JP2006244461A - 株式指数の生成表示方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 売り傾向か買い傾向かと言った市場心理(センチメント)を的確に判断するのに好適な指数を生成表示可能な株式指数の生成表示方法を提供すること。
【解決手段】 基礎とされる特定銘柄群に含まれる全銘柄の個数を(SUM)、特定銘柄群の中で、日と週と月とから選ばれた1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の平均値のそれぞれを(MA1,MA2,MA3)としたとき、それらの大小関係が(MA1>MA2>MA3)となる銘柄の個数を(B)、(MA1<MA2<MA3)となる銘柄の個数を(E)、としたとき、次式 Mratio={(B−E)/SUM}×100にて表される(Mratio)の値又は(Mratio)に実質的に相当する値を求めるための演算を、データベース上の株価情報に基づいて実行する。
【選択図】図16

Description

この発明は、新規な株式指数の生成表示方法、同方法が適用された株価チャート生成システム、並びに、同システムに含まれるサーバ装置及びクライアント機の構築に好適なコンピュータプログラムに関する。
本出願人は、先に、初心者にも見やすく、かつ株価動向予測にも好適な株価チャート(一般に、「増田足チャート」と称される)を提案している(特許文献1参照)。すなわち、この増田足チャートによれば、株価チャートの時間軸方向の1単位値(日値、週値、又は月値)は、相前後する一対の移動平均値を上下端としかつ増減傾向に対応する色を有する垂直バーで表される。
本出願人は、先に、短期、中期、長期の各移動平均値相互の大小関係に基づいて、株価チャートを時間軸に沿う6つの区間に分類して傾向を把握する方法を提案している。すなわち、この分類方法(一般に、「6(色)パターン分類」と称される)によれば、いずれの銘柄の株価チャートも、上昇トレンドの入口に相当するパターンA区間(短期>長期>中期)、上昇トレンドに相当するパターンB区間(短期>中期>長期)、上昇トレンドの崩れに相当するパターンC区間(中期>短期>長期)、下降トレンドの入口に相当するパターンD区間(中期>長期>短期)、下降トレンドに相当するパターンE区間(長期>中期>短期)、下降トレンドの終焉に相当するパターンF区間(長期>短期>中期)に分類される(特許文献2参照)。
株価の動向を推し量るためには、各種の株式指数が従来より採用されている。日経平均やTOPIX(東証株価指数)は、株式市場全体の動きを示すポピュラーな指数であるが、この他にも、株価の動きを読むたくさんの指数が知られている。
例えば、騰落レシオ、大商い十傑集中度、売買単価、上方位銘柄比率等を分析することにより、相場の底値・高値ゾーン・過熱状況・物色の傾向などが掴めるとされている。
騰落レシオは、値上がりの銘柄数を分子に、値下がり銘柄数を分母に、さらにこれに100を乗じて計算される。計算基準単位を「日」とすると、振れが大きすぎるため、データとしてはいずれも25日移動平均線を使うのが通常である。100%がニュートラルな状態、100%から上は値上がり銘柄が多くなることから、物色範囲拡大の強気相場になり、120%あたりが過熱ゾーンとされる。これを超えると、「売り」を考慮する。逆に、100%から下は値下がり銘柄が多くなることを示し、70%前後が底値ゾーンと判断される。
大商い十傑集中とは、「その日の出来高のうち、大商い十傑合計の出来高がどの程度のシェアを占めているか」、を見るものである。この集中度が高いときには、物色の軸がはっきりしているのであり、低いときは物色が分散し焦点ぼけになっているとされる。
売買単価は、「いまどの株価水準の銘柄が買われているか」を知るのに使用される。これも移動平均線でみるが、単純平均株価よりも上にあってさらに上昇していれば、株価が高い水準の値がさ株物色、逆の場合は低位株物色を示す。
上方位銘柄比率は、時価が25日移動平均線を上回っている銘柄数を、全銘柄数で割ったものに100を乗じて求める。この場合、70%を超えると過熱ゾーン、30%を切ってくると底値ゾーンとされる。
業種別株価指数も参考になる。これは、「いまどの業種が買われているか」ということだけでなく、電力・ガス・造船などの金利敏感株が買われていれば、株式市場は「金利低下を期待している」と判断できる。また、規模別株価指数は、物色の対象が大型株(発行済み株式数が2億株以上)か小型株(同6000万株未満)かを教えてくれる(非特許文献1参照)。
特開2003−118268公報 特開2003−85381公報 「156〜157頁」「入門の入門""の仕組み」(杉村富生)、日本実業出版社、2004年10月20日
しかしながら、このような従来の株価指数にあっては、日経平均やTOPIXの場合には基礎銘柄群の株価総額に大きく依存する指数であるために、また騰落レシオ、大商い十傑集中度、売買単価、上方位銘柄比率、業種別株価指数等の場合には、着目対象となる特徴事項の不確かさのために、売り傾向か買い傾向かと言った市場心理(センチメント)を判断するにはいずも的確さに欠けると言った問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、売り傾向か買い傾向かと言った市場心理(センチメント)を的確に判断するのに好適な指数を生成表示可能な株式指数の生成表示方法を提供することにある。
この発明の他の目的は、同株式指数を表示可能なクライアント・サーバ方式による株価チャート表示システムを提供することにある。
この発明の他の目的とするところは、同株価チャート表示システムの構築に好適なサーバ装置、クライアント機を実現可能なコンピュータプログラムを提供することにある。
この発明のさらに他の目的並びに作用効果については、明細書の以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるであろう。
この発明は、上記の目的を達成するために、以下の内容を有する(1)株式指数の生成表示方法、(2)株価チャート表示方法及び表示システム、(3)サーバ装置構築用のコンピュータプログラム、(4)クライアント機構築用のコンピュータプログラム、を提供するものである。
すなわち、本発明の株式指数の生成表示方法は、次のような、第1のステップと、第2のステップと、第3のステップとを有する。
第1のステップは、株価情報発行元から提供される株価情報に基づいて、一群の銘柄のそれぞれに関する直近の所定最大期間分の株価情報を含むデータベースを構築するものである。
第2のステップは、日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎とされる特定銘柄群の銘柄総数を(SUM)、特定銘柄群の中で、日と週と月とから選ばれた1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の平均値のそれぞれを(MA1,MA2,MA3)としたとき、それらの大小関係が上昇トレンドを示す(MA1>MA2>MA3)となる銘柄の個数を(B)、下降トレンドを示す(MA1<MA2<MA3)となる銘柄の個数を(E)、としたとき、次式

Mratio = {(B−E)/SUM}×100 (式)

にて表される増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値を求めるための演算を、データベース上の株価情報に基づいて実行するものである。
第3のステップは、演算にて求められた増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値を、買い傾向の度合いや売り傾向の度合いと言った市場心理を表す指数として可視化するものである。
なお、ここで、増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値とは、増田レシオ(Mratio)に対して一定の料率を乗じた値、正規化した値等々のように、増田レシオの本来の意味内容を残しつつ、外見を異ならせた値等を意味するものである。
このような方法によれば、もともと市場心理の反映しやすい、日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎とされる特定銘柄群を指数算出に採用するものであることに加えて、本発明者が先に提案した、6色パターン分類における上昇トレンドの銘柄数と下降トレンドの銘柄数との差(B−E)を特定銘柄群の総数(SUM)で除したものとなるため、こうして生成される増田レシオ(Mratio)の値は、個々の銘柄間の価格差による影響を受けにくく、買い傾向の度合いや売り傾向の度合いと言った市場心理を正確に反映したものとなる。
したがって、こうして得られる増田レシオの値を可視化すれば、株取引を行おうとするユーザは、そのときどきの市場の心理を的確に把握しつつ、売り買いのタイミングを的確に掴むことができる。
可視化の態様としては、数値表示する場合、時系列的な増田レシオ曲線として表示する場合、正負で色を異ならせた増田レシオ曲線として表示する場合、さらには、所定の上限閾値ライン(例えば、+70%〜+80%ライン)や下限閾値ライン(例えば、−50%〜−60%ライン)を増田レシオ曲線と重ねて表示する場合、増田レシオの値と上下閾値との比較により、「過熱」サイン(例えば、上限閾値ラインを上回る時点)や「閑散」サイン(例えば、下限閾値ラインを下回る時点)を自動的に表示させる場合等々、様々な表示態様を任意に採用することができる。
次に、本発明の株価チャート表示システムは、サーバ装置とクライアント機とをインターネットを介して接続可能に構成してなるクライアント・サーバシステムとして実現されている。
サーバ装置には、データベース構築手段と、第1の演算手段と、第1の記憶手段と、第2の演算手段と、第2の記憶手段と、第3の演算手段と、第3の記憶手段と、第1のデータ送信手段と、第2のデータ送信手段と、が設けられている。
データベース構築手段は、株価情報発行元からインターネットを介して取得される株価情報に基づいて、一群の銘柄のそれぞれに関する直近の所定最大期間分の株価情報を含むデータベースを構築する。
第1の演算手段は、日と週と月とから選ばれた少なくとも1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値のそれぞれを求めるための演算を、データベース上の予め決められた銘柄それぞれの株価情報に基づいて実行する。
第1の記憶手段は、第1の演算手段により求められた短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列を銘柄別に記憶する。
第2の演算手段は、短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データの大小関係が予め決められた6種類のパターンのいずれに分類されるかを示すパターン分類コードを求めるための演算を、第1の記憶手段に記憶された各銘柄の移動平均値データ列に基づいて実行する。
第2の記憶手段は、第2の演算手段により求められたパターン分類コード列を銘柄別に記憶する。
第3の演算手段は、日経平均(日経225銘柄)やTOPIX(東証約1660銘柄)等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に含まれる全銘柄に関する各基準時のそれぞれにおける各パターン分類コード別の出現数データを求めるための演算を、第2の記憶手段に記憶された各銘柄のパターン分類コード列に基づいて実行する。
第3の記憶手段は、第3の演算手段により求められたパターン分類コード別の出現数データ列を記憶する。
第1のデータ送信手段は、1の銘柄に関する短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列を第1の記憶手段から読み出して、クライアント機へと送信する。
第2のデータ送信手段は、日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に関するパターン分類コード別の出現数データ列を第3の記憶手段から読み出して、クライアント機へと送信する。
クライアント機には、第1の記憶手段と、第2の記憶手段と、第1の演算手段と、第3の記憶手段と、第1の描画処理手段と、第2の描画処理手段と、が設けられている。
第1の記憶手段は、サーバ装置から送られてきた1の銘柄に関する短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列を記憶する。
第2の記憶手段は、サーバ装置から送られてきた1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に関するパターン分類コード別の出現数データ列を記憶する。
第1の演算手段は、基礎銘柄群に含まれる銘柄総数を(SUM)、基礎銘柄群の中で、日と週と月とから選ばれた1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値のそれぞれを(MA1,MA2,MA3)としたとき、それらの大小関係が(MA1>MA2>MA3)となる銘柄の個数を(B)、(MA1<MA2<MA3)となる銘柄の個数を(E)、としたとき、次式

Mratio = {(B−E)/SUM}×100 (式)

にて表される増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列を求めるための演算を、第2の記憶手段に記憶されたパターン分類コード別の出現数データ列に基づいて実行する。
第3の記憶手段は、第1の演算手段により求められた増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列を記憶する。
第1の描画手段は、第1の記憶手段に記憶された短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列に基づいて、1の銘柄に関する短期、中期、および/または、長期の増田足曲線を表示画面の所定領域に表示する。
第2の描画手段は、第3の記憶手段に記憶された増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列に基づいて、1の銘柄に関する増田レシオ曲線を表示画面の所定領域に表示する。
このような構成によれば、(1)株価情報発行元からインターネットを介して取得される株価情報に基づいて、一群の銘柄のそれぞれに関する直近の所定最大期間分の株価情報を含むデータベースを構築する処理、(2)日と週と月とから選ばれた少なくとも1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値のそれぞれを求めるための演算を、データベース上の予め決められた銘柄それぞれの株価情報に基づいて実行する処理、(3)短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データの大小関係が予め決められた6種類のパターンのいずれに分類されるかを示すパターン分類コードを求めるための演算を、第1の記憶手段に記憶された各銘柄の移動平均値データ列に基づいて実行する処理、(4)日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に含まれる全銘柄に関する各基準時のそれぞれにおける各パターン分類コード別の出現数データを求めるための演算を、第2の記憶手段に記憶された各銘柄のパターン分類コード列に基づいて実行する処理、と言った処理負担の大きな処理についてはすべてサーバ装置側で行われるため、クライアント機を構成するユーザ側パソコンやPDA等の処理負担が軽減されることに加えて、ユーザ側パソコンやPDA等にはパターン分類コード列それ自体は一切蓄積されないため、有料による株価情報提供サービスを行う場合にも、サーバ装置側の様々なノウハウがユーザ側に漏洩し難い利点がある。
一方、クライアント機を構成するユーザのパソコン、PDA、携帯電話等の側では、(1)ユーザ側にて指定された1の銘柄に関する短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列、及び(2)日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に関するパターン分類コード別の出現数データ列、が取得できるため、それらのデータに基づいて、比較的に処理負担の軽い演算処理を行うだけで、1の銘柄に関する短期、中期、および/または、長期の増田足曲線、並びに、1の銘柄に関する増田レシオ曲線を、表示画面の所定領域に時間軸を整合させて同時に表示させることができる。
そのため、このような増田足曲線と増田レシオ曲線との並列表示態様によれば、増田足曲線(短期、中期、および/または、長期)に基づいて特定の銘柄に関する株価の動向を観察しつつ、同時に、増田レシオ曲線に基づいて市場の心理を把握することにより、ユーザは売り買いのタイミングをより的確に判断することができる。
なお、上述の株価チャート表示システムにおいて、クライアント機には、第2の記憶手段に記憶されたパターン分類コード別の出現数データ列に基づいて、基礎銘柄群に含まれる全銘柄に関するパターン分布帯を表示画面の所定領域に表示する第3の描画処理手段がさらに含まれていてもよい。
このようにして画面表示されるパターン分布帯(例えば、帯毎に色分けされた)によれば、時間軸上の各時点における6色パターン(Aパターン〜Fパターン)それぞれの出現数を直感的に把握させ、ユーザは市場の心理をより的確に認識することができる。
なお、上述の株価チャート表示システムにおいて、サーバ装置並びにクライアント機の全体が実行する一連の処理手順は、株価チャート表示方法として把握することができる。この株価チャート表示方法それ自体は、今後のソフトウェア技術の発展並びに設計変更等により、サーバ装置とクライアント機との果たす役割が変更されたとしても、有効に作用することは言うまでもない。
次に、クライアント・サーバシステムを構成するサーバ装置を構築するためのコンピュータプログラムについては、以下のように構成される。
すなわち、このコンピュータプログラムは、
株価情報発行元からインターネットを介して取得される株価情報に基づいて、一群の銘柄のそれぞれに関する直近の所定最大期間分の株価情報を含むデータベースを構築するデータベース構築手段と、
日と週と月とから選ばれた少なくとも1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値のそれぞれを求めるための演算を、データベース上の予め決められた銘柄それぞれの株価情報に基づいて実行する第1の演算手段と、
第1の演算手段により求められた短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列を銘柄別に記憶する第1の記憶手段と、
短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データの大小関係が予め決められた6種類のパターンのいずれに分類されるかを示すパターン分類コードを求めるための演算を、第1の記憶手段に記憶された各銘柄の移動平均値データ列に基づいて実行する第2の演算手段と、
第2の演算手段により求められたパターン分類コード列を銘柄別に記憶する第2の記憶手段と、
日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に含まれる全銘柄に関する各基準時のそれぞれにおける各パターン分類コード別の出現数データを求めるための演算を、第2の記憶手段に記憶された各銘柄のパターン分類コード列に基づいて実行する第3の演算手段と、
第3の演算手段により求められたパターン分類コード別の出現数データ列を記憶する第3の記憶手段と、
1の銘柄に関する短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列を第1の記憶手段から読み出して、クライアント機へと送信する第1のデータ送信手段と、
日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に関するパターン分類コード別の出現数データ列を第3の記憶手段から読み出して、クライアント機へと送信する第2のデータ送信手段と、
を具備するサーバ装置として、コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムである。
次に、クライアント・サーバシステムを構成するクライアント機を構築するための第1のコンピュータプログラムについては、以下のように構成される。
すなわち、このコンピュータプログラムは、
サーバ装置から送られてきた1の銘柄に関する短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列を記憶する第1の記憶手段と、
サーバ装置から送られてきた1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に関するパターン分類コード別の出現数データ列を記憶する第2の記憶手段と、
基礎銘柄群に含まれる銘柄総数を(SUM)、基礎銘柄群の中で、日と週と月とから選ばれた1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値のそれぞれを(MA1,MA2,MA3)としたとき、それらの大小関係が(MA1>MA2>MA3)となる銘柄の個数を(B)、(MA1<MA2<MA3)となる銘柄の個数を(E)、としたとき、次式

Mratio = {(B−E)/SUM}×100 (式)

にて表される増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列を求めるための演算を、第2の記憶手段に記憶されたパターン分類コード別の出現数データ列に基づいて実行する第1の演算手段と、第1の演算手段により求められた増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列を記憶する第3の記憶手段と、
第1の記憶手段に記憶された短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列に基づいて、1の銘柄に関する短期、中期、および/または、長期の増田足曲線を表示画面の所定領域に表示する第1の描画処理手段と、
第3の記憶手段に記憶された増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列に基づいて、1の銘柄に関する増田レシオ曲線を表示画面の所定領域に表示する第2の描画処理手段と、を具備するクライアント機として、コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムである。
次に、クライアント・サーバシステムを構成するクライアント機を構築するための第2のコンピュータプログラムについては、以下のように構成される。
すなわち、このコンピュータプログラムは、
サーバ装置から送られてきた1の銘柄に関する短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列を記憶する第1の記憶手段と、
サーバ装置から送られてきた1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に関するパターン分類コード別の出現数データ列を記憶する第2の記憶手段と、
基礎銘柄群に含まれる銘柄総数を(SUM)、基礎銘柄群の中で、日と週と月とから選ばれた1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値のそれぞれを(MA1,MA2,MA3)としたとき、それらの大小関係が(MA1>MA2>MA3)となる銘柄の個数を(B)、(MA1<MA2<MA3)となる銘柄の個数を(E)、としたとき、次式

Mratio = {(B−E)/SUM}×100 (式)

にて表される増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列を求めるための演算を、第2の記憶手段に記憶されたパターン分類コード別の出現数データ列に基づいて実行する第1の演算手段と、
第1の演算手段により求められた増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列を記憶する第3の記憶手段と、
第1の記憶手段に記憶された短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列に基づいて、1の銘柄に関する短期、中期、および/または、長期の増田足曲線を表示画面の所定領域に表示する第1の描画処理手段と、
第3の記憶手段に記憶された増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列に基づいて、1の銘柄に関する増田レシオ曲線を表示画面の所定領域に表示する第2の描画処理手段と、
第2の記憶手段に記憶されたパターン分類コード別の出現数データ列に基づいて、基礎銘柄群に含まれる全銘柄に関するパターン分布帯を表示画面の所定領域に表示する第3の描画処理手段と、を具備するクライアント機として、コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムである。
本発明によれば、もともと市場心理の反映しやすい、日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎とされる特定銘柄群を指数算出に採用するものであることに加えて、本発明者が先に提案した、6色パターン分類における上昇トレンドの銘柄数と下降トレンドの銘柄数との差(B−E)を特定銘柄群の総数(SUM)で除したものとなるため、こうして生成される増田レシオ(Mratio)の値は、個々の銘柄間の価格差による影響を受けにくく、買い傾向の度合いや売り傾向の度合いと言った市場心理を正確に反映したものとなる。したがって、こうして得られる増田レシオの値を可視化すれば、株取引を行おうとするユーザは、そのときどきの市場の心理を的確に把握しつつ、売り買いのタイミングを的確に掴むことができる。また、例えば、TOPIX(東証株価指数)や日経225株価指数等に連動したETF(株価指数連動型投資信託受益証券)等の、株券と同様に売買されるものについても、その動向を的確に把握することが可能となる。
以下に、本発明の好適な実施の一形態を添付図面にしたがって詳細に説明する。本発明の実施の一形態であるクライアント・サーバ方式による株価チャート表示システムの構成図が図1のブロック図に概念的に示されている。
同図に示されるように、この株価チャート表示システム100は、サーバ装置(Webサーバ)10とクライアント機(例えば、パソコン、PDA、携帯電話機等)20とをインターネット40を介して接続可能に構成してなるものである。尚、図において、30は証券取引所等の株価情報発行元である。
サーバ装置の構成を示すブロック図が図2示されている。同図に示されるように、サーバ装置10は、本体部101と入力部102と出力部103とを含んでいる。
本体部101は、中央処理部101aと株価記憶部101bと足データ記憶部101cと6色パターン記憶部101dとパターン別出現数記憶部101eとを含んでいる。
中央処理部101aは、サーバ装置としての機能を実現するために必要なコンピュータプログラムを記憶するプログラム記憶装置101a−2と、プログラム記憶装置101a−2に記憶されたコンピュータプログラムを適宜に読み出して実行することにより、サーバ装置としての各種の機能を実現するCPU101a−1とを含んでいる。プログラム記憶装置101a−2に記憶されたコンピュータプログラムとしては、後に図10〜図14のフローチャートを参照して説明される各種のコンピュータプログラムを挙げることができる。
株価記憶部101bは、この例では、サーバ装置10の内部に設けられたハードディスクの記憶エリアの一部割り当てにより実現されている。この株価記憶部101bには、予め決められた一群の銘柄のそれぞれに関する直近の所定最大期間分の株価情報を含むデータベースが記憶されている。このデータベースは、のちに詳細に説明するように、入力部102を構成する送受信部102bの作用により、株価情報発行元30からインターネットを介して取得される株価情報(この例では東証一部の約1660銘柄を含む)に基づいて構築されたものである。
株価記憶部101bに記憶されたデータベースに含まれる株価情報の一例が図4に示されている。同図に示されるように、この株価情報は、1つの株銘柄に対し、株価情報が取得された「日付」と「始値」と「高値」と「安値」と「終値」と「出来高」とを、一日分のデータとして関連づけして記憶させることにより構成されている。尚、「日付」は、例えば日足において、短期終値平均値の算出を行う場合に、当日と、1つ前と、2つ前の株価(終値)を特定する際に参照される。
本実施の形態では、日足の作成には、最新の450日分の日足(終値)データが、週足の作成には、最新の192週分の週足(終値)データが、月足の作成には、最新の176月分の月足(終値)データがそれぞれ使用される。そのため、株価記億部101bには、これらの演算を行うために必要な少なくとも所定最大日数(N日)分の株価情報が記憶されることとなる。
足データ記憶部101cには、日足の短期・中期・長期の増田足曲線を描画するに必要な足データを記憶する日足記憶部101c−1と、週足の短期・中期・長期の増田足曲線を描画するに必要な足データを記憶する週足記憶部101c−2と、月足の短期・中期・長期の増田足曲線を描画するに必要な足データを記憶する月足記憶部101c−3が含まれている。
足データ記憶部101cの日足記憶部101c−1、週足記憶部101c−2、月足記憶部101c−3にそれぞれ保存される足データの内容が図5に示されている。
同図に示されるように、日足記憶部101c−1には、各株銘柄毎に、3日〜D日目(D日目を最新日と仮定)における短期・中期・長期の終値平均値と各日の終値(今回終値)とが各日の日付と共に記憶される。
尚、「日付」は、日足データ算出の基準となる日であり、例えば、日足における短期終値平均値を算出する場合は、3日目に該当する日(当日が、7月10日とすると、演算には、7月9日と7月8日の株価(終値)が必要であり、この場合に、終値短期平均値を算出した日である7月10日)が記憶される。
また、データの先頭が「3日目」となっているのは、日足データとしての短期終値平均値の算出には、それ以前の2日分の終値平均値が必要とされるためである。同様の理由から、中期終値平均値が保存されるのは25日目以降であり、長期終値平均値が保存されるのは75日以降となる。
週足記憶部101c−2には、各株銘柄毎に、3週目〜W週目までの各週の短期・中期・長期の終値平均値と各週の終値(その週の最終日とされる日の終値)とが日付と共に記憶される。
尚、「日付」は、週足データ算出の基準となる日であり、例えば、週足における短期終値平均値を算出する場合は、3週目に該当する日(当日が、7月10日とすると、演算には、例えば、先週に当たる7月2日と先々週に当たる6月25日の株価(終値)が必要であり、この場合に、終値平均値を算出した日である7月10日)が記憶される。
また、データの先頭が「3週目」となっているのは、週足データとしての短期終値平均値の算出には、それ以前の2週分の終値平均値が必要とされるためである。同様の理由から、中期終値平均値が保存されるのは13週目以降であり、長期終値平均値が保存されるのは26週目以降となる。
月足記憶部101a−3には、各株銘柄毎に、3月目〜M月目までの各月の短期・中期・長期の終値平均値と各月の終値(その月の最終日とされる日の終値)とが日付と共に記憶される。
尚、「日付」は、月足データ算出の基準となる日であり、例えば、月足における短期終値平均値を算出する場合は、3月目に該当する日(当日が、7月31日とすると、演算には、例えば、先月に当たる6月30日と先々月に当たる5月31日の株価(終値)が必要であり、この場合に、終値平均値を算出した日である7月31日)が記憶される。
また、月足記憶部におけるデータの先頭が「3月目」となっているのは、月足データとしての短期終値平均値の算出には、それ以前の2月分の終値平均値が必要とされるためである。同様の理由から、中期終値平均値が保存されるのは、12月目以降であり、長期終値平均値が保存されるのは、36月目以降となる。
図2に戻って、6色パターン記憶部101dには、短期、中期、長期の株価の(移動)平均値データの大小関係が、予め決められた6種類のパターンのいずれに分類されるかを示すパターン分類コードを求めるための演算を、足データ記憶部101cに記憶された各銘柄の日足・週足・月足の各平均値データ列に基づいて実行した結果として求められたパターン分類コード列が、銘柄別かつ日足・週足・月足の別毎に記憶されている。
6色パターン記憶部101dに格納されるデータの内容を示す説明図が図6に示されている。なお、図では説明の便宜上週足に関するパターン分類コード列のみが例示されるが、日足、月足についても同様に説明される。
同図に示されるように、各銘柄に関する記憶領域(銘柄No.1〜銘柄No.n)には、1週目からW週目に対応するW個の記憶欄が設けられており、各記憶欄には当該週における週足の短期・中期・長期(移動)平均値の大小関係が予め決められた6種類の分類パターン(パターンA、パターンB、パターンC、パターンD、パターンE、パターンF)のいずれに該当するかを示すパターン分類コードが記憶される。
なお、先に説明したように、MA1を短期移動平均値、MA2を中期移動平均値、MA3を長期移動平均値としたとき、6色パターンを構成する各パターンの意味内容は下記の通りである。
パターンA:(MA1>MA3>MA2):上昇トレンドの入り口
パターンB:(MA1>MA2>MA3):上昇トレンド
パターンC:(MA2>MA1>MA3):上昇トレンドの崩れ
パターンD:(MA2>MA3>MA1):下降トレンドの入り口
パターンE:(MA3>MA2>MA1):下降トレンド
パターンF:(MA3>MA1>MA2):下降トレンドの終焉、
このように、短期(MA1)・中期(MA2)・長期(MA3)の移動平均値相互の大小関係と株価トレンドとの間には密接な相関が認められる。このことは、先に本出願の発明者である増田徳太郎氏が鋭意研究の結果としてはじめて知見したものである。
週足の移動平均線(長期・中期・短期)の大小関係と6色パターンとの関係を示す説明図が図9に示されている。図において、51は短期増田足曲線、52は中期増田足曲線、53は長期増田足曲線、MA1は基準週の直近3週平均値、MA1´は前週の直近3週平均値、MA2は基準週の直近13週平均値、MA2´は前週の直近13週平均値、MA3は基準週の直近26週平均値、MA3´は前週の直近26週平均値、Aは陽足、Bは陰足である。図示例では、(MA1>MA2>MA3)の関係が認められるため、6色分類パターンコードの値はいずれの「週」についても「B」とされている。
再び、図2に戻って、パターン別出現数記憶部101eには、日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に含まれる全銘柄に関する各基準時のそれぞれにおける各パターン分類コード別の出現数データを求めるための演算を、6色パターン記憶部101dに記憶された各銘柄のパターン分類コード列に基づいて実行することにより求められたパターン分類コード別の出現数データ列が、日足、週足、月足の少なくとも1つ(この例では週足)について記憶されている。
パターン別出現数記憶部101eに格納されるデータの内容を示す説明図が図7に示されている。図では説明の便宜上週足に関するパターン分類コード別の出現数データ列のみが例示されるが、日足、月足についても同様に説明される。
同図に示されるように、各分類パターン(パターンA〜パターンF)に関する記憶領域には、1週目からW週目に対応するW個の記憶欄が設けられており、それらの記憶欄のそれぞれには、当該週における各分類パターンの出現数が格納される。具体的には、1週目のパターンA出現数はA1個、パターンB出現数はB1個、パターンC出現数はC1個、パターンD出現数はD1個、パターンE出現数はE1個、パターンF出現数はF1個として記憶され、2週目のパターンA出現数はA2個、パターンB出現数はB2個、パターンC出現数はC2個、パターンD出現数はD2個、パターンE出現数はE2個、パターンF出現数はF2個として記憶され、同様にして、n週目のパターンA出現数はAn個、パターンB出現数はBn個、パターンC出現数はCn個、パターンD出現数はDn個、パターンE出現数はEn個、パターンF出現数はFn個として記憶される。
再び、図2に戻って、入力部102には、キーボード102aと送受信部102bと図示しないマウス等のポインティングデバイスが含まれている。キーボード102aは、会社情報の登録や会社の株価情報の随時入力等に使用されるほか、後述する出力部103としてのディスプレイ装置103aに所望の銘柄のチャートを表示する際に、その銘柄の名称(または、便宜上銘柄コード)を入力するためにも使用される。
株価情報発行元30で取り扱っている株の銘柄数は、店頭銘柄も含めると、約4800銘柄にも及ぶ。これらの株価情報を終値が発表される午後3時以降に、すべてキーボード102aから手入力することは、多大なる時間と労力を必要とする上、入力ミスも避け難い。そのため、株価情報発行元30である例えば証券取引所から提供される株価情報をインターネット40を介してオンラインで取り込むための送受信部102bが設けられている。尚、キャッシュメモリ102cは、送受信手段102bを介して取り込まれた株価情報の一時記憶手段として使用される。
出力部103は、本体部101に接続されたディスプレイ装置103aとプリンタ装置103bとを含んで構成される。ディスプレイ装置103a並びにプリンタ装置103bは、処理部101aが有するプログラム記憶装置101a−2に記憶されたプログラムに従って、入力部102から株価や株価に関する情報を入力するための入力画面を表示並びにプリントアウトしたり、足データ記憶部101cに格納された日足・週足・月足の各データ、6色パターン記憶部101dに格納された各銘柄に関する日足・週足・月足のパターン分類コード列、パターン別出現数記憶部101eに格納されたパターン別出現数データ列に基づいて、日足・週足・月足に関する短期・中期・長期の増田足曲線、パターン分布帯、増田レシオ曲線等々を表示並びにプリントアウトする。
なお、増田足曲線、パターン分布帯、増田レシオ曲線等々を表示並びにプリントアウトする動作は、クライアント機における動作と基本的には同様であるから、クライアント機における該当する動作の説明に委ねることとする。
次に、クライアント機(例えば、パソコン、PDA、携帯電話機等で構成される)20について説明する。クライアント機の構成を示すブロック図が図3に示されている。
同図に示されるように、クライアント機20についても、本体部201と入力部202と出力部203とを含んでいる。
本体部201は、中央処理部201aと足データ記憶部201bとパターン別出現数記憶部201cと増田レシオ記憶部201dとを含んでいる。
中央処理部201aは、サーバ装置としての機能を実現するために必要なコンピュータプログラムを記憶するプログラム記憶装置201a−2と、プログラム記憶装置201a−2に記憶されたコンピュータプログラムを適宜に読み出して実行することにより、クライアント機としての各種の機能を実現するCPU201a−1とを含んでいる。プログラム記憶装置201a−2に記憶されたコンピュータプログラムとしては、後に図15〜図19のフローチャートを参照して説明される各種のコンピュータプログラムを挙げることができる。
足データ記憶部201bには、クライアント機20からの送信リクエストに応じてサーバ装置10から返送された1又は2以上の銘柄に関する、日足の短期・中期・長期の増田足曲線を描画するに必要な足データを記憶する日足記憶部201b−1と、週足の短期・中期・長期の増田足曲線を描画するに必要な足データを記憶する週足記憶部201b−2と、月足の短期・中期・長期の増田足曲線を描画するに必要な足データを記憶する月足記憶部201b−3が含まれる。
尚、足データ記憶部201bの日足記憶部201b−1、週足記憶部201b−2、月足記憶部201b−3にそれぞれ格納される足データの内容は、先に図5を参照して説明したサーバ装置10の日足記憶部101c−1、週足記憶部101c−2、月足記憶部101c−3に格納される足データの内容と基本的には同様であるから説明は省略する。
パターン別出現数記憶部201cには、サーバ装置から送られてきた1の株価動向指数(例えば、日経225、TOPIX等々)を生成する際の基礎銘柄群に関するパターン分類コード別の出現数データ列が記憶される。
なお、パターン別出現数記憶部201cに格納されるパターン別出現数データ列の内容は、先に図7を参照して説明したサーバ装置10のパターン別出現数記憶部101eの内容と基本的には同様であるから説明は省略する。
増田レシオ記憶部201dには、上記の基礎銘柄群に含まれる銘柄総数を(SUM)、基礎銘柄群の中で、日と週と月とから選ばれた1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値のそれぞれを(MA1,MA2,MA3)としたとき、それらの大小関係が(MA1>MA2>MA3)となる銘柄の個数を(B)、(MA1<MA2<MA3)となる銘柄の個数を(E)、としたとき、次式

Mratio = {(B−E)/SUM}×100 (式)

にて表される増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列を求めるための演算を、パターン別出現数記憶部201cに記憶されたパターン分類コード別の出現数データ列に基づいて実行した結果として求められた(Mratio)の値又は(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列が記憶される。
増田レシオ記憶部201dに格納されるデータの内容を示す説明図が図8に示されている。尚、同図(a)は日経225対応の週足・増田レシオ、同図(b)はTOPIX対応の週足・増田レシオである。
同図に示されるように、日経225対応又はTOPIX対応のいずれの増田レシオにあっても、1週目からW週目に対応するW個の記憶欄が設けられており、それらの記憶欄のそれぞれには、上述の演算式で求められた増田レシオ(Mratio)に相当するデータ列が、格納される。図示例の場合には、例えば日経225対応の週足・増田レシオの場合には、1週目は+70(%),2週目は+65(%),3週目は+60(%),4週目は+59(%),5週目は+55(%),6週目は+54(%),7週目は+53(%)・・・・W−1週目は−30(%),W週目は−21(%)の如くに格納され、TOPIX対応の週足・増田レシオの場合には、1週目は+69(%),2週目は+64(%),3週目は+59(%),4週目は+55(%),5週目は+53(%),6週目は+51(%),7週目は+51(%)・・・・W−1週目は−29(%),W週目は−20(%)の如くに格納される。
再び、図3に戻って、入力部202には、キーボード202aと送受信部202bと図示しないマウス等のポインティングデバイスが含まれている。キーボード202aは、クライアント機20からサーバ装置10へと各種の指示操作を行うために使用される。この指示操作には、送信リクエストに際する銘柄指定操作、日足・週足・月足と言った足種別の指定操作、短期・中期・長期と言った平均化期間の指定操作、パターン別出現数データの送信要求操作、増田レシオの表示要求操作等々が含まれる。また、送受信部202bは、クライアント機20とサーバ装置10との間のインターネットを経由する通信に使用される。
出力部203は、本体部201に接続されたディスプレイ装置203aとプリンタ装置203bとを含んで構成される。ディスプレイ装置203a並びにプリンタ装置203bは、足データ記憶部201bに格納された日足・週足・月足の各データ、パターン別出現数記憶部201cに格納されたパターン別出現数データ列、増田レシオ記憶部201dに格納された増田レシオデータ列に基づいて、日足・週足・月足に関する短期・中期・長期の増田足曲線、パターン分布帯、増田レシオ曲線等々を表示並びにプリントアウトするために使用される。
次に、サーバ装置10のソフトウェア構成について説明する。サーバ装置の動作内容を示す概略フローチャートが図10に示されている。
同図において、処理が開始されると、先ず、データベース構築のために株価情報入力処理(ステップ1101)が実行される。株価情報入力処理(ステップ1101)の詳細が図11のフローチャートに示されている。
同図に示されるように、株価入力処理においては、先ず、当日の株価をインターネットを介して受信して(ステップ1101)、キャッシュメモリ102b−1に書き込んだのち(ステップ1102)、キャッシュメモリ102b−1にデータがあることをチェックする(ステップ1003)。
キャッシュメモリ102b−1にデータがあれば(ステップ1103YES)、キャッシュメモリ102b−1から1件目のデータを読み出し(ステップ1104)、読み出したデータの銘柄をキーとして株価記憶部101bを検索する(ステップ1105)。
株価記憶部101bにそのデータが存在すれば(ステップ1106YES)、当日分の株価を株価記憶部101bに書き加えるのに対して(ステップ1109)、株価記憶部101bにそのデータが存在しなければ(ステップ1106NO)、当日分の株価と銘柄情報とを新たに株価記憶部101bに書き込んだのち(ステップ1107)、エラーとして銘柄、株価、日付等をプリントアウトする(ステップ1108)。
以上の動作(ステップ1105〜1109)を、キャッシュメモリ102b−1のデータがなくなるまで(ステップ1110NO)、キャッシュメモリ102b−1から次々とデータを読み出すたびに(ステップ1111)、繰り返し実行する。
これにより、株価記憶部101b内には、株価情報発行元からインターネットを介して取得される株価情報に基づいて、一群の銘柄のそれぞれに関する直近の所定最大期間分の株価情報を含むデータベースが構築される(図4参照)。
図10に戻って、株価情報入力処理(ステップ1001)が終了すると、続いて、当日入力ありを条件として(ステップ1002YES)、足データ作成処理(ステップ1003)が実行される。足データ作成処理(ステップ1003)の詳細を示すフローチャートが図12に示されている。
同図に示されるように、足データ作成処理においては、先ず、株価記憶部101bから1件目の銘柄のデータを読み出したのち(ステップ1201)、その銘柄のデータに基づいて、日足、週足、月足の各足について、短期、中期、長期の終値移動平均値(MA1,MA2,MA3)を演算により求める(ステップ1202)。
しかるのち、足データ記憶部101cから該当する銘柄のデータを読み出し(ステップ1203)、該当するデータの有無を判定する(ステップ1204)。ここで、該当するデータありと判定されるときには(ステップ1204YES)、足データ記憶部の該当銘柄データに演算値(MA1,MA2,MA3)を書き加えるのに対して(ステップ1205)、該当データなしと判定されるときには(ステップ1204NO)、その演算値(MA1,MA2,MA3)と銘柄情報とを新たに足データ記憶部に書き込んだのち(ステップ1206)、エラーとして、銘柄、演算結果、日付等をプリントアウトする(ステップ1207)。
以上の動作(ステップ1202〜1207)を、株価記憶部101bのデータがなくなるまで(ステップ1208NO)、株価記憶部101bから次々とデータを読み出すたびに(ステップ1209)、実行する。
これにより、足データ記憶部101c内には、日と週と月とから選ばれた少なくとも1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値のそれぞれを求めるための演算を、データベース上の予め決められた銘柄それぞれの株価情報に基づいて実行した結果として求められた短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列が、銘柄別に記憶されることとなる(図5参照)。
再び、図10に戻って、足データ作成処理(ステップ1003)が終了すると、続いて、6色パターンデータ作成処理(ステップ1004)が実行される。6色パターンデータ作成処理の詳細を示すフローチャートが図13に示されている。
同図に示されるように、6色パターンデータ作成処理においては、足データ記憶部101cから1番目の銘柄を検索したのち(ステップ1301)、基準日を初期設定してから(ステップ1302)、短期、中期、長期の終値移動平均値(MA1,MA2,MA3)を読み込む(ステップ1303)。
しかるのち、読み出された短期、中期、長期の終値移動平均値(MA1,MA2,MA3)の大小関係を、予め用意された6種の基準大小関係パターンと照合する(ステップ1304,1306,1308,1310,1312,1314)。
このとき、読み出された短期、中期、長期の終値移動平均値(MA1,MA2,MA3)の大小関係が、予め用意された基準大小関係パターン(MA1>MA3>MA2)と一致したときには(ステップ1304YES)、パターン分類コードは「A」として6色パターン記憶部101dに記憶される(ステップ1305)。同様に、基準大小関係パターン(MA1>MA2>MA3)と一致したときには(ステップ1306YES)、パターン分類コードは「B」として6色パターン記憶部101dに記憶される(ステップ1307)。同様に、基準大小関係パターン(MA2>MA1>MA3)と一致したときには(ステップ1308YES)、パターン分類コードは「C」として6色パターン記憶部101dにと記憶される(ステップ1309)。同様に、基準大小関係パターン(MA2>MA3>MA1)と一致したときには(ステップ1310YES)、パターン分類コードは「D」として6色パターン記憶部101dに記憶される(ステップ1311)。同様に、基準大小関係パターン(MA3>MA2>MA1)と一致したときには(ステップ1312YES)、パターン分類コードは「E」として6色パターン記憶部101dに記憶される(ステップ1313)。同様に、基準大小関係パターン(MA3>MA1>MA2)と一致したときには(ステップ1314YES)、パターン分類コードは「F」として6色パターン記憶部101dに記憶される(ステップ1315)。
以上の動作(ステップ1303〜1315)を基準日を1週(週足のため)更新させては(ステップ1316)、繰り返し実行し、最新の基準日に達するのを待って(ステップ1317NO)、銘柄を次の銘柄に変更しては(ステップ1318)、以上の動作(ステップ1302〜1316)を最後の銘柄に至るまで繰り返し実行する(ステップ1319NO)。
これにより、6色パターン記憶部101dには、短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データの大小関係が予め決められた6種類のパターンのいずれに分類されるかを示すパターン分類コードを求めるための演算を、足データ記憶部101cに記憶された各銘柄の移動平均値データ列に基づいて実行した結果として求められたパターン分類コード列が銘柄別に記憶されることとなる(図6参照)。
再び、図10に戻って、6色パターンデータ作成処理(ステップ1004)が終了すると、続いて、パターン別出現数データ作成処理(ステップ1005)が実行される。パターン別出現数データ作成処理(ステップ1005)の詳細が図14に示されている。
同図に示されるように、パターン別出現数データ作成処理においては、先ず、パターン別出現数カウンタA〜Fの値をクリアしたのち(ステップ1401)、基準日を初期設定する(ステップ1402)。
しかるのち、6色パターン記憶部101内において、1番目の銘柄を検索したのち(ステップ1403)、そのとき得られたパターン分類コードが、「A」であるか(ステップ1404)、「B」であるか(ステップ1406)、「C」であるか(ステップ1408)、「D」であるか(ステップ1410)、「E」であるか(ステップ1412)、「F」であるか(ステップ1414)の判定が行われる。
このとき、いずれかの判定(ステップ1404,1406,1408,1410,1412,1414)において、判定結果が肯定されると、その肯定された判定に関するパターン別出現数カウンタの値は+1だけインクリメントされる(ステップ1405,1407,1409,1411,1413,1415)。
以上の動作(ステップ1404〜1415)が次々と銘柄を変更して繰り返され(ステップ1406)、最後の銘柄に達したならば(ステップ1417NO)、基準日を1週更新させたのち、以上の動作(ステップ1403〜1417)が繰り返され、最新の基準日に達するのを待って(ステップ1419YES)、処理は終了する。
これにより、パターン別出現数記憶部101e内には、日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に含まれる全銘柄に関する各基準時のそれぞれにおける各パターン分類コード別の出現数データを求めるための演算を、6色パターン記憶部101dに記憶された各銘柄のパターン分類コード列に基づいて実行した結果として求められたパターン分類コード別の出現数データ列が記憶される(図7参照)。
再び、図10に戻って、パターン別出現数データ作成処理(ステップ1005)が終了すると、続いて、受信チェックを行いつつ(ステップ1006)、クライアント機20からの送信リクエスト待機状態となり(ステップ1007)、この状態においてクライアント機20から送信リクエストが到来すると(ステップ1007YES)、当該クライアント機20に対して、送信リクエストに対するレスポンスとして、足データ記憶部101cに格納された足データ、および/または、パターン出現数記憶部101eに格納されたパターン別出現数データが送信される(ステップ1008)。
尚、クライアント機20からの送信リクエストには、銘柄指定データ、足種別(日足、週足、月足)指定データ、平均化期間(短期、中期、長期)指定データ等々が含まれており、サーバ装置10からクライアント機20に対するレスポンスはこれらの指定データにしたがって実行される。
次に、クライアント機20のソフトウェア構成について説明する。クライアント機の動作内容を示す概略フローチャートが図15に示されている。
同図に示されるように、クライアント機20はサーバ装置10に対して送信リクエストを送出したのち(ステップ1501)、サーバ装置10からのレスポンス到来を待機する状態となる(ステップ1502,1503)。この送信リクエストには、銘柄指定データが少なくとも含まれている。
この状態において、クライアント機20からの送信リクエストに対するレスポンスとして足データ、パターン別出現数データが到来すると(ステップ1503YES)、それらのデータはクライアント機20に受信されて、足データ記憶部201b及びパターン別出現数記憶部201cに格納される(ステップ1504,1505)。
しかるのち、本発明の要部であるところの増田レシオデータ作成処理(ステップ1506)が実行される。増田レシオデータ作成処理(ステップ1506)の詳細が図16のフローチャートに示されている。
同図に示されるように、増田レシオデータ作成処理においては、先ず、レジスタSUMに日経平均やTOPIX等の全銘柄数をセットし(ステップ1601)、基準時を初期設定したのち(ステップ1602)、パターン別出現数記憶部201cからB値及びE値を読み出す(ステップ1603,1604)。先に説明したように、B値とは上昇トレンドにある銘柄数、E値とは下降トレンドにある銘柄数である。
しかるのち、B値並びにE値を使用して、次式により、増田レシオ(Mratio)が求められる(ステップ1605)。

Mratio = {(B−E)/SUM} × 100 ・・・式

こうして求められた増田レシオ(Mratio)の値は増田レシオ記憶部201dに格納される(ステップ1606)。その後、基準時を更新しては(ステップ1607)、以上の動作(ステップ1603〜1607)が、パターン別出現数記憶部201cにデータなしが確認されるまで(ステップ1608)、繰り返されることとなる。
これにより、基礎銘柄群に含まれる銘柄総数を(SUM)、基礎銘柄群の中で、日と週と月とから選ばれた1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値のそれぞれを(MA1,MA2,MA3)としたとき、それらの大小関係が(MA1>MA2>MA3)となる銘柄の個数を(B)、(MA1<MA2<MA3)となる銘柄の個数を(E)、としたとき、次式

Mratio = {(B−E)/SUM}×100 (式)

にて表される(Mratio)の値又は(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列を求めるための演算を、パターン別出現数記憶部201cに記憶されたパターン分類コード別の出現数データ列に基づいて実行した結果として求められた(Mratio)の値が、増田レシオ記憶部201dに格納されることとなる(図8参照)。
図15に戻って、増田レシオデータ作成処理(ステップ1506)が終了すると、続いて、増田足表示処理(ステップ1507)が実行される。増田足表示処理(ステップ1507)の詳細を示すフローチャートが図17に示されている。
同図を参照しつつ増田足の作成方法について説明する。先に説明したように、日足の作成にはその銘柄に関する最新の450日分の日足データが使用される。すなわち、日足表示処理においては、まず、比較値Dに足作成数より「1」少ない数値「450」をセットする(ステップ1701)。尚、この例は、「日足」であるため、D=450とされるが、週足の場合は数値「192」、月足の場合は数値「176」となる。
次いで、クライアント機20の日足記憶部6aから最新の450日分の足データを読み込み(ステップ1702)、カウンタNに数値「2」をセットする(ステップ1703)。このカウンタNは、読み出された足データを古いものから順に特定するためのものである。尚、カウンタNの初期値を「2」としたのは、増田足の作成には、今回と前回の2つの終値平均値が必要となるためである。
すなわち、ステップ1704では、読み出した日足データの(N)番目の終値平均値(今回終値平均値)と、(N−1)番目の終値平均値(前回終値平均値)とを比較する。ここで、(N)番目の終値平均値が(N−1)番目の終値平均値より大きい場合は、終値平均値(N)を上線、終値平均値(N−1)を下線とするピンクの増田足を、カウンタNで特定される日付データに基づき該当する座標上に表示する(ステップ1705)。
同様に、(N)番目の終値平均値が(N−1)番目の終値平均値より小さい場合は、終値平均値(N)を下線、終値平均値(N−1)を上線とするブルーの増田足を、カウンタNで特定される日付データに基づき該当する座標上に表示する(ステップ1706)。
また、(N)番目の終値平均値と(N−1)番目の終値平均値が同値である場合には、1つ前と同一の色彩の横バーをカウンタNで特定される日付データに基づき該当する座標上に表示する(ステップ1707)。
次に、NがDより小さいか否かの判定を行い(ステップ1708)、NがDより小さい場合は、Nを+1カウントアップして(ステップ1709)、ステップ1704の処理に戻る。尚、これらの処理は、カウンタNの値がDとなるまで(ステップ1708NO)、繰り返し行われる。
再び、図15に戻って、増田足表示処理(ステップ1507)が終了すると、続いて、パターン分布帯表示処理(ステップ1508)が実行される。パターン分布帯表示処理(ステップ1508)の詳細が図18のフローチャートに示されている。
同図に示されるように、パターン分布帯表示処理においては、先ず、レジスタSUMに全銘柄数をセットし(ステップ1801)、基準時を初期設定したのち(ステップ1802)、パターン種別Pの値を「パターンF」→「パターンA」→「パターンB」→「パターンC」→「パターンD」→「パターンE」と変更させては(ステップ1803,1807)、その都度、パターン別出現数記憶部201の基準時にて指定される欄からパターンPの出現数P(X)を読み出す処理(ステップ1804)、読み出された出現数P(X)の割合を正規化({P(X)/SUM}×定数K)することで、Pパターン帯の上下幅を決定する処理(ステップ1805)、並びに、Pパターン帯の1単位期間分の上下方向表示帯を描画する処理(ステップ1806)を繰り返し実行する。なお、この例では、Fパターン帯の表示色は「白」、Aパターン帯の表示色は「黄(イエロー)」、Bパターン帯の表示色は「緑(グリーン)」、Cパターン帯の表示色は「赤(レッド)」、Dパターン帯の表示色は「青(ブルー)」、Eパターン帯の表示色は「黒(ブラック)」とされている。
上記の動作(ステップ1804〜1807)を繰り返す間に、次のパターンPがなくなったならば、基準時を1単位(日、週、月)分だけ更新しては(ステップ1809)、以上の動作(ステップ1803〜1809)を繰り返し、基準時が最新の値まで達したことを待って(ステップ1810NO)、処理を終了する。
再び、図15に戻って、パターン分布帯表示処理(ステップ1508)が終了したならば、続いて、増田レシオ曲線表示処理(ステップ1509)を実行する。増田レシオ曲線表示処理(ステップ1509)の詳細が図19のフローチャートに示されている。
同図に示されるように、増田レシオ曲線表示処理においては、先ず、基準時を初期設定したのち(ステップ1901)、増田レシオ記憶部201d内の基準時で指定される欄から増田レシオ値MRを読み出す処理(ステップ1902)を実行する。
続いて、読み出された増田レシオ値MRが正か負かの判定を行う(ステップ1903)。ここで、正と判定されるときには(ステップ1903「正」)、増田レシオ曲線の単位期間(日、週、月)の表示色は第1の色(例えば、グリーン)に設定される(ステップ1904)のに対し、負と判定されるときには(ステップ1903「負」)、増田レシオ曲線の単位期間(日、週、月)の表示色は第1の色(例えば、白)に設定される(ステップ1905)。なお、この場合、表示領域の背景色は暗灰色とされる。
続いて、増田レシオ値MRと所定の上限値(+TH)との比較処理(ステップ1906)並びに所定の下限値(−TH)との比較処理(ステップ1907)が行われる。このとき、上限値(+TH)としては、例えば+70(%)〜+80(%)の任意の値に設定すれば良く、同様に、下限値(−TH)としては、例えば−50(%)〜−60(%)の任意の値に設定すればよい。ここで、増田レシオ値MRが、上限値(+TH)よりも大きいと判定されると(ステップ1906YES)、「過熱」サインの設定が行われるのに対して(ステップ1908)、下限値(−TH)よりも小さいと判定されると(ステップ1907YES)、「閑散」サインの設定が行われる(ステップ1909)。また、増田レシオ値MRが、上限値(+TH)よりも小さくかつ下限値(−TH)よりも大きいときには(ステップ1906NO、1907NO)、「過熱」サインの設定も「閑散」サインの設定も行われない。
このようにして、表示色の設定並びに「過熱」又は「閑散」サインの設定が行われたならば、続いて、それらの設定された表示色をもって、増田レシオ曲線の1単位期間分が描画され(ステップ1910)、以後、基準時を単位期間分(日、週、月)だけ更新しては(ステップ1911)、以上の処理(ステップ1902〜1910)がデータがなくなるまで、繰り返し実行される(ステップ1912NO)。同時に、後述する表示領域307には「過熱」サインに相当するシンボル図形が又表示領域308には「閑散」サインに相当するシンボル図形がそれぞれ表示される。
次に、増田足曲線、パターン分布帯、増田レシオ曲線を含む表示画面例を示す図が図20に示されている。同図に示されるように、この例にあっては、ディスプレイ装置103aの表示画面は、上から順に、増田足曲線表示領域301とパターン分布帯表示領域302と増田レシオ曲線表示領域303とに領域分けされている。
増田足曲線表示領域301には、この例では、日経平均(日経225)に関する短期増田足曲線304aと中期増田足曲線304bと長期増田足曲線304cと日経平均曲線305とが描かれている。また、パターン分布帯表示領域302には後述するパターン分布帯が表示されている。さらに、増田レシオ曲線表示領域303にはTOPIXを前提とした増田レシオ曲線306が描かれている。それらの領域301、302、303の時間軸は共通とされている。また、この例では、表示画面の右下の小領域には、「過熱」サイン表示領域307と「閑散」サイン表示領域308とが設けられている。
画面の拡大図が図21に示されている。同図に示されるように、増田足曲線表示領域301には、増田足曲線304a〜304cや日経平均曲線305の他に、基準点カーソル線309aと短期起算点カーソル線309bと中期起算点カーソル線309cと長期起算点カーソル309dとが表示される。それらのカーソル線は互いに一定の距離を維持したまま時間軸方向(左右方向)へと任意の位置へ移動操作が可能となされている。
パターン分布帯表示領域302に表示されるパターン分布帯は、下から順に配置される、白色のFパターン帯302Fと、黄色のAパターン帯302Aと、緑色のBパターン帯302Bと、赤色のCパターン帯302Cと、青色のDパターン帯302Dと、黒色(灰色)のEパターン帯とを含んでいる。各パターン帯302A〜Fの上下方向幅は、TOPIXを構成する基礎銘柄群内に存在するそれぞれのパターンの銘柄数の分量に対応している。
増田レシオ曲線表示領域303には、増田レシオ曲線306の他に、中立(±0)ライン310aと上限(+TH)ライン310bと下限(−TH)ライン310cとが描かれている。また、増田レシオ曲線306の表示色は、図中実線で描かれた正区間aについては緑色とされ、図中波線で描かれた負区間については白色とされている。なお、背景色は暗色とされている。
そのため、上述の画面表示態様によれば、増田足曲線表示領域301に描かれた短期・中期・長期の増田足曲線304a〜304cに基づいて当該銘柄(図示例では日経平均であるが、実際の株取引時には特定の銘柄となる)の株価動向を観察できると共に、パターン分布帯表示領域302に描かれるパターン分布帯に基づいて、市場全体としての株価の動向を6種のトレンド(「上昇トレンドの入口」、「上昇トレンド」、「上昇トレンドの崩れ」、「下降トレンドの入り口」、「下降トレンド」、「下降トレンドの終り」)の観点から直感的に把握することができ、さらに、増田レシオ曲線表示領域303に描かれる増田レシオ曲線306に基づいて、売り傾向又は買い傾向と言った市場の心理を的確に把握することができるから、「過熱」サイン表示領域307や「閑散」サイン表示領域308の内容とも相まって、目的とする銘柄に関する売り買いのタイミングを適切に判断することができる。
なお、市場の心理を把握するための指数としては、日経平均やTOPIXが従来より知られているが、本発明にかかる増田レシオ曲線の特性は日経平均やTOPIXと言った従来の指数曲線の特性とは大きく異なる。すなわち、それら従来の指数曲線は銘柄全体の株価総額に大きく依存するため、例えば比較的に少数であっても値がさ株が集中的に買い漁られると、他の銘柄の株価は低下しつつある状況下においても、指数曲線それ自体は上昇傾向を示すこととなり、これが市場における大方の売買勘を狂わせる一因となる。これに対して、本発明の増田レシオ曲線の特性は、銘柄全体の株価総額には依存しないため、市場の売り傾向乃至買い傾向と言った市場の心理を的確に反映することとなる。
このことが、具体的に例を挙げて図22に示されている。図において特に注目すべきは1999年5月14〜2000年1月7日迄の区間である。なお、この例にあっては、増田レシオの値の算出においては、東証一部の銘柄を全銘柄(SUM)としている。
増田足曲線表示領域301における短期・中期・長期の増田足曲線(週足)304a,304b,304c並びに日経平均曲線305の値の変化だけに着目した場合、それらの曲線はいずれも上昇の傾向を示しており、日経平均に含まれる全銘柄の時価総額が上昇傾向にあるかの様にも思われる。しかしながら、増田レシオ曲線表示領域303における増田レシオ曲線の値に着目した場合、その値は対照的に下降の傾向を示しており、このことは、東証一部における全銘柄の中で、株価が上昇傾向にある銘柄の数(Bに相当)が減少しているか、又は株価が下降傾向にある銘柄の数(Eに相当)が増加していることを示している。
つまり、これらから、増田レシオ曲線306によれば、日経平均(日経225)の値は上昇傾向にあるにもかかわらず、実際には、株価が下降傾向にある銘柄数は増加しているといった特定の場合においても、その市場の動向を的確に反映していることが見てとられる。この例から、増田レシオ曲線306は一部特定銘柄の株価の変動に左右されない、投資家の知りたい市場の動向の実際を、より的確に把握するのに好適なものであることが理解されるであろう。
本発明によれば、もともと市場心理の反映しやすい、日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎とされる特定銘柄群を指数算出に採用するものであることに加えて、本発明者が先に提案した、6色パターン分類における上昇トレンドの銘柄数と下降トレンドの銘柄数との差(B−E)を特定銘柄群の総数(SUM)で除したものとなるため、こうして生成される増田レシオ(Mratio)の値は、個々の銘柄間の価格差による影響を受けにくく、買い傾向の度合いや売り傾向の度合いと言った市場心理(センチメント)を正確に反映したものとなる。したがって、こうして得られる増田レシオの値を可視化すれば、株取引を行おうとするユーザは、そのときどきの市場の心理を的確に把握しつつ、売り買いのタイミングを的確に掴むことができる。また、例えば、TOPIX(東証株価指数)や日経225株価指数等に連動したETF(株価指数連動型投資信託受益証券)等の、株券と同様に売買されるものについても、その動向を的確に把握することが可能となる。
本発明が適用された株価チャート表示システムの構成図である。 サーバ装置の構成を示すブロック図である。 クライアント機の構成を示すブロック図である。 株価情報の一例を示す図である。 足データ記憶部に格納されるデータ内容を示す図である。 6色パターン記憶部に格納されるデータの内容を示す説明図である。 パターン別出現数記憶部に格納されるデータの内容を示す説明図である。 増田レシオ記憶部に格納されるデータの内容を示す説明図である。 週足の移動平均線(長期、中期、短期)の大小関係と6色パターンとの関係を示す説明図である。 サーバ装置の動作内容を示す概略フローチャートである。 株価情報入力処理の詳細を示すフローチャートである。 足データ作成処理の詳細を示すフローチャートである。 6色パターンデータ作成処理の詳細を示すフローチャートである。 パターン別出現数データ作成処理の詳細を示すフローチャートである。 クライアント機側の動作を概略的に示すフローチャートである。 増田レシオデータ作成処理の詳細を示すフローチャートである。 増田足表示処理の詳細を示すフローチャートである。 パターン分布帯表示処理の詳細を示すフローチャートである。 増田足レシオ曲線表示処理の詳細を示すフローチャートである。 増田足曲線、パターン分布帯、増田レシオ曲線を含む表示画面例を示す図である。 表示画面の拡大図である。 増田レシオ曲線の利点を示す説明図である。
符号の説明
10 サーバ装置
20 クライアント機
30 株価情報発行元
40 インターネット
51 週足の短期増田足曲線
52 週足の中期増田足曲線
53 週足の長期増田足曲線
MA1 基準週の直近3週平均値
MA2 基準週の直近13週の平均値
MA3 基準週の直近26週の平均値
100 株価チャート表示システム
101 本体部
101a 処理部
101b 株価記憶部(データベース)
101c 足データ記憶部
101c−1 日足記憶部
101c−2 週足記憶部
101c−3 月足記憶部
101d 6色パターン記憶部
101e パターン別出現数記憶部
102 入力部
102a キーボード
102b 送受信部
102b−1 キャッシュメモリ
103 出力部
103a ディスプレイ装置
103b プリンタ装置
201 本体部
201a 処理部
201b 足データ記憶部
201b−1 日足記憶部
201b−2 週足記憶部
201b−3 月足記憶部
201c パターン別出現数記憶部
201d 増田レシオ記憶部
202 入力部
202a キーボード
202b 送受信部
202b−1 キャッシュメモリ
203 出力部
203a ディスプレイ装置
203b プリンタ装置
301 増田足曲線表示領域
302 パターン分布帯表示領域
302A Aパターン帯
302B Bパターン帯
302C Cパターン帯
302D Dパターン帯
302E Eパターン帯
302F Fパターン帯
303 増田レシオ曲線表示領域
304a 短期増田足曲線(週足)
304b 中期増田足曲線(週足)
304c 長期増田足曲線(週足)
305 日経平均曲線
306 増田レシオ曲線
307 「過熱」サイン表示領域
308 「閑散」サイン表示領域
309a 基準カーソル線
309b 短期起算点カーソル線
309c 中期起算点カーソル線
309d 長期起算点カーソル線
310a 中立(±0)ライン
310b 上限(+TH)ライン
310c 下限(−TH)ライン
a 正領域

Claims (8)

  1. 株価情報発行元から提供される株価情報に基づいて、一群の銘柄のそれぞれに関する直近の所定最大期間分の株価情報を含むデータベースを構築する第1のステップと、
    日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎とされる特定銘柄群の銘柄総数を(SUM)、特定銘柄群の中で、日と週と月とから選ばれた1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の平均値のそれぞれを(MA1,MA2,MA3)としたとき、それらの大小関係が(MA1>MA2>MA3)となる銘柄の個数を(B)、(MA1<MA2<MA3)となる銘柄の個数を(E)、としたとき、次式

    Mratio = {(B−E)/SUM}×100 (式)

    にて表される増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値を求めるための演算を、データベース上の株価情報に基づいて実行する第2のステップと、
    演算にて求められた増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値を、買い傾向の度合いや売り傾向の度合いと言った市場心理を表す指数として可視化する第3のステップと、
    を具備する株式指数の生成表示方法。
  2. 株価情報発行元からインターネットを介して取得される株価情報に基づいて、一群の銘柄のそれぞれに関する直近の所定最大期間分の株価情報を含むデータベースを構築するデータベース構築ステップと、
    日と週と月とから選ばれた少なくとも1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値のそれぞれを求めるための演算を、データベース上の予め決められた銘柄それぞれの株価情報に基づいて実行する第1の演算ステップと、
    第1の演算ステップにより求められた短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列を銘柄別にメモリに記憶する第1の記憶ステップと、
    短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データの大小関係が予め決められた6種類のパターンのいずれに分類されるかを示すパターン分類コードを求めるための演算を、第1の記憶ステップによりメモリに記憶された各銘柄の移動平均値データ列に基づいて実行する第2の演算ステップと、
    第2の演算ステップにより求められたパターン分類コード列を銘柄別にメモリに記憶する第2の記憶ステップと、
    日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に含まれる全銘柄に関する各基準時のそれぞれにおける各パターン分類コード別の出現数データを求めるための演算を、第2の記憶ステップによりメモリに記憶された各銘柄のパターン分類コード列に基づいて実行する第3の演算ステップと、
    第3の演算ステップにより求められたパターン分類コード別の出現数データ列をメモリに記憶する第3の記憶ステップと、
    基礎銘柄群に含まれる銘柄総数を(SUM)、基礎銘柄群の中で、日と週と月とから選ばれた1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値のそれぞれを(MA1,MA2,MA3)としたとき、それらの大小関係が(MA1>MA2>MA3)となる銘柄の個数を(B)、(MA1<MA2<MA3)となる銘柄の個数を(E)、としたとき、次式

    Mratio = {(B−E)/SUM}×100 (式)

    にて表される増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列を求めるための演算を、第2の記憶ステップでメモリに記憶されたパターン分類コード別の出現数データ列に基づいて実行する第4の演算ステップと、
    第4の演算ステップにより求められた増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列をメモリに記憶する第4の記憶ステップと、
    第1の記憶ステップによりメモリに記憶された短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列に基づいて、1の銘柄に関する短期、中期、および/または、長期の増田足曲線を表示画面の所定領域に表示する第1の描画処理ステップと、
    第4の記憶ステップによりメモリに記憶された増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列に基づいて、1の銘柄に関する増田レシオ曲線を表示画面の所定領域に表示する第2の描画処理ステップと、が設けられている、
    ことを特徴とする株価チャート表示方法。
  3. 第3の記憶ステップによりメモリに記憶されたパターン分類コード別の出現数データ列に基づいて、基礎銘柄数に含まれる全銘柄に関するパターン分類帯を表示画面の所定領域に表示する第3の描画処理ステップがさらに具備されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の株価チャート表示方法。
  4. サーバ装置とクライアント機とをインターネットを介して接続可能に構成してなるものであって、
    サーバ装置には、
    株価情報発行元からインターネットを介して取得される株価情報に基づいて、一群の銘柄のそれぞれに関する直近の所定最大期間分の株価情報を含むデータベースを構築するデータベース構築手段と、
    日と週と月とから選ばれた少なくとも1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値のそれぞれを求めるための演算を、データベース上の予め決められた銘柄それぞれの株価情報に基づいて実行する第1の演算手段と、
    第1の演算手段により求められた短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列を銘柄別に記憶する第1の記憶手段と、
    短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データの大小関係が予め決められた6種類のパターンのいずれに分類されるかを示すパターン分類コードを求めるための演算を、第1の記憶手段に記憶された各銘柄の移動平均値データ列に基づいて実行する第2の演算手段と、
    第2の演算手段により求められたパターン分類コード列を銘柄別に記憶する第2の記憶手段と、
    日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に含まれる全銘柄に関する各基準時のそれぞれにおける各パターン分類コード別の出現数データを求めるための演算を、第2の記憶手段に記憶された各銘柄のパターン分類コード列に基づいて実行する第3の演算手段と、
    第3の演算手段により求められたパターン分類コード別の出現数データ列を記憶する第3の記憶手段と、
    1の銘柄に関する短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列を第1の記憶手段から読み出して、クライアント機へと送信する第1のデータ送信手段と、
    日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に関するパターン分類コード別の出現数データ列を第3の記憶手段から読み出して、クライアント機へと送信する第2のデータ送信手段と、が設けられており、
    クライアント機には、
    サーバ装置から送られてきた1の銘柄に関する短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列を記憶する第1の記憶手段と、
    サーバ装置から送られてきた1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に関するパターン分類コード別の出現数データ列を記憶する第2の記憶手段と、
    基礎銘柄群に含まれる銘柄総数を(SUM)、基礎銘柄群の中で、日と週と月とから選ばれた1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値のそれぞれを(MA1,MA2,MA3)としたとき、それらの大小関係が(MA1>MA2>MA3)となる銘柄の個数を(B)、(MA1<MA2<MA3)となる銘柄の個数を(E)、としたとき、次式

    Mratio = {(B−E)/SUM}×100 (式)

    にて表される増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列を求めるための演算を、第2の記憶手段に記憶されたパターン分類コード別の出現数データ列に基づいて実行する第1の演算手段と、
    第1の演算手段により求められた増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列を記憶する第3の記憶手段と、
    第1の記憶手段に記憶された短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列に基づいて、1の銘柄に関する短期、中期、および/または、長期の増田足曲線を表示画面の所定領域に表示する第1の描画処理手段と、
    第3の記憶手段に記憶された増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列に基づいて、1の銘柄に関する増田レシオ曲線を表示画面の所定領域に表示する第2の描画処理手段と、が設けられている、
    ことを特徴とする株価チャート表示システム。
  5. クライアント機には、第2の記憶手段に記憶されたパターン分類コード別の出現数データ列に基づいて、基礎銘柄群に含まれる全銘柄に関するパターン分布帯を表示画面の所定領域に表示する第3の描画処理手段がさらに含まれている、ことを特徴とする請求項4に記載の株価チャート表示システム。
  6. 株価情報発行元からインターネットを介して取得される株価情報に基づいて、一群の銘柄のそれぞれに関する直近の所定最大期間分の株価情報を含むデータベースを構築するデータベース構築手段と、
    日と週と月とから選ばれた少なくとも1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値のそれぞれを求めるための演算を、データベース上の予め決められた銘柄それぞれの株価情報に基づいて実行する第1の演算手段と、
    第1の演算手段により求められた短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列を銘柄別に記憶する第1の記憶手段と、
    短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データの大小関係が予め決められた6種類のパターンのいずれに分類されるかを示すパターン分類コードを求めるための演算を、第1の記憶手段に記憶された各銘柄の移動平均値データ列に基づいて実行する第2の演算手段と、
    第2の演算手段により求められたパターン分類コード列を銘柄別に記憶する第2の記憶手段と、
    日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に含まれる全銘柄に関する各基準時のそれぞれにおける各パターン分類コード別の出現数データを求めるための演算を、第2の記憶手段に記憶された各銘柄のパターン分類コード列に基づいて実行する第3の演算手段と、
    第3の演算手段により求められたパターン分類コード別の出現数データ列を記憶する第3の記憶手段と、
    1の銘柄に関する短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列を第1の記憶手段から読み出して、クライアント機へと送信する第1のデータ送信手段と、
    日経平均やTOPIX等と言った代表的な1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に関するパターン分類コード別の出現数データ列を第3の記憶手段から読み出して、クライアント機へと送信する第2のデータ送信手段と、を具備するサーバ装置として、コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
  7. サーバ装置から送られてきた1の銘柄に関する短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列を記憶する第1の記憶手段と、
    サーバ装置から送られてきた1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に関するパターン分類コード別の出現数データ列を記憶する第2の記憶手段と、
    基礎銘柄群に含まれる銘柄総数を(SUM)、基礎銘柄群の中で、日と週と月とから選ばれた1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値のそれぞれを(MA1,MA2,MA3)としたとき、それらの大小関係が(MA1>MA2>MA3)となる銘柄の個数を(B)、(MA1<MA2<MA3)となる銘柄の個数を(E)、としたとき、次式

    Mratio = {(B−E)/SUM}×100 (式)

    にて表される増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列を求めるための演算を、第2の記憶手段に記憶されたパターン分類コード別の出現数データ列に基づいて実行する第1の演算手段と、
    第1の演算手段により求められた増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列を記憶する第3の記憶手段と、
    第1の記憶手段に記憶された短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列に基づいて、1の銘柄に関する短期、中期、および/または、長期の増田足曲線を表示画面の所定領域に表示する第1の描画処理手段と、
    第3の記憶手段に記憶された増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列に基づいて、1の銘柄に関する増田レシオ曲線を表示画面の所定領域に表示する第2の描画処理手段と、を具備するクライアント機として、コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
  8. サーバ装置から送られてきた1の銘柄に関する短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列を記憶する第1の記憶手段と、
    サーバ装置から送られてきた1の株価動向指数を生成する際の基礎銘柄群に関するパターン分類コード別の出現数データ列を記憶する第2の記憶手段と、
    基礎銘柄群に含まれる銘柄総数を(SUM)、基礎銘柄群の中で、日と週と月とから選ばれた1の時間単位における基準時の直近の短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値のそれぞれを(MA1,MA2,MA3)としたとき、それらの大小関係が(MA1>MA2>MA3)となる銘柄の個数を(B)、(MA1<MA2<MA3)となる銘柄の個数を(E)、としたとき、次式

    Mratio = {(B−E)/SUM}×100 (式)

    にて表される増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列を求めるための演算を、第2の記憶手段に記憶されたパターン分類コード別の出現数データ列に基づいて実行する第1の演算手段と、
    第1の演算手段により求められた増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列を記憶する第3の記憶手段と、
    第1の記憶手段に記憶された短期間、中期間、長期間の株価の移動平均値データ列に基づいて、1の銘柄に関する短期、中期、および/または、長期の増田足曲線を表示画面の所定領域に表示する第1の描画処理手段と、
    第3の記憶手段に記憶された増田レシオ(Mratio)の値又は増田レシオ(Mratio)に実質的に相当する値のデータ列に基づいて、1の銘柄に関する増田レシオ曲線を表示画面の所定領域に表示する第2の描画処理手段と、
    第2の記憶手段に記憶されたパターン分類コード別の出現数データ列に基づいて、基礎銘柄群に含まれる全銘柄に関するパターン分布帯を表示画面の所定領域に表示する第3の描画処理手段と、を具備するクライアント機として、コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
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