電圧およびアドレス回路電圧の電圧値に関する情報を、プラズマディスプレイパネルに表示させることが可能となる。
本発明の請求項2にかかる発明では、複数の調整電圧の電圧値の全てを一度に認識することが可能となり、作業の利便性が向上し、調整電圧の調整にかかる作業を簡素化することが可能となる。
請求項3にかかる発明では、現在印加されている調整電圧と、最適な画質を得ることが可能となる調整電圧の基準電圧との差を認識することができるため、調整電圧の調整にかかる作業をより簡素化することが可能となる。
請求項4にかかる発明では、プラズマディスプレイパネルに表示されるOSD画像を見ながら調整電圧の調整作業を行なうことが可能となる。
請求項5にかかる発明では、サステイン回路駆動電圧、スキャン電極駆動ボ−ドのリセット回路駆動電圧、スキャン回路電圧、共通電極駆動ボ−ドのバイアス回路駆動電圧およびアドレス回路電圧の電圧値に関する情報を、プラズマディスプレイパネルに表示させることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を下記の順序に従って説明する。
(1)プラズマディスプレイ装置の構成:
(2)OSD画像の表示:
(3)各種変形例:
(4)まとめ:
図1は、実施形態にかかるプラズマディスプレイ装置の概略構成を示すブロック図である。同図において、プラズマディスプレイ装置20は、アンテナ10からの周波信号を入力するチュ−ナ部22を具備している。チュ−ナ部22は、例えば、シンセサイザ方式のチュ−ナの構成とされ、選局制御信号としてPLLデータ、すなわち、PLLグル−プにおける可変分周回路の分周比のデ−タが与えられる。
また、プラズマディスプレイ装置20は、ビデオ入力端子24を具備している。ビデオ入力端子24には、外部装置として例えば、図示しないDVD装置等を接続可能であり、このビデオ入力端子24を介して外部らの映像信号および音声信号の入力が可能となっている。チュ−ナ部22とビデオ入力端子24とには、スイッチ回路25が接続されている。このスイッチ回路25は、チュ−ナ部22からの映像信号、または、ビデオ入力端子24からの映像信号のいずれか一方を有効とし、後述する映像信号処理部23に供給するためのものである。すなわち、実施形態にかかるプラズマディスプレイ装置20は、TV放送の受像と、DVD装置等の外部装置からの映像の表示との両方を行うことが可能なように構成されている。
チュ−ナ部22またはビデオ入力端子24からの出力は、マイコン28に制御された映像信号処理部23に供給される。映像信号処理部23は、入力された当該ビデオ信号のデジタル信号への変換処理、映像信号と音声信号との分離、インタ−レ−ス形式の映像信号のプログレッシブ形式の映像信号への変換等の所定の信号処理を行う。
フレ−ムメモリ26は、上記信号処理が施された一表示画面(フレ−ム)毎の映像信号を一時的に格納するためのものであり、後述する駆動ドライバ27を介してプラズマディスプレイパネル(PDP)29に出力、表示される。
駆動ドライバ27は、PDP29にマトリクス状に設けられたX方向、Y方向の両電極に、フレ−ムメモリ26に格納されたフレ−ムデ−タに応じて発生さらせたデ−タパルスを印加し、所定のセルを発光制御する。なお、駆動ドライバ27とPDP29とで、プラズマディスプレイパネルモジュ−ル29cが構成される。
また、プラズマディスプレイ装置20は、調整電圧モニタ回路40を具備している。この調整電圧モニタ回路40は、後に詳述するが、PDP29の駆動に必要な5種類の調整電圧の電圧値を測定するとともに、各調整電圧の電圧値を視認可能にPDP29に表示させる処理を行う回路である。
図2は、図1に示した調整電圧モニタ回路40の概略構成を示すブロック図である。同図において、調整電圧モニタ回路40は、図1に示したマイコン28とは別個のマイコン50を具備しており、このマイコン50は、5つのA/D変換ポ−ト51〜55を具備している。この5つのA/D変換ポ−ト51〜55には、パネル電源供給回路(図示せず)によって、サステイン回路駆動電圧Vsus、アドレス回路電圧Vadd、スキャン回路電圧Vscan、スキャン電極駆動ボ−ドのリセット回路駆動電圧Vset、共通電極駆動ボ−ドのバイアス回路駆動電圧Veが、各電圧供給源からその電圧が変換されて供給される。
例えば、A/D変換ポ−ト51は、サステイン回路駆動電圧Vsusの電圧供給源とグランド61cとの間に接続された二つの抵抗61a、61bの中間点に接続されており、このような接続形態とすることにより、サステイン回路駆動電圧Vsusを一定割合で分圧した電圧がA/D変換ポ−ト51に入力されることとなる。また、アドレス回路電圧Vadd、スキャン回路電圧Vscan、リセット回路駆動電圧Vset、バイアス回路駆動電圧Veについても、これと同様に、それぞれ、調整電圧の電圧供給源とグランド62c〜65cとの間に接続された二つの抵抗62a〜65a、62b〜65bとの中間点とA/D変換ポ−ト52〜55とが接続されて電圧変換が行なわれる構成となっている。
なお、抵抗61a、61bおよびグランド61cは、上記電圧変換手段として機能するものであり、抵抗62a、62bおよびグランド62c、抵抗63a、63bおよびグランド63c、抵抗64a、64bおよびグランド64c、並びに、抵抗65a、65bおよびグランド65cも同様に上記電圧変換手段として機能するものである。
マイコン50は、A/D変換ポ−ト51〜55の各々から入力した電圧変換後の調整電圧の電圧値を測定するとともに、この測定結果に基づいて、調整電圧の電圧値に関する情報を取得する。同情報としては、特に限定されるものではなく、電圧値変換後の調整電圧の電圧値そのものであってもよく、変換前の調整電圧値であってもよい。また、マイコン50には、最適な画質を実現することができる各調整電圧についての電圧値に関する情報が予めROM(図示せず)に記憶されている。
また、調整電圧モニタ回路40は、OSD処理部70を具備している。このOSD処理部70は、映像に所定の静止画像を重ねて表示したり、所定の静止画像を差し替えて表示する等の処理を行うことができる。本実施形態において、PDP29には、上述した5種類の調整電圧(サステイン回路駆動電圧Vsus、アドレス回路電圧Vadd、スキャン回路電圧Vscan、リセット回路駆動電圧Vsetおよびバイアス回路駆動電圧Ve)の各々の電圧値を示す静止画像を表示させる。
(2)OSD画像の表示:
図3は、上述した5種類の調整電圧の電圧値を示すOSD画像が表示されている様子を示す図である。なお、図3に示す例では、マイコン50が、上記調整電圧の電圧値に関する情報として、電圧変換後の調整電圧の電圧値を取得し、これに基づくOSD画像を表示させる場合について説明する。また、上記5種類の調整電圧の全てについて、画質が最適となる調整電圧(以下、基準電圧という)が、マイコン50の回路電圧(Vcc)の1/2(=(1/2)Vcc)となるように、各調整電圧の電圧変換が行われる場合について説明する。すなわち、A/D変換ポ−ト51〜55に入力された変換後の調整電圧の電圧値が、(1/2)Vccとなったときに、最適な電圧値となるものとする。
同図において、PDP29の表示画面29aには、上述したOSD画像が表示されている。5種類の調整電圧(サステイン回路駆動電圧Vsus、アドレス回路電圧Vadd、スキャン回路電圧Vscan、リセット回路駆動電圧Vset、バイアス回路駆動電圧Ve)の各々の電圧値が、それぞれ縦に並んで目盛り状に示されている。図中、各調整電圧の目盛の中央部の「0」点は、基準電圧値(1/2)Vccを示している。そして、図中、黒塗りの矩形にて示す目盛り上に配置されている画像が、マイコン50による調整電圧の計測値を示している。この目盛り上に配置される画像は、入力された電圧変換後の各調整電圧に基づいてマイコン50により測定された電圧値に基づいてマイコン50からの指令によりOSD処理部70による表示制御にて表示されるものである。例えば、サステイン回路駆動電圧Vsusの計測値は、「0」点よりも一目盛りだけ大きく、また、スキャン回路電圧Vscanの計測値は、「0」点よりも四目盛りだけ小さくなっている。
この「0」点と、黒塗りの矩形との位置関係を視認することにより、マイコン50にて計測された各調整電圧の電圧値の基準電圧値からのずれを認識することができる。そして、製造工程における作業者は、この画面を見ながら各調整電圧の電圧値を調整することが可能となるのである。なお、表示画面29aの右端部には、基準電圧からのずれ幅の割合を示す数値が表示されている。
また、表示画面29aの右側には、各調整電圧の測定値の基準電圧からのずれの割合を示す数値が表示されている。この割合は、調整電圧の測定値の基準電圧からのずれを、基準電圧で除することにより算出することが可能である。例えば、サステイン回路駆動電圧Vsusの測定値の基準電圧からのずれの割合は、0.5%であり、スキャン回路電圧Vscanの測定値の基準電圧からのずれの割合は、−2.0%である。なお、各調整電圧の電圧値について、基準電圧からのずれが所定の割合(例えば、±2%)を超えた場合には、目盛り上に配置される調整電圧の電圧値を示す画像の色を目立つ色に変化させるようにしてもよい。
(3)各種変形例:
上述した実施形態においては、マイコン50による調整電圧の電圧値に関する情報(電圧変換後の調整電圧の電圧値)が、基準電圧を「0」点とする目盛りにより示されている場合について説明したが、本発明において各調整電圧の大きさを認識可能とする表示方法としてはこれに限定されるものではなく、種々の方法を採用することが可能である。例えば、基準電圧値と各調整電圧の計測結果とをそのまま数値にて表示するようにしてもよい。
また、実施形態においては、テレビジョン放送電波に基づく画像を表示させるための制御を行うマイコン28と、調整電圧モニタ回路の駆動制御を行うマイコン50との2つのマイコンが別個に設けられている場合について説明したが、プラズマディスプレイ装置が具備するマイコンを一つとし、上述した2つの機能を実現させるようにしてもよい。
(4)まとめ:
以上説明したように、実施形態にかかるプラズマディスプレイ装置20は、5種類の調整電圧(サステイン回路駆動電圧Vsus、アドレス回路電圧Vadd、スキャン回路電圧Vscan、スキャン電極駆動ボ−ドのリセット回路駆動電圧Vset、共通電極駆動ボ−ドのバイアス回路駆動電圧Ve)の電圧を変換させてマイコン50のA/D変換ポ−ト51〜55に入力させ、マイコン50は、この入力された各調整電圧の電圧値を計測して、各電圧値の大きさを示すOSD画像をPDP29に表示させるように構成されているため、製造工程において作業者は、このOSD画像を見ることにより、5種類の調整電圧の電圧値を全て把握することができることとなり、調整電圧の調整作業の利便性が向上することとなる。
プラズマディスプレイ装置の概略構成を示すブロック図である。 調整電圧モニタ回路の概略構成を示すブロック図である。 調整電圧の電圧値を示すOSD画像が表示されている様子を示す図である。 一般的なPDP駆動システムの構成図である。 PDP駆動電圧を生成するための一般的な電源供給回路の構成図である。 従来の技術によるPDP駆動電圧調整回路の構成図である。
符号の説明
10…アンテナ
20…プラズマディスプレイ装置
22…チュ−ナ部
23…映像信号処理部
24…ビデオ入力端子
28…マイコン
29…PDP
40…調整電圧モニタ回路
50…マイコン
51〜55…A/D変換ポ−ト
61a〜65a、61b〜65b…抵抗
61c〜65c…グランド
70…OSD処理部

Claims (5)

  1. 入力映像信号に基づいて所定の表示画像をプラズマディスプレイパネルに表示させるプラズマディスプレイ装置において、
    上記プラズマディスプレイパネルを駆動させるための調整電圧として、サステイン回路駆動電圧、スキャン電極駆動ボ−ドのリセット回路駆動電圧、スキャン回路電圧、共通電極駆動ボ−ドのバイアス回路駆動電圧およびアドレス回路電圧を、マイコンの回路電圧を超えない範囲の電圧に変化させる電圧変換手段を具備し、
    上記マイコンは、上記電圧変換手段にて変換された上記複数の調整電圧をそれぞれ入力して各調整電圧の電圧値に関する情報を取得し、
    上記マイコンにて取得された上記各調整電圧の電圧値に関する情報に基づき、各調整電圧の大きさを認識可能であり、且つ、予め設定されている同各調整電圧についての基準電圧との差を認識可能なように、上記基準電圧が0点を構成する目盛りを示す画像、同目盛り上に配置される調整電圧の大きさを示す画像、上記調整電圧の上記基準電圧からのずれの割合を示す数値画像を、OSD画像としてプラズマディスプレイパネルに表示させるとともに、上記ずれの割合が所定の割合を超えた場合に、上記調整電圧の大きさを示す画像を、色を超えて表示させるOSD処理部を具備することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 入力映像信号に基づいて所定の表示画像をプラズマディスプレイパネルに表示させるプラズマディスプレイ装置において、
    上記プラズマディスプレイパネルを駆動させるための複数の調整電圧を所定基準の電圧に変化させる電圧変換手段と、
    上記電圧変換手段にて変換された上記複数の調整電圧をそれぞれ入力し、各調整電圧の電圧値に関する情報を取得する情報取得手段と、
    上記情報取得手段にて取得された上記各調整電圧の電圧値に関する情報に基づき、各調整電圧の大きさを認識可能なように上記プラズマディスプレイパネルに表示させる表示制御手段と
    を具備することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  3. 上記表示制御手段は、上記各調整電圧の大きさを認識可能とすることに加えて、予め設定されている同各調整電圧についての基準電圧との差を認識可能なように上記プラズマディスプレイに表示させることを特徴とする請求項2に記載のプラズマディスプレイ装置。
  4. 上記表示制御手段は、上記プラズマディスプレイパネルにOSD画像として表示させることを特徴とする請求項2または3に記載のプラズマディスプレイ装置。
  5. 上記調整電圧は、サステイン回路駆動電圧、スキャン電極駆動ボ−ドのリセット回路駆動電圧、スキャン回路電圧、共通電極駆動ボ−ドのバイアス回路駆動電圧およびアドレス回路電圧であることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のプラズマディスプレイ装置。
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