JP2006243921A - 情報配信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 情報の送り手側及び受け手側それぞれにとって、適切なタイミングで情報を配信する情報配信システムを提供する。
【解決手段】 ユーザは、情報の受信及び表示が可能な携帯電話機等の移動通信端末10と、自分自身のユーザIDが記録されたICタグ20とを携帯して、サッカーの試合の観戦等、イベントに参加するためにそのイベント会場を訪れる。その際に、ユーザは、ICタグ20内のユーザIDを、イベント会場やそのイベント会場までの道のり等に設置された読取装置30に読み取らせて情報配信サーバ40に送信させる。情報配信サーバ40は、そのユーザIDを受信すると、そのユーザID及び受信タイミングに基づいて、イベントに関連する最適な情報を抽出して、ユーザの移動通信端末10に提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報配信システムに関し、特に、各種施設や会場等において情報を提供する情報配信システムに関する。
近年、スポーツ施設や各種催し物会場等、人が集合離散する場所を訪れた人に対して、その場所に関連する各種情報を提供するといったサービスが行われている。
例えば、博物館や美術館において、観覧者は、その主催者側から配布された携帯端末を携帯して展示物に近づくと、その携帯端末は、その展示物の近くに設置された赤外線信号方式のICタグからの信号を読み取り、自動的にその展示物の解説を表示するといったサービスが提供されている。
このような各種施設や会場等で、それに関連する情報を提供するものとして、特許文献1が開示するところの来場者への情報提供システムが提案されている。
この特許文献1で開示される情報提供システムでは、ユーザのICタグをプロ野球やプロサッカーなどの競技が行われる試合会場の入場ゲートで読み取り、そのICタグ読取に応じて、選手情報、会場施設案内情報、チーム関連情報、他競技場での試合経過情報、施設内における混雑状況情報、交通機関の発車時刻情報等をユーザ側に配信することにより、来場者が知りたい情報を手元で入手でき、スポーツ観戦する来場者の楽しみを増すことができると共に、利便性の向上を図ることが可能となっている。
特開2004−94431
しかしながら、その特許文献1に開示される情報提供システムには、以下のような問題点があった。
特許文献1に開示される情報提供システムでは、入場ゲートでICタグが読み取られた時点で、または予め設定されている時刻で、予めデータベースに格納されている情報をユーザ側に配信していたが、これは、ユーザ個々の嗜好や現在の状況については考慮したものではないため、ユーザが本当に欲しいタイミングで情報が得られない可能性がある。
このことから、情報の配信側にとっても、効果的なタイミングでその配信情報を送信することが困難であり、例えばその配信情報の内容が広告等の場合、満足な販促活動が困難となってしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、情報の送り手側及び受け手側それぞれにとって、適切なタイミングで情報を配信する情報配信システムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明の情報配信システムは、情報を配信する情報配信サーバと、情報配信サーバから配信情報を受信し表示する移動通信端末と、移動通信端末のユーザの情報が記録されている情報記録媒体と、イベント会場、店舗又は施設に設置され情報記録媒体の記録情報を読み取る読取装置とを有するシステムであって、読取装置は、情報記録媒体からユーザ情報を読み取り、読み取ったユーザ情報を情報配信サーバに送信し、情報配信サーバは、読取装置から受信したユーザ情報に基づいて、移動通信端末に配信情報を配信することを特徴とする。
また、本発明によれば、情報配信サーバは、ユーザが参加するイベントに関する情報、及び/又はユーザが訪れたイベント会場周辺の店舗/施設の広告情報を送信することを特徴とする。
また、本発明によれば、読取装置は、情報記録媒体からユーザ情報としてユーザのIDを読み取って、読み取ったユーザIDを情報配信サーバに送信し、情報配信サーバは、ユーザの属性を示す情報を蓄積しており、読取装置からユーザIDを受信すると、自機内に蓄積されている配信情報から、ユーザの属性に関連した配信情報を抽出し、移動通信端末に配信情報を配信することを特徴とする。
また、本発明によれば、読取装置は、読み取ったユーザIDとともに、自装置を特定するための読取装置IDを情報配信サーバに送信し、情報配信サーバは、読取装置からユーザID及び読取装置IDを受信すると、読取装置IDに基づいて読取装置の設置場所を特定し、自機内に蓄積されている配信情報から、ユーザの属性及び読取装置の設置場所に関連した配信情報を抽出し、移動通信端末に配信情報を配信することを特徴とする。
また、本発明によれば、読取装置は、ユーザが訪れるイベント会場周辺の施設又は店舗に設置されており、ユーザがこれから訪れるイベント会場を特定する情報が入力された場合、ユーザID及び読取装置IDとともに、イベント会場の特定情報を情報配信サーバに送信し、情報配信サーバは、今回受信した前記読取装置ID、前記イベント会場の特定情報、以前に受信した前記読取装置ID及び自機内に予め格納されているユーザの趣向のうちの少なくとも1つに基づいて、読取装置ID及びイベント会場の特定情報に基づいて、ユーザの移動経路を予測し、予測移動経路上の店舗及び/又は施設の広告情報を移動通信端末に配信することを特徴とする。
また、本発明によれば、読取装置は、ユーザが訪れるイベント会場に設置されており、情報配信サーバは、前記イベント会場の読取装置より前記ユーザ情報を受信すると、イベントの状況及び/又はイベント会場の情報を、移動通信端末に配信することを特徴とする。
また、本発明によれば、情報配信サーバは、イベント会場の退場ゲートの読取装置からユーザ情報を受信すると、イベント会場周辺の店舗及び/又は施設の広告情報を、移動通信端末に配信することを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、読取装置は、情報記録媒体からユーザ情報を読み取り、読み取ったユーザ情報を情報配信サーバに送信し、情報配信サーバは、読取装置から受信したユーザ情報に基づいて、移動通信端末に配信情報を配信するので、情報の送り手側及び受け手側それぞれにとって、適切なタイミングで情報を配信することが可能となる。
<概要>
図1は、本発明の実施の形態における情報配信システムの構成を示す図である。
図を用いて、本実施の形態の概要について説明する。
ユーザは、情報の受信及び表示が可能な携帯電話機等の移動通信端末10と、自分自身のユーザIDが記録されたICタグ20とを携帯して、サッカーの試合の観戦等、イベントに参加するためにそのイベント会場を訪れる。その際に、ユーザは、ICタグ20内のユーザIDを、イベント会場やそのイベント会場までの道のり等に設置された読取装置30に読み取らせて情報配信サーバ40に送信させる。
情報配信サーバ40は、そのユーザIDを受信すると、そのユーザID及び受信タイミングに基づいて、イベントに関連する最適な情報を抽出して、ユーザの移動通信端末10に提供する。
本実施の形態では、このようにして、ユーザは、自分自身にとって本当に欲しいイベントに関連する情報を、本当に欲しいタイミングで得ることができるのである。
<構成>
以下、図1を用いて、情報配信システムの構成について説明を進める。
図に示すように、情報配信システムは、ユーザにより操作される移動通信端末10と、そのユーザのIDを格納するICタグ20と、そのICタグ20からユーザIDを読み取る読取装置30と、その読取装置30から送信される読取情報に基づいて広告等の情報を移動通信端末10に対して配信する情報配信サーバ40と、その配信広告の広告主により操作される広告主端末50と、ユーザが参加するイベントの主催者側により操作されるイベント主催者側端末60と、ユーザが自分自身の個人情報を情報配信サーバ40に登録するための登録端末70とを有して構成される。
これら各端末やサーバは、ネットワークを介して互いに接続されている、または接続可能な状態となっている。
以下、情報配信システムの各構成要素について、詳細に説明する。
移動通信端末10は、携帯電話機やPDA等の携帯可能な通信端末である。
ユーザは、イベントに出かけて行く際、この移動通信端末10を携帯することにより、そのイベント会場構内や、イベント会場周囲等において、そのイベントに関連する情報のみならず、そのイベント会場周辺の店舗からの広告情報等、そのイベントの開催エリアに関する有益な情報を取得することができるようになる。
また、ユーザは、イベントに参加する際、移動通信端末10とともに、自分自身のユーザIDが予め記録されているICタグ20も携帯する。
このICタグ20は、カードやラベルなどにICチップと小型アンテナを内蔵した一般的なICタグであり、RFID(Radio Frequency Identification:無線通信を利用した非接触による自動認識技術)を利用し、読取装置30と非接触で電波により交信して情報をやりとりするものである。
このICタグ20は、例えば移動通信端末10に取り付け可能なストラップと一体化したものであってもよいし、カード、人形又はジャケット等のイベントに関連するグッズと一体化したものであってもよい。また、このICタグ20は、ICチップとして移動通信端末10に内蔵されていてもよいし、ICカード等の移動通信端末10に装着(挿入)可能なものであってもよい。
ユーザは、イベント会場やそのイベントに関連する店舗窓口等で、自分の個人情報を情報配信サーバ40のデータベースに登録するときに、自分に割り当てられたユーザIDが記録されたICタグ20を受け取る。
読取装置30は、前述のRFID等の技術を用いて、そのICタグ20に記録されているユーザIDを読み取るものであり、この読み取ったユーザIDをインターネット等を介して情報配信サーバ40に送信する。
この読取装置30は、イベント会場、そのイベント会場の周囲の道路や店舗、及びそのイベント会場の最寄の駅等に複数設置されており、読取装置30個々に固有のIDが予め付与されている。
これらの読取装置30が、この読み取ったユーザIDとともに、自装置のID及び現在時刻情報を送信することで、そのユーザの現在位置や現在の状況等を特定することができる。
情報配信サーバ40は、イベントの主催者側及び広告主等と提携して、これらイベントや広告に関連した情報をユーザ側に配信する情報配信事業者により管理される情報処理装置であって、例えば、ワークステーション等のハイエンドPCにより構成される。
この情報配信サーバ40には、ユーザの氏名やID、メールアドレス等の個人情報を管理する個人情報データベース(DB)41と、読取装置30の設置位置等を管理する読取装置データベース(DB)42と、配信情報を管理する配信情報データベース(DB)43とが備えられている。
情報配信サーバ40は、読取装置30からユーザID、読取装置ID及び読取時刻等を受信すると、個人情報DB41及び場所検索DB42を参照して、最適な配信情報を配信情報DB43から抽出し、移動通信端末10に対して配信する。
広告主端末50は、前述の情報配信事業者との間で広告配信の業務提携を結んだ広告主により操作されるPC等の情報処理装置である。
広告主端末50には、広告主が配信を希望する広告情報が格納されており、ネットワークを介して情報配信サーバ40にアップロードして配信情報として前述の配信情報DB43に登録するものである。
イベント主催者側端末60は、イベント主催者側により操作されるPC等の情報処理装置である。
イベント主催者側は、このイベント主催者側端末60を用いて、イベントに関連する情報を入力して情報配信サーバ40に送信し、配信情報として配信情報DB43に登録する。
例えば、サッカーの試合が行われているとき、この試合の主催者側は、イベント主催者側端末60を用いて、その試合経過や結果情報、及び出場選手のデータ等を試合進行とリアルタイムで入力し配信情報DB43に登録していく。情報配信サーバ40は、この配信情報が登録されると、ユーザに対して即時性の高いイベントに関する情報を提供するために、この情報を該当するユーザの移動通信端末10に試合の進行とともにリアルタイムで配信していく。
登録端末70は、情報配信事業者側やイベント主催者側により操作されるPC等の情報処理装置であって、ユーザの氏名、年齢、メールアドレス等の個人情報を登録する際に用いられる。
例えば、この登録端末70は、イベント会場、そのイベント会場に入場するためのチケットの売り場、又はそのイベントに関連する店舗窓口等に設置されており、情報配信事業者側やイベント主催者側は、その場を訪れたユーザの個人情報を、登録端末70を用いて情報配信サーバ40に登録する。
<動作>
本実施の形態において、ユーザは、イベント会場やそのイベントに関連する店舗窓口等で、自分の個人情報を登録した後に、この登録の際に配布されたICタグ20を移動通信端末10とともに携帯してイベント会場へ出かける。ユーザは、そのイベント会場でイベントに参加した後、そのイベント会場の最寄駅から帰宅する。
以下、このユーザの一連の行動を通して、情報配信システムによる各種動作について詳細に説明する。
なお、本実施の形態では、一例として、このイベントをサッカーの試合とし、そのイベント会場をサッカーのスタジアムであるものとする。
(1)ユーザ情報の登録動作
まず、ユーザは、イベントに関する情報を取得するために、事前に自分自身の個人情報を情報配信サーバ40に登録する。
図2は、本発明の一実施形態におけるユーザ情報の登録動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、このシーケンスチャートに沿って、ユーザが自分自身の個人情報を登録するときの情報配信システムの動作について説明する。
ユーザが観戦する試合のチケット売り場、スタジアム又はイベント主催者側の店舗窓口等を訪れると、情報配信事業者やイベント主催者は、その場に設置された登録端末70を用いて、ユーザの個人情報を入力する(ステップS101)。
このとき、登録されるユーザ情報としては、例えば、ユーザの氏名、年齢、性別、住所、メールアドレス、好きなイベントの種類(スポーツ、音楽、映画、・・・・)等である。
また、ここでユーザが訪れた場所には、今後イベントに関する情報配信の際に必要となるICタグ20が情報配信事業者やイベント主催者等により用意されている。
このICタグ20には予め固有のユーザIDが記録されており、登録端末70は自機に備えられているICタグ情報の読取機能を用いて、そのICタグ20に記録されているユーザIDを読み取る(ステップS102)。
登録端末70は、その入力されたユーザ情報及び読み取ったユーザIDを互いに対応付けたものを情報配信サーバ40に送信する(ステップS103)。
情報配信サーバ40は、その登録端末70から受信したユーザ情報及びユーザIDを、個人情報DB41に登録する(ステップS104)。
図3は、この個人情報DB41に管理されているデータ内容の一例を示す図である。
図に示すように、この個人情報DB41では、ICタグ20に記録されているユーザIDと、ユーザの氏名や移動通信端末10のメールアドレス等の個人情報を互いに対応付けて管理しておくことで、ICタグ20のユーザIDが読取装置30で読み取られた際に、情報配信サーバ40がそのメールアドレス宛に配信情報を配信できるようになっている。
ユーザ情報の登録完了後、情報配信サーバ40は、その完了した旨の通知を登録端末70に送信する(ステップS105)。
登録端末70は、その完了通知を受信すると、画面上にその旨を表示する(ステップS106)。
その登録端末70を操作する情報配信事業者側やイベント主催者側のオペレータは、そのユーザ情報の登録完了表示を確認すると、ステップS102で読み取ったICタグ20を、その登録が完了したユーザに配布する。
これ以降、ユーザは、その配布されたICタグ20を移動通信端末10とともに携帯する。
(2)イベント会場の最寄駅からイベント会場までの情報配信動作
ユーザは、自分自身のユーザ情報登録完了後、観戦するサッカーの試合当日になると、移動通信端末10及びICタグ20を携帯して、その試合が行われるスタジアムに向かう。
図4は、本発明の一実施形態において、ユーザがイベント会場に到着するまでの間の、情報配信システムによる情報の配信動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、このシーケンスチャートに沿って、このときのユーザへの情報の配信動作について説明する。
ユーザは、自宅から出発してそのスタジアムの最寄駅に到着すると、その駅構内に設置されている読取装置30に、携帯しているICタグ20を近づけてユーザIDを読み取らせる(ステップS201)。
この駅構内の読取装置30は、例えば、自動改札や駅周辺エリアの案内板、駅構内への出入口等、ユーザの目に留まりやすい場所や移動経路上に設置されている。
読取装置30は、その読み取ったユーザIDに、自機の読取装置ID及び現在時刻情報(読み取った時刻の情報)を対応付けて、情報配信サーバ40に送信する(ステップS202)。
図5は、本発明の一実施の形態において、読取装置30が駅周辺エリアの案内板と一体となって構成されている場合の一例を示す図である。
図に示すように、この案内板上には、案内板設置場所の駅を中心としたエリアの地図が示されており、この地図には、今回ユーザが訪れるサッカースタジアムを含む各種イベント会場や店舗、施設等が示されている。
この地図上のイベント会場や店舗等の表示領域には、それぞれ固有のIDが割り当てられた読取装置30が設置されている。
ユーザは、この案内板地図上のこれから向かう移動先のイベント会場や店舗等のところにICタグ20を接近させると、そのイベント会場や店舗等の表示領域に設置されている読取装置30はユーザIDの読取動作を行う。
その後、読取装置30は、その読み取ったユーザIDと、読取装置IDと、現在時刻情報とに加えて、そのユーザが移動先として指定したイベント会場等を示す固有のID(以下、目的地IDという)を情報配信サーバ40に送信することになる。
情報配信サーバ40は、そのユーザID、読取装置ID及び現在時刻情報を受信すると、これらの情報の受信履歴を個人情報DB41に登録する(ステップS203)。
図6は、この個人情報DB41に登録される受信履歴の一例を示す図である。
この図の例のように、この受信履歴には、受信したユーザID、読取装置ID及び現在時刻情報が、互いに対応付けられて記録される。
次に、情報配信サーバ40は、受信したユーザIDをキーにして個人情報DB41を参照し、そのユーザを特定するとともに、そのユーザのユーザ情報を個人情報DB41から抽出する(ステップS204)。
次に、情報配信サーバ40は、その受信した読取装置IDをキーにして場所検索DB42を参照し、その読取装置30の設置場所を検索し、特定する(ステップS205)。
図7は、この場所検索DB42に管理されているデータ内容の一例を示す図である。
図に示すように、この場所検索DB42では、各読取装置30個々に予め割り当てられた読取装置IDと、その読取装置30の設置場所の情報(住所、エリア名、緯度経度など)とを互いに対応付けて管理しておくことで、情報配信サーバ40はICタグ20のユーザIDが読取装置30で読み取られた際に、その読取場所を特定できるようになっている。
ここで、情報配信サーバ40は、検索の結果、ICタグ20の読取場所を「スタジアムの最寄駅」と特定する。情報配信サーバ40は、ユーザの行動履歴を把握しやすくするために、この特定した設置場所を前述の受信履歴に書き込む。
次に、情報配信サーバ40は、これらの読取装置ID等とともに、目的地IDを受信している場合には(ステップS206/Yes)、その受信した目的地IDをキーにして場所検索DB42を参照し、ユーザが向かう目的地を検索し、特定する(ステップS207)。
次に、情報配信サーバ40は、前述の特定したICタグ20の読取場所と、ユーザの移動先とから、そのユーザの移動経路を推定する(ステップS208)。
このように、情報配信サーバ40は、ユーザの現在位置と移動先とからユーザの移動経路を予測することにより、ユーザにとって有益な情報やそのユーザに効果的な広告情報を配信できるようになっている。
また、このとき、情報配信サーバ40は、ユーザの現在位置と移動先の他に、個人情報DB41内に蓄積されている、前述の受信履歴及び/又はユーザの趣向(スポーツ、居酒屋、映画、・・・・)等も考慮して、その移動経路を予測するようにしてもよい。
次に、情報配信サーバ40は、その特定したICタグ20の読取場所と、抽出したユーザ情報と、受信した現在時刻情報とをキーにして配信情報DB43を参照し、適切な配信情報を配信情報DB43から抽出する(ステップS209)。
また、このとき、ユーザの移動経路の推定が行われているときには、その予測された経路情報も、この配信情報の抽出に反映させる。
図8は、配信情報DB43に管理されているデータの一例を示す図である。
この配信情報DB43には、配信情報自体とともに、この図に示すような配信情報の配信条件を示す情報が管理されている。
この配信条件としては、例えば、「駅構内の読取装置30からユーザIDを受信後に配信」、「女性20代のユーザに配信」、「趣味がサッカーであるユーザに配信」、「3月1日13時00分に配信」等、配信情報は、ユーザ情報、時間、読み取った端末等の各条件に基づいて配信されるように設定されている。
このように、配信情報の配信条件を配信情報DB43に設定しておくことにより、情報配信サーバ40は、そのユーザが本当に欲しがっている情報、又は効果的な広告情報を移動通信端末10に配信することができるようになっている。
情報配信サーバ40は、前述のように抽出した配信情報を移動通信端末10に送信する(ステップS210)。
移動通信端末10は、この配信情報を受信すると、画面上に表示する(ステップS211)。
ユーザは、この画面上に表示されたイベントに関連する情報や広告情報を確認して、イベント会場へと移動する。
なお、このとき移動通信端末10に提供される配信情報には、例えば以下のようなものがある。
1.イベントに関する情報
前述の案内板等において目的地としてイベント会場が指定されたとき、またはイベントのチケット購入時にそのユーザがイベントに参加することが事前に個人情報DB41に登録されているときには、情報配信サーバ40は、そのユーザがそのイベントに参加することを特定することができる。
このときには、情報配信サーバ40は、配信情報として、そのイベント会場への地図・アクセス方法の情報、イベントの開場・開演時刻情報等を配信する。また、開演(試合開始)時刻が近づくと、情報配信サーバ40は、イベント会場への移動を促す旨の情報を自動送信するようにしてもよい。
2.店舗の広告情報
情報配信サーバ40は、配信情報として、ユーザの現在位置、移動目的地及び移動経路上等の各エリアにある店舗や施設等の広告情報を配信することもできる。
本実施の形態の例で言えば、駅周辺、スタジアム周辺、駅〜スタジアムの経路上にある、レストランやサッカーグッズショップ等の位置や割引情報を示す広告情報が配信される。
また、このとき、ユーザ情報内のユーザの嗜好性、性別、年齢等に基づいて広告情報が配信される。例えば、ユーザの趣味として「ファッション」が個人情報DB41に登録されているときには、情報配信サーバ40は、それらのエリアの洋服販売ショップの広告情報を配信する。
このように、ユーザは、イベント会場の最寄駅に到着したときに、ICタグ20内のユーザIDを読取装置30に読み取らせることにより、ユーザがこれから参加するイベントの情報や現在位置やイベント会場付近等の店舗の広告情報等を容易に取得することが可能となる。
(3)イベント会場構内における情報配信動作
その後、ユーザは、イベント会場の最寄駅から、徒歩又は所定の移動手段によりイベント会場に到着する。
以下、このユーザがイベント会場に到着してからの、情報配信システムによる情報配信動作について説明する。
まず、ユーザは、イベント会場に到着すると、そのイベント会場の入場ゲートから会場内に入場する。
この入場ゲートには読取装置30が設置されており、ユーザは、入場の際、ICタグ20内のユーザIDを、その入場ゲートの読取装置30に読み取らせ、読取装置30は、その読み取ったユーザIDとともに、読取装置IDと現在時刻情報とを情報配信サーバ40に送信する。
これ以降は、ユーザがイベント会場の退場ゲートの読取装置30に、ICタグ20内のユーザIDを読み取らせるまで、前述の配信動作と同様に、移動通信端末10への情報配信が行われる。
このユーザがイベント会場構内にいるときに配信される配信情報としては、例えば、以下のようなものがある。
1.ユーザの参加イベントに関する情報
情報配信サーバ40は、入場ゲートの読取装置30からユーザID、読取装置ID及び現在時刻情報等を受信すると、そのユーザがそのイベント会場構内に入場したことを認識し、配信情報DB43からそのイベントに関する情報を抽出して、移動通信端末10に配信する。
このイベントに関する情報としては、イベントの開始・再開時刻の情報、試合の経過・結果情報(試合の点数、ゴールを決めた選手等)、イベント出場人物の情報(出場選手のデータ等)等がある。
情報配信サーバ40は、試合の経過とともに、イベント主催者側端末60から配信情報を受信すると、即座に、該当するイベント会場構内にいるユーザの移動通信端末10に対して、これらの試合経過情報や選手情報等をリアルタイムで送信していく。ユーザは、今目の前で行われている試合にリンクした情報をリアルタイムで閲覧することができるため、試合を有益な情報とともに楽しむことができる。
また、試合の開始・再開に関しては、予め決められたスケジュールに合わせて行われることが多いため、情報配信サーバ40は、予め配信情報DB43に設定されているタイミングで、その開始・再開時刻の情報等を送信する。
2.イベント会場に関する情報
情報配信サーバ40は、このイベント会場に関する情報も、ユーザがイベント会場構内にいることを確認した後に、移動通信端末10に配信する。
このイベント会場に関する情報としては、イベント会場構内の地図情報、イベント会場構内ショップにおける販売商品の品目・値段・残り数等があげられる。
ユーザは、サッカースタジアム等のイベント会場に入場すると、これらのイベント会場に関する情報を取得できるため、会場構内の希望する場所(売店やトイレ等)に容易にたどり着くことができ、イベントを十分に楽しむことができる。また、イベント主催者側は、構内で販売されているグッズの広告情報が移動通信端末10に配信されるため、その販売収益を向上させることができる。
3.その他イベントに関する情報
その他、情報配信サーバ40は、他会場の試合結果や今後の試合日程等の、現在ユーザのいるイベント会場以外に関する情報についても、ユーザのイベント会場構内への入場確認後に移動通信端末10に配信する。
これらの情報についても、情報配信サーバ40は、イベント主催者側端末60から配信情報を受信すると即座に、または予め配信情報DB43に設定されているタイミングで、イベント会場構内にいるユーザの移動通信端末10に対して配信していく。
このことにより、ユーザは、気になる他会場の試合経過等、多彩な情報を容易かつ迅速に知ることができる。
なお、以上、ユーザが入場ゲートの読取装置30にユーザIDを読み取らせてから、退場ゲートの読取装置30にユーザIDを読み取らせるまでの間、情報配信サーバ40は、前述のイベントやイベント会場等に関する情報を移動通信端末10に送信していたが、イベント会場に設置される他の読取装置30からユーザID及び読取装置ID等を受信すると、その配信情報を配信するようにしてもよい。
例えば、イベント会場における、観客席、売店、休憩場所、通路又は柱等様々な場所に、この読取装置30が設置されていてもよい。
(4)イベント会場からユーザ自宅までの情報配信動作
ユーザは、試合が終了すると、退場ゲートからスタジアムを退場し、自宅に帰るため、そのスタジアムの最寄駅に向かう。
以下、試合終了後、ユーザがイベント会場から退場して、帰宅するまでの、情報配信システムによるユーザ側への情報配信動作について説明する。
ユーザは、試合終了後、スタジアムの退場ゲートに設置されている読取装置30に、ICタグ20内のユーザIDを読み取らせ、読取装置30は、その読み取ったユーザIDとともに、読取装置IDと現在時刻情報とを情報配信サーバ40に送信する。
これ以降は、前述の配信動作と同様に、移動通信端末10への情報配信が行われる。
このユーザがイベント会場から退場した後に配信される配信情報としては、例えば、以下のようなものがある。
1.イベントに関連した情報
情報配信サーバ40は、退場ゲートの読取装置30からユーザID等を受信すると、今回ユーザが参加したイベントに関連する情報を、そのユーザの移動通信端末10に配信する。
例えば、この配信情報としては、今回ユーザが観戦したチームの今後の試合日程が示されたスケジュール情報、今回ユーザが訪れたスタジアムで今後開催されるイベントのスケジュール情報等である。
このとき、情報配信サーバ40は、その今後開催される試合等のイベントのチケットを購入するためのネットショッピングサイトへのリンク情報を送信してもよい。
2.イベント会場周辺の店舗等の広告情報
また、情報配信サーバ40は、退場ゲートの読取装置30からユーザID等を受信すると、前述の個人情報DB41内の行動履歴を参照して、今回このスタジアムにアクセスするために利用した最寄駅を検出し、このスタジアムから最寄駅までのユーザの移動経路を推定する。そして、情報配信サーバ40は、配信情報DB43を参照して、スタジアム周辺、最寄駅周辺及び移動経路上の店舗や施設の広告情報を抽出し、移動通信端末10に送信する。
この広告情報には、そのユーザの移動範囲内の店舗や施設で利用できるクーポン券として使用可能な情報が示され、ユーザは、その移動通信端末10の画面上に表示された広告情報を、その店舗や施設で提示することにより、割引サービス等を利用することができる。
また、その各店舗や施設には読取装置30が設置されており、ユーザはその広告情報のクーポンを利用したとき等に、その読取装置30にICタグ20内のユーザIDを読み取らせてもよい。このとき、情報配信サーバ40は、この読取装置30により読み込まれたユーザID、読取装置ID及び現在時刻情報を前述の受信履歴に書き込んで管理する。このことにより、情報配信事業者は、その広告情報により販売促進実績を的確に判断できるとともに、そのユーザのニーズを捉えることができるので、今後の広告情報の配信に反映させることができる。
例えば、ユーザが試合の帰りに焼き鳥が評判の居酒屋Aに立ち寄って、その居酒屋AでICタグ20内のユーザIDを読み込ませた場合、情報配信サーバ40は、その後、そのユーザの移動通信端末10に対して、その居酒屋Aの広告情報とともに、焼き鳥が評判の他の居酒屋Bの広告情報を送信したりして、その顧客ターゲットを絞った効果的な販売促進活動を行うことができる。
なお、情報配信サーバ40は、前述の移動経路の推定の際に、個人情報DB41内に蓄積されている、前述の受信履歴及び/又はユーザの趣向(スポーツ、居酒屋、映画、・・・・)等も用いてもよい。
3.交通機関の帰りの時刻表情報
また、情報配信サーバ40は、帰途に着くユーザに対して、帰りの交通機関の時刻表データを配信情報として提供する。
情報配信サーバ40は、スタジアムの退場ゲートの読取装置30からユーザID、読取装置ID及び現在時刻情報を受信すると、そのユーザの受信履歴を参照して利用したスタジアムの最寄駅を特定し、その最寄駅の時刻表データを配信情報DB43から抽出して、移動通信端末10に配信する。
このように、ユーザは、スタジアムを出ると、電車等の帰りの交通機関の乗車時刻がわかるので、容易にその後のスケジュールをたてることができる。
(5)その他の情報配信動作
以上説明したようにユーザが1つのイベントを楽しんだ後にも、情報配信サーバ40は、これまでに収集した受信履歴等から、ユーザの嗜好に合致した広告情報を続けて配信する。
情報配信サーバ40は、今までユーザが訪れたイベント会場、駅、店舗又は施設、ならびに効果のあった広告情報等を、そのユーザのIDの受信履歴から特定することができ、さらにはその特定した場所や効果のあった広告情報から、ユーザのニーズを特定することができる。情報配信サーバ40は、この特定したニーズにあった広告情報をそのユーザの移動通信端末10に配信していく。
例えば、ユーザが、サッカーの試合を観戦し、そのスタジアムの読取装置30でユーザIDを読み取らせた履歴が個人情報DB41に蓄積されている場合、情報配信サーバ40は、サッカーやスポーツの内容のメールマガジンや広告情報を、そのユーザの移動通信端末10に配信する。
このように、ユーザがイベントに参加した後も、情報配信事業者、イベント主催者側及び広告主側は、ターゲットを絞った効果的な広告活動を続けて行うことができる。
また、ユーザは、イベント参加後に帰宅した後でも、自宅のPC等を用いて、移動通信端末10に配信された配信情報を閲覧することができる。
例えば、ユーザは、PCを用いて、情報配信事業者のWebサイトにアクセスし、そのサイト上で自分のユーザIDを入力してそのユーザ専用ページにログインして、その配信情報を閲覧することができる。
さらに、ユーザは、自身の個人情報登録に、配信情報の配信先として、移動通信端末10に加えて、自宅のPCを指定しておけば、その自宅のPCに電子メール等で配信情報が配信されることになる。
このように、ユーザは、移動通信端末10だけでなく、自宅等のPCからも配信情報を閲覧して楽しむことができる。
<実施形態のまとめ>
以上説明したように、本実施の形態によれば、情報配信サーバ40は、イベントに参加するユーザが望む情報を望むタイミングで配信するので、そのイベントに対する強い興味をユーザに持たせることができるとともに、ターゲットを絞って広告情報を配信することができ、効果的な販売促進活動を行うことが可能となる。
また、前述の実施の形態では、ユーザが参加するイベントとしてサッカーの試合を例にあげて説明したが、その他のイベントであっても当然適用可能である。例えば、野球、ラグビー等の他のスポーツの試合、映画、演劇、コンサート、博覧会、展覧会等の様々なイベントに適用することができる。
また、読取装置30が設置される場所についても、駅、空港、停車場、官公庁、役場、病院等の各施設、飲食店、小売店、イベントのチケットショップ、イベントのグッズショップ等の店舗、イベント会場等、様々な場所に設置可能である。
また、本実施の形態では、ICタグ20にユーザIDを記録していたが、ICカード、磁気記録媒体、光記録媒体等、その他の情報記録媒体に記録するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、読取装置30は、ICタグ20に記録されているユーザIDを読み取って情報配信サーバ40に送信していたが、その他、ユーザを特定できる情報であれば、送信するユーザ情報はユーザIDに限定されないものとする。
例えば、ICタグ20内には、ユーザの氏名、誕生日、住所等の個人情報が記録されており、読取装置30は、これらの個人情報の一部又は全部を組み合わせたものを読み取って、情報配信サーバ40に送信するようにしてもよい。
上記の移動通信端末10、ICタグ20、読取装置30、情報配信サーバ40、広告主端末50、イベント主催者側端末60又は登録端末70は、主にCPUとメモリにロードされたプログラムによって実現される。ただし、それ以外の任意のハードウェアおよびソフトウェアの組合せによってこの装置またはサーバを構成することも可能であり、その設計自由度の高さは当業者には容易に理解されるところである。
また、上記の移動通信端末10、ICタグ20、読取装置30、情報配信サーバ40、広告主端末50、イベント主催者側端末60又は登録端末70をソフトウェアモジュール群として構成する場合、このプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
なお、上記の実施例は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施例は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
本発明の一実施の形態における情報配信システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態におけるユーザ情報の登録動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施の形態における個人情報DBに管理されているデータ内容の一例を示す図である。 本発明の一実施形態において、ユーザがイベント会場に到着するまでの間の、情報配信システムによる情報の配信動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施の形態において、読取装置が駅周辺エリアの案内板と一体となって構成されている場合の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態における個人情報DBに登録される受信履歴の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態における読取装置DBに管理されているデータ内容の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態における配信情報DBに管理されているデータの一例を示す図である。
符号の説明
10 移動通信端末
20 ICタグ
30 読取装置
40 情報配信サーバ
41 個人情報DB
42 場所検索DB
43 配信情報DB
50 広告主端末
60 イベント主催者側端末
70 登録端末

Claims (7)

  1. 情報を配信する情報配信サーバと、該情報配信サーバから配信情報を受信し表示する移動通信端末と、該移動通信端末のユーザの情報が記録されている情報記録媒体と、イベント会場、店舗又は施設に設置され前記情報記録媒体の記録情報を読み取る読取装置とを有するシステムであって、
    前記読取装置は、前記情報記録媒体からユーザ情報を読み取り、該読み取ったユーザ情報を前記情報配信サーバに送信し、
    前記情報配信サーバは、前記読取装置から受信したユーザ情報に基づいて、前記移動通信端末に配信情報を配信することを特徴とする情報配信システム。
  2. 前記情報配信サーバは、ユーザが参加するイベントに関する情報、及び/又はユーザが訪れたイベント会場周辺の店舗/施設の広告情報を送信することを特徴とする請求項1記載の情報配信システム。
  3. 前記読取装置は、前記情報記録媒体から前記ユーザ情報として前記ユーザのIDを読み取って、該読み取ったユーザIDを前記情報配信サーバに送信し、
    前記情報配信サーバは、前記ユーザの属性を示す情報を蓄積しており、前記読取装置から前記ユーザIDを受信すると、自機内に蓄積されている配信情報から、前記ユーザの属性に関連した配信情報を抽出し、前記移動通信端末に配信情報を配信することを特徴とする請求項1または2記載の情報配信システム。
  4. 前記読取装置は、読み取った前記ユーザIDとともに、自装置を特定するための読取装置IDを前記情報配信サーバに送信し、
    前記情報配信サーバは、前記読取装置から前記ユーザID及び前記読取装置IDを受信すると、前記読取装置IDに基づいて前記読取装置の設置場所を特定し、自機内に蓄積されている配信情報から、前記ユーザの属性及び前記読取装置の設置場所に関連した配信情報を抽出し、前記移動通信端末に配信情報を配信することを特徴とする請求項3記載の情報配信システム。
  5. 前記読取装置は、ユーザが訪れるイベント会場周辺の施設又は店舗に設置されており、ユーザがこれから訪れるイベント会場を特定する情報が入力された場合、前記ユーザID及び前記読取装置IDとともに、前記イベント会場の特定情報を前記情報配信サーバに送信し、
    前記情報配信サーバは、今回受信した前記読取装置ID、前記イベント会場の特定情報、以前に受信した前記読取装置ID及び自機内に予め格納されているユーザの趣向のうちの少なくとも1つに基づいて、ユーザの移動経路を予測し、該予測移動経路上の店舗及び/又は施設の広告情報を前記移動通信端末に配信することを特徴とする請求項4記載の情報配信システム。
  6. 前記読取装置は、ユーザが訪れるイベント会場に設置されており、
    前記情報配信サーバは、前記イベント会場の読取装置より前記ユーザ情報を受信すると、前記イベントの状況及び/又は前記イベント会場の情報を、前記移動通信端末に配信することを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の情報配信システム。
  7. 前記情報配信サーバは、前記イベント会場の退場ゲートの読取装置から前記ユーザ情報を受信すると、前記イベント会場周辺の店舗及び/又は施設の広告情報を、前記移動通信端末に配信することを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の情報配信システム。
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