JP2006245008A - 多光軸光電センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】接着剤を使ってフロントカバーを固定したときに問題となる剥離の問題を抑えつつフロントカバーの形状の複雑化を解消する。
【解決手段】端部ケース3は外部コネクタ6を受け入れるコネクタ開口26を有し、また、フロントカバー4を固定するための押さえ部材38の脚40を受け入れるための開口44を備えている。本体ケース2に対応する第1フロントカバー50は本体ケース2に接着されると共に長手方向端部が、これを横断する押さえ部材38によって機械的に固定される。押さえ部材38は、スナップ嵌めにより端部ケース3の開口44に固定される。
【選択図】図5

Description

この発明は多光軸光電センサに関する。
多光軸光電センサは、互いに対向して配置される投光器と受光器とを含み、これら投光器と受光器との間でライトカーテンを形成する。例えば人体の一部がライトカーテンを遮ると多光軸光電センサは遮光信号を発し、これによりライトカーテンで仕切られた空間に位置する機械システムの動作を停止するなどの安全対策が施される。
特許文献1は、細長いセンサケースの一端部から他端部に亘って等間隔に一列に配列された複数の光学素子を収容した多光軸光電センサを開示している。この多光軸光電センサは、投光面又は受光面に投光窓又は受光窓を規定するフランジにフロントカバーが接着剤を介して固定されている。また、この特許文献1は、フロントカバーから突出する複数のスナップフィットをフロントカバーと一体に成形し、このスナップフィットをセンサケースの内壁面の凹凸箇所に係合(スナップ嵌め)させることで接着剤無しでフロントカバーをセンサケースに装着することを提案している。
特開平10−74432号公報
フロントカバーの装着に関し、特許文献1は、上述したように接着剤を使ってフロントカバーを固定する第1の方法と、スナップ嵌めを使ってフロントカバーを固定する第2の方法を開示している。第1の方法では、フロントカバーが剥離する可能性がある。第2の方法では、フロントカバーの形状が複雑化するという問題がある。
そこで、本発明の目的は、接着剤を使った第1の方法で問題となる剥離の問題を抑えつつ第2の方法で問題となるフロントカバーの形状の複雑化を解消することのできる多光軸光電センサを提供することにある。
かかる技術的課題は、本発明によれば、
長尺のセンサケースの一端部から他端部に亘って等間隔に一列に配列された複数の光学素子と、前記センサケースの投光面又は受光面に形成された投光窓又は受光窓を規定するフランジを介して固定されたフロントカバーとを有する多光軸光電センサにおいて、
前記センサケースが両端を開放した中空の柱形状であると共に、複数の光学素子が配置される本体ケースと、該本体ケースと連結される側の一端が開放され、該一端の開放端面の形状が前記本体ケースの端面形状と略同一であり且つ他端が閉塞されると共に、光学素子が配置される端部ケースとで構成され、
前記フロントカバーの長手方向端部を横断する金属プレート材料からなる押さえ部材を有し、
該押さえ部材が前記フロントカバーを横断する平らな本体と、該本体の長手方向端から下方に垂下する一対の脚とを含み、
該押さえ部材の脚を前記センサケースに形成された細長い開口に挿入することで、該押さえ部材が前記センサケースに離脱可能にスナップ嵌めされることを特徴とする多光軸光電センサを提供することにより達成される。
すなわち、本発明にあっては、接着剤を用いた上記第1の方法ではフロントカバーの長手方向端部が剥離し易いとの認識の下で、センサケースにスナップ嵌めされる押さえ部材を用意し、この押さえ部材でフロントカバーの長手方向端部を押さえ込むことでフロントカバーの剥離を防止するようにしたことを特徴とする。これによれば、簡便性の利点を含む接着剤を使ったフロントカバーの固定で問題となるフロントカバーの剥離現象を抑えることができる。
添付の図面を参照して本発明の好ましい実施例を以下に詳しく説明する。
図1は、実施例の多光軸光電センサ1を示す。多光軸光電センサ1は、互いに対をなす投光器と受光器とを含むが、これら投光器と受光器は実質的に同一の外観形状を有していることから、以下の多光軸光電センサ1の説明は、投光器と受光器とを差別することなく説明しているものと理解されたい。
多光軸光電センサ1は、アルミニウムの押し出し材で構成された本体ケース2と、この本体ケース2の両端に配置されたプラスチック成形品や亜鉛又はアルミニウムのダイキャスト成形品の端部ケース3とで細長い真っ直ぐな外形形状が作られており、この本体ケース2と端部ケース3とに、長手方向に沿って等間隔に投光素子又は受光素子が配置されている。多光軸光電センサ1の投光面又は受光面4はフロントカバーで構成されており、このフロントカバー4を通じて、投光器から光ビームが出射され又は投光器からの光ビームが受光器に入光される。
コネクタ開口5は、光軸方向に、つまりフロントカバー4側に向けて開口しており、図2に示すように、外部コネクタ6を、多光軸光電センサ1の背面側に向けて押し込むことによりコネクタ接続することができ、この外部コネクタ6を用いて、図外の制御機器又は隣接する多光軸光電センサとケーブル7を介して連結することができる。
図4は、多光軸光電センサ1に内蔵される光学系ユニット10を示す。光学系ユニット10は、等間隔に配置された複数の素子ホルダ11を有し、素子ホルダ11は、その内部に円筒状の通路12が形成されている。素子ホルダ11の基端には、光学素子13つまり投光素子又は受光素子が脱着可能に嵌入され、光学素子13は、第1の小さな円形開口14を介して円筒状通路12に臨んでいる。
素子ホルダ11の前端には、2つの隣接する投光又は受光レンズ15を一体に形成されたプラスチック製のレンズプレート16が配置され、例えば投光器であれば、投光素子13から出射した光は、素子ホルダ11の断面円形の内部通路12を通り、次いでレンズ15を通って実質的に平行光線の束である光ビームになる。逆に、受光器であれば、光ビームがレンズ15によって収束され、第1の小さな円形開口14を通じて受光素子13に入光する。
光学系ユニット10はプラスチック成形品であり、その円筒状の内部通路12には、一つの遮光壁17が設けられており、この遮光壁17は光学系ユニット10の本体と一体成形されている。遮光壁17の中心部分には、第2の比較的大きな円形開口18が形成されている。
素子ホルダ11の円筒状の内部通路12の内壁には、この内壁が光を反射する能力を低下させることのできる塗料、例えば黒色塗料を塗布するのが好ましい。勿論のことであるが、光学系ユニット10の本体のプラスチック材料に顔料を含めて、光学系ユニット10の本体自体を黒色などの暗色にするようにしてもよい。
遮光壁17は、円筒状の内部通路12に関して、その長手方向つまり光軸方向の中間部分に形成されており、これにより、一つの遮光壁17で実用上支障の無いレベルで迷光による誤作動を効果的に防止することができる。なお、この一つの遮光壁17による作用効果は、(1)素子ホルダ11の内部通路12の壁で複数回正反射した光は、光量が減衰しているので、これが外部に出ても影響は無い;(2)素子ホルダ11の内部通路12の壁で拡散反射した光は、光量が減衰しているので、これが外部に出ても影響は無いことを前提としている。つまり、内部通路12の遮光壁17の機能は、例えば投光器であれば、内部通路12の壁9で1回正反射した光が投光レンズ15に到達するのを防止することにある。
実施例の光学系ユニット10の内部通路12は円筒形状であるが、この内部通路12がレンズ15に向けて先細りの断面円形の通路形状であれば、遮光壁17を内部通路12の通路長さの1/2の箇所よりもレンズ15側に近づけた箇所に設置すればよい。逆に、内部通路12がレンズ15に向けて末広がりの断面円形の通路形状であれば、遮光壁17を内部通路12の通路長さの1/2の箇所よりも光学素子13側に近づけた箇所に設置すればよい。
光学系ユニット10は、多光軸光電センサ1の光軸数に応じて、その端に、増設ユニット(図示せず)を連結することが可能であり、この増設ユニットは、光学系ユニット10と実質的に同じ構造を有する。
光学系ユニット10には、その背面側に、ユニット10に沿って長手方向に延びる基板19が配置され、この基板19には、電源回路、制御回路、発光回路(受光回路)、通信回路などが組み込まれる。
光学系ユニット10は基板19と一緒に、本体ケース2の一端開口から本体ケース2の中に挿入される。本体ケース2は、図3から理解できるように、その一側面が開放した形状を有する。すなわち、本体ケース2は、互いに対向した一対の側壁20、20を有し、これら側壁20、20の端同士を背面壁21で連結した断面U字状の形状を有している。
本体ケース2は、光学系ユニット10又はこの光学系ユニット10と増設ユニットの全長よりも短い。より具体的には、本体ケース2は、光学系ユニット10又は光学系ユニット10と増設ユニットとの連結体を挿入したときに、これらユニットが含む光軸のうち、両端の2光軸分の素子ホルダ11が本体ケース2の端から外部に突出するように設計されている。
光学系ユニット10又はこの光学系ユニット10と増設ユニットとの連結体のうち、本体ケース2の両端から外部に突出した部分は、図5に拡大して示す端部ケース3によって包囲される。
端部ケース3は、立方体形状の外部コネクタ6を受け入れたときに、本体ケース2と実質的に同じ外観形状となるように、その一方の側壁23に第1凹所24を有し、また、外部コネクタ6から延びるケーブル7が通過可能な第2凹所25とを有する。端部ケース3には、更に、第1凹所24に臨んで、外部コネクタ6が進入可能なコネクタ開口26を有し、このコネクタ開口26を通じてコネクタ接続が行われる。
端部ケース3は一端が閉鎖され、他端が開放されており、この開放端を本体ユニット2の端に突き合わせることにより本体ユニット2に連結される。
端部ケース3の断面形状を説明すると、端部ケース3は、一対の側壁23、23と、これら側壁23、23の端同士を連結する背面壁28とを含み、これらの壁23、28は、端部ケース3と本体ケース2とを連結したときに、本体ケース2の壁20、21と面一となる。
端部ケース3は、他に、背面壁28と対向する平らな前面フランジ29を有し、この前面フランジ29には、端部ケース3の開放端側に開放したスリット30が形成され、このスリット30は、端部ケース3の閉鎖端に向けて真っ直ぐに延びており、このスリット30は、光ビームが通過する窓を構成している。
端部ケース3と本体ケース2との連結及びフロントカバー4の取付について説明すると、図3から理解できるように、本体ケース2には、両端に開口する3つのネジ受け孔32が形成されている。これに対応して、端部ケース3には、ネジ33(図面の錯綜を避けるために図6にネジの軸線だけを示してある)を挿通するための孔34が3つ形成されている。端部ケース3と本体ケース2とは、スリット30に対応した部分を切り欠いたシール用パッキン36を介して、互いに端同士を突き合わせた状態で離脱可能にネジ締結される。
図6に見られる参照符号38は、フロントカバー4を固定するためにフロントカバー4を横断する座を構成するための付加的な押さえ部材を示す。図7は、この押さえ部材38の形状を明らかにするために反転して図示してある。押さえ部材38は、金属プレート材料から作られ、長尺の平らな本体39と、この本体39の両端縁から下方に垂下する左右一対の脚40と、押さえ部材38の前端、つまり本体ケース2側の側縁から下方に垂下するフランジ41とを有し、左右の脚40には、切り起こしによって形成された突片42とを有する。
この押さえ部材38は、端部ケース3の開放端に配置されるものであり、この押さえ部材38を位置決めするために、端部ケース3の前面フランジ29と両側壁28との境界に、押さえ部材38の脚40を受け入れるための開口44(図6)が形成されている。
図6は、押さえ部材38を装着する前の状態を示す。押さえ部材38は、突片42によって、脚40を端部ケース3の開口44にスナップ嵌めすることにより端部ケース3と離脱可能に一体化される。
図8はフロントカバー4を示す。フロントカバー4は、本体ケース2の全長よりも若干長い第1フロントカバー50と、端部ケース3の全長よりも若干短い第2フロントカバー51とで構成され、これら第1、第2のフロントカバー50,51は共に光透過性のプラスチック材料から作られている。
本体ケース2には、図3から分かるように、その両側壁20の前面側の縁に長手方向に延びる内方フランジ53が形成され、この内方フランジ53は第1フロントカバー50の取付座を構成している。同図に示す参照符号54は、光学系ユニット10の左右の突条を受け入れるガイド溝を示し、このガイド溝54によって光学系ユニット10を本体ケース2及び端部ケース3の中に挿入するときに光学系ユニット10が案内され、そして、光学系ユニット10が位置決めされる。
光学系ユニット10は、図示を省略したが、後に図14を参照して説明するように、その前面の中央において、端部ケース3の開放端部に対応する部分に突出座部を有し、この突出座部は、端部ケース3のスリット30に進入して、前面フランジ29と共通平面を作る。
第1、第2のフロントカバー50、51の取付に際しては、先ず、本体ケース2の左右の内方フランジ53と、端部ケース3の前面フランジ29には、連続して粘着性のシール材が塗布され、また、端部ケース3の開放端部を横断するように連続してシール材が塗布される。次いで、第1、第2のフロントカバー50、51を押し付けながら位置決めされる。これにより、第1のフロントカバー50の延長部分50aは、本体ケース2と端部ケース3との境界を跨いで位置し、延長部分50aの端部は、端部ケース3を横断して連続的に延びるシール材によってシールされる。
次いで、押さえ部材38を端部ケース3の開放端部にスナップ嵌めすると、この押さえ部材38によって、第1のフロントカバー50の端部が下方に押し付けられ、この第1のフロントカバー50の両端部は、押さえ部材38によって機械的に固定される。
変形例として、図9に示すように、多光軸光電センサ100のセンサケース101が、本体ケース102と、該本体ケース102の端に連結される端部ケース103とからなり、このセンサケース101には、等間隔且つ一列に配列された複数の光学素子つまり光軸104が、本体ケース102と端部ケース103との連結部分を避けるようにして、上述したように本体ケース102だけでなく端部ケース103にも配置される。
本体ケース102は、その前面に、シール座面を構成する例示としての平らな第1フランジ105を有し、この第1フランジ105には、光軸104に対応して位置する第1開口部106が形成されている。この第1開口部106は、図示の例では、本体ケース102の長手方向に延びるスリットで構成されているが、前述したように、特開平10−74432号公報に開示のように、各光軸104毎に又はグループ化した複数の光軸104毎に独立した窓で構成してもよい。
同様に、端部ケース103は、その前面に、シール座面を構成する例示としての平らな第2フランジ108を有し、この第2フランジ108には、光軸104に対応して位置する第2開口部109が形成されている。この第2開口部109は、図10に示すように、各光軸毎に独立した窓で構成してもよいし、図11に示すように2つの光軸を含むようにして配置された窓であってもよいし、図12に示すように、端部ケース103の開放端まで延びるスリットで構成してもよい。
図9に戻って、センサケース101の前面に配置されるフロントカバー110は、本体ケース102に対応した第1フロントカバー111と、端部ケース103に対応した第2のフロントカバー112とで構成されている。
このように、センサケース101を3つの部品102、103、103に分割し、これに合わせて、センサケース101の前面に配置されるフロントカバー110を3つの部分に分割したことから、これを一つのフロントカバーで構成したものに比べて、フロントカバーの全長を短縮することができ、これによりセンサケース101とフロントカバー111との間の熱膨張差の影響を小さくすることができる。
端部ケースの閉鎖端と、これに最も近い光学素子との距離が短いときには、多光軸光電センサの長手方向全域を覆うことのできる一枚のフロントカバーでセンサの前面を覆うことは、多光軸光電センサの両端部に位置する光軸を適切に覆うのに、フロントカバーの高い寸法精度や高い組み付け精度が要求されることになる。これに対して、本発明のようにフロントカバーを分割して、複数のフロントカバーで多光軸光電センサの前面を覆い且つ隣接するフロントカバー間の突き合わせ縁を光軸間に位置させることで、フロントカバーに対する要求精度を低減することができる。
また、変形例では、第1のフロントカバー111又は第2のフロントカバー112が、シール性を確保するのが比較的難しい本体ケース102と端部ケース103との境界を越えて延びる延長部120を有する。
この延長部120は、図9の例であれば、第1のフロントカバー111に設けられ、この第1のフロントカバー111が端部ケース103まで進入しているが、端部ケース103の第2開口部109が2つの光軸104を含む一つの窓で構成され、端部ケース103の開放端側では、シール座面を構成する第2フランジ108が横断方向に連続している場合には(図11)、この第2フランジ108に端部ケース103を横断する方向に連続してシール材を塗布し、このシール材で、第1フロントカバー111の延長部120を接着及び/又はシールし、好ましくは、延長部120と共にこれに隣接する第2フロントカバー112の端部を接着及び/又はシールするようにすればよい。
また、図13に示すように、本体ケース102の第1開口部106が、本体ケース102の一端から他端に亘って長手方向に連続したスリットで構成され、また、端部ケース103の第2開口部109が、この端部ケース103の開放端に向けて延びるスリットで構成されている場合のように、本体ケース102の端部分及び/又は端部ケース103の端部分がスリットで切欠かれている場合には、図14に示すように、複数の素子を含む光学系ユニット121に、上記本体ケース102及び/又は端部ケース103のスリット(第1、第2の開口部106、109)に進入してこのスリットを埋めて、シール座面としての第1又は第2フランジ105、108と実質的に同一の平面を作る突出座部122(図15をも参照)を設けるのがよい。なお、光学系ユニット121は、本体ケース102の長手方向に延びるガイド溝123によって所定位置に保持される。上記の突出座部122は、光学系ユニット121の長手方向に連続的に延びていてもよいが、少なくともシール材124を塗布する部分だけ部分的に設けるようにしてもよい。
突出座部122を含めて、第1フロントカバー延長部120及びこれに隣接する第2フロントカバー112の端部を横断する一連のシール材124を介してこの延長部120を接着及び/又はシールすればよく(図15)、このシール材124は、本体ケース102の第1フランジ105及び端部ケース103の第2フランジ108に塗布された第1、第2のシール材125、126と連続しているのが最も好ましい(図16、図17)。なお、第1、第2のシール材125、126は粘着性を有するのが好ましい。
第2フロントカバー112に比べて長い第1フロントカバー111の端は、本体ケース102又は端部ケース103にスナップ嵌めされて第1フロントカバー111の端を横断する押さえ部材128(図17)で、この第1フロントカバー111の端を押し下げるようにするのが好ましく、特に、第1フロントカバー111に延長部120を設けた場合には、この延長部120の端を押さえ部材128によって押し下げるのが最も好ましい。
また、図13に図示するように、本体ケース102と端部ケース103との付き合わせ面には、上記のスリットに対応する部分を切り欠いて光学系ユニット121の通過を許す形状のシール部材128を介装するのが好ましい。
実施例の多光軸光電センサの斜視図である。 実施例の多光軸光電センサの端部を図示するものであり、外部コネクタを接続した状態を説明するための部分図である。 実施例の多光軸光電センサの本体ケースの端面図である。 実施例の多光軸光電センサに内蔵される光学系ユニットの断面図である。 実施例の多光軸光電センサの端部ケースの斜視図である。 実施例の多光軸光電センサの端部ケースに組み込まれる押さえ部材及び本体ケースとの間に介装されるシール部材とを分解して示す端部ケース及びこれに関連した部材の分解斜視図である。 押さえ部材の斜視図である。 フロントカバーが、第1フロントカバーと、その両端に配置される第2フロントカバーとから構成されることを説明するための図である。 本発明の実施の形態の概要を説明するための多光軸光電センサの正面図である。 実施の形態で例示する多光軸光電センサの端部ケースの一例の斜視図である。 実施の形態で例示する多光軸光電センサの端部ケースの他の例の斜視図である。 実施の形態で例示する多光軸光電センサの端部ケースの別の例の斜視図である。 実施の形態の概要を説明するための多光軸光電センサの端部の分解斜視図である。 実施の形態の一例として多光軸光電センサに内蔵される光学系ユニットの概要の部分斜視図である。 図9のX15−X15線に沿って切断した断面図である。 図9のX16−X16線に沿って切断した断面図である。 実施の形態で例示した多光軸光電センサの端部の概要を説明するための図である。
符号の説明
1 多光軸光電センサ
2 本体ケース
3 端部ケース
4 フロントカバー
29 端部ケースの前面壁
36 シール用パッキン
38 押さえ部材
50 第1フロントカバー
51 第2フロントカバー
53 本体ケースの側壁に形成された内方フランジ

Claims (4)

  1. 長尺のセンサケースの一端部から他端部に亘って等間隔に一列に配列された複数の光学素子と、前記センサケースの投光面又は受光面に形成された投光窓又は受光窓を規定するフランジを介して固定されたフロントカバーとを有する多光軸光電センサにおいて、
    前記センサケースが両端を開放した中空の柱形状であると共に、複数の光学素子が配置される本体ケースと、該本体ケースと連結される側の一端が開放され、該一端の開放端面の形状が前記本体ケースの端面形状と略同一であり且つ他端が閉塞されると共に、光学素子が配置される端部ケースとで構成され、
    前記フロントカバーの長手方向端部を横断する金属プレート材料からなる押さえ部材を有し、
    該押さえ部材が前記フロントカバーを横断する平らな本体と、該本体の長手方向端から下方に垂下する一対の脚とを含み、
    該押さえ部材の脚を前記センサケースに形成された細長い開口に挿入することで、該押さえ部材が前記センサケースに離脱可能にスナップ嵌めされることを特徴とする多光軸光電センサ。
  2. 前記端部ケースに、外部コネクタ付きケーブルの外部コネクタを受け入れるコネクタ開口が設けられ、該外部コネクタ付きケーブルを介して隣接する多光軸光電センサが接続可能である、請求項1に記載の多光軸光電センサ。
  3. 前記センサケースの両側壁が前記フランジよりも外方に突出し、該センサケースの両側壁と前記フランジとの境界に、前記押さえ部材の脚を受け入れる前記細長い開口が前記センサケースの長手方向に沿って延在している、請求項1又は2に記載の多光軸光電センサ。
  4. 前記センサケースが、両端を開放した中空の柱形状でその長手方向に沿って前記複数の光学素子の中央部分に位置する光学素子を収容する本体ケースと、該本体ケースと連結される側の一端が開放され、該開放端の端面形状が前記本体ケースの端面形状と略同一であり且つ前記複数の光学素子の端部に位置する光学素子を収容する端部ケースとからなり、
    前記端部ケースに前記細長い開口が形成されている、請求項3に記載の多光軸光電センサ。
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